2023年12月31日日曜日

あと8年で地球一周


 2023年のウォーキング結果です。1年間の歩数は約664万歩、距離にして4500kmです。昨年より500km増えました。日本列島で言うと北海道から沖縄を超えて…。

 地球一周の距離が約4万kmですから、その10分の1は歩いた計算です。昨年の4000kmも合わせると、あと8年で地球を一巡できます。何より風邪知らず、病気知らずですから、どんなにウォーキングが健康に良いか分かります。そんな下心もあって除雪作業(もちろんスノーダンプ)や回覧板のお届けも、全く苦になりません。

 とは言うものの、最近は腰が痛くて…、きっと歩き過ぎです。新年から日課の見直しをします。皆さま良いお年を!。

2023年12月30日土曜日

温室にサトウキビ33本


 温室づくりの2日目。今日は保温能力のアップを期待してプチプチ(梱包資材)を全面に貼りました。熱源のオイルヒーターは10度で運転。ゆっくりと室内が温まる間、私は外で…。

 畑の雪を寄せ土を掘り出しました。沖縄から送ってもらったサトウキビは33本。これだけあったら倍土の対比実験ができます。と言うことで、我が家の畑の土100%、畑の土と市販の倍土の混合(割合は半々)、市販の倍土100%の3パターンを準備しました。さらに育苗箱の深さが生育にどう影響するのかも比較することに…。

 温室にはスダチの苗も入れました。春になれば畑に定植します。じっけん農場では初めての柑橘系です。ユズも植えたいなあ…。

2023年12月29日金曜日

納屋の中の温室づくり


 農機具が入っている納屋の一角に、廃材を活用して温室をつくっています。2重被覆で保温機能を高め、サトウキビの育苗や柑橘系の苗木を越冬させる作戦です。今日はその外側の…。

 物置きになっている納屋を片付け、2畳のスペースを確保して柱を立てました。ここに外幕のブルーシートや採光用の透明ビニールを張って…。穴が空いている複数ケ所を補修したり、お使いに出かけたり、メルカリに出品した本の配送作業もあったりで、今日の作業は亀の歩みでした。明日は内幕を設置し、育苗棚の製作やサトウキビの植え付けに進もうと思います。

 問題は熱源です。かなり古いのですが…、オイルヒーターやセラミックヒーターは使えないかなあ。

2023年12月28日木曜日

マーケットはある!


 盛岡の神子田朝市は、朝5時から8時30分の営業(月曜日はお休み)です。ビジネスヒントがいっぱいで楽しくて美味しくて…。今朝は干し葉(写真左)を売っていたお父さんと…。

 干し葉は大根の葉を刻み、テニスボールくらいの大きさに丸めて干して、冷凍保存した岩手の伝統食材です。お味噌汁の具材や干し葉汁にして食べます。美味しく体に良いので人気があります。お父さんは「並べれば売れる」と言っていました。最近は季節に関係なく野菜がスーパーに並びますが、干すことで栄養価が増す干し葉ファンは確かに存在するようです。秋田だったら…。

 本物は支持されます。干し葉売りのお父さんから、必要としている人がいる限り生産もマーケットも存在することを教わりました。う〜ん、何か思いつきそう。市場のマスコットキャラクター・あさどりくん(写真右)もグッドです。

2023年12月27日水曜日

しめ飾りを作りました


 お正月に年神さまをお迎えする準備。今日はしめ飾りを作りました。家にある五葉松、南天、藁を使い、ゆずり葉はホームセンターで購入、橙(だいだい)は大好きな金柑です。

 昔から縄ないが得意でした。しかも…、どう言うわけか左縄です。今日は長めに縄ないして、末広がりの8重リングを作りました。これをベースに五葉松と南天で厄災と来福を、また子どもたちの繁栄祈願でゆずり葉と金柑を配置しました。金柑は4つ、私には幸運を呼び込む数字です。

