2015年2月28日土曜日

2015FISフリースタイルスキーW杯開会!!

駒ヶ岳グランドホテルで開催された「2015FISフリースタイルスキーW杯たざわ湖・秋田大会」の開会式の一コマ。各国選手団(71名)がステージに上がり、歓迎レセプションの幕開けです。

 競技は今日・明日の2日間。たざわ湖スキー場黒森山ゲレンデで繰り広げられます。昨日までの荒天がウソのように、今日の田沢湖は青空も見えます。歓迎レセプションの盛り上がり(天気祭り)が功を奏した、そうとしか思えない!!。

 自分も地元開催地市長として歓迎のごあいさつをさせてもらいました。一週間前から準備した全編英語まる暗記で。これが思いの外うまくいきました。直前までなかなかできていなかったのに、本番1回だけ、まさに神様が応援してくれた感じ(地元の皆さんからは秋田弁の英語だったとも…)。

 それからが大変。「あいつは英語がしゃべれる」と、各国選手から大きな誤解をいただき、あちらこちらで話しかけられて。「オー・イエス、ハッハッハ」で逃げまくり…。やっぱり英語、話せなきゃダメです。

ミュージカル「為三さん!」

わらび座ミュージカル「為三さん!」の、制作記者会見の様子です。場所は県庁のプレスルーム。写真の皆さんは奧からわらび座の山川龍巳社長、大仙市の栗林次美市長、為三さん役の鈴木裕樹さん、演出の鈴木聡さん、北秋田市の津谷永光市長、そして自分です。

 「浜辺の歌」や「秋田県民歌」の作曲者・成田為三さんの生まれは北秋田市米内沢です。県民歌の作詞者・倉田政嗣さんは横手市生まれですが、幼少期に大仙市太田の倉田家に養子に入っています。自分はわらび座所在の市長で…。「為三さん!」を応援しようと津谷市長・栗林市長・自分が同席することになりました。

 「為三さん!」は作曲者として成功するまでの、歌と笑いと涙のミュージカルです。「浜辺の歌」を捧げた女性との恋物語、秋田県民歌誕生秘話など、興味深いストーリー展開になるとのことで、これは必見でしょ。
 ところで自分はマイクを持って何を話しているかというと、「観客席と一緒になって、秋田県民歌の合唱が毎日わらび劇場で巻き起こるわけですよ。ゾクゾクします。ディズニーのアナと雪の女王に負けられませんね」。

 上演は4月11日からです。刺巻のミズバショウ、八津のカタクリ、そして角館のサクラと、まさに仙北市の花紀行真っ最中です。どうぞ皆さん、仙北市へおざってたんせ。

神代小がっこが表彰

東北農政局が毎年実施している「東北地域食育コンクール」で、神代小学校が食育活動表彰審査部会長賞を受賞しました。2月16日に仙台で授賞式が行われましたが、皆さんが市役所に報告に来てくださいました。昨年度は中川小学校が受賞しています。連続で同一自治体からの受賞は過去になかったそうで、これはスンゴイことです!。

 写真は中央が神代小学校の田口校長。左に神代地域運営体産業振興部長の藤田さん、右に漬け物名人の藤川さん、田口校長の後ろに神代地域運営体の藤川会長、隣に教育委員会事務局の羽川部長、です。

 神代小学校の「神代キラリ☆ワクワクcプロジェクト」は、3年生・5年生・6年生が取り組む地域学習です。運営体の皆さんにご協力いただき、いぶりがっこづくりを中心に生産、加工、販売、収入、貯蓄の一連の体験を行っています。大根の栽培はもちろん、薫製や漬け込み、パック詰めを行い、地元スーパーや県外でも販売体験会を実施。6年生は卒業時に売上金から給料支給(一人あたり????円)も。

 テーブルの上にあるのは、その商品「神代小がっこ」と「神代小ひまわり油」。働く喜び、地域との関わり、そしてお給料まで支給する一環学習です。これ、いいでしょ。

2015年2月19日木曜日

補正予算で結婚・子育て・雇用対策を充実

平成27年度の当初予算、平成26年度の補正予算、そして様々な条例案などを審議いただく第1回仙北市議会が、2月24日から3月20日の25日間で開催されます。
  ここでは補正予算案の概要についてお知らせします。

《平成26年度補正予算案》
 今回の補正予算の特徴は、国が進める地方創生事業で、平成27年度に繰り越して実施する「地域住民生活等緊急支援交付金事業」を盛り込んだことです。総額は約1億3000万円。1の地域消費喚起・生活支援事業は、アベノミクス効果を地方でも発現したいとする政権の考え方で、即効力が高いことが事業条件です。2の地方創生先行型事業は、結婚支援や定住・子育て支援を中心とした、人口対策と雇用対策が事業条件となっています。

