2010年7月31日土曜日

ゲリラ豪雨で被害甚大


 7月29日未明から断続的に降った雨は、30日朝になって局地的なゲリラ豪雨となり、仙北市内の被害は、現状が明らかになるにつれて拡大しています。今日は角館バイパスの開通式でしたが、急きょこれを欠席、職員と一緒に自分も被災状況の確認に市内を回りました。バイパス開通式を終えた知事にも合流いただき、田沢湖梅沢地内、角館山根地内(写真)、角館西長野地内を踏査、被災者に激励の言葉がありました。

 被害の多くは河川等の増水による田畑の冠水、住家・非住家の床上や床下浸水、山腹の崩落などです。29日に発令した避難勧告は現在1地区で継続していて、なお予断を許しません。聞き取り調査は明日も続きます。

 さまざまな検証は後日になります。今はとにかく現状の確認と復旧の手だてを講じることです。29日、落雷と共に市役所の電話が不通となり、市民との連絡が途絶えました。昨日に通話機能は回復しまししたが、転送ができず、職員が泊まり込んでの対応となりました。市民の皆さん、職員の皆さん、踏ん張りましょう。

2010年7月30日金曜日

29日の夜、江戸型の中締めで


 ズボンのシワ、伸ばしたいなあ。朝から歩き回ったせいで、最近になく疲れも感じて…。態勢を整えようとインターネットカフェに逃げ込みました。午前の訪問先レポートもブログアップしたかったし、トイレにも行きたかったし。早稲田にある学生向けのネットカフェで1時間休憩。

 いよいよ今回のメイン事業、「秋田県・県内市町村と首都圏企業との懇談会」が開催される椿山荘(文京区関口)へ。内輪の会だと思って上京しましたがとんでもない。県内からは20市町村・5法人(会員)、首都圏企業は130社参加という規模です。最初に佐竹知事のプレゼン、そして会員紹介、乾杯はプリマハムの大森さんが行いました。

 様々なテーブルにごあいさつで回り、お酒も入って頭ん中もグルグル回り、「いよいよノッてきたゾ~ッ!」と思っていた矢先の中締めのご指名。「あ、そうだった。自分が中締めするんだった」と一気に正気に返り(な訳ないか)、よれよれな状態でメインステージへ(写真)。「今日は正式な江戸型の中締めにご協力ください。シャンシャンシャン・シャンシャンシャン・シャンシャンシャン・シャンですよ~。これ3回ですよ~。何で3・3・3・1かと言うとですね~、3・3・3で九、これにもう1回シャンで点をつけて丸、商談が成立して丸って言うわけです。いいですかあ~。あっ、それからですねえ~、お手を拝借のヨ~ッは、祝おう~が転じたもんですから、そんな気持ちを込めてヨ~ッですよ~。ハーイ、本番で~す」。

 皆さんご協力ありがとうございました。

中央区から新宿区へ


 浜野製作所が面白く、時間を超過してしまいました。お腹も空いたのですが、午後1時に約束をしていた月島機械まで、どれくらい移動時間がかかるのか分かりません。取りあえず移動することに。結局、電車を乗り継ぎ5分前にやっと到着。ところで月島機械は中央区の佃にあります。仙北市のバイオエネルギーセンターでお世話になっている会社です。これまでの御礼、今後のバイオエネルギー生産の技術的なお願いなどして会社を後に。

 本日最後の訪問先、新宿区矢来町の新潮社へ向かうことに。辺りはいよいよ小雨交じりの風が吹いて…、スーツはずぶ濡れ。「こんな濡れ鼠の格好で佐藤隆信社長に会いたくないなあ」。だって佐藤社長は、男前でウィットに富んだ素敵な方。以前お会いしたときにはクラクラ目眩を感じました。その佐藤社長、創設から4代目になりますが、初代社長は佐藤義亮さんで角館出身だって、皆さん知ってた?。

 佐藤社長に面会を願った目的は、仙北市誕生5周年で記念事業を企画している「芥川龍之介展」のご招待。来てくれるって!

2010年7月29日木曜日

手作り電気自動車


 セラフを後にして、急いで墨田区八広へ。ここに第2の訪問先、株式会社浜野製作所があります。お出迎えくださったのは代表取締役の浜野慶一さん。浜野さんは本職以外で「次世代モビリティコンソーシアム」の副会長をつとめ、墨田区と一緒に電気自動車の開発を行っています。以下、浜野さんのお話。

「墨田区は人口約25万人。今、話題になっている東京スカイツリーが2012年に完成します。電通の試算などは、墨田区に観光客が年間2000万人訪れると言っています。昔からの下町で路地も多く、文豪の住家跡などが散在していて、見所も結構あるんですが、残念ながらアクセスが良くありません。昭和を感じることのできるこの町巡りには、タウンモービルが必要でした。そこで早稲田大学の理工学部と連携して1人乗りの電気自動車を製作しました。もちろん、浜松のスズキや群馬の富士重工など、大手の自動車会社はありませんから、全てが手探りです。でも機会いじりが好きなオジサンや若者などが集まってね…。何とかなるもんです。明日、2号機(写真)を市に納品します。これは公道も走れます。1回充電すると、約100キロ走ることができます」。

 バッテリーはリチウムイオン電池、後輪2輪を直接ドライブするモーターが2個付いていました。いいですねえ。これ仙北市でも車好きが集まれば作れるような気がしますね。例えば体が不自由な方にも、安心して武家屋敷や桜を見ていただくために、バッテリーカーが備えてあったり、駒ケ岳の環境保全に電気バスがあったり…。ウ~ン、いいですねえ。

中国へ売り込め!


