2018年4月27日金曜日

スマホ活用で納税をさらに便利に



 (株)秋田銀行と仙北市は、今日の午前「納付書読み取り型クレジット納付サービス」の連携協定を締結しました。スマートフォンを活用し、5月1日から自宅で市税等をお支払いいただけます。


 (株)秋田銀行は仙北市の指定金融機関です。今回の協定でも様々なサポートをいただきました。また協定締結では、新谷明弘・(株)秋田銀行取締役頭取にご来庁をいただきました。ありがとうございました。
 ところで仙北市の収納窓口は、昨年度までは市役所の各庁舎・各金融機関など市内18ヶ所でした。納付窓口が遠方だったり、時間の制約から便利とは言えない状況だったことから、この4月から各コンビニ15店舗・郵便局11局のご協力をいただき、あわせて44ヶ所で納付が可能になりました。また収納推進課を新たに設置し、細やかなご相談にも対応するなどして、市民の皆さまの納税環境の改善に努めています。



 新たにスタートするクレジット納付サービスは、24時間365日納付手続ができます。市が発行する市税等納付書のコンビニ収納用バーコードをスマートフォンで読みとり、クレジットカード情報を登録して納付する方法です。市役所にも金融機関にもコンビニにも出向く必要がありません。どうぞご利用ください。

2018年4月26日木曜日

高橋優さんと記者会見



 シンガーソングライターの高橋優さんが来庁。共同記者会見をしました。自身が主催する野外音楽フェス「秋田CARAVAN MUSIC FES 2018」、今年は仙北市田沢湖生保内公園野球場が会場です。9月1日~2日が楽しみだなあ。


 高橋さん、トップアーティストなのに飾らない性格で、とても初めてお目にかかったような気がしません。それに秋田を応援する気持ちがビシバシ伝わってきます。そんな高橋さんを仙北市で応援できることも幸せです。
 どうして仙北市を選んだのかという記者の質問に、「昨年の由利本荘市の後、すぐにお話しをいただいたこともあります。また高校時代は陸上部所属で、田沢湖畔を走った思い出があって…。実はあの時、足をケガしていて成績は良くなかったんです。駅伝の後、ギターを買って音楽を始めました」と話しました。それを聞いて、私は「田沢湖はご縁結びのパワースポットで人気です。そうかあ、高橋さんは田沢湖で音楽とご縁結びがあったんですね」とお答えしました。


 共演のアーティストはもうすぐ発表するそうです。また今日から3日間仙北市に滞在して、キャラバンガイド作成の取材にあちこち歩くそうです。お見かけしたら応援を!。

2018年4月25日水曜日

武家屋敷通りでライトアップ点灯式



 武家屋敷通りのシダレザクラは満開、桧木内堤のソメイヨシノは見頃を迎えています。さらに今晩からは、照明デザイナー内藤真理子さん(コモレビデザイン)にご協力をいただいた「桜まつりライトアップ」もスタート。先ほど点灯式を行いました。感動の情景が浮かび上がりました。

 これまでも桜のライトアップはしてきました。でも、さらに角館の夜桜を楽しんでもらいたいと思い、ライティングデザインや照明機器を一新。桜はもちろん、武家屋敷などもライトアップしたことで、通りの色彩や奥行き、立体感が格段に増しました。これまで見たことのない夜景を楽しめると思います。
 このライトアッププロジェクト、今回は樺細工伝承館から石黒家周辺の約200メートル(期間は5月5日まで)ですが、来年も施工場所を拡大したいと考えています。季節ごとの点灯も検討します。

 点灯式は、観光協会や商工会、それに、さくらの町の案内人(角館小学校4年)など、小雨の中で参加をいただきました。見守ってくれた多くの皆さまにも感謝を申し上げます。

2018年4月23日月曜日

仙北市「幸せのキューピット隊」結成



 市内事業所の皆さま58団体にご協力をいただき、男女の出会いを応援する「幸せのキューピット隊」を結成しました。日本一深い田沢湖(水深423m)にちなみ、委嘱状の交付は今日4月23日。明日から深い愛を紡ぐキューピット隊の活躍が始まります。

