2021年7月31日土曜日

車中作業とわらび座70周年


 あまりの暑さに耐え切れず、午前はカーエアコンをギンギンにかけて車中で作業をしました。田沢湖畔の木陰に車を止め、何だか一人夏休みを満喫したような気分も味わえて…。

 わらび座創立70周年記念公演のごあいさつのプロットづくり、来週の会議に使う幾つかの資料を読み通しました。気分転換に場所を変えたり音楽を聴いたり、車中ワーク結構いいかも知れません。さて午後のわらび座公演は感動の連続でした。愛こそが生きるエネルギーだと言うこと、人は人との関わりでしか変われないこと…。わらび座の皆さんは、人が大好きなんだと思います。

 改めて70周年おめでとうございます。そして、ありがとうございます。
※自宅のエアコンは数年前から動いてくれません。

2021年7月29日木曜日

オードリーと待ち合わせ


 ジェラートを食べながら、ローマ・スペイン広場の階段を降りてくるオードリー・ヘプバーン。彼女と待ち合わせのK青年…。

 さて、現在はスペイン広場での飲食はもちろん、階段に腰を下ろす行為も全面禁止ですから、髪がフサフサでスリムなK青年の35年前の容姿も併せレアな写真です。ところで今日、会議と会議の合間にオードリー・ヘプバーンの写真展を訪ねました。何だか、また彼女と待ち合わせしているような気分でした。それにしても、彼女が心を許した写真家マーク・ショウとボブ・ウィロビーの作品は、しなやかで強くて弱くて…、本当に素敵でした。著名デザイナーのオファーにも、宝石や毛皮など贅沢な品を身に着けなかったオードリー。「だって私には似合わないもの」…。そんな彼女の素顔に出会えたような気がします。

 「先のことをあれこれ心配しても仕方がないわ。どのみち予想通りにならないんだから」。
 オードリーの言うとおりです。
※写真展はアトリオン2階ホールで。


2021年7月28日水曜日

台風8号にご注意ください


 現在、台風8号は岩手県盛岡市付近と推測します。秋田県は夕方にかけて雨が降りやすく、所により強く降ることがあります。強風にも注意が必要です。

 中心気圧は994hPa、中心付近の最大風速は18m/sです。台風はこの後、温帯低気圧に変わり29日には秋田沖に達する見込みです。台風周辺地域および進路にあたる地域は、強風や大雨に警戒が必要です。


予想雨量は24時間で80m程度、時間雨量で30m程度とみています。
※写真は日本気象協会の雨雲天気図より。


2021年7月26日月曜日

JRと県が新トンネルで覚書


 秋田新幹線の新仙岩トンネル整備計画を推進しようと、今日の午後、JR東日本旅客鉄道株式会社と秋田県が覚書を締結しました。嬉しいです!。

 2018年から、県・沿線市町と一緒に要望活動をしてきました。秋田新幹線は首都圏等を結ぶ大動脈ですが、急峻な奥羽山脈の山岳地帯を横断するため、豪雨や豪雪・強風などの自然災害で、安定運行や定時性に問題を抱えていました。これを何とか改善したい、その思いが今日の覚書の締結で具体に動き始めたと受け止めています。整備計画では岩手県雫石町内の赤渕駅から、秋田県仙北市の田沢湖駅区間にトンネルを整備する構想です。事業費は約700億円、着工後11年かけて完成を目指します。

 今回の覚書は、JR東日本旅客鉄道株式会社の坂井究・常務取締役総合企画本部長と佐竹敬久・秋田県知事との間で取り交わされました。佐竹知事は、「JRと県が一体となり、国等に対し様々な支援要請、あるいは情報の交換を行い、整備計画の立案も一緒にやろうろ言う意味合いです」と話しています。
※写真の知事映像はABS秋田放送から。
※覚書はリモートで行われました。


