2021年12月31日金曜日

凍み大根づくり


 寒い。皆さん強烈な寒波にご注意ください。私は…、凍み大根(しみだいこん)づくりです。

 凍み大根は北国の伝統的な食材で、気温が下がるほど美味しい凍み大根ができます。その原料の大根は、母が秋に収穫後、蔵の中の桶で毛布を掛けて保存していました。4本をもらってピーラーで皮をむき、縦に4つ切りして2時間ほど水につけたものを紐でまとめました。軒先に1ヶ月ぐらい吊しておきます。

 凍み大根の煮付け、美味しいんだよな。

2021年12月30日木曜日

ブログ年間アクセス・トップテン


 2021年の晦日です。今年もブログをお読みいただき、心より感謝を申し上げます。恒例の年間アクセス・トップテンをお知らせします。

1位 仙北市内3校を休校に 
 (9/2 2048アクセス)
2位 市立角館の病床が一時満床
 (8/21 1647アクセス)
3位 みんなガンバレ!!
 (9/1 1547アクセス)
4位 今日のコロナ対策本部会議で
 (8/19 1353アクセス)
5位 角館地区の断水原因と対応
 (1/26 1222アクセス)

 以下、感染が続いています(9/3)、わたし八郎太郎になります(10/30)、ありがとうございました(10/29)、仙北市長・県議補欠選挙の結果(10/10)、ウイルスは見逃さない(9/4)…でした。市長退任、新たな取り組み、いろんな事があった2021年でした。本当にありがとうございました。さて来年はどんな日記が書けるでしょう。2022年も、みんな元気にな~れ!。


2021年12月29日水曜日

夢を叶える本屋さん


 盛岡市の開運橋にほど近い〝pono books & time〟を訪ねました。ここは本とコーヒーとワークスペースがある本屋さんで、お店もオーナーの小山由香理さんも実に素敵です。

 小山さんは、「学校を卒業した後、いろんな仕事をしました。当時はなりたいものではなく、なれるものを探すことが人生だと思っていました。でもソチ五輪を見て考えが変わって…。そう言えば、私は小さい頃から本屋さんになることが夢だったんです」と。その後、本屋さんになる勉強を重ね、pono books & timeは2017年の3月に開店しました。小山さんが選んだ本、雑貨、コーヒーの良い香り、机には仕事に集中する人、皆さんの過ごしたい時間が流れています。

 きっと小山さんが夢を叶えたように、ここをベースに夢を叶える皆さんが現れます。

2021年12月28日火曜日

私はクイズチャンピオン


 資料を整理していて発見。40年前の1コマです。私はフジテレビ系列の「アイ・アイゲーム」でクイズチャンピオンでした。

 司会は山城新伍さん、ひな壇は中尾ミエさん、名高達郎さん、向井亜紀さん、せんだみつおさん、クロード・チアリさん、デビィ夫人さん…などだったと思います。回答者は私のほか女性2人。この2人に競り勝ち、しかし最後の1問でボケてシンガポール旅行を逃しました。

 賞金が10万円くらいあって、応援に来てくれた都内在住の友人たちと収録後に打ち上げ会を開きました。全部、食べて飲みました。
※ご用納めの皆さんご苦労様でした!。
※ブルーボード席の回答者、私ですっ!。


2021年12月27日月曜日

設立社員会議で


 一般社団法人(設立準備中)が取り組む具体事業について、それぞれのメンバーが意見を出し合う設立社員会議を開催しました。

 協議を重ねるにつれ、例えば、ふるさと検定や子ども達のキャリア教育支援、本を活用した憩いの場づくりなどは、その輪郭が次第に見えてきました。また、電気自動車の製造や酒蔵再生などは取り組む時期の検討、また、知識や技術のある皆さんに参加してもらう、〝餅は餅屋〟の仕組みづくりについても話し合いました。

 この後も大切なものを指の間からこぼさないよう、また新たなサービスを提供できるよう、皆さんのご協力をいただいて市民活動に取り組みます。

美しい黒豆で


 自家栽培の美しい黒豆(写真)で、お正月に欠かせない煮豆を作る準備中です。関西は丸くツルンと、関東はシワシワになるよう煮込むと聞きましたが…。

 今回は、「地域で受け継いでいきたい伝統の味」を忠実に再現しています。同書は仙北市田沢湖在住の真崎正子さん(仙北市ふるさとマイスター)が、2014年に個人出版した料理本。日常料理・伝統料理・デザートなど、147種のご馳走レシピが紹介されていて本当に重宝です。

 真崎さんのレシピでは、重曹や塩の溶液に黒豆を一晩浸してから煮る手順です。出来上がりの写真はツルンと関西風。〝美味しくな~れ〟とおまじないをかけて、遅いので寝ます。

2021年12月25日土曜日

雪の沖縄で新アイデア


 雪の中、車を走らせて由利本荘市岩野目沢の沖縄カフェ結ま~る。奥に見えるオーナー・東海林あゆ美さんから新アイデアをいただきました。〝柿バンク〟いいぞ!。

 結ま~るは、沖縄の家庭料理(金・土限定)や琉球菓子、食材などが楽しめる大好きなお店です。あゆ美さんは栄養士として活躍中で、内外で多くの商品開発に実績があります。今日は、ゆり支援学校高等部が取り組んだ「いちじく南蛮味噌」の経験から、柿バンクの提案をいただきました。広域的に柿を収穫し冷凍保存して、安定的に活用したい時、活用した人に提供しようと言うもの。まさに柿の銀行です。