 仙北市では、これまで秋田県結婚支援センターの設立や連携、また市独自の取り組みでは、(株)ツヴァイと共同したミライカレッジ仙北や縁寿相談会の定期開催で、ご縁結びを応援してきました。今回の「幸せのキューピット隊」は、現代版お節介おばさん的な組織です(おじさんもお姉さんもいます)。参加いただいた事業所は、例えば自動車販売や郵便局、金融機関、農協、保険、製造販売、市の企業等連絡協議会会員などなど。皆さまは日常的に家々を訪ねたり市民の方々と接する機会が多く、情報も多種多様です。今後はキューピット隊と連携して情報収集と提供を行い、インターネットを活用(もちろん個人情報厳守)したシステムの構築も目指します。

 人生を豊かに彩る出会いのチャンスを、一人でも多くの皆さまにご利用いただきたいと思います。

2018年4月22日日曜日

市内は花、花、花…



 今日の写真です。昨日から気温が高く、桜がビックリして“急いで咲かなきゃ”みたいな…。でも桜まつり実行委員会の面々は“ゆっくりでいいよ”と話しかけています。ミズバショウは見頃。夕方もお客さまで賑わっていました。カタクリは陽当たりの良い場所は花の絨毯です。しばらく楽しめそうです。

 市内は昨日・今日と、多くの皆さまにお出でをいただきました。ありがとうございます。あきた花紀行はまだまだ見頃が続きます。市や観光協会のホームページ、各実行委員会・保存会などで、毎日、花咲き状況をお知らせしています。
 あまり知られていませんが、田沢湖岡崎の院内国有林に北限のユキツバキ群落があります。今日は時間がなくて行くことができませんでした。この時季が見頃です。今年こそ、最盛期の群落を撮影したいと思っています。

 来週も良い時間が流れますように。

内陸線に新たな魅力2つ



 今年で全線開通30周年の秋田内陸縦貫鉄道。昨日は阿仁合駅(北秋田市阿仁)のリニューアルオープン、それに秋田内陸線夢列車プロジェクトのお座敷列車お披露目式がありました。

 先ず印象的なのは、阿仁合駅がパーッと明るくなったこと。設計に携わった皆さま(高橋・コード・納谷設計共同体)の、採光作戦は大成功です。待合室も広くなって気持ちよかったし、こぐま亭や喫茶コーナー等ずっと居座っていたいくらい…。私はあいさつで、「やっぱり駅は地域住民の心や活動の中心です。阿仁合駅のリニューアルで確信できました。これまで鉄道を守ることに必死でしたが、さらに一歩前へ攻めの姿勢も必要です」とお話ししました。仙北市内では、上桧木内駅の紙ふうせん館への移転要望があります。地域の中心に駅があったら、もっと鉄道も地域も元気になれます。

 お座敷列車も素敵でした。当初は新車両の購入に必要な1億5千万円募金から始まった夢列車プロジェクトでしたが、集まった資金でお座敷列車の内外装工事を行い、今後の乗車促進活動に大きな弾みがつきました。西木正明代表は、「全国の方々からたくさんの思いを受け取りました。ありがとうございました」と話していました。

2018年4月20日金曜日

角館の桜まつり





 今日から角館の桜まつりが始まりました。会期は5月5日まで。でも桜は未だ咲いていません(子ども達の笑顔は満開)。開花は2~3日後でしょうか。この分だと見頃は連休です。刺巻湿原のミズバショウは見頃です。八津・鎌足のカタクリも全箇所で咲き始めています。

 今年の桜まつりは、ここ数年検討してきた改善策がスタートする初年度です。桜と武家屋敷の本格ライトアップ(4月25日に点灯式)、スタードームの設営、駐車場の無料開放(5月1日からの夜間)など、新たな取り組みや多くの協賛イベントで皆さまをお待ちしています。今日は角館小学校の4年生が、「さくらの町の案内人」活動をしていました。地域ボランティアの方々のサポートで、外国からのお客さまにもしっかりお話ししていて…、すごい。さすが小さな国際文化都市です。

