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今日午前、仙北市立角館小学校の6年生が、8コース16班に分かれて角館のまち歩きを実施。大好きな町がもっと好きになった景観学習です。
仙北市は平成21年に景観行政団体となり、平成27年には景観条例を制定しました。現在は景観形成重点地区の指定に向け準備を進めています。普段あたり前のように目にする町並み、集落、山や川や湖は、実はかけがえのない財産ですが、それが年々変質していてとても心配です。市民や事業者や行政がさらに連係して、市の魅力・良好な景観を未来に継承したいと思います。今日の子ども達の取り組みは、その未来づくりの一歩になるはずです。
長くご指導いただく北原啓司・弘前大学教授、村上早紀子・福島大学准教授、仙北市景観審議会、仙北市景観づくり市民会議の皆さんに改めて感謝を申し上げます。
※今回のまち歩きは上記の方々や、角館小学校、同校地域学校協働活動推進員・地域ボランティアなどの皆さんのご協力で実施できました。ありがとうございました。
市民の皆さまの芸術文化活動を応援し、成果発表や表現活動の場面づくりに角館庁舎を開放しています。昨日は津軽三味線の演奏会がありました。来月以降もぞくぞくです。
同演奏会は、葵会(小松春治代表)が開催しました。出演者は小松代表の他、千葉裕基さん、笹渕誠さん、深瀬洋子さん。角館庁舎に迫力いっぱいの津軽三味線…、集まった皆さんも大満足の一時でした。
この後の予定をお知らせします。
〇7月25日(日) 夢燈会の飾山囃子
(10:30~11:30)
〇7月25日(日) やさいの花 朗読会
(14:00~15:00)
〇8月18日(水) 夏休み怪談お話し会
※いずれも会場は角館庁舎です。
県議時代、栃木県日光市今市で線香づくりを勉強しました。当時、身の周りの資源で産業が興せないかと考え、スギに着目して線香の生産を提案していました。
今市では水車を動力にスギ葉を粉砕していて、その情景自体にも魅力を感じました。このスギ粉に繋ぎ材(スギのヤニなど)や沈香、伽羅などの香料、染料を練り込み、これを機械で細く絞り出し、乾燥すれば線香の出来上がりです。この工程を見せてくれた友田善雄さんは、「国産スギ粉が慢性的に不足し、中国産に頼る場面もある。以前は秋田でも製粉が行われていた。粉は北に行けば行くほど品質が良くなる。秋田は香りも粘りも上質だった」と話していました。
あれから14年、若い皆さんの間でお香を焚く習慣は日常化しました。新型コロナ対策が続く中、現代の癒やしの線香づくりに興味津々です。
※写真のお香立ては台湾の神様。
三種町琴丘地区の梅栽培は、平成5年から始まったと聞きました。今では秋田県内屈指の梅産地です。今年もこの梅で大好きな梅酢シロップをつくりながら、梅の可能性に妄想が膨らみます。
旧琴丘町時代、農業構造の転換を模索する中で梅栽培が始まりました。20年で一大産地に成長しましたが、きっと多くの皆さまの努力があったと思います。梅の花は観て美しく、その実はアイディア次第で高付加価値化が可能です。仙北市でも花紀行に観梅会が加わったり、梅の食品加工が始まったら素敵です。
ところで私の梅酢シロップづくりは、小ぶりの梅1キロ、氷砂糖1キロ、りんご酢150㏄です。
※写真の梅は小〇梅〇さんが生産した藤五郎Sサイズ。お名前も品質も最高です。
仙北市議会6月定例会は、本日追加提案したコロナ経済対策なども合わせ、全案を可決して閉会しました。追加補正予算は約3500万円。その主な内容は次の通りです。
①せんぼくふるさと応援便事業(444万円)…帰省を我慢する県外の家族等に地元特産品や生活必需品を宅配する際、市内郵便局及びヤマト運輸を利用する世帯の配送料金(1世帯2個まで)を助成。期間限定で予算額に達した時点で終了。
②生活困窮者自立支援事業(54万円)…社会福祉協議会で行っている総合支援資金の再貸付を終了した方、また再貸付が不承認になった方が対象。
