2011年1月31日月曜日

仙北市芸術文化章


 30日、たざわこ芸術村で開催の、第5回仙北市芸術文化章授章式。壇上にいる皆さんが今回の受章者。手前(右)から冨岡沙樹さん(栄光章)、山田美知男さん(栄光章)、そして佐藤貞一さん(芸術文化章)。演題でごあいさつをしている方が大山文夫会長です。

 佐藤さんは教職員を退職後、公民館大学で書道を指導しています。合併前には角館町の芸文協の会長を2期務められ、また仙北市誕生後の初代芸文協会長です。山田さんは2年連続の栄光章です。院展日本画の部で入選しました。冨岡さんは若き民謡の星。各大会で優勝をしています。

 皆さんがとても羨ましいです。自分には他に秀でた何もありません…。

与田さんのお話


 27日、花心亭しらはま館で開催された「北都経友会」に講師でお出でをいただいた与田剛さんと。写真は講演後の控え室で撮影していただきました。ご存じの通り、与田さんはプロ野球界で大活躍した豪腕ピッチャーです。

 この日、23年度の当初予算編成会議があって、与田さんの「中継ぎ力~未来を拓く“つなぎ”の哲学~」を最初から聞くことができませんでした。かなり残念。本当の話、聞いたのは最後の5分で「朝ご飯をちゃんと食べて」と言っていました。その通り。

 その分、控え室で良いお話を聞くことができました。「自分の恩師に言われたことで、辛くなったら病院へ行けと言われて。確かに2年目に入る頃、体がボロボロになって病院通いをしていましたが、そのことを恩師が忠告してくれたんだと思っていました。でもね、病院通いをするウチに、小さな子ども達と出会って、その子ども達は自分よりも本当に重病をかかえていて。でも自分が行くと、ものすごく喜んでくれて。こっちが元気をいっぱいもらったんです。恩師は亡くなってしまいましたから確認はできませんが、きっとこんなことを言っていたのかなと、今は思っているんですよ」

 与田さん、素敵な方でした。

JA秋田おばこが新企画


 一週間もブログを更新していなかった…。済みません。先週の分まで一気にアップしちゃおうかと思っていますが。と言うことでJA秋田おばこの藤村組合長とツーショット。

 先週25日の様子です。新聞にも出ていましたが、「クニマス応援定期」からの利息の一部を、仙北市に寄付いただけるとの新企画で、田沢湖庁舎にお出でをいただきました(本当はこちらからお伺いするのが礼儀だったっ。ゴメンナサイ)。とても有り難いです。この定期、第1弾は平成23年2月7日から4月28日までの期間に取り組みをしてくれる個人・法人に、金利を上乗せするもの。

 年間おおよそ40万円くらいの「クニマス里帰りプロジェクト」資金が、JAから提供いただける計算になります。強力なバックアップです。

2011年1月26日水曜日

あきたリッチセミナーinOSAKA


 あきたリッチセミナーに出席。会場は大阪太閤園。多くの企業人が集まっていて、最新の企業情報が聞かれます。今回は「秋田県に立地して」と題して田中亜鉛鍍金株式会社の二宮洋一専務、また「秋田県内における電力供給の現状」と題して東北電力執行役員の三浦政彦秋田支店長から、それぞれスピーチをいただきました。

 これに先立ち、佐竹知事のミニ講話もありました。ふるさと秋田元気創造プランの中で知事は、「行政はこれまで10年後のビジョンなどをつくって産業振興を行ってきたようなところがあって。それでは変化のスピードに対応できない。スピード感が重要だ。私は4年を区切りに物事を考えている」と言っていました。賛成!!

※写真は出席の市町村長、企業代表者など。さて自分はどこでしょう。

仙北市の技術集団


 26日午前、国内でもトップレベルのシュアを誇る消防車・防災機器メーカー日本機械工業株式会社(菱川信也社長)を訪問。本社は都内八王子です。ここで仙北市の皆さんが10人以上仕事をしています。

 消防車の納品先は自治体か広域消防です。注文を受けてから半年以上をかけて特殊装備や塗装などを施します。その工程はほとんどが手仕事なんだそうで、つまり消防車はハンドメイド作品なわけです。ところで自治体は予算を議決いただいた後、事務的な作業があって発注するまで数ヶ月を要します。でも納期は年度末ですから9月頃から製作のピッチを上げなければ間に合いません。それで年度末まで季節社員が必要になりますが、これが誰でも良いというものではないそうで(テンドがないと)。そこで仙北市出身の技術集団が登場します。誰が最初か菱川社長も知らないと言っていました。でも集団を誕生させるきっかけをつくった誰かがいたはずです。その人が同郷の何人かを誘って出稼ぎし、正社員に負けない技術を磨いて伝え、その人がまた後輩に技術を伝え…、この繰り返しで現在に至っています。菱川社長によると「部品を提供したら、仙北市から来てくれたメンバーだけで消防車は完全に製造できる」と絶賛でした。