 馬喰町のホテルを出て秋葉原へ。神田佐久間町にある株式会社セラフを訪問。ここの社長は角館出身の佐藤弘悦さん。セラフはIT関連全般を業務としていて、以前も仙北市に防災情報システムについての提案をいただいた会社です。今回は株式会社ウイングの樋山さん、ウィズクライン株式会社の大川さんにも同席をお願いしました(写真左から佐藤さん、樋山さん、大川さん)。

 今回の訪問は、中国への商品販売をどのように展開するか、各氏からアドバイスをいただくのが目的です。先ごろ開催した仙北市TICのアクションプラン発表会で、中国への観光商品、または物産をどのように販売するか、その手法の必要性が話題に上がりました。やはりインターネットでアピールするツールを持たなければと再認識しました。そこでこの分野に詳しい皆さんにお考えをうかがったと言うわけ…。

 かなり挑戦的な提案を幾つも受けました。どうなるのか、今からお楽しみ。

企業訪問で都内です


 今朝の天声人語に井上ひさしさんの言葉が載っていて、「政治とは、突き詰めると国民からいただいた税金や国有財産をどう使うか」に尽きるとありました。昨日、仙北市婦人の会があり、そこで1時間ほどお話をさせてもらって、そのとき自分も「行政は最大効果を生み出すために、預かった税金の使い方を議会と協議し、実施する機関」とお話をさせてもらいました。似て非なり…かな?。

 その後、神代診療所の伊藤先生とワクワクする企画案の打ち合わせを行い、新幹線に飛び乗って上京。今朝、ホテルの窓の外は雨模様。あと少しで、企業訪問に出かけます。夜は県主催の企業懇談会。少しでも良い情報を入手したいと思っています。

2010年7月26日月曜日

気持ちいい!玉川ダム


 今日は玉川ダム交流会。県内の小学校4年生約400人が、緑深い森の中、東北最大級のダムをフィールドに勉強や野外活動で一日を過ごします。それにしてもこの環境、ああ~気持ちいい。
 市役所や地元市民、ダム管理事務所、森林管理署のスタッフ等が一日先生です。大人もみんな活き活きしています。見学では中和処理施設まで足を伸ばしたとか。盛りだくさんのメニューで、子ども達は、たぶん家に帰ってバタン・キューだよなあ。

 写真は開会式。自分は実行委員会を代表し「ようこそ玉川ダムへ。こんなに大きなダムは余りありませんよ。17年の歳月と1200億円の経費がかかりました。防災、発電、農産物生産、生活水として、玉川ダムは、とっても役に立っています」とあいさつ(写真は千葉ダム管理事務所長)。

 自分は開会式終了後、公務多忙につきまして一度役所に戻り、お昼にまたダムに戻ってきました。どうしてかって…?。そりゃ、お昼ご飯に出てくるカレーが超美味いと言う噂を聞いていたからです。そしてその噂は本当でした!。今から来年が楽しみです。

2010年7月25日日曜日

市役所庁舎の検討開始


 3つ目の市民会議、「みんなの庁舎検討委員会」の初会合が、殿さま・あゆの新商品発表会直後だったので、ほんとドキドキもんでした。

 さて同市民会議は、今年度に入り高等学校の在り方検討市民会議、観光産業特別区市民会議に次いで、3つめの市民会議です。委員長は市長が選ぶ規則になっていて、事前に秋田大学の木村一裕先生にご依頼。委員長を含め17名の会議です。委員の構成で特徴的なのは、2人の男女高等学校生がいること。「高校生は役所にはあんまり行かない」と話していました。なるほど。でもまちづくりには、皆さんの世代の意見が何としても必要です。次回も積極的な発言をお待ちします。

 会議では、木村委員長が副委員長を指名。市のNPO連絡協議会の小松英治委員が副委員長に着任しました。自分は「役所の機能、役所の役割、そして位置」などを、今年度末までを目処に取りまとめて欲しい。市役所は市長のものではなく、職員のものでもなく、間違いなく市民の家だと考えている。自分の家を造るつもりで、議論に参加して欲しい」と、お願いをさせてもらいました。

殿さま・あゆ作戦


 いよいよ始まりました。角館の横町さくら通り会(佐々木正昭会長)の「殿さま・あゆ」作戦。今日は午後から〝あゆ〟をモチーフとした新商品の発表会にご案内をいただきました。前後の会議でじっくりと試食ができなかったのは返す返す残念!!。

 さて「殿さま・あゆ」は、佐竹北家の北家日記にも記述があって、お殿様に献上したという絶品鮎のこと。この記述から角館町内のお料理屋さんやお菓子屋さんがアイディアをしぼって、新商品22品を作り上げました。鮎まる本店からはスモーク鮎、金ちゃん寿司は鮎寿司、プチフレーズでは若鮎サブレ…などなど、まあ、バリエーションの楽しいこと。

 来賓で来場いただいた佐竹知事は、料理に一言も二言もある方ですが、とっても美味しそうに試食の数々を食べていて。料理の上手な人は、食べ方も上手だと言うことに初めて気が付きました。

市長杯野球大会


 仙北市長杯争奪野球選手権大会。写真は選手宣誓(前年度優勝チームの青道クラブ)の様子です。今日、朝から落合野球場と雲然野球場で開催中で、12チームの皆さんにご参加をいただきました。

