2021年1月31日日曜日

集中から分散へ②



 角館高校と大曲支援校せんぼく校の皆さんが、地元企業や人物を徹底取材してポスターと短編映像を制作しました。市民も参加した発表会で、子ども達からは「ふるさとは魅力的な場所だった」と、そんな振り返りの感想が多く聞かれました。

 今回のプログラムは、東京オリ・パラ共生社会ホストタウン調査事業として実施したもの。講師はメディアプロデューサーの榎田竜路さん(東京オリ・パラ競技大会専門委員会委員・仙北市総合戦略アドバイザー)です。榎田さんは「オリ・パラ選手と地域の交流促進、それに子ども達が地域の底力を発見するきっかけづくりにしたかった」と話します。私は6編の映像を見て、「地元を取材し編集する映像制作は、定住意識の向上に大きく貢献する」と感じました。

 子ども達は校内授業が忙しく、地域活動の時間は確保が困難と聞きます。しかし、お祭りや伝統行事、ふるさと学習、ボランティア活動、インターンシップなど、子ども達が地域や企業、頑張る大人と関わる度合いが深いほど、定住の可能性が高まることは確実です。コロナ時代に東京一極集中の是正を加速させるには、何より地方が新たな取組みに火の手を上るしかないと思います。
※今回制作のポスターは市内各地で掲示し、映像はYouTubeで公開の予定です。

2021年1月30日土曜日

勝手に除雪隊②と焼きバナナ



 今日の午前は、秋田内陸縦貫鉄道の桧木内地域3駅(長戸呂・松葉・中里)を一人勝手に除雪隊。おやつは焼きバナナです。

 昨日から仙北市内には30~40㎝の降雪がありました。駅も大変だろうと駆けつけたものの、どの駅も愛護会の皆さんがしっかり除雪をしてくれていました。そんな中、市内各地の降雪情報が続々と入って…。市道の除雪に対するご意見、強風でできた吹きだまりの注意喚起、流雪溝から水が溢れた事案は、市総合防災課や地域センター、広域消防職員が対応中です。どのセクションも市民生活を守ろうと一生懸命で、本当にありがたいです。

 さて中里駅では、除雪の布谷和好さんと一緒に特製の焼きバナナを食べました。おやつに朝ささっと作ったものでしたが、美味しいとお褒めをいただきました。
※焼きバナナ:フライパンでバナナを焼きます。今回はココナッツオイルを使ってみました。シナモンシュガーが定番ですが、私は大好きなメイプルシロップで仕上げてみました。飴状にからんで美味しいです。

2021年1月29日金曜日

角館上水道は機能回復を確認


 25日から続いた角館地区上水道の配水不全は、今日午前の試験導水で機能の回復を確認しました。本当にご不便をおかけしました。

 通水の障害と予測した導水管の土砂は、昨日までの強制送水で洗い流されたようです。水道利用の市民の皆さまには重ねてお詫びを申し上げます。また復旧に向けてご協力をいただいた仙北市消防団、大曲仙北広域消防、大仙市、秋田市、各民間企業の皆さまなど、本当にありがとうございました。断水期間中に給水車を提供してくれた大仙市の老松市長から「何でも言ってくれ」と、また秋田市の穗積市長から「頑張れ仙北市」とエールまでいただいていました。各市職員の皆さまにもご難儀をかけました。

 水道はライフラインです。そして老朽化が著しい現状です。今回の事案をしっかり受け止め、長持ちできるよう日常の管理を怠らない戒めとします。
※まだ給水管に濁り水が残っている場合があります。1~2分水を流して使用ください。水圧が解消しない場合、断水によるボイラーの不具合やエコキュートの不具合、水道メーターの目詰まりなどは、お手数でも市建設部上下水道課(43-2296)にご連絡ください。

導水管内の映像分析で…


 角館地区の断水で、根本原因を解明するため導水管内のテレビカメラ調査を行いました。同施設ができてから40年、初めて見る映像です。

 調査は秋田市の専門企業の協力をいただきました。点検口からカメラロボットを入れ、口径400mmの管内を調査。導水管(スチールパイプ)の内部は、思ったよりも痛んでいません。昨晩まで映像の分析をしましたが、全管の数ヶ所に多少の砂利が見える程度で、これが管内の水流を阻害しているとは考えにくい状況です。あくまで推測ですが、断水直後からの作業で行った大型ポンプの強制送水で、障害になっていた砂利は既に洗い流されているのではないか…、そんな仮説を立てました。

 そこで今日は、河川の取水口から試験的に水を流してみることにしました。うまく流れたら断水は解決できます。
※昨日は大仙市と秋田市の給水車に助けてもらいました。本当にありがとうございます。

2021年1月28日木曜日

田沢湖・生保内地区の一部で断水



 田沢湖・生保内地区の一部で断水が発生しています。田沢湖高原にある水道施設(第1接合井~第2接合井)間での異常と推測していますが、雪に阻まれ場所が特定できません。ご不便を心からお詫びします。

