2020年8月11日火曜日

頑張れ「あきた発酵ツーリズム」


 夏バテ対策に甘酒を仕込んで飲んでいます。夏野菜のピクルスも簡単に漬けられます。発酵食品は美味しくて健康に良くて楽しくて…。秋田県が発酵食品に着目したのはさすがです。頑張れ「あきた発酵ツーリズム」。

 甘酒の旬は冬だと思っていたら、夏の季語だと教えてもらいました。江戸時代から庶民の夏バテ防止食品だったそうです。作り方が簡単だったので私も仕込んで飲んでいます。映画「リトルフォレスト」のライスサワーにも挑戦中です。注意点は飲み時を過ぎるとアルコール発酵すること。ピクルスは色彩と酸味で元気が出ます。畑でとった野菜をザクザク切るのも楽しい作業です。お酒はもちろん、ガッコも味噌も醤油も納豆も発酵食品で、こんなに発酵の食文化に恵まれた県、他にあるのかなあ…。先日のリモート会議で榎田竜路さん(仙北市総合戦略アドバイザー)が、「withコロナ時代ですから、免疫力を高めると言われる発酵食品はもっと人気が出ますよ。仙北市にはその素地がたくさんあるじゃないですか」とご指摘をいただきました。

 来年はJRグループが「東北デスティネーションキャンペーン」を行います。秋田の発酵文化、東北の発酵文化を全国区にする絶好の機会が到来します。さあ準備しましょう。

2020年8月9日日曜日

7年前の8月9日



 今日は明け方から被害確認で市内巡回。一部で倒木などありましたが、今のところ大事には至っていません。7年前の今朝も強い雨が降っていました。そして11時35分ごろ、田沢供養佛地区で土石流が発生し、6人の市民の皆さんが帰らぬ人となりました。

 7年前の今日、私は午前10時から角館交流センターで「仙北市追悼式・広域遺族地方大会」に出席していました。角館では青空がのぞく好天で、会場にいる皆さんは上桧木内や田沢の大雨をイメージできなかったと思います。もちろん市役所の各部は朝から雨対策で警戒を強めていました。体験したことのない局地的で非常に強い雨でした。秋田・岩手の両県で観測史上最大の降雨量を記録しています。気象庁が運用を開始した特別警報は、この豪雨を教訓としたお話しを後で聞きました。

 土石流災害は、建物被害17棟(住家全壊5棟、住家半壊1棟、非住家全壊10棟、非住家半壊1棟)、6人の皆さんが亡くなり、重軽傷者も2人いました。今朝、私は碑の前で6人の皆さんのご冥福をお祈りしました。そして大雨で悲しい災害がもう起こらないようお願いをしました。
 皆さん、気を抜かず大雨対策を行ってください。これから河川は増水します。危険な状態は続きます。

2020年8月8日土曜日

深夜からの大雨にご注意を


 大気がとても不安定な状況です。深夜から徐々に雨脚が強まり、9日(日)明け方から昼前までがピークになりそう。仙北市は先ほど20時に災害連絡室を立ち上げました。ご注意ください。

 現在は雷注意報が発令されています。この後、大雨警報が発令される可能性は「高」です。局地的に1時間に50m以上の非常に強い雨が降る見積もりもあります。土砂災害や河川の増水・氾濫に警戒が必要です。JR東日本では、秋田新幹線を秋田~盛岡間で9日の始発から運転を見合わせることを決めました。

 24時間降水量は100m~150m、ピークを過ぎても断続的に雨が降り続ける予測です。
※写真は日本気象協会の明日5時の雨雲予測。

いなか学校withワーケーションが開校


 仙北市わらび座で、県内初のいなか学校(工藤愛校長)withワーケーションが開校しました。期間は今日から10日までの3日間。シアターエデュケーションやドローン体験、ワークショップの他、ワーケーション環境も完備しています。

 新型コロナウイルス対策で短い夏休みになっています。そんな中で子どもと保護者が一緒に過ごせる時間はとても大切。今回は県内から定員(10名)を超える参加になりました。人気プログラムのシアターエデュケーションは、子ども達のコミュニケーション能力をきっと高めてくれると思います。さらに休日のない大人にとっては、Wi-Fi環境の整ったSemboku Complex(ワーケーションセンタ-)が頼れる存在です。開校式では、いなか学校が誕生した熊本県水俣市から高岡利治市長がリモート参加。エール交換で、私は「水俣市も仙北市もSDGs未来都市です。今回のいなか学校をご縁に交流をスタートさせましょう」とお話ししました。

 いなか学校wihtワーケーションで、楽しい夏の思い出づくりを応援できたら幸せです。

2020年8月7日金曜日

お墓を守って…


 仙北市遺族会連合会の総会に参加しました。終戦から75年、戦死された皆さんが命がけで守った国や故郷、大切な人たちを、今年は新型コロナウイルスから守る特別な夏になっています。

 私はあいさつで、「新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、できる限りお盆帰省を見合わせてくださいとお願いしています。ご遺族の皆さんのご家庭でも、帰省予定だった方がいると思います。全てを受け入れて、そして許してくれる場所だった故郷から、こんな話しが届いた時の落胆はどれほどだったか…。本当に申し訳ないと思います。今年は、帰省を断念する皆さんの思いも合わせ、お墓を守り、御霊に現状をお伝えください」。

 仙北市では、9月1日に戦没者追悼式を行います。皆さんのご参列をお待ちします。

2020年8月6日木曜日

電話で防災情報が確認できます


 仙北市は、大雨やクマの目撃情報など防災行政無線でお伝えしていますが、今日から聞き逃した方への新サービスを始めました。電話(家庭・携帯)で0180-991555におかけください。防災行政無線の放送内容がいつでも音声で確認できます。

 防災行政無線は、屋外スピーカーや戸別無線受信機で情報を伝達しています。また安心安全メール、市役所ホームページ、ツイッター、フェイスブックなどの活用も行っています。でも野外スピーカーの放送は、山に反響して聞き取りにくかったり、そもそも雨の日や冬は窓を閉じると屋内に放送の声が届きません。先日、ある市民の方から「聞き逃しダイヤルと言うサービスがある」との情報をいただきました。調べたらNTTグループのテレドームというシステムでした。何人が一緒に電話してもパンクする心配がありません。皆さんの安全対策にきっと役立つと思います。

 聞き取りにくい放送、聞き逃した放送など、0180-991555でご確認ください。
※ご利用には通話料がかかります。

2020年8月5日水曜日

きれいな海水浴場で田沢湖が全国6位


 週刊ダイヤモンド編集部は、環境省の2017~19年データ+独自分析で、「水がきれいな海水浴場ランキング2020」を発表。全国の海水浴場(湖等含む)で水質が最高位の「AA」を取得した450ヶ所中、田沢湖が6位になりました。

 水の汚れを示す化学的酸素要求量(COD、mg/リットル)が低い(=きれいな)順に評価付けをしたもの。湖水浴場でベストテン入りしたのは田沢湖だけです。評価はCODが2.000mg/リットル以下、大腸菌群数が2個/100ml未満、透明度が1m以上、油膜が認められない、の4つの基準をクリアしている「AA」のみで行ったことから、「ランキング上位の海水浴場は水質の良さではエリート中のエリートと考えていい」とのコメントを出しています。

※以下ベスト10の海水浴場(COD、mg/リットル)
1位 静岡県沼津市・井田(0.500未満)
2位 沖縄県宮古島市・前浜(0.500未満)
3位 静岡県沼津市・大瀬(0.500)
3位 静岡県沼津市・平沢(0.500)
5位 東京都八丈町・底土(0.533)
6位 秋田県仙北市・田沢湖(0.600)
6位 静岡県沼津市・御浜(0.600)
8位 東京都小笠原村・大村海岸(0.633)
9位 宮崎県日南市・栄松(0.667)
10位 東京都神津島村・前浜(0.700)