※写真は仙北市からの皆さんとの懇談会。雪の状況、転作率のこと、いろいろお話しできました。

2011年1月23日日曜日

中坊教授のお話し③


 京都大学博物館のメインホール。中坊教授の講義は続きます。

 「私は、クニマスが発見されたからと言って、特別な保護とか規制などはするべきではないと思う。大切なことは“人と魚を一緒にした生態系の保全”であり、それらについて次の項目で整理をしてみた。
 1.西湖は周辺に住む人々の生活圏。
 2.クニマスとヒメマスは70年も混穫されてきた。
 3.現状で変なカタチで保護規約をつくれば、ヒメマス漁業も遊漁もできない。
 4.まずクニマスとヒメマススの識別点を明確化する
 5.識別したクニマスの採集地点を増やし、その生態を明らかにする。
 6.生態調査は地元の漁業者の意見を重視する。
 7.絶滅危惧種に指定すべきではない。
 などなど。

 さらに田沢湖の再生について、中坊教授は「100年をかけてもクニマスが住める湖に再生するため、バトンを伝え渡すことだ」としました。

 講義が一段落した後、今度は参加の皆さんからの質問です。多くの方々が中坊教授に質問を浴びせます。その一つ一つに丁寧に応えて…。予定では30分の講義でしたが、何と1時間も超過してしまうほどでした。

 そんな訳で、時間ギリギリで新幹線に飛び乗り、今は新横浜を通過中。帰宅は午後11時ぐらいかな。

中坊教授のお話し②


 京都大学博物館のメインホール。中ほどに腰をおろせる段々椅子があり、既に満席状況でしたが、最前列に富士河口湖町と仙北市の関係者人数分が来賓席となっています。中坊教授の気遣いに改めて恐縮。それにしてもスゴイ人の数。ホールの上部両際にあるキャットウォークでも立ち見しています。

 以下、中坊教授の講話から…。

 「京都大学には、9体の田沢湖産クニマス標本がある。クニマスの研究は川村多實二先生から始まった。川村先生からの標本鑑定依頼を受けたアメリカのジョルダン博士が、クニマスを固有種と認定したのが1925年。当時の記録を見ると、クニマスの体色は黒、周年産卵、深いところに生息するとある。一方、田沢湖では、それまで何度も開田や電源開発で田沢湖に玉川の水を入れる話しがあった。しかし昭和9年の東北大飢饉が引き金で具体化し、昭和15年1月20日、ついにその日がやってきた。昭和23年に行われた調査では、底刺網にクニマスは1匹も捕れていない。さてクニマスには2月と9月に産卵のピークがあったらしい。しかし2月は水深が40m~50mのあたりで産卵し、9月は225m~270mあたりで産卵している。これは何を意味しているのか。私はクニマスの生態に最も重要なファクターは、水深ではなく、むしろ温度ではないかと考えている。キーポイントの温度域は4度だと思う」

 続きは③で。

中坊教授のお話し①


 京都大学の中坊徹次教授と再会。大学の博物館での講話「クニマス~70年ぶりの生存確認~」が始まる前、ミーティングルームで中坊教授や山梨県の渡邊凱保(わたなべよしやす)富士河口湖町長、それに担当の皆さんで発見発表から現在に至るまでの変化などを協議。

 中坊教授が「現状で大切なことは、各者がバラバラに対応するのではなく、富士河口湖町・仙北市、それに山梨県と秋田県は一体で取り組んで欲しい」とのお話し。全くその通りです。また「田沢湖からのクニマスの受精卵は、以前に全国のどこに送ったのか、この辺りの正確な記録が欲しいが何とかなるだろうか」とのこと。これは三浦久さんや地元の関係者から聞き取りが必要です。

 そうこうしているウチに時間が押し迫り、まずは会場へ移動しようと言うことに。いつものようにバタバタです。

維新の志士が眠る丘


 23日朝、8時30分発ののぞみで京都へ。京都には午前11時着。中坊徹次京都大学教授による講話「クニマス~70年ぶりの生存確認~」は午後2時から。少し時間があったので市内をブラリ。

 それで、大好きな坂本龍馬と中岡慎太郎を訪ねることに。お墓は東山区の霊山護国神社内「明治維新史跡公園」にありました。小高い山の上まで階段をゆっくりと登り、近代日京都市内が一望できるほどの高さまで進むと(これが絶景です)、いったい幾本建っているのかと思うほどの墓石群。霊園は日本の幕開けを信じて戦った志士たちが眠る丘でした。その中央あたりに二人の墓石があります。ひっきりなしに手を会わせる人、人…。