 導水管探査を今後も継続します。原因究明と改善ができる間、水道利用者の皆さまにご不便をおかけしないよう、別の水源から取水する作戦をたて以前に使用していた湧水を復元しました。必要な水量を確保できたことから、現在はここから配水池までポンプを使って圧送しています。ただ配水池まで400メートルほどの距離があり、ポンプ能力をさらに高めて安定的に供給したいと考え、送水ポンプの交換をメーカーと協議中です。

 角館地区・田沢湖地区と断水を発生させたこと、本当に申し訳ない限りです。角館地区の断水対策は、今日から導水管にカメラを入れて原因究明が始まっています。少しお時間をいただきたいと思います。

集中から分散へ①


 三菱UFJリサーチ&コンサルティングの研究レポートでは、新型コロナウイルス感染症の影響で東京一極集中に変化が起こり、若年層の東京圏への転入数が減少傾向を示しているとの報告です。さらに今朝の秋田魁新聞では…。

 紙面6面(総合)で、首都と地方の間の人口移動に異変が起きていることを報じています。昨年5月、東京都は他の都道府県への転出が転入を上回る状況に転じ、6月にいったん転入超に戻り、7月以降は5ヶ月連続で転出超過が続いていると…。これは前述の三菱UFJリサーチ&コンサルティングのレポートと符合します。また、みずほ総合研究所は、企業のテレワーク導入は人材の確保対策で進み、地方にいながら東京の企業で働くトレンドが加速すること、これが一極集中の緩和につながると見ていることを同紙は伝えます。

 総務省データでは、東京都が月単位で転出超となったのは、統計上の比較が可能となった2013年7月以来で初めて。まさに私たちは分岐点に立っています。

2021年1月27日水曜日

断水対策で導水管の水抜き



 桧木内川の取水口から沈砂池まで続く導水管。約120メートルのどこに土砂など堆積があるのかを確認するため、今日は管内の水抜き作業を行いました。

 導水管の点検口を利用し排水ポンプ2台で水抜き作業を実施。作業は概ね完了しています。明日は1槽目の沈砂池の水抜きを行った後、導水管にカメラを入れる予定です。土砂など堆積するポイントが分かれば、いよいよ除去作業が始まります。高圧洗浄なども検討しています。この間もできる限り皆さまにご迷惑をかけないよう、揚水ポンプをフル稼働して水道利用量の確保に努めます。

 なお、今日も19時まで給水活動を行っています。給水車の配備は桜並木駐車場と角館駅東公園の2ヶ所です。給水可能施設は西木庁舎第2庁舎と白岩基幹集落センターです。ご利用ください。ご迷惑をおかけし本当に申し訳ありません。

2021年1月26日火曜日

角館地区の断水原因と対応


 仙北市角館地区の上水道で配水不全があり、多くのご家庭などが断水しています。濁り水の報告も多数です。誠に申し訳ありません。昼夜を通して対策を行っています。今日は正常な機能回復が困難で給水作業を行っています。断水の原因は…。

 桧木内川左岸の取水口から沈砂池まで、川の堤を超えて約120メートルの埋設型導水管があります。この管のどこかに土砂などが堆積したようです。これまで経験したことがないアクシデントです。対策としては水を全部抜き取り、ファイバースコープで原因箇所を特定し障害物の除去を行います。その間もできる限り皆さまにご迷惑をかけないよう、8インチ揚水ポンプ4台をフル稼働して、直接沈砂池に導水する作業を継続しています。今夜も朝まで作業が続きます。皆さまには節水をお願いします。

○給水車は…
・桜並木駐車場と角館駅東公園の2ヶ所
 (時間は午後4時30分~10時)
○給水可能な場所は…
・西木庁舎第2庁舎と白岩基幹集落センター
 (給水用に水道を解放)
※タンクなどを持参のうえお出でください。
※今日も仙北市消防団には大変ご難儀をおかけしました。また大仙市からは給水車や揚水ポンプを出してもらいました。本当にありがとうございます。

2021年1月25日月曜日

急報!角館地区で断水のおそれ


 今日(1月25日)の夕方から、角館地区の上水道施設で機能障害が発生し、現在も市建設部や総合防災課、消防団、広域消防、民間事業所などが応急対応を継続しています。皆さまにはご不便をおかけし本当に申し訳ありません。

 上水道水源からの取水不良が原因のようですが、夜間と言うこともあり原因箇所の特定はできていません。このままでは改善が望めないばかりか、町内全域で断水のおそれがあったため、応急措置として仙北市消防団、広域消防、民間事業所などに協力を要請し、消防給水ポンプや事業所の大型揚水ポンプで配水池への揚水作業を行っています。この作業は今後も続きます。