 この野球大会の特徴は、角館のお祭りが関係しているんだそうです。第1回大会は昭和45年、当時は角館のお祭り前後に開催していて、お祭りを盛り上げたり、その反省の意味合いでの親睦野球だったとか(名称もひき山対抗だった?)。その後、昭和53年に第1回の角館町長杯争奪に、さらに平成18年には合併で新市が誕生したので、市長杯争奪と形を変えて来ました。

 プレーボールの前に、始球式までやらせてもらって(ちゃんとマウンドから投げました。さすが元球児)。天気が持てば良いんですけど、少し心配です。

愛を育む「たざわ湖まつり」


 第40回たざわ湖まつり。白浜で繰り広げられた「双龍の出会い」シーンです。たつこと太郎の龍みこしの担ぎ手が確保できずに中止した昨年の反省もあり、今回は地元若者、企業、各団体に呼びかけを行った他、生保内中学校、角館高校、秋田美術工芸短大、ノースアジア大、東北芸工大などに参加依頼。皆さんのご好意で、見事な出会いを演出いただきました。

 ところで、今回のたつこも太郎も美男美女(祭りは毎年地元の男女を募集していて、時間中、たつこ・太郎役を演じてもらっています)。お二人のツーショットをアップできなくてかなり残念。花火もgood。お祭り会場での物販即売、模擬店…、本当に多くの皆さんのご協力をいただきました。実行委員会の皆さん、ご苦労様でした。

2010年7月24日土曜日

角館バイパスを歩く会


 新たに開通した約2キロのバイパス部分を会場に「角館バイパスを歩く会」。写真は出発前のラジオ体操風景です。バイパス路面でのラジオ体操は、この後たぶん体験できないだろうなあ。

 国交省、県、安全衛生協議会などにご協力をいただき、市が主催しての路上イベントです。かき氷、綿アメ、水ヨーヨー、金魚すくい、働く車(工事車両)体験搭乗、スイカ、バナナ、ジュース、ラジコンカー、みんな無料。とっても得したような気分になりました。

 子ども達がたくさん参加してくれて嬉しかった。山肌でカモシカからもお出迎えいただいて…。

神事で感じること


 福祉施設の民営化で移譲した「たざわこ清眺苑」。移譲後に県南ふくし会(石川勝三理事長)が計画していた新築工事の起工式が23日行われました。

 写真は角館神明社の戸澤裕一宮司。いつも思うのですが、本当に神事の中での仕草がきれいな方です。そして祝詞などを読み上げる声も素晴らしい。たまに宴席などでもお会いしますが、そんな時の仕草や会話は普通です(失礼)。それが職務にはいると一変、まさに神業。
 言葉の発音も特殊じゃないのかなと…。例えば母音で「あ」から「お」へのスライド感、絶妙です。もちろん不断の修業があってのことでしょう。お盆期間中、各地でお目にかかるのが楽しみです。

2010年7月23日金曜日

納税組合総会と行政懇談


 写真は、昨日開催された仙北市納税貯蓄組合連合会(高橋達会長)総会。多年にわたって組合活動にご努力をいただいた皆さんの表彰スナップです。平成17年9月に仙北市が誕生後、組合は4ヶ月後の18年1月に設立しました。

 組合から納められる市税は全体の30パーセント、国保税は56パーセントの状況です。経済状況がここまで悪化している中、皆さんのご努力は並大抵のものではないでしょう。自分は「皆さんの活動で納められた税金の、1円たりとも無駄遣いは許されません。その使い方も含め、厳しく見守ってください」とお話をさせてもらいました。

 税金の使い方を決め、間違いなく執行するのが行政の大きな役割です。夜の「まちづくり懇談会(行政懇談会)」神代会場でも、「国保税が上がるのは納得いかない話し。無駄遣いはないのか」とご意見をいただきました。一方で「病院にかからない工夫が必要。まず自分の健康を維持することに努力しようではないか」との提言もありました。

 今晩は雲沢集落センターで2夜目の懇談会です。いろんなご意見をお伺いしたいと思います。ご来場ください。

2010年7月22日木曜日

T.I.Cのアクションプラン


 昨日行われた仙北市T.I.C(ツーリスト・インフォメーション・センター)の運営会議で、今年度以降のアクションプランが発表されました。ところでT.I.Cって?と言う方、そうですね、総合観光案内とでも言いましょうか。来訪者に仙北市の見どころ、味わいどころ、感じどころをご案内することはもちろん、秋田県、または隣県の情報も提供しちゃう新組織です。市、県、各観光協会、内陸縦貫鉄道から人材を出し合って、この4月1日からサービスを提供しています。所在地は角館駅前蔵内(JR角館駅、秋田内陸縦貫鉄道角館駅に隣接)。

 それでアクションプラン、9つのカテゴリーがあります。例をあげると、アクションプラン2では訪日外国人観光案内(22年度では観光案内板の数ヶ国語表記、23年度では案内従事者の語学研修、24年度では外国人向けのパンフやガイドブック作成など)を明記。アクションプラン5では、滞在体験型旅行商品開発(22年度では埋もれている伝統芸能、伝説、食や歴史文化の掘り起こしと商品化など)が盛り込まれています。

 会議では「余りに膨大な業務、手が足りるのか」とか「もう少し遊び心をくすぐる工夫を」とか、いろんな意見が飛び交いました。T.I.Cでは、「とにかく前に進む。商品開発を行いながら、商品やサービスを総称して、あきたTABIYORIと言う地域ブランドを確立したい」と話しています。動かなければ始まらない!