 出来の良し悪し、見た目よりもオリジナル感を大切にしました。
※29日のお正月飾りは避けてください。二重苦と読み替えられ縁起が良くないそうです。31日は一夜飾りで年神さまに誠意を欠くとされています。

2023年12月26日火曜日

北と南と秋田


 これはレアな写真だ!。砂糖大根(左手)と砂糖キビ(右手)の2人?が、年の瀬の雪国・秋田で初顔合わせです。北の大地と南の島の作物は、果たして秋田に根付くでしょうか…。

 砂糖大根(甜菜)は北海道が生産量日本一、砂糖キビは沖縄が生産量日本一で、この間の距離は約3000kmです。今年は北海道の友人が調達してくれた種で、砂糖大根を栽培しました。採れ過ぎて未だに製糖作業が追いつきません。これに懲りずに来年は砂糖キビの栽培実験に取り組むことにして…。沖縄の市場で買った生食用の砂糖キビを茎苗にできないか、水に浸して毎日観察していました。

 そんな中、由利本荘市の沖縄カフェ結ま〜るさんが苗(写真)を手配してくれました。春植え用の苗で既に節から新芽が出ています。本当にありがとうございました。秋田産黒砂糖…、食べた〜い!。

2023年12月25日月曜日

今日から冬Cafe


 新雪でコーヒーを入れる冬Cafe。今シーズンは近所の門屋河川公園からスタートです。桧木内川で羽を休める白鳥を観察しながら、カレーメシとコーヒーのランチを楽しむ趣向で…。

 ザックに冬Cafeの道具一式を入れ、膝まで積もった雪の中を川沿いに歩きました。20分ほど進むと流れが緩やかな淵があり、そこに渡り鳥がいつも集まっています。でも…、今日に限って白鳥もガンも一羽もいません(写真は昨年末に撮影したもの)。汗だくのソロ雪中行軍でお腹も減ったし、とりあえずカレーメシを食べながら待つことに…。

 固形燃料でメスティンの雪を溶かし、カップにお湯を注げばカレーメシは出来上がり。アッと言う間に食べ終えましたが、まだ白鳥は飛来しません。仕方ないので食後のコーヒータイムに…。角館ゲストハウスのシュー・コーヒーブレンドを味わいながら待ちましたが…、それでも白鳥は飛来しません。今日はどこかに出張だったかな…。

2023年12月24日日曜日

サンタさん頑張れ!


 クリスマスイブの街に出てみました。ケーキを持ったお父さん、楽しそうに歩く若い二人づれ、孫と一緒のおばあちゃん…、みんな楽しそうで良かった!。そう言えば…。

 以前は私もサンタさんでした。我が家の子どもたちには真夜中に、近所の幼稚園には日中にサンタスタイルでプレゼントを届けました。子どもたちは本当に喜んでくれて、それが嬉しくて楽しくて…。そんな子どもたちが、今晩は大切な人や自分の子どもにプレゼントを届けるサンタさんです。

 写真は5年前、ha-jさんや吹谷禎一郎さんが企画した「サンタが俺らほさやってくる!!」コンサートの様子。この日サンタさんは、赤鼻のトナカイとあわてんぼうのサンタクロースを歌いました。緊張しました!。だって横でha-jさんがベースを弾いてるんです。こんな贅沢なステージはなかなかありません。さあ世界のサンタさん、今晩は頑張りどころですよ!。

2023年12月23日土曜日

タロット占いで死神が…


 AKT秋田テレビで「2023総決算・年末スペシャル」。年間10大ニュースで思うことをお話しました。タロット占いで来年の仕事運をみてもらったら、何と死神のカードが出て…。

 10大ニュースには明るい話題も幾つかありました。私はハチ公をご縁に始まった大館市と渋谷区の交流を県や他市町村にも拡大し、区内の大学や学生に秋田の魅力をお届けする事業展開が面白いのではと提案。また猛暑を引き起こした地球温暖化に対し、できる限り自動車に乗らない二酸化炭素の排出抑制運動を始めたいこと、秋田市や五城目町の水害対策では、この後の大雨も飲み込める河川や排水路等ハード事業の実現、人的被害が多発した熊対策は、ジビエの可能性を飛躍的に高める解体加工施設の設置など、いろいろお話しをしました。その後でタロット占いになって…、仕事運をみてもらったら死神カードが出てビックリしました。