 龍馬と慎太郎は、今でも仲間たちに囲まれていました。合掌。

想nicArt+大木彩乃ライブ


 平福記念美術館ホールで開催された「大木彩乃ライブ」に参加。樺をはって復活したピアノの響きの温かさ、大木さんの澄んだ歌声が印象的です。帰り際、思わずアルバムを購入してしまったほど。

 今回のライブは、12月5日から1月27日まで平福記念美術館で開催している「想nicArt+四人展」の一環で実施されました。四人展…、日本画のいけだちひろさん、イラストの藤嶋えみこさん、同じくイラストの喜井カオリさん、そして彫刻の菅原綾希子さんの作品がホール側面に並んでいます。見応えがあります。

 第1部で会場を後にし、急いでJR角館駅へ。今日中に東京まで移動しないと、京都大学で行われる中坊徹次教授のクニマス講演に間に合いません。と言うわけで午後11時過ぎに都内のホテル入り。もう眠るしかありません。

2011年1月22日土曜日

第12回歴史と文化フォーラム


 午前中、4月から病院事業管理者をお願いする予定の宮川信医師と懇談。その後、角館の樺細工伝承館を会場とした「第12回歴史と文化フォーラム“武藤鉄城の世界”」(主宰:ルネッサンス・角館)に参加。

 武藤鉄城さんと言う人は、明治29年秋田市豊岩に生まれた考古学者・民俗学者(もっとフィールドは広いようです)。その後、角館に居を移し(大正15年)、多くの発掘調査と執筆活動を行った方です。
 今回は県の埋蔵文化財センター主任文化財専門員の小林克さんが、詳しくお話しをしてくれました。お話しを自分なりに解釈すれば、武藤鉄城さん、かなりユニークな方だったような…。

 毎回とても興味深いテーマを選ぶフォーラムです。ゆっくりじっくり聞いていたいのは山々ですが、今回も尻切れトンボになってしまいました。済みません。
 

世界に響け仙北魂


 写真は、国際的な活動を続ける邦楽伝統芸能グループ「和力」の代表、加藤木朗さん(43歳)です。先日、サラエボ・ボスニア・ヘルツェゴビナ・コソボなどへの公演ツアー(2月11日~20日)出発あいさつで、田沢湖庁舎を訪れてくれました。この公演は各国の大使館が協力し合って実現もので、まさに「音楽は国境を越える」を証明してくれたような活動です。

 和力は4人のパフォーマー集団。代表を務める加藤木さんは、舞踏や太鼓を担当される方で、仙北市の出身です。現在は長野県阿智村で農業を行いながら稽古場を持ち、公演の準備なども長野を拠点としていました。「しかし衣装が素晴らしですね」と、パンフレットを見てお話ししたら、「家内が舞台衣装を製作しています」とのお返事。こりゃ、強力なスタッフです。「お子さまは?」とプライベートに立ち入れば「男、女、男、女の順に4人です」。「そりゃ大変ですね。ウチも女、男、女、男で4人です」。「オ~!」。なぜか固いシェイクハンド。「お互いに頑張りましょう」と意気投合して。和力、最大応援です。

 加藤木さんの他、笛・津軽三味線・囃子・胡弓など木村俊介さん、小野越郎さん、帯名久仁子さん、それにスタッフの皆さん、全員ご無事の帰国をお祈りします。

2011年1月21日金曜日

トキが飛来しています


 仙北市に飛来しているトキです。環境省からの提供写真をアップしています。新聞にも大きく載っているので、お読みになった方も多いと思います。嬉しいニュースです。

 発表によると、昨年の11月に放鳥したうちの1羽で、0歳の雄なんだそうです。さっき、田沢湖庁舎から移動する際、「どこかにいないかなあ」と空や田んぼ、川を見てきましたが残念。お目にかかることができませんでした(ヨソミ運転事故のもと。注意!)。でも、鮮やかなオレンジやピンク色をしていると言うので、雪の中にいたら綺麗だろうな。情報では内陸線沿線周辺で見受けられているとか。

 環境省では「トキとの共生ルール」を定めています。
1.優しく静かに見守りましょう。
2.トキには餌付けをしないようにしましょう。
3.観察は地域などに迷惑をかけないようにしましょう。
 です。

 昨年末にはクニマス(水の中)が発見され、そしてトキ(空の上)と続きました。本当にワクワクする出来事が連日あるような気がしています。
 もしかしたら春先あたりにはツチノコ(土の中)でも見つかるんじゃ…。

2011年1月20日木曜日

チャレンジデーにチャレンジ


 今年の5月25日(水曜日)、仙北市はチャレンジデーに参加をしたいと思っています。今日、その実行委員会設立総会を角館交流センターで開催しました。

 チャレンジデーは、午前0時から午後9時までの間、15分以上継続して運動やスポーツ等の身体活動を行った住民の数(参加率)を競うイベント。ウォーキングやリハビリ等も対象になりますし、観光客の方々の参加をいただいてもカウントに加算されます。人口などが同規模な競争相手との勝負ですが、何より大切なことは、体を動かすこと、連帯感を高めること…かな。