2020年8月4日火曜日

新聞紙のお皿でカレー


 朝から「桧木内地区災害避難訓練」。地区の皆さんにご協力をいただき、コロナ時代の避難所の在り方を探ったり、新聞紙で防災グッズを作ったり…。

 ひのき清流会(齋藤隆伸会長)、桧木内小学校・中学校の子ども達、学校関係者の皆さん、大曲仙北広域消防の皆さん、本当にありがとうございました。お陰様で伝達訓練や避難訓練、避難所開設、炊き出し、防災車輌体験などを行うことができました。また、コロナ時代の避難所設営の在り方が見えました。現状の避難所開設では幾つかのポイントがあります。このうち、3密を回避する十分なスペースの確保、避難者の健康管理の新たな視点などは市避難所運営マニュアルに盛り込み済みです。今回はパーティションの設置などで距離感を実際に体験することができました。


 新聞紙でスリッパを作ったり、ポリ袋と新聞紙でお皿を作ったり、そのお皿でカレーを食べたり…。子ども達にとっても忘れられない訓練になったと思います。

2020年8月3日月曜日

できる限りお盆帰省を見合わせて



 先ほど開催した、仙北市新型コロナウイルス感染症対策本部の決定方針です。県外からお盆帰省などを予定されている皆さまには、「できる限り帰省を見合わせて欲しい」ことをお願いすることにしました。

 新型コロナウイルスは、高齢者が感染した場合は重篤化傾向が高いとの指摘があり、仙北市のように高齢者比率が約43%と県内上位にある自治体としては、家庭内感染の防止が市民の生命を守る手段の一つになり得ると考えています。また、現状で感染者の多少はありますが、47都道府県全てで感染拡大の傾向にあり、保菌しているけれども無症状の皆さまが相当数いると推測されます。
 これらのことから、同対策本部としては首都圏や関西圏などに限らず、特にお盆期間中は「できる限り帰省を見合わせて欲しい」ことをお願いすることにしました。ふるさとを守る・家族を守る行動だと理解いただきたいと思います。市内のご家族からも、市対策本部の考えをお伝えいただきたいと思います。また様々な要因で帰省された方には、「家族との接触や共有時間の持ち方を工夫し、できるだけ短時間とするよう、出歩く際には混雑する場所には行かないなど県が発出している注意行動を遵守すること」など、事前にお伝えいただきたいと思います。

 仙北市民が市内外を問わず、日常的にお会いする方々ではない皆さまや地域、旅館やホテル、スーパーなどの往来では、改めて緊急事態宣言時に行っていた基本的な感染症対策を、さらに徹底して励行いただきたいと思います。感染拡大は当時よりも深刻です。ご協力をよろしくお願いします。
※上記は同対策本部での私の発言趣旨です。今週金曜日に項目で整理のうえ緊急広報第6号を発行し、市民の皆さまにお届けします。

2020年8月1日土曜日

角館昔語り~夏の章~


 今晩から角館昔語り~夏の章~が始まりました。かくのだて歴史案内人の皆さまが、角館の歴史や暮らしぶり、伝説など地域言葉を交えてお話しします。

 今日の語り部は田村雄幸さん。演目は「角のたてた町」、「たつこ姫伝説」、「八郎太郎物語」の3題。皆さま楽しんでいただけた様子です。終わった後、涼しい風が気持ちよい町歩きも趣深いかと…。なお昔語りは、新型コロナウイルスの感染対策など環境整備を行っての開催です。ご来場の皆さまにもご協力をお願いします。

 9月26日まで毎週土曜日の19時~19時30分の開催です。会場は田町武家屋敷「西宮家・母屋」。定員は20名で予約・料金は不要。皆さまお越しください。

2020年7月31日金曜日

希望者にPCR検査の提供を



 明日から8月です。今年はお盆帰省を断念する皆さんが多いと聞きます。「秋田は特に高齢県だから、仮に自分が無症状感染者だったら家族や地域にコロナを感染させてしまう」との心配です。

 ちょうど今朝、都内の民間病院が自由診療でPCR検査を始めた報道がありました。「無症状で濃厚接触者でもない人」が対象の検査なんだそうです。検査は1回3万5,200円、その他に診断書の発行に費用がかかります。それでも検査を申し込む皆さんが後を絶たないとか…。少し調べてみると、世田谷区では世田谷モデルを構築するため、既にプロジェクトを立ち上げていました。保坂展人区長は、「医療関係者や介護施設、保育士、教師などは社会的な検査として、定期的にPCR検査を受けてもらいたい。もちろん検査料も支援する。保健所の外側に大量の検査をスピーディーにやる仕組みを作りたい」と話しています。

 現状では、原則的には先ず帰国者・接触者相談センターに相談し、あわせて保健所の調整で専門の帰国者・接触者外来を受診、そしてPCR検査を行う流れです。希望者が検査を受ける体制づくりは、人員や環境整備など多くの課題があると聞ききます。でも例えば米国ニューヨーク市では、「市民が無料で検査を受けられる」仕組みを整えたことで、感染者拡大の封じ込めに成功したと言われています。国内でも抗原検査キットの承認など法の整備が進んでいますが、私は希望者にPCR検査を提供する取組みが必要だと思っています。
※写真は検査作業のイメージです。

角館町割400年を歩く


 角館は、元和6年(1620年)に城主芦名義勝によって 町割されました。芦名氏は、この新天地で政治経済等の礎を築きますが、角館三代千鶴丸が夭折し、その理想を完成させることなく終焉を迎えます。

 その後、明暦2年(1656年)から佐竹北家が所預として角館に入り、幕末までこの地を治めました。佐竹北家は藩主佐竹宗家の分家で、一門中でも御苗字衆という由緒ある家柄です。 その角館北家200年の歴史の中で、今日の角館を形成する学問や文化、産業などが誕生し、多くの優れた人材が藩政の一翼を担ってきました。

 今年2020年は、町造りが始まり400年の節目にあたります。これを記念し、伝承館・美術館・文学館がそれぞれテーマを設け、江戸期角館の資料や作品を展示します。この機会に3館を巡り歩き、角館の歴史や文化、芸術に触れる知の旅をお楽しみください。

2020年7月30日木曜日

タザワコサウナ・オープン!


 8月1日、田沢湖畔に曇坂珈琲(八嶋誠代表)のタザワコサウナがオープン。人気のテントサウナで、フィンランド式湖畔サウナが満喫できます。北欧風焙煎コーヒーのサウナブレンドにもご期待ください。

 場所は田沢湖畔白浜のおまつり広場。サウナ・スパプロフェッショナル資格を持つ八嶋代表が常駐し、至福のサウナ&コーヒー体験をアテンドします。1日3枠限定サービスとのこと。昨年度の若者チャレンジ応援プロジェクトで認められた企画ですが、八嶋代表はタザワコサウナを皮切りに、この後も様々な活動に取組むそうです。予約受付・詳細についてはタザワコサウナ公式WEBサイト http://tazawakosauna.com で。

 今日の県内ニュースで、八嶋さんや同チャレンジプロが大きく取り上げられていました。県内各地で新たな息吹を感じます。頑張れ~!。
※写真はタザワコサウナ公式WEBサイトなどから。

2020年7月29日水曜日

就職や進学に新型コロナの影響



 仙北市職員採用試験(高校卒業程度・一般行政)の募集要項は、7月22日から市のホームページで公開しています。ご覧ください。ところで地元高校や保護者の皆さんから、新型コロナが就職や進学に影響しているお話しを聞きました。

 ここ数年は地元企業への就職志向が高まり、また公務員志望者も例年多いので、全てがコロナの影響とは言えないかも…。ただ首都圏など大都市部への動きが鈍く、コロナが影響していることを感じるそうです。特に保護者からは、できれば感染者が少ない地方で生活して欲しいと、そんな率直な声もあります。

 進学も、地方大学に着目する生徒が増加傾向にあるそうです。子ども達の将来設計に、新型コロナの影響が出ています。地元企業の皆さんは厳しい情勢の中ですが、人材確保で積極的な見直しをお願いしたいと思います。

