2017年7月28日金曜日

大雨災害後の対策状況について⑤



 大雨災害で発生したゴミの処理は、29日(土)~30日(日)も仙北市環境保全センター・角館地区一般廃棄物最終処分場で受入れ処理します。時間は8時30分から16時30分の間です。ボランティアセンターの活動も継続します。下記にお問い合せください。


★燃えるごみ・粗大ごみ→環境保全センター
★燃えないごみ→角館一般廃棄物最終処分場

※無料(事業所は有料)です。


《お問い合わせ先》
・総合防災課 電話:0187-43-1115
・環境保全センター 電話:0187-54-3305
・災害ボランティアセンター 電話:0187-52-1624

2017年7月27日木曜日

大雨災害後の対策状況について④

 今回の大雨災害について、今日も市のゴミ処理チームが活動を継続します。予想以上に量が多く難儀しています。ボランティアセンターからボランティア派遣もあります。また被災した皆さんへ「罹災証明書」の発行が始まりました。次の手続きが必要です。各地域センター・各出張所にご照会ください。


《罹災証明書発行までの流れ》
 窓口で申請書を記入していただき、市の被害状況調査が終了している方は、その場で発行します(出張所では後日郵送です)。
 市の被害調査が終了していない方は、調査終了後に郵送します。なお窓口にお出での際は、忘れずに印鑑をご持参ください。



・田沢湖地域センター 電話:0187-43-1147
・神代出張所 電話:0187-43-1352
・田沢出張所 電話:0187-43-1351
・角館地域センター 電話:0187-43-3309
・西木地域センター 電話:0187-43-2200
・桧木内出張所 電話:0187-48-2001
・上桧木内出張所 電話:0187-49-2159

2017年7月25日火曜日

大雨災害後の対策状況について③



 罹災証明に必要な調査は、本日で間もなく終了できそうです。現在行っている衛生対策(消毒液の散布作業)は明日まで継続します。続いて明日から市役所ゴミ処理チームが活動を始めます。トラックにゴミを積んで市環境センターへの搬送作業です。


 ここにきて、風評被害を心配しています。夏休みと言うこともあり、仙北市内のホテル・旅館では、多くのお客様からご予約をいただくシーズンです。が、キャンセルが目立って増えてきているとの情報もあります。確かに一部の道路では土砂の除去処理をしていますが、玉川温泉郷への通行はしっかり確保できています。乳頭温泉郷・田沢湖高原温泉郷・水沢温泉郷各温泉郷などは被害がありません。田沢湖クニマス未来館も開館中です。角館の武家屋敷は緑が最も美しい季節で眩しいほどです。


 秋田新幹線こまちは、東京~大曲間(田沢湖も角館も)、秋田内陸縦貫鉄道ともに平常運転です。皆さんのお越しをお待ちします。皆さん頑張りましょう!

大雨災害後の対策状況について②



 大雨被害の住家被災調査は、あと少しで終了する見込みです。公共土木・農地農業用施設については、さらに時間を要します。市では次の対応で、本日の午後から冠水した住家(床上浸水・床下浸水)の衛生対策に取りかかりました。


 衛生対策は消毒剤の散布やゴミ処理です。薬剤散布は、市役所の3チームが角館の西長野周辺、西木の西明寺・桧木内周辺、一部田沢湖の神代周辺までを計画しています。作業の進行状況によっては、明日以降も対応します。ゴミ処理は、市環境センターが地域の皆さんや民間事業者と連携し、回収と処理を進めます。


 また仙北市社会福祉協議会の取組で、明日からボランティアセンターが活動を開始する予定です。皆さん頑張りましょう!。

2017年7月24日月曜日

大雨災害後の対策状況について①



 早朝から被災現場の確認作業が始まっています。また災害警戒部会議で市民生活の正常化に向けた協議を行い、私から「日常業務は後回しにして、全庁体制で被災者支援に当たる」ことをお願いしました。午後から市特別チームが被災地に入ります。


 特に床上・床下浸水にあった家屋(100棟以上)で、その衛生対策、罹災証明の発行準備、冠水した家財や流出物のゴミ処理対策を進めます。また各地で寸断された道路などについては、多くの関係者のご協力で、だいぶ通行できるようになりました。災害警戒部でまとめた現状は以下の通りです。


