2019年12月31日火曜日

新たなる希望


 1977年、真っ暗な映画館でルークやレイア、R-2D2、C-3POと出会いました。スター・ウォーズにはそれぞれ副題が付きます。エピソード4は〝A New Hope〟(邦題は新たなる希望)です。あれから42年が経ちました。

 ジョージ・ルーカスは、スター・ウォーズシリーズを全9話で構成しました。映画化の順番がエピソード4・5・6、次が1・2・3、その後に7・8・9だったのは、「4が最も商業受けしそうな内容だったこと、当時の特撮技術でも何とか映像化が見込めたことがあった」と話しています。その他にもローグ・ワン、ハン・ソロなど関連作品があります。シリーズもスピンオフ映画も、アニメのクローン・ウォーズも大好きです。今回、最終話のエピソード9〝The Rise of Skywalker〟(邦題はスカイウォーカーの夜明け)も「遠い昔、遥か彼方の銀河系で…」のオープニングで始まりました。その途端、私は17歳の高校生です。

 エピソード9で、スカイウォーカー家の物語は完結しましたが、2022年から新スター・ウォーズシリーズが公開されるそうです。2019年、59歳の大晦日、また、新たなる希望をいただきました。

2019年12月29日日曜日

年末のごあいさつ


 12月29日、晴天、積雪深0㎝。自車であちこち走っています。ヒーターが壊れていますが寒くありません。

 仕事のこと、身の回りの出来ごと、浮かんだ思い…、日記のようにアップしたブログは、2019年は今日現在で289本。そのブログとフェイスブックは連動しています。そこで、何に“いいね”をたくさんいただいたか、上位10本を調べてみました。結果は下記の通りです。

・外国人が選ぶ温泉に乳頭温泉郷!(2月17日)759
・チコちゃんと(12月25日)686
・今年は特別な角館の桜まつりです(3月4日)600
・じゃらんで乳頭温泉郷が第1位(12月11日)568
・皆さんに感謝感謝です!(2月25日)537
・新たな挑戦に躊躇しない(1月1日)525
・あす上桧木内の紙風船上げ(2月9日)525
・幸せな未来を手にできますように(3月1日)517
・ありがとう田沢湖マラソン(9月16日)509
・秋田内陸線で新春座談会(1月6日)508

 どれもが、嬉しいこと、変化する時代の可能性、感謝の思いでした。もちろん辛いことも多かったのですが…、いつも周囲の皆さんが助けてくれました。本当にありがとうございました。2020年もよろしくお願いします。

2019年12月25日水曜日

チコちゃんと


 チコちゃんとベンチでデート。でも好き過ぎて目を合わせることができません。そして、私ったらなんて小顔なんでしょう…。

 場所は東京駅近くの丸ビルエントランス。ご近所のホテルで経済団体の皆さんと意見交換をした後、お昼ご飯に出かけて遭遇しました。嬉しい!。

2019年12月23日月曜日

仙北市の今年の一文字は「進」


 今年最後の記者懇談会(記者会見)。今年の一文字は「進」です。時代が平成から令和に進み、良い意味でも、また深刻化した幾つかでも、「進」を感じた1年でした。

 私は「子ども達の頑張りが市民を元気づけてくれた。7月の生保内中学校・豊成中学校の合同チームの全県野球大会出場、角館中学校女子バスケットボールチームの全国大会出場などがあった。これまで抱えてきた課題の解決で、3月に総合給食センター、8月に新角館庁舎の建設事業にも着手できた。観光対策では日本版DMO候補法人の設立があった。一方で深刻化する課題も幾つか見えた。高齢化比率は42.8%、有効求人倍率は1.95%、経常収支比率は99.5%と硬直化が進んだ」、とお話ししました。

 また、年明け後に予定をしている、子ども議会(1月8日)、東北SDGs未来都市サミット・シンポジウムin仙北市(1月16日)、冬季山岳遭難救助訓練(1月24日)などの行事内容を説明しました。年末年始も行事は多数です。

2019年12月22日日曜日

みんなでメリークリスマス!


 「サンタが俺らほさやってくる!~クリスマスファミリーコンサート~」。今年も盛り上がりました。子ども達が楽しそうで本当に良かった!。

 コンサートは実行委の主催。仙北市角館出身のha-jさん(作曲・編曲・作詞家)と吹谷禎一郎さん(ジャズベース奏者)が、プロのミュージシャン達に呼びかけて始まりました。昼の部のキッズ向け、夜の部のオトナ向けと2部で構成されています。
 私もお手伝いに行きましたが、こんなに贅沢なステージショー、気軽に子ども達やカップルが楽しめるなんて…、かなり贅沢なことです。

 ミュージシャンの皆さん、ありがとうございました。また、コンサートを支えてくれた市民の皆さん、ありがとうございました。メリークリスマス!。

2019年12月20日金曜日

市議会12月定例会が閉会しました



 11月29日に開会した仙北市議会が閉会しました。本日に追加提案した補正予算案(ふるさと納税など)も含め、執行部が提案した案件は全て可決となりました。私は閉会にあたり、次の報告を行いました。


①介護老人保健施設にしき園の今後の在り方を協議した同園運営検討委員会(写真:市川晋一委員長)から、12月16日に提言書を受け取った。当分は市直営を継続して経営改善に取り組むこと。ただし向こう3年を目処に再検討を行うことなどの内容。
②議会開会中に2件の火災が発生。第8分団では特別警戒の広報を行っている。雪下ろし作業で亡くなった事案も発生している。ご冥福をお祈りする。
③冬期間のドクターヘリの発着場を、桜並木駐車場の一部に変更した。
④民政児童委員・主任児童委員の改選があり、新任10人・再任88人に厚生労働大臣から委嘱状の伝達があった。
⑤仙北水力発電(株)が、田沢湖地区内2ヶ所で小水力発電所の建設を行う予定。試運転は2021年の春と伺った。
⑥東京五輪・パラリンピック大会で、角館武家屋敷通りを中心に聖火リレーが実施される。また、橋本五輪相から仙北市が共生社会ホストタウンに登録となった発表があった。
⑦生保内中学校で7月に職員が亡くなった事案について、先日の県議会教育公安委員会の席上で、県教育庁から同校内で校長によるパワハラがあったとの報告があった。県教育庁には、これまでの仙北市・市教委の調査結果を真摯に受け止めていただいた。



 最後に、「令和元年も残すところあと僅かです。市民の皆さま、議会の皆さまに心から感謝を申し上げます。穏やかな年の暮れ、希望あふれる年の初めとなるようご祈念申し上げます」と、お話ししました。

2019年12月19日木曜日

新幹線を活用した物資輸送



 10月、私は農林水産省の食品流通合理化検討委員会で、〝新幹線は物流動脈になり得る〟と発言しました。不勉強を露呈しますが、既にJR各社は取組みを進めていました。

 先日は、大宮で開催された秋田県のイベントに、秋田新幹線でセリやマイタケが試験輸送されました。それより以前、東北新幹線で宮城県の農産物を首都圏に輸送しています。さらにそれより以前、北陸新幹線が長野県のあんずを運んでいます。これらは2018年6月の「日本郵便とJR東日本の地域・社会の活性化に関する協定」に基づく取組みのようです。同様の試みは九州新幹線(JR九州)でも行われています。

 トラック輸送など自動車運送業界は、ドライバーの人手不足が深刻です。新幹線を活用した物資輸送は、自動車運送業界の負担や環境の負荷を軽減する手法として有効で、早期の実運用が必要だと思っています。

台湾師範大附属高級中学の皆さんをお迎えしています



 台湾の各校と市内3校(角館高校・角館中学校・生保内中学校)は、姉妹校提携を結び毎年の往来が続きます。昨日は台湾師範大附属高級中学の皆さんなど38人をお迎えしました。

 2日にわたって仙北市内の農家民宿に泊まり、農業体験はもちろん、市内の歴史文化、観光産業などを学びます。メイン行事は姉妹校の角館高校との交流会です。授業やクラブ活動、地域活動などが予定されています。角館高校の子ども達にとっては、1ヶ月前お世話になった(台湾に修学旅行)皆さんへ感謝の思いをお伝えできる絶好の機会です。頑張って。

 台湾の皆さん、雪がほとんどなくて少し残念そう。明日は田沢湖スキー場のスキー場開きですが、颯爽とゲレンデを滑り降りるデモ・スキー、できるかなあ…。
※写真はホームスティする農家民宿の皆さんとの対面式。


2019年12月18日水曜日

角館武家屋敷通りで聖火リレー



 2020東京五輪・パラリンピック大会で、秋田県内では14市町村171区間で聖火リレーが行われます。仙北市内は6月9日、角館の武家屋敷通りを中心とした約2.2キロ、13人の聖火リレーです。


