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今日で6回目になる亀の井ホテル田沢湖の“お話し会”。お客さまから、「こんな地域を感じるイベントが旅行者には何より楽しい」と感想をいただきました。今日は少し怖いお話しも追加して…。
いつもは、たつこ伝説・太郎伝説です。これをサクッと凝縮し残時間を怖いお話しにまわしました。写真の演目は〜お夏の祟り〜(角館版の番町皿屋敷)です。子ども数人が途中退席したので心配しましたが、後でご両親に聞くと「怖くなって席を立った」とのこと。いっそ、市内に伝わる怪談を市民の皆さんに聞いてもらう、怪談ナイトのお話し会が楽しいかも…。
埋もれている昔話、まだまだありそうです。
大好きな赤スグリのジャムを作りました。これ、ジャムの女王様です。色は元気が出る真っ赤、味は寝ぼけ眼も醒める酸っぱさ、食感はプルンプルンのゼリー状で…。
本当に美味しいジャムです。今年の収穫量は全部で450グラム、もっと株分けして原料の増産を図らないと…。作り方はイチゴなどと違い、実を煮た後にザルで裏ごしをします。皮や種を取り除き、ペクチン成分がプルンプルンのジャムに仕上げてくれます。今回はグラニュー糖を使って糖度30%のジャムにしました。もともと酸味が強い果実なので、レモン汁などは不要です。
煮込みの段階で少し緩いくらいで火を止めます。過ぎると固くなるので要注意。さあ皆さまも…。
和名は百日草。じっけん農場では今年からエディブルフラワー(食べられる花)の栽培に取り組んでいます。数種類の試験花の中でもジニアは本当に綺麗に咲いてくれました。ただ問題があって…。
写真には写っていませんが、アブラムシがついてしまい対策を検討中です。人の口に入るものですから、農薬の散布ではない方法での駆除が絶対条件になるはず…。調べると色々あるみたいで、一つひとつ試して効果を探ります。これぞじっけん農場のじっけん農場たる所以、面目躍如だぞ!。
さっそく明日、別の畑に植えていたマリーゴールドをジニアの横に移植してみます。特定のハーブはアブラムシの嫌いな匂いを放つそうです。
やっと色づき始めました。さまざまな果実でジャムを作っていますが、私は赤スグリのジャムが一番のお気に入りです。元気になれる鮮やかな色彩、甘さと酸っぱさの程よいバランス、そしてプルンプルンの食感は…。
他のジャムでは味わえません。このゼリーみたいなプルンプルン感は、種の周辺に含有されるぺクチンの仕事です(裏ごし作業は優しく丁寧に行います)。ところで昨年は、原料の赤スグリが不作で、ガラス瓶1本のジャムを作ることもできませんでした。そんな昨年だったこともあり、今年は豊作年になるものだとばかり思っていましたが…。
枝を見ると余り実がついていません。こりゃ今年もジャム作りは厳しいぞ…。誰かお譲りいただける人はいないかなあ。
写真はじっけん農場のレモンバーム。本当にいい香りです。使い道を真面目に考えていなかったので、とりあえず今宵はハーブ湯で楽しむことに…。
レモンバームはレモンのような爽やかな香りが人気です。ハーブティーや調理の香りづけに利用されています。耐寒性が強い多年草で、じっけん農場のレモンバーム畑は2年前から繁茂の状況です。それで今日はたくさん摘んで束にして、その束を浴槽に入れてハーブ湯を楽しむことにしました。
リラックス効果・リフレッシュ効果や、身体を温める効果が期待できるそうですが…、確かに身体がポカポカです。ハーブ湯、いいかも!。
ABS秋田放送えび☆ステのオープニングトーク。藤田アナが「門脇さん、好きな山菜と食べ方は?」と聞くので、「んだすな、わらびとミズ、どっちもタタギだすな」と答えました。でも実は今シーズン未だ食べていなくて…。
放送が終わって急いで家に帰り、ミズタタギ!を作って食べました。もらってあったミズで根が赤いのを選び(赤いミズがよく粘ります)、根っこから薄皮をむいて下ごしらえして、さっと湯がいて水にさらして包丁できざんで…。あとは袋に入れてすりこぎ棒でタタいてタタいて、それでも攻撃を緩めないで最後はすりこぎで磨り潰します。今回は自家製味噌とにんにく、山椒などで味付けしました。あぁ美味い!。
季節限定どんぶりでメ゙ニュー化したらどうかな…。
知人が「みつひろさんを見つけた」と写真をくれました。これはなに?と調べてみると、コアラのマーチ(株式会社ロッテ)発売40周年を記念した名前入りビスケットで…。
第1弾に続き第2弾が出る人気商品になっているようです。知らなかった…。確かに自分の名前とか友人の名前を見つけたら楽しいかも、です。この企画で売上が2倍近くに伸びた記事もありました。
ちょっと甘いものが食べたいと思ったとき、コアラのマーチに手が伸びそう。人が喜ぶアイディアはいつもシンプルです。