③新型コロナワクチン接種体制確保事業(349万円)…電話だけだったワクチン接種予約を、Web予約やLINE予約も併用するためのシステム構築経費。
④通農体験・農業定住(五感楽農)事業(26万円)…新幹線荷物輸送の定期化を目指す経費。
⑤仙北市感染予防対策支援事業(750万円)…市内事業所が感染拡大を防止するため、県の認証制度と連動した衛生環境整備などの経費。
⑥2021仙北市プレミアム宿泊支援事業(1058万円)…県民・市民が市内の宿泊施設に宿泊する際に使える県民・市民限定値引き券(3000円×3000人)。On-line申請で使用期間限定。
⑦新型コロナ感染症対応宿泊施設等受入態勢整備促進事業(868万円)…県事業への市嵩上げ。他。
閉会のあいさつで、私は「コロナ対策とは言え、平時ではないことを理由に議会への事業提案が粗末になっていないか、議会からの信頼を損なわないよう改めて留意したい」とお話ししました。また須田教育長から、「8月14・15日に予定していた成人式を延期することにした」と報告しました。
※写真は新幹線輸送が始まる「母さんのおすすめセット」箱詰め作業。
市内・近隣7校からご参加いただき、今日は仙北市内の事業所視察会です。高校卒業後、この取り組みがきっかけになって地元就職が叶えば幸いです。どうか刺激的な一日になりますように。
受入れをいただく15事業所の皆さん、本当にありがとうございます。私はあいさつで、「何が幸いするか分からないし、新型コロナウイルスの前と後では価値感が一変します。世界中がそうです。お給料は多い方が良いでしょうが、それは今はこの金額と言うだけのこと。皆さんがガンバッて会社が設けたらお給料は上がります。自分を高め、社会に貢献することが仕事の意義です。今日はその種の幾つかに出会うチャンスです」とお話をしました。
新型コロナウイルスの感染拡大で、首都圏から地元に雇用動向が動いています。市商工会や市企業等連絡協議会のご協力に感謝を申し上げます。
田沢湖マラソン実行委員会・幹事会を開催。コロナ禍の中、どうやったら田沢湖マラソンを開催できるか、その可能性の1プランを提案しました。
例年の田沢湖マラソンは、フルマラソン、20キロ、10キロ、ペアなど参加種目も多彩で、年齢別各賞、米国ホノルルマラソン、台湾高雄マラソンなどに選手派遣を行う国際大会です。子どもも含めランナー約6000人、大会を支える市民・企業ボランティア1000人、給水ポイントには高齢の市民スタッフも多いことなどから、フルサイズでの大会開催はリスクが高いと判断しました。しかし、昨年のように大会全体を中止したくありません。昨年以降、私たちには多くのコロナ対策のノウハウを蓄積しています。
そこで今年は、公認20キロ限定のみの田沢湖マラソンを提案しました。参加者も1000人(県内在住者で18歳以上・高校生不可)とし、On-lineエントリー・成績等の発券、ナンバーカード(ランナーズチップ付き)郵送、健康チェックシート提出と検温、ウエーブスタート、無人給水所の開設、前後式典の省略…など、事前調整・非接触・3密回避のプランです。実行委員会では、参加者数とスタッフ数が適正か、経済対策上の必要性などで発言がありました。同プランをさらに精査し、来月2日の実行委員会で開催の可否を決定したいと思います。
仙北市など県内5市町が参加して、「関係人口会議」(7月3日オンライン)を開催します。同会議終了後は夏から冬にかけ、希望の皆さまには現地を訪ねていただき、体験企画も用意しています。
県外の皆さまが対象です。主催は秋田県地域づくり推進課、運営は一般社団法人ドチャベンジャーズ、参加自治体は仙北市、能代市、小坂町、大館市、八郎潟町です。仙北市の関係人口のメインテーマは「家族留学」。市内の農家民宿やわらび座、多彩なアウトドアアクティビティなどで、年齢・世代を超えた家族留学の可能性を探ります。まずはオンライン会議にご参加ください。
《オンライン会議日程》
日時 7月3日(土)15:00
~17:00
参加 県外にお住まいの方
費用 無料
定員 30人
※締切りは6月27日(日)