 仙北市の春を心ゆくまでお楽しみください。

2018年4月17日火曜日

池田修三さんの作品展が始まりました



 角館の平福記念美術館で、池田修三さん(にかほ市出身の木版画家)の作品展が始まりました。会期は5月31日まで。お花見と一緒に美術館もお訪ねください。


 今回の作品展は、開館30周年を迎えた平福記念美術館の春の特別展です。市内にもファンが多く、また春の観光シーズンで全国からお客さまにお出でをいただく場面で、人気の池田修三さんの作品を展示できたことは幸運でした。もちろん同美術館スタッフの頑張りがあったからのことですが…。
 館内には、約150点の版画作品や貴重な版画制作資料が展示されています。これだけのボリュームを展示できたのは、池田修三さんの作品を管理する象潟郷土資料館のご厚意によるものです。本当にありがとうございます。そんなこともあって、今朝のオープニングセレモニーには、にかほ市から齋藤光正教育長や齋藤一樹館長にも出席をいただきました。


 また常設の平福穂庵・百穂展も春らしい展示に衣替えしています。こちらも是非ご覧ください。多くの皆さまのご来場をお待ちしています。
※入館料 高校生以上は300円 中学生以下は200円
       仙北市民入場無料

2018年4月16日月曜日

仙北市議会議員選挙の結果



 昨日15日、仙北市議会議員一般選挙の投開票が行われました。定数は前回から1議席減の18議席です。現職13人、元職1人、新人4人の皆さまが当選しました。投票率は70・28%(前回75・97%)でした。


当 1,617 高橋  豪 42 無現(3)
当 1,503 田口 寿宜 42 無現(4)
当 1,157 高橋 輝彦 60 無新(1)
当 1,059 武藤 義彦 60 無新(1)
当   988 黒沢 龍己 66 無現(4)
当   955 熊谷 一夫 65 公現(3)
当   851 真崎 寿浩 55 無現(4)
当   790 伊藤 邦彦 71 無現(3)
当   781 稲田  修 75 無現(3)
当   779 八柳良太郎 71 無現(4)
当   757 平岡 裕子 68 共現(3)
当   753 荒木田俊一 65 無現(3)
当   722 青柳宗五郎 69 無現(4)
当   700 門脇 晃幸 57 無新(1)
当   618 高久 昭二 71 無元(4)
当   608 阿部則比古 70 無現(3)
当   549 小木田 隆 67 無新(1)
当   531 小林 幸悦 67 無現(4)
次   374 佐藤 大成 31 無現 



※敬称省略。有権者数は23,083人(男10,644人、女12,439人)。

2018年4月14日土曜日

あきた花紀行キャンペーン隊



 写真は、あきた花紀行キャンペーン隊の県庁訪問団です。田沢湖・角館観光協会の発足を記念し、初めて連携PR活動を行いました。


 参加をいただいた皆さまは、同観光協会の桑島功専務理事、刺巻水ばしょう実行委員会の中島正一会長、カタクリ保存会の門脇正身会長、角館の桜まつり実行委員会は私が会長です。市の観光担当者なども同行しました。県庁では中島英史副知事、それに観光セクションの方々から歓迎をいただき、しっかり招待状を手渡すことができました。
 既に昨日から、田沢湖・刺巻湿原ミズバショウ群生地は開園しています。西木・八津鎌足のカタクリ群生地は18日から公開予定ですが、まだ雪があって少しずれ込みそう。角館のサクラは20日が祭りの開会日です。


 毎年この時期、仙北市は花々を愛でるお客さま約130万人をお迎えしています。もっと多くのお客さまにお出でをいただき、春の息吹、草木の生命力、鮮やかな色彩を楽しんで欲しいと思います。ご来市を心からお待ちします。

2018年4月12日木曜日

FC角館セレジェスタが全国大会へ



 すごい!。JFAバーモントカップ・第28回全日本U-12フットサル選手権大会秋田県大会で、FC角館セレジェスタ(柴田和哉監督)が初優勝を果たしました。全国大会(8月17日~駒沢オリンピック公園内)でも優勝目指して頑張るぞ!!。


 ところで、FC角館セレジェスタの設立は1987年。以前の名称は角館サッカースポーツ少年団でしたが、2007年にセレジェスタに改名し現在に至っています(ポルトガル語の桜=セレジェイラと祭=フェスタの造語)。昨年は30周年記念祝賀会を開催しました。その時、つい気持ちが盛り上がって、「来年は全国大会に連れて行ってください」とお話ししましたが、その約束をしっかり実現してくれました。子ども達の頑張り、保護者の皆さんや指導陣の熱意、本当に見事です。
 8月の全国大会、何とかして応援に行きたいなあ。

