今回のプログラムは、東京オリ・パラ共生社会ホストタウン調査事業として実施したもの。講師はメディアプロデューサーの榎田竜路さん(東京オリ・パラ競技大会専門委員会委員・仙北市総合戦略アドバイザー)です。榎田さんは「オリ・パラ選手と地域の交流促進、それに子ども達が地域の底力を発見するきっかけづくりにしたかった」と話します。私は6編の映像を見て、「地元を取材し編集する映像制作は、定住意識の向上に大きく貢献する」と感じました。
子ども達は校内授業が忙しく、地域活動の時間は確保が困難と聞きます。しかし、お祭りや伝統行事、ふるさと学習、ボランティア活動、インターンシップなど、子ども達が地域や企業、頑張る大人と関わる度合いが深いほど、定住の可能性が高まることは確実です。コロナ時代に東京一極集中の是正を加速させるには、何より地方が新たな取組みに火の手を上るしかないと思います。
※今回制作のポスターは市内各地で掲示し、映像はYouTubeで公開の予定です。