※先ずはhttps://kankei.a-iju.jp/projects/p1671
をご覧ください。
赤は畑で手摘みした苺、緑は同じく手摘みの実山椒です。ふるさとは宝石のように美しい食材がたくさん。苺はクリームと合わせて明日お昼のジャムサンド。実山椒は塩漬けにして保存します。
銅鍋でジャムを煮ると発色が良いと教わり、リサイクルショップで安い鍋を見つけて初挑戦でした。でも、アルミ製のお鍋と余り変わらないような気がします。いえ、レモンが少なかったかも…。あとグラニュー糖はお手本の半分程度に抑えました。実山椒の方はアク抜きで1晩おき、その後に指でつぶれる程度まで煮て、充分に水を切ってから瓶に詰めました。
昔から先人が行ってきたことですが、こんなに楽しい作業だったなんて知りませんでした。地域に伝わる伝統的な生活は、むしろ贅沢な時間だと感じます。ここに暮らす私たちが、先ず日常を楽しまないと…。
※パンは角館ドノパン製フォカッチャ。
今日は、仙北市角館立町ポケットパークで「第26回住宅デー」です。主催は秋田建築労働組合角館支部(大石良助・支部長)。開催に先立って、これまでの社会貢献活動に感謝状を贈呈しました。
住宅デーでは、無料住宅相談や無料包丁研ぎ、公共下水道の相談、木工教室などを開催します。時間は午後3時まで。皆さまお気軽にお立ち寄りください。また今日は、同時進行で市内保育園の補修活動も奉仕活動として行う予定です。このような活動を多年にわたって継続してきた支部に、私から心ばかりの感謝状を贈呈しました。皆さまの技術が市民生活を支えています。どうか益々のご活躍、そして職人技の伝承をお願いします。
重ねて感謝を申し上げます。ありがとうございます。
市内を舞台に実写スタンプを制作中です。初回の吹き出しは「会いたいな」。これまでお越しをいただいた皆さまに、市民の心のつぶやきをお伝えしたいと思いました。ご自由にお使いください。
吹き出しの「会いたいな」は、画用紙にパスティックで文字を書きました。初回だったので要領が分からなくて…。でも対象素材に吹き出しが近接すると、なかなか面白いスタンプになるみたいです。今回の撮影場所が全て分かったら凄い!。
さ~て、次の吹き出しは…。
仙北市田沢湖の生田集落(浅利文雄会長)から、生田グラウンド周囲の桜の保全についてご相談がありました。さっそく市観光課桜まちづくり係が出動して…。
同グラウンドは、集落の運動会や子ども達の遊び場として親しまれてきました。周囲には推定樹齢60年の桜の木が25本植栽されていて、地域コミュニティの中心になっています。しかし、浅利会長のお話によると、「近年は枝が茂って通行に障害があったり、幹割れや空洞化で倒木が心配」とのこと。そこで市観光課桜まちづくり係の出動です。桜まちづくり係は、角館の桜など文化財に指定された桜に限らず、地域で愛されている桜を市民と一緒に守る活動を進めています。今日は樹木医の黒坂登さん(市さくらアドバイザー)に桜の健康診断をしてもらいましたが、「大丈夫。樹勢もよくて綺麗な花を咲かせてくれますよ」とのこと。皆さん大喜びでした。
浅利さんは、「てんぐ巣病の除去、剪定など、桜の保全活動を地域と行政の協働作業で継続できればと思います」と話してくれました。
先日、市議会で〝定住の循環〟について議論がありました。定住の循環は、私が以前から言い続けてきた人口減少対策の考え方です。
住み続けることができる、持続可能なまちづくりについては多様な議論があります。子育て環境の充実、給食費や医療費の無料化、交通確保や買い物支援、生き甲斐づくり…、それぞれの世代で多くの課題を抱えていますが、そのスタートは、「ここで自分らしい毎日を暮らせるか」です。例えば高校を卒業した後、地元に進みたい大学があれば、また自分を生かせる興味深い仕事があれば、それは留まる理由の一つになります。そんな男女が偶然知り合ってお付き合いが深まれば、もしかしたら結婚や出産があるかも知れません。子どもが生まれたら、子育て環境の整備が課題になります。その子どもが学校に入学したら、給食費や医療費のことが気になるでしょう。そして年を重ね、また子どもが進みたい大学や興味を覚える仕事、自分らしいライフスタイルを過ごせる空間があれば…。これが定住の循環のイメージです。
