2019年4月27日土曜日

大曲高校書道部のパフォーマンスに感涙


 ライオンズクラブ地区年次大会(会場は中仙ドンパル)に参加。最後に登場した大曲高校書道部の書道パフォーマンスに、本当に本当に本当に感動しました!。

 ライオンズクラブの草薙孝悦ガバナーには、若い頃からまちづくり活動でご指導をいただきました。クラブの活動もラオスに小学校を建設したりで、国際的だったと聞いていました。そんなご縁もあって大会に参加しました。もちろん大会も素晴らしかったのですが、最後に登場した大曲高校書道部の書道パフォーマンスを見て、感動で涙が流れました。私は書道パフォーマンスを完全に誤解していました。ダンスだったらダンスをしなさい、書道だったら無心で筆を運びなさい、なんたって日本を代表する芸術文化なんだから…的な偏見、思い込み、食わず嫌いでした。実際は、ステージいっぱいの躍動感、会場の一体感、作品の仕上がりに向かってミュージカルのようなストーリー展開…。新しい芸術です。素晴らしいパフォーマンスです。

 ぜひ仙北市民にもご披露いただけないものでしょうか。

角館の人力車と最先端技術が出会ったら…



 ソフトウエア開発のアステリア株式会社(平野洋一郎・代表取締役社長)は、仙北市と2016年から「桜に彩られたまちづくり事業」で連携する上場企業です。今、人力車の配車アプリ開発に向け、角館の桜まつり会場で運用実験を進めています。


 同社には、企業版ふるさと納税で毎年100万円をご寄付いただき、仙北市の地方創生を強力に支援いただいています。取り組みは広範で、古城山への桜の植樹活動、タイや台湾での国際観光博覧会への出展、ドローンによる観光コンテンツの撮影と発信、農家民宿でのテレワーク実証実験、農業Iotの勉強会などなど多彩です。今年は同社の最先端技術と人力車をコラボレーションし、人力車の空車状況や待ち時間解消に向けたアプリケーションの開発を目指しています。さらに今年6月からは、市内の温泉地の安全対策として、火山性ガスの自動検知システムの実証実験にも着手します。


 どれも、同社の高い技術力があっての取り組みです。安全対策や時間の有効活用が進んだら、仙北市はもっと暮らしやすくなれるはずです。

2019年4月25日木曜日

桜まつりの実証サービスが面白い!


 仙北市や秋田県、JR東日本秋田支社、NTT東日本秋田支社など7組織は、Wi-FiやAR・VRを活用した実証サービスを開始しました。桜まつりで体験してください。

 Wi-Fiは利用エリアの拡大、キャッシュレス決済の普及、さらに周遊動態の把握も目指しています。仙北市では、既に観光の新サービスを展開しています。JR角館駅・JR田沢湖駅付近にWi-Fiの新アクセスポイントを新設。スマートフォンを角館の桜まつりポスターにかざすと、バーチャルフォトフレーム4種類をダウンロードできます。これ、面白いです。

 あきた花紀行は、ミズバショウ・カタクリ・サクラがまさに見頃です。実証サービスの体験お忘れなく!。
※写真撮影は観光協会の吉成和子さんにご協力をいただきました。

2019年4月24日水曜日

台湾北投中と生保内中が姉妹校提携



 今日の午前、台湾台北市立北投国民中学校(李素珍校長1100人)と、仙北市立生保内中学校(佐々木正芳校長108人)が、姉妹校の提携を結びました。

 世界で2ヶ所しか確認されていない北投石をご縁に、2011年、北投温泉(台湾台北市)と玉川温泉(秋田県仙北市)は姉妹温泉締結を行いました。以来、行政はもちろん、両市民間で温泉を核とした交流が盛んになっています。今回の中学校の姉妹校締結は、そんな繋がりを子ども達にも広げ、温泉のようにホットな関係をさらに深めようというもの。今後は学校間の生徒派遣や市民交流、温泉地にある中学校として地域課題の研究、日常的な学習ではテレビ電話教室などが計画されています。