 写真は、(財)秋田県体育協会の総合型地域スポーツクラブ育成アドバイザー田中忠夫さんによる「チャレンジデーのあらまし」説明風景。さすが経験の長い方のお話しは分かりやすかった。

 昨年は国内では117ヶ所で参加があったそうです。参加総数は150万人。さ~て、仙北市は何人参加できるかな。

2011年1月19日水曜日

まちづくり懇談会スタート


 毎市議会終了後に行っている「まちづくり懇談会」。12月議会終了後というわけで、今晩からスタートしています。本日の会場は田沢地区前通会館。楽しかったぁ。

 先ずご参加いただいた皆さんに、市議会のムードを感じてもらおうと、議会開催時と同じ“市政報告”(時間の関係で概略版に)をしました。その後、佐藤総務部長が12月議会で可決いただいた補正予算、また条例などについて説明。次は意見交換です。

 前通会場では、クニマスの里帰り、排水路の整備、防災に関する連絡手法…などが懇談の中心となりました。中でも防災に関する連絡手法を検討する中で、「冬や雨の日などは、屋外にあるスピーカーからの音声が聞き取りにくい」との指摘。この現状をどう解決するかでは、「市役所の防災担当から田沢出張所に一報を入れ、田沢出張所から各集落の代表者に、そしてその代表者が次のメッセンジャーに…」、つまり隣ぶれが最も有効な伝達手段という意見で一致。皆さんがこの仕組みづくりを進めたいと話していました。

 明日20日(木)は鬼壁会館(雲沢地区)、21日(金)は山崎会館(西明寺地区)です。時間はどちらも午後6時30分から。皆さんのご来場をお待ちします。

2011年1月18日火曜日

東北農政局と座談会


 東北農政局の皆様をお迎えし、「6次産業化のための囲炉裏端座談会」が開催されました。昨年の11月から月1回のペースで各地を訪ね歩いているそうです。昨夜の懇談で佐藤憲雄局長が「局から飛び出して実践者と情報交換することはとても重要な公務」と話されていて…、これは行動派・現場主義の局長とお見受けしました。

 座談会会場は樺細工伝承館。(株)わらび座の小島克昭社長、グリーンツーリズム西木研究会の佐藤郁子会長代理、極上のおもてなし商品づくり地域連携協議会の千葉文士会長、農事組合法人サンファーム西木の藤村隆清代表理事、市総合産業研究所の泉牧子地域資源活用専門員が、それぞれ活動状況の報告、また抱えている課題などについて発表しました。

 補助金の使い勝手が悪い、そもそも補助金体系がない…などの意見に対し、局長はじめ関係部長から丁寧な説明もいただきました。国では「地域資源を活用した農林漁業者による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律(6次産業化法)」が公布されています。地域連携、異業種連携で活路を見出す土壌づくりは進んでいます。

2011年1月17日月曜日

さかなクンのイラスト


 昨年、富士河口湖町で会ったさかなクンから、「どうぞ使ってください」とイラスト数枚をいただいてきました。それを拡大コピーして、3庁舎への展示を準備中です。

 さかなクンは、東京生まれの35歳。タレント(イラストレーター)と言うよりは魚類学者の方が適切かな。2006年から東京海洋大学客員准教授です。ウィキペディアをのぞいてみると、ドランクドラゴンの鈴木拓さんとは中学・高校で同級生とあります。

 いつもかぶっている帽子は、あれはフグです。幾つもあるそうで、潜水するときに着用するタイプもあると言っていました。とても楽しくて礼儀正しくて、博学な方です。そんなさかなクン、中坊先生、杉山先生などをお迎えして、講演会(クニマスの勉強会)が開催できればと考えています。

2011年1月16日日曜日

雪景色


 久々に、日差しのあるうちに帰宅。さっきまでウンザリするくらい降っていた雪も止みました。写真は自宅前の雪景色、綺麗でしょ。

 最近読んだ本の中に書いてあったこと。「アウシュビッツの収容所で命を失ったユダヤ人の数は600万人。その極限状況の中で、自殺をしたり抵抗し射殺されたりせずに生き延びた人間には、あるパターンがあった。体力が元々あったとか、希望の光を絶やさない、精神的な強さ等は重要だったが、それ以上に些細なことに感謝をしたり、歌を歌ったり、木陰を美しいと感じたり…。そんな心持ちのある人間が生き延びた」とのこと。

