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2022年5月28日土曜日

クミンいよいよプランター栽培


 秋田県産のスパイスだけでカレーを作る「秋田カレー大作戦」。最大の難関は秋田で不可能と言われるクミン栽培です。そのクミンが運良く5月1日に発芽してくれて…。今日は成長した苗をプランターに定植しました。

 プランターの培土は、花と野菜の培養土+オーガニック・ハーブの土+赤玉土を混合。ここにジフィーポットで育てた苗をポットごと定植しました。クミンの根は植え替えを嫌う特性があります。ジフィーポットは自然由来の原料(苔類等)でできているので、クミンの根はポットを突き破って成長し続けることができます。

 クミン以外のスパイスは、ターメリック(ウコン)とコリアンダー(パクチー)。この2種類は既に県内で生産実績があります。頑張れクミン!。

 

2019年11月17日日曜日

カレーの食べ歩き⑤「杜の都の南インド」


 仙台市立病院を出て、4車線の道路の真向かいにあるカレー屋さんで夕ご飯。ここが知る人ぞ知る南インドカレーの名店・南國堂さんです。

 南インドカレー…、あまり馴染みのない領域だなあと思う人、さすがです。全国のカレー店では貴重な存在です。そもそも日本のカレーはイギリス式で、海軍で船が揺れても食べることが出来るよう、とろみが強い特徴があります(と、チコちゃんが言ってました)。インドカレーも北のカレーは濃厚でこってり系ですが、南は水っけの多いシャバシャバしたカレーが好まれているようで、使用するスパイスも北と南は全く違います。さらに相違点は、北はナンで食べるカレー、南はご飯が多いと言われていて、ご飯が大好きな私としては南インドカレーに軍配が上がってしまいます。

 南國堂のカレー食べてください。美味しいですから。
※私の今回のオーダーはチキンキーマカレーとカジキマグロのマラバールカレー。それに長ネギのコザンヌなど。ご飯は赤米と麦がブレンドされていてヘルシーです。

2019年10月31日木曜日

カレーの食べ歩き④「ユーミンと盛岡」



 さあ、またまたカレーのお話しです。「緑の町に舞い降りて」で、〝モリオカという響きがロシア語みたいだった〟と歌った松任谷由実(ユーミン)。盛岡はユーミンを感じる街、そしてカレーが美味しい街です。


 ユーミン自身、絶対にカレー好きです(本人確認はできていませんけど…)。この前はツイッターでカレーちゃんこをアップしてました。かなり前ですが、ハウス食品(株)プライムカレーのCMソングが「まぶしい草野球」でした(カレー好きだから受けた仕事かと…)。さて、盛岡市内には美味しいカレー屋さんがたくさんあります。私が良く行くのはカレー工房Chalten、ちきゅうや(本町本店・大館店)、それにイオンでもテイクアウトできるカバブかなあ。みんな個性的です。


 ラグビーW杯2019大会では、日本チームが素晴らしい闘いぶりでした。この後、3位決定戦、そして決勝戦です。カレーを食べてラグビーを観て、ああ、ユーミンの名曲「ノーサイド」が聴こえそうです。

2019年10月3日木曜日

仙北市産スパイスカレーの可能性


 ハウス食品東京本社にて。やなせたかしさん製作のリンゴキッドちゃんとツーショット。さて、どうしてハウス食品を訪問したかと言うと…。

 各省庁への要望活動を終え、紀尾井町にあるハウス食品東京本社へ。ここで開発研究所長の佐久間淳さんにご面談をいただきました。私の質問は大きく分けて3つです。1つはカレー市場の動向、1つは国内産スパイスの需要、あと1つは仙北市産スパイスでカレーはできるか…、です。簡単にまとめると、カレー市場は拡大している、国内産スパイスは需要に対して供給力不足、仙北市産スパイスでカレーをつくることは可能性がある、と言うお話しです。

 仙北市では生薬生産が本格化しています。そしてカレースパイスのほとんども生薬です。市民の皆さんの健康増進で共通性が高いなあと…。「まだまだカレーにはできることがあります」、カレーが大好きな佐久間さんの言葉です。全く同感です。

2019年9月25日水曜日

カレーの食べ歩き③「秋田市カレー今昔」



 昔、秋田市内には人気のカレー専門店がありました。例えば「かまくら」とか「みにまむ」とか…。どちらも閉店してから随分たちます。でも大丈夫、美味しいカレー遺伝子は今日にしっかり伝わっています。