 明日は原因箇所の特定を進めながら、利用者にできる限りご迷惑をおかけしないよう、配水池への揚水作業を同時進行で行います。今しばらくのご不便を重ねてお詫びします。

ご応募ありがとうございました


 仙北市民をはじめ、秋田県在住者限定で応募をいただいた「仙北市・冬のプレミアム観光券」は、本日抽選と発送作業を終えました。ご当選の皆さま、おめでとうございます。抽選からもれた皆さまにも…。

 期間中(1月12日から19日で当日消印有効)に、9659通の応募がありました。ご当選の4600名の皆さまは、1月27日から交換購入が可能となります。届いた引換券(購入券)を持参し、田沢湖観光情報センター・フォレイク、観光情報センター・角館駅前蔵、西木観光案内所かたくり館でご購入ください。現金5000円で1万円分の観光券1セット(1000円券×10枚)が購入できます。交換期間は1月27日から3月21日までです。

 残念ながら抽選からもれた皆さまには、今年4月1日~11月30日の間(桜まつり期間を除く)、1度だけ利用できる市営角館並木駐車場の無料券を進呈します。重ねて皆さまの応援に感謝を申し上げます。ありがとうございます。
※コロナ感染対策に細心注意をいただき、市内利用加盟店のご利用にご協力をお願いします。

ワクチン接種で推進室を設置


 仙北市新型コロナウイルス感染症対策本部を開催。小正月行事など開催の留意点を本部として方針付けた他、2月1日には新型コロナウイルスワクチン接種推進室を設置することを報告しました。

 市内では、これから各地で小正月行事が続きます。秋田県がコロナ対策で警戒レベルを3に引き上げたことを受け、改めて感染対策を徹底して欲しいことをお願いしました。その上で、市の宝と言える各行事は可能な限り開催の道筋を探って欲しいこと、開催の場合は地域外の皆さまの行事参加やお声かけは我慢して欲しいこと、また会場での飲食もできるだけ遠慮いただきたいこと…、等を関係団体に伝えることにしました。

 新型コロナウイルスワクチン接種推進室は、ワクチン接種に関する各機関との調整・工程管理・諸対応等にあたります。市民相談をお受けするコールセンターの設置も検討中です。推進室は専従職員3名でスタートしますが、この後、会計年度任用職員の募集、新年度の保健課職員兼務発令等で体制強化を続けます。
ワクチン接種に係る初動経費などは、2月8日に招集予定の臨時議会で審議をいただきます。

2021年1月24日日曜日

湖畔の森ウォークと野外cafe


 田沢湖畔のかたまえ山森林公園をソロ・ウォーク。ここは冬期の野外活動拠点として可能性がいっぱいです。スノーシューで林道を歩き、動物の足跡や葉を落とした木々の観察、雪とウッドアートのコラボ、展望台では熱いコーヒーを楽しみました。

 新型コロナウイルス対策の一環で、野外活動を応援する準備を進めています。かたまえ山森林公園は冬期は閉園ですが、県下一番の観光地で、しかも圧倒的な自然を簡単に味わえる立地条件。コテージやバンガローもあります。展望台からの眺望は素晴らしく、今日も穏やかな田沢湖、そして秋田駒ヶ岳が絶景でした。雪の中、野外で飲む飲む熱いコーヒーの美味しさと言ったら…。

 今回の心残りは、ウスタビガが作る緑色の繭を発見できなかったこと。今回は調査で林道を中心とした入園でしたが、次回はもう少し林地に進んでみようかと思います。

2021年1月23日土曜日

つぶ太郎の嫁とり


 仙北市の桧木内地域に伝わる昔話です。簡単に紹介します。「正直で貧乏なジッチャとバッチャは二人暮らしでした。そこで近くの池に住むつぶ(タニシ:水神のお使い)を子どもに迎え、つぶ太郎と名付けて可愛がりました」。

 「それから月日が経ったある日、つぶ太郎は嫁っこもらってくるから、バッチャにシトギ餅を作ってくれとお願いしました。つぶ太郎はこの餅を持って長者様の家に行き、餅を使って器量よしの3番目の娘と結婚しました」。これが大まかなストーリーです。シトギ餅をどう使って結婚したかは、秋田県の民話(日本児童文学者協会編:偕成社)などでご確認ください。ところでシトギ餅とは何か、調べてみると餅米を生のまま粉にして、これをこねて作った皮に餡を入れたものとありました。神様にお供えする餅で、神棚に供した後いろりの灰熱で焼いて食べたとあります。実際に作ってみたら集落に伝わる焼き餅と同じでした。

 ジッチャとバッチャの老々世帯、パートナーと出会う難しさなど現代と共通します。と言うことはシトギ餅が若者のキューピット役になるんじゃないか、バレンタインはチョコではなくシトギ餅が正統なのではないか、市内の和菓子屋さんにとって昔話はビジネスチャンスかも知れない、そんなことを考えながら焼き餅を食べています。

 