2021年7月25日日曜日

今年も可愛いひまわり畑を…


 田沢湖畔のひまわり畑が気になって、早朝こっそり見に行ったら三浦久さんが手入れ作業をしていました。今年も可愛いひまわり畑を見せようと、大沢集落の皆さん、地域運営体の皆さんが頑張っているそうです。

 場所は、たっこ茶屋や田沢湖クニマス未来館・思い出の潟分校のすぐ近く。今年も暑い中で除草など作業が続いています。三浦さんは、「品種の見直しなど毎年研究を重ねています。花畑の管理は大変ですが、来てくれた皆さんに喜んでもらえるので止められません。小雨で肥料が効かなくて…」と。天気予報では来週は雨があるようです。ひまわりも恵みの雨になります。花の見ごろはお盆過ぎになりそう。

 田沢湖畔は、最高水質の湖水浴(~8月21日ごろ)、龍神SUMMERイベント(7月17日~8月31日)も開催中です。
※ひまわりは未だ咲いていません。


2021年7月23日金曜日

真夏の赤と緑


 赤はすもも、緑はバジルです。すももでジャムを、バジルでジェノベーゼをつくりました。

 すももは採り切れないほど、本当にたわわに実りました。すももジャム、酸っぱくて大好きです。作り方も簡単で、実を2~3分割し鍋で煮るだけ。皮や種はグラニュー糖を入れる前、コシて取り除きました。続いてジェノベーゼづくり。畑のバジルを摘んで軽く水洗いをし、えぐみのない新芽を選んでミキサーにかけます。チーズ、オリーブオイル、ニンニクは共通ですが、松の実、クルミ、カシューナッツ入りの3種類をつくりました。

 ご弔問にお越しいただいた方に、御礼として差し上げることもできた一日でした。

2021年7月22日木曜日

秋田で次世代の車づくり


 もう25年も前になります。懸賞論文で1席をいただいた「秋田県産車でドライブできる日」の夢を捨てることができません。

 「秋田県産車でドライブ~」は論文の表題でした。内容は秋田県の総力を結集して自動車を製造販売しようと言う提案です。その後の25年で、動力はレシプロエンジンからモーターに、エネルギーは化石燃料から電機や水素に代わつつあります。最近の自動車はIT製品と言って良いほど進化しました。だからこそチャンス到来だと考えています。

 昨日の第2回あきた未来会議でお話をしたら、幾つかのリアクションがありました。興味のある方、一緒に秋田で車づくりを始めませんか。

2021年7月21日水曜日

遊びに行って仕事する?


 仙北市内Semboku Workplexで第2回あきた未来会議。主催は秋田ワーケーション推進協会(松浦隆一会長)。言いたいことを言わせてもらいました。遊びに行って仕事するかなあ。

 Web会議のゲストは松浦真弓さん(アステリア株式会社エバンジェリスト)と私。ファシリテーターは同協会事務局長の伊嶋謙二さんです。仙北市もワーケーションに取り組んでいますが、この発言はバトルトークにしたかったから(半分本心)…。むしろ仕事と遊びが融合した新しいライフスタイルと考えた方がしっくりきます。それに市町村が単独で取組むよりは、県、または広域県単位ぐらいのエリアで中・長期滞在ができたら楽しいと思います。問題は働き方改革だけでは片手落ちになると言うこと。遊び方も解放する必要を感じます。自身を触発してくれる人物との会話、新しいアイディアが生まれるパワースポット、ヘルスケアが可能な温泉地、元気を取り戻す飲食など、今回のテーマにある「秋田はこれから良くなることしかない!」場所です。これは間違いありません。