2020年7月28日火曜日

大雨に気をつけて②



 お隣の大仙市では、一部に避難勧告や避難指示が出ています。またJR東日本秋田支社は、秋田新幹線の秋田~盛岡駅間で夕方頃まで列車の運転を見合わせることを発表。秋田内陸縦貫鉄道は通常運行しています。

 大仙市は福部内川の氾濫で原野などが冠水したとのこと。家屋等への浸水被害情報はありません。仙北市内で新たな被害情報はありません。なお、仙北市内で通行止めとなっていた国道341号は、10時30分に通行止めが解除されました。

 皆さん、十分に気をつけてください。
※写真は日本気象協会の雨雲レーダー

大雨に気をつけて①


 昨晩からの雨で、2時03分に土砂災害警戒情報が発令されました。2時30分、仙北市は災害連絡室を開設。警戒レベルは4です。現在、国道46号の熊堂地内で歩道の路肩崩れの対応中。また国道341号は玉川地内で一部通行止めです。

 各地で河川の増水があります。近づかないでください。国道341号玉川地内の一部通行止めは、災害を心配しての対応で、場所は戸瀬~鹿角市境間です。数時間の通行止めになりそうです。警戒レベル4は、「崖の近くや谷の出口など土砂災害警戒区域等にお住まいの方は、発令される避難勧告などの情報に留意し、少しでも安全な場所への速やかな避難を心がけてください」の対応です。

 皆さん、十分に気をつけてください。
※写真は西長野熊堂地内の歩道

2020年7月25日土曜日

グルテンフリー食品


 今日、総務大臣政務官の進藤金日子・参議院議員のお話し。「日本の農業は輸出産業になり得る。例えば世界のグルテンフリー市場は拡大を続け、グルテンを含まない米粉などの需要は高まるばかりだ」と。そこで近所のスーパーでグルテンフリー食品を…。

 秋田県土地改良事業団の勉強会で。進藤政務官は、「アメリカや欧州を中心に、世界のグルテンフリー市場は拡大中だ。この市場は、麦類に含まれるグルテンアレルギー、セリアック病、グルテン過敏症、ダイエット等に対するニーズでできている。米は成分にグルテンを含んでいないため、近年、米粉やその米粉を利用した食品の製造熱が高まっている。世界で需要がある」と話しました。

 今春から稼働している仙北市総合給食センターは、アレルギー対応の給食提供が自慢の一つ。私の周りにもアレルギーを心配する家族が複数います。近所のスーパーでグルテンフリー食品をリサーチしましたが、品揃えが足りているのか心配です。

2020年7月24日金曜日

夏野菜でピクルス


 畑の夏野菜でピクルスをつくりました。材料はキュウリ、トマト、ニンジン、新ショウガ(お店で購入)。大好きならっきょ酢に、赤唐辛子を少量混ぜて漬け込むだけ。

 お仕事前の朝作業でピクルスづくり、これはかなり贅沢です。以前、旧田沢湖町の職員が、秋田駒ヶ岳に登山してから出勤する話しを思い出したくらいで…。作り方はいたって簡単。お気に入りのガラス瓶を煮沸消毒している間、畑に行って夏野菜を収穫し、お台所でザックザックと切り、ヤケドしない程度に冷めたガラス瓶に放り込みます。ついでに梅シロップも仕込みました。

 早く食べたいなあ。

2020年7月23日木曜日

出前まちづくり懇談会


 今日午前は、コミュニティ団体「青心会」(大石清四郎代表)のご要望で、出前まちづくり懇談会を開催しました。いただいたテーマが農業と観光だったので、市からは大山総務部長のほか、八柳農林部長、細川観光商工部長なども出席しました。

 私からは、コロナ対策の現状や観光の落ち込みの影響、検討中の再生の道筋、ライフラインとしての市農業のあるべき姿、堆肥センターの堆肥の無料利用、また防災行政無線の難聴対策で聞き逃しフリーダイヤルの導入、道の駅の考え方…などお話ししました。参加の皆さまからは、農業と水の重要性、米一辺倒農業からの脱却法、JAとの連携、直売所の設置と所得対策、市道や農道の整備、水路の衛生管理など、多くの課題をお聞きできました。ありがとうございました。さっそく来週月曜日の部長等幹部会議で、課題の共有と改善策の検討に入ります。

 出前まちづくり懇談会は、皆さまのご要望にお応えし、こちらからお近くにお伺いして意見交換を行う会です。詳しくは市総務課までお問い合せください。

2020年7月22日水曜日

まずは農業分野からデイワーク




 Kamakura Industries株式会社(カマクラ・インダストリーズ:鎌倉市)の原雄二代表とリモート会議。原さんは、JAあきた白神が導入した農業求人アプリの開発者です。私は仙北市の人手不足を改善するために、原さんのご協力をお願いしました。

 原さんは、農業や地方に熱い思いを持ち、そしてアイディアにあふれた方です。アプリ・daywork(デイワーク)の開発で、スマートフォンを使い1日単位の農作業アルバイトを可能にしました。そこでJAあきた白神での運用などに続き、仙北市もアプリで農業デイワークに参加することにしました(後ほど市農林部などからお知らせします)。また私は、このシステムをベースに「農業以外の業態にもマッチングできるアプリの拡大開発」をお願いしました。原さんには、しっかり受け止めていただきました。

 昨年7月に立ち上げた「仙北市雇用確保対策連絡協議会」で、委員の皆さんから提案のあった〝求人と求職の双方の情報共有システム〟が、まずは農業分野から実現します。
※写真右上は、乳頭温泉郷の湯宿社員と農業法人が連係した田植え作業(5月25日)。左上は今日のリモート会議。右下は昨年の雇用確保協議会。

2020年7月21日火曜日

素晴らしい自動運転サービス


 上小阿仁村の自動運転サービスを体験しました。平成29年度から国と連携し、高齢者の足として社会実装が続きます。車両はヤマハ製、定員は最大7人、運営はNPO法人・上小阿仁村移送サービス協会。これは素晴らしい取組みです。

 車両は公道に埋め込まれた電磁誘導線を感知し、道の駅かみこあにを拠点に公共施設や停留所をなぞって中心部を走ります。運賃は200円で、最近はヘビーユーザーも増えているそうです。こんなサービスがあったら確かに便利です。速度が時速12キロ程度、レベル4の走行区間もありますが、全路線でドライバーーバーが同乗し、危険回避を行うので不安はありません。

 住宅をぬいながら小路を走ったり、田んぼの一本道を走ったり、まるで遊園地のアトラクションみたいです。それに下校の子ども達が手を振ってくれて、楽しかった。
 ご説明いただいたNPO法人の荻野芳紀代表、国土交通省能代河川国道事務所の高橋秀典所長、日本工営(株)の藤高勝己部長、ほか多くの皆さま本当にありがとうございました。

好きは才能に気づくサイン



 小さい頃、絵や歌が好きでした。絵は校内コンクールで賞をもらいました。歌は音楽の時間に先生に褒められました。「好き=才能」とは言えませんが、好きは自分が元気になれる、才能に気づくサインだと思います。

 そんな好きなこと、いま子ども達はできているでしょうか。特に半年前から、子ども達は我慢の毎日になっていないでしょうか。もし好きが才能を知るサインだったら、何が好きなのか知ることができない毎日だったら、根っこから元気になれないし、秘めた才能が埋もれてしまうかも知れません。これは本人にとっても家族にとっても、人類にとっても大きな損失です。

 現状が、子ども達の日常を応援する社会でしょうか。周囲に子ども達の笑顔があふれているでしょうか。毎日、新型コロナの経済対策を議論する中で、もっと子ども達が笑顔になれる政策が必要だと感じています。さて、皆さんも好きなこと思い出しましたか?…。