《国道》
 国道は46号・105号・341号ともに通行可(一部片側通行)



《県道》
・田沢湖西木線 御座石神社付近で通行止め(前後は通行可)
・相内潟潟野線 通行可
・田沢湖畔線 通行可
・上桧木内玉川線 国道105号入口付近のみ通行止め(市道迂回あり)
・日三市角館線(九才沢川との交差部分より少し手前)法面崩壊


《市道》
・栃木六本杉線(大石沢) 通行可
・吉田下田線(大台野) 通行止め
・神代岡崎線 通行可
・山口相内線(山口橋付近道路崩落) 通行止め
・下生田1号線(北部斎場下、土砂崩れ)通行止め
・外日三市1号線(外日三市川 新興橋越水) 通行可
・西木線 通行可
・月見堂西線(西長野デンカ生コン裏 冠水) 通行可
・抱返り夏瀬線 抱返り入り口通行止め
・小松本町1号線 通行可
・舟山地下道(冠水) 通行可
・耳除中山線 通行止め
・堀内黒崎森線 通行止め
・入見内川(西長野古寺)五郎兵衛橋(木橋)落橋
・大覚野牧場線(道路洗堀) 通行止め
・大浦川内線(兼用護岸崩落) 通行止め
 などです。

2017年7月23日日曜日

避難勧告と避難指示を解除しました



 第5回の仙北市災害対策本部(15時)で、発令していた避難勧告と避難指示の解除を決定しました。既に梅雨前線が南下していること、土壌雨量に改善が見られること、河川水位が桧木内川・玉川ともに氾濫危険水位を下まわったこと等が判断要因です。


 また仙北市の土砂災害警戒情報は、本日13時20分に解除されています。大雨・洪水警報も、夕方にかけて解除される見込みです。しかし今後も雨は残ります。市民の皆さんには引き続き、危機管識を高く維持し、天候の変化などにご留意をお願いします。なお開設してきた各避難所は、16時現在の状況ですが、桜苑・清流苑(8名が避難中)を除き、避難者はいません。


 今後は、災害対策本部から対策部へ対応を移行し、これまでと同様、被害情報の収集と被災箇所の改善にあたります。
※床上浸水被害の報告で、新たに24軒(西木1軒・角館23軒)を確認しました。また孤立状況だった玉川温泉は、鹿角側からの通行確保が確認(14時30分)できました。

身の安全を確保してください!③



 第4回の仙北市災害対策本部会議(12時)を開催し、被害状況の確認と今後の見通しを行いました。各地区に開設した避難所では昼食の提供も順調です。住家被害等の概略については下記の通り。


《住宅被害》
・床上浸水 0軒
・床下浸水 54軒(西木地区43軒・田沢湖地区11軒)



《孤立状況~玉川温泉》
・お客様 95名
・従業員数 92名



《避難者数》
・99名(8時台)→159名(10時台)→176名(11時台)



《国道~全回報告に加算》
・国道46号線 仙岩情報ステーション付近で通行止め
・国道46号線 月見堂~協和間で通行止め
・国道341号線 鎧畑付近で通行止め
・国道105号線 上桧木内と北秋田市の市境で通行止め

《県道》
・田沢湖西木線 相内と御座石神社付近で通行止め
・相内潟潟野線 2ヶ所で崩落 路肩決壊箇所あり
・田沢湖畔線 たつこ像付近で通行止め
・桧木内玉川線 国道105号線付近で通行止め
・日三市角館線 九才沢川との交差部分手前で法面崩落

《市道》
・栃ノ木六本杉線 大石沢付近で通行止め
・神代岡崎線 国館会館より南側冠水
・山口相内線 山口橋付近道路崩落で通行止め
・下生田1号線 北部斎場下が土砂崩れで通行止め
・外日三市1号線 振興橋越水で通行止め
・西木線 西宮組前冠水
・月見堂西線 デンカ生コン裏の冠水で通行止め
・抱返り夏瀬線 抱返り入り口で通行止め
・小松本町1号線 城廻(万景~秋田日産)で通行止め
・荒町堀ノ内線 電柱倒柱
・綿沢線 電柱倒柱
・大覚野牧場線 通行止め
・西長野五郎兵衛橋 落橋