 ワーケーションやリモートワークは定型のない新たな価値創造。秋田スタイルで美味しいお酒は欠かせない…。


2021年7月20日火曜日

梁田純一郎が逝きました



 7月14日、義父・梁田純一郎が忙しく逝きました。享年84歳でした。水泳の指導中に体調急変があったようです。居合わせた皆さまには、本当にご迷惑をおかけしました。

 義父は、様々なことに興味を抱き、実践し、後継者の育成に熱心でした。農業、建築、スキー、美術、骨董、歴史、スキューバ、水泳、マラソン…、まだまだ私が知らない義父の顔がありそうです。そして多くの友人に恵まれた人生だったこと、家族葬の後の弔問の方々からお話しを伺っています。そんな生涯だったからでしょう、穏やかで、やりきった感のある清々しい面持ちで旅立ちました。何とも義父らしい最期でした。

 事故当日、現場の適切な初期対応、角館消防署、市立角館総合病院の蘇生措置、仙北警察署のお気遣いなど、皆さまには心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。

2021年7月13日火曜日

百物語


 百物語は江戸時代に流行った肝だめしの一つです。夜に数人が集まってロウソク百本に火を灯し、一つお話しが終わる度にロウソクを一本ずつ消していく遊びだったとか。最後の一本が消え暗闇に包まれたとき…。

 県庁で用務を済ませ、県立美術館で「怖い浮世絵展」を鑑賞しました。葛飾北斎や歌川広重、豊国、国芳、月岡芳年などの作品を中心に、当時の人々が熱狂した妖怪や幽霊の浮世絵は見応え充分です。ちなみに幽霊はこの世に未練があって成仏できない死者が、因縁のある人や場所に姿を現すもの、妖怪は人知を超えた奇怪な現象や不気味な物体のことです。秋田県内にも多くの幽霊や妖怪がいます。このお話しはまた後で…。

 さて、百物語では最後のロウソクの火が消えると、そこに幽霊や妖怪が現れたそうです。それは怖かったと思います。えっ?、人の方が怖い⁈…。

市内ワクチン接種の現状


 仙北市のコロナワクチン接種の現状をお知らせします。65歳以上の対象者は約10700人で、7月中の接種完了見込みは約9700人です。この年齢層の皆さんへのワクチンは確保済みです。

 8月1日から始まる64歳以下の皆さんの接種は、8月1日(日)~9月11日(土)の期間で4830人分のワクチンは確保できる見込みです。しかし9月12日(日)~10月23日(土)の期間の皆さん5364人については、政府からの情報が薄く供給量が見通せません。そこで、改めて在庫数量など含め推測を行い、9月12日(日)から予定していた日程を一週間後におくり、9月19日(日)からスタートし最終を10月30日(土)に変更しました。予約の受け付けもこの日程に沿って行います。

 仙北市は今後も予約受け付けを中断しません。しかしワクチンの供給がさらに遅れることも想定され、そうなれば一時的に接種中断を考えなければ…。政府には必要量のワクチン供給を強く要望します。
※多数の市民ボランティアの皆さんに助けられて接種が進んでいます。ありがとうございます。

2021年7月12日月曜日

駒ヶ岳登山バスの運休について


 昨夜から今朝の雨で、県道駒ヶ岳線の数ヶ所で落石や路上流木、アスファルト剥離が発生しました。羽後交通の登山バスは運休しています。

 既に復旧作業は始まっています。現状ではバスの運休は1日と聞いていますが、前後する可能性もあります。情報収集と対応を進めます。

 その他、市内の大雨被害についても情報を収集中ですが、大きな被害報告は入っていません。
※登山バスは7月13日から運行しています。

2021年7月11日日曜日

無財の七施


 最近よく訪ねる禅寺で見つけたポストカード。無財の七施(むざいのななせ)は、地位や財産がなくてもお布施をしたと同じ意味がある7つの行為のことです。丁寧に日常を過ごす皆さんには当たり前の所作かも知れません。