1.地域消費喚起・生活支援事業
①プレミアム付き商品券発行事業(7068万円)
 ・3種類のプレミアム付き商品券の発行。
②秋田内陸縦貫鉄道乗車促進事業(143.5万円)
  ・老人クラブ等への小旅行助成
 ・先着10団体へ貸し切り列車借り上げ料を助成
 ・内陸線割引温泉パック
③こころもあったか温泉入浴促進事業(560万円)
 ・無料温泉入浴券を配布(広報印刷)。

2.地方創生先行型事業
①地方版総合戦略計画策定事業(805万円)
 ・総合戦略や地方人口ビジョンの計画策定
②新婚世帯家賃助成事業(240万円)
 ・新婚カップルへの家賃補助で1世帯上限2万円
③無料公衆LAN設置事業(200万円)
 ・宿泊施設や観光施設へのWi-Fi設備の整備助成。
④空き店舗調査・チャレンジショップ事業(100万円)
 ・市内空き店舗のデータベース化
 ・データ活用で利用希望者とのマッチング活動
 ・チャレンジショップの商業体験事業
⑤中小企業活性化支援事業(2000万円)
 ・市内中小企業を対象に新規開業や事業拡張を支援
⑥育てよう起業家支援事業(150万円)
 ・高校生や若者、女性を対象にセミナー開催
⑦あきた結婚支援センター登録促進事業(60万円)
 ・県のセンターに登録する経費を全額助成
⑧ときめき恋・来い交流事業(620万円)
 ・出会いの場の創出を大手民間結婚支援会社と提携し実施
⑨保育園遊具整備事業(約865万円)
 ・子ども達の遊具購入と設置
⑩農林業で田舎暮らし体験事業(377万円)
 ・新規に農林業へ就業したい方の体験会。最長で1週間程度。

 この他、緊急的だったり現予算に不足があったりで、それを補正する補正予算としては、
①企業誘致対策事業費(約2000万円)
 ・食品加工会社誘致活動で用地の追加取得と造成費
②商工業起業等応援事業費補助金(300万円)
 ・新規開業や業務拡張に伴う設備整備への補助金の追加
③温泉事業会計補助金(約288万円)
 ・温泉会計に不足が見込まれる燃料費の補助
④冬期交通対策費(9000万円)
 ・除排雪関連の不足額
⑤秋田スギバイオエネルギーセンター閉鎖関係費(約3億330万円)
 ・バイオマス施設の解体等に要する経費
 ・起債の繰り上げ償還費

 があります。バイオマス施設関連経費は、解体や起債の繰り上げ償還の財源に、火災保険料があります。また平成27年度予算の事業計画については後日お知らせします。

2015年2月18日水曜日

三浦雄一郎さんと

写真は仙北市の熊谷徹教育長(左)と、スキーの神様・登山の神様の三浦雄一郎さん(右)。先ごろモーグルワールドカップの協賛事業で開催した「~三浦雄一郎・猪谷千春講演会~夢を追い続けて」の前夜、歓迎懇談会でのツーショットです。

 昨年夏、三浦さんにお会いして、「何とかワールドカップに関連した事業に参加ください。できればたざわ湖スキー場で滑って欲しいなあ」と我が侭を申し上げていましたが、ちゃんと実現してくれました。やっぱりすごい人です。その三浦さんから嬉しい言葉をいただきました。「たざわ湖スキー場は、世界屈指のスキーリゾート・エリアに成りうる環境です。新幹線との距離、豊かな温泉と風景、美味しい料理、そして人懐っこい市民の皆さん。う~ん、本当に理想的ですよ」と。

 これは翌日の講演会でもお話しいただきました。もっともっと自信を持ちましょう。私たちは世界でも稀な場所で毎日暮らしていますよ!!。

オチンチンも縮む松葉・相内の裸まいり

むむっ?、寒中水泳…。違います。西木町桧木内に伝わる「松葉・相内の裸まいり」です。15日に行われました。写真はオチンチンも縮み感覚がなくなるくらい冷たい(ある経験者談)桧木内川でのお清めの場面です。お清めと言っても、何も対岸まで泳ぎ切らなくてもとの声も聞こえますが、この裸参りはこれが伝統です。

 裸まいりは、明治10年5月に起こった大火に由来します。二度とこのような惨事を繰り返さないようにと、すぐに集落の代表者7人が災難よけで名高い四国の金比羅参りに出ました。その時に持ち帰ったお室とお札を旭山に建立した金比羅宮で祀り、これを期に毎年2月の第3日曜日には無火災祈願の裸まいりが行われるようになったそうです。