定住の循環のスイッチは、暮らし始める動機を多様に準備することだと思います。アフター・コロナ時代は田舎暮らし時代になります。情報通信と働き方改革で、定住の概念もずいぶん変化していますが、ますます仙北市の優位性、秋田の魅力が際立ってきたように感じています。
仙北市は新型コロナワクチン接種の予約で、7月1日からオンラインシステムを導入します。従前のコールセンター電話予約に加え、パソコン・スマホで市のホームページにアクセスか、直接LINEでも予約を受け付けます。
6月20日(日)からは、65歳以上の皆さまの接種が可能になります。予約がまだの方はコールセンター(℡0570-038899)でご予約ください。64歳以下で基礎疾患があり通院されている方は優先接種ができます。この皆さまは6月24日(木)から予約を受け付けます。基礎疾患(次の15)番号をコールセンターに伝え予約ください。
1.慢性の呼吸器の病気
2.慢性の心臓病(高血圧を含む)
3.慢性の腎臓病
4.慢性の肝臓病(肝硬変など)
5.インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病
または他の病気を併発している糖尿病
6.血液の病気(鉄欠乏症貧血を除く)
7.免疫機能が低下する病気(治療や緩和ケア
を受けている悪性腫瘍を含む)
8.ステロイドなど免疫機能を低下させる治療を
受けている
9.免疫異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
10.神経疾患や神経筋疾患が原因で身体機能
が衰えた常態(呼吸障害など)
11.染色体異常
12.重症心身障害(重度の肢体不自由と重度の
知的障害とが重複した常態)
13.睡眠時無呼吸症候群
14.重い精神疾患(精神疾患の治療のため入院
している精神障害者保健福祉手帳を所有して
いる、または自立支援医療(精神通院医療)で
重度かつ継続に該当する場合、知的障害(療養
手帳)を所持している場合
15.基準(BMI30以上)を満たす肥満の方
なお、50歳~64歳の方への接種券は6月17日以降に、30歳~49歳の方には6月21日以降に、16歳~29歳の方へには6月28日以降に、それぞれ順次発送します。※オンライン予約の詳細は後日お知らせします。
写真は1ポンドの福音(高橋留美子・小学館)全4刊です。ボクサーの畑中耕作とシスターアンジェラの人間模様がコミカルに描かれています。その主人公の畑中耕作と私…、似ています。
いえいえ、容姿ではありません。共通点の一つ、まず2人とも減量ができません。畑中耕作はフライ級6回戦でプロデビュー。しかし、大食いで間食好きの癖が抜けず毎回減量に大失敗。結果ジュニアバンタムからバンタム、そしてジュニアフェザーへと転向を繰り返す〝根性なし〟です。一方の私、今年も6月1日の衣替えに備え、少し前から小食生活を心がけてはいましたが…、昨年着ていた春夏の背広がパンパンで、あらためて冬期間の怠惰を思い知る〝根性なし〟です。
そしてニつ、畑中耕作のようにシスターの友達はいませんが、最近、私はお寺で観音さまを拝んだりしています。う~む、やっぱり似たもの同士です。
仙北市議会の一般質問2日目。荒木田俊一議員(市民クラブ)、髙久昭二議員、高橋輝彦議員(蒼生会)、田口寿宜議員(蒼生会)が登壇しました。特徴的な質問と市長答弁の概要をお知らせします。
【荒木田俊一議員(市民クラブ)】
Q.企業誘致の取り組みについて、なかなか成果が上がらない。今後はどのように対応をしていくつもりか。どのような企業からの引き合いがあるのか。
A.企業誘致は手強いと言うのが正直な感想。いま県産業労働部に市職員を2名派遣し、うち1名は東京事務所に勤務し情報収集能力は格段に増した。企業誘致はこの数年で変化がある。工場本体の誘致、技術の誘致、人材の誘致、文化の誘致などもある。特区・スーパーシティ構想の連携企業や、近未来ワンストップセンターには著名企業からの相談もある。