2021年1月20日水曜日

砂防えん堤でボルダリング


 田沢湖スキー場横で工事が進む水沢第2砂防えん堤(砂防ダム)。このコンクリート躯体側面を活用して、国内初のボルダリング・ウォールを設置する検討が進んでいます。

 今日のインフラ活用検討会には、国土交通省湯沢河川国道事務所の日下部隆昭所長、鶴の湯温泉の佐藤大志社長、また田沢湖・角館観光協会、田沢湖高原リフト(株)、それにリモートで国際スポーツクライミング連盟の東秀磯ルートセッターが参加。私はあいさつで「スキー場をオールシーズン安全な野外活動フィールドとして提供したい。ボルダリングは魅力的なスポーツで、コロナ時代の仙北市らしい取組みになると思う」とお話をしました。

 湯沢河川国道事務所では、今のところ躯体高3m、延長20mの躯体に自然石をボルト止めしたトラバース(横移動)ウォールで、初級者から上級者まで安全に楽しめる開放型アクティビテイを考えています。意見交換では、えん堤周辺の環境整備にもたくさんのアイディアが出されました。
※写真は参考の山口県きらら博記念公園など。

2021年1月19日火曜日

雪と交通機関の現状等について


 市内は強い冬型の気圧配置で降雪が続いています。吹雪いているところもありますが、夕方からは少し落ち着く見込みです。各地の積雪状況、交通機関の現状は次の通りです。皆さん十分にご注意ください。

〇田沢湖地区
・田沢湖庁舎 70㎝
・田沢出張所 96㎝
・神代出張所 55㎝
・玉川温泉 200㎝ 
・田沢湖スキー場 165㎝
・乳頭休暇村 150㎝
〇角館地区
・角館庁舎 64㎝
〇西木地区
・西木庁舎 65㎝
・桧木内出張所 75㎝
・上桧木内出張所 140㎝

 交通機関の現状は、田沢湖線および秋田新幹線は午後3時頃まで運休、秋田内陸縦貫鉄道は通常運行ですが20分程度の遅れです(詳細は各駅に確認をお願いします)。また市内国道・県道・市道などで通行止めは発生していません。しかし道幅が狭くなっています。移動の際は気をつけて!。
(仙北市災害対策本部より)

2021年1月18日月曜日

スーパーシティ事業者募集!!


 仙北市は、国が公募中のスーパーシティ・エリア選定に向け、連係して事業を提案し、市や他の関係機関等と協力して課題改善に取り組む事業者を募集します。

 これまでも、少子高齢化・人口減少・基幹産業の振興など地域課題を改善する取組みが続いています。しかし新型コロナウイルスの感染拡大で、市民サービスの在り方や価値転換など行政全体の見直しが必要になりました。そこで仙北市のスーパーシティ構想は、SDGsの達成と市民の健康と生命と生活を守ることを第一に、
特区や国交省事業等で実施してきたAI・IoT、自動運転、無人航空機の実証試験、間もなく開設予定の近未来技術実証ワンストップセンター等を活かし、すぐにでも実用化できる汎用技術の組合せと導入で、新たな生活様式にあった市民サービスの提供を目指すことにしました。“ちょっと新しい技術”で、市民に寄り添うサービスを小さくスタートさせたいと考えています。

 募集は、先端的サービス事業者とデータ連係基盤整備事業者。先端的サービスは、例えば移動領域では簡易版MaaS・雪道の自動運転・市民と観光客併用の移動手段の実現等、農業領域では農業者の知識や技術の形式知化・デマンド型農業生産・無人耕作機等、観光領域ではMaaSニ次交通の提供・ワーケーション推進・遠隔通訳・スマートマスク等、医療領域では遠隔診療・遠隔処方薬の配送・温泉活用ヘルスケアプログラムの推進等、教育領域では対面とオンラインのハイブリッド教育・デジタル活用の生涯学習等、他にも防災、エネルギー、環境、物流、行政手続きと決済など10領域を想定しました。応募資格、スケジュール、提案書の提出方法等もあわせ、仙北市ホームページでご確認ください。

※お問合せは仙北市総務部地方創生・総合戦略室(担当:明平)℡ 0187-43-3315 FAX 0187-43-1300 mail sousei@city.semboku.akita.jp

2021年1月17日日曜日

勝手に除雪隊と秋田ガパオライス



 秋田内陸縦貫鉄道の3駅(戸沢・上桧木内・左通)を一人勝手に除雪隊。お昼はオリジナルの秋田ガパオライス弁当です。

 仙北市内の各駅は、地域愛護会が環境美化や除雪活動を行っています。今朝も駅のホームが凍って滑るからと、自主的に氷を割る作業のお母さんと会いました。それにしても凄い雪です。降り止まない日は何度も除雪をするそうです。そんなご苦労を少しでも軽減できれば、そして感謝の思いをカタチにしたいと一人勝手に除雪隊を始めました。