 昨日、同大会組織委員会と聖火リレー県実行委員会が発表しました。誰が聖火ランナーに決定したのか、どこを走るのかなど、実行委員会の発表は限定的です。秋田ノーザンハピネッツ社所属の髙橋靖彦さん(ラート競技世界王者:仙北市出身)や、元祖爆笑王さん(放送作家:能代市出身)などは、スポンサー企業の枠で起用が決定したとの報道がありました。また県公募枠の25人も昨日発表になりました。この後も、大会枠だったりタレント枠だったり、様々な選考が続くようです。
 また、橋本聖子五輪相は昨日、仙北市が2020東京五輪・パラリンピック大会の取組みで、仙北市を共生社会ホストタウンに追加登録したと発表しました。頑張ります。


《6月9日の聖火リレー》
湯沢市→横手市→由利本荘市→美郷町→大仙市→仙北市→秋田市
《6月10日の聖火リレー》
潟上市→八郎潟町→大潟村→能代市→大館市→男鹿市→鹿角市
※写真は聖火ランナー走る緑ふる武家屋敷通り。


2019年12月17日火曜日

仙北市でワーケーションが始まります


 右から、わらび座の今村晋介取締役、NECプラットフォームソリューションの本永実事業部長、私、東北ITbook社の伊嶋謙二取締役。仙北市でワーケーションが始まります。

 ワーケーションは、ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を合わせた造語。働き方改革の1つの手法です。先月、別府温泉アカデミアで事例発表があり、可能性を強く感じていました。わらび座でのワーケーションは、ミュージカル鑑賞や演劇体験でコミュニケーション力を身に着ける内容。この成果実証にNECの皆さんが参加してくれました。本当に高い評価をいただいています。ありがとうございます。仙北市は今後もワーケーションの多様化を進めます。ご要望のあった温泉ワーケーション・里山ワーケーションなどの準備も進めます。

 ところで、今回の取組みでもう1つ重要な機能が実現しました。わらび座に東北ITbook社のサテライトオフィスがオープンし、ここが仙北市のスタートアップ支援拠点センターになります。起業を目指す市民のサポートセンターです。年明けに業務開始の予定です。

2019年12月16日月曜日

あきたふるさとCM大賞で審査員特別賞


 秋田朝日放送の第17回あきたふるさとCM大賞で、角館高校放送部(菅原駿治代表)と桧木内中学校有志が共同制作した「子供が夢を見そして持てる未来へ」が審査員特別賞を受賞しました。

 県内25の全市町村がエントリー。仙北市は2度目の特別賞の受賞です。市内各地でロケを行う徹底ぶりで、「何年経っても変わらない美しい景色と人の営み、いつまでも美しいままで、あなたを待っています」とのナレーション。さらに若者の手で自然を未来に繋げよう、そんな決意が読み取れる映像などメッセージ性の高い作品です。

 CMは来年1年間50回放送されます。また審査会の様子は、12月30日(月)の12時から13時30分まで再放送が決定しました。皆さんお見逃しなく。 
 https://www.aab-tv.co.jp/cm/movie/senboku2019.php

2019年12月14日土曜日

まちづくり日記「アネコムシは知っている」


 広報せんぼくに連載中のまちづくり日記です。12月16日号は、誰?の降雪予測があたるのか、それは科学か言い伝えか…、そんな内容です。お時間のあるときにお読みください。


 気象庁が先ごろ発表した今冬の降雪予測は、「暖冬で平年よりも少なめ」とのことです。少しホッとしました。でも…、雪が少ないことで仕事が減って、それが経営圧迫の要因になる業界もあります。スキー場や除雪・排雪作業にあたる事業所等では、切実な関心事でしょう。一方で、極端に少ないと春になってから水不足も心配です。農業者にとって死活問題です。市のお財布事情を考えれば、もちろん少ない方がありがたいのですが、こちらを立てれば向こう様が立たずです。世の中、結構こんなバランスでできているような気がします。どうか塩梅良く降ってもらいたいと…。

 秋田県内では、昔からアネコムシ(カメムシ・ヒメコムシ・ヘッピリムシ)が多いと大雪になると言われています。今年は我が家は本当に多く、シャツを着るときなど最大注意が必要です。古くてガタガタの家などはそんなものだと諦めてもいます。そして寒い冬を生き抜く同士として、多少の仲間意識も感じます。ですから、アネコムシの大雪予測能力を何となく信じています。

 もう一つ、カマキリも大雪を予測する力があると言われています。カマキリの巣が草や木の枝の高いところにあれば大雪、低いところにあれば雪は少ないと言われています。そこで様々な会でご来場の皆さんにお聞きしました。すると、「去年と同じだった」とか、「今年は巣を見なかった」とか、「冬は雪が降るもんだ」とか、ほとんど説得力のある証言がありませんでした。そこで、インターネットで調べて見たら、ビックリです。カマキリの大雪予測能力について、科学的な分析を試みた学者さんの何と多いことか…。しかし、私が見る限りこの説も賛否が分かれています。

 このカマキリの巣の大雪予測をブログに書いたら、カマキリの巣を見たい、それは毎年同じ場所にあるのか、などの問合せが複数件ありました。少し悪ノリして、大雪予測カマキリの巣探検ツアーを検討していると回答したら、「ぜひ参加したい」との返事もありました。気象庁が正しいか、アネコムシが正しいか、それともカマキリが正しいか、それは来春になれば判ります。

2019年12月13日金曜日

山神様に感謝して



 仙北市内でクマ肉(缶詰)の販売が始まっています。ハートハーブやクリオン等で取り扱っているほか、来週からは、ふるさと納税の返礼品にも登場します。食べる時は山神様に感謝していただきます。

 有害駆除で捕獲したクマ肉が原料です。市内では4月以降、クマ53頭、サル2頭、カラス21羽、キジバト10羽を有害駆除しました。今年10月、ジビエ用の食肉加工施設(田沢湖ジビエの会)が完成し、ここで醤油や味噌、ショウガなどで味付けして缶詰を製造しています。美味しいです。125グラム(1,500円)と250グラム(2,500円)の2種類があります。尊い生命をいただく代わりに肉や全ての部位を使い切る、そんなマタギ精神が流れています。

 ふるさと納税の返礼品で、クマ肉(缶詰)は珍しいそうです。地元のホテルやレストランなどから、クマ肉の料理を提供したいとのお話もお聞きしています。
※缶詰の販売で必要な表記もれがありました。現在は改善のため出荷を控えています。ご迷惑をおかけします。

2019年12月12日木曜日

ニッポンぶらり鉄道旅で吉田の藁人形


 NHKのBSプレミアム「ニッポンぶらり鉄道旅」で、仙北市西木町吉田の藁人形が紹介されました。見逃した方、14日(土)7時45分からの再放送をご覧ください。

 吉田は西木町下桧木内にある集落(全37戸)です。お米を収穫した後、集落が総出で藁人形を作り替えます。同じ伝統は近接の畑中集落にもありますが、畑中ではお仁王様と呼んでいます。市外に行くと鹿島様と呼ぶ場所もあります。呼び名は違いますが、集落に疫病など入らぬよう、また五穀豊穣や集落安全を願う道祖神です。

 2年前の10月末、吉田集落を訪ねて藁人形作りを見学しました(集合写真はその時に撮影しました)。冷たい雨の中の作業で大変そうでした。藁人形作りのそれぞれの工程が、昔から伝わる藁細工の技法です。この技術、途絶えさせてはいけません。

2019年12月11日水曜日

じゃらんランキングで乳頭温泉郷が初の第1位!