2010年7月21日水曜日

市名表記に書きかえ作業中


 写真は、大仙市協和「道の駅」の道路情報モニター。モニターの上部表記(定点カメラの設置地名)が、これまで田沢湖町田沢湖小松~とかになっていて、国交省に市名表記への書きかえをお願いしていました。以前にお願いして忘れていたんですが、昨日、たまたま立ち寄ったら直っていて…。ありがとうございました。もう少し早く気が付くべきでした。

 実は仙北市内には、旧町村名での看板やら案内板が多数あります。それで職員の皆さんにお願いをして、そんな看板などのある場所の確認作業を進めていました。昨日の部長等会議でリストが出ましたが、今後、撤去しても良いもの、書きかえて設置の必要があるものなどを選別したいと思っています。皆さんもお気づきの看板などありましたらお知らせください。

2010年7月20日火曜日

木陰からビーチを


 隠し撮りではありません。たまたま田沢湖畔を走っていて、白浜にたくさんの水着姿を見つけて、嬉しいやら羨ましいやらで、木陰から写真をパチリ。観光客の動向を意識して見たことがなかったためか、浜辺にいた大勢のお客様の姿に少々ビックリしたくらいです。

 そう言えば、自分が子どもの頃は、海と言えば田沢湖でした。だから秋田市の下浜に行った時、海水のニガサに驚いた記憶があります(湖だと淡水浴と言うんでしょうか)。

 夏はキッチリ暑く、冬はキッチリ寒く。まあ、それぞれが役割ですから。
 

夏のお楽しみ


 公民館の駐車場でやっていた西明寺小学校クラスレクリエーションに飛び入り。公民館2階で開催の交通安全協会支部総会に参加しようと思って来ましたが、そっちのけで子ども達と記念撮影。ジュースもご馳走になっちゃった(どちらかと言えば、みんなが食べていたかき氷が欲しかった…)。お父さん・お母さん達はビールをグビグビやっていたし、焼き肉も美味そう。夏のお楽しみです。

旭日双光章に藤原貫一さん


 春の叙勲で旭日双光章をいただいた藤原貫一さんの受賞祝賀会、お孫さん達に花束を贈られ、笑顔のご夫婦です。感動的だった言葉がありました。ご本人のあいさつで「町議会議員に出馬をしたとき、いろんなことがありました。私を支えていただいた家内、家族はもちろん、地域、友人の皆さんの気持ちに心から感謝を申し上げます。こんな年になりましたが、私はまだまだ地域の役に立ちたいと思っています。若い方々の邪魔にならないよう、どうかもう少し働かせてください」…。

 藤原さんは自分にとって、とても大切な人です。親戚関係にもあります。もう少しと言わず、ずっと地域づくりに頑張って欲しいと思います。どうかお元気でご活躍を。

2010年7月17日土曜日

温泉と健康フォーラム


 久しぶりに満席で、本当にたくさんの皆さんに参加をいただきました。西木温泉クリオンで開催された「温泉と健康フォーラム」の会場側写真です。主催は高齢社会生活防衛研究所(医師や福祉、民間企業者などで組織した一般社団法人でクリオン隣に本部を開設)。自分は消防大会の好成績に気が舞い上がり、各分団に御礼と激励に2会場を駆けめぐり、自分が担当する「温泉を活用した地域観光づくり」の講話時間スレスレで会場入り。なので直前までの市川晋一先生(ご存じ下ネタ泌尿器専門医。実は日本温泉気候物理医学会温泉療法医)のお話を聞いていません。

 秋田大学理事(法医学教授兼副学長)の吉岡尚文先生の「安全安心な入浴を心がけよう」はかなり面白かったです。「一人でお風呂に入って、万が一のことがあったら大変です。お風呂はできるだけ夫婦で入りましょう。何を今更と言うことではありません。殺意があったら沈めることもできます(もちろん冗談)」。

 自分はマニフェストでお約束した温泉療法医や療法士の育成、そこから始まる健康促進の温泉づくり、滞在型観光には温泉の魅力アップが近道…みたいなお話をさせていただいて。もちろん外貨獲得も大切ですが、全国に誇れる温泉資源を地元住民が十分に堪能できるよう、例えば温泉利用券や温泉バスなどの運行も検討しています…のお話もしました。
 市川先生、吉岡先生、そして自分でパネルトークも行いましたが、コーディネーターの菊地拓さん(秋田県観光連盟事務局長)、困ったろうなあ。3人とも言いたいこと天こ盛り人間なんだもの。

大活躍の仙北市消防団


 今日は大仙市の雄物川河川公園で「秋田県消防協会・大仙市仙北市美郷町支部消防訓練退会」でした。小型ポンプの部、規律訓練の部の2部にそれぞれ14分団が出場。何度か訓練退会を見てきましたが、相当ハイレベルの大会だったと思います。

 そんな中、仙北市から出場した分団は大活躍でした。小型ポンプの部では優勝・準優勝を独占。栗林大仙市長がポツリと「こりゃ、次の大会からは仙北市を除いてやったほうがイイかな」(もちろんジョーク)一言。市長になって、あんまり良いことはありませんが、消防の皆さんの頑張りを見ていると、ほんと勇気をもらえます。

【小型ポンプ入賞分団】        【規律訓練の部入賞分団】
優 勝 仙北市第4分団       優 勝 大仙市大曲支団
準優勝 仙北市第8分団(2班)   準優勝 大仙市仙北支団
第3位 美郷町第2分団       第3位 仙北市第8分団
第4位 大仙市太田支団       第4位 大仙市太田支団
第5位 美郷町第1分団       第5位 大仙市協和支団
第6位 仙北市第8分団(1班)   第6位 美郷町第10分団