 言辞施(ごんじせ)は、心の底から優しい言葉・正しい言葉を使うことがお布施と同じだと言っています。言葉遣いで無意識のうちに人を傷つけていないか、そんな心配を毎日している私にとって、これは相当にハードルの高い行為です。房舎施は(ぼうしゃせ)は、訪ねてくる人にはご飯と布団を提供し労をねぎらうこと。今だったら宿泊施設の営みですが、業務で徳を積める幸せな仕事です。でもコロナ禍で辛い現状に…。

 公務を理由に不義理を重ねてきました。この禅寺のご本尊、千手観音さまに向かって手を合わせると、何だか心が穏やかになれます。

2021年7月10日土曜日

その一歩


 漁港の肉子ちゃんを観ました。全く期待はしていませんでしたが、私としてはアニメのベスト10に入る映画でした。感涙を悟られないようにするほど身体が震え、その震動でイスは壊れ、シートごと落ちて床に尻モチをついたほどです。

 後で知りましたが、映画の原作は直木賞作家の西加奈子さんでした。舞台は宮城県の石巻か女川とのこと。これだけでも仙北市民としては応援したくなる作品です。明石家さんまさんの企画・プロデュースだったので、色もの映画(失礼!)みたいな先入観がありましたが、そんな偏見で鑑賞した方がギャップがあって良いと思います。私の一番のお気に入りは、二宮くんがキクコをコトブキセンターに誘い、キクコが二宮くんの後に続いて歩き出したシーン…。彼女のその一歩が、二宮くん(他人)を理解するファーストステップだったと思います。

 映画が終わり、係の方にお話をしました。「感動でイスを壊してしまいました」と。係の方はジーっと私の体型を見て、「大丈夫です。頑張ってください」と。はい…。

40年先を走っています


 仙北市の高齢化比率は42.9%(今年5月末)です。政府は日本の高齢化比率が40%に達する予測を2060年と見込んでいますから、仙北市は40年先を走っていることになります。と言うことは…。

 40年先の日本の高齢社会を、現在の仙北市から見ることができると言うことです。もちろん人口集積度や居住環境で条件が違いますが、でも意識は共通しています。例えば、今日の仙北市のお年寄りが嬉しいサービスは、40年先、日本国中で必要だと思うサービスです。そんな課題先取りの日常を過ごしていると考えれば、よく耳にする悲観的な会話、「仙北市は高齢化比率が高くて将来ビジョンを描けない」でため息をつく暇はありません。

 実際、超高齢地域の集落課題を分析し、改善策を見つけ出す取り組みは始まっています。システムを形成できれば40年先の日本国中で必ず役に立ちます。いえ、既に日本は世界の中でダントツ高齢国ですから、続くイタリアやスウェーデンからだって、ノウハウの引き合いはきっとあります。

2021年7月8日木曜日

この赤い実は…


 今の季節を代表する綺麗な赤い実。皆さんは何かご存じでしょうか。答えは…。

 赤スグリ(フサスグリ)です。レッド・カラント、グロゼイユとも呼ぶそうです。周囲には貴重な食材が普通にあります。これもジャムにして保存しますが、いえ、きっとすぐに食べて無くなります。

 仙北市の四季は本当に豊かです。

新たな挑戦と可能性に満ちた場所


 過疎対策は昭和45年に始まりました。日本の経済成長で若者層が大都市へ移動し、農山漁村地域の担い手不足で地域社会が崩壊しかけた対策として、議員立法で国が定めた国策です。

 その根拠法が過疎法ですが、これまで時代背景に配慮して4度の改正が行われ、令和3年4月からは「過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法」の運用が始まりました。そもそもの過疎対策は、前述の通り都市部に比べ脆弱な生活基盤や産業集積を是正する政策が中心でした。しかし都市部にはない多くの価値が全国の農山村漁村にあります。そこで新過疎法は現在のコロナ禍も意識し、条文の前文に「食糧・水・エネルギーの安定供給、生物多様性の確保、多様な文化の継承など、過疎地域の機能が保全され発揮されることが、過度の人口集中による大規模災害、また感染症等が危惧される現代では一層重要。農山村漁村は国民の生活に豊かさや潤いを与える場所」との内容に変わりました。さらに移住・定住・地域間交流の促進、地域社会の人材育成と確保についても、その必要性を強く記述しています。