 たくさんの皆さんに柿を使ってもらえる新システム、必要です。

2021年12月24日金曜日

メリークリスマス


 サンタ姿でベンチに座るカーネル・サンダースさん。ほぼ同い年の2人で記念写真です。

 お店の前に立つカーネル・サンダースさんは、彼が60歳ぐらいの時の体型だと聞きました。実際には身長180㎝、体重90㎏あったそうです。ベンチに腰かけたバージョンは、〝おすわりカーネル〟と命名されています。あまりお目にかかれないので嬉しくなって、でも人目を気にしながら隣に座らせてもらいました。

 皆さんや皆さんの大切な人が笑顔になれるよう、そして幸せに巡り会えるよう、メリークリスマス。

2021年12月23日木曜日

ばれているぜ


 書店で見つけた「お寺の掲示板」(江田智昭:新潮社)。表紙になっている〝ばれているぜ〟は、雲西寺(大分県中津市)の掲示板にあった書き出しです。

 最初は〝ばれている〟だったそうですが、若い人たちにも読んで欲しくて〝ばれているぜ〟と〝ぜ〟を書き加えたそうです。誰にばれているかと言えば、ご家族でもご住職でもなく、仏さまには〝ばれているぜ〟の意味です。でも…、仏さまが知ってくれているんだったら、それはそれで何だか心強いような…。

 晴れの日は枝が伸びる
 雨の日は根が伸びる

 養泉寺(栃木県さくら市)の掲示板にあった書き出しです。何があっても頑張れるような気がします。

2021年12月22日水曜日

初めての公証人役場


 一般社団法人の設立に向け、準備会メンバー有志で公証人役場を尋ねました。この後もご指導をいただきながら作業を続けます。

 予定法人名は「市民活動あきた」。各地のまちづくり全般に寄与することを目的としています。中核的な取り組みは、①子どもサポート、②文化活動、③健康増進、④産業振興、⑤移住定住支援などです。定款認証をできる限りスピードアップし、法人登記なども済ませて、新春から活動ができればと考えています。

 初めての公証人役場でしたが、とても親切に対応をいただきました。ありがとうございました。
※写真は鈴木達朗さん(右)と私(左)。

2021年12月21日火曜日

ハタハタの柿漬け


 ハタハタの柿漬けです。仙北地方に昔から伝わる郷土料理ですが、いま漬ける人は少ないようで、この分量、漬け込みで良いのか少し心配です。

 記録には雲然柿を使ったとあります。雲然柿は大根の柿漬けでお馴染みの食材です。ハタハタの柿漬けは、ハタハタと雲然柿など渋柿を砕いて一緒に漬けるもの。柿が塩分をすって渋が抜け、その柿の甘みがハタハタに染み込んで食味が増します。今回の分量はハタハタ1500グラム、塩150グラム、昆布適量、中ザラ糖一握り、柿はハタハタが見えなくなる量。本漬けの前に下漬けしますが、その時に塩を投入します。2~3日で赤水が上がりますので、これを捨ててから本漬けしてください。

 年越し、お正月のお楽しみです。

2021年12月20日月曜日

土俵を変える・ルールを変える


 島澤諭さん(写真右)は、中部圏社会経済研究所の研究部長でご活躍です。現状の打開策を問うと、「土俵を変えること、ルールを変えること、かなあ…」と。

 初めてお目にかかったのは県議時代。島澤さんは秋田大学で経済論や財政学を研究していました。率直で刺激的な政策提案が多いのに、ご本人はいたって穏やかな研究者で…。現在は複数の大学で教鞭を執りながら、財務省はじめ各省庁の政策研究にも携わっています。そんなお忙しい方ですが、一昨年は市役所で「自治体の地域力指数と人口バランスの指標づくり」をご指導いただきました。今回はその続編「地域の持続可能性を評価する新たな指標研究」について、秋田市内の喫茶店で1時間30分お話しをいただきました。

 間もなく設立する一般社団法人や、まちづくりの方向性について助言を求めると、前述のアドバイス「土俵を変えること、ルールを変えること、かなあ…」と。なるほど。


2021年12月19日日曜日

新そばをいただきました


 仙北市西木町のとあるお宅で、手打ちの新そばをいただきました。地産そば粉の風味は絶品です。

 私の周囲には、そば打ちを趣味にする皆さんが多数います。でも今日ご馳走になったおそばは、趣味の域を超えています。美しくて力強くて、しっかり辛い辛味大根、醤油でキリッと整えたそばつゆも私好みでした。仙北市内ではそば生産が盛んです。現在は年間約300トン程度が生産されています。市内の多くのおそばやさんは地産のそば粉を使っていて、仙北市民はもちろん市外の愛好者から絶大な支持があります。

 私も市外・県外の有名店を回り、結局は市内のおそばやさんに帰りました。皆さんもどうぞ。

2021年12月18日土曜日

柿の活用領域を科学する


 写真中央はジェネスティア株式会社の嘉陽毅・代表取締役(医学博士)。いま設立準備中の一般社団法人は、同社のサポートで柿の商品開発を進めることになりました。

 同社は秋田大学発のベンチャー企業。小動物(主にマウス)を用いた健康食品やサプリメントの効果検証、マイクロアレイを使用した遺伝子発現解析などで多くの実績があります。その専門性で柿の活用領域を科学的に分析し、今後の商品開発の基礎的情報を共有しようと言うもの。