亀の井ホテル田沢湖(仙北市)で、宿泊の皆さまに〝太郎とたつこの物語〟のお話し会。今回は日本の皆さまに加え、中国や台湾のお客さまにも物語をお伝えしようと、鐘偉倫さん(市地域おこし協力隊)に通訳をお願いしました。
鐘さんは台湾出身ですから、台湾語(台湾華語)はもちろん中国語もバッチリ。先ず私が日本語と秋田弁を織り交ぜて物語を伝え、その後に鐘さんが通訳をして追いかけてくれました。数えると4ヶ国語お話し会です😁。内心私たちはドキドキでした。前日のリハーサルでは、物語の内容や伝え方に難しさを感じていましたが、鐘さん流石でした。いえ、私より鐘さんの方がお客さまにウケていたかも…。
国内外を問わず、地域に伝わる昔話や伝説は古くて新しい観光コンテンツです。見せ方や伝え方をもっと研究します。
豆花(トウファ)は台湾発祥のスィーツです。豆乳を固めたものに小豆や果物をのせ、甘いシロップをかけて食べます。簡単そうだったので再現してみました。あれ?…、普通に美味しぞ。
使った豆乳は無調整で固形分10%のもの、凝固剤はゼラチンです。でも後でクックパッド先生のレシピを見たら、アガーでもニガリでも良いと書いてありました。お好みの豆花がサラサラかプルンプルンかモチモチかで使い分けるみたいです。トッピングは小豆と桃(缶詰)とタピオカです。見た目はかなり本物っぽいですが、さて食べてみると…。
これが普通に美味しくてビックリ。田沢湖ジェラート夏休み店の新メニューに…。
話題のドラゴンアイを貸切バスで往復する大人気ツアー。今年も私が同乗し、車内で龍に因んだ物語(ドラゴンアイや㊙龍神たつこと太郎の恋の真相など)を、お邪魔にならない程度のボリュームで…。
こっそりお話しします。ツアーは3回催行されますが、私は5月25日(日)と31日(土)に、6月8日(日)はわらび亭雲助さんが乗車します。どうぞ日程があう日にご参加ください。ドラゴンアイにご一緒しましょう。ご予約・お問い合わせ先は、仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」(☎0187-43-2111)まで。
この季節、ドラゴンアイは毎日その表情を変えます。皆さまはどんなドラゴンアイに違えるでしょうか…。
育苗ハウスで種まき作業。今年の目標は食べられる花(エディブルフラワー)の栽培、調理と実食、そして試験販売です。花の種類は、ビオラ(左上)、レモンマリーゴールド(左下)、ナスタチウム(右上)…。
ジニア(左中)、バタフライピー(左下)です。さらにコーンフラワー、キンギョソウなどを準備しています。食材なので無農薬の栽培ですが、はたして路地で大丈夫?、どれくらいの収穫量になる?、手間は?…、さらに花を使った料理って?、お金を出しても買いたい人はいるの?…、などなど疑問だらけで超ワクワクです。
今年は実験ですから、苗を作り過ぎたら皆さんにもお裾分けしますね。
じっけん農場の育苗ハウスにビニールをかけ、花の種まき準備に取り掛かりました。写真は青空と白シャツと黄色い水仙の爽やかなコントラストですが、作業内容は天井で切れたビニールを…。
汗だくになって貼り合わ補修をしています。それほど高くない脚立でも腰が引けている様子が分かります。昔は高い場所なんて全く怖くなかったのに…。万が一、バランスを崩して落っこちたら怪我するかなあ、そうなれば皆さんにご迷惑がかかるなあ、などなどアレコレ気を回して…。これを秋田弁では「ホジつぐ」と言います。
さて、明日はエディブルフラワー5種の種まきです。楽しー!。
秋田ガリンペイロスの県外実習2日目。朝から糸魚川市のラベンダービーチで翡翠(ヒスイ)探しに没入。拾った石は市立フォッサマグナミュージアムに持ち込み、学芸員の鑑定士さんから…。
2006年から同ミュージアムでは、来館者が持ち込んだ石を鑑定する活動をしています。例え翡翠でなかった場合も、その石が何かを教えてくれる大人気のサービスです。私も数個を見てもらいましたが、その中に〝キツネ石〟(写真右上)がありました。これは俗称で正式には変成岩です。つまり翡翠と間違う=化かされる、それでキツネ石なんだそうです。
妖怪トラベラーがキツネに化かされる、なかなか面白いオチがつきました。えっ?、翡翠ですか?。
秋田ガリンペイロスの県外実習。今回は新潟と富山で翡翠(ヒスイ)探しです。時には金以上に珍重された宝石の翡翠を求め、荒ぶる日本海を糸魚川から魚津まで54キロ南下しました。
糸魚川周辺は日本で最大の翡翠生産地です。姫川や青梅川といった河川が、上流部にある橋立ヒスイ峡の巨大原石を砕き、そのまま河口部まで運んでいると考えられます。海岸線を歩くだけでヒスイを見つけられる…、そんなSNS投稿が続いて現在は観光スポットになっています。
今日は全身に海水を浴びての探査実習でした。強い波に足元をさらわれる恐怖心…。明日は気合を入れ直して取り組みます。