さくらサミットinよしの④


 初日の事前協議やエキスカーション、夜の意見交換会はあくまでプレイベント。さくらサミットの本番は2日目の全体会議です。この会場が吉野山ふるさとセンター。場内にはさくらサミット加盟自治体の観光ポスターやパンフレットも展示されています。手前味噌ですが、やっぱり角館のポスターがグット。

 全体会議では来場いただいた皆さんにサミット参加自治体の紹介、また福井良盟氏(竹林院住職・前吉野町長)の講話、そして意見交換です。今回のサミットテーマが「未来へ、桜を守り伝える」だったので、自分は角館小学校の4年生が桜案内ボランティアを行っていること、角館中学校の2年生は、桧木内川堤のソメイヨシノを養生する作業を23年間も継続していること、また行政では桜係や桜アドバイザーの設置で次代に桜をバトンタッチする取り組みを行っていることなどを紹介しました。

 吉野町の取り組みで興味深かったことは、保勝会と言う民間団体の存在です。全国から寄付を募り吉野山の桜を守る活動は、仙北市でも大いに参考にしたいと思います。

※写真右は北海道新ひだか町の酒井町長、自分をはさんで左は東京都北区の飯窪地域振興部長。

2010年7月15日木曜日

さくらサミットinよしの③


 吉野山を歩いていて聞こえてきた参加自治体職員の会話。「合併後、首長の価値観で観光戦略は変わるんだよなあ。桜が観光という狭義の素材にオサマルものではないけど、守るべき財産と言う認識があるかないか。変に合併した旧市町村を意識してしまって、その心持ちがサミットの参加状況にも影響しているように思えて…」。

 そこで思い出したこと。数日前、ホテルタザワで開催された全県グラウンドゴルフ大会。自分は参加者を前に「ようこそ仙北市にお越しくださいました」とあいさつ。来賓として開会式に来ていたTさんは「ようこそ自然溢れる田沢湖へ」。続いてKさんは「競技が終わったら角館にもお立ち寄りを」。ご想像の通り、Tさんは旧田沢湖町出身で、Kさんは旧角館町。

 もしかしたら、これまでの5年間、必要以上に旧町村を意識し過ぎて、その行き過ぎた“配慮”が逆に一体感の醸成を阻害していたのではないかと。今、こんなあいさつが言い合えるようになったのは、旧町村の垣根が着実に崩れ、意識せずに地域の誇りを口にできる環境が育っている証拠じゃないかと。

 仙北市、やっぱりイイです。

さくらサミットinよしの②


 事前協議が終了後、初日の第2幕、エキスカーションです。吉野山に分け入り(革靴で来なきゃ良かった…)、桜の保存活動を行う(財)吉野山保勝会の藤井理事長から説明をいただきました。近年、吉野の桜はその樹勢の衰えが問題視されているそうで、ウメノキゴケの付着した木が目立ちます。一昨年から京都大学の調査チームが衰退の原因や対策に取り組んでいるとのお話でした。

 特徴的だったのは「桜を守る会」の活動です。コンサートやフォーラムを実施し、さくら基金を創設して全国から管理や保護費の支援を得ているそうです。山道を登り、下り、汗だくになって進むとおみやげ店の並ぶ通りに出て。その行き着く先が蔵王堂でした(写真)。ここで金峯山修験本宗宗務総長の田中利典さんから講話をいただきました。田中宗務総長の言うには「吉野の桜が樹勢の衰えを見せてから、ずっと言い続けていることがあります。私から言わせれば樹勢減退の理由は明らかで、それは仏罰です」。

 吉野の桜が他と大きく違う点は、植栽の目的にあります。吉野では神仏に見ていただくための桜だったわけです。にも係わらず最近の人間の営みは、神仏を余りに疎かにしているのですから、桜自身の存在価値が薄くなって(桜もそれを憂いて)、立ち枯れなどの現状があるという説法です。とても説得力のあるお話です。

 

さくらサミットinよしの①


 大阪から電車に乗って1時間30分、やっと吉野に着きました。駅に迎えに来てくれた車で30分。吉野杉が急峻な山肌を覆っています。立派なお寺だなと思ったら、ここがサミットの主会場で竹林院でした。先入りしたメンバーと合流し「さくらサミットinよしの」の事前協議。参加首長などの自己紹介や、2日間の日程説明があって…。

 コーディネーターの篠田伸夫さんが口火を切ります。「今回でさくらサミットも19回。当初参加していた市町村が脱会したり不参加が続いたり(第1回は全国21市町村)の現状もあり、今後どのように連携したらよいか、またサミットの意義などを話し合うことが必要ではないでしょうか」。これを受け、様々な意見がありました。自分は「出席市町村の変遷表を見ると、全国で取り組んだ市町村合併の17年・18年をさかいに、出席市町村が激変しています。これは合併後の市町村が新しい行政区の土台づくりで大変なこと、また新市町村の行政課題の多様性など、いろいろな要因が発生していることが考えられます。参加団体の多少に関わらず、桜をご縁に連携できる市町村が、仲間が全国にあることは決して意味のないことではないと思います」とお話をさせてもらいました。