 旅行サイトじゃらんnet会員1万1,488人を対象に、「じゃらん人気温泉地ランキング2020」が実施されました。その結果、仙北市の乳頭温泉郷が部門別で初の全国1位に輝きました。


 部門は「全国あこがれ温泉地」(まだ行ったことがなく、一度行ってみたいと思っている温泉地)です。調査開始以来初めて1位が入れ替わりました。過去13回は湯布院温泉でした。
1位 乳頭温泉郷(秋田県) 2,001票(前年2位)
2位 由布院温泉(大分県) 1,865票(前年1位)
3位 草津温泉 (群馬県) 1,822票(前年3位)



 ちなみに、全国温泉地満足度ランキング(最近1年間に行ったことがある温泉地のうち満足した温泉地)でも、乳頭温泉郷はベスト3に入っています。
1位 奥飛騨温泉郷(岐阜県) 96.0%
2位 野沢温泉  (長野県) 95.3%
3位 乳頭温泉郷 (秋田県) 95.1%



 なお総合部門(これまでに行ったことがある温泉地で、もう一度行ってみたい温泉地)の順位は次の通りです。箱根温泉、草津温泉、登別温泉、みんな素敵です。はい、まだまだ頑張れます!。
1位 箱根温泉(神奈川県) 2,053票(前年1位)
2位 草津温泉(群馬県) 1,967票(前年2位)
3位 登別温泉(北海道) 1,501票(前年3位)


2019年12月10日火曜日

仙北市議会12月定例会の一般質問②


 市議会は本会議が続いています。一般質問の2日目は平岡裕子議員、阿部則比古議員(市民クラブ)、高橋輝彦議員(蒼生会)、真崎寿浩議員(蒼生会)の4氏です。特徴的な質疑を概要でご紹介します。

【平岡裕子議員】
Q.地域公共交通について、循環バスの定時走行や路線延長は?。内陸線の角館発の最終時刻を見直しての飲食店活性化は?。デマンドタクシーや免許返納者の回数券交付は?。
A.角館町内に循環バスを新設する計画(平成28年度計画)を立てた。しかし実現にあたって膨大な時間と経費が嵩むことが判明し、スマイルバス八割線6便から、2便を循環バスとして運行している。内陸線のダイヤはJRやバス会社のダイヤと連動しているが、次の内陸線の会議でご相談したい。デマンドタクシーは何より地元の皆さんのニーズ・要望に応えたい。免許返納者への補助券は利用者が増えてきたが、制度の見直しを行いたい。

【阿部則比古議員(市民クラブ)】
Q.田沢湖の水質浄化は仙北市、仙北市民のみならず多くの方々の積年の悲願。しかし今般の水素生成実験は、湖水のさらなる汚濁を促進する行為だ。一体何を考えているか。
A.東北大学が進める廃アルミニウムの水素生成は、玉川温泉水をエネルギーとして活用しようというもの。さらに同大学では石灰岩に代わる岩石での中和や、レアメタル等の選択抽出など、玉川の浄化も同時検討が行われている。先日、市内で開催の研究チームの報告会で触れていたが、廃アルミニウムの水素生成が環境に悪影響を及ぼすことはあってはならない。水酸化アルミニウムなど、副次的な背有為生物の田沢湖への排出もありえない。

【高橋輝彦議員(蒼生会)】
Q.将来に持続可能な仙北市とする取組みの中、田沢湖黒沢の工業団地への企業誘致について、現状でどのくらい進展をしているものか。最新の状況を伺う。
A.来年3月を目処に、民間企業が現地法人を設立し水耕栽培による植物工場の計画が進んでいる。事業規模は敷地面積約10,000㎡、建物面積4,200㎡、延床面積4,700㎡の鉄骨造2階建構造で、事業費は約25億円。生産規模は年間約680t(リーフレタス換算で約520万株)を想定。国の「強い農業・担い手づくり総合支援交付金」の採択に向け県と連携し作業中だ。市役所内でも部局を横断したプロジェクト体制を敷いて対応している。

【真崎寿浩議員(蒼生会)】
Q.市の観光事業の批判を耳にした。宝の持ち腐れとまで言われた。観光事業者以外の例えば農業者など、観光に対する意識改革が必要だ。どのように取組もうと考えているか。
A.大変に難しい質問だ。しかしご批判の声は可能性を示唆いただいたと受け止めて、その思いに答える努力が必要だと思う。いま日本版DMO候補法人から、本法人の登録に向け準備が着々と進んでいる。準備の過程で高校生とのワークショップなど、多くの若者や市の観光に携わっていない方々の意見交換が行われたと聞く。そんな積み重ねを丁寧に続けることが重要だ。市民が観光に関わる場面づくり、役割づくりにご協力をいただきたい。
※内陸縦貫鉄道の写真は同社HPフォトギャラリーより。

2019年12月9日月曜日

仙北市議会12月定例会の一般質問①



 仙北市議会の12月定例会は、今日から一般質問が始まりました。初日は髙橋豪議員(蒼生会)、武藤義彦議員(〃)、小木田隆議員(市民クラブ)、熊谷一夫議員の4氏です。特徴的な質疑を概要版でお知らせします。


【髙橋豪議員(蒼生会)】
Q.仙北市の2つの病院は、先ごろの厚生労働省が発表した再編病院424病院には含まれてはいないが、厳しい経営が続いている。公立病院の現状と今後、病後児保育の対応は。
A.厳しい経営が続いている。2つの病院を今の姿のままで続けることには無理がある。しかし、市民に寄り添う医療が仙北市の医療の目指す姿で、この考えに一片の揺るぎもない。医療の再構築を進める。既に病院自らが抜本的な経営の見直し作業に入っている。市は全力で改革を支え、協議を加速する場の拡充と強化、工程管理の組織や人事の検討に着手した。病後児保育については、病院・診療所等をベースにできる限り早く実現したい。



【武藤義彦議員(蒼生会)】
Q.災害対策について伺う。ハザードマップの周知が不足していないか。自主防災組織の組織化が遅れていないか。市役所職員の消防団入団を進めることはできないか。
A.ハザードマップについては、秋田県が玉川と桧木内川の最大浸水想定域を見直したり、土砂災害警戒区域を新たに盛り込んだりしている。来年度に新マップの作成に取りかかりたい。自主防災組織は現在33組織で、計画の40組織を下回っている。防災対策は喫緊の課題で、地域に在住する市役所の職員に立ち上げ支援を担ってもらう仕組みをつくる。消防団の入団については、市としても積極的に入団促進に関わりを持ちたい。


【小木田隆議員(市民クラブ)】
Q.令和2年度の当初予算編成は大変に厳しいものになると思う。大型事業が続き、交付金は削減され、財政の健全性は維持できるのか。
A.来年度当初予算は、既存事業の廃止、統合・縮減も含めて、歳出に徹底して切り込む。現状で歳入歳出の不均衡額は約50億円で辛い査定だ。予算編成は事前に廃止を検討する30事業、統合・縮減を検討する110事業を洗い出し、それを議論の踏み台にしている。それを全てカットしても届かない。一方で庁舎建設、給食センター建設、会計年度任用職員等の費用は確実に計上しないといけない。その上で健全化を維持する作業になる。


【熊谷一夫議員】
Q.兵庫県の丹波篠山市を視察した。獣害対策が大変だと聞いたが、ジビエ料理の原料としても活用していて喜んでもらっているという。仙北市でもそんな対応ができないか。
A.これまでの仙北市の対応は、クマ被害を防止することが最大優先課題になっている。近年は有害駆除で命をいただいたクマの有効活用が話題になり、加工施設建設に対する応援を財産区や市で行った。猟期が始まっていて加工施設での処理はクマ1頭と聞く。来年はスタート時点から市内全域の有害駆除の処理を行うと聞いている。クマ肉の活用について、既に市内3事業所から引き合いがある。ふるさと納税の返礼品に加える準備も進めている。


2019年12月8日日曜日

帰ってきた青春と文化祭


 2020年の上半期…、牡羊座は「ブチギレのあなたに見える新しい景色」、牡牛座は「私は100℃、あなたの温度は何℃?」、双子座は「人生のつくり直し」…、しいたけさんの占いは独特です。

 ファッション情報を発信するVOGUE GIRL。その占いチャンネルで大人気のしいたけさん。当たると評判(私の周りにもいるいる)で、少し難解です。表現が独特で読み過ごしできません。私は獅子座ですが、しいたけさんの占いでは、来年上半期は「帰ってきた青春と文化祭」です。この言葉使い、かなり気に入りました。青春ドラマのような上半期、そしてオモチャ箱をひっくり返す文化祭…。勝手にワクワクドキドキな仙北市をイメージしています。

 でも、いったい何が起こるんでしょう。

2019年12月6日金曜日

出前まちづくり懇談会って?