2020年7月20日月曜日

大きな方向転換



 今朝の市幹部会議で、新総合計画・総合戦略の策定方針を示しました。目指す姿「小さな国際文化都市」の看板をいったん下ろし、市民の生命と財産を守るコロナ対策を最優先すること、量から質への転換で、新たな価値創造を進めるべきだと…。

 以下は、会議での私の発言趣旨です。
 「新型コロナの世界的感染や防止対策で、これまでの常識や価値感が一変した。この状況下で〝小さな国際文化都市〟を目指すことは困難だ。いったんこの看板は下ろさせていただきたい。コロナ終息に向け、先ずは市民の生命と財産を守る行政として、本質的な役割を果たすことに重点を移す。例えば観光事業などは、観光客入込み数の増加を成果とした従来価値から、満足度だったり幸福度だったり、量より質の時代に転換したことが市民に伝わるよう、新たな評価指数や独自の目標設定をお願いする。SDGsは、今後のコロナ対策5ヶ年計画以降も、2030年までは全ての人類の共通目標だ。今回策定する後期計画や総合戦略は、スタート地点からSDGsの基本理念(誰一人とり残さない)を念頭に作業を進めて欲しい。仮にウイルスの再燃で、世界中の食糧・日用品・エネルギーが日本に届かない事態になっても、仙北市は市民を守れるよう、行政の取組みを今回の後期計画・総合戦略に具体に落とし込んで欲しい。食糧自給と地産地消・県民・国民を対象にした観光素材の磨き上げ、高齢者や障がい者、子ども達に優しいまちづくり、キャッシュレス・タッチレス、リモートワークとリモート学習、小・中学校の職業学習、持続可能な市民病院・診療所経営など、多くの分野で挑戦が必要だ。これまでの常識や尺度を心から外して考えて欲しい。何より過疎の優位性・安全性を強く意識して作業にあたって欲しい。情報技術や社会資本の整備には率先して取組んで欲しい。それらは移住定住対策の新たな力になる。市民に新たな価値感を提供できる計画の策定にご協力をお願いする」。


 今月中に第1回仙北市総合政策審議会を開催し、実質議論をスタートさせたいと考えています。また、議会の皆さま、市民の皆さまなどからご意見をいただき、今年度中の新計画策定を目指します。

2020年7月18日土曜日

たつこ墓前祭



 たざわ湖龍神まつりは中止ですが、今日は〝たつこ墓前祭〟が行われました。伝説の美女で田沢湖の主…。彼女の墓標は、仙北市田沢湖院内の林間でひっそり時を刻みます。

 龍神まつりは今年50回記念祭となるはずでした。毎年の龍神まつりは、院内辰子を守る会の皆さんが中心になって、この墓前からスタートします。お話しを聞くと、手前の小さな墓標がたつこ、その隣はたつこが生まれた三之丞家累代の墓石なんだそうです。「たつこの父さんが、龍に化身したたつこを不びんに思い、累代の墓の隣に墓標を建てた」と伝えられています。

 でも、ここにたつこはいません。たつこは龍になって田沢湖の湖底に眠っています。

2020年7月17日金曜日

感染対策こそ再生アクセル



 これまで私は、「コロナの経済再生と感染防止はアクセルとブレーキの関係」と発言していました。この認識は間違いでした。感染対策こそ経済再生のアクセルです。

 国のGoToキャンペーンは、東京都を目的地とする旅行や、都内居住者の旅行を対象から除外することで、22日から実施することが正式に決定しました。昨日の報道では、東京都以外の周辺県、大阪府と周辺県も動向を注視するとのお話しがありました。当初8月のスタートだった同キャンペーンを前倒しする政府判断は、それだけ日本経済が危ういことを示しています。

 心配です。感染対策の強化は、回り道のように見えて実は真っ直ぐ経済再生に進む道筋です。今のGoToキャンペーンは、土台が出来ていないのに家を建てているような感覚に似ています。

「幸せの秘訣」



 仙北市商工会(堺研太郎会長)が、今年度の新入社員歓迎激励会を開催してくれました。私はごあいさつで、私が思う「幸せの秘訣」をお話ししました。

 「皆さん、地元就職おめでとうございます。そして本当にありがとうございます。~皆さんは誰もが幸せな人生を望んでいるはずです。どうやったら幸せになれるか…、もちろん幸せになる努力は必要ですが、運もあるでしょうが、私は周囲の皆さんを幸せにする生き方が大事だと思っています。自分だけ幸せになれるものではありません。周囲の皆さんが幸せになって、初めて自分も幸せを感じることができると。皆さんにはそんな人生を歩んで欲しいと思います~」。

 コロナ禍で思うように行きません。心もギスギスしがちです。でも周囲を労ることで、きっと幸せを感じることができるはず。毎日を大切に…。

2020年7月15日水曜日

新ビジョンを探る会~農業編~



 今日の午前、若手農業者の皆さんと、「仙北市の新ビジョンを探る会」を開催。ポストコロナ・ウィズコロナ時代の仙北市農業をお話いただきました。

 世界的なコロナ禍で、多くの国民は地域農業がライフラインだと気づきました。食糧の地産地消、農地のフル活用、担い手確保…、仙北市は水と土と人に恵まれていますから、可能性は必ず拓けます。参加の皆さんからもそんな気概を感じました。ただし現状は相当に厳しく、例えば「高値だった頃に仔牛を導入し、肥育して半額程度で売っている。間に合わない」、「ネギを生産している。全量が契約出荷で今は余り影響を感じない。農業資材の動向が問題だ」、「近年は地域の高齢農家から米づくりを頼まれる。全く人手が不足している」、「結婚式や各種イベントがなくなりダリア需要は激減。家庭内での消費にも限界」など、少しの時間でも様々な苦悩を共有することができました。その改善策を伺うと、「支え合う仲間づくり」、「農家単独の取組みではなく、例えばスキヤキなど市の自慢素材のセット化」、「市の補助制度の見直し」、「良質な市堆肥センターの堆肥の活用」、「早期の高収益農業の実践」、「各地区の土壌分析の実施と適地適作」など、たくさんの提案がありました。

 午後には、堆肥の活用などで農林部の検討が始まりました。さらにご意見をいただき、総合計画や総合戦略に描き込む作業を続けます。皆さんありがとうございました。

2020年7月14日火曜日

Go To キャンペーンのこと



 首都圏等でコロナ感染者が増加する中、仙北市内の皆さんから「国のGo To キャンペーンは本当に大丈夫か」と心配の声が届いています。

 昨日は管官房長官が、「旅行者には3密回避にご協力をいただきながら、予定通りにキャンペーンを実施する」と記者会見しました。同キャンペーンは、①Go To Travel キャンペーン(旅行代金等を補助)、②Go To Eatキャンペーン(飲食代金等を補助)、③Go To Eventキャンペーン(イベント代金等を補助)、④Go To 商店街 キャンペーン(商店街支援等)の4本柱で、旅行代金の最大5割(上限は1人1泊あたり2万円/日帰り旅行は1万円)が国から補助されるもの。総事業費は1兆6,794億円。7月22日から旅行代金の先行割引を段階的に開始し、7月27日以降は、旅行業者・予約サイトなどで準備が整った事業者から、割引価格で旅行プランの販売が始まります。またJR東日本は7月下旬から、新幹線の運賃と特急料金の半額サービス「お先にトクだ値スペシャル(乗車券付き)」を発売するなど、国内旅行へのテコ入れが続きます。一方で、ここ数日の首都圏等の感染状況で、今は旅行に出たくないと思っている皆さんが70%を超えるとのデータもあります。

 仙北市内の観光関係者は、「Go To キャンペーンはありがたい支援策。しかし首都圏等の感染対策を先ず何とかして欲しい」と話しています。市の感染対策や医療拡充には限界もあり、このタイミングでのキャンペーン実施は不安です。経済再生には何より感染対策の徹底こそが有効だと思うのですが…。

2020年7月13日月曜日

クマに気を付けて!