※今後の雨雲の動きを予測しています。引き続き精査を行います。なお農地の冠水は拡大し(目視)、全域で120ha程度と考えています。

身の安全を確保してください!②



 第3回の仙北市災害対策本部会議(10時30分)で、土砂災害を心配し避難指示が必要と判断して、指示を発令しました。西木地区(松葉・高屋・畑中・山口・佐曽田・小白川)、角館地区(川下田・中泊・古寺・桂淵)で351世帯860名です。各消防団が最寄りの避難所へ誘導中です。また、現在把握している被害状況等は下記の通りです。


《国道》
・国道46号線 仙岩情報ステーション付近で通行止め
・国道341号線 鎧畑付近で通行止め
・国道105号線 上桧木内と北秋田市の市境で通行止め

《県道》
・田沢湖西木線 相内と御座石神社付近で通行止め
・相内潟潟野線 2ヶ所で崩落 路肩決壊箇所あり
・田沢湖畔線 たつこ像付近で通行止め
・桧木内玉川線 国道105号線付近で通行止め
・日三市角館線 九才沢川との交差部分手前で法面崩落

《市道》
・栃ノ木六本杉線 大石沢付近で通行止め
・神代岡崎線 国館会館より南側冠水
・山口相内線 山口橋付近道路崩落で通行止め
・下生田1号線 北部斎場下が土砂崩れで通行止め
・外日三市1号線 振興橋越水で通行止め
・西木線 西宮組前冠水
・月見堂西線 デンカ生コン裏の冠水で通行止め
・舟山地下道 溢水のため通行止め



※10時現在の避難所数は33ヶ所、避難者数は159名。農地の冠水は目視で全域で115ha程度。
 危険箇所には立ち入らないでください。そして身の安全を確保してください。

身の安全を確保してください!①



 今朝5時20分、昨日から開設していた災害連絡室を災害対策本部へ切り替え、最高レベルで対応をしています。今後さらに危険な状況になることが予想されます。身の安全を確保してください。現在、仙北市全域(世帯数10,660世帯、人口27,224人)に避難勧告を出しています。最寄りの避難所(開設済みは18ヶ所)へ避難してください。

2017年7月22日土曜日

中国日本商会と大使館の情報交換会


 初めて北京を訪ねました。7月19日、中国日本商会(構成する日本企業は75社、会長は上田明裕・伊藤忠常務東アジア総代表)と日本大使館の定例情報交換会に加えていただき、仙北市について90分のプレゼンテーションを行いました。

 仙北市と中国とのご縁について少し説明します。中国からの観光客数は前年比で倍増が続いています。そんな中、昨年5月に中国国家旅遊局の羅玉泉・駐日首席代表を角館にお迎えし、「温泉と医療を連携した健康づくり」を説明しました。また昨年10月には、同事業を含む仙北市の地方創生特区・近未来技術実証特区事業について、中国中央党校(北京市内)で小田野直光・仙北市地方創生統括監が講演を行いました。このように中国と仙北市の公式交流が進んだことで、今年は先週14日に、同校の卓澤淵政法部主任教授など8名の皆さんをお迎えしています。

 さてプレゼンテーションでは、仙北市が取り組む観光・健康・スポーツ・科学技術などについて、中国マーケットとの連携を提案しました。日本商会に参加する各民間企業には、ものすごい人数の中国人スタッフがいます。特に観光誘客では、日本企業を通じての情報伝達が効率的です。温泉と医療の連携、武家屋敷、自動走行やドローンなどの質問がありました。
 今後の展開が楽しみです。

2017年7月17日月曜日

東北大学と連携協定を締結します



 独特な温泉資源や希少資源・地熱資源の高度活用、また市内小・中学校の教育支援を目的に、仙北市は8月1日、東北大学大学院環境科学研究科と連携協定を締結します。また協定締結を記念し、同日に記念シンポジウムを開催します。皆さんご参加ください。