 雪を見て美しいと感じることができるうちは、自分はまだ生きられるぞ。

奄美の島唄


 1月16日午後、市政5周年記念コンサート「奄美の島唄」が開催されました。会場は市民会館。気持ちよいコンサートでした。モヤモヤも解放できちゃった…。

 出演は奄美の島唄第一人者の築地俊造さんとRIKKIさん、特別ゲストで地元から冨岡沙樹さん、またバックには同じく地元の菅原弘明さん・大木彩乃さん・佐藤貴子さん、そして東京から中原信夫さん…、それにha-Jさん、日本民謡協会田沢湖支部の皆さんと、もう多彩です。

 写真は第2部で披露されたロックバージョン「生保内節(唄は冨岡沙樹さん)」。ギターの菅原さんは、高校時代、ほんの一瞬ですがバンドでご一緒をさせていただきました。あのまま菅原さんについて行ったら、自分もミュージシャンになれたかなあ。

禁じ手?「カンパイ3回」


 1月14日午後4時、JA秋田おばこ新春懇談会に参加。会場は大仙市フォーシーズン。講演会に間に合わず、懇談会からの参加になってしまいました。ゴメンナサイ。そんな訳で、藤村正樹組合長から「講演会を欠席したんだから、懇談会は乾杯の音頭をとりなさい」と…。

 写真は、懇談会のスタートで行われた、昨年開催のJAカラオケ大会入賞者によるパフォーマンス風景。本当にウマイ。プロかと思いました。その後の乾杯です。会場はかなり和んでいます。「これはチャンスだ」と思いました。

 そ・れ・で、思い切って乾杯を3回やらせてもらいました(ずっと前からやってみたかった)。「では皆さん、今日は特別に乾杯を3回連続して行います。1回目、2回目で飲み干さないように気を付けてください。いいですかあ。その1、農家が生産の喜びを純粋に感じることができる年となりますように、カンパ~イ。その2、全ての農家を支えてJA秋田おばこが世界に躍進する年になりますように、カンパ~イ。その3、豊葦原の瑞穂の国の国民が、国家が、農業の重要性をしっかりと認識する年になりますように、カンパ~イ」。

 禁じ手だったかな。失礼しました。

資料館のリニューアルは


 1月14日午後2時、田沢湖郷土資料館。市の文化財課・企画振興課の皆さんと、資料館の現状などについて協議。これが本当に寒くて寒くて…。

 市民の皆さんなどから、クニマスが見たいと言うご要望をいただいています。でも生体を展示できる環境は整っていません。そこで西湖で見つかったクニマスの標本をお借りし(できたらと言う想定で)、また地元にある昭和5年に採取のホルマリン標本と合わせ、クニマス標本の特別展示会を計画しています。その会場にと思っての下見でしたが、とにかく底冷えしているしトイレはないし。この際、田沢湖畔と言う拘りを捨てて考えた方が良いのかな。

 資料館の役割は、クニマス発見で更に重要になりました。田沢湖再生の活動拠点として、また市の環境学習のフィールドとして、さらに全国の窓口として機能を発揮するような資料館にリニューアルの必要有り!です。

地域雇用創造実現事業


 1月12日正午、秋田労働局の鈴木輝美部長と大野司課長補佐が田沢湖庁舎に来庁。以前から申請をしていた「地域雇用創造実現事業」の採択通知を持って来てくれて…、ありがとうございます。

 地域雇用創造実現事業は、これまでパッケージ事業と言われる活動をしてきた取り組みを、さらに前進させるための事業。インターネットでの物産物流システムの構築、都市部でのリサーチ販売など、今後2年をかけて実践します。そのスタッフとして4人の雇用も産み出せます。

 市の総合産業研究所と一体になって業務を進めます。本格的な動きが見えてくるはずです。

商工会の新春会員大会


 1月11日午後4時、仙北市商工会(千葉正登会長)2011新春会員大会。会場はたざわこ芸術村ゆぽぽ本館。最初に10年、20年、30年の永年勤続表彰。

 特別講師として佐竹敬久知事が講演。経済通の知事らしく、世界の動き、日本の動き、そして秋田ときて「じゃ仙北は…」の構成。クニマス発見にも触れ、「2~3年で里帰りができるような簡単な取り組みにはなりません。人間の都合ではなく、クニマス君のことを第一に思って活動を継続しましょう」とのコメントが印象的でした。

2011年1月13日木曜日

クラフトが可愛い!


 花田恵さんです。一昨日、自分の顔をしたお人形をペーパークラフトで製作してくれて、市役所にお届けくださいました。

 花田さんは短期大学でデザインを学び、日本コロムビア(株)で工業デザイナーとして勤務した経験があります。その後田沢湖にUターンし、平成12年頃からぺーパークラフト創作活動を開始したそうです。活動拠点はアトリエ兼ミニギャラリーの創作工房はなた(℡0187-43-1770)。

 お持ちいただいたクラフトが余りに可愛かったので、思わず「こんな感じの、こんな飾り物って作れますか?」と聞いたら、さっそく今朝できあがった作品を持ってきてくれました。これまた可愛い!!