 明日が本番。さらに議論が深まることを期待します。

雨の通天閣


 秋田空港を18時少し回って出発。それでも19時30分には大阪に着くことができます。日中、目いっぱい仕事をしても、その夜には大阪です。凄いなあ。写真は大阪のシンボル通天閣。宿にチェックインした後、電車で一駅行くと、有名なジャンジャン横町がある新天地でした。せっかくここまで来たからと、名物の串カツを食べにウロウロ。その途中の路地から通天閣がニョッコリ。

 関東と全く違う雰囲気のお店。生キャベツがどんとテーブルにのってて。ソースがタッパに並々で。キャベツをソースに付けてバリバリ食います。串カツはお肉や海産物、野菜を串揚げにしたもので、とってもリーズナブル。食べ過ぎたかなと思ってもビックリするくらい安かった。

 関西弁に少し劣等感を感じるのは何故…。

コミュニティFM


 昔からお付き合いをいただく「エフエム椿台」の黒崎一紀を訪ねました。大阪に向かう飛行機に乗ろうと秋田空港に移動をしていましたが、「少し時間があるなあ。何だか急に黒崎さんに会いたくなったなあ。スタジオはすぐそこだったよなあ」みたいな感じで突然の訪問でした。快くお迎えいただいて、ディスク・ジョッキー風の写真まで撮らせてもらって。感謝!。

 それで、以前からお話ししていた「コミュニティFM」の話しに。「地域情報の即時提供と、防災情報伝達でラジオは有効だよね」と切り出すと、「それもすごい効果があるけど、体験から言えば、ラジオ出演は自分の考え方をしっかりと口にできる訓練で、子ども達なんか態度や表現力がガラリと変わるんだよ。おじいちゃん、おばあちゃんは、ボケ防止だと言っていたり」と黒崎さん。

 仙北市でも公式にミニFM局の可能性を調査する必要有り?

鋭い!中学生の聞き書き体験


 中学生のみんなから鋭い質問を受け、冷汗かいたお話を…。
 角館中学校では総合学習で「聞き書き」を行っています。昨日は生徒が20班に分かれ、地域の方々から体験談などを取材する日で、自分にもお話を聞きに来てくれました(それを一冊の本にまとめるそうです。ウ~ン、いい企画だ!)。指導しているのは角館在住の作家で憧れの塩野米松さん。

さて質問は生年月日から始まって、段々回答が難しくなります。「なぜ市長になったのか、市長の使命は、まちづくりのコンセプト、財源、マニフェストの達成手法…」。鋭い質問に変な汗がジットリ。みんな、分かってもらえたかな(分かるような答えができたかな)。

※写真は、インタビューの前に企画振興課と地域公共交通(デマンドタクシー)の新事業について、ガップリな打ち合わせ風景。これも参考になるかなと、聞いてもらいました。

坂本さんハーモニー賞を受賞


 写真は今回ハーモニー賞を受賞した坂本佐穂さん。ハーモニー賞って…?。男女共同参画社会の実現に向けて活動する団体や個人を顕彰するする賞で、坂本さんは県南部男女共同参画センターに登録する「F・Fネットあきた南」の副代表も務めています(F・Fは確かフィフティ・フィフティの頭文字だったような)。最近はワークライフバランスをテーマにしたフリーマガジン「Sぷれっそ」を隔月で発行していて、ワタクシもこの前の前の号で載せてもらいました。これがまた良い記事(パチパチ)。

 アクティブな坂本さん、これからもご活躍を!!。

2010年7月11日日曜日

北浦文化とわらび座を愛する会


 秋田内陸縦貫鉄道角館駅から発車寸前のお座敷列車へ突入。何とすでにテーブルの上にはビールやらおつまみやらが並んでいて…。楽しそう!。今回、北浦文化とわらび座を愛する会が主催した乗車促進運動に、自分も会員として参加を予定していましたが、午前にお客様があってドタキャン。それでごあいさつだけでもと、角館駅に向かったわけで。予定では、車内で門脇彰一さん(猟友会会長)から仙北マタギのお話、藤原まりさんのむかしっこ、カラオケ、手踊り、凄いお座敷列車になりそうです。阿仁前田駅でお風呂に浸かり、ご飯を食べて、今度は柴田誠さんの阿仁マタギのお話、まあ、こんなに盛りだくさんで良いのかしらみたいな企画です。飲み過ぎ、しゃべり過ぎにご注意。

秋田VS岩手・おとなの運動会


 どちらかと言えば、早くも長くも走れなくて、高くも遠くにも飛べなくて、まあ、そんなタイプです。でも幼稚園や集落の運動会は大好きで、やたらにハシャいでしまいます。今回、田沢湖の観光協会が主催した「秋田VS岩手のおとなの大運動会」も、“命中!的の真ん中”みたいなイベントでした。何たって、保育園の先生方が中心になって、保育園児用のゲームをおとなバージョンにリメイクした競技です。面白くないわけがない。潟分校に集まったのは140~150人でしょうか。中屋敷雫石町長はじめ、盛岡や雫石などからの岩手選抜チームを返り討ちにすべく、秋田選抜チームは各競技で大活躍。さて勝敗は…。

 実はこの運動会と平行して、もう一団体のお客様をお迎えするプロジェクトを進めていました。お客様はJTBの皆さん50名。「田沢湖再生ボランティア活動」が商品となるかどうかを、JTBの皆さん自身で体験する会です。分校2階の教室を借りて、杉山ハヤトさん(田沢湖に生命を育む会事務局長)が田沢湖の現状を講話。自分は得意の三湖伝説でお茶を濁して。こちらも楽しい会でした。そして夕刻は齋藤和彦くん(農林部)の人前結婚式へ。感動しました。