 お昼のお弁当は、オリ・パラでご縁をいただくタイ王国のガパオライスを秋田流にアレンジしました。美味しいです!。
※秋田ガパオライス:通常のガパオライス+いぶりがっこ(みじん切り)適量で、ナンプラーの代わりにしょっつるを、豆板醤は2倍の分量で味付けすれば寒い日も燃えます。

2021年1月16日土曜日

美術館のドキドキワクワク



 秋田県南の児童生徒が制作した絵や工作1040点を展示しています。子ども達の心の中に迷い込んだようでドキドキワクワク…。皆さんにも是非ご覧いただきたいと思います。仙北市角館平福記念美術館で今月24日まで。

 恒例の表彰式と講評会は、新型コロナウイルス感染対策で中止となりました。 佐々木良三・審査委員長(国画会・秋田大学名誉教授)ほか、審査員の講評を楽しみにしていた皆さんゴメンナサイ。さらに同館内では、角館中学校全校298人のスケッチ会「お気に入りのかくのだて展」も同時開催中です。こちらもお見逃しなく!。
※今日と明日は大学入学共通テスト。頑張れ!。

《県南美術展特賞受賞者》
○仙北市長賞 髙橋泰來(角館小4年) 鈴木花梨(生保内小4年) 藤井陵(神代小6年) 田口健成(角館中1年) 高橋芽依(中仙中3年)
○仙北市議会議長賞 さとうゆりあ(高瀬小2年) 佐藤太志(十文字第二小3年) 黒澤葉琉(平鹿中1年) 阿部成翔(大曲中3年) 高橋貴海(横手北中3年) 
○仙北市教育長賞 菊地叶愛(南外小3年) 鈴木優介(東成瀬小4年) 佐藤舜太(三梨小6年) 佐藤ひかり(西明寺中1年) 高橋優那(美郷中2年) 
○平福記念美術館長賞 くまがいきひろ(睦合小1年) おおひなたけい(羽後明成小1年) 草彅大翔(横堀小3年) 高階日佳里(横手南中2年) 鈴木拓椰(平和中3年)
○秋田魁新報社賞 藤田治朗(大曲小6年) 
○AKT秋田テレビ社長賞 石郷岡瑚子(角館中1年)
○AAB秋田朝日放送社長賞 田中心愛(桧木内中2年)

2021年1月15日金曜日

お昼休みの春



 今週は予算編成でずっと会議室にいて…、でも今日は天気が良かったし、お昼休みに庁舎の周辺を歩きました。実は私には特殊な能力があります。

 小さい頃から、布団の中にいて雪が降っているかどうかが判りました。雪が降る夜には特別な匂いがあります。同じように春が近いお昼に吹く風の匂いがあります。今日は久しぶりにその匂いを感じました。立春はまだ先ですが、私の中では今年一番最初の春体験です。

 天候は今後も荒れる予報です。毎日のように雪寄せ事故が発生しています。最大の注意をお願いします。辛い毎日でも丁寧に暮らせば、必ず気持ち良い春が来ますよ。
※写真は仙北市役所田沢湖庁舎


2021年1月12日火曜日

野球は振らなきゃ始まらない


 ドラマ「有村架純の撮休」(第8話)で、有村さんが怒鳴ります。「バカね、野球は振らなきゃ始まらないのよ!」。

 急に撮影が休みになった有村架純さん。ふらっと立ち寄ったバッティングセンターで、告白相手を待つ二郎さんと出会います。指導上手な二郎さんのおかげで、有村さんはボールを打ち返せるようになりますが、実は二郎さんは口先ばかりで野球も恋愛も自信がない臆病者でした。有村さんに促された二郎さん、やっと打席に立ちますがバットも振れずボールを見送るばかり。その時に有村さんが怒鳴ります。「バカね、野球は振らなきゃ始まらないのよ!」。

 「振らなきゃ始まらない」のは、野球に限った話しではありません。毎日も仕事も一歩を踏み出さないと変えることができません。
※写真左はドラマ「有村架純の撮休」第8話・バッティングセンターでまちわびるのはから。右はバッティングセンターの私。

さあ、ファイトです!



 本日午前に行った年頭のあいさつで、市職員等に求めた心構え等をお知らせします。皆さまにもご一読いただければ幸いです。

 ~今から10年前の2011年3月、東日本大震災が起こりました。それまでの日常は一瞬で崩れ、生きること・生きることを支えることに、日本中が一生懸命でした。私は東日本大震災と新型コロナウイルスの間に、多くの共通点があるように感じています。一番の共通点は、発生以前と発生後では、国内はもちろん世界の価値感が一変したことです。歴史を振り返れば分かります。いつも緊急事態の後に新しい価値創造が始まります。辛く厳しい時、全く平穏とは言えない環境の中で、次の時代の準備が始まると言うことです。これは社会の真理です。今はコロナ対策、それに豪雪対策で大変な時間を市民は踏ん張っています。しっかりと職員で支えながら、同時に将来を描く作業も続けてください。市民の幸せづくりを少しでも前進させるために、いい仕事をしましょう。精神には自由が必要です。それが成長の原動力です。失敗したら、責任は私がとります。何度でもやり直して成功を目指すのです。挑戦する仙北市になるのです~。