 今日午前、続けて2件のクマ被害を入電。1件は秋田駒ヶ岳の8合目付近登山道でクマの襲撃に遭い、2人の男性が大ケガを負った模様。もう1件は秋田内陸縦貫鉄道の列車とクマの接触事故です。

 ケガ人は秋田市と仙北市の男性で、いま救急車とドクターヘリで救助・搬送が行われている模様。列車接触事故については、西木町長戸呂駅と八津駅の間で発生との一報。ケガ人などの情報はありません。
 7月8日、秋田県はツキノワグマ出没注意報を全県域に出しました(期間は8月31日まで)。6月の目撃件数が198件で、過去10年の平均157件に比べ大きく増加していること、これからクマがエサを求めて広範囲に移動する時期になること、住宅地周辺での目撃が増えていることなどが要因とのこと。


 皆さん、くれぐれもご注意ください。

2020年7月11日土曜日

あきた・いなか学校が開校!


 8月8日から10日の3日間、「あきた・いなか学校withワーケーション」が開校します。会場はあきた芸術村、主催は一般社団法人ハートリレープロジェクト。県内在住のご家族を対象とした短期サマースクールで充実の内容です。

 そのメニューは、シアターエデュケーションなどコミュニケーション研修、自己表現学習、熊本とリモートワークショップ(料理実習)、抱返り渓谷ミニトレッキング、農業体験や薪割り、特区ドローン操縦、VR体験などなど。かなり個性的で刺激的です。ワーケーションはわらび座内のSemboku Complexでサポートします。私はハートリレープロジェクト・わらび座・創生する未来・東北ITbookとのリモート企画会議で、「県内初開校のいなか学校を市内で開校してもらって光栄。ワーケーション(休暇優先の仕事流儀)がプラスされていて、大人も参加しやすい。家族の思い出づくりの場になる」と期待の思いをお伝えしました。

 今回は感染拡大の防止と3密を避けての開催で、県内在住の10人の子どもとその家族に限定して募集とのこと。参加費は昼食付きで子ども1人あたり1日3,000円。宿泊や交通などはご相談ください。詳しくはわらび座の山内晶代さんまで(電話0187-44-3332)。
※仙北市はあきた・いなか学校を応援しています。
※写真はイメージです。

2020年7月10日金曜日

産業祭中止で新たなスタート



 今年度の仙北市産業祭は、コロナの感染防止対策を完全に行うことが困難との判断で、昨日の実行委員会で中止が決定しました。残念です。一方で産業祭のマンネリ化や開催意義について多くの意見をいただき…。

 先ず来年度の産業祭(仮称)の在り方を、今から調査研究することにしました。実はほぼ同じ時期に全県で産業祭が開催されてきたので、実行委員会は他の産業祭を見たことがありません。今年は多くの自治体の産業祭が中止となりそうですが、それでも各地の小規模な収穫祭など見て歩くことにしました。また仙北市の産業祭は農産物などの出展数が減少していること、他団体の類似する行事の現状、商工会や観光協会、JAや森林組合、共済組合など連係の在り方、会場や祭典企画のマンネリ化、スタッフの確保対策、そもそも産業祭の意義などに多くの意見がありました。私は「仙北市は全県一番の観光の町だが、それは農村部や農林業の活力と一体で持続可能になる。市民が集い、農林業の出来秋を共に祝いあい、子どもや若い来場者が仙北市に魅力を見出し、それが後継者の掘り起こしに繋がるような、そんな年に一度の祭典は必要だと思う」とお話ししました。また、数年前、文化祭との合同開催を検討したときは、文化祭は各地で開催するとの方針決定でしたが、再検討が必要ではないかとお話ししました。

 私は、来年度の産業祭(仮称)をどんなカタチで開催するか、今年度の産業祭の中止で新たなスタートをきった思いです。皆さまからのご意見もお待ちします。

※参考資料
最近の産業祭への農産物等出展数

  区分/年度         H27  H29   R1
〇水稲・豆類・雑穀等     22     21    25
〇栗・シイタケ・花き等      24      27     28
〇野菜・イモ類等          322    242   185
〇加工品・漬け物          11     10       4
〇葉たばこ                   14      14     13
〇工芸品・手芸品            26      27     16
     合計        419   341   271

2020年7月9日木曜日

笑う門には福来たる



 午後一番で、大館市の福原じゅんじ市長(右)が仙北市を訪ねてくれました。写真は笑ってお迎えした私・門脇と福原市長のツーショット。これは…「笑う門には福来たる」です。

 5月に仙北市で開催予定だった「地域おこし人サミット2020」(主催:未来を創る財団)を延期した際、同財団のご厚意で福原市長とリモート会議に参加しました。新型コロナウイルスが壊したもの、産み出すかも知れないもの、観光業や農林業の大転換など…、たくさんの意見がありました。この模様は現在も https://youtu.be/9Gl-4U8MluUでみることができます。
 今日も福原市長と一緒に、コロナ時代の広域観光について思いを巡らせてみました。これまで 函館市・大館市・仙北市(仙北市は角館の館で3D)の3D広域連携もその1つ。今回の顔合わせで、協働の観光政策がスタートしそうです。

 福原市長、いつも本当にありがとうございます。

2020年7月8日水曜日

市産アケビなど原料の化粧品発売



 (株)坂本バイオ(秋田市雄和)は、仙北市産アケビなどを原料とした基礎化粧品「ガノ・フェースケアジェル」を、明日7月9日から発売します。

 これまで仙北市産のアケビは、アケビ油(食用)やサプリメントに活用されてきましたが、一般用の化粧品としては初めての商品化です。特徴は、県内産の天然素材を原料に開発されたこと。鹿角霊芝、爛漫酒粕、ジュンサイエキス、リンゴ、モモ、ナシ、キイチゴ、イチジク、そして仙北市産アケビなどから美容成分を抽出しています。化粧水・乳液・美容液・化粧下地を兼ね備えたオールインワンタイプで、その使い心地は「成分たっぷりの化粧水で潤わせてから、保湿クリームを付けた感覚(私にはさっぱり分かりません)なんだそうです。

 販売先などは同社にお問合せください。
・フリーダイヤル0120-38-6904
・mail
order@sakamotobio.com

TOYOTAのウーブン・シティ構想は…



 今日の午前、公益社団法人・経済同友会(東京都千代田区)の皆さまとリモート会議。テーマは「新型コロナウイルスの影響と今後の地方創生」です。私は民間企業との協働で…。

 先ず価値感が一変したコロナ禍で、今後のまちづくりには過疎の優位性が明らかになることをお伝えしました。リモートワークが加速すれば、安全性や居住性、生活物価などで優れた地方に移住も十分あり得ると…。また市の総合計画等の見直しでは、例えば観光指標も年間の入込み客数などではない、満足度など新たな尺度で計画の見直しを行いたいと話しました。さらに企業との協働では、「新商品やサービスの開発は、受け手・消費者と初期段階からの協働が望ましい。例えばTOYATAのウーブン・シティ構想などは、自社保有の土地で未来都市を実現する挑戦で、これは素晴らしい取組みだが、地方のステージで自治体と連係した方が意義は深かった。実サービスを提供するために、住民や行政とどんな摩擦が起こって、意見集約作業に手間取るとか、法的に何を改正しなければいけないかとか、そんな現実を洗い出すことこそが重要だった」と勝手な感想も言わせてもらって…。

 さて、リモート会議が増えています。そんなわけで、庁舎にリモート会議室を開設する準備を進めています。

2020年7月7日火曜日

織姫さまと彦星さまへ



 織姫さま、彦星さま、天の川では新型コロナの感染はありませんか。地上ではコロナ対策や豪雨災害など、悲しいことがたくさん起きています。

 人と人が出逢うことで命も文化も誕生します。でも新型コロナウイルスは人と逢わないことが有効策です。一刻も早くウイルスとの闘いに終止符を打ち、安心して出逢いが叶う世の中になるよう皆さまと努力します。さらに大雨です。九州では豪雨で多くの皆さまが命を落とし、その被害は甚大です。心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。仙北市は、日頃からお世話になっている九州各地に、お邪魔にならないよう「ご要望など」を照会中です。私たちでも何かできることがあると思います。