2010年7月10日土曜日

えっ?夜の7時に辞令交付


 広報せんぼくのパワーアップを目指して、昨夜、仙北市広報編集委員会を立ち上げ、3名の委員の皆さんに辞令を交付しました。それが夜の7時。市の辞令交付式としては一番遅い時間だったかな。と言うのも訳があって、自分の日程でこの時間しかとれなかっったこと(皆さんゴメンナサイ)、また辞令交付の後、さっそく編集委員会を開催する必要があって、これが何時に終わるか分からない体力勝負の内容だったため…です。

 3名は三浦陽一さん(委員長)、藤原里香さん、鈴木一枝さんです。ともにデザインや編集、絵画に造詣が深く、またアンテナの高い皆さんで、まちづくりには一言も二言も持論を持っています。そんな皆さんが広報せんぼくの編集に参画することで、この後、どんな広報が生まれることか。

 委員の皆さんは、担当者の説明で、広報担当がフル稼働していても時間が足りないこと、お知らせナビがどうして無くなったか、また月2回広報を発行している理由になど話が進むにつれ、「できることは何でもやるっ!」みたいな嬉しいリアクションで、こちらも熱くなって…。自分からは「頑張っている人を応援できる広報、少し元気のない人には勇気が湧き出る広報、読みたくなる広報、次号が待ち遠しい広報」づくりをお願いしました。

2010年7月8日木曜日

椎川忍氏の言葉


 文化庁「芸術拠点形成事業」の第4回特別講座で、総務省から椎川忍審議官をお迎えし、お話をお伺いする機会に恵まれました。少し椎川さんをご紹介すると…。1953年生まれで総務省・自治大学校長、地域創造審議官、知己に飛び出す公務員ネットワーク代表等々、多くの肩書きを持ちながら、それら一つ一つのスペシャリストで、毎日全国を駆けめぐっている方です。

 椎川さんの言葉から。
「答えは縦にはない、横に見つかる。現在の個別の補助金制度では限界がある。このシステムが変われば省庁の権益が取り払われ、縦割りもなくなる。今は分業体制の悪弊が現れてばかり。公務員も意識の改革が急務で、ミッションを取り違えている。1次ミッションは住民の幸せ感の増幅だ。目先のミッション(2次ミッション=職場での毎日の仕事)にとらわれている。公務員は立ち位置を正すべき。これが地域再生の近道だと思う。」…と辛辣で刺激的。

 ワクワクしたお話でした。

2010年7月6日火曜日

カリモリ


 漬け物が大好きです。出張に行った時などは、「早く家に帰って漬け物が食いたい」などと思います。しか~し今回、尾張名古屋で新発見。あれっ?美味しい!と思った漬け物に出会いました。「カリモリ」の醤油漬けです。そもそも自分の中にカリモリと言う存在はなく、新幹線で帰る途中、インターネットで調べたくらいです。そしたら、まあ由緒正しい植物でして…。次のように紹介されていました。

 尾張地方に古くから在来するシロウリ品種。 果皮は緑色で果肉は白色。食感はシャリシャリと歯ごたえがあり、別名『堅瓜』(カタウリ)とも呼ばれている。名前の通り、歯ごたえがあるので、守口ダイコンとともに粕漬けにしたりする。その硬さは、数年の漬け込みによっても果肉がくずれないほど。カリモリの一般的な調理法(漬物)は、縦半分に切り、中の種を取り除いたら、塩漬け、又はしょうゆで漬ける。農家の自家用としては、皮をむいてあんかけや煮物料理などに利用される。季節を代表する名古屋の食材。

 仙北では栽培できないかしら…。

企業立地セミナー


 セミナーは2部構成になっていました。1部は佐竹知事、県の産業総合研究所の齋藤所長の講話です。2部は秋田のお酒を持ち込み、地元企業の皆さんと懇談会だったのですが、この1部での知事の講話が、お酒が入ってからの懇談会で話題になりました。内容は県のアジア戦略です。「あそこまで具体的に戦略をお話しできる知事を見たことがない」とのこと。秋田の地の利を活かした貿易を、ロシアの各政府や中国、韓国、台湾などの要人の話も交え、かなり具体的なアクションが水面下で進行していることが伺えます。

 また齋藤所長の講話も興味津々でした。豊田の中央研究所にいた方で、「重さのあるモノは必ずエネルギーを消費する」と言う持論です。テーマは秋田の新エネルギービジョンと次世代モビリティ。ローマ・クラブ※の「成長の限界」を先に紹介した辺り、“ツカミ”はさすが。多くのことを感じたセミナーでした。

※ローマ・クラブ 1968年にローマで創設された研究グループ。世界の各分野から優れた専門家が集まり、世界の危機をテーマに学際的な研究を進めています。その成果の一つが「成長の限界」です。この内容を簡単にまとめると、世界の人口は急激に増加→食糧生産はそれに追いつかない→工業化が進んで環境の汚染は許容限度を超える→原油・レアメタルなどの天然資源は底をつく…、このまま各先進諸国が経済成長を続けるならば、地球は2000年を余り多く越えない時点で破局に直面するだろうという予測。ああ恐い。

名古屋事務所で作戦会議


 県の企業立地セミナーは、東京、大阪、そして名古屋で開催されます。地元企業と秋田県や市町村の合同情報交換会で、前回もここで知り合った企業の方々と、その後もお付き合いをいただいています。
 写真は今回のセミナーを取り仕切る名古屋事務所のメンバー。自分の隣が土門さん、その隣が高橋さん、中腰にしているのが佐々木さんで、3人共に県南出身者と言うこともあって、「へばしゃ」も「んだってがぁ」もOKです。