 さあ、ファイトです!。

2021年1月11日月曜日

ご成人おめでとう



 お祝いに、自宅でフルーツ・ブーケを作ってみました。

 仙北市の新成人245人の皆さま、ご成人おめでとうございます。今回は新型コロナウイルスの感染対策で、恒例の成人式が延期となりました。本当に残念です。どうか皆さま、コロナに負けないで、自信を持って245の夢を叶える道程を歩んでください。故郷はいつも皆さまを応援しています。

 くれぐれも健康にご留意ください。頑張って!。

2021年1月10日日曜日

国際教養大学から中尾智さん着任


 国際教養大学(AIU)と仙北市の連携協定で、市観光文化スポーツ部に中尾智さん(東京都出身:2年生)をお迎えしました。インターンシップ期間は3月5日まで。まずは中尾さん仙北市を楽しんで!。

 仙北市は最近、AIUの学生をお迎えする複数の市内企業、地域おこし協力隊で活躍するOB、ご縁があって市内に暮らす皆さんなど、AIU関係者と多様なコラボレーションが始まっています。それぞれが中心核になるエネルギーを持っていて、周辺からの期待も高まっています。新たに着任した中尾さんは、「写真が趣味です。仙北市の魅力を写真におさめていきたいと思います。新しい視点から市に貢献できるよう頑張ります」と話してくれました。

 観光全般の他、グリーンツーリズム、スノーリゾート、ネイチャーツーリズム、さらには地方創生総合戦略も守備範囲と聞きました。これは忙しい…。市民の皆さま、中尾さんをお見かけしたらお声かけをお願いします。

2021年1月9日土曜日

人生は釣り合っちゃいない



 浅田次郎さん著「おもかげ」(講談社文庫)から。集中治療室で意識不明の竹脇正一に、幼なじみの永山徹がかけた言葉です。「正一、まだ死ぬな、気持ちよさそうな寝顔だが、おまえ変に納得をしているんじゃないだろうな」…。

 「これでいいとか、上出来な人生だったとか、思い残すことはないとか、そんなはずはないぞ。おまえはまだまだ、おまえは不幸の分を取り返しちゃいない。人生はまだ釣り合っちゃいないんだ」。まるで自分にも言い聞かせているようです。

 若い頃から私も「一人の人生の苦楽はイーブン」だと思っています。ただ、してはいけない他人様の苦楽と比較したら、毎日の大雪に難儀する皆さんの姿、太平洋岸の晴天のニュース映像…、これはイーブンではないな、釣り合っちゃいないなと…。
※仙北市災害対策本部が開設していた避難所(紙風船館:西木上桧木内地区)は、本日午前9時にいったん閉鎖します。しかし警戒体制は継続中です。皆さん気を緩めないで!。


2021年1月7日木曜日

最大注意を!~災害対策本部~


 秋田県南部の異常な豪雪で、多くの雪害事故が発生しています。仙北市内では今後さらに暴風雪が予想されることから、本日13時、仙北市災害対策本部を設置しました。市民の皆さま、最大注意をお願いします。

 一昨日、雪害対策部を立ち上げたばかりでした。しかし気象情報などを分析し、対策部を対策本部(本部長は市長)に改組して警戒にあたる判断です。大雪はもちろん、強風や激しい冷え込み、関係して発生が心配な交通傷害、雪下ろし事故など、細心最大の注意を怠らないでください。また異変を察知したら市役所や警察、消防などにお知らせください。

 詳しくは市役所は総務部総合防災課(0187-43-1115)まで。
※写真は西木町上桧木内地区

2021年1月6日水曜日

仙北市消防出初式で



 仙北市消防出初式を開催。新型コロナ感染対策で、分列行進や観閲式などは取止めました。市消防団(渡辺勇悦団長)に寄せる市民の信頼は絶大です。今日は佐竹敬久・秋田県知事も激励に駆け付けてくれました。各賞など受賞の皆さまは次の通り。