 今日の会合では、柿の食品以外の活用についても多彩な提案がありました。抗菌・消臭・美肌効果を予測し、石けんなどの洗剤や入浴剤への活用も探りたいと思います。
※柿プロジェクトは一般社団法人の健康増進事業で継続予定です。

2021年12月17日金曜日

二通りの生き方


 本が好きです。これまで読んだ〝夢を叶える人〟には共通点があって…。それをアインシュタイン(写真)は次のように言っています。

 人生には二通りの生き方しかありません
 一つは奇跡は起こらないと思って生きる
 もう一つは全てが奇跡だと思って生きる

 実現を信じ行動しなかったら、そりゃ何も変わりません。奇跡も起きません。皆さん頑張りましょう。

2021年12月16日木曜日

一社法人の立ち上げで


 まちづくり全領域を対象に、一般社団法人の立ち上げ準備を進めています。今日は名称の検討を行いました。

 定款には設立の目的、法人の名称、事務所の所在地、設立時社員の代表氏名が必要です。私たちが設立を目指す新法人は、市民と市民・市民と公共の連携で課題の解決に挑み、住み続けることが可能なまちを実現すること。子ども達のサポート、文化活動、産業振興、移住定住支援など、まちづくり全般を活動領域に取り組もうと考えています。そんな法人を一言でイメージできる名称です。これは難しいです。産みの苦しみを味わっています。でも何とか決めて、今月中に公証役場での定款認証を目指します。

  はい、分かりやすくてシンプルで、ストレートな名称で行きましょう!。

2021年12月15日水曜日

ハーフ&ハーフで味噌仕込み


 自家栽培黒豆と大豆半々で、豆と米麹と食塩の秋田味噌を仕込みました。

 黒豆を500グラム、大豆を500グラム用意し、水をはったお鍋に24時間つけた後で4時間ゆでます。ボールに米麹を1キログラムと食塩400グラムを入れ、両手でもみながら混ぜます。ゆであがった豆はペースト状になるまでフードプロセッサなどで丁寧につぶします。つぶした大豆と米麹をしっとりするまで良く混ぜます。これを握りこぶし大くらいの味噌玉にします。味噌壺の下に30グラムの塩をしき、その上に味噌玉を積み重ねます。空気が入らないよう隙間なく埋めて平らにした後、また塩を30グラムふって終了です。空気が入らないよう、ラップをかけ重石を乗せて保管します。

 黒豆味噌は豆の風味が濃いと聞きます。あまり豆々しい味噌は苦手ですが、黒豆のコクと甘みがハーフ&ハーフでどんな風味になるのか、あぁ早く食べたい…。

2021年12月14日火曜日

秋田の冬を楽しもう


 待ちに待った冬の野外活動シーズンがやってきます。と言うことで、スノーシュー(西洋かんじき)ツアーガイドを養成するワークショップに参加しました。

 主催は一般社団法人・仙北市農山村体験推進協議会。同協議会は市内全域でスノーシューを楽しめるコンテンツづくりを進めています。昨シーズンはスノーシューの楽しさを体験する会を開催、今年は地元ガイドを養成し、お客さまをお迎えする計画です。私も冬の森林ウォーキングや雪中カフェが大好きです。さらに知識と経験を積み上げて、お客さまと一緒に秋田の冬を楽しもうと思います。

 ワークショップでは、紙ふうせん上げ保存会の阿部明雄会長が、紙ふうせんの歴史や製作工程などを説明してくれました。今年の紙ふうせん上げも中止が決定したそうですが、ふうせん館に集まって幾つか上げてくれるとのこと。そんな地元ネタも織り交ぜてのスノーシューツアーになりそうです。

2021年12月13日月曜日

ナタを振り下ろして…


 分かった人、秋田の方ですね。

 以前から挑戦したかった秋田のソウルフード、ナタ漬けです。それにしても、包丁にはないナタ特有の重量感、そのナタを真っ白い大根に振り下ろす罪悪感、直後に大根がザクッと切れる音と手応え…、ワイルドです。今日一晩は塩で下漬けをして、明日になったら甘酒を加えて本漬けします。明後日には食べられるようになります。

 今日はずっと雪でした。寒い冬こそ一日一日を丁寧に暮らして、秋田の豊かさを確かめたいと思います。

2021年12月12日日曜日

りんご園の喫茶店


 松本りんご園(盛岡市)が経営するカフェmi cafeを訪ねました。アップルパイやアップルティーなど大人気です。これ、例えばりんごを柿にかえたら…。

 松本りんご園は3代続くりんご農家。現在は広大な農地に20種類以上の果樹(りんご、ブルーベリーほか)を栽培しています。園地の中の小高い丘にカフェを計画し、行政から許可が下りるまで4年かかったと聞きました。でもそのおかげで、お店の中から岩手山や盛岡の街並みが一望できます。

 果樹には収穫適期があります。mi cafeが通年運営できる要因は、メニューや食材保存のほか、様々な工夫があるようです。柿の喫茶店は研究が必要ですが、楽しそう!!。

荘内神社の水みくじ


 各地で柿栽培の現場や加工品づくりを視察しています。庄内柿の本場・山形県は、柿に限らず食品加工もデザイン力も突出しているのではないでしょうか。

 柿プロジェクトの成功を祈り、鶴岡市内の荘内神社を参拝しました。ここは庄内藩主酒井家の4人の先祖を祀っています。水みくじがあったので引いてみました。花を飾った水瓶に静かに浸すと、スーッと文字が浮かんで来て…。どこかの女の子がその様子を興味深く見入っています(写真)。