 そうです。裸まいりは無火災祈願のお祭りなんです。だから毎年、大曲仙北広域消防の隊員が参加してくれています。今年は総勢12人のうち、消防から9人が参加してくれました。本当にありがとうございます。

2015年2月16日月曜日

お天気教室に井田寛子気象キャスター

先週土曜日に開催した「お天気教室」の様子です。NPO法人気象キャスターネットワークにご協力をいただきました。仲を取り持ってくれたのは、国土交通省東北地方整備局の皆さん。本当にありがとうございました。

 お天気教室の先生には、NHKニュースウォッチ9の人気気象キャスター伊田寛子さん(写真の中央やや右)。サポートは栃木テレビの池田未来さん。参加してくれたのは角館小学校の高学年有志40人。お天気クイズに答えながら、途中で気象実験を行ったり…。変化があって1時間半はアッという間に過ぎてしまって…。ちなみにクイズは8問ありましたが、私は3問しか正解できませんでした。

 子ども達に人気だったのは、気象実験です。ビンの中で雲をつくったり、竜巻発生装置を動かしたり、本当に楽しそうでした。またお天気教室を終えた後、井田さんなど角館の火振りかまくらをご覧いただきました。北部町内の皆さん、山根町内の皆さん、ご馳走ありがとうございました。

2015年2月10日火曜日

たざわ湖は奇跡のスキー場

写真は、先週の7日~8日に開催したモーグル競技大会(全日本大会・ワールドカップのプレ大会)の様子です。黒森山ゲレンデの特設コースは、全長が240メートル、最大斜度は28度、まさにモーグルのために存在したようなバーンです。

 先の上村愛子さんへのアンバサダー委嘱式で、佐竹知事が「若い頃から田沢湖でスキーをしてきたが、昔から黒森山のゲレンデはフリースタイルスキーに持って来いの場所だと考えていた」と話していましたが、今回、審判団の皆さんからも「まさにたざわ湖スキー場は奇跡のスキー場。新幹線の駅から10分と言う距離、また競技会場がスキー場の真っ正面にあること、なにより自然の良質な雪に恵まれて、こんなに条件が整った場所は世界レベルでも思いつかない」と最高の評価をいただきました。

 選手の皆さんにも大変好評でした。関係した方々には、そのご労苦に心から感謝を申し上げます。コース整備はとても難儀な作業ですが、何とかワールドカップに向け、ご協力をお願いします。大会運営にあたる皆さんも、どうかもう一踏ん張りを!!。
 多くの応援者・観戦者をお待ちします。

2015年2月3日火曜日

上村愛子さんが大会アンバサダーに

たざわ湖スキー場を会場に開催されるモーグル競技の大会アンバサダーに、上村愛子さん(写真:オリンピックで5大会連続入賞。日本人初のワールドカップ年間総合優勝)が着任しました。今日の午前、県庁で記者会見が行われ、「素晴らしい雪で最高のW杯になると思います。子ども達との関わりも楽しみです」と話していました。

 この写真は、記者会見後のお昼ご飯の一コマ。仙北市内の農家民宿のお姉さんが、今朝、早起きして作ってくれた「おやき」を差し上げたら、「美味しそう!」とポーズをとってくれました。上村さんは長野県の白馬にお住まいですが、長野のおやきと違い、中にアンコが入っているおやきは初めて食べたそうです。

 お話も笑顔も、とても魅力的な方でした。大会を盛り上げていただき、ついでに仙北市もアピールしてもらおうかと、秘かに作戦を企てています。

2015年2月2日月曜日

角館の33歳・42歳厄祓い

昨日、角館中学校卒業の皆さんが企画した「33歳厄祓い記念祝賀会」、そして「42歳厄祓い記念懇親会」に出席しました。写真は42歳の皆さんの“クラス対抗変身コンテスト”です。自分は審査員にも加えていただきましたが、まあ見事な変わり様!!。

 両厄お祓いでは、なかなか会う機会がない同期の顔も多く出席していて、本当に楽しそうでした。また当時の恩師の先生も駆け付けてくれて、思い出話の花が大きく大きく咲きました。

 毎年、お祓いは角館鎮守の神明社さんがしてくれています。今年も参道の除雪は33歳の厄祓いを企画した実行委員会(男性軍)が担当したそうで、これがかなりの重労働。でもそのおかげで主役の女性軍は安心してお参りできます。さらにさらに42歳の皆さんにとっても大助かりです。
 毎年、学年を超えた助け合いが続くのも角館の厄祓いの伝統です。