《秋田県知事表彰》~以下敬称省略~
・有功章 髙橋和浩(第8分団) 髙橋信悦(第3分団) 畠山重正(第6分団) 佐藤長繁(第4分団) 小松秀則(第7分団) 小松健(第8分団) 髙橋秀作(第8分団)
・永年勤続章~35年以上~ 堀川清澄(第1分団) 津嶋重利(第4分団) 藺藤博行(第5分団) 石郷岡秀雄(第9分団) 永山明(第9分団) 中沢忠春(第9分団)
・永年勤続章~30年以上~ 山手昭治(第2分団) 荒木田憲治(第3分団)田口和美(第3分団) 佐藤俊美(第4分団) 藤原利彦(第4分団) 佐藤勇栄(第4分団) 佐藤一美(第5分団) 中村和好(第6分団) 村上正樹(第6分団) 新山博毅(第7分団) 仙波覚(第10分団) 
・永年勤続章~25年以上~ 堀内新平(第1分団) 柴田尚紀(第1分団) 丑澤司(第2分団) 池田茂男(第2分団) 千葉博樹(第2分団) 松田吉生(第2分団) 草彅賢一(第3分団) 髙橋敦(第4分団) 津嶋勝志(第4分団)
・永年勤続章~20年以上~ 千葉祐介(第1分団) 藤原義仁(第1分団) 三浦茂樹(第3分団) 藤井満晴(第4分団) 齋藤博栄(第5分団) 佐藤晶久(第6分団) 草彅隆幸(第8分団) 佐藤直也(第8分団) 加羽博(第8分団) 黒山忍(第9分団) 安杖信一(第9分団) 後藤真直(第9分団)

《仙北市長表彰》
・永年勤続特別功労章~41年以上~ 髙橋健(第4分団) 佐々木隆幸(第8分団)
・功労章~26年以上で班長以上~ 髙橋英樹(第4分団) 藺藤道雄(第5分団) 門脇篤美(第6分団) 浅利寿(第6分団) 武藤建政(第6分団) 草彅民夫(第7分団) 髙橋秀作(第8分団)
・功績章~15年以上~ 千葉稔(第1分団) 羽根川裕太(第1分団) 太田智和(第3分団) 佐藤登士行(第5分団) 堀登志之(第5分団) 浅利日出男(第6分団) 髙村徳和(第8分団) 千葉信宏(第8分団)
・無火災分団 第2分団(2年間無火災) 第1分団(1年間無火災) 第4分団(〃) 第5分団(〃) 第7分団(〃) 第8分団(〃)
・感謝状 福岡克巳(消防功労者・元仙北市消防団副団長) 鈴木誠栄(〃元仙北市消防団分団長) 千葉雄清(〃〃) 戸澤信彦(〃〃) 門脇善寛(〃元仙北市消防団副分団長) 浅利敏美(〃〃)

《秋田県消防協会長表彰》
・勤続章~10年以上~ 福岡梨佳(本部) 中野美喜(本部) 中島隆仁(第1分団) 田口祐司(第2分団) 小西亮太(第2分団) 小西晃裕(第2分団) 菊地芳明(第2分団) 古郡巧(第2分団) 田口哲也(第2分団) 松田敏貴(第2分団) 三浦昭広(第2分団) 門脇博英(第6分団) 辻渉(第9分団) 小木田広樹(第9分団) 藤原里史(第9分団) 仙波賢司(第10分団) 小玉広美(第10分団) 大澤栄太郎(第10分団)
・消防団員家族表彰 石郷岡秀雄・石郷岡善之・石郷岡広之(第9分団)

《秋田県消防協会大仙仙北美郷支部長表彰》
・精勤章~7年以上~ 藤村香織(本部) 遠藤昭人(第4分団) 佐々木秀暢(第4分団) 佐藤慶祐(第5分団) 嶋貫敦(第7分団) 荒川光典(第7分団) 佐藤雄哉(第7分団) 津嶋稔(第8分団) 古郡力(第8分団) 辻和希(第9分団) 山田勝弘(第9分団) 鈴木貴也(第9分団)

《仙北市消防団長表彰》
・精績章~3年以上~ 熊谷千秋(第1分団) 伊藤邦仁(第1分団) 渡部寛(第1分団) 千葉康幸(第2分団) 樋口龍美(第2分団) 鈴木匠(第2分団) 髙橋良宣(第3分団) 畠山靖(第3分団) 髙橋利幸(第3分団) 樋口将志(第3分団) 工藤周(第4分団) 松本成年(第7分団) 岩城幸二(第7分団) 佐藤孝太(第7分団) 佐々木桂一郎(第8分団) 木元康幸(第8分団) 青柳博昭(第9分団) 藤原直美(第9分団) 藤井大夢(第9分団) 辻暁汰(第9分団) 髙橋与志美(第10分団)

《令和2年入団者》
五十嵐勇斗(第2分団) 草彅裕也(第2分団) 坂本敏明(第3分団) 佐々木成永(第3分団) 大沢和輝(第4分団) 加藤学(第4分団) 関谷友樹(第5分団) 石郷岡善之(第9分団) 石郷岡広之(第9分団)
※写真は全受賞者を代表して謝辞を述べる髙橋和浩さん(第8分団副分団長)