 このカード、死だけを表すわけではなく、新たな始まりの象徴と言う意味もあるんだそうです。でも…、気をつけます。

2023年12月22日金曜日

会おう話そう


 ABS秋田放送の「えび☆ステ」。今週のひとことは「会おう話そう」です。コロナウィルスが5類に移行し人の往来が活発になって…、あれ?、持っているフリップに大変な間違いが…。

 言いたかったことは、新型コロナウィルス感染症が2類から5類に移行(今年5月)し、人の往来が戻って本当に良かったこと、しかしコロナ以前の観光評価基準、例えばお客さまの入り込み数を追うようなことは止めた方が良いこと、それよりコロナ中に学んだマイクロツーリズムに磨きをかけ、これまでは感動(商品)にならなかった新たな価値創造を進めよう…、それを実現するために、先ず人と人が会うこと、そしてアレコレ話すことが大切だと、今週のひとことはそんな思いで書きました。

 と、ところが…、いま写真を見て気がつきました。フリップの文字に大変な間違いがあります。分かった人、分からない人、ともにコメントに明記することはご遠慮ください。例えば「発見!」とか「どこ?」とかで答えを先延ばしして楽しみましょう。

2023年12月21日木曜日

赤いもの救助隊


 冬は一面が真っ白で、公共物も雪に埋もれます。そこでスコップを持ってウォーキングに出かけ、特に赤い公共物を雪から掘り出すソロ活を展開中です。名付けて赤いもの救助隊…。

 周辺の赤いものと言えば、例えばポスト(写真)、例えば止まれの道路標識です。昨年は20回以上出動しました。特に吹雪やドカ雪の後は掘り出しに時間がかかり、カロリー消費量も倍増で、個人的には得した感も楽しめます。近所のポストの場所も熟知しているので、他地域まで足を伸ばすことも…。

 明日と明後日は、この冬一番の寒波襲来と聞きました。これは朝から赤いもの救助隊の出動かな…。

2023年12月20日水曜日

サトウキビの発芽実験


 昨日から、サトウキビの発芽実験を始めました。まったく自信がありません。市場で購入した生食用サトウキビの茎を短く切り、室内で水に浸けたまま放置しています。

 いろんな疑問があります。こんな方法で芽が出るのか(調べてもヒットしません)、いつになれば結果が出るのか、そして市場で売ってくれたお兄さんの不安げな顔…。栽培用の種茎にしたいと相談したら、「生食用だから生きているよ」と言っていましたが、でも冷蔵庫からギンギンに冷えて出てきたし…。

 何かご存知の方、お知らせください。

2023年12月19日火曜日

アダムとイヴの島


 沖縄エピソードの最終回は、今帰仁村の古宇利島に伝わる昔話です。裸の男と女が突然あらわれて、天から降ってくるお餅を食べて無邪気に暮らしていました。しかし…。

 二人は「いつかお餅が降らなくなったら大変」と考え、あまったお餅を蓄えることにしました。すると、蓄えを始めた途端にお餅は降ってこなくなりました。仕方なく二人は海に出て魚や貝をとり、空腹を満たすことにしました。これが労働の始まりです。琉球の人々はこの二人の子孫だと…。まるでアダムとイヴの創世神話です。

 久しぶりの沖縄は、陽光や爽やかな風、甘い花の香りが本当に心地よくて…。何か懐かしい安心が甦りそうで、でも思い出せません。もしかしたら、それはアダムとイヴの幸せだったかも…。
※写真は日本政府観光局JNTOのHPから。私が行った時は曇り空でした。