 この打ち合わせで、名古屋事務所が入居している中日ビルでのイベントや、名古屋ドームでの「全国うまいもんフェア」について協議。また名古屋市内のデパートやスーパーを紹介いただいて、「秋田の物産がほとんど見あたらない現実の確認を」との指摘もいただきました。

 佐々木さんの同行で市内を歩いて(全く暑くて気を失いかけました)、三種町のジュンサイの瓶詰め1本を見ただけです。「現実はこんなもんです」と佐々木さん。でも、その分、可能性はこれからと思いましょう。

2010年7月5日月曜日

理由があります


 今日は名古屋で企業立地セミナーです。これが午後からなので、その前に仙北市として今後育成を考えているエネルギー産業の関係企業にごあいさつができればと考えています。20年も前から自分は「秋田県は自動車産業に進出すべき」と言い続けてきました。今後はレシプロエンジンからモーターを駆動力として走る電気自動車が主流になります。その電力源、バッテリーに興味を持っています。

 ところで先日、新聞で市町村長などの所得ランキングが発表になりました。何と自分が県内市町村長の中で一位です。何本かお電話もいただきましたが、理由があります。まず昨年の所得ですから、自分は昨年9月まで県議で、その議員報酬が大部分です。さらに議員を退職して市長選挙に出ていますが、その経費が必要だったので、議員積立金も全額払い戻しをしました。市長職でいただいたお金は、11月~12月分(着任後はさらに10パーセントの報酬を削減をし、あわせて20パーセント削減。副市長も教育長も削減)です。

 前に進みましょう。

※写真はJR東京駅サウスコート、小岩井農場のブースにあったデコレーションです。とっても可愛かった。

2010年7月4日日曜日

JA秋田おばこから


 先週末、JA秋田おばこから(藤村組合長理事)、スズキジムニー1台をご寄贈いただきました。秋田おばこでは大仙市・美郷町それぞれに車両の寄贈を行っています。仙北市は山間部での交通指導や遭難事案に対応できる、強~い車両が何としても必要で、かなり無理を言って4輪駆動車にしてもらって…。やっと準備が整い、仙北市役所田沢湖庁舎前で、キーの引き受け式となったものです。最大活用させていただきます。本当にありがとうございました。

夢に向かって


 今日は朝に仙北を出て、東京新橋の第一ホテルで「駒草同窓会東京支部~第53回親睦会並びに新入会員歓迎会」に参加。今春のお花見テレビCMで、角南の女子生徒に出演してもらい、それが功を奏してお花見客の出が至上第2位になったこと、また市総合産業研究所との連携で、麺恋こまち(米粉の上げ麺)づくりにご協力をいただいていること、また県立高校の市民会議の経過などをご報告しました。

 写真は、新入会員の中で、会場に足を運んでくれた7人のドリーマーです。皆さん元気いっぱい。「自分の夢の実現に向かって頑張ります」の言葉が嬉しい!!

 実は上京できないかなと思うような豪雨が昨日あって。秋田市での結婚披露宴を途中で切り上げ、角館交流センターを会場に「高校の在り方を考える市民会議」に余裕を持って戻ってきていました。が、突然の雷、そして豪雨…。すぐ角館庁舎に移動し防災関係職員と合流、その対応で6時を過ぎてしまいました。市民会議に参加できなくて申し訳ないし、豪雨の災害レベルによっては、上京も名古屋の企業誘致セミナーも断念しなければと考えていました。

ご披露宴で


 昨日は県議会でお世話になった工藤嘉範さんのご子息、工藤嘉一郎さん・恵さんの結婚ご披露宴。共に85年生まれのニューカップルは、とても初々しく、そして爽やかでした。お話を聞くと、ご披露宴が済んだ後、市役所に婚姻届を提出することになっているとか。どうして7月3日にこだわったのか…。実はこの日が嘉範さんご夫妻の結婚記念日で、親と同じ日に結婚したかったとのこと。なかなかナイお話です。

 嘉範さんのお父さんは、同じく県議会でご指導をいただいた嘉左衛門さんですが、嘉左衛門さんが一番嬉しそうだったかな。

 写真は、新郎の嘉一郎さんが飛び入り参加で、歌って踊っている様子。何だっけ、あの歌…。「いつも▲○■※~で頑張る父さん~」。聞いていて元気が出てきて、もう少しでステージに上がってしまうところでした。

2010年7月1日木曜日

子ども達からむし歯をなくそう


 仙北市の子ども達は、秋田県内でもむし歯の罹患率が高く、また秋田県は国内でも屈指のむし歯県なんだそうで、あれっ?、と言うことは仙北市の子ども達は、国内でも高レベルでむし歯に罹患していることになります。これは大変だと、今回「第1回仙北市むし歯対策戦略会議」を開催させてもらいました。参加した皆さんは、市内各保育園の園長さんや栄養士さん、保育士さん、また小学校や中学校の養護教諭の皆さん、そして市内で開業している歯科医師さん達。特に歯科医師さん達はほとんど集まってくれて感謝、感謝でした。

 大曲仙北歯科医師会公衆衛生理事の石川円歯科医師は、講話で「子ども達の生活習慣を改善する必要がある。世帯の所得など経済的側面も要因に考えられる」と説き、この後実施したグループワークでも、参加いただいた皆さんから同様のまとめ報告がありました。