 花田さんは、これまで公民館などで子ども達にペーパークラフトの指導や、大人対象の教室で大型ドールハウスの指導をしたりしています。楽しく学べる場づくりが大好きだと聞きました。お気軽にご連絡してみては…。

2011年1月11日火曜日

名古屋は中立ち


 出張に出る度、不思議に思うこと。それはエスカレーターを利用したときの立ち位置です。どういうわけか関東圏では昇降ともに左立ち(お急ぎの皆さんは右をバタバタ駆け抜けます)、これが関西圏になると逆転して右立ち(左バタバタ)に変わります。

 さてこの現象は、関東と関西のどのあたりで入れ替わるのか、昨夜の反省会で議論になりました。結論は居酒屋のお兄さんの言葉。「あっ、それ名古屋ですよ。前にテレビでやってました」…。

 なるほど、それは分かった。それでは名古屋は左立ちなのか、それとも右立ちなのか、新たな疑問が生まれます。そこへすかさずお兄ちゃんが再登場し、「どっちもです」…。

 そうかあ、名古屋は中立ちかあ。

※写真はJR新神戸駅構内のエスカレーター。右立ちです。

新たなネットワークが


 さて、創造都市ネットワーク会議も終わり、懇親会も中締めに近づいたとき、主催者の一人、佐々木雅幸都市文化創造機構理事長に「ちょっとお話しをしましょう」と話しかけられ別室に。

 さて別室では、同じようにして集まった10人ぐらいの皆さんと対談です。佐々木雅幸都市文化創造機構理事長が言います。「どうでしょうか。これまでは大都市圏で創造創造活動が行われてきましたが、文化庁のご尽力もあって、中之条町や木曽町、仙北市と言った小規模な市町もモデル事業地域の指定が実現しています。創造都市ネットワークは、農村部の芸術文化力が重要との考えから、都市ネットワークに農村型自治体も加えたいと思うのですが…」。この発案に対し斎木宗人神戸統括官は、「全く賛成です。文化は農村部と都市部を区切って論じることはできません。そもそも都市計画関連法と農山村活性化関連法が別々になっているのは、日本だけです。この縦割りを文化庁から切り崩していただきたいのです」と発言。自分は「財政力の弱い小規模自治体で、人材、それに情報の確保が可能になれば有り難いことだ」と言わせてもらいました。

 結果としては、「創造都市・田園ネットワーク」と言った枠組みの名称にしようと言う方向性でまとまり、対談を終了。新しい政策が生まれる場面に居合わせた思いです。斎木宗人神戸統括官が言った「あの神戸震災のとき、炊き出しは六甲山を越えて農村部からやってきた」と言う言葉が印象的でした。

※写真は右が佐々木雅幸都市文化創造機構理事長、左が斎木宗人神戸統括官。

小さなまちの文化創造


 創造都市ネットワーク会議で発表。仙北市の他の発表者は、兵庫県篠山市の森岡武さん(篠山市文化芸術創造農村実行委員会)、石川県金沢市の水野雅男さん(金沢クリエイティブ・ツーリズム実行委員会)。

 開会で近藤誠一文化庁長官、斎木宗人神戸市統括官、佐々木雅幸都市文化創造起工理事長があいさつ。これは思っていたよりもレベルが高いぞ…。

 仙北市の取り組み発表では、仙北市の環境・文化・歴史などを紹介。その後、たざわこ芸術村のことや学習旅行の受け入れ、連続講座、クニマスのお話しなどをさせてもらいました。120名ほどいた傍聴者は、最初、仙北市と言ってもキョトンとした表情でしたが、「田沢湖・角館・西木が合併して誕生したまちです」と言うと、「ああ」と言う反応。これは発表が終わってからの懇親会でも同様で、ほとんどの方に「○○年前に伺いました。良いところですねえ」との言葉。ある方は「仙北市というので、仙台の北にあるまちかと思いました」とのこと。そんなものです。

2011年1月10日月曜日

鉄人28号の街


 昨日の夜、都内に移動し一泊。朝から東海道新幹線で新神戸へ。文化庁の創造都市ネットワーク会議に参加するための出張です。会場は神戸市のアートシアターdB神戸。昨年、仙北市が文化芸術創造都市モデル事業採択団体になり、これまでの事業内容を報告するための会議でした。JR新長田駅で降り、会場に歩いて向かっていく途中で見つけたのが写真の「鉄人28号」の巨大モニュメント。

 神戸は作者の横山光輝氏の出身地です。横山氏の作品には「魔法使いサリー」、「伊賀の影丸」、「三国志」、「ジャイアントロボ」、「バビル2世」…、みんな大好きでした。

 巨大モニュメントを制作した活動母体は「KOBE鉄人PROJECT」。神戸復興への想いで募金運動を起こし、これを基にモニュメントを完成させました。でもプロジェクトの最終目標は「横山光輝記念館」の建設なんだそうです。やるなあ。