2023年12月18日月曜日

さとうきび畑で


 沖縄が主産地のさとうきびを秋田で栽培できないか…。そんな挑戦の準備でさとうきび畑を見学、農家やJAの皆さんからお話しを聞きました。最短だと1年で収穫ができますが…。

 それは熱帯・亜熱帯での作型です。雪が降る寒冷地帯(いえ豪雪地帯)での栽培は考えられないとのお話し。そりゃそうですよね…。苗の確保もいろいろと難しくて、これは夢物語だったかなと諦めかけて那覇に戻りました。そうしたら…。

 市内栄町市場で、何と生食のさとうきびを発見。この茎から、新芽を育ててみましょう。

やんばるのブナガヤと


 やんばるエリアは沖縄本島北部の呼び名です。多様で固有性の高い生来系が評価され、全域が世界自然遺産に登録されました。ここに伝説のブナガヤ(写真)が生き続けていると聞き…。

 妖精研究家としては、黙っていることができません。沖縄には古いガジュマルに住むキムジナーと言う妖精がいます。私はブナガヤは地域によって呼び名が違うキムジナーだと思っていました。でも、どうもそうではないようです。写真は廃校になった喜如嘉小学校に住み着いたブナガヤ。近所の資料館では、もっとリアルな数体のオブジェを見ることができます。

 ああ、沖縄は魅力的です。

2023年12月17日日曜日

おめでとう


 沖縄の宜野座です。ウエディングドレス姿の奥さまと正装の息子が、浜辺を歩く様子を遠巻きに見ています。おめでとう。

 既に由利本荘市で結婚生活が始まっている二人。今回は両家だけの慎ましい祝宴です。そのぶん二人の思いが細やかに伝わって、本当に素晴らしい結婚式でした。ありがとう。夕ご飯も美味しかったし、皆さんと踊った沖縄民謡…、忘れられない一晩になりました。

 末永く幸せに!。

2023年12月15日金曜日

サンタと笠地蔵


 ABS秋田放送の「えび☆ステ」。今週のひとことは「毎日みんながサンタさん」です。松任谷由実さんの名曲は恋人がサンタクロースですが、秋田は周囲の皆さんが年中サンタさんで…。

 玄関先に果物とかお菓子とか、いつ誰が置いていったか分からないご馳走があったり、喜ばせたいだけで突然お土産を届けたり…。それが秋田では日常茶飯事です。今日の特集で放映したイルミネーション3ケ所(湯沢市山田地区・横手市平鹿町・秋田市横森)にも、そんな濃密なご近所関係があって、地域がサンタさんでした。他にも県内外で多数のイルミネーションがXmasや年末年始を彩ります。それぞれの場所にきっとサンタさんがいます。いえ、サンタさんと同じように、雪の夜、プレゼントを届ける存在は日本にもいます。それは笠地蔵さま。ヘアスタイルが一緒なので私も実は…。

 と言うわけで、昨日製作した米ぬかカイロが番組プレゼントに採用されました。いよいよ年末、笠地蔵さまも忙しいぞ!。

2023年12月14日木曜日

お洒落なカイロを狙って…


 初めて作った米ぬかカイロが大き過ぎて…、商品化😁に向け小型化してみました。テレビの視聴者プレゼントに採用いただけない場合は、ブログ愛読者の皆さまに…。

 お洒落な小物類のカテゴリーを狙っています。品質は変わりなく自然な温かさで、持っているだけで何だかホッコリ。それに繰り返し使えるのでエコです。テレビのプレゼントグッズにできるかどうか、明日ご相談してみよっと…。さらに改良ポイントを探りたいので、ブログ愛読者の皆さまにも使ってもらえたらと思います。

 前回の試作品は内容物が250グラム、今回は70グラムです。小さくした分保温力が低下し、このサイズでは20分前後でした。でも香りは続きます。煎った米ぬかの香り、大好きです。

