2017年5月31日水曜日

まだチャレンジデー間に合いますよ!


 今日はチャレンジデーです。ところが私…、朝から夕方まで会議会議で、お昼のラジオ体操にも参加できませんでした。そんなわけで帰宅ウォーキングです。30分の散歩で汗が吹き出しました。道端の草花を見たり、ご近所様と久しぶりに立ち話をしたりで、何だかとっても楽しかったです。あっ、皆様まだチャレンジデー間に合いますよ!。

 午後9時まで15分間連続で体を動かしてください。それを実行委員会事務局に連絡いただければ、参加者にカウントできます。長崎県大村市は本当に強敵です。150年前に角館の町並みを守ってくれた大村藩ですが、だからこそ恥ずかしい戦いはできません。現状ではかなりポイント差があるようです。

※ご連絡方法
FAX 0187-54-1521 0187-43-1226
    0187-54-1727 0187-47-3140
mail kyspo@city.semboku.akita.jp
 ご協力をよろしくお願いします。

2017年5月30日火曜日

米ベロイト大学からのお客様



 米ベロイト大学から4人の教授が来日し、仙北市の農家民宿に滞在しています。ベロイトはアメリカ合衆国ウィスコンシン州南部の小さな町。1837年にニューイングランドからの移民で町が誕生し、当初から大学誘致政策に取り組み同大学が建学されたと聞きます。


 さてベロイト大学との橋渡し役は、国際教養大学国際連携部長の熊谷嘉隆教授です。熊谷教授はグリーンツーリズムや地域の持続性を研究していて、今年1月に開催した「サスティナブル・ツーリズム秋田フォーラム」のプロデューサーを務めた方です。熊谷教授は国際教養大学とベロイト大学の共同事業で、仙北市をフィールドに地域の持続性をテーマとした研究・交流プログラムを実施できないかと考えていました。


 もしかしたら、来年あたりベロイト大学の学生達が仙北市に滞在するかも…。ベロイト大学は、創設の経緯にもあるように地域に開かれた学府です。地域課題の解決に多くのノウハウを蓄積していて、仙北市の課題解決にも、全く違う視点でアドバイスをいただける可能性は高いと考えています。小さな国際文化都市を目指す仙北市にとって、また新たなページを開くきっかけになる予感がします。楽しみだなあ。

2017年5月29日月曜日

農薬散布は人工衛星コントロールで


 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の長谷川克也研究員が、仙北市立中川小学校の学校田で新農業機材のテストを始めました。船長が1メートルほどのプロペラ付きボートを使い、人工衛星のコントロールで農薬を散布する技術開発です。

 まさに近未来の農機具です。今日はGPSではなく無線操縦での実験でした。人工衛星みちびきを農業分野で活用するのは初の試み。長谷川研究員は「農業の高齢化や人手不足を改善できます。ピンポイントでの施肥も用意で収益性の確保が図られます」と話していました。来年4月以降の実用化を目指しています。

 本当に楽しみなテクノロジーです。農業こそ近未来技術をどんどん導入すべきだと思います。

クマ注意喚起と水防演習と緊急対策会議


 タケノコ採り中のクマ襲撃で発生した死亡事故を受け、仙北市や県警などで午前4時からクマ警戒チラシの配布(場所:田沢地区“茶たての清水”)。また秋田市で開催の雄物川総合水防演習で、玉川ダムと放水手順の連絡確認デモ。さらに演習を途中で抜け出し、田沢湖庁舎でのクマ対策緊急会議…。全てが人命にかかわる取り組みです。

 午前の水防演習には、仙北市消防団から50名が参加してくれました。皆さんご苦労様でした。また午後のクマ対策緊急会議では、「クマの出没期を迎え警戒レベルを上げた矢先の事故で、本当に悲しく残念な出来事です。この後は悲しい事故が続かないよう対策強化に皆さんのご協力をお願いします」とお話をしました。