【髙久昭二議員】
Q.コロナ禍の不況で市内の観光産業・宿泊業・地場物産・おみやげ店・飲食店などが大変な状況。これらに対する市の支援策、また給付金は出せないか。
A.国・県の支援制度がない分野などを市の支援策で補っている現状。給付金は国の月次支援金給付制度(上限20万円)などの利用をお願いしている。また今議会の最終日には、新たな経済支援メニューの追加補正をお願いしたいと考えている。県民・市民のツーリズム支援、宅配便等の送料助成、県認証制度のサポートと衛生環境整備、新幹線物流の定期化事業などを提案したい。
【高橋輝彦議員(蒼生会)】
Q.JR角館駅の東西自由通路、朝一番の新幹線の角館停車、落合野球場整備、田沢湖庁舎の冷暖房設備、防災行政無線の戸別受信機の設置など、それぞれの進捗状況は。
A.自由通路は内川橋の完成後に着手したいとJRに伝えていて、今日の夕方にも木村・JR秋田社長と面談予定だ。市内に停車しない新幹線2本については、市の便益と県の便益を考える必要がある。落合野球場の整備は新過疎計画に載せ新過疎債で実現したい。田沢湖庁舎の冷暖房施設は、今年中に計画を策定し来年度予算に計上したい。防災行政無線は順次設置をしている。不足だった個数も福島県浪江町のご協力で貸与が決まった。
【田口寿宜議員(蒼生会)】
Q.新たな観光の取り組みが、行政・民間・関連団体の連携で進んでいる。アフターコロナの在り方を確かなものにするために、これまでの観光振興計画の見直しが必要ではないか。A.現在の第2次観光振興計画は、平成30年度~平成34年度の5ヶ年計画。既に4年が経過している。また当時の観光環境ではない、特にコロナ対策などでは数量ではない満足度勝負の観光に変質できる計画が必要だ。上質なアウトドアアクティビティを盛り込んだり、市長の交代もある。これをチャンスととらえ早い段階で見直しをすることが適切だ。
仙北市議会の一般質問から。小林幸悦議員(蒼生会)、武藤義彦議員(〃)、小木田隆議員(市民クラブ)、平岡裕子議員が登壇。特徴的な質問と市長答弁の概要をお知らせします。
【小林幸悦議員(蒼生会)】
Q.10月の市長選挙に立候補するのか(別にアップ済み)。また角館のお祭りの市当局の祭典実施に関する考え方を伺う。
A.私の4期目はない~(別にアップ済み)。5月に開催のお祭りの実行委員会で、市長・危機管理監・医療局長が参与として委嘱を受けた。感染症専門医師の助言をいただくことなど提案をした。市長として、また市コロナ対策本部長として、市民はもちろん観光客も含めた来訪者の安全確保が第一だ。絶対お祭りをきっかけとしたコロナ感染者は出さない。お祭りに行政の口出しは不適当。しかし安全が危ぶまれる事態が想定される場合は職務全うの行動になる。
【武藤義彦議員(蒼生会)】
Q.4月に秋田内陸縦貫鉄道で起きた踏切事故について、県や鉄道事業者とはどんな対応と協議を行っているか。
A.まず4月30日、田沢湖庁舎で秋田内陸線の吉田社長と事故対策について面談をした。5月には阿仁庁舎で2度目の面談を行い、地元要望(警報機や遮断機の設置の安全対策が要望の本旨)を叶えるための協議をスタートした。続いて秋田内陸線の取締役会議で、秋田県と北秋田市に同様のお話しをした。6月に入り、県の猿田副知事と面談し、国の制度や県の制度を活用し、安全施設の設置について具体の協議を行った。今後も続ける。
【小木田隆議員(市民クラブ)】
Q.市長が12年前に掲げて当選したマニフェストについて、市長本人の検証結果は何点ぐらいの達成度か。
A.8つの約束と40の政策を描き完全なマニフェスト選挙を行った。その後マニフェストは市の政策の全てに盛り込まれた。さらに検証作業は、内部検証・外部検証・市民委員会検証の3段階で、前期分(平成23~24年度)と後期分(平成25年度~26年度)の2回に分けて行われた。これらの検証結果は5段階で区分されていて、政策の平均点は2.6点だった。このことから、達成度は50点ぐらいではないかと受け止めている。