2023年12月13日水曜日

寂聴さんの黒髪


 盛岡市民文化ホールで瀬戸内寂聴展。1973年11月14日、寂聴さんは中尊寺で得度しました。今回の展示に当日の寂聴さんの色留袖や帯、さらに剃髪があると聞き…。

 まるで本人にお会いするような気持ちで伺いました。順路に沿って進むと…、徳島で生まれたこと、高等女学校には1番の成績で合格したこと、戦争の足音から逃れて北京で新婚生活、そして出産、夫の教え子との恋愛、結婚生活の破綻、文壇デビューとバッシング、許されない愛、三角関係…、波乱の生き方があった後の得度でした。仏門へ飛び込んだ理由を寂聴さんは「魂の自由を求めて」と話しています。世間的には理解が難しい男女観です。ただ自身に正直な女性だったのだと思います。

 小柄で正直な寂聴さん、得度式当日の着物は鶯色の色留袖と佐賀錦の帯でした。その横に木箱に入った剃髪があって…。この黒髪を捨て、寂聴さんは楽になれたでしょうか。

2023年12月12日火曜日

常連さんと新人さん


 来年のじっけん農場は…。再生産に向けバタフライピーは種を取り、ウコンは種芋を選別し、大好きな小豆も…、このメンバーは常連さんです。写真右下の苗木が新人さんで…。

 スダチです。いよいよ柑橘系の果樹に挑戦しようと思います。他にも苗木を調達中の柚子やカボス、またレモンとミカンも検討中で…。秋田県ではほとんど栽培実例はありません。施設栽培や家庭菜園では実を付けていますが、これまで路地栽培は不可能と言われてきました。

 年明け後、東北各県で柑橘栽培にチャレンジする現場を訪ねたいと思います。そこはきっと…、温暖化で作物分布が様変わりする近未来農業の最前線です。

2023年12月11日月曜日

自分を縛らない


 週始めの今朝は、苺のジャムづくりでスタート。自家栽培の甜菜から砂糖を精製する作業が遅れ、今回は市販のグラニュー糖を使用しました。初夏に収穫し冷凍保存しておいた苺は…。

 風味をそのままに維持できていて、この時期のジャムづくりが可能なことを実証してくれました。でも製糖作業に手が届きません。甜菜を洗い、皮を剥き、コセットをつくって糖分を抽出し、糖液を煮詰めて結晶化…、この工程を手作業で進めるのは現実的ではないと感じました。秋田100%プロジェクトは、製糖原料の見直しが必要です。

 先入観や成功事例(または失敗事例)に拘泥しない、自分を縛らないで自由に思考を解き放てば、きっと何か適材があるはずです。

2023年12月10日日曜日

戦地の日常


 ドキュメンタリー映画“ガザ素顔の日常”上映会。主催は湯沢ロイヤルホテル国際交流室です。地中海でサーフィンを楽しむ若者、チェロ奏者を夢見る女子大生、そして爆撃と銃撃戦…。

 認識の甘さを痛感しました。ガザと聞くと凄惨な戦地をイメージしますが(それも全く事実ですが)、破壊や殺戮と隣り合わせで人々の生活がありました。大多数が極端な貧困で一夫多妻の大家族。それでも夢を追い、今日よりもマシな明日を信じようと必死です。でもイスラエル側の攻撃は執拗で…。ガザの若者の抗議手段は、境界線の内側でタイヤを焼き黒煙を上げること、素手で石を投げること。軍人でもなく、戦闘訓練を受けていない市民が毎日戦死する現実…。

 銃弾に倒れた少年を救急車で運ぶ医療スタッフ。彼の一言が「私たちはパレスチナ人以外の全ての人が憎い」です。もちろん日本人も含まれています。
※この映画は2018年から公開されています。今年10月7日に始まった戦争は収められていません。