 入山の皆さん、本当に気を付けてください。クマは確実に頭数を増やしています。皆さんが入る山はクマが主(あるじ)です。

2017年5月27日土曜日

クマによる死亡事故が発生しました


      今日、仙北市田沢湖玉川で山菜採りに入った女性がクマに襲われ、亡くなってしまう痛ましい事故が発生しました。仙北市ではクマ被害対策室を設置し、状況の確認と今後の対応にあたっています。ヘリコプターによる上空からの観察でも、複数のクマが目視されています。大変危険ですので入山しないようお願いします。

2017年5月26日金曜日

これが秋田だ!食と芸能大祭典


 実は今日の17時から始まっていますが、土曜日・日曜日と「これが秋田だ!食と芸能大祭典」が、秋田市アゴラ広場・エリアなかいち・広小路・仲小路で開催されます。ユネスコ無形文化遺産に登録された「角館祭りのやま行事」も準備万端です!。

 仙北市角館からは、横町若者と西部若者の曳山が参加してくれました。その上、「やまぶっつけ」まで再現するそうです。これはスゴイ!。

 皆さんでお出でください。

どっちが良かった?



 5月31日(水)はチャレンジデーです。先日は対戦相手の園田裕史・長崎県大村市長とインターネット電話でエール交換を行いました。その際、広報せんぼく(5月16日号)でボツになった表紙写真のお話もしました。市の広報担当が最後まで悩み抜いた1枚…、角館天神山広場に建つ濱田謹吾銅像の前で、2人でファイティングポーズをとった写真です。園田市長は、「これも良かったね」と…。


 チャレンジデーは31日の午前0時から午後9時まで、15分間運動やスポーツ等の身体活動を行った市民の参加率を競い合うスポーツイベントです。今回は園田市長からの逆指名で姉妹都市対決となります。大村市は強敵です。150年前の戊申戦争で角館の町なみを守ってくれた大村藩ですが、チャレンジデーでは胸を借りて戦いたいと思います。ご恩義に報いるためにも、恥ずかしい戦いはできません。


 市民の皆さんのご参加を改めてお願いします。

2017年5月24日水曜日

茨城県桜川市で伝建群協議会総会


 

 第39回全国伝統的建造物群保存地区協議会(通称:伝建群協議会)の役員会・総会に出席。場所は茨城県桜川市です。同協議会は昭和54年の設立で、その発起メンバーに旧角館町も参加しています。
 
  当時は全国13市町村のスタートでしたが、現在は94市町村の加入を数えます。各地の伝建群は観光振興、特に海外からの誘客や、まちづくりの中心核になっています。今回会場をお引き受けいただいた茨城県桜川市の真壁地区は、約400年前に区画された町割がそのまま受け継がれた伝建群(区分は在郷町)です。ムードのある商家が並び、細い路地巡りをしながら町を散策できます。3月に開催の真壁のひなまつりも有名です。静かな趣のある時間を過ごすことができます。
 
  さて私は、役員会・総会で役割を終え早々の日帰り帰省です。往復9時間かけて3時間の任地滞在でした。



2017年5月21日日曜日

秋田県中学校春季野球大会で神代中学校が全県制覇!



 今日の午前、最終日となった第32回秋田県中学校春季野球大会(会場:湯沢市楽天イーグル稲川スタジアム)の試合結果速報です。決勝戦は三種町立八竜中学校×仙北市立神代中学校で行われ、1:6で神代中学校が全県制覇を達成しました!。


 

大曲青年会議所創立45周年で


 昨日は「大曲青年会議所創立45周年記念式典」にお招きをいただきました。1973年、辻久男・初代理事長と60人の志が結集して始まった活動は、青年のストレートな情熱と経済活動で、常にまちづくりを牽引。澤野秀輝・第45代理事長のあいさつは、さらに未来を拓く決意を感じるに十分なものでした。

 さて私はあいさつで、「皆さんが考え行動する全ては正しいのです。それは皆さんが時代をつくる担い手だからです。自信を持って未来の扉をたたき続けてください。そしてこじ開けてください。皆さんの足