【平岡裕子議員】
Q.仙北市の妊娠届けと出生者数について、新型コロナウイルス感染症の発生前と現在の比較。また18歳までの医療費の無料化、課税世帯の窓口負担の廃止について。
A.妊娠届出数は平成28年の134件以降、現在まで90件前後で推移している。出生届は平成30年までは98件、令和2年度は86件だった。もちろんコロナで大変な中、それ以前に子育て環境や支援メニューに不安を感じたり、少子化の大きなうねりの中で、現状があると感じた。また18歳までの医療費の無料化、課税世帯の窓口負担の廃止については、早い段階で実施することが適切だと思う。
仙北市議会は今日から一般質問が始まりました。議員質問で4人が登壇し、小林幸悦議員(蒼生会代表)から、「10月の市長選挙に立候補しないのか」との質問をいただきました。私は…。
以下は私の答弁概要。「私の4期目はない。3期12年で市長職を市民の皆さまにお返しする。首長はマラソンランナーではなく、駅伝競走の一人の走者だ。私の能力・私を取り巻く環境では、市長の重責を担えるのは3期が限界。リーマンショック、東日本大震災、現在のコロナウイルス、さらに合併前の国保税過大受給や所得税の不正還付事案の発覚と対応、そして職員の贈収賄事件、雪崩事故、土石流災害、源泉事故…、申し訳の立たない、悔しい、悲しすぎる事案が続いた。しかし、いつも周囲に支えられて何とか今日を迎えている。感謝の思いしかない」。
「コロナワクチン接種は10月に終了の目処がついた。黒沢工業団地の企業誘致は再起動が遠くない。地元の方々と一緒に声を上げた国道105号大覚野峠は国直轄事業が決まり、国道46号も改修の進捗を見ている。角館の内川橋改修は事業着手となり、角館旧庁舎の解体は始まった。再生可能エネルギーの開発では、この8月・9月と続けて民間の小水力発電所が竣工する。一方で、田沢湖再生・クニマス里帰り、国道と新幹線の新トンネル構想、国家戦略特区、スーバーシティ、スマート農業、玉川温泉岩盤浴の冬期再開、温泉保険適用事業、湯治文化の世界遺産登録、三セクの在り方改善、曳山会館や伝統文化の継承活動、新インバウンド対策、SDGs持続可能な地域づくりなど、作業に入っていた取り組み、これから準備に入ろうと考えていた取り組み等いろいろある。しかし、コロナ禍が収束した後の社会は、これまでの価値感とは違う新しい時代になるはずだ。このタイミングで仙北市はトップ交代、人心一新を行うことが最良と判断した」。
「私は社会人になってから今日まで、日に3度のご飯を食べ、子ども達は学校に通い、家族と生活することができた。これは市民・県民のおかげで税金で生かしてもらった。私の中にあるものは、国内・国外の人的ネットワークも含め、この後の市民活動で市民・県民にお返しをしたい。これまで私自身が提案してきた様々な政策が、持続可能な地域づくりに有効だったか、その実態を現場で確かめたい。その上で、人影が消えつつある集落や、空き家、農地や林地に新しい価値を生み出す活動がしたい。移動の手段がない人の足になったり、高齢者の生き甲斐づくりの場を考えたり、子育てに難儀している人を支えたり、遊び場がない子ども達にその空間を提供したり、ふるさとに帰りたいと思った人には地元コーディネーター役を引き受けたり、若い人が取り組みたいと思う活動を支援したり、仕事づくりを進めたり…。できるかどうか分からないが、そんな現場にいたい。そして地域コミュニティの共助・公助のシームレスな活動を、既存の各団体や組織のご協力もいただき、または新たに組織を立ち上げるなどで公と民の間に身を置き、自由な発想で一つでも成功事例をつくりたい」。
「10月選挙で少し早い時期の態度表明だと思ったが、私の態度表明が次の市長を目指す、その志を持つ人に届き、新リーダーの誕生に少しでも役立てればと願っている。もちろん残す任期も全力で公務にあたる」とお話しをしました。
バリケードと足場に囲まれた仙北市役所・旧角館庁舎。内部では解体工事が進んでいます。この工事の後には、火除け(武家屋敷の内町と町人や商人の外町の間の防火帯)の復元が可能になります。