2023年12月9日土曜日

手作りの南天リース


 自宅の南天、ウォーキングで見つけたアケビつる、市販のしめ縄でリースを作りました。Xmasやお正月に限らず飾ってもらえたら…。

 南天は「難を転じて福をなす」縁起木と言われて来ました。魔除け・厄除け・病い除けに絶大なパワーがあると伝わっています。さて私はと言うと、年を重ねるにつれ目に見えないものに興味が向いて、魔除けの習俗研究、伝説収集などで“妖怪トラベラー”を自称しています。この手作り南天リースも、家族でインフルエンザに罹患したお宅へのプレゼント。きっと病い除けの役割を果たしてくれると思います。

 年末年始は多くの行事がありますが、それぞれ意味を知ると楽しさも倍増ですよ。

2023年12月8日金曜日

ちからになりたい


 ABS秋田放送の「えび☆ステ」。今週のひとことは「ちからになりたい」です。長く行政に携わってきて目からウロコの衝撃でした。秋田市河辺のアパート・めぐみの家はたぶん…。

 福祉政策の終着駅のような存在で、秋田の奇跡です。人間が13人、動物が20匹の共同生活にまず圧倒され、民間のアパートなのに、提供することが福祉施設か介護施設か、それともホスピスかと思うような複合サービスで、入居者もスタッフも、馬や豚や犬も笑顔です。さらに医師の訪問診療…。こんなことできるの?みたいな疑問が幾つも頭の中を迷走し、でも誰かが誰かのちからになりたい(動物も含めて)と思えば、きっとこうなるんだろうなと。現行法律や制度の高度活用、それとも皆さんの情熱…。お世話をする側も、お世話を受ける側も、どちらも幸せそうなのが印象的です。本当に良い特集でした。

 大家の細部さん、すごいなあ。お会いしたいなあ。

2023年12月7日木曜日

ありがとうがたくさん


 師走に入り、じっけん農場の育苗ハウスは後片付け作業です。今日は天井ビニールの撤去作業をしました。バタフライーピー、砂糖大根、ウコン…、たくさんの命とたくさんの物語が…。

 この育苗ハウスから始まりました。あきた100%プロジェクトでは、田沢湖ジェラート夏休み店とミハラステラス店の開店、シュガービーツで試験製糖したジャムづくり、そして念願の秋田スパイスカレー調理と実食…、重要な素材の育苗はこのハウスです。おかげで幾つかの夢が実現し、大切な皆さんとの出会いが叶いました。

 ありがとうがたくさんです。ご苦労さまでした。
※西木正明さんのご冥福を心よりお祈りします。

2023年12月6日水曜日

米ぬかカイロです


 気になっていた米ぬかカイロを作ってみました。調合は簡単で、米ぬかと玄米と食塩、それに乾燥した唐辛子です。難しかったのは木綿で布袋を縫う作業。久しぶりの針仕事で…。

 初めに米ぬかはフライパンで煎ります。それに玄米と塩、刻んだ唐辛子をボールで混ぜて内容物は出来上がり。今回の分量は米ぬか150グラム、玄米75グラム、食塩75グラム、唐辛子は虫がつかないようにする防虫剤です。後は木綿の袋に入れるだけ。使うときは霧吹きで軽く水をかけ、電子レンジで1〜2分加熱するそうです。はい、作ったばかりで未だ使っていません。

 繰り返し使えて温かさも優しいそうで…、明日が楽しみです。

2023年12月5日火曜日

ご機嫌の法則


 大したことは全くできません。でも周囲の人、初めて会う人に、一緒にいて楽しいと思って欲しくて…。そのために一番に大切なことは、自分がご機嫌でいることなのですが…。

 古本屋さんで見つけた「ご機嫌の法則100」には、著者の伊藤守さんが日常で体得した100の法則が 記されています。中でも強く共感したのは、“あなたがご機嫌でいることが、あなたが周りの人にできる最大の貢献”のひとこと。これは…、自身のご機嫌伺いをちゃんとやって、いつでも自分が最高にご機嫌な状態を維持しましょうね、って言うこと。