2021年1月5日火曜日

価値転換の土台づくり


 令和3年度の予算編成が進んでいます。新型コロナウイルス対策を柔軟に実施するため、この予算はできるだけコンパクトな規模として、財源と機動力を確保したい考えです。

 新型コロナウイルスの感染拡大は、世界の価値観を一変させました。東日本大震災と共通する幾つかを感じています。あの2011年、仙北市は被災地支援を行いながら、同時に次の10年の土台となる、例えば子育てや教育、医療・国際観光などで新たな仕掛けづくりに着手しました。いま編成中の予算も、総合計画・総合戦略の後期計画元年、そして次代を拓く、価値転換に向けた準備と言う位置づけが不可欠です。新型コロナウイルス対応で大変な時に?と思うかも知れませんが、新たな一歩は、いつだって一番辛くて厳しい時に踏み出すものです。


 この後も各部と予算折衝が続きます。11月から始まった編成作業は、いよいよ熱が入ってきました。
※本日15時、仙北市雪害対策部を立ち上げました。

2021年1月4日月曜日

新たな10年の初日



 仕事始め。新たな10年の初日です。年末年始ずっとアイドリングしていたのでエンジンは温まっています。市民の皆さまの日常を支えられるよう、職員と一緒に良い仕事をします。

 ネットで緊急事態宣言の情報を収集する中、各会の皆さまの年頭あいさつを目にしました。例えば…、情報系では澤田純さん(NTT代表取締役社長)が、「文化・芸術と最新のICTを組み合わせ、世界中の人が空間・距離・時間に捕らわれない世界をつくりたい。新型コロナ対策で、ソーシャルディスタンスの確保、経済活動の活性化の同時実現が求められている。これがリモートワールドに繋がる力だ」と話しています。金融系では奥和登さん(農林中央金庫代表理事長)が、「農業・地域の成長支援、貸し出しの強化、組合員・利用者のライフプランサポートの実践、そして接点の再構築に努める。そしてコロナ禍を通じて形成されつつある新たな常態(ニューノーマル)へ対応を加速する」。また観光系では蒲生篤実さん(観光庁長官)が、「我が国にとって観光は成長戦略の柱で地方創生の切り札。感染拡大防止と観光需要回復のための政策プランで、GoToトラベル事業の延長、ホテル・旅館・観光街等の再生、インバウンドの段階的復活など5本の柱だ。観光回復へ政府一丸で取り組む」とし、商社系では鈴木善久さん(伊藤忠商事社長)が、「中国の故事に居安思危という言葉がある。常に過去の失敗を思い出し、危うきに備える気持ちを忘れずに、伊藤忠商事らしい仕事をして欲しい。SDGsは現代版の三方よしだ。商いを通じ、環境問題等の社会課題に立ち向かおう」としました。

 誰も現状を嘆いたり萎縮したりしていません。こんな時だからこそ持っている強みで挑戦が必要です。
※写真はいただいたり買ったりした市長室の仲間たち。総力戦でまちづくり!。

2021年1月3日日曜日

窓の向こうは青い空



 1月3日午前8時、自宅浴室の窓が凍っています。寒い。でも窓の向こうは青い空。

 昨日、関係筋から東京都などが国に緊急事態宣言を要請すると言う情報が入りました。午後になって東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の共同要請だったことを知り、新たな対策フェーズに入ったことを実感しました。そこで市の危機管理セクションと情報を共有。国の特措法改正や県の判断などにもよりますが、市の対応について既に様々な想定が始まっています。

 新たなアイディアが必要です。けれど大丈夫。私たちは乗り越えることができます。
※マイナス12度で凍った窓ガラスが綺麗。


2021年1月2日土曜日

老人の窓辺のあかりと願い玉



 人は他人の役に立つことで幸福を感じると言います。直接でも間接でも、です。その老人は暗闇を進む旅人を気遣い、道に面した部屋の窓辺にあかりを置いて眠ったそうです。あかりは老人にとっても、きっと生きる力だったと思います。

 午前に田沢湖畔・御座石神社を参拝しました。そして願い玉に「市民の皆さま幸せに健康に!!」と書きました。コロナ禍の中で市民の日常を少しでも明るく、また健康づくりを進めたいので、身勝手ながら神様にも応援をお願いしました。願い玉にサインペンで思いを書くときからワクワクしました。この願い玉はあの老人のあかりと同じなのではないか、そんな風に思いました。

 他人のために生きる時間の中に幸福があるとしたら、私は…。

2021年1月1日金曜日

リモートな大晦日



 「元気だがぁ」。86歳の父と85歳の母が、パソコンの中の孫2人に語りかけます。「元気だよぉ」。新型コロナウイルスの感染対策で帰省しなかった2人も、リモートで元気な姿を見せてくれました。

 秋田市在住組(長女と次男)がセッティングを行い、川口市に住む長男と武蔵野市に住む次女が、それぞれ時間を合わせて〝出演〟してくれました。ジイとバアは以前に撮った孫たちの写真を手元に置いて、パソコンの中の今の様子と見比べながら、痩せたんじゃないか、ちゃんと食べているか、そっちは寒くないかと、そんな質問を繰り返すばかり。

 どんなに情報通信技術が進んでも、話したいこと・伝えたいことは、それほど変わらないのかも知れません。
 今年もよろしくお願いします。