 今日の締結式には、北投国民中学校の生徒10人、父兄3人、李校長先生はじめ教職員8人が来日してくれました。市内の農家民宿などに2泊滞在して、市内を視察してくれるそうです。
※仙北市立中学校の姉妹校締結は、昨年末の角館中学校と台中市の恵文高級中学校に次いで2校目です。


2019年4月23日火曜日

話会(WAKAI)第一夜は武田昌大さん



 話会(WAKAI)を開催。第一夜は北秋田市出身の武田昌大さんです。夢の実現に向かって走り続ける武田さんの一言一言に、多くのヒントと勇気をいただきました。


 武田さんは、注目を集める「トラ男」のプロデューサー。大学を卒業後サラリーマンになりました。でもWE LOVE AKITA(2008年から首都圏で起こった秋田大好きムーブメント)に関わるうち、秋田の農業に興味が増して、週末は県内の様々な農家を訪ね歩く生活になったそうです。そこで「一生懸命にお米を作っている人、そうでもない人のお米が、出荷の時に混じって消費者に届く事実」にショックを受けました。またスーパーで売られているお米は、「品種・鮮度・価格しか表示がなく、作り手の思いも何も消費者に届いていない」実態から、「自分が生産して流通して消費者に届けるまでお米に責任を持とう」と思ったそうです。それが都内のおむすびスタンドANDONの開店にも繋がっています。シェアビレッジは、「秋田を元気にできる拠点が欲しい」と思ったことがきっかけだったとか。「田舎が東京を目指してどうする、そんな中途半端な田舎は魅力がない。日本らしい風景を残したい」と考えていた頃、五城目町の空き家と出会いました。「空き家を村に見立て、村を守るために、村民を募り村をシェアする」、そのために年貢をもらって管理費や運営費を捻出する新しいコミュニティは、マスコミでも大きく取り上げられました。現在は全国47都道府県に2千人を超える村民がいるそうです。そして香川にもシェアビレッジが…。


 「脱・人口減少社会を目指すのではなく、田舎を楽しみたい」と話す武田さん。またご一緒しましょう。ありがとうございました。
※話会はライングループ「ドラえもんのポケット」が主催しています。

2019年4月21日日曜日

高橋選手のラート愛と郷土愛


 会場の秋田県立体育館は、スタート1時間前から満席でした。高橋靖彦選手の地元、仙北市からもたくさんの応援団が駆けつけていました。ドイツ・オランダ・スイス・日本の各チームのパフォーマンス、素晴らしい大会でした。

 私が高橋選手から聞いた最初の企画は、全日本大会の秋田県開催でした。それがどんどん大きくなって、ついには世界大会の招致になりました。高橋選手は、「ラートの魅力を知ってもらうには、まず秋田で大会を開催する必要があります」と話していました。これは本当でした。だって、今日の観衆の誰もがラートファンになったのですから…。
 ところで、各国選手が参加する仙北市ツアーが明日から始まります。これも高橋選手の企画です。国際教養大学や角館高校の皆さんが、このツアーのサポートを引き受けてくれました。もちろん市も市民もバックアップしています。

 世界に人気の乳頭温泉郷、田沢湖、角館武家屋敷、あきた花紀行、民泊…、きっと秋田を好きになってくれると思います。

2019年4月20日土曜日

角館の桜まつりが始まりました


 角館の桜まつりが始まりました。桧木内堤のソメイヨシノ、武家屋敷通りのシダレザクラ、ともに蕾です。夜は、武家屋敷通りライトアップ・プロジェクトの点灯式でした。闇に浮かぶ武家屋敷とシダレザクラの美しさは格別です。

 会期は5月5日まで。この間の武家屋敷通り歩行者天国は、4月20(土)・21(日)・25日(木)~30日(火)、時間は10時~16時。また、ライトアップ・プロジェクトの点灯時間は、17時30分~22時30分。昨年の倍の資機材を投入し、武家屋敷通り全体をライトアップしました。監修は照明デザイナーの内藤真理子さん。さらに桧木内堤のライトアップも倍増。現天皇陛下の誕生をお祝いし、昭和9年に植栽したソメイヨシノです。平成最後・令和初に特別な思いでお花見をお楽しみください。

 今年も多くの皆さんのご協力をいただき、桜まつりを開会することができました。ありがとうございました。

2019年4月19日金曜日

おめでとう内陸線30周年!