 夕方から年内最後の「出前まちづくり懇談会(まち懇)」。今回のテーマは田沢湖神代地区の市道改良です。地域の皆さんから様々なアイディアをいただきました。ありがとうございました。

 まち懇は、グループ有志の会から町内会の総会まで、ご要望のテーマで市の取組みや将来構想などをお話し、一緒に仙北市のまちづくりを考える懇談会です。私、それにテーマに関係する部局職員が皆さんの指定する会場にお伺いします。日程調整に多少の時間が必要ですが、これまではリクエストに必ずお応えできています。平日に限らず、土・日・祝祭日も可能な限り対応しています。お気軽にご用命ください。

 お問い合せなどは下記まで。
〒014-1298 秋田県仙北市田沢湖生保内字宮ノ後30
仙北市役所総務部総務課
電話:0187-43-1111
https://www.city.semboku.akita.jp/government/mayor/matidukuri.html

2019年12月5日木曜日

12月9日の「帰れマンデー見っけ隊!!」は…


 テレビ朝日の「帰れマンデー見っけ隊!!」、9日の「秘境路線バスに乗って飲食店を見つける旅バスサンド」で、仙北市が登場します。皆さんご覧ください。

 今回、サンドウィッチマンさんと一緒に仙北市を旅するメンバーは、Perfumeのかしゆかさん、若手俳優の成田凌さん、いとうあさこさん、です。私は撮影当日、欧風レストランKAEDE(田沢湖)でロケ隊を偶然お見かけしました。ここでグランビアの生ハム感謝祭が開催中でした。

 小雨の中、サンドウィッチマンさんなどが、子ども達と楽しそうに道路を歩いている姿をお見かけしました。目的地は乳頭温泉郷だったんですねぇ。そしてゴールは…。

今年も「サンタが俺らほさやってくる!」



 昨年初めて開催し、大・大・大好評だった「サンタが俺らほさやってくる!Xmasファミリーコンサート」。やったあ!、今年もサンタが仙北市にやってきます。皆さんのご来場をお待ちしています。


 仙北市出身のアーティストなどで立ち上げた実行委員会(ha-jさん・吹谷禎一郎さん他)が主催です。ゲストも多彩で、大木彩乃さん、酒井ミキオさん、藤田ゆうみんさん、ウタトエスタジオさん、石田洋介さん、出口たかしさん、渡辺純也さん、能美新さん、新谷健介オノマトペさん…などなど。昼の部は子ども向け、夜の部は大人向けで、全席自由です。
●日 時 12月23日(日)
 昼の部 開場12時 開演13時
 夜の部 開場18時 開演18時30分
●会 場 角館樺細工伝承館
●入場料 昼の部→予約したら誰でも1,000円
                  当日券は大人も子どもも1,500円
         未就学児は膝上無料
                 夜の部→予約した大人(中学以上)は1,500円
         予約した子どもは1,000円
         当日券の大人は2,000円
         当日券の子どもは1,500円
         未就学児は膝上無料
※詳しくはWebで。


2019年12月3日火曜日

子ども達と水素社会の未来



 東北大学大学院環境科学研究科と生保内中学校3年生の皆さんが、玉川温泉の温泉水と廃材アルミニウムを反応させ、二酸化炭素を出さずに水素を生成する実験を行いました。


 子ども達は、地元の温泉から水素が生成されることや、その水素で発電した電力が発光ダイオードを点灯させる実験に興味津々の様子でした。この後、会場を中学校から開発センターに移動し、実験の成果や生成した水素の活用法などについて、市民報告会が開催されました。同研究科長の土屋範芳教授からは、この電力を小型ドローンの燃料に活用するなど活用手法の提案もありました。


 国では、二酸化炭素の排出量を2050年に80%まで削減する目標を立て、最終的には温室効果ガス“ゼロ”の「脱炭素社会」を実現するとしています。これは相当にハードルの高い目標です。子ども達が社会のリーダーで活躍している未来に、水素社会が実現できるかどうか…、全く今の大人の本気度にかかっています。

2019年12月1日日曜日

ガンバレ上小阿仁!、ガンバレ自動運転!


 上小阿仁村では、昨日から自動運転の実サービスが始まりました。役場や診療所などを結びます。過疎地の移動手段確保で大きな一歩です。ガンバレ上小阿仁!、ガンバレ自動運転!。

 国土交通省が主導し地元NPO法人が運営するそうです。ヤマハ製の7人乗りEVが、電磁誘導線の埋め込まれた道路上をなぞって走行する仕掛けで、全く不安感がないとの報道にワクワクしています。4キロの区間を1回200円の運賃で走るそうです。私も早く乗ってみたい!。この成功事例が全県・全国に広がって、過疎地でも、また免許を返納した高齢者などが不安なく住み続けることができるよう、そんな公共交通機関に育って欲しいと思います。

 神奈川県相模原市では、SBドライブ(SoftBank系)が新たなシステム開発を進めています。素晴らしい取組みが続いています。仙北市では3年前、日本で初めて公道で自動運転バスの運行サービス実験を実施し、現在は市内の特定地域で自動運転のデータ取得に取組んでいます。自動運転の技術は実用化レベルと聞きます。法制度の整備や民間事業者の確保などを加速しないと…。

2019年11月29日金曜日

市議会12月定例会が始まりました



 市議会12月定例会が始まりました。会期は12月20日までの22日間です。条例12件、予算9件、指定管理1件、人事2件、その他2件の計26件です。以下は市政報告ですが、項目を箇条書きしたのでご一読ください。


①秋の叙勲受章者で千葉勇さん(教育功労・瑞宝双光章)、林崎久さん(消防功労・瑞宝単光章)、加古信夫さん(防衛功労・瑞宝双光章)、及川克三さん(警察功労・瑞宝単光章)、秋の褒章受章者で上卒田集落会(環境美化:緑綬褒章)、県文化功労者表彰で佐藤和志さん(観光振興)、県自治功労者表彰で八栁良太郎さん(自治功労)に栄誉。
②一般会計補正は第3号は約33万円(人勧分)、第4号は約4億900万円(ふるさと納税増加分、保健事業、中小企業活性化支援事業など)。
③新角館庁舎の工事進捗率は8.6%。
④ふるさと納税が好調で9月・10月は全県トップで年度末6億円に目標を上方修正。
⑤桧木内と田沢でドローンの物資輸送実験を実施。
⑥12月から自動走行を目指しモビリティAIのデータ取りを開始し、1月からはデマンドタクシーのスマートフォン予約開始(いずれも白岩地区)。
⑦来年度は地域おこし協力隊でDMOとインバウンドの推進者を公募したい。
⑧(株)渡辺佐文建築設計事務所との和解金訴訟は来年1月17日に判決。
⑨市の第3セクターの経営統合など抜本的な改革も視野にアドバイザーを委嘱したい。
⑩9月27日に桧木内で遭難事案が発生したが無事発見。10月8日に梅沢で住宅を含む4棟が全焼する火災発生。10月9日に北秋田市小又峡で市民の遭難事案が発生し2日後に下流でご遺体で発見。10月12日~13日に台風19号。10月29日に小松で行方不明事案が発生し現在も発見できていない。11月26日に広久内で作業小屋兼車庫が全焼する火災が発生。
⑪10月末市税等の滞納繰越分収納率は、普通税が前年同月比で3.3ポイント減の11.5%、国保税が0.3ポイント増の21.1%、後期高齢医療保険が2.8ポイント減の22.4%、現年分は普通税が0.7ポイント増の76.9%、国保税が1.8ポイント増の50.8%、後期高齢医療保険が3.5ポイント増の60.4%だ。
⑫角館こども園をはなさき仙北に移管する方向性を持っていたが、出生者数の急激な減少や角館地区内の他の保育園の在り方も含めて再検討する検討会を設置したい。
⑬市内に5ヶ所ある診療所については、田沢診療所は閉鎖し田沢湖病院への送迎車両の運行を行いたい。神代診療所と桧木内診療所は診療日数の見直しを行いたい。
⑭国保事業の負担金の返還事案が2件ある。会計検査院の指摘が1件、そして県国保連の拠出県算定誤りだ。誠に申し訳ない。詳細について分かり次第ご報告する。
⑮抱返り紅葉祭は台風や週末の天候不順でも約5万人の入り込みがあった。台風19号の被害が2ヶ所で発生し、誓願橋付近の倒木は早期に撤去できた。回顧の滝付近の倒木は県で対応中。
⑯武家屋敷ポケットパークの公衆トイレは発注済み。
⑰JR東日本の和のゐ角館(宿泊施設)は3月16日開業予定。
⑱樺細工伝統工芸展は、伝統工芸品の部に31点、一般の部に27点。秋田県知事賞に佐藤大さんの「茶筒・網代」。
⑲(株)セレクトラは11月22日に竣工式を行った。来年1月14日から角館事業所で操業が始まると聞いている。
⑳グリーンツーリズム事業の拡大に向け、大阪市で開催したツーリズムエキスポやタイでのFITフェアに参加。昨年は市に240校、2万人の皆さんが仙北市を訪れている。教育旅行の誘致、環境学習、農業体験や文化体験の掘り起こしを続ける。
㉑市の下水道事業・集落排水事業・浄化槽事業を、令和2年度から公営企業会計の適用会計としたく関連条例を提案している。



 なお、人事案件で議会にお諮りした2件、坂本佐穂さん(教育委員:角館水ノ目沢)と堀川清澄さん(田沢財産区管理委員:田沢湖田沢)は、今日の議会で同意をいただき着任が決定しました。



2019年11月28日木曜日

楽しい物語の始まり


 「百姓は苦労するだけ」。そんな家族の話しを聞いて、農業に魅力を感じる子どもが何人いるでしょう。「この町には何もない」も、そうではないでしょう。否定ばかりでは何も生まれません。