 シンポジウムでは、土屋範芳・東北大学大学院環境科学研究科教授から「地域の資源と新未来~温泉水素と希少資源~」を、また川田達也・同科教授から「燃料電池によるエネルギーの新しい使い方」を、また香坂玲・同科教授から「人口減少社会での自然共生・里山の循環について」を、それぞれご講演いただく予定です。
 場所は仙北市田沢湖総合開発センター(仙北市田沢湖生保内字宮ノ後27:仙北市田沢湖庁舎隣り)です。シンポジウムへの参加は無料です。その終了後に開催予定の情報交換会は参加料2000円です。



 お問合せは仙北市総務部地方創生・総合戦略室まで
・℡ 0187-43-3315
・fax  0187-43-1300
・mail 
sousei@city.semboku.akita.jp

2017 Coupu du Japon MTB たざわ湖大会開催中!



 7月14日から今日まで、2017 Coupu du Japon MTB たざわ湖を開催中です。会場はたざわ湖スキー場周辺の特設コース。ダウンヒルとクロスカントリー競技の各クラスに、全国から大勢の愛好者が参加してくれました。


 昨日は大雨の中でのダウンヒル競技でした。それでも事故やケガがなくてホッとしています。これはスタッフの皆さんの経験が大いに役立っています。と言うのも、9年前までは同じ会場で田沢湖MTBフェスティバルを14年間開催し、大会運営のノウハウを市民の皆さんが蓄積しているからです。主催は、秋田県・仙北市・スポーツ関係者らで組織する実行委員会です。


 公益財団法人日本自転車競技連盟は、この大会を高く評価していました。そしてオリンピック選手の事前合宿なども検討したいとのこと…。参加者からは、国際規模の大会に成長して欲しいとの声をお聞きしました。

広域消防訓練大会と大雨対応を同時進行



 7月16日、県消防協会大仙・仙北・美郷支部主催の広域消防訓練大会に参加。激しい雨の中の大会でした。でも仙北市消防団は第8分団が規律訓練で優勝、小型ポンプ操法でも市の各分団が3位・4位・5位を独占する成果を上げました。本当にご苦労様でした。


 また、大会と同時進行で仙北市内の大雨対策を進めていました。早朝から市役所総務部長・危機管理監・総合防災課職員等が情報を収集し分析していました。これに会場に集結した仙北市消防団幹部からの地元消防団によるパトロール情報も加え、人員を消防訓練大会から地元対応にシフトすることを判断。9時30分には市役所に警戒部を立ち上げました。その後は市役所関係部による土砂災害箇所の確認などを行っています。上桧木内地区と玉川地区に土砂の流出があり、玉川地区は国道341号線が一時通行止めとなりました。なお警戒部は、土砂災害警報の解除で昨日17時45分に廃止し、対策連絡室に切り替えています。


 現状では大きな被害報告はありませんが、さらに細やかに調査が必要です。私たちは、田沢先達の供養佛で起こった土石流災害を絶対に忘れません。

西宮陽助さんの叙勲祝賀会



 7月15日、西宮陽助さんの瑞宝双光章受章祝賀会に出席しました。昭和34年に角館町立中川小学校で教壇に立ってから、37年以上にわたり子ども達の指導にあたってこられた先生。そのお人柄が伝わる素晴らしいごあいさつに感動しました。


 私は祝辞で、「先生は、教えられる者と教える者の間には、人間性の根幹でふれあいがなければ教育は成立しないとの信念で、教師と子ども、教師と保護者、教師と地域、教師と教師の絆づくりに汗を流した現役時代のお話を多くの皆さんからお聞きしました。現在の仙北市教育の礎は、先生のご尽力の賜と感じています」とお話ししました。
 そうしたら先生はごあいさつで、「皆さん褒め過ぎです。私は教室に一人いて授業をしてきたわけでなく、子ども達、保護者、同僚、先輩…、本当に多くの皆さんと一緒にいただけです。この叙勲は本当はバスでも仕立てて、皆さんと一緒に受章すべきものなのに、そうもいかない現実があって、代表でお受けしたようなものです」と…。