観光農園の可能性



 「みちのく三大さくら名所」(青森県弘前市・岩手県北上市・秋田県仙北市)の連携事業で、岩手県北上市(展勝地さくらまつり)の開会式へ出席しました。桜はまだまだ蕾です。帰る途中、気になっていた「北上いちご園」に立ち寄ってみました。


 北上いちご園は、今年で3シーズン目という新しい観光いちご園です。農園主は元船乗りの片方駿さん28歳。若くて積極的な経営者は、「450坪の園芸ハウスで、紅ほっぺ・あきひめ・おいCベリーを栽培していす。12月中旬から6月いっぱいはお客さまをお迎えできます。ここの特徴は環境制御を徹底した栽培です」と話してくれました。


 一般的に、観光農園は観光地の周辺に多く、施設型の場合は冬期間も営業ができることから、冬期農業と冬季観光の両面で有望な経営形態です。ところで、仙北市は以前から道の駅(大型直売所)をつくって欲しいとの声が多く、今年度も検討作業を進める予定です。道の駅(大型直売所)の実現で、農家の所得向上や雇用開発を進めることができたらと、そんな思いは強くあります。でも通年型だと冬の間の出荷作物や加工品をどれだけ確保できるか、スタッフの雇用形態、施設の維持管理主体や経費など課題は山積です。


 それらを補って余りある道の駅(大型直売所)の姿を、ずっと探し求めています。仮に観光農園と道の駅(大型直売所)を併設したらどうなるか…。若い農業者の掘り起こしや担い手の確保策として魅力的か…。冬場の緑地提供や憩いの場・情報発信の場になり得るか…。立地場所が東北でも屈指の観光地・仙北市だったらどんな展開が可能か…。もっともっとイメージを鮮明化したいと思います。

2018年4月11日水曜日

高橋優さんのメッセージ



 高橋優さんのオフィシャルウエッブサイトで見つけたメッセージ。『秋田CARAVAN MUSIC FES 2018』、楽しみです。


 髙橋さん、田沢湖を走ったことがあるんですね。何だかとても嬉しいです。ラジオでもみんなを元気にしてくれるお話しが多くて…。野外ライブ、久しぶりだなあ…。


 以下、髙橋さんのメッセージ。
 「旅するフェスを今年も開催させていただきます。3度目となる今回の舞台は仙北市。陸上部だった頃、駅伝で田沢湖の周りを走った覚えがあります。脇目も振らず全力で。そういう記憶を青春時代と呼ぶ人もいますね。あの頃は良かったなーと。あなたにとっての青春時代はどんなですか?。そういう記憶をこれから一緒に作りにいきたいという思いで、今年も開催させていただきます。秋田県に音楽が鳴り響きます。きっと青春を凌駕する2日間が待っています。仙北市は新幹線が停車する駅もあります(笑)。僕らの秋田CARAVAN MUSIC FES 2018が始まります」。

2018年4月9日月曜日

■サクラの植栽や多言語翻訳アプリ・IT農業…



 インフォテリア株式会社(都内:平野洋一郎社長)と、「桜に彩られたまちづくり計画」(企業版ふるさと納税事業)の共同記者会見を行いました。場所はサクラの植樹事業を実施中の角館・古城山公園。今年度は新事業が目白押しです。

 インフォテリア株式会社と仙北市は、2016年4月に「桜の保全活動と産業振興に係る連携協定」を締結しました。その後は毎年100万円の寄付をいただきながら、IT企業の強みを生かした観光情報の発信システム開発運用・広報業務の指導、タイ国際観光博覧会への出展、また、会社ノベルティで樺細工コースターを使ってもらったり、市内テレワーク事業では首都圏センター役で他企業への呼びかけなど、多彩な取組みを進めています。
 今年度は、ベニヤマザクラの植樹を継続実施するほか、インバウンド対策ではIT技術を駆使したアプリ(ダウンロード無料)での多言語案内、また、農業分野でのIT技術利活用講習会など新事業が目白押しです。

 世界を駆け回る平野社長には、春まもなくの仙北市を見て欲しかったのですが、なごり雪の中で記者会見になりました。とは言っても桜シーズンは目前です。またお出でいただいて、市民が1年かけて手入れをした桜を愛でて欲しいと思っています。