 小吉と出ました。「小さきものに幸せは宿る」です。嬉しいおみくじでした。

2021年12月11日土曜日

複雑な感情


 市内外で太郎ウォークのお話しをしています。写真は12月9日の仙北市老人クラブ大会です。改めて太郎ウォークに対する皆さんの疑問に気がつきました。

 皆さんの疑問は、「どうして太郎の宿を巡る130キロを歩こうと思ったのか」、でした。なるほど。そう言えば、先日のZoom会議でも同じ質問をいただきました※。でも私的に答えはシンプルで、「私はたつこが大好きで、たつこは八郎太郎が大好きで、だから私は太郎に興味を持った」、に集約できます。当時、太郎はどんな思いで田沢湖を目指したのか、そして現代、歩くことで気づく多くの発見が、明日の観光の1つの姿になる、それを証明したい、そんな思いもありました。

 八郎太郎は、私が好きなたつこが好きな男性ですから、平たく言えば恋敵、嫉妬心をかき立てられるような存在です。でも130キロ太郎の足どりを追ってみたら、同志のような友人のような感情も湧いてきて複雑です。
※Zoom会議はユーチューブでご覧いただけます。
http://youtu.be/oprJTrm4OLU

2021年12月10日金曜日

乳イチョウの落葉


 立ち会いたかった真山寺(仙北市小山田)乳イチョウの落葉を、今年も見逃してしまいました。いよいよ根雪が降る寒い夜、てっぺんの一葉が落ち、その重みで下の葉が落ちて…。

 その繰り返しで、一夜で全ての葉が落ちると伝えられています。ことしは既に落葉していて、いつ根雪になっても不思議ではありません。昔、近くのお婆さんが言っていたことを、毎年この時期になると思い出します。「静かな夜、カサッと葉が落ちる音が聞こえて、次第にザザザって大きくなって…、恐くて眠れなかった。次の朝、一面の黄色い葉っぱに霜が降りて、お日様の光でそれは綺麗だった」と。この夜中から朝にかけての自然のドラマ、来年こそは見たい!。

 真山寺の乳イチョウは、県の天然記念物にも指定された県内屈指の巨木。幹の部分に大小の乳柱が垂れ下がっていることから、乳イチョウと呼ばれています。ここに触れると母乳が良く出ると今も信じる人が少なくありません。
※写真は今朝(12月10日)の落葉絨毯。

2021年12月9日木曜日

柿ようかん作り


 柿プロ~おやつ編②~です。渋抜きが終わった柿を使って、今度は柿ようかんを作りました。簡単なので皆さんも挑戦してみてください。

 分量は柿600グラム、レモン汁小さじ2、水200ミリリットル、粉寒天8グラム、砂糖大さじ4です。柿はフードプロセッサーでトロトロになるまで撹拌してください。あとはお鍋に水と粉寒天と砂糖を入れて沸騰させ、そこに柿とレモンを入れてかき混ぜれば出来上がりです。容器に入れ替え固まれば食べられます。

 さっぱりして食べやすい柿ようかんです。

2021年12月8日水曜日

恋と革命漬け


 先月の11日に漬け込んだ「大根の柿漬け」。途中でカビ対策を何回か行い、約1ヶ月が過ぎたので取り出して試食しました。これ美味しい!。

 初めての漬け込みでした。作業の日、瀬戸内寂聴さんが亡くなったニュースが流れ、何だか寂聴さんの〝恋と革命〟と重なって…。それで今回の柿漬けを〝恋と革命漬け〟と命名しました。商品化するときは、これで行きましょう。

 柿プロジェクトでは、柿漬けの食べくらべも計画中です。漬けた皆さん、参加できる方はご連絡ください。一緒に日程調整をしたいと思います。

2021年12月7日火曜日

佐竹家と八郎太郎


 Zoomで太郎ウォークをふり返る会。天野荘平さん(八郎太郎研究者・NPOはちろうプロジェクト)の解説で、佐竹家と八郎太郎の関係がうっすら見えてきました。

 太郎がたつこの住む田沢湖で冬を過ごすには、八郎湖から130キロの移動が必要でした。現在に伝わる太郎の宿は15軒、私は今回の太郎ウォークで11軒を訪ね、皆さんから代々伝わる太郎のお話をお聞きしました。伝説の太郎と実在する宿の家系…、とても不思議な感じがします。この点について、天野さんは次のように解説してくれました。「太郎の宿の多くは、佐竹家が久保田に入城した後、家を興し各地の肝煎などを務めています。佐竹家に縁のある実力者だったと推察できます。太郎は伝説の人物ですが、この時代の太郎は佐竹家と深い関係があったように感じます」と。

 十和田湖を造った太郎は伝説でも、江戸時代、各地を歩いた太郎は実在の人物なのでは…。
※Zoom会議(はちろうプロジェクト主催)にご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。また会場を提供してくれた角館ゲストハウス・シューさん、ありがとうございました。