 結構なハードルです。悩んだり落ち込んだりが当たり前ですから。私は60歳を過ぎて、まだ自分のご機嫌伺いができません。日々、修行です。


2023年12月4日月曜日

小学校で不思議なお話し会


 西明寺小学校のくりっこ探検隊に参加。3年の皆さんに不思議な昔話をお話ししました。1話は漆原のばけ石、2話は真山寺の乳イチョウ、3話は太郎とたつこ伝説、4話は面箱石です。

 漆原のばけ石は、今も八幡神社の境内にお祀りされています。昔、夜になると一つ目の大入道が現れ、通行人を襲ったり戸口を蹴って家の中に乱入したり、好き放題の暴れようでした。この大入道を成敗しようと八幡神社別当の慈明院法師が立ち向かいます。剣の達人の法師が一太刀浴びせると、ガチッと鈍い音がして大入道は消え失せて…。翌朝、法師が現場に行くと刀傷の付いた石が横たわっていたと言うお話しです。

 根雪が降る夜、一晩で全ての葉を落とす真山寺の乳イチョウ、龍神の太郎とたつこには、伝説になったモデルがいたかも知れないと言うお話し、月夜の田沢湖で行われた魔物の狂宴を止めさせようと、翁面を封じ込めた面箱石…、子ども達はどう感じたかな。

2023年12月3日日曜日

まよけナンテンの冬支度


 除雪の邪魔になるので、家まわりのナンテンを切ろうと考えていました。ところが「まよけの民俗誌」(斎藤たま著)によると、ナンテンは邪気の侵入を防ぐ役割を果たしていて…。

 昔から人間は、死をもたらす死神や災いをふりまく疫病神など、多くの“まもの”から攻撃を受けてきました。これら悪行に対し、人々は何もできずに身を縮め青ざめていたか…。いえ実はそんなことはなくて、子どもや家族を守るために様々な防衛策を講じました。その一つが家まわりのナンテンだったと斎藤たまさんは記しています。ナンテンは日常生活でも邪気を払い、病を遠ざけ、お祝いごとに欠かせない添え物として現代に受け継がれています。

 知らなかったとは言え、あやうく我が家のまもの防衛ラインを無力化するところでした。と言うことで…、例年以上に丁寧な冬支度とナンテン雪だるま、そしてナンテン飾りです。

2023年12月2日土曜日

新解釈・三湖伝説


 わらび座ミュージカル最新作「新解釈・三湖伝説」。今日は初日公演でした。田沢湖、八郎湖、十和田湖、それぞれの龍神伝説はどのように生まれたのか、愛を追う旅の終着点は…。

 展開を予測できないストーリーは、さすが新解釈です。印象的なセリフや歌も随所に…。劇中、たつ子も難蔵もマオも八重比丘尼もハチも、ずっと旅をしていて、そうか、新解釈・三湖伝説は、映画で言うロードムービーなんだ…。これ以上はネタばらしになりそうなので、やめておきます。皆さん、ぜひ劇場(来年3月24日まで)観劇ください。

 人を幸せにするウソもある…。それぞれ信じるストーリー、伝説があって良いんだと、今日の公演で背中を押してもらった感じがします。私も、私の太郎とたつこ伝説をお話して歩きます。

2023年12月1日金曜日

明日も幸せ


 ABS秋田放送の「えび☆ステ」。今週のひとことは「小さな喜び 探し重ねて 明日も幸せ」です。私、確信しました。大きな幸せ1個より、小さな幸せが複数の方が…。

 先週ロケに行ったボードゲームが今日オンエアされました。ゲームですから勝敗があります。勝って格好いいところを見せたかったのですが3戦2敗で…。この時、納得したのです。勝たなくてもゲームに参加できただけで楽しかったじゃないか、結果が思い通りにならないなんて日常茶飯事です。数日前に脱ぎ捨てていたズボンをはいたら、ポケットに100円が入っていて…、これを喜んだ方が絶対に楽しいですよ!。

 たぶん、小さな喜びは身の回りにコロコロころがっています。それに気がつくかつかないかです。気がつくようになったら、きっと明日も幸せです。