旧角館庁舎は、駅前に新角館庁舎が竣工し、西木庁舎に市教育委員会事務局が移転した今年3月末で、これまで約60年の役割を終えました。新年度から解体工事に着手しています。この旧庁舎が建っていた場所が火除けだったことから、歴史的・文化的に重要な火除け復元の議論が進みませんでした。解体で議論が活発化することを期待しています。
なお市文化財保護室では、解体工事中に火除けの遺構調査等を行う予定です。
何に見えるでしょう。
テレビで話題のお菓子を買いに行ったら…、売り切れでした。それで作ってみました。いろんな顔があって楽しいです。
美味しいし、私的には満足です。
わらび座と秋田大学・高齢者医療先端研究センターは、ミュージカルが認知機能の低下を抑制する効果について、医学的な調査研究を行うことになりました。この研究に協力をいただけるシニアの皆さんを募集しています。
本事業は公益財団法人・伊徳地域振興財団の2020年助成事業です。仙北市も応援しています。7月から12月まで月2回、わらび座内でミュージカル体験をしながら、様々な医学的数値の変化の測定にご協力ください。対象は県内在住65歳以上のシニアで定員は男女各10名。参加料は無料。募集期間は6月20日まで。私的には、歌ったり踊ったり、何かを演じたりすることは、きっと物忘れや認知機能の低下を抑制する効果があると思うのですが…。
お問合せ・お申込み先は、
〇わらび劇場事業本部
電話:0187-44-3332/FAX:0187-44-3318
※仙北市ホームページにチラシを掲載中。
※写真はわらび座との打合せ風景。
写真はJR東海の大ヒットCM、1988年のX'mas Express 深津絵里さん編です。クリスマスの夜、遠距離恋愛の二人が駅で再会を果たします。そして「会うのが、いちばん。」のキャッチコピー。早くこんな日常を取り戻さないと…。
Facebookで見つけて何度もリピートしました。山下達郎さんのクリスマス・イブが、1983年のリリースだったことも初めて知りました。それにしても…、何かを生み出すには、話さなければ伝わらない、会わなければ始まらない、これが基本だと思っています。でも今は、コロナウイルスの感染防止で、話さないでください、会わないでください、です。今が我慢のしどころです。
どこかのお婆ちゃんがテレビのインタビューに答えていました。「若い方々のためにワクチンを接種します」と。ありがとうございます。
仙北市角館の桜並木駐車場を発着点に、武家屋敷通りを駆ける東京2020オリンピック聖火リレー。木々の鮮やかな緑、伝統的建造物、聖火ランナー、路上からの市民応援…、その美しさに感動しました。
多くの皆さまにご協力をいただきました。重ねて感謝を申し上げます。私はあいさつで、「東京オリンピックは国連が提唱したSDGsの精神に基づく初のオリンピックです。仙北市は県内唯一のSDGs未来都市ですが、今日の聖火リレーがSDGsのコンセプト“誰ひとり取り残さない”、全ての人を照らす希望の灯火になるよう、そしてコロナに打ち勝ち、新しい時代を拓く力になるよう祈念します」とお話をしました。
〇仙北市内の走者13人は以下の通り(敬称省略)
田口成浩 菅原英樹 坂本愛 鐙将算 田崎清俊 石川裕子 櫻田学 吉田雄吾 萩原拓也 髙橋謙一 吉田綾子 佐藤直央 菊地利佳
※写真の一部はNHKライブストリーミング。
玉城デニー・沖縄県知事、中原八一・新潟市長など、国家戦略特区のオンライン合同会議に参加。仙北市の昨年度の特区事業評価は高評価と実績なしの五分五分でした。でも、おかげで面白いアイディアを思いつきました。
内閣府の評価は、「旅行業務取扱管理者の確保事業で、着地型の旅行商品の販売実績を高く評価。一方、国有林活用促進事業は進まず実績がない」との分析です。私からは「この3月に近未来技術実証ワンストップセンターを開設(既に複数案件に対応)したこと、スーパーシティ特区の応募もあわせ、新たな規制緩和の準備を進めていること」などを報告しました。