 平成元年4月1日、秋田内陸南線と北線が鉄路で結ばれ、秋田内陸縦貫鉄道が全線開業しました。そして時は流れ…、今日は秋田内陸線の全線開業30周年記念式典でした。

 私は来賓祝辞で、「内陸線の取締役の一人としても、皆さんには感謝の思いでいっぱいです。30年前の全線開業日、私は西木村役場の広報担当者で、鷹ノ巣まで取材に行ったことを思い出しています。鷹ノ巣駅前の商店街の皆さんには、県南からも遊びに来てねと言われました。今は国外からも多くの観光客をお迎えしています。10年ほど前は廃止議論が広がりましたが、秋田駅から県庁まで、沿線住民が結集した存続パレードを行いました。あの情熱と行動力で、今後もご支援をお願いします。もう一つ、国道105号の整備議論が進んでいます。リダンダンシー・冗長性の確保からも、鉄路も道路も両方が必要です。頑張りましょう」と。

 式典後、石破茂・衆議院議員を講師に特別講演がありました。演題は「ローカル鉄道と地方創生」です「鉄道を廃止した地域が活性化した例はありません。地域を守る行動が鉄道を守ることに繋がります」とのお話しが印象的でした。

クニマスの追加貸与で30尾



 お願いしていたクニマスの追加貸与が決定しました。ありがとうございました。今回は30尾と前回(平成29年)の3倍です。このうちの15尾が4月25日、田沢湖クニマス未来館に移送され展示がスタートします。


 山梨県水産技術センターでは、増殖技術の研究が進み、人工ふ化の成功率が格段に向上しているそうです。同センター忍野支所の皆さんの熱心な取り組みが目に浮かびます。ところで今回貸与いただくクニマスは1歳魚で、全長は13㎝~15㎝。元気な到着を心待ちにしています。


 残りの15尾は北秋田市の秋田県水産振興センター内水面試験池で飼育予定です。
※写真はUTYテレビ山梨のニュース映像


2019年4月18日木曜日

未来は希望でできている



 昨日の部課長等会議で、次のようにお話をしました。「未来は何でできていますか?。未来は不安や批判でできていますか?。違います。未来は希望でできています」と。


 同会議の直前、新・角館庁舎の電子入札会が不調だったとの報告を受けました。前回3月7日に続く不調です。しっかり現状の精査を行い、検討を深め、できるだけ早期に3回目の入札会ができるよう、準備を進めます。「未来は希望でできている」は、入札の不調もあって、自分に言い聞かせた言葉だったのかも知れません。


 早く市民の皆さんに朗報をお届けしたいです。
※刺巻湿原のミズバショウは見頃です。


2019年4月13日土曜日

角館の里山再生でNPOが誕生


 仙北市角館地域の全山「癒しの里山へ」をコンセプトに、NPO法人・角館里山再生プロジェクトが誕生しました。その設立総会に参加し心が熱くなっています。皆さんもご参加ください。

 同プロジェクトは、定款に次の設置目的を明記しました。「みちのくの小京都角館と呼ばれる城下町での、森林公益性と豊かな伝統を確認し、地域市民、企業、行政のパートナーシップのもとで、城下町の森林・里山という特異性を持つ地域の森林・里山環境保全、育成、再生等を通じて循環型地域社会の実現、並びに都市と地域の交流を図ることを目的とする」。実はNPO法人の設立以前から、角館まちづくり地域運営体が、古城山など里山再生活動に熱心に取り組んできました。「地域運営体の活動が、NPO法人設立の温床になりエネルギーになった」と、NPO法人の小林郁男理事長が話していました。

 さっそくですが4月25日、「第1回里山自然観察会」を開催するとのこと。集合は古城山公園駐車場、集合時間は8時30分。ホームページなどで確認ください。
https://npo-kakunodate.com/

2019年4月11日木曜日

エネルギーの地産地活を目指して


 東北大学の青葉山新キャンパスで、「エネルギー価値学創生研究推進拠点キックオフシンポジウム」。仙北市と包括協定を結ぶ同大学の研究者等と、特区や玉川温泉の水素活用手法などを探りました。