 これ以上悲しいことが起こらないよう短冊にお願いします。そして織姫さまと彦星さまが、一年ぶりの再会を果たせるようお祈りします。織姫さまと彦星さまも、天空から私たちの幸せをお導きください。(2020.7.7 門脇光浩)

2020年7月5日日曜日

元気になれる道祖神の原画展



 昨日から、悪疫退散!『村を守る不思議な神様・あきた人形道祖神めぐり』の小さな原画展を開催中。素晴らしい色彩に圧倒されます。元気になれます。

 原画は秋田人形道祖神プロジェクト発行『村を守る不思議な神様』(著者:小松和彦さん、絵:宮原葉月さん)の1巻・2巻から。お二人とも仙北市には何度も足を運んでくれる方々で、そして魅力的です。人形道祖神は地域によっては呼び方が違います。例えばカシマサマ(鹿島様)、ジョウキサマ(鍾馗様)、オニオウサマ(仁王様)、ニンギョウサマ(人形様)…。その地域内に疫病や悪疫が入ることを防ぐ、今だったらガードマンみたいな神さまです。秋田県内では130箇所以上の集落で確認されていて、その数は全国で1番なんだそうです。

 会期は8月23日まで、会場は田沢湖図書館。「道祖神を語る会」も同会場で小松さん・宮原さんをお迎えし7月15日に開催。入場無料です。ぜひお越しください。
【秋田人形道祖神プロジェクト】2018年3月から活動が始まる。郷土史研究家の小松和彦さんとイラストレーターの宮原葉月さんが、秋田県内の人形道祖神を訪ね歩き本にまとめて出版。仙北市内では西木町桧木内地区のワラニンギョウなどを取材。

2020年7月4日土曜日

たざわ湖スキー場がスノーリゾートに!


 国が進める「世界に誇れるスノーリゾート形成事業」で、たざわ湖スキー場が全国18ヶ所の1つに選定されました。アフタースキーやゲレンデの通年活用、受入れ環境の改善、情報発信など、国の支援を受けた整備が始まります。

 昨年度、DMO候補法人・田沢湖角館観光協会の部会活動で、「夏場のスキー場活用」の提言があり、これを実現するため観光庁事業に応募していました。事業内容は、グリーンシーズンのコンテンツづくり、廃スキー場の再活用、ツリーランコース整備、ツアー造成とOTA販売、楽しい夜時間のコンテンツづくり、スキー場の施設整備など。国の支援を受けて、たざわ湖スキー場はますますパワーアップします。

 なお、選定のスキー場は下記の通り。
①札幌(北海道)②キロロ(北海道)③大雪(北海道)④たざわ湖(秋田県)⑤安比・八幡平(岩手県)⑥夏油高原(岩手県)⑦蔵王(山形県)⑧会津磐梯(福島県)⑨塩原(栃木県)⑩妙高(新潟県県)⑪湯沢(新潟県)⑫白馬(長野県)⑬志賀高原(長野県)⑭野沢温泉(長野県)⑮斑尾高原(長野県)⑯郡上(岐阜県)⑰米原(滋賀県)⑱神鍋(兵庫県)

ドライスイカが美味い!


 ただの干からびたスイカではありません。能代市にあるナッツ・ドライフルーツ専門店「木能実」製のドライスイカです。美味しくてビックリします!。

 先週、能代市のオオヤマファームを訪ねたとき、大山まさとさんに紹介をいただきました。だいぶ有名なお店ですからご存じの皆さんも多いかと…。大豆や枝豆、柿、イチゴなどを買って帰りましたが、私の一押しはスイカです。甘さが凝縮していて、種も皮も食べられて本当に美味しい!。

 ドライフルーツの可能性を感じます。

御法川副大臣と意見交換会


 仙北市内で、御法川信英・国土交通副大臣と観光・交通関係者等の意見交換会。星雪館(農家民宿)、湖畔の杜レストランORAE、観光案内所フォレイク、武家屋敷通り、いしばし民芸、グランデールガーデン…、たくさんのご意見をありがとうございました。

 グリーンツーリズムのトップランナー、星雪館(西木町)の門脇富士美さんは手づくり紙芝居で農家民宿の取組みを紹介。「現状で教育旅行などお客さまをお迎えすることに不安を感じている」、また、お客さまの姿が消えた角館武家屋敷通りいしばし民芸の石橋正則さんは、「多くの店舗が営業困難な現状だ。国の誘客対策や経済支援に期待感が大きい」と話していました。グランデールガーデンでの意見交換会には、川原誠・秋田県副知事、老松博行・大仙市長、黒沢龍己・仙北市議会議長市、齋藤善一・秋田県観光連盟会長、佐藤和志・田沢湖角館観光協会会長、安藤大輔・同副会長、東海林・文和・AKITAたざわ湖スノーリゾート推進協議会会長、鈴木直樹・大仙市観光物産協会代表理事、吉田裕幸・秋田内陸縦貫鉄道(株)社長、青山忠雄・秋田県ハイヤー協会理事、それに吉田耕一郎・東北運輸局長、村田茂樹・観光庁観光地域振興部長などが出席。

 私は、「この4月~5月だけで、仙北市内の消費活動で約83億円が消えた計算がある。この後の感染拡大で対応も全く変わる。どんな状況になっても即時の対策が講じられる工程表の作成に着手した」と報告しました。御法川副大臣は、「観光業界に限らず農業分野などでも変化が起こる。政府として細やかな支援に努めたい」と話していました。

2020年7月2日木曜日

乳頭温泉郷の女将さんが勢揃いで…


 仙北市の乳頭温泉組合(竹内貴祐組合長)から、株式会社バスクリン製の入浴剤〝日本の名湯・乳頭〟をいただきました。その寄贈式に湯宿7人の女将さんが勢揃いで…。

 〝日本の名湯・乳頭〟は、バスクリンと乳頭温泉郷(鶴の湯、妙乃湯、黒湯、蟹場、孫六、大釜、休暇村)の共同企画で開発した入浴剤です。発売から今日まで20年にわたって超ヒット商品だと聞きます。以降も関係は深化し、平成21年から温泉郷内に湯めぐり号(巡回バス)の運行、平成25年度にはバスクリンの古賀和則社長(現在は相談役)に仙北市観光大使を任命し…、田沢湖マラソンやモーグルW杯でも強力なご支援をいただいています。昨年3月にはバスクリンと仙北市で包括連係協定を締結し、市民の健康増進や温泉活用事業に着手しました。今回の入浴剤寄贈は、乳頭温泉組合がコロナ対策で休業中(現在は全施設が営業再開)、家庭でも乳頭温泉を楽しんで欲しいとバスクリンに相談したことが始まりでした。

 乳頭温泉組合から2,000包の入浴剤をいただいた市は、その活用手法について仙北市社会福祉協議会(能美忠堯会長)と相談。自由に温泉を訪ねることが困難な高齢市民などに配布し、自宅で乳頭温泉を楽しんでもらうことにしました。皆さんありがとうございました。

2020年6月28日日曜日

クミンを育てた大山まさとさん


 オオヤマファーム(能代市)の大山まさとさんを訪ねました。インテリアコーディネーターから転身し、オーガニックな野菜栽培に取組んで8年。県内では不可能と言われたクミンの収穫に成功して…。秋田カレープロジェクトが動き出します。

 秋田カレープロジェクトは、秋田産のスパイス100パーセントでカレーをつくろうと言うもの。スパイスは漢方薬として使用されている植物が多く、集大成のカレーは究極の健康食です。ショウガ、唐辛子、山椒など、周辺には多数のスパイスが存在します。しかしスパイスカレーの3原則は、ターメリック(ウコン)、コリアンダー、そしてクミンです。ターメリックもコリアンダーも県内で栽培実績がありますが、クミンは無理だと聞いていました。大山さんとの出会いはプロジェクトの推進力です。