 仙北市は全市が過疎指定で、全国的には約半数の自治体が過疎指定自治体です。これまで負のベクトルで語られてきたかも知れない過疎ですが、今回の新過疎法の制定を機に国にとってかけがえのない場所、新たな挑戦と可能性に満ちた場所…、そんな国民の認知が進むことを期待しています。もちろん過疎地に住む私たちの取り組みが最大重要です。
※昨日、仙北市は新たな過疎計画を議論する総合政策審議会を開催しました。
※過疎指定で国庫補助事業の補助率嵩上げ、過疎債の発行、金融や税制、各制度の優遇措置等があります。
※写真は梅沢ささら
《参考》
・過疎地域対策緊急措置法(昭和45~54年度)
・〃振興特別措置法(昭和55~平成元年度)
・〃活性化特別措置法(平成2~11年度)
・〃自立促進特別措置法(平成12~令和2年度)

2021年7月7日水曜日

七夕の夜、サクランボで


 七夕の夜、出荷できないサクランボをいただきジャムを作りました。ペクチン(とろみ成分)を抽出するため、種を煮るのも初体験です。

 不安定な天気の一日でした。出張先から帰るときも所々で雨が降ったり止んだり。でも雲の上はいつも晴天です。きっと織姫と彦星は天の川で会えているんだろうな、良かった。いや、それよりも重大な心配は西日本の雨です。雨雲がもっと発達したら線状降水帯の発生もあると、気象庁が予測している報道を耳にしました。

 織姫と彦星にジャムを差し入れして、天気の回復頑張ってもらいましょう。

2021年7月6日火曜日

できることは何でも…


 熱海市の土石流災害で、行方不明の皆さんの捜索が続いています。一刻も早く見つかることを祈っています。駆け付けてガンバレ!ガンバレって声をかけたい思いです。仙北市も8年前、たくさんの皆さんに支えてもらいました。

 平成25年8月9日、仙北市田沢の供養佛地区で起きた土石流災害で、私たちは6人の市民を失いました。捜索は消防・警察・自衛隊、そして地域住民のサポートで進められ、避難者のケアや現場の安全確保対策など、本当に多くの皆さんから応援をいただきました。県・国、関係機関の連携で約1年で復旧事業を終えましたが、その間いつも全国の皆さんから励ましの声がありました。

 熱海市のニュース映像を正視することができません。雨が降らなければ捜索活動の安全性も高まると思います。市の部長等会議でも、できることは何でもやろうとお話をしました。
※写真は、当時、仙北市が被災現場に建てた監視・復旧センターの窓に吊していたテルテル坊主です。せめて思いが届きますように…。

2021年7月5日月曜日

ブルース・リーと青年K



 写真左は映画「燃えよドラゴン」のブルース・リー。写真右はブルース・リーに憧れた青年Kです。

 ブルース・リーになりたくて少林寺拳法を学んだ青年Kですが、拳法の教えがその後の人生を支えてくれたことに気がつきます。例えば…、全ては人から始まること、半分は自分のため、そして半分は他人のために生きること、力のない愛は無力で、愛のない力は暴力になること、鍛えられた自身が、何よりも頼りになる存在だと言うこと、自分が選ぶ生き方でしか自身を活かせないこと…。

 さらに、当時から青年Kは、ブルース・リーが劇中で口にした〝考えるな、感じろ〟の言葉が大好きでした。そんな直感こそ自身だと、今でも思っています。

2021年7月4日日曜日

実写スタンプ「ファイト編」


 手づくり実写スタンプ、今回の吹き出しは「ファイト」です。今日が辛く寂しくても…、大丈夫!。きっと明日は素晴らしい一日がやって来ます。

 撮影は北秋田市の阿仁マタギ駅前。地域の皆さんが毎年開催している案山子(かかし)コンテスト会場です。「ファイト」は画用紙にパスティック書きと前回同様ですが、吹き出しの向きを左右反対にしてみました。出来映えはともかく、案山子の表情と動きが楽しくて、見ているだけで元気になれた気がします。