 基調講演は3名。私からは仙北市の現状や特区の取り組みを、産業技術総合研究所の中岩勝・所長は、同研究所の研究内容や大学連携の実態を、内閣府の蓮井智哉・参事官は、特区の今後の展望をお話ししました。また、続く講演では7名の研究者が登壇し、先端エネルギー材料や低炭素化エネルギーシステム、台湾とのジョイントラボ活動などについて発表がありました。どれも本当にワクワクする発表でした。

 お世話になっている土屋範芳教授(環境科学研究科長)は、「エネルギー価値学創生研究推進拠点は、東北大学を横断した全学的組織。破壊的イノベーションと社会実装が大きな特徴。これを一日も早く地域で実運用できるようにしたい」と話していました。破壊的イノベーション、ワクワクを通り越してクラクラするほど魅力的な言葉です。

2019年4月10日水曜日

エフエム秋田で花紀行をアピール


 エフエム秋田のnews mixキャッチ・ザ・タウンで、「あきた花紀行2019」をアピール。田沢湖刺巻湿原のミズバショウ、西木町八津・鎌足のカタクリ、角館武家屋敷のシダレザクラと桧木内川堤のソメイヨシノの見ごろは…。

 田沢湖刺巻湿原のミズバショウは、4月7日(日)~5月5日(日)までの期間。既に咲き始めています。今年は25周年年事業で「芭蕉の森のキャンドルナイト」を特別開催。5月4日(土)19時15分からは、大木彩乃さんのコンサートも。西木町八津・鎌足のカタクリは、4月20日(土)~5月3日(金)までの期間。日本最大のカタクリの花園です。アクセスは秋田内陸縦貫鉄道が便利ですで、八津駅が最寄りです。角館武家屋敷のシダレザクラと桧木内川堤のソメイヨシノは、4月20日(土)~5月5日(日)までの期間。シダレザクラの咲き始め予想は21日、ソメイヨシノは23日。4月いっぱいは見頃が続くと…。夜桜観桜会の環境づくりで、ライトアップの延長を倍増。ゆっくりお楽しみいただけます。

 ラジオパーソナリティーが藤田ゆうみんさんで、お話ししやすかったです。ありがとうございました。

2019年4月6日土曜日

今日からQRコード付き名刺で


 名刺にQRコードが付きました。総務課職員の手づくりです。右下のQRコードを携帯で読み取ると、仙北市のふるさと納税サイトにアクセスできます。

 仙北市のふるさと納税額は、平成30年度で約1億5千万円。清浄な水と大地が育てたお米、世界で評価される地ビール、人気が絶頂の乳頭温泉などペア宿泊券、角館ちまき、樺細工、田沢湖天然はちみつ、夢牧場の和牛サーロインステーキ、虹の豚セット…、どれもが好評です。今年度は2倍の3億円が目標です。

 それにしても…、名刺にQRコードを印刷するって思いつかなかったなあ。職員のアイディアはすごい!。この名刺で頑張ります。

2019年4月5日金曜日

国道46号・105号そろって重要物流道路に



 皆さんに参加をいただいたフォーラム、また要望活動などが功を奏し、国道46号と105号がそろって「重要物流道路・補完路」に指定されました。


 重要物流道路・補完路は、空港や港などの物流拠点と都市を結ぶ区間、また病院や市役所など拠点施設と重要物流道路を繋ぐことが目的で、災害時などは国が最優先で復旧工事に着手します。現在検討中の改修計画(例えば、国道46号は角館~田沢湖間・第2仙岩トンネルの改修など、国道105号では大覚野峠のトンネル工事など)を実現するためにも、重要物流道路の指定は逃せない要件でした。そこで特に昨年は、盛岡秋田道路国道46号・大曲鷹巣道路国道105号(期成同盟会会長はいずれも仙北市長)で、集中的に活動を展開していました。


 でも勝負はこれからです。実際の整備着手に向けて、費用対効果を産み出す仕組みづくりなど課題は山盛りです。沿線の皆さんと知恵を出し合い、行動を起こせば、きっと解決できます。皆さんよろしくお願いします。