 昨日の田沢湖あきぎん会で、ご講演いただいた鈴木輝隆さん(立正大学特任教授)、菊地伸さん(北海道東川町役場東川スタイル課長)のお話しに、強く心が動きました。鈴木先生の「非常識から新たなアイディアは生まれる。それを否定するのではなく、先ずは試してみる姿勢が大切だ」と。また菊地課長が紹介した北海道東川町は、「単独立町で写真文化首都を宣言して以降、多彩な政策や町民の努力で移住人口が増加した」と。実は、東川町を視察した市の職員から、「町民の郷土愛、町自慢がすごかった」との報告を受けていました。それで納得しました。住民は町が大好きで、そんな皆さんが移住を呼びかけたら説得力は本物です。百姓は苦労するだけ、この町には何もない…、みたいな言葉とは真逆です。

 仙北市内でも、個性的な農業を営んだり、新しくお店を開く方々などが、地域を変える力になっています。皆さん自分で選んだ場所と仕事に一生懸命です。楽しい物語は、好きとか肯定からでしか始まらないような気がします。

2019年11月27日水曜日

日本版DMOへ本登録申請を決定



 今年の3月、日本版DMOの候補法人に登録された一般社団法人・田沢湖角館観光協会は、以降、地元高校生や外部専門家にも参加をいただき、観光戦略の種だし・磨き上げ作業をしてきました。これらを始動するには…。


 そもそも日本版DMOは、「観光地を経営する視点でまちづくりを進める舵取り役」です。観光事業者だけではない市民参加が大前提で、だからこそ地域経済の再生や地方創生と連動できる取組みです。さらに仙北市の観光政策は市外・県外にも大きな影響を及ぼすため、プロジェクト推進会議には、県や銀行、また旅客・物流などの民間企業代表ほか、市外からの委員も多数参加しています。そんな皆さんや地元高校生にもご難儀をかけて、ワーキンググループを立ち上げ、マーケティング部会・プロモーション部会・受入れ体制整備部会・開発流通部会を組織して、本当に熱心な議論をいただきました。昨日のプロジェクト推進協議会で、その報告が行われた結果、目指す姿の仙北市を実現するには、日本版DMOの正式登録で各プランの始動が不可欠と、全会一致の判断に至りました。


 年末をはさみ、来年1月の登録申請に向けた準備が本格化します。これまで以上のご協力をお願いします。

2019年11月26日火曜日

お豆腐も空を飛ぶ


 お豆腐も、納豆も、もやしも、ブナシメジも、空を飛びました。グランマート田沢湖店で注文を受けた食料品をバケットに搭載し、田沢の郷駐車場から(株)成立までの約6キロメートルを、青空の中ドローンが自動飛行して…。

 先週は、農家民宿・星雪館の作りたておやきを、ドローンが地区の直売所まで空輸しました、ですから2週続けての配送実験です。どちらもイメージ通りの飛行ができました。もう技術的には実用化が可能です。でも、それを法律が規制している現実があります。航空法では無人飛行機の運用は目視で常時監視を義務づけていたり、電波法では無線電波の伝送距離を仕様上2~4キロメートルと規定していたり…。これでは実用で日常のサービス展開は無理です。

 仙北市は、高齢化と人口減少で、働き手の不足が深刻です。買い物や安定的な物流に不安を感じている市民は大勢います。それを改善できる手法の1つが先端技術の導入だと考えています。実用化に規制緩和は避けられませんが、それには実験を繰り返して安全性を証明するしかありません。
※配送実験:国交省スマートシティモデル事業
※実験者:東光鉄工株式会社

2019年11月25日月曜日

うま~い!


 この時季、周囲は美味しいものばかりです。新米、キリタンポ、田沢ながいも、とろろ飯、西明寺栗、さつまいも、柿漬け、いぶりがっこ、もちっこバイキング…。ああ、ダイエットは少しの間お休みするしかありません。

 先週の23日、田沢湖病院駐車場では「まぼろしの田沢ながいもまつり」が開催され、用意した400本がアッと言う間に売り切れました。粘りや味わいが別格で田沢地区でしか採れません。生産量も限られていて市場には出回らないことから、幻の伝統野菜と言われています。手にできた人はラッキーです。また同日、西木町の農家民宿・星雪館では、もちっこバイキングが開かれました。ゴマやキナコなどの定番はもちろん、たぶん食べたことがない梅餅や栗あん餅など17種類、副食の漬け物や総菜は14種類と充実の品揃えです。

 市内のお菓子屋さんでは、西明寺栗を使ったお菓子のバリエーションも豊富で大好評です。若い皆さんが栽培に取組んださつまいもも甘くて美味しかったなあ。さらに柿漬け、いぶりがっこの漬け込みも始まって、今から漬け上がりが楽しみです。ダイエットはお休みしようかと…。

2019年11月24日日曜日

佐藤和志さん、おめでとうございます!


 鶴の湯を経営し、乳頭温泉郷をトップブランドに育て、日本秘湯を守る会会長、観光庁観光カリスマ、田沢湖・角館観光協会会長などを歴任の佐藤和志さんが、秋田県文化功労者表彰を受賞しました。

 お祝いの会は、田沢湖ハーブガーデン「ハートハーブ」。140人の皆さんがお祝いに駆けつけました。私はごあいさつで、思い出のエピソードをご紹介しました。「~2010年の12月、山梨県富士河口湖町の西湖でクニマス発見のニュースが飛び込みました。市役所では秋田県庁に職員を走らせて情報収集をし、同時に過去2度にわたりウオンテット事業を行った関係者の皆さんと、情報の共有を進めました。その際、和志さんから、クニマスを生きて現在に繋げてくれた富士河口湖町の皆さんに、何より感謝の思いを直接お伝えすることが最初だと、そんなアドバイスをいただきました。それでクリスマスでしたが富士河口湖を訪ね、町長さんや漁協さんにお礼の思いを直接お伝えしました。あわせて田沢湖再生とクニマスの里帰りプロジェクトへのご協力を相談しました。山梨県とのお付き合いはここから始まりました~」と。

 感謝の思いで物事を始める、そんな素敵な生き方を教わりました。和志さん、とし子奥さま、ご家族の皆さま、おめでとうございます。そして、ありがとうございます。

2019年11月22日金曜日

(株)セレクトラ角館事業所が完成


 腕時計製造・時計部品製造の(株)セレクトラ(秋坂啓太郎・代表取締役)は、6月から建設を進めてきた角館事業所(仙北市角館町外ノ山)新社屋を完成させ、今日竣工式を開催しました。

 同社は平成3年に旧田沢湖町の誘致企業として進出。設立当初から国内では稀有なクリーンルームを完備し、無菌状態での時計修理・組立をしてきました。徹底した品質基準や技術力が、セイコーなど国内外メーカーから高い評価を得て受注が増加していること、また平成29年に腕時計パーツセンターを開設したこと、さらに新規事業や自然災害への対応などで新社屋が必要になっていました。

 私は竣工式で、「この新社屋の土地は市の野球場でした。セレクトラさんの角館事業所建設に転用が叶ったのは、セレクトラさんのこれまでの仕事ぶり、そして将来の可能性や雇用開発など、市民の皆さんの大きな期待感があったからです。仙北市は観光の街として有名ですが、技術を大切にするものづくりの街を目指しています。セレクトラさんにはその先頭を走ってもらいたいと思っています」とお話しをしました。
※角館事業所は向こう数年で35名まで増員する計画。
※写真は秋坂啓太郎・代表取締役ほか。

2019年11月21日木曜日

あきた結婚応援パスポートについて



 明日11月22日(いい夫婦の日)から、あきた結婚応援パスポートの交付が始まります。このパスポートは…。


 今年度4月1日以降に結婚した夫婦や、これから婚姻届を提出するカップルなど、県内の市町村窓口でもらえます。社会全体で結婚を応援をする機運を高めようと、秋田県と全県内全市町村が協働で始めました。パスポートを持っていると、協賛店舗などのお得な優待サービスが受けられます。仙北市内にも協力店舗は多数あります。さらに増やして、応援の層を厚くできたらいいなあ。どうぞ経営者・店舗運営の皆さんのご参加をお願いします。


※あきた結婚応援パスポートの詳細は下記まで。https://common3.pref.akita.lg.jp/kosodate/aiskip-info/about

2019年11月20日水曜日

カメムシとカマキリの大雪予測



 田沢湖庁舎の窓の外は雪です。このまま根雪にはならないとは思いますが…。時節柄さまざまな集会で、カメムシとカマキリの話題で盛り上がります。


 秋田生まれの皆さんだったら分かると思います。例えばカメムシ(ヒメコムシ・アネコムシ・ヘッピリムシ)が多い年は大雪だとか、例えばカマキリが巣をつくる草や枝の位置が高いと大雪だとか。で、インターネットで検索してビックリしました。随分ちゃんとした方々が、ムシの大雪予測について科学的な研究を行っています(でも結論は分かれていて悩ましい現状です)。この前、西明寺婦人会の演芸発表会で、会場の皆さんにお聞きしてみました。カメムシについては、「山が近いとか林に囲まれているとかで全く違う」とのお話し。カマキリに至っては、「去年と同じだ」「最近みないな」とのご返答でした。ある人は「冬は雪が降るもんだ」と。はい、その通りです。