 大山さんは「クミンは2月に播種したものですが、栽培技術を確立したわけではないんです。試したいことが幾つもあります。」と話していました。お目にかかれて良かった!。
※木能実(能代市内:ナッツ&ドライフルーツのお店)の髙濱さん、ありがとうございました。

2020年6月26日金曜日

就職氷河期世代の112人


 仙北市議会6月定例会は、プレミアム商品券や宿泊応援、誕生祝い特別給付金、市内出身学生の応援事業など、多彩なコロナ経済対策の全議案を可決して閉会しました。さらに私からは就職氷河期世代の…。

 私から幾つかの現状報告を行いました。先ず就職氷河期世代の職員採用では、5月20日から6月17日の間の応募期間中、総数で112人の応募があったこと。市内46人、県内38人、県外28人です。現在は、皆さんから提出いただいた小論文やエントリーシート、これまでの職歴表などを審査中です。8月上旬には2次試験を行いたいと考えています。また、わらび座ミュージカルを仙北市民会館で上演することも報告しました。新作「松浦武四郎~カイ・大地~」を8月14日と15日の両日、仙北市民には無料でご覧いただけます。また、昨年度のふるさと納税が、寄付総額8億2,172万1,700円(4万5,670件)で全県トップが確定したことなども報告しました。

 6月定例会は、新型コロナ対策議会でした。世界でさらに感染者が増えています。国内でもクラスターの発生が疑われる事案など、全く安心できない状況が続いています。感染予防と経済対策…、市民の皆さんの理解と協力が一番の力です。

2020年6月25日木曜日

まちづくりの新拠点



 市議会の皆さんと、建設中の角館庁舎を視察しました。1階の市民スペースは、庁舎外部玄関ロビーから内部ロビー、会議室と空間を一体化できる構造です。様々な市民活用の可能性を感じます。

 1階・2階の事務フロアは全てオープンスペースです。また市民の皆さまの個人情報に配慮しお話をお伺いする相談室が3室、その背後に書庫エリアが続きます。1階の配置は総務部総合案内、市民福祉部、角館市民センターを予定しています。2階は同じくオープンスペースで、配置は農林商工部(組織再編で新設予定)、建設部、観光文化スポーツ部(組織再編で新設予定)、農業委員会を予定しています。これまで西木と角館の両庁舎に分散していた事業部機能を統合しました。これで庁舎をまたいで手続きに走る市民のご不便は解消されます。西木庁舎には教育委員会や中央公民館(組織再編で新設予定)、民間各機関が入居します。田沢湖庁舎はこれまで通り市議会と総務部です。政策議論と立案・調整にあたります。

 角館庁舎の建設進捗率は60%を超えました。まちづくりの新拠点完成まであと一歩です。屋上からの風景は、角館駅や秋田新幹線がすぐ目の前。引っ越しを年内に済ませ、新年には多くの方々を新庁舎でお迎えしたいと思います。

2020年6月24日水曜日

地域の経済循環にスイッチ


 仙北市議会は、予算常任委員会に続き全員協議会を開催。ここで26日(議会最終日)に提案予定の第3次コロナ経済支援対策を説明しました。さらに多彩な経済支援で、地域の経済循環にスイッチを入れたいと考えています。

《第3次経済支援対策分》
①プレミアム商品券事業
・総額3億9千万円で30%上乗せ。利用は8月~12月。
②プレミアム宿泊応援事業
・県事業1枚ごとに3千円を割引。利用は7月~9月。
・県事業落選の市民千人に市内泊で
3千円割引。期間同様。
③誕生祝い特別給付金事業
・国の給付金対象とならなかった新生児に10万円を支給。
④ひとり親世帯臨時特別給付金事業
・ひとり親世帯への臨時給付金(1世帯5万円など)
⑤タクシー事業者支援事業
・県事業と連係でタクシー1台5万円維持費を応援。
⑥市内出身学生応援事業
・郷里を離れた学生に特産品を3回宅配。
⑦中小企業資金利子補給金(マルセ)
⑧経済対策資金利子補給金(マルセコロナ枠)
⑨県経営安定化資金利子補給金(国資金)

《その他のコロナ対策分》
 秋田内陸線総合緊急支援事業では、北秋田市と連係して乗車促進事業を実施。市の負担は約6百万円。さらに健康増進と野外活動の促進で、生保内公園とかたまえ山森林公園にベンチやテーブルを約4百万円で設置…などです。


 総額2億円超の第3次対策です。財源は財政調整基金を充て、国の臨時交付金が決定後に財源振り替えを行う予定です。

2020年6月18日木曜日

モンベル(mont-bell)からの贈り物




 2016年12月、仙北市はモンベル(mont-bell:本社は大阪府)と「野外活動の推進」「防災協力」の連係協定を結びました。以降、様々なご支援をいただいています。昨日はモンベル製のフェイスガード100枚が届きました。

 仙北市はモンベルのフレンドタウンです。市内にはフレンドショップが多く、秋田駒ヶ岳や田沢湖、角館の武家屋敷など散策するモンベルクラブの方々も多数です。今年8月にはお隣の美郷町に直営店がオープンする予定で、ますますモンベルとのお付き合いが深まります。今から楽しみです。今回いただいたフェイスガードは、観光客と直接接する桜並木駐車場の料金係や、観光案内所などで活用をしたいと思います。

 辰野さん、ありがとうございました。また来てね。

第3回経済支援対策会議で



 第3回経済支援対策会議を開催。6月市議会でさらに提案を検討している「市民プレミアム商品券事業」「県+市プレミアム宿泊支援事業」「市誕生お祝い特別給付金事業」「ひとり親世帯特別給付金事業」「市タクシー維持事業」、他で…。

 出席をお願いしたのは、ハローワーク角館、市内各金融機関、JA、商工会、観光協会などの皆さん。検討中のプレミアム商品券は総額3億円、30%プレミアムと過去最高。プレミアム宿泊支援事業は、県の宿泊券1枚に3千円を上乗せし、県宿泊券が2枚だと6千円の上乗せになります。誕生お祝い給付金は、国の特別定額給付金10万円の基準日以降に生まれた赤ちゃんへの特別給付金、ひとり親世帯給付金は、1世帯あたり5万円で第2子以降1人につき3万円の支給、タクシー維持事業は、市内タクシー事業者への支援…などです。さらに精度を高め、議会にお諮りしたいと考えています。

 一方、現状では制度設計が未熟で、事業費が流動している幾つかのメニューもあります。「市出身学生応援事業(自宅以外から通学の学生・県内可)」「憩いの公園づくり推進事業(ベンチやテーブルの設置)」などは、議会の最終日までに何とか内容を固められるよう努力します。

 会議では、昨年12月では1.88倍あった求人倍率が、最近は1.0倍に下がっていること、雇用調整助成金はハローワーク角館でも受け付けていること、国の融資制度の利子補給は継続が望ましいこと、農業分野への支援はもう少し状況の見極めが必要など、貴重な意見をいただきました。ありがとうございました。

角館のお祭り中止




 角館のお祭りで有名な「角館祭りのやま行事(ユネスコ無形文化遺産)」は、昨日の夕方から実行委員会(実行委員長:今野則夫さん)を開催し、今年のお祭りの中止を決定しました。

 角館総鎮守神明社、勝楽山成就院薬師堂、それに角館のお祭り保存会など、実行委員会を構成するそれぞれの皆さんも協議を重ねていました。昨晩の実行委員会は、5月29日の第1回実行委員会に続き2回目の開催です。各団体代表者の発言や、今野実行委員長などから、お祭りでコロナ感染者を出してはいけない、そんな強い決意を感じました。私も実行委員会の一員ですが、市のコロナ対策本部長としては、開催できる状況にはないと認識していることを話しました。
 本当に残念です。