2021年12月6日月曜日

窓辺のXmasプロジェクト


 有志で〝窓辺のXmasプロジェクト〟を立ち上げました。皆さんご自宅の窓辺にXmasデコレーションがあったら、周囲の子ども達もきっと楽しんでくれると…。

 仙北市内では、様々な団体やグループがイルミネーションを設置してくれています。子ども達は大喜びです(大人だってワクワクです)。本当にありがとうございます。そんな町に光を灯す活動に都合で参加できなくても、自分時間でご自宅の窓辺をほんの少し飾り付けていただければ幸いです。

 ご家族はもちろん、周囲の皆さんにも温かな灯になると思います。どうかご協力をお願いします。

2021年12月5日日曜日

柿プロ~おやつ編~


 たくさんの皆さんから、「今年は柿で○△を作った」とご連絡をいただいています。柿プロジェクト一同とても嬉しく思っています。今回のご紹介は~おやつ編~です。

《柿プリン》
 焼酎で渋を抜いた柿を用意し、ヘタは切って寄せておいてください(後でフタに使います)。柿から中身だけスプーンですくい出して、これに牛乳や練乳を混ぜピューレ状にして柿の器に戻します。後は冷蔵庫で冷やし固めて出来上がりです。

《干し柿のクリームチーズ巻き》
 干し柿を板状に伸ばして、そこにクリームチーズを塗って巻くだけです。私は干し柿を2個を重ねて使い、レンジで少し水分を飛ばしてから巻きました。

 柿のおやつ、まだまだバリエーションがあります。どうぞお楽しみください。


2021年12月4日土曜日

雪女


 今日は青森県でした。青森県には「シガマの嫁っこ」と言う昔話があります。シガマはつららの方言。男はいやがる嫁(つららの化身)をお風呂に入れて、嫁が溶けて消えてしまう悲しいお話しです。

 雪の矢立峠を超える途中、雪女の昔話を思い出しました。雪国には地域によって様々な雪女ストーリーが伝わっています。でも一般的には次の内容です。
 「ある吹雪の晩、木こり小屋で茂作と巳之吉は美しい雪女と出会う。雪女は年老いた茂作の命は凍らせたが、18歳の巳之吉を殺すことができず、見たことを誰にも話さないと約束させて吹雪の中に消える。次の冬、巳之吉は雪と名乗る女の訪問をうけ、やがて夫婦となり5人の子どもを授かる。ある年の吹雪の晩、巳之吉は雪に雪女の話をしてしまう。とたんに雪は雪女となり、なぜ約束を破ったのかと涙する。そして子どもを託し雪の中に消えて行く」。

 秋田県には、雪女と会ったり声を聞くだけで死んでしまうと言う昔話もあります。雪女に限らず、伝説や昔話には約束の場面がよく登場します。「見てはいけない」、「言ってはいけない」、「聞いてはいけない」…、これ、なかなか守れません。
※写真はNHK-Eテレ「おはなしのくに」雪女の安達祐実さん。

2021年12月3日金曜日

「カレーな気分」を飲む!


 電車の吊り広告で初めて知りました。数年前にカレー村構想で考案した缶カレーが、既にポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)から販売されていました。

 カレーを飲み物だと言うのなら、缶コーヒーみたいに缶にカレーを詰めて自動販売機で売ればいい、私たちはそう考えました。同様のことをポッカさんも思いついたのでしょう。しかし発想から商品「カレーな気分」を販売するまでは、きっと大変だったろうと推察します。と言うことで、敬意を表しながら自販機で購入し、缶に書いてあった通りおにぎりと一緒に飲んでみました。

 「カレーな気分」は中辛で、カレースパイスを鼻と喉で楽しむことができます。秀逸な清涼飲料水です。おにぎりと一緒に食べると、口の中でスープカレーを食べているような気持ちになれます。体がカレーを欲するときには重宝な1本です。

2021年12月2日木曜日

阿部亙英(ひろひで)さんと


 阿部亙英さんは角館高校の同級生。彼は日本を代表する映画人で、日本アカデミー賞の最優秀編集賞を2度受賞しています。久しぶりに楽しい懇談が叶いました。

 旧協和町(大仙市)出身。角館高校には自宅から40分かけてのバス通学でした。荒川書店で本を買い、バス移動中に多くの本を読んだと言います。たまたま同級生の親戚に黒澤明監督がいて(これも凄いお話しですが)、サインをもらったことも映画界に進むきっかけの1つだったと…。今村昌平さんにお世話になったご縁で、日本映画大学の教授として若手育成に取り組んだ時期がありました。市川崑さんや深作欣二さんなど、多くの名監督の下で映画づくりに携わってきたことも、素晴らしい受賞歴も、何も自慢することなく職人気質で映画に向き合ってきた姿は、私から見ても本当に魅力的です。

 彼が携わった映画は、「バトル・ロワイヤル」、「ラジオの時間」、「写楽」、「佐賀のがばいばあちゃん」、「西の魔女が死んだ」など多数。ほとんど観ています、だってファンですから。

田口三昭先輩と


 写真は、市長の退任祝いをしてくれた角館高校山岳部の先輩・田口三昭さん(株式会社バンダイナムコホールディングス取締役会長)です。そのお話しが楽しくて楽しくて…。

 在任中に何度か会社を訪ね、甘えて様々なご相談をしていました。今晩は都内で会食までセットいただいて恐縮でした。とにかく話題の領域が豊富で、ふるさと旧太田町(大仙市)のこと、ご家族のこと、会社のこと、世界のエンターティメント、どのお話しも目からウロコです。ガンダムの話題がクールジャパン戦略に飛び、手塚治虫や石ノ森章太郎、赤塚不二夫、藤子不二雄らが過ごしたトキワ荘での宇宙観が、現在の世界のアニメの原動力の1つと話していました。これはガレージから世界企業に成長したGAFAに通じます。