2018年4月7日土曜日

都内IT企業6社がテレワーク実証実験



 仙北市内でテレワークの実証実験が行われています。今回は首都圏のIT企業6社から、6人の女性広報担当者が参加してくれました。

 6人は、(株)イノベーションの遠山さん、(株)ヴァル研究所の鈴木さん、(株)ファベルカンパニーの井田さん、(株)ビビトーの髙梨さん、(株)フロントステージの渡辺さん、ユニファ(株)の小林さん、です。皆さん、ようこそ仙北市へお越しくださいました。どうか仙北市でのテレワークの可能性を広く発信してください。そして何より、先ず皆さんが仙北市を楽しんでください。

 ねっ、お話に聞いていたより、実際に滞在してみると仙北市はもっといいでしょ!。

2018年4月6日金曜日

夢枕獏さん日本ミステリー大賞を受賞!



 写真中央は、アウトドアライフをサポートする株式会社モンベル(mont-bell)代表の辰野勇さん、そして左端が、今回の第21回日本ミステリー大賞を受賞した夢枕獏さんです。お二人とも仙北市にご縁があって…。


 株式会社モンベルと仙北市は、2年前の春に「野外活動の推進・防災協力」で協定を締結しました。その前後から辰野さんとのお付き合いが始まりましたが、実は若い自分から田沢湖・角館はよくご存じだったようで、お世話になった方もいるとか…。また夢枕さんは渓流釣りが大好きで、東北にも良く足を運ぶそうです。この辺りポイントなどもご存じで、逆に私が教えられるくらいでした。そんな夢枕さんの受賞です。何だか他人事に思えません。本当におめでとうございます。


 お二人とも物静かで、それでいてお話しも楽しく、素敵な方々でした。またお会いしたいです。

2018年4月5日木曜日

角館こども園がスタート



 仙北市立角館保育園が、幼保連携型認定こども園になりました。新たな名称は、仙北市立角館こども園(川井朋子園長)です。市内で5番目のこども園です。園児数192人のお友だち、そして保護者の皆さま、頑張ろう!。


 認定こども園は、育・保育を一体的に行う施設です。幼稚園と保育所の両方の良さを併せ持っていて、就学前の幼児教育の充実が加速します。また、保育園は保育力に欠けるい児童が入園できることになっていますが、認定こども園は3歳児以上だと誰でも入園できます。この後も、「保育園に子どもを預けて働きたい。子育て環境の充実を進めて欲しい」という保護者の皆さまの声に、しっかりお応えできるよう急ぎ足で改善を進めます。


 ということで、今日は市内の各園で入園式でしたが、角館こども園の開園式・入園式(27人)に出席させていただきました。子どもたちの元気な様子を見て、こっちも元気いっぱい!です。

2018年4月3日火曜日

郵便局で野菜販売が始まりました



 仙北市西木町の桧木内郵便局で、昨日(4月2日)から「ほうれん草・ジャガイモ・ネギ」の販売が始まりました。名付けて〝ひのマルシェ(桧木内郵便局マルシェ)〟。秋田県内では初めての試みです。


 先ず、局舎の玄関横に新鮮野菜の旗が立っていてビックリ。中に入ると棚があり、採れ立て野菜がきれいに並んでいます。そして料金箱…。道路沿いの直売所に似たシステムです。佐藤智恵美局長にお聞きすると、「日本郵政と調整し、正式に野菜の販売を始めました。この地域は店舗も少なく、特に高齢の方々に喜んでもらっています。今のところ、郵政グループでは米・卵・野菜の取り扱いに限っていますが、加工品の販売もお願いしています」と。この取組みに一番で協力した門脇富士美さん(農家民宿・星雪館代表)は、「ここの郵便局は地域の拠点です。おじいちゃんやおばあちゃんが、フラッと立ち寄ってお茶を飲んだりお話をしたり。家で栽培した野菜ですから、もちろん取れたて新鮮で美味しいです。何より買い物に難儀していた皆さんの役に立つことができて嬉しいです」と話していました。


 素晴らしいアイディアです。市民の日常生活が便利になる取組みで、市役所にとっても良いお手本です。もっともっと知恵を出さないと…。

2018年4月2日月曜日

市民の顔を見て声を聞いて



 平成30年度が始まりました。今日は各庁舎で職員の皆さんに、私が思う職員像をお話ししました。「皆さんの雇用主は市民です。私の顔色を気にすることなど全く不要です。市民の顔を見て声を聞いて、誠心誠意の対応をお願いします。さらに…」。