話会(WAKAI)のお知らせ~第一夜~



 人は、それぞれの生き方や役割があります。そして毎日は思い通りになりません。でも挑戦を続ける人は魅力的です。そんなゲストをお迎えし、心を満たす一晩一人の話会(WAKAI)を始めます。第一夜のゲストは…。


 第一夜のゲストは、「トラ男」プロデューサーの武田昌大さん。武田さんは1985年北秋田市生まれ。大学卒業後に上京しデジタルコンテンツ業界に就職。2010年に秋田に帰省。翌年「農業から秋田を元気にする会社」をつくろうとkedama inc.を設立。同年リーダーシップコンサルティング設立。都内各所で毎月お米を食べるイベントを開催。2015年から年貢を納めて村民になる「シェアビレッジ」を秋田と香川で展開。2017年、日本橋に食とカルチャーの最新型長屋 「おむすびスタンドANDON」を開店。そして…。


 日時は4月22日(月)、時間は夜6時30分から、会場は西木温泉ふれあいプラザ・クリオンです。1時間少しの話会です。参加料は無料です。その後、ゲストを囲んでの懇談は少しお酒を飲みましょう。こちらは割り勘でお願いします。

2019年4月3日水曜日

竣工した「愛仙の華」と福祉避難所協定



 仙北市西木町に、指定障がい福祉サービス事業所「愛仙の華(あいせんのはな)」が竣工。久米力・理事長(社会福祉法人・秋田ふくしハートネット)の思いが結実した、本当に気持ち良い空間です。竣工式典に続き、福祉避難所協定も行いました。

 愛仙の華は、生活介護・グループホーム・短期入所の各サービスを実施します。また、地域生活拠点整備事業施設として、相談・緊急時の受け入れ・体験の場などを、切れ目なく提供する中核事業所です。こどもの駅の認可も受けました。久米理事長は、「地域で、あるいは観光客にも活用して欲しい開かれた施設です」と話しています。さらに、仙北市との福祉避難所協定です。私は「これまで3福祉法人5施設で、福祉避難所の協定を結びました。今回の協定で、市内初の障がい福祉施設内の福祉避難所です。大きな安心感をいただきました」と謝意をお伝えしました。

※福祉避難所:災害が発生した際、高齢者や障がい者、乳幼児など通常の避難所では生活に支障を来す恐れのある皆さんのための避難所。愛仙の華には福祉避難所スペース102.4㎡があります。

19農家が「秋のきらめき部会」を設立



 秋のきらめき部会(佐藤一也・部会長/JA秋田おばこ西木支店)設立総会に出席。昨年度の試験栽培を経て、本格生産に向け部会を立ち上げました。皆さんやる気満々です。

 秋のきらめきは、平成25年に品種登録となりました。あきたこまちにも劣らない早生の良食味米です。また冷涼地でも収量が落ちないこと、イモチ病の抵抗性が最強なこと、さらには高品質米を栽培するため、地域を限定して生産することなど、幾つかの特徴を持っています。私は「里山の利を活かした農業経営を模索している中、今回の部会設立は本当に意義のある取り組みです。関係の皆さんとの連携と農家の情熱で、仙北市農業を元気産業にしましょう」とお話ししました。

 稲作を知り尽くしたベテラン農家から、エネルギッシュな若い農業者などが混在した新部会に、地域の皆さんも大きな期待を寄せています。一緒に頑張りましょう!

2019年4月2日火曜日

新人の武器



 新人職員を迎えて、新年度の業務が始まっています。昨日、私は辞令交付式で、「仙北市を選んでくれてありがとう。一緒に頑張りましょう。でも新人の賞味期限は3年ですよ」と…。


 「1年目は何が何だか分からない。2年目は昨年に先輩がやった通りの反復作業。3年目で対応に自分らしさを加えることができて…。でも、もしかしたら同じセクションに3年は居られないかも知れません。だから、1年目から皆さんの目で職場を見て、おかしいと思うことは口にして欲しいんです。慣例に染まった先輩が気付かないことに、皆さんは気付くことができる、それが新人の強み、武器です。市役所の活性剤になってください。そして、市民の皆さんと、喜びも悲しみも分かち合える職員に成長してください」。


 あと1ヶ月で令和を迎えます。一人ひとりが自分らしい花を咲かせますように。