 気象庁の発表は暖冬予想でした。できたら、余り大雪にはならないよう、でも水不足にもならないよう、塩梅が良い降り方でお願いしたいと、窓の外を見ながら思っています。

財務省の要望活動で


 国道13号と46号と105号の合同要望会。写真は財務省の会議室です。太田充・主計局長にお目にかかれて本当に嬉しかった…。

 要望は、国道13号については、高橋大・横手市長から横手~大曲間の4車線化の早期実現を、私からは、国道46号は局部線形改良の早期完成と重要物流道路としての高規格化の実現を、国道105号は特に大覚野峠の国直轄調査の着手に向け、これら道路財源の確保をお願いしました。
 昨年、初めて太田局長とお会いしたとき、前評判以上の人間性に深い感銘を覚えました。与野党を問わず国会議員からの信頼が厚く、「日本国に忠誠を尽くす官僚」と評価された人物です。今回も厚かましいお話をしましたが、本当に真摯なご答弁をいただきました。「これら国道の重要性は理解しています。道路財源確保のご要望は全国からもあって、先ずは国土交通省で事業や優先順位の検討、その後に財務省への予算要求ですね」と。その後の財務省作業は、国民の皆さんに理解をいただけるような予算づくりでなければいけない…、そんな信念が一言一言から感じ取れて、官僚としても人間としても魅力的です。

 財務省主計局は各省庁で最もハードな職場と聞きます。どうぞ体調を崩すことなく職務にあたってください。そして、規模は比較のしようもありませんが、仙北市の財政課も連日遅くまで来年度の予算づくりに取組んでいます。頑張ろうね。

2019年11月17日日曜日

カレーの食べ歩き⑤「杜の都の南インド」


 仙台市立病院を出て、4車線の道路の真向かいにあるカレー屋さんで夕ご飯。ここが知る人ぞ知る南インドカレーの名店・南國堂さんです。

 南インドカレー…、あまり馴染みのない領域だなあと思う人、さすがです。全国のカレー店では貴重な存在です。そもそも日本のカレーはイギリス式で、海軍で船が揺れても食べることが出来るよう、とろみが強い特徴があります(と、チコちゃんが言ってました)。インドカレーも北のカレーは濃厚でこってり系ですが、南は水っけの多いシャバシャバしたカレーが好まれているようで、使用するスパイスも北と南は全く違います。さらに相違点は、北はナンで食べるカレー、南はご飯が多いと言われていて、ご飯が大好きな私としては南インドカレーに軍配が上がってしまいます。

 南國堂のカレー食べてください。美味しいですから。
※私の今回のオーダーはチキンキーマカレーとカジキマグロのマラバールカレー。それに長ネギのコザンヌなど。ご飯は赤米と麦がブレンドされていてヘルシーです。

2019年11月15日金曜日

まちづくり日記161「今こそ地方の時代」



 広報せんぼくに連載中のまちづくり日記です。11月16日号はSNSの浸透が情報革命になって、もう東京に行かなくても夢は叶うよと、そんな内容です。お時間のあるときにお読みください。


 今まで〝地方の時代〟を感じたことはありません。実態のない流行語のように、国内にあふれた現象は何度か経験しました。例えば地方分権の推進議論で、または省庁再編や首都移転議論で、あるいは国政選挙の街頭演説などでお馴染みです。
 提唱者は、神奈川県知事だった長州一二さんだと言われています(地方自治総合研究所コラムより)。もう40年も前のことです。長州さんは横浜市が開催したシンポジウムで、「社会・経済・文化創造の在り方を地域視点で捉えながら、今後は委任型中央集権から参加型地方分権へ転換を進めることが重要」と指摘しました。その後、全国の改革派と呼ばれる行政トップが〝地方の時代〟を連呼して、多くの選挙戦で勝利を収めました。後年になり、国も小泉政権で「三位一体改革」を推進しましたが、各省庁の権益温存主義や族議員の壁に阻まれて、難産になった幾つかの政策がありました。
 しかし、現在は当時と全く違う世の中です。インターネット社会、スマホ社会の成熟が、今になって、やっと〝地方の時代〟を可能にしたと考えています。例えば、観光の領域では「八幡平ドラゴンアイ(仙北市玉川)」に訪れる海外からの観光客、大人気の秋田内陸縦貫鉄道「ごっつぉ列車」、開店と同時に売り切れになる「まぼろしの田沢ながいも」、武家屋敷通りの真っ赤なポスト…、どれも地域発信の情報で、それを観たり食べたり撮したりする目的だけで、世界中の皆さんが移動します。仕事だって、電車に揺られて会社に出勤しなくても自宅のコンピュータで十分可能です。テレワーク(インターネットを活用した時間や場所に拘らない就労形態)は、働き方改革の切り札とも言われています。仙北市では数年前から実証実験を繰り返していて、優しい自然環境、美味しい食べ物、空き家の多さ(皮肉ですが…)等で高い評価があります。もう「東京に行かなければ夢が叶わない」なんて、過去のことです。
 来年は東京オリンピック・パラリンピックです。混雑する期間、首都から地方に移って、仕事をしようと考えている民間企業のお話しを聞きます。が、私は「それってオリンピック期間に限った話しじゃないでしょ」って言っています。
※写真は田沢湖クラフト市「ゆるりマーケット」から。


2019年11月14日木曜日

JRホテルの新ブランド「和のゐ角館」来春オープン


 JR東日本秋田支社とDMO候補法人田沢湖・角館観光協会、そして仙北市の連携から、JRホテルの新ブランド「和のゐ角館(わのいかくのだて)」が誕生します。オープンは来春3月16日、しかも3棟同時のオープンです。

 コンセプトは「KURA STAY」。建造物として価値の高い3つの木造2階建蔵を、あきた角館・西宮家の前蔵は西宮家武士蔵(定員6名)に、同じく西宮家のガッコ蔵は西宮家ガッコ蔵(定員4名)に、角館しちべぇ(和風レストラン)は反物蔵(定員6名)にリノベーションの計画です。重厚で美しい角館の町並みや文化、少し足を伸ばして田沢湖や西木も思う存分楽しめます。お近くのレストランや体験工房でじっくり時間を過ごしせる、ニュータイプの滞在型観光を提案します。

 予約開始は11月18日(月)10時から。詳細はJRのホームページなどでご確認ください。

2019年11月13日水曜日

夕方、たつこが湖畔を歩く…


 先日開催の「田沢湖・姫観音像開眼80周年記念事業」で、地元の千葉治平さん(昭和40年に直木賞受賞)が書いた田沢湖風土記を読みました。その中に、伝説の湖神たつこが夕方に湖畔を歩く姿を見たとの記述があって…。

 田沢湖畔には、たつこ伝説由縁の像が4体あります。姫観音像もその中の1体で、昭和14年に建立されました。姫観音像の建立には幾つかの目的があったと伝わっています。田沢湖は電源開発と灌がい用水の確保で、上流部の玉川温泉から強酸性泉を導水し、クニマスをはじめ多くの魚族は死滅しました。この工事に携わった朝鮮からの作業員も事故で亡くなった方々がいたそうです。激変する田沢湖を憂い悲しむ湖神たつこを慰めるため、また亡くなった方々の慰霊のため、そして田沢湖の再生を願い、周辺寺院の住職達が中心となって淨財を募り、姫観音像が建立されました。

 さて、千葉治平さんの田沢湖風土記です。湖畔を歩くたつこの記述は下記の通り。
~工事が大分進んだ時のこと、夕方になってハッパの音がやみ、湖水が黒味がかり、木立ちの影がおぼろになるころ、ある鮮人の土工が、ワラダ沢の岸辺で、妖しい女を見かけたのです。女は幻のように美しく、長い髪を垂らして静かに岸辺を通っていったそうです。その土工はタッコひめではないかと気に病んで仲間に話したのですが、間もなくハッパに打たれて死んでしまいました。タッコひめが夕暮れに出現するという噂は村にも伝わってきました。湖の神聖さを汚す工事をしている者には必ずタッコひめの神罰が当るのだと私たちは信じていました。湖水を荒されるのを悲しく思ったタッコひめが岸辺をさまようのだから絶対見てはいけないと、村人たちは話していました~。

 千葉治平さんの田沢湖風土記は、たつこに会えば死んでしまうと言うショッキングな内容です。でも私は、たつこに以前から会いたいと思っていました。たつこだって、きっと現在の田沢湖再生プロジェクトに言いたいことがあるでしょうから。