 今度は登山や野外活動でご一緒させてください。本当にありがとうございました。

2021年11月30日火曜日

「幸福に死ぬための哲学」


 書店にあった「幸福に死ぬための哲学」(池田晶子著:講談社)。目次をめくると気になる表題が幾つもあります。自分探しで自分は見つからない、悩むより先に考えよう…。

 その中に、こんな事が書かれてありました(立ち読みの記憶です)。「人間は思うことができる。これが自由の原点だ。人生がつまらないモノと思えば、その人の人生はつまらないモノに、人生が素晴らしいモノと思えば、その人の人生は素晴らしいモノになる。人は思った通りの人生にすることができる。思わなければ何も始まらない」。

 池田晶子さんは既に他界された哲学者です。上記は「14歳の哲学」と言う本からの抜粋とあります。今から読んでも間に合うでしょうか。

2021年11月29日月曜日

秋田エフエム椿台で


 午前、秋田エフエム椿台で土屋和久さんの「あきたおもへどトーク」に出演させていただきました。ありがとうございました。

 お話しは太郎ウォークです。八郎潟から田沢湖まで130キロの行程をどう歩いたか…、それを地図に落として持参しましたが…、そっか、ラジオでした。あはは!。12月になると太郎ウォークを振り返るZoomプログラムもあります。NPOはちろうプロジェクトの皆さんの企画です。こちらもお楽しみに。

 さあ、午後の会議に向かいます。皆さんファイト!。

2021年11月28日日曜日

柿の木の前で表彰式典


 柿プロジェクトは「最北の柿の木とご家族表彰」で、西木町上桧木内の鈴木家の柿の木と鈴木久隆さんご家族を表彰。式典は本日午前に柿の木の前で行いました。

 柿の有効活用を目的に設立した柿プロジェクト(会員5名)が、市民情報や現地調査を重ね最北の柿の木を特定。本日午前、青空のもとで柿の木と鈴木久隆さんご家族に表彰状を授与することができました。また記念品として、柿の木には完熟米ぬか・鶏ふんなどの肥料を、ご家族には花束を贈呈しました。鈴木久隆さんは、「父が植えた柿の木など、家の周りには3本の柿の木があります。今年も実を付けてくれて、それを柿漬けなどで使っています。表彰で柿の木も喜んでいると思います」と話してくれました。

 この後も同プロは柿の伝統的食文化を伝え、新たな有効活用の手法を探り続けます。皆さんからの情報もお待ちします。

2021年11月26日金曜日

あんどあんが美味しい!


 なかなか小豆が上手く炊けません。そこでお手本にと思い購入しました。仙北市角館町かどや食品工業株式会社の「あんどあん」です。あぁ本当に美味しい!。

 角館の天然水と同社の職人の技で、小豆の美味しさを極限まで引き出した鹿の子(かのこ)です。説明書きに、「あんこの柔らかさを左右するのは、練り上がった熱々あんこを冷ます時の気温」とあります。あんどあんは、一粒一粒の小豆がホッコリした歯触りで、その上ネットリ、でもサラッとしていて…、美味しさを文字で伝えきれません。小豆は北海道産とありました。こんな小豆、仙北市内で栽培できないかなあ。

 あんどあんをお手本に…などと考えること自体、はい、1000年早かったです。

2021年11月25日木曜日

最北の柿とご家族を表彰します


 この数日のフィールドワークで、仙北市内の最北の柿が特定できました。柿プロジェクト(柿プロ)では、この柿の木とご家族を表彰します。

 柿プロは、食べたり使ったりしなくなった柿の有効利用を進める活動です。この一環で、市内最北の柿とご家族を表彰することにしました。仙北市では桧木内や上桧木内、田沢地区などで柿は実れないと言われてきました。しかし、より北部に位置する上桧木内地区の現地調査でも、何本も実をつけた柿を確認することができました。今回の表彰は、柿の生息地としては市内最北の環境下で、しっかりと実をつけてくれた柿への感謝、またご家族が木を大切に守り、その実を活用していること等から表彰を決定しました。

 現地調査や情報提供など、多くの皆さんにご協力をいただきました。心より感謝を申し上げます。表彰は日曜日の午前、柿の木の前で行います。
※写真は受賞の柿の木(空き家柿は対象外)。

2021年11月23日火曜日

盛岡の土川そばを直撃


 お蕎麦屋さんでいただく打立て生蕎麦はもちろん、家で茹でる乾麺蕎麦も大好きです。乾麺の中で私のダントツは、何と言っても岩手名物・土川そばです。

 土川そばは、国内産そば100パーセントを自家製粉し、自然乾燥で仕上げた干し蕎麦です。塩以外の添加物は使用していません。風味、のど越し、特製めんつゆ…、パーフェクト!。でも、この土川そばも干し蕎麦になる前は、きっと打立て生蕎麦なのではないか、もしかしたら生蕎麦をいただけるお店があるのではないか、ずっと疑問を抱いていました。

 それで、盛岡市厨川の本店を直撃しお聞きしました。お答えは「そのようなお店はありません」でした。残念です。しかし発見もありました。商品パッケージの裏に、一層美味しい調理法が載っていることを知りました。これが衝撃です。〝はじめに干し蕎麦を15分~20分水にひたし、その後で沸騰した鍋に移して茹でてください〟と書いてあります。明日、試します。