秋に収穫を見送った小ぶりなキャベツを、雪の下から掘り出してみました。何だか大きくなっているような(もしかして雪の中で成長を続けるのかも)…。甘さは確実に増しています。
このサイズだったら秋に収穫していたはず。根を切らず畑に放置することで、雪と低温がキャベツを大きく甘くしたのでは…。雪原の畑からスコップで掘り出す作業は、まるで真冬の宝探しです。そう言えば由利本荘市東由利地域では、雪下キャベツの収穫体験が人気イベントだと聞いたことがあります。
今年はキャベツが高くて大変ですが、今日は雪の下キャベツで一品を作ります。甘さと色味を考えてシンプルなおひたしを…。
農事組合法人アグリフォー太田(大仙市太田町)を訪ねました。米と大豆、ダリアやイチゴの栽培に加え、話題のエディブルフラワーも既に生産しています。門脇じっけん農場では…。
エディブルフラワーの導入準備を進めていて、ぜひご指導をいただきたいと担当の高橋均さんにご面談をお願いしました。以下、高橋さんのお話しからピックアップしてお伝えします。「ここではビオラやベゴニアなど5種類のエディブルフラワー(食べる花)を栽培しています。大仙市誕生20周年事業で市から依頼をいただき、今は暖房施設のあるイチゴハウスで対応中です。エディブルフラワーは口に入るものですから、基本的には施設内で育てて無農薬、ポットでもプランターでも栽培は可能です。花の価値は鮮度や大きさ、色彩で決まります。県内でも近年はホテルやレストランで需要が増え、例えば結婚式のパーティなどは事前に日程や数量が分かります。でも…、オーダーの花の開花をちゃんと合わせられるかと言ったら、これは相当に難しい作業です。しかも花はそれぞれに特性があって成長適温が全部違います。現状のイチゴハウスでの栽培は限界も感じています。これから取り組むのであれば、多品種生産より作りやすい花を1つ選んで、良品を出荷するよう心がけたらどうでしょう」と、そんなアドバイスまでいただきました。
本当に勉強になりました。ありがとうございます。帰り際に買ったイチゴも美味しくて美味しくて…。このイチゴのお世話も高橋さんだったんですね。すごいなあ…。
自作した燻製器で、燻製たまごとスモークチーズを作りました。チップはサクラと横手市大雄産の田村根っこ(ピート)です。配合比は8:1、これ黄金比かも…、かなり美味しいです。
初めての作業で課題も多いのですが、田村根っこは燃料以外にも様々な可能性があると感じました。もちろん独特の香りは好き好きでしょう。先日、オンリーワンの商品開発を研究する皆さんから、燻製食品に着目している話しをお聞きしました。だったら使うチップもストーリーにあふれた、ジャパンピートの田村根っこは無二の存在です。
今回使用したサクラチップは市販品でしたが、県内のサクラの名所では剪定作業が毎年行われていますから…。その枝でスモークチップをつくり、田村根っこで燻した食品(いぶりがっこもやりた〜い!)は、秋田100%食品で付加価値は絶大かと…。
横手市大雄の鈴木さんから分けてもらった田村根っこ(泥炭)、今日やっと火をつけてみました。木材と違いフツフツと静かに燃えます。手をかざすと何だか優しい温もりで…。
じんわり肌にしみ込む感じ。小さな炎もずっと見ていられます。それに…、燃焼する匂いが何だか懐かしくて、豆炭こたつを思い出しました。スピードや効率を優先する時代の燃料ではないかも知れません。でも田村根っこ、魅力的です。
泥炭は、海外ではウイスキーの製造や燻製にも使われています。田村根っこが燻製チップになるか、次回はそんな実験をしてみようと思います。
宮城県内の直売所でこんにゃく芋を買い、こんにゃくを手作りしてみました。お手本はクックパッド先生です。
実は4年前にも芋を買いましたが、この時は凝固剤が準備できなくて諦めました。今回は直売所のお母さんが炭酸ナトリウムを分けてくれて…。さっそく家に帰り、芋を洗って裁断して皮をむいて、鍋で煮てフードプロセッサーにかけて、凝固剤を混ぜて型に流し入れて、冷やして固めて出来上がり。これは楽しい作業です。
明日からしばらくは…、こんにゃく三昧のご飯になります。
産学官連携で生まれたクラフト・ジン。秋田杉の葉を使った爽やかなフレーバーが人気で、在庫がないお店も多いとを聞きました。試飲で感動したのは、その美味しさ、そして脇役が主役に…。
先ず杉の葉が持つ清涼感、爽快感がこのジンの特徴です。甘くなく消費者に媚びないスタンスも共鳴できます。秋田の森林は日本の宝だと言われていていますが、清浄な水や空気を生み出し、それがコメや作物・魚類を育てて、豊かな食文化が多くの美人を輩出してきました。杉自体は建材として活用されてナンボです。でも…、今日いただいた秋田杉GINは、葉を使って商品性を高めていました。何と言うか、脇役が主役になったような、そんな存在意義を確認できたような爽快感です。
秋田は、生活にも文化にも日常にも、美がよく似合います。