2019年11月12日火曜日

おやき空を飛ぶ


 都道府県会館(都内平河町)で食品流通合理化検討会。トラックドライバーなど人材不足が深刻化する中、関係者が次世代流通の有り様を探りました。仙北市からは、今月19日と26日に実施予定のドローン空輸実験を紹介して…。

 同検討会は、全国の産地自治体と流通業界、さらに各省庁の代表で構成されています。今回、取組み事例を紹介した自治体は、青森県・新潟県・三重県(各知事)、市町村は山形県鮭川村・福井県小浜市・愛媛県八幡浜市、仙北市(各市町村長)です。私は、高速交通体系から外れた地方にも良品は多いとして、「それを国内外に流通させる前に、先ず地域内でしっかり流通する仕組みが欲しい。しかし仙北市は東京23区の約2倍の面積に匹敵する広大な面積だ。移動スーパーが頼りの集落も複数ある。人口減少・高齢化・人手不足を補うには最先端技術の導入も1つの手法」として、取組み予定のドローン空輸実験を紹介しました。1つは19日(火)朝、星雪館(西木町)と地区内の直売所間で行います。ドローンがおやきや野菜を運びます。26日(火)午後は、地元スーパーと民家の間でドローンが食材を運びます。もともとスーパーが提供してきた買い物代行宅配サービスの空輸版です。また、災害時を想定した避難所への物資輸送実験も併せて行います。これらは国のまち・ひと・しごと創生事業、スマートシティモデル事業が財源です。

 さらにヤマト運輸(株)にご協力をいただき、通常の集配ルート上に位置する生産者代表宅を立ち寄り場所にして、スーパーや直売所に生産物を代替輸送する生産者支援実験も検討中です。今後も官民連携の実証作業が続きます。

2019年11月10日日曜日

別府ONSENアカデミア


 別府市で第4回ONSENアカデミアに参加。全国の温泉・行政関係者と、2日間びっしり刺激的な議論ができました。仙北市でも開催したいです!。

 2日間で、シンポジウムが3ステージ、対談・発表・温泉会議…。会議室の外でも情報交換が続きます。それぞれのテーマも多様で、例えば外国人のお迎えやタトゥー対策、泉質効果の医学的検証、ワーケーション、新・湯治プランなどなど。私の発表は温泉会議でのヘルスケアー事業でしたが、興味のあったテーマはワーケーション議論です。ワーケーションはワーク(労働)とバケーション(休暇)の造語で、働き方改革の1つの手法と言って良いのかも知れません。これを別府では既に実証実験レベルで導入していて、それが思いもよらない効果を生み出している報告がありました。

 タトゥーについて、仙北市でも議論が始まっています。また温泉事業の在り方、入湯税の税率や使途など、本当に気付きの多い出張でした。さあ始めますよ。

太陽の家


 社会福祉法人・太陽の家(大分県別府市)を訪問しました。太陽の家は半世紀以上にわたって障がい者の職場づくりに取組み、国の政策形成にも大きな影響を与え続けています。その理念がNo Charity, but a Chance!(保護より機会を!)で…。

 15年前に訪問してから、ここは私の障がい者福祉政策の原点になりました。今回は、別府ONSENアカデミア全国温泉会議への出席が目的でしたが、何としても太陽の家の現状を直接確認したくて、温泉会議に向かう途中に立ち寄りました。突然の訪問でしたが、事務局長の宮原実乃さん、総務課長の服部直充さんに対応をいただきました。ありがとうございました。私の「15年前と現在と、太陽の家は何が変わりましたか」との質問は、実は少し意地悪な投げかけだったかも知れません。経済状況の変化で共同出資企業、例えばオムロンやソニー、ホンダやデンソー、三菱商事、富士通などが、例えば太陽の家から工場を移転したり廃止したりを行って、障がい者の雇用力が低下していないか…、そんな心配があったからです。でも、宮原事務局長のお話しに、逆に感動を覚えました。「15年前と今を比べると、ここで生活をしている人は少し減って(自立が進んだ)、働いている人は少し増えた(認識が拡大した)と思います。国の障がい者の自立支援制度も国民の意識自体も、15年前に比べたら改善が進んでいますから」と。本当です。

 アポなしの訪問と失礼な質問を恥じながら、それでも何だか嬉しくなりました。重ねて感謝を申し上げます。ありがとうございました。
※太陽の家を創設した中村裕博士は、障がい者スポーツの振興にも熱心に取組み、パラリンピック競技大会の父とも言われています。
※写真は太陽の家HPなどから。

2019年11月7日木曜日

秋田なまりの英語を話してください


 夕方、秋田・タイ王国友好協会総会に出席。特別講演で登壇した明石康さん(元国連事務次長)は、「秋田なまりの英語を話してください」と…。

 明石さんは、「国際交流はお互いを理解することが何より大事で、その重要な要素が会話です。英語は世界の共通語ですが、例えばシンガポールなまりの英語が有名なように、それぞれのお国なまりの英語で良いのです。言葉を正確に伝えることは大事です。しかし語彙や文法など、会話はそれだけで成立するものではありません。私も秋田なまりの英語です。皆さん秋田なまりの英語を話してください。むしろ文化を感じることができて、そんな姿が望ましい場面もあるのです」と。

 紛争解決に世界で活躍した明石康さん。その重要な交渉が秋田なまりの英語だったと聞いて、何だか嬉しくなりました。

2019年11月4日月曜日

山谷初男さん



 「あれ市長、今日は何よ」と、よく町内で声をかけてくれました。誰にでもそんな風に接していたんだと思います。市民には近すぎて特別な存在ではありません。でも間違いなく昭和~平成の日本演劇界を代表する俳優でした。

 角館高校の大先輩とは言うものの、テレビや映画に出る人は遠い存在です。それが、角館に「はっぽん館」(住居と芝居小屋を兼用)ができたとき、照明係がいないからと、その助手に連れて行かれて…。そこで初めて山谷初男さんとお話しが叶いました。仙北訛りが気持ちよいと思ったのは、たぶん初めてだったと思います。それからお目にかかる度にお声かけをいただきました。写真は平成26年10月の「もうひとつの国文祭in角館」で、地唄を披露している様子です。こんなに盛り上がった酒席は、後にも先にも経験がありません。

 山谷初男さんから、多くの作品と多くの思い出をいただきました。ご冥福を心からお祈り申し上げます。

2019年11月3日日曜日

力を合わせて新たな力を産み出す



 「30年前のちょうど今頃、私は京都にいました。紅葉を楽しむ旅だったのですが、しかし旅館のテレビに釘付けでした。まさにベルリンの壁が崩れようとしていました」。こんなお話しから佐々木毅さんの講演が始まりました。

 美郷町合併15周年事業の「記念講演・令和時代を生きる」で、登壇した佐々木毅さん(美郷町出身:元東京大学総長)のお話しは、さらに次のように続きます。「~あの時、世界はこれで冷戦が終わって、世界が一つになる、民主主義の世界が開けると思ったに違いありません。しかし30年が経った現在、今度はあの時と反対に壁を作るという人が出てきて(トランプ米国大統領)、経済や移民対策で世界の秩序が崩れました。これを先進国の恐怖という人もいるくらいです。もともと日本はその多くの仕組みを欧米から学んできました。議会制度はイギリスからの導入です。でも今はイギリス議会に学べと、それを学生に言える状況ではありません(イギリスのEU離脱と議会の混乱)。日本の政治や社会は、もう少しステップを上げたレベルの勉強が必要です。市民も努力して、行政の政策を応援する、力を合わせ、今までの力とは違う新たな力を産み出すことです~」。

 一言一言が身にしみる講演会でした。ありがとうございました。美郷町15周年と佐々木毅さんの文化勲章受賞、本当におめでとうございます。

2019年11月1日金曜日

椎名其二(しいなそのじ)さんの生涯



 椎名其二さんは、ファーブル昆虫記の翻訳者で角館のご出身です。青年時代に日本を飛び出し、欧米で自分の生き道を探し続けました。その生涯を豊富な資料で紹介する「椎名其二展」を開催中です。新潮社記念文学館をお訪ねください。


 椎名さんは明治20年、当時の角館町田町に生まれました。秋田中学から慶応に進み、その後は早稲田大学に入学するも中退。アメリカのミズリー州立大学で新聞学科に学び、各地で新聞記者生活を過ごした後、農業を志してフランスへ。帰国時にはマリー夫人と長男が一緒で、角館のご実家では、夫人や一家が過ごしやすいよう洋館をつくった話が伝わっています。その後は上京し、早稲田大学で教鞭を執りながら、大杉栄の後を受けてファーブル昆虫記を翻訳しました。昭和2年、再びフランスに渡り、戦時中はレジスタンス活動に加わった記録もあります。終戦後、製本業を営み多くの文化人と交流し、74歳のときパリで亡くなりました。今回の展示は福屋靖子さん、福井和世さん、相澤マキさん、ほか多くの機関のご協力で開催が叶いました。ありがとうございました。