2011年1月9日日曜日

神代地区新春懇談会


 毎年の恒例行事、神代地区新春懇談会に出席。県議時代、講話を依頼されていることを知らず、大汗をかいて30分ぐらいお話しをしたことがあります。それがトラウマになっていて、今回も用意周到で参加をしましたが、あいさつだけでした(人生そんなものです)。

 さて今回は、地区内で活動をしている4人の皆さんから事例発表がありました。高橋博さん(森の腰さくらの会代表)、会場智代子さん(神代直売所代表)、千葉恭子さん(葉煙草栽培農家)、伊藤貞夫さん(神代診療所所長)です。

 どの方のお話もナルホド!と思えることばかり。そんな中、神代診療所の伊藤先生のお話。「全くの健康体で90歳となったおばあちゃん。介護支援制度を活用したいと言ってきて、そんな必要はないじゃないですかと答えたら、話し相手がいなくて心寂しいからと言うのです。そんな時代です」。

 切なくなりました。

贅沢な時間


 クリオン2階多目的ホール。財団法人日本民謡協会秋田田沢湖会(石橋政文会長)主宰の新年会に参加。現在のところ、田沢湖会の会員は30名程度と聞きますが、お一人お一人が芸達者な方々ばかり。民謡聞き放題でした。

 会員の冨岡沙樹さん(高校2年)は、この世界の若手ナンバーワン。そんな唄い手を育てること、また民謡の普及を楽しみながら行っている方々です。実際、本当に中学校2年?と思う腕前のショウ君。三味線を弾く姿が哲学的で本当に格好イイ。リクエストをすれば、何でもやってくれるそうです(いったいレパートリーはどれくらいあるんだろう…)。さらに小学生の子ども達の唄も伸びやかで可愛いし、何て贅沢な時間を過ごさせてもらったんだろう。

命を育む会の10年


 田沢湖に生命を育む会の総会とクニマス発見祝賀会に参加。命を育む会は創立10周年です。そうかあ、あれから10年が経ったんだ…。

 会場の田沢湖石神会館、玄関を入ってすぐ右手の壁に、これまで命を育む会に参加をしてくれた方々で亡くなった9名の名前を記した紙が貼ってあります。どの方も笑顔しか思い出せない…。どんなにクニマス発見を喜んでいることか。そっちでイッパイやってることでしょう。

 10年前、西木村役場にいて、田沢湖の再生には住民の想いの結束、正しい知識を積み上げる必要があると考えました。そこから命を育む会が生まれます。この活動に身を置くほどに政治力の必要性を感じ、それで今日に至っているような気さえします。

 県議、市長と言う重職で最前線を走っていても、まちづくりの限界を感じてしまうことがあります。もちろん自身の無能さ故の話ですが、多少元気を落としていたタイミングで、今度はクニマスの発見です。神様は「休むな」と言っているのでしょう。

※写真は会を取材するマスコミのカメラ。そのカメラをカメラで撮って…。

子ども双方向交流事業


 昨年まで県のプログラムだった「秋田発・子ども双方向交流事業」。これまでの子ども交流は、都市部在住の子ども達による農村体験が主なものでした。農村部在住の子ども達の都市体験を加えたことから、名実ともに双方向になったわけで、これは意義の深い事業だと前職で主張してから3年目、仙北市も加わって、文京区の本郷小学校の子ども達を迎えることになりました。1月8日から3日間、仙北市に滞在してくれます。

 西明寺小学校の子ども達は、昨年の10月29日から31日、都内で様々な体験を積んでいます。本郷小学校の子ども達との交流はもちろん、東京中央卸売市場見学、都市体験マップリーディング、キッザニアでのキャリア体験、さらに本郷商店会「いちょう祭り」での農産物販売…、生涯の宝物体験です。

 今回、本郷小学校の子ども達20名は、雪遊び、雪国の暮らし体験、紙風船づくり、武家屋敷見学などを行います。仙北の冬は厳しいけれど優しい、寒いけれど温かい…、そんなことに気付いて欲しいな。

2011年1月6日木曜日

消防出初式


 黒塀と垂れ桜の角館武家屋敷通りを会場に、仙北市消防団(10分団)が勢揃いをして出初式を行いました。昨日からの雪で、周辺はまさに水墨画の世界。そこに団員の青と橙のユニフォーム、行進ラッパ、女性消防隊、真紅の団旗が色を添えて、まあ美しいこと美しいこと。

 町内の皆さんや観光客の皆さんにも観ていただき、本当に良かったと思います。佐竹知事にもご臨席をたまわり、角館庁舎玄関口で、一緒に餅投げもしてもらいました。

 式典は会場を変え、生保内にある市文化会館です。幕開けで演奏をいただいた消防太鼓。いやあ、素晴らしい。功労者の皆さんには本当にご苦労さまでした。そしてこれからもよろしくお願いいたします。