会議終了後、市担当者と国有林の活用促進について協議。豚の放牧に固執し過ぎた反省を共有しました。もっと間口を広げて、例えば森林ハーブや原木キノコ栽培、林間活動研修場の運営などに興味がある民間事業者はいないでしょうか。
仙北市の昨年度ふるさと納税額が確定しました。総額で14億5874万3219円です。寄付総数は8万458件で、実人口とあわせると仙北市は10万人都市です。
いえいえ、この8万件はリピーターの皆さまが多数いますから、もちろん前述のような単純計算にはなりません。一方でリピーターが多いと言うことは、市の返礼品が上質だという証です。寄付をされた皆さま、返礼品を準備された市民の皆さま、本当にありがとうございます。
今年度は、お米のラインナップにごはんパック等が加わります。皆さまご利用ください。
※写真は秋田魁新聞6日の朝刊から。
今朝(5日)の秋田魁新聞です。市民の立場で、もっと自由にまちづくりに挑戦したいと思います。
現在の心境を、14・15日の市議会一般質問で、議員質問にお答えするカタチでお話しさせていただきます。市民の皆さま、これまでお支えいただいた皆さま、本当にありがとうございました。任期(10月)いっぱい、コロナ対策、積み上がった課題の解決に全力で取組みます。
重ねて感謝を申し上げます。
仙北市議会6月定例会が始まりました。会期は6月25日まで。須田喬教育長の力強い新任あいさつに続き、私は市政報告で10月の市長選挙について少しお話しをしました。
「10月で任期(満了)となる仙北市長選に向けた思いは、これまで長く仙北市政の前進に議論を重ねてきた市議会の皆さまに、直接お伝えをしたいと考えています。今会期中のしかるべき場面でお話しをさせてください」と述べました。その後、議事に先立ち、全国市議会議長会から表彰状の伝達がありました。受章者は八栁良太郎市議(20年)、荒木田俊一市議(15年)、田口寿宜市議(15年)の3人です。本当におめでとうございます。
なお、専決処分事案(職員の給与に関する条例の一部改正、職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正、市税条例の一部改正、固定資産評価審査委員会条例の一部改正、令和2年度の一般会計補正予算、令和3年度の一般会計補正予算)の6件は、本日可決をいただきました。
※写真はある晩の自宅の山菜づくしご飯
田沢湖マラソン実行委員会を代表し、大会の作業状況をお知らせします。今日も市スポーツ振興課など事務局内で検討を行っていますが、私たちは新型コロナ感染症の収束が見通せない中でも…。
安易に中止を判断しない方針です。もちろん従前通りの大会開催は困難です。しかし必要な感染対策を講じた場合の、例えば大会規模、参加対象地域、非接触運営、種目特定、スタート方法などをイメージしています。既に例年だとランナーのエントリー時期になっていて、時間的な猶予は全くありません。この数日で6月21日予定の実行委員会で提示する〝たたき台〟をつくり、さらに協議を深めてもらおうと考えています。
9月19日が大会を開催する際の予定日ですが、予め開催・中止の判断に客観性を持たせるため、判断基準(例:県内に緊急事態宣言やまん延防止措置が発令など)も作成中です。詳細情報の提供まで、あと少しお待ちください。
秋田駒ヶ岳の山開き。十和田八幡平国立公園の名山で、数百種類の高山植物に恵まれた花の山です。今日は山麓に残る残雪と萌黄色の木々、天色の空が本当に綺麗でした。
観光協会や山岳会、一般の秋田駒ヶ岳ファンの皆さんが神事に参加してくれました。場所は八合目園地休憩所前で、目の前に最高峰の男女岳の山頂(1637m)が見えます。私は「山の神さまが素晴らしい天気をプレゼントしてくれました。コロナ禍だったり辛い事が多い毎日ですが、今日は安全最優先で登山を楽しんでください。そして、また明日から頑張れる力をもらえるようご祈念します」とごあいさつしました。
登山は、マイカー規制や活火山対策などの事前情報の収集、また、万一に備え登山計画書の提出協力をお願いしています。