『新潮社記念文学館~椎名其二展~』
●期 間 10月29日~4月3日
●場 所 仙北市角館・新潮社記念文学館
●観覧料 大人(高校生以上)300円
     小・中学生150円
     仙北市民は無料
※お問合せは0187-43-3333まで。


2019年10月31日木曜日

カレーの食べ歩き④「ユーミンと盛岡」



 さあ、またまたカレーのお話しです。「緑の町に舞い降りて」で、〝モリオカという響きがロシア語みたいだった〟と歌った松任谷由実(ユーミン)。盛岡はユーミンを感じる街、そしてカレーが美味しい街です。


 ユーミン自身、絶対にカレー好きです(本人確認はできていませんけど…)。この前はツイッターでカレーちゃんこをアップしてました。かなり前ですが、ハウス食品(株)プライムカレーのCMソングが「まぶしい草野球」でした(カレー好きだから受けた仕事かと…)。さて、盛岡市内には美味しいカレー屋さんがたくさんあります。私が良く行くのはカレー工房Chalten、ちきゅうや(本町本店・大館店)、それにイオンでもテイクアウトできるカバブかなあ。みんな個性的です。


 ラグビーW杯2019大会では、日本チームが素晴らしい闘いぶりでした。この後、3位決定戦、そして決勝戦です。カレーを食べてラグビーを観て、ああ、ユーミンの名曲「ノーサイド」が聴こえそうです。

人の往来と経済を支えるスピード



 盛岡秋田道路整備促進フォーラムを開催。講師の石川雄一さん(前国交省道路局長)が示した資料は興味深いものばかりでした。例えばドイツやフランスの都市間移動は90km/hと高速なのに…。


 日本や韓国は60km/hでした。明らかにヨーロッパ諸国の幹線道路は高速で、そのスピード(を実現する道路環境)が人の往来と経済を支えています。さて、盛岡秋田道路(国道46号)は、地域高規格道路計画路線、また重要物流道路に指定されています。現状では雨や雪の災害に弱く、局部改良は着手済みですが仙岩トンネルの改修等は要望中です。ひとたび通行止めになれば迂回路は秋田自動車動しかありません。仙北市は田沢湖や角館と言った秋田県内随一の観光地を擁し、秋田県の背骨にあたる大曲鷹巣道路(国道105号)が交差することから、まさに交通の要所です。電子デバイス回路製造等は製造分野で24%を占め、世界トップシェア製品を扱う工場も立地し、農業分野では良質米の産地評価が広く定着、ふるさと納税の返礼品では仙北市産秋田こまちが人気ナンバーワンです。何としても一体的な高速化・整備促進が早期に必要です。
 私はフォーラムに参加をいただいた皆さんに、「たくさんご参加をいただき、本当に心強い限りです。沿線住民の利益だけに留まらない、東北の活性化も期待できる国道46号の地域高規格道路化に、どうかお力をお貸しください」とお話しをさせていただきました。大仙市の老松博行市長は、同盟会要望の6項目を決議宣言しました。

 改めて講師をお引き受けいただいた石川雄一さん、意見発表をいただいた伊藤一也さん(田沢湖運送株式会社代表取締役)、佐藤慎さん(株式会社瀧神巧業代表取締役)、そしてご来場の皆さんに感謝を申し上げます。ありがとうございました。
※地域高規格道路:自動車専用道路、または同等の規格を有する道路
※重要物流道路:超大型トラックの走行ルートで災害時の物資輸送道路


2019年10月29日火曜日

皆さんご遠慮なくお声かけください


 企業版ふるさと納税は、今年度末で制度自体が終了する予定でした。でも財源が乏しい市町村にとって、新たな地域づくりに踏み出すには本当にありがたい財源で、全国の自治体から制度延長の声が…。

 今日は、「東北ニュービジネス協議会秋田支部(佐野元彦支部長)」で、仙北市の地方創生事業をお話しする機会をいただきました。国家戦略特区・近未来技術実証・Iotラボ・SDGs未来都市・国交省スマートシティ…などの取組みは、〝仙北市が人口減少や高齢社会の中にあっても、安心して住み続けることができるまちづくりを実現したい〟からです。この思いは過疎化が進む全国の町も同様です。これらの取組みに必要な財源に、企業版ふるさと納税制度が大変な役割を担っていました。例えば、仙北市はアステリア株式会社(本社は東京)から寄付をいただき、「桜に彩られたまちづくり・温泉プロジェクト」を進めて来ました。全国でも、「コンパクトシティの推進加速と地域資源エネルギー調査」(北海道夕張市:寄付企業は株ニトリホールディングス)や、「たまの版地方創生人材育成プロジェクト」(岡山県玉野市:寄付企業は(株)三井E&Sホールディングス)など事例が幾つもあります。

 国では、この実態を良く理解していて、企業版ふるさと納税制度を令和6年まで延長すること、また税額控除割合を3割から6割に引き上げること、などの検討が進んでいます
今日ご参加の東北ニュービジネス協議会会員の皆さんには、企業版ふるさと納税制度が延長となることを前提に、仙北市の取組みへのご支援をお願いしました。お話しをお聞きいただける場所には何処にでもお伺いします。皆さんご遠慮なくお声かけください。

2019年10月27日日曜日

韓国・釜山に咲く角館のシダレザクラ


 釜山韓日文化交流協会の皆さんをお迎えしました。李相俊団長ほか12人の皆さんです。

 一行は田沢湖や地区文化祭を視察、お茶会では以前に韓国を訪問した地元の皆さんと意見交換も行いました。受入れをサポートした劇団わらび座(民俗芸術研究所)の茶谷十六さんは、「国家間ではギクシャクしていますが、文化交流に国境はありません」とあいさつ。私も李団長に「市民レベルの交流を改めて活発化しましょう」とお話しさせていただきました。

 10年ほど前、仙北市の訪問団が釜山に移植した角館のシダレザクラが、春になると花を咲かせるお話しを聞きしました。その花を観に行きたいとお伝えしました。

2019年10月25日金曜日

明日から2日間さらに賑やかな市内です


 明日26日(土)~27日(日)の2日間は、仙北市産業祭(神代体育館・周辺施設)です。農産物の展示ほか、ホントに多彩な行事・出店があります。さらに市内ではJR角館エキまつり、田沢湖文化祭、きねずみたちの手づくり市、事業創造研修会、高樹のぶ子さん文化講演会…。

 この2日間、とにかく仙北市はあちらこちらで賑やかです。産業祭は展示・販売、健康増進、音楽祭、お化け屋敷、アニメで語るジェンダー(講座)ほか(詳しくは下記アドレスへ)。田沢湖地区文化祭は生保内市民体育館で9時から。きねずみたちの手づくり市は紙ふうせん館で10時から(詳しくは下記アドレスへ)で、以上の行事は2日間です。他にJR角館エキまつりは26日駅前広場で10時から。事業創造研修会は26日西木総合開発センターと角館交流センターの2ヶ所で9時30分から(詳しくは下記アドレスへ)。高樹のぶ子さん文化講演会は26日に角館樺細工伝承館で17時開場、大正琴セレナーデは26日に市民会館で13時から、などなど。薗田豊穣祭りは27日に釣田会館で9時から、他にも見頃になった抱返り渓谷の紅葉祭、はんぽの会日本画展、ジャズコンサートなどなど書き切れません。皆さん市内をウロウロしてください。

●産業祭 https://www.city.semboku.akita.jp/file/7707.pdf
●文化祭 https://www.city.semboku.akita.jp/event/event.php?id=1009
●きねずみたちの手づくり市 https://www.facebook.com/kinezumi.akita/
●事業創造研修会 https://www.city.semboku.akita.jp/file/7694.pdf

タモリさん秋田をブラブラ…


 タモリさんが街をブラブラ歩いて、その地の歴史や暮らしを探るNHKの人気番組「ブラタモリ」。11月9日(土)の放送では、強酸性で有名な◯◯温泉もブラブラします。

 11月は2週連続で丸ごと秋田をブラブラ。1週目の9日は、「秋田の魅力は地下にあり!?」と題し、きりたんぽ・比内地鶏・石油・温泉などで各地を歩きます。その中で強酸性の◯◯温泉にもお立ち寄りいただきました。楽しみだなあ。2週目の16日は、男鹿市を中心にブラブラの予定です。
 2週連続で秋田「ブラタモリ」、今からドキドキです。タモリさん、林田理沙さん、草彅剛さん、ありがとう!

●放送予定日
・11月9日(土)19:30~20:15
 #147「掘れば出てくる“秋田の魅力”とは!?」
・11月16日(土)19:30~20:15
  #148「男鹿~海を渡った!?秋田の魅力とは!?」
※写真はNHK「ブラタモリ」より。