2021年11月22日月曜日

お風呂のフタの表・裏


 横で聞いていて、私は「どっちでもイイ」と思ったんです。でも対応を間違えると、関係の危機にもなりかねない重要案件でした。お風呂のフタはどっちが表でどっちが裏か…。

女1:山型になっているのが表、平らが裏よね。
女2:平らが下にないと湯気が漏れるでしょ。
女3:湯気が漏れたらお湯の温度も下がるし…。
女2:浴室にもカビも生えやすいわ。
女1:でも旦那は平らを上にしてフタをするの。
女2:そう言うの、イラッとくるのよね。
女3:無意識の無神経が怒りの種になって…。
女1:私は我慢できない。
女2:離婚よね。
女3:そうよね~。

 それで恐くなって、ホームセンターで表と裏を確認しました。新品にも表・裏を特定した表記はありませんでした。でも説明文に「裏面の樹脂加工が~」とあったことから、メーカーは樹脂加工されている面を裏面と考えていることが分かりました。その樹脂加工は平らな面に施されていました。いえ、お風呂のフタの表・裏などは氷山の一角で…。

2021年11月21日日曜日

たもかく本の街を訪ねて


 朝7時、福島県南会津郡只見町の「たもかく本の街」を目指して出発。あっちこっちに寄り道しながら16時に到着。代表の吉津耕一さんとは25年ぶりの再会です。

 たもかく株式会社は、27年前から古本と森林の交換事業や書籍の販売を行い、本のまちづくりに取り組む先駆的な存在でした。一方、私はサラダハウスの仲間たちと「全国ありがとう文庫」を立ち上げ、本の整理と利活用で悪戦苦闘の毎日が続いていました。どうすれば全国から届いた善意の古本を、必要な人たちに届けることができるのか…、その仕組みづくりにアドバイスをくれたのが吉津さんでした。今日は25年のブランクを意識することもなく、お互いのその後、現状、将来の夢をお話しすることができました。

 吉津さん、お会いいただき本当にありがとうございました。楽しかったです。またお伺いします。

2021年11月20日土曜日

干し柿づくり・PART2


 干し柿づくり、文字通り甘くありません。パイプガレージは風が抜けにくく、さらに長雨もあって一部にカビが生えてしまいました。よーし場所を替えて再挑戦です。

 先ずカビ被害のない柿を選び、お話しに聞いていた2度目の煮沸滅菌をしました。これを今度は母屋2階のベランダに吊るすことに…。作業中、柿の橙色、白い雲と天色のコントラストが綺麗で、思わず写真をパチリ。

 さあ、もう一頑張り!。

2021年11月19日金曜日

手バリの快感


 たまたま入った床屋さん、手バリ(手動バリカン)でした。クールです。

 私は床屋さんが大好きです。ガラス窓から差し込む陽の光、石けんやシャンプーの香り、耳掃除、マッサージ…。初めてのお店に入ると、「この人、どこを切って欲しいのかしら」みたいな空気感が漂いますが、一向に気にしません。そんな中、今日は本当にビックリでした。だって手バリで丸刈りしてくれるお店に巡り会ったのですから。お母さんに聞くと、「前は自バリ(自動バリカン)だったけど、たまに髪をかむことがあってね。お客さまに痛い思いをさせたから」なんだそうです。

 もう国内では手バリ生産はしていません。ほとんどアンティークな道具です。でも実際に髪を切ってもらうと、スプリングの軋む音や髪を切る速度が心地よくて、これ快感です。

2021年11月18日木曜日

いぶし小屋で思うこと


 初めて、いぶし小屋をのぞかせてもらいました。秋田を代表する伝統食「いぶり大根漬け(いぶりがっこ)」は、3日3晩の燻製作業で独特の香りと味が自慢です。

 西宮三春さんと村岡歩さんは、無農薬有機栽培で大根を育て、無添加無着色のいぶりがっこの製造・販売をしています。いぶりがっこうは、そんな二人と地域の皆さんがスクラムを組んだ、体験型いぶりがっこ製造プログラム。みんなの登校日と呼ばれる作業(大根栽培・燻製・漬け込み等)には、コロナ以前は県外からも大勢の生徒が参加しました。県内の様々な取り組みもあり、いぶりがっこは全国的に認知度が高まっています。業界も消費者も注目する食材で、絶対量が不足しているお話しを耳にします。

 私も、いぶりがっこを勉強したいと思います。次の登校日(11月21日)は大根の漬け込みを予定ですが、詳しくは、Facebookみんなの登校日までお問い合せください。

2021年11月17日水曜日

紙芝居おじさんの気分で


 NPOかじか瀬(松舘文子代表:仙北市西木町)にお声かけをいただき、〝こみっとカフェ〟で太郎ウォークのお話しをしました。楽しかった~!。

 かじか瀬は、地域の皆さんの交流拠点になればと、松舘代表が整備した私設の寄合いスペース。ここを会場に開催するお楽しみ会が〝こみっとカフェ〟です。毎回多彩な催しで、周辺の皆さんに憩いの時間を提供しています。今回は太郎ウォークのお話し会を企画してくれました。太郎ウォーク中はたくさんの写真を撮ったので、会場の大型テレビに様子を映して見てもらいましたが、写真が入れ替わる度に声が上がったりで楽しそう。私も紙芝居おじさんの気分を味わうことができました。

 「八郎太郎は田沢湖までの130キロを、10日前後かけて歩いたと言われています。私でも1週間で歩いたのに、です。八郎太郎は美男子で、身長は6尺とも8尺とも言われた大男でした。もし8尺なら2m40㎝ですよ。歩幅が違います。それなのに10日前後が必要だった理由は…、私は八郎太郎が寄り道しながら美味しい食べ物を買い込んで、たつこにプレゼントしたかったからだと考えています。太郎はそんな優しい男だったんです」などなど、主観満載のお話し会になりました。

2021年11月16日火曜日

オレの男結び!