 ご自由にお使いください。さ~て次の吹き出しは…。

2021年7月3日土曜日

新幹線で新鮮食材の荷物輸送


 仙北市産の新鮮食材を新幹線で荷物輸送しました。コロナ禍で人の往来が難しい中、新幹線の副次活用、モノを動かして地域経済を下支えする試みです。

 JR東日本秋田支社、DMO田沢湖・角館観光協会、仙北市の3者の連携事業。今回はJR角館駅12時57分発の秋田新幹線で、朝採りアスパラなど7品目を詰め込んだ母さんのおすすめセット(仙北市農山村体験推進協議会)40個をモデル輸送しました。現状は品物をJR東京駅内で注文のお客さまが受け取るシステムですが、駅外(お客さまの居住先)まで配達するシステムを検討中です。農林水産省の食品流通合理化検討委員として、トラック輸送を代替する新幹線輸送の活用を提案してから2年、農家民宿のお母さんたちの全面協力で実証試験までこぎ着けました。ありがとうございました。

 ところで、システム改善で宅配が可能になれば、さらに多くの新鮮食材が首都圏と直結します。地ビールと茹でたて枝豆セット、捕れたてドジョウや桧木内川の殿さま鮎、つきたてのお餅も新幹線で…。
※今回は多くの仙北市観光大使の皆さまにもご協力をいただきました。写真右下は東京駅で角館出身の作曲家・ha-jさん。

2021年7月2日金曜日

田沢湖マラソン開催を断念


 今日午前、田沢湖マラソン実行委員会・幹事会を開催。悔しい思いでいっぱいですが、第35回田沢湖マラソンは来年度に延期することに決定しました。

 先月21日に開催の同実行委員会・幹事会では、コロナ禍でフルサイズの大会はリスクが高いと考え、事務局案で公認20キロ限定の田沢湖マラソンを提案しました。参加者も県内在住者1000人に限定し、大会スタッフを150人程度まで圧縮すれば、人流のコントロールと感染予防対応で、安全な大会運営が可能だと見込んでいました。しかし、その秋田県内で感染が拡大し、クラスターの複数発生や子ども達への感染、急速なアルファ株への置き換わりなど、20キロ公認マラソンを提案した当時と状況が一変してしまいました。実行委員会の皆さんも同様の思いがあったようで、延期の提案は全会一致で承認されました。

 大会事務局にはご難儀をかけました。カタチにはなりませんでしたが、次回以降の有望な企画が幾つも生まれましたよ。皆さん、ありがとうございました。

角館祭りのやま行事について


 7月1日、夕方から角館祭りのやま行事実行委員会(今野則夫会長)。多くの議論の後に各団体の意見を集約し、今年は例祭の規模を縮小して開催すること、曳山の運行は中止とすることなどを決めました。

 実行委員会では、初めに秋田大学付属病院感染制御部の嵯峨知生部長、また同部の石川陽子副看護師長から、コロナ対策と秋田県の現状についてお話しをいただきました。その上で、曳山責任者会がまとめた感染防止対策ガイドラインをベースに意見交換。これらを受け、さらに実行委員会として議論を重ね、伝統の継承と感染拡大の防止の観点から、例祭の規模を縮小して開催すること、曳山の運行は中止すること、曳山の建設や展示等は各町内で十分に検討をすること、などを決めました。

 置山は角館総鎮守神明社・勝楽山成就院薬師堂の2ヶ所に設置、交通規制やトイレの設置は行わない、誘客チラシやポスターは制作しない、などについても決めました。