 また、「今は周囲の皆さんのお世話になり、小さな幸せを噛み締めて過ごしています。家内と町内をラブラブで、あっ間違いました。ブラブラと散歩などしています。お声をかけていただければ嬉しいです」…。
 こんな風に年を重ねたいなあ。


2017年7月14日金曜日

カラ吹き源泉事故の慰霊碑を建立除幕


 今から2年4ヶ月前、カラ吹き源泉事故で3人の市民が亡くなりました。悔やんでも悔やみきれない出来事でした。その鎮魂の思いを後世に伝え、二度と同じ悲劇を起こさない決意で、昨日、事故殉職者慰霊碑を建立除幕しました。

 建立場所は、アルパこまくさ駐車場横で高原分湯槽のすぐそばです。式典には、ご遺族や関係者などに出席をいただきました。
 亡くなったのは、坂本榮さん、羽根川次吉さん、柴田政文さんの3人。カラ吹き源泉から田沢湖高原温泉郷にお湯を送る管の点検作業中でした。柴田政文さんは市役所の職員です。起きてはいけない事故でした。

 重ねてお悔やみを申し上げます。

2017年7月11日火曜日

ハンガリー大使館で


 都内港区三田にあるハンガリー大使館を訪ねました。特命全権大使のパラノビッチ・ノルバートさん、投資貿易観光担当のコーシャバーリン・レイさんと会談し、マンガリッツァ豚(ハンガリー国会が2004年に国宝認定)の輸入と飼育の可能性を協議しました。

 両氏ともに「マンガリッツァ豚は国際的にその肉質が高く評価されています。ハンガリー政府はこの稀有な豚の種を保存し、種の特性や飼育ルールを守ってくれる方には、国外へ正式なルートで輸出することも検討できます。そのためには、マンガリッツァ豚のブランドを崩さない一定の約束づくりが必要です。例えば日本マンガリッツァ協会などを立ち上げ、ルールに基づく対応の準備を進めたらどうでしょう」と提案をいただきました。

 マンガリッツァ豚は、むくむくした長い体毛が特徴で、寒冷地でも放し飼いで飼育されてきた歴史があります。良質な赤身肉と融点の低い脂肪が美味で、生ハムの原料として、またサラミや燻製肉の原料として珍重されてきました。でも実際の飼育となれば、仙北市の気候や風土に適合するか、土地利用に有効かなど研究が必要です。

2017年7月8日土曜日

秋田・岩手おとなの運動会



 今朝、〝第7回秋田・岩手おとなの運動会〟の開会式に参加(スミマセン、次の公務で市内にトンボ返りでした)。場所は岩手県雫石町の御明神公民館。ホントに愉快な会です。


 開会式が始まる前、実行委員長の佐藤和志さん(秋田側:田沢湖観光協会会長)や、副委員長の海野一枝さん(岩手側:創作人形作家)、元校長兼小使いを自称する事務局長の佐藤善昭さんとお話しをしていて、気が付きました。秋田選手団は過去2回連続優勝した後、第4回大会で同点決勝となり、ジャンケンで負けて優勝を逃し運も逃がし…。それから連敗が続いていると言う事実。確かにそうだ!。「今年は仙岩峠を越えて雫石に来たんだから、多少の手心があって当然です。敵に塩を送る寛容さを期待します!」と、秋田側を代表し秋田市の武内さんが宣言。さすが〝おとなの運動会〟です。


 ちなみに競技種目は全くユニークです。そのユニークな競技を真面目に競い合う姿が、誠に可笑しい訳で…。芋転がし競争、お国言葉解読競争、枝豆飛ばし競争(ワタシ記録保持者です)などなど。さてさて、どちらが優勝したかなあ。

2017年7月7日金曜日

秋田の森を高度活用しよう



 昨日は東北森林管理局の主催で、県内の市町村長などが集まり「森林資源の保全と高度活用」について意見交換を行いました。私は「特区提案で林地内畜産と加工事業を進めていること、玉川温泉の冬期岩盤浴再開(周辺は国有林)に向けた調査事業のこと、ウィスキー樽の原料となるミズナラの集積地探査のこと」などをお話ししました。


 この会は、毎年「秋田県国有林野等所在市町村長有志協議会」として開催されています。林野庁の取り組みや秋田県の取り組み、市町村の取り組みなどを出し合い、情報共有することが目的の一つ。秋田県からは秋田県林業大学校のこと、秋田県水と緑の森づくり税のことなどについてお話がありました。


 秋田県も仙北市も広大な森林が宝です。この宝を高度活用できるかどうか…、将来を左右する大きな要因になると思っています。

2017年7月4日火曜日

折笠靖子さん着任!