 「さらに人口減少が加速しています。1955年の国勢調査時がマックスでした。合併時からはは5千人減少しています。2040年にはさらに1万人が減少する人口予測があります。市役所という職場は、市民の生活を支えることが仕事です。支える市民がいなくなれば皆さんの仕事もなくなりますよ。人口減少のスピードを何とか鈍化させたいと、2年前に策定した第2次仙北市総合計画・仙北市総合戦略は、各政策の成果目標を各年度ごとに明記しました。それが達成できていますか?。それぞれの市民要望に応えていますか?。その努力は最大行っていますか?。市民が幸せにならなければ、職員の皆さんの幸せなど有り得ません。課題の解決に挑戦し、創意工夫をこらし、汗を流して、市民の皆さんに住んで良かった、子ども達にも住んで欲しいと、しっかり言ってもらえる、そんな仙北市を総力で実現するために皆さんの毎日はあります。その情熱がない職員は、市役所にいていただかなくても結構です。深く心に刻んでください。~市民が何に困っていて、不安を抱えているのか、家庭や地域とのコミュニケーションが不可欠です。男女共同参画もワークライフバランスも、先ごろ行ったイクボス共同宣言も、皆さんのより良い人生に必ず役立ちます。市民の皆さんと、どれだけ緊密に接することができるか、市役所の仕事は絶対に机上で完結できません。皆さん職員一人ひとりが、市民とネットワークを結んでください。さらに情報の発信を心がけてください。せっかく予算をいただいた各種の補助事業や制度など、市民の皆さんに知っていただき使っていただかなければ、ないのと同じですよ。~各自が担当の予算は既に頭に入っていると思いますので、それを前提にお話ししますが、予算は1円たりとも無駄にしないでください。そして他部や他課と連絡を取り合い、最大効果を上げることができるよう予算執行をお願いします。時間がないからと言うのは言い訳です。内線電話1本でどれだけ情報共有ができるか知れません。横に横に関係を広げてください。~危機管理についてお話しします。危機管理は災害発生時のためのものではありません。日常の仕事で絶えず危機管理意識を高く持って欲しいと思います。市民に不信感を抱かせることのないようお願いします。李下に冠を正さず、瓜田に履を納れず、です。~朝の部長に対する辞令交付でお願いしたことですが、管理職の仕事は職場の事務の工程管理、そして部下の育成です。自身がプレーヤーになった方が早いと思わず、次の世代を任せられる職員の育成を職場全体で進めてください。~仙北市は可能性に満ちています。皆さんの努力で既に多くの種が播かれました。この種を育て、花を咲かせ、実を付ける作業が今後本格化します。やりましょう。良い仕事をして、市民の幸せづくりを進めましょう。健康には十分に留意して、充実した時間をともに過ごしましょう」。

2018年4月1日日曜日

田沢湖・角館観光協会が発足


 (一般社団法人)田沢湖・角館観光協会が発足しました。会員数は450個人・団体。半世紀以上続いた田沢湖・角館・西木の各観光協会にピリオドを打ち、新たに掲げた発足理念「観光産業を通じて市民や旅人を幸せにします」の実現に向け歩みが始まりました

 新会長に佐藤和志さん、新副会長に安藤大輔さん・門脇健郎さん、また新設の専務理事に桑島功さん(JR東日本)という強力な布陣です。新事務局本部は、JR角館駅や秋田内陸縦貫鉄道角館駅に隣接のスタシオン、田沢湖・角館・西木の各事務所(支部事務所)は従前通りです。佐藤会長はオープニングセレモニーで、「これまで多くの先達のご努力があり、今は東北でも名の知れた観光地になりました。新たな観光協会は、さらに各地域の資源や文化を守り、また磨き上げ、より多くのお客さまをお迎えできるよう皆さまのご協力をお願いします」と話しました。私は、「仙北市は小さな国際文化都市を目指しています。文化は人間の営み全てです。観光も総合産業です。新観光協会を中心に、市も一緒になって新たな価値創造に挑戦を続けたいと思います」とご挨拶させていただきました。

 団体旅行から個人旅行へ、見物から体験・コトづくりへ、国内人口の減少とインバウンド対策などなど…、状況は絶えず変化しています。観光地同士でのお客さまの取り合いではなく、広域連携で商品造成が必要です。さあ、ともに手を取って前に進みましょう。