 「かまくら」は、金座街からイトーヨーカ堂のレストラン階に移転しました。「みにまむ」は農協ビルの道路向かいだったような…。どちらも秋田カレー専門店の草分け的存在です。でも、そんな昔を懐かしむ必要がないほど、リアルタイムで秋田市内はカレーが美味しいのです。最近よく行くお店はFRANK(私はスープカレー好き)。ラクスミ、華麗亭、ティーランカ、ナマステ…、他にもテレビ特番で紹介のあったお店の数々などで、しばらく通わなければ食べきれません。


 タイ米もナンも大好きです。それ以上に秋田のお米が美味しいことも、カレー激戦区を育てた要因だと私は分析しています。
※写真はとんぴん舎のカツカレー、ひよこカレー、往時のカレーハウスかまくら店舗外見。


2019年9月4日水曜日

カレーの食べ歩き②「思い出の花巻編」



 さあ、そろそろお昼にしましょう。いま頭の中に浮かんでいるのは花巻市内のカレー屋さん2店。1店はスープカレーハウスしっぽ、もう1店はカレーバーダイヤモンドヘッドです。花巻は賢治に会って、温泉つかって、美味しいカレー…。


 しっぽは矢巾店もあります。家から近いので何度もお伺いしています。花巻本店も矢巾店も、どちらも間違いなく美味しいです。大好きな一品はグリルドチキンカレーで、チキンのパリパリ感とスパイシーなスープカレーのマリアージュがたまりません。でもご注意ください、このカレーは数量限定です。
 続いてはカレーバーダイヤモンドヘッド。と言うか、カレーだJと言うか。そうです、○○イベント開場で出会ったキッチンカーの、あのカレーだJです。ウワサではオーナーのジローさん(写真)は下北沢でカレーデビューし、激戦に疲れて花巻にたどり着いたとか…。そんな悲壮感など全く感じない賑やかなお店、そしてカレーはスパイシーでパワフル!。



 忙しいとき、挫けそうになったとき、カレーを食べて元気を出して!。

2019年8月6日火曜日

カレーの食べ歩き①「銀座三原」


 「仙北市カレー村プロジェクト」を成功させるために、先ずは全国のカレー専門店の味を知らなければいけない…。そこで日中の公務を終え、少し涼しくなった夜、新橋にある名店「銀座三原」へ。

 写真はお店のご主人・吉田信三さん。三原はもともと銀座三原橋の下にあって、それで新橋に移転した後も店名は銀材三原なんだとか。10席あるかないかの小さなお店です(ランチは行列ができます)。たまたま今晩は他にお客さんがなく、ビールを飲みながら吉田さんとお話しできました。「実家は浅草で菓子屋だったんです。でも親父が早くに亡くなり、母親がカレーでもつくろうかって。昭和39年だから前の東京オリンピックの年ですね。私は当時サラリーマンだったけれど、それもイヤになって…、それでカレー屋に転がり込んじゃった」と。また「この商売を初めて55年になりますから、それなりのお得意さんもできましたよ。秋田だと友川カズキさん(能代市出身で歌手・画家)、この辺りだと、なぎら健壱さん(銀座出身で歌手・タレント・エッセイスト)、和泉雅子さん(銀座出身で女優・登山家・僧侶)かな。お付き合いをいただいている有名人はまだまだいるよ」と笑います。ちなみに和泉雅子さんはマイグラスを置いていて、それが秋田大館の曲げわっぱコップでした。

 さて、本題のカレーです。まさに町の洋食屋さんの味です。フォンドボーベースで果物や野菜の甘みもさわやか。これは何度食べても飽きがこないでしょう。しかもリーズナブルな価格設定で、本当に大満足でした。

2019年8月4日日曜日

202X年「仙北市カレー村」プロジェクト


 202X年、仙北市はまち全体がカレー村になります。100軒ほどのカレー専門店がオープンし、原料になるスパイス栽培も盛んです。そんなプロジェクトを水面下で進めています。はい一人で…。

 先ずは、カレー村プロジェクトに至った理由を説明します。
①ほとんどの人はカレー好き
②ショウガや唐辛子の生産に適した風土
③ご飯が美味しい(タイ米も許します)
④カプサイシンダイエットが効果的
⑤やっぱりカレーが好き
 ここ数日の熱波の中、資料の収集に東奔西走しています。秋田市内の本屋さんでスパイスカレー調理読本を大量に買い込み、潟上市内のスーパーでは全国人気No1のレトルトカレーをゲットし、盛岡市内のカレー専門店前をウロウロするなど、まあ準備は着々です。

 もちろん夕食は、レトルトカレーの食べ比べ…!。