2011年1月5日水曜日

IRISーTHALAST


 5日夜7時、秋田市文化会館小ホールで行われた、劇場版アイリスのプレミアム上映会(イ・ビョンホン、キム・テヒ主演)に出席。全国から応募のあった4000人以上の中から、抽選で選ばれた300人の皆さんと一緒に、ドキドキの2時間を過ごしました。

 1月8日にロードショーとなる「IRISーTHALAST」。映画化したのは角川映画。上映に先立ち、佐竹知事のあいさつの後、角川映画常務取締役の北尾知道氏が、「本国よりも先に、アイリス制作でご協力をいただいた秋田の皆さんに観てもらえて光栄」と話していました。

 写真は、映画の中でも重要なシーンとなっている男鹿っ鼓の太鼓演奏。迫力です。是非皆さんも映画館に足を運んでください。

森繁哉さんと


 写真は山形県大蔵村の森繁哉さん。舞踏家です。今から20年ほど前に知り合い、たま~にお会いしては元気をいただいている人生の先輩。

 20年前…、サラダハウスと言う地域の若手グループがありました。今で言うとまちづくり団体です。様々な失敗を繰り返していました。そんな中で県内外の活動家から指導をいただこうと、羽後町の佐藤喜一さん(劇団木の根舎主宰)とお話しをし、森繁哉さんを知りました。佐藤喜一さんは土方巽(舞踏家)を崇拝していましたが、森繁哉さんは、直接に土方巽さんから舞踏の指導をいただいた方です。

 森繁哉さん、当時は大蔵村の役場職員でした。その後、東北芸術工科大学の教授に転身、大学では身体民俗学と言う講義をしていたと記憶します。何度か仕事の合間を縫って、旧西木村でも公演をしてもらいました。

 今回、たざわこ芸術村のわらび小劇場で踊るために、お出でになったとのこと。久しぶりの再会でしたが、お元気そうで何よりです。アッと驚く情報もいただいて…。今度、ゆっくりとお話しをしたいなあ。

除雪ボランティア


 神代地域運営体(細川俊雄会長)が募集した除雪ボランティアの団結式風景。12月24日までの募集に、各集落から30名の応募があったそうです。民意の高さを感じます。

 本格的な降雪シーズンを迎えていますが、昨年中に立ち上がった6地域の運営体の全てが、地域内の高齢・障害者世帯を支援する除雪を事業メニューに上げています。それだけ、除雪に苦労があったと言うことです。もちろん行政も懸命に除雪対策に取り組んでいます。でも、細やかな対応(例えば軒先に除雪機械が残した雪の固まり撤去等)は、何としても市民の皆さんと協働作業になります。地域運営体は、この担い手になろうとしてくれています。本当に有り難い限りです。
 
 神代地域運営体は、運営体役員(約20名)に加え、さらに市民ボランティア隊を組織して、除雪対策に取り組むもの。成果に大きな期待を寄せています。

垂天池沼にクニマス?


 3日、上桧木内の新春懇談会に参加。場所は紙風船館。毎年恒例の行事です。写真は懇談会終了後にご披露をいただいた手踊り(鈴木順子さん指導)。可愛かった。

 上桧木内は西木町の北端に位置していて、大覚野峠を越えると北秋田市の阿仁です。秋田内陸縦貫鉄道の存続活動など、熱心に取り組む団体、紙風船上げを保存する団体、ワクワクマーケットを盛り立てる女性の皆さん、コミュニティ団体としての部落会…、たくさんの活動があります。過疎と共存する手法の多くを学べる地域です。

 今回の懇談会では、クニマスの話題が特徴でした。「垂天池沼(たてちぬま)に里帰りしたらどうか」とのご意見。確かに垂天池沼と田沢湖は繋がっていて、辰子さんと八郎さん(伝説です)の別荘になっているとの噂もあります。「生態系が崩れる心配があり、垂天池沼への放流は今のところ考えていません」とお答えしましたが、つまらない答弁になってしまったかな。

2011年1月1日土曜日

新年のごあいさつ


 年が変わりました。様々あった2010年はもう昨年の話し。新しく迎えたこの1年を、皆さんと一緒に拓いていきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。

 人生は選択の連続です。現状はこれまでの選択の積み上がった結果です。もし今が思うような状況でなくても、誰のせいでもありません。でも大丈夫。同じように未来も選択できるのですから。それが人生。大切なことは希望を捨てないこと、勇気を持って前に進むこと、そして「必ずできる」ことを疑わないこと。

 市長職は、ただただ市民の幸福づくりを実現するために、絶え間なく選択と判断を繰り返す仕事です。丁寧に純粋に、前進することを約束して、新年のごあいさつとします。