2020年6月16日火曜日

仙北市議会6月定例会の一般質問②



 仙北市議会6月定例会は、今日は一般質問の2日目です。高久昭二議員、稲田修議員(市民クラブ)、高橋輝彦議員(蒼生会)、田口宣寿宜議員(〃)の4人です。特徴的な質疑を概要版でお知らせします。

 【高久昭二議員】
Q.角館下延の大瀬蔵野橋の架け替えは、さらに事業費を抑える工夫は出来ないか。また角館内川橋は、現橋を活かした工事として早期に着手すべきではないか。
A.大瀬蔵野橋の架け替えについては、令和元年度で用地買収、取り付け道路、水路設置、橋梁下部工などを行った。今年は約1億円で上部工製作などを行う。令和4年まで継続事業だが、コロナで工事計画が遅延しないか心配だ。もちろん事業費の削減に努力する。内川橋は国の新メニューにのれば、点検結果が判定区分Ⅱでも補強工事の補助対象になる。議員ご提案のように現橋を活かした改修の検討も行いたい。


 【稲田修議員(市民クラブ)】
Q.生保内公園の遊具が撤去されて寂しい。ステージは改修されたがお祭りの時に屋根がない状況では活動が制約される。公園だからベンチなども必要だ。今後の計画はどうなる。
A.生保内公園の遊具は法令定期点検の結果、人体に危険がある状況で使用不可と判定が出たことで撤去した。市では昨年12月に遊具担当部署検討会を立ち上げていて、まだ最終結論になっていないが、田沢湖地区(生保内公園)、角館地区(角館駅東公園)、西木地区(かたまえ山森林公園)、それに西木庁舎の改築でインドアタイプの子どもの遊び場の実現を目指している。今年度に検討を終え来年度当初で可能な対応を予算化したい。


 【高橋輝彦議員(蒼生会)】
Q.昨年6月に白岩地区全全域で断水となった。昨冬は少雪で水不足が心配されている中で、何らかの断水対策を講ずる必要があると思うがどうか。
A.昨年は6月18日~20日、また6月22日と、2度に渡って断水を発生させてしまい、本当に申し訳のないことをした。今年の新たな取り組みだが、先ず少雪であっても4月に一定の雨もあり、今のところ斎藤川の水量が保たれている。この取水口の管理を徹底する。さらに昨年度まで活用をしてこなかった砂防堰堤下流の導水路がある。今年はこの導水路を活用して地区の渇水を防ぎたい。


【田口宣寿宜議員(蒼生会)】
Q.コロナ常識が一気に覆された。これまでの概念を捨て去り原点に返る時だ。キーワードは「田舎」と「だれ一人とり残さない」だと思う。今後のまちづくりをどう進めるか。
A.これまで不利とされてきた過疎地は、「実は人口密度が低いことで安全性が高い、疎の優位性にあふれた地域」、この考え方が次代の本流だ。市の自然・歴史・文化…、全てが新たな価値感を産み出す温床になる。首都圏等からの移住希望者には、オンラインで定時的な対応をはじめる。ワーケーションは稼働率が落ちている宿泊施設などで新たな商品になり得る。SDGsも盛り込み、これらの思いを総合計画や総合戦略で明文化する。
※写真はインドネシアの写真家Penkdix Palmeさんが東ジャワのジェンバーで撮影したカエル。

2020年6月15日月曜日

仙北市議会6月定例会の一般質問①



 仙北市議会6月定例会は、今日から一般質問です。初日は武藤義彦議員(蒼生会)、髙橋豪議員(〃)、小木田隆議員(市民クラブ)、熊谷一夫議員の4人です。特徴的な質疑を概要版でお知らせします。

 【武藤義彦議員(蒼生会)】
Q.コロナウイルスの世界的な感染拡大で、仙北市を訪れる多くのインバウンド(外国人の訪日)観光客が激減した。回復に要する時間や、今後の誘客施策をどう展開するか。
A.国際航空運輸協会の見立ては、航空旅客が2019年の水準に回復するには、国内線は2021年末、国際線は2023年末と見込んでいる。私はもっと必要と思っている。今は戦略的に事業を打ち出す新・観光ビジョンが必要で、既に「仙北ロードマップ(仮称)」立案に着手した。場当たりではない、様々に変化するフェーズや世論・世情に、時宜を間違わないで、しかも効果的にメニューを発動する準備を進める。


 【髙橋豪議員(蒼生会)】
Q.市は県のプレミアム宿泊券事業に、さらにインセンティブを付けた誘客事業を考えていたが、その内容について伺う。また市独自のプレミアム付き商品券はどうなっているか。
A.県のプレミアム宿泊券は40万枚を発行予定だ。市はこの県の宿泊券1枚につきさらに3千円の値引きを追加する予定だ。県宿泊券2枚使用だと6千円、3枚だと9千円になる。県宿泊券1万枚に対応する。事業期間は7月から9月を予定している。市プレミアム付き商品券は、過去最高のプレミアム30%で総額3億円を予定している。市商工会や関係機関と調整中だが、販売は8月上旬のお盆前、使用期限は今年の12月末日までとしたい。


 【小木田隆議員(市民クラブ)】
Q.市の財政状況は非情に厳しい。財産の売却などで歳入確保を図るべきだが進まない。その要因は何か。また観光協会に500万円の高額補助の必要性、今補助する理由は何か。
A.予算の財源調整に本当に難儀している。議員の指摘は私も同感だ。なかなか進まない理由としては、全体の公共施設の延床面積35%縮減目標はあるが、各施設の利活用計画が未定なこと。今年は市長・副市長が先頭に立って計画を作り上げる。また観光協会は約430事業所が結集した準公共団体。さらに規模が大きい市商工会と共に、経済団体としてコロナ対策に汗をかいている。現状では有効な観光政策を打ち出す財源が枯渇している。


【熊谷一夫議員】
Q.新型コロナ感染症に対応した医療体制の整備で、PCR検査態勢は万全か。また万が一の感染者の入院・受け入れ病床、医療スタッフ、患者移送体制はどうなっているか。
A.角館総合病院は自前でLANP法による検査態勢を導入済みだ。医療崩壊に繋がる院内感染にも大きな効果を発揮すると思う。また同病院の患者受け入れの現状は2床だが、先ごろ県の要請により、フェーズ5(蔓延期)では11床に増床することを報告した。現在は医療スタッフの人選などを大方終えた。必要な備品手配や通話対応型ナースコールの設置など施設改修を実施中だ。移送は患者搬送コーディネーターが調整の上、消防が行う。

2020年6月11日木曜日

私たちの新・水力発電所建設に着工



 市内初の民間発電会社・仙北水力発電株式会社(代表:佐藤育男さん)や、神戸市のシン・エナジー株式会社が進めてきた、新・水力発電所の安全祈願祭に参加しました。

 仙北市は秋田県の水瓶と呼ばれています。豊かな森林資源、特別豪雪地帯の降雪量などで、戦前から水力発電が盛んでした。今も発電出力比は全県45%でトップです。この地で産声を上げた仙北水力発電株式会社は、平成26年に立ち上がった完全民間の発電会社。設立メンバーの多くは、平成24年に大仙・美郷・仙北の産学官連携で組織した奥羽山系仙北平野水資源利用調査研究会の皆さんです。今日の安全祈願祭は、同社が計画する複数の水力発電所構想の中、田沢湖先達川の未利用水資源を活用した鶴の湯水力発電所の起工式です。鶴の湯温泉付近の砂防堰堤から毎秒約1トンの水を取水し、発電所(山の宿付近)までの約24メートルの落差で199キロワットの電力を発電します。その年間発電量は市民約490世帯分に相当するとのこと。

 電力は、発電所に近い場所から順次使用が始まり、また東北電力への売電収入の一部は、仙北市の地域振興基金としての活用も約束をいただきました。まさに、私たちの新・水力発電所です。今から完成・運用が楽しみです。