 昨日、市役所企画政策課に配属となった折笠靖子さん(40歳)を紹介します。折笠さんは埼玉県越谷市出身で、秋田内陸縦貫鉄道と沿線の元気づくりが主業務です。お見かけしたら是非お声かけください。


 折笠さんは、先週から角館町内に移り住んでいます。ありがとうございます。それにしても人生どこに転機があるか分かりません。千葉のコストコに勤務していて、新店舗開設で仙台へ転勤、昨年初めて訪れた仙北市が気に入り、地域おこし協力隊の募集を知って応募して…。転勤がなければ仙北市を訪ねることも、まして住むこともなかったかな。本当にご縁を感じます。


 好きなものはボディボード、温泉巡り、日本酒とのこと。内陸線は「本当に可愛らしいです。そして沿線の地域には全国に知られていない魅力がたくさんあります。丁寧に掘り起こして、皆さんに協力いただいて情報を発信したいと思います。よろしくお願いします」とお話ししてくれました。ガンバレ!。

2017年7月2日日曜日

仙北市消防訓練大会で各賞決定!


 今日は、早朝から仙北市消防訓練大会で、先ほど全競技が終了しました。その結果、小型ポンプ操法の部では第4分団2班が優勝し、規律訓練の部では第8分団が優勝、小型ポンプ操法の個人賞も決定しました。各賞は下記を確認ください。皆さんご苦労様でした。

【小型ポンプ操法】
優 勝 第4分団2班
準優勝 第8分団2班
第3位 第4分団1班
第4位 第10分団1班
第5位 第2分団1班
第6位 第9分団2班


【規律訓練の部】
優 勝 第8分団
準優勝 第9分団
第3位 第7分団


【小型ポンプ個人賞】
指揮者 第4分団2班 高橋英樹
1番員 第4分団2班 佐藤真也
2番員 第10分団1班 本田翔平
3番員 第4分団2班 三浦光洋

2017年7月1日土曜日

田沢湖再生の「始まりの日」


 後藤斎・山梨県知事、渡辺喜久男・富士河口湖町長、そして佐竹敬久・秋田県知事、中坊徹次・京大名誉教授などをお迎えし、田沢湖クニマス未来館の竣工式を開催しました。私は式辞で「今日は雨が降っていますが、あいにくの天気ではありません。田沢湖の主たつこさんは龍神で水の神様です。雨はたつこさんの祝意です」とお話しをしました。

 続けて「クニマスの生存を信じ、探し続けてきた多くの皆様のお顔を静かに思い返しています。皆様もここに居て、一緒に喜んでくれていると思います。また田沢湖再生を諦めず、時間をかけても取り組みを継続しなさいと言っていると思います。田沢湖クニマス未来館は、田沢湖の再生とクニマスの本質的な里帰りを目的に、水質改善と魚類学的識見を収集し、有効性を検証し、子どもたちに伝え、課題の共有と情報の発信を繰り返します。山梨県と秋田県の連携を深め、さらに国内をはじめ世界中の皆様にご協力をいただく仕組みづくりを急ぎます。未来のいつの日か予測できませんが、田沢湖の再生が叶ったその時、平成29年7月1日の今日が、その始まりの日だったと振り返る日が来ることを信じています。皆様にはその日が訪れるまで、息の長いご支援をお願いします」とお話をしました。

 竣工式に参加をいただいた多くの皆様から、田沢湖再生に立ち向かう決意をお聞きできました。そんな意味合いで今日は「始まりの日」だったと思います。この活動に皆様もご参加ください。先ずはクニマスに会いに未来館をお訪ねくだされば幸いです。