 キリッと縄結びをする庭師さんに憧れていました。今日の冬囲い作業で、その基礎中の基礎、男結びを練習しました。不格好ですが、写真はオレの初男結びです。

 文字にすると厄介です。右から左へ時計と逆回しで縄を通し、元縄で小さな輪を作り、縄の交差を左手で押さえて固定して、右手で端の縄をとって交差に巻き付けるように反対側へ端の縄を回し、それを縄の輪に通し、左手で輪を上に押さえて元縄を引込み、最後まで隙間がないよう引き締めて完成です。

 もやい結び、きの字結び、かます結び、棒結び…、知っていたら便利な結び方、まだまだあります。


2021年11月15日月曜日

まつぼっくりのコーヒー



 まつぼっくり何個でコーヒー一杯分のお湯が沸くか…。そんなご質問にお答えすべく、雨が上がった今晩ひっそり実験を遂行しました。

 実験準備は、先週のまつぼっくり拾いから始まりました。でも季節が違うのか、まつぼっくりが開いていません。それに雨続きでシケっています。このままでは燃えないので、部屋の中に持ち込んで乾燥を進めました。また、まつぼっくり複数個を一緒に燃やせるよう、一回り大きな野外ストーブと着火剤を少々、ホームセンターで安く購入しました。そして今晩、ひっそり実験を遂行して…。

 今回の実験では、まつぼっくり5個でコーヒー一杯分のお湯が沸きました。でも、気象条件、まつぼっくりの大きさや乾燥度、実験者の腕前で結果は大きく変わりそうです
…。

最高のシャインマスカット


 私が小顔に見えるくらい大きなシャインマスカット。一粒の重量感、食べた時の甘さに2度ビックリです。市内白岩堂野口の蒲萄屋吉園(高橋恒吉さん)が栽培しました。

 高橋さんは、7年前からシャインマスカット栽培に取り組み、昨年から出荷を始めたそうです。今年は秋田県種苗交換会にも出展、農業最高峰の祭典で見事3位入賞を果たしました。一房いただきましたが、まあ美味しい。皮は薄くて歯ざわりも爽快、果肉は甘くてプリプリ引き締まっていて、食いしん坊の私でさえ、口の中に連続投入できないボリューム感です。すごいなあ。これは間違いなく今年最高のシャインマスカットです!。

 今回の受賞で、仙北市の果樹栽培はますます元気になれます。高橋さん、ありがとうございました。

2021年11月14日日曜日

百笑村の手づくり公園


 秋田百笑村(大仙市大沢郷椒沢)の佐々木義実さんを訪ねました。義実さんは自宅近くの山の公園化を進めています。今日はスイセンとモミジの植栽をお手伝いしました。

 作業を始めて8年以上になるんだとか…。既に散策路や展望休憩所、ブランコ、ハンモックなどが完成し、さらに山頂部に山小屋を構想中でした。集落の皆さんはもちろん、農業体験で訪れた皆さんなどに開放しています。義実さんの発想はいつも魅力的です。作業でお手伝いに来ていた若い皆さんも素敵でした。

 お昼にいただいた煮小豆、粒の大きさにビックリしました。植えてみたいなぁ。

2021年11月13日土曜日

おばあちゃんのスィーツ店


 今日は山歩きや冬囲いで疲れたせいか、甘いものが欲しくて欲しくて…。それで、ぜんざいやお団子をつくって食べました。それにしても田舎は和スイーツの宝庫です。

 以前、農村の豊富な食材やお年寄りの知恵と技術で、「おばあちゃんのスイーツ店」を提案したことがあります。和菓子・田舎菓子は交流素材としても魅力的だし、作り手のおばあちゃんとのお話しも素敵です。縁側でお茶を飲みながら、お菓子を食べてガッコを食べて…、エンドレスな癒やし時間を共有できます。

 おばあちゃんがやらないなら、「おじいちゃんのスイーツ店」も考えないと…。

2021年11月12日金曜日

お風呂仲間を食べる!


 雨の中で柿の収穫作業。熱いコーヒーが飲みたくなって近くの公園へ。帰ってからの楽しみは、昨晩お風呂に一緒に入った柿の味です。

 公園内でコーヒーをいれました。固形燃料でお湯を沸かし、マグカップにセットしたドリップパックに熱湯を注ぎます。気温が低いほどコーヒーが美味しく感じます。冬山で飲むコーヒーが町の喫茶店より美味しい…、ある登山家の言葉が少し理解できたような気がしました。さて雨が強くなり散策は諦めて帰宅。実は帰ってからの楽しみがありました。昨晩、ポリ袋に入れた柿とお風呂に一緒に入りました。昔から伝わる方法で一晩で渋が抜けます。

 まるで…、裸の付き合いをしたお風呂仲間を食べる感覚です。でも、ちゃんと美味しいです。