総務省を訪問。箕浦隆一・大臣官房CS情報化審議官(写真中央)と、ワーケーションが生み出す価値について意見交換。ワーケーションは観光政策で議論されがちですが、ライフスタイルの転換を進める考えた方のほうがしっくりします。
箕浦審議官は、「1993年以降、日本の国際競争力は低迷していて、その原因はICT革命への不適応だと分析しています。一方で現代の働く場はリアルな空間だけではありません。既にサイバー空間も含めた四次元空間に広がっていると言えると思います。テレワークは在宅勤務ではなく、オフィスを離れて仕事をする形態ですが、都内に本社を置く企業の中には、コロナ感染に関わらず今後は原則テレワークの会社が出始めています。好きな場所に住んで仕事ができる時代で、ワーケーションは地域型リモートワークの1つのカタチですが、それぞれの年代が思い描くライフスタイルを叶える可能性は、この数年で格段に高くなると思います」と。
とても刺激的なお話でした。同席の島田由香さん(ユニリーバ)、奥真由美さん(セイルオンジャパン)、土井雅史さん(サンドイッチ)、高橋禎人さん(秋田県)、皆川覚さん(仙北市)も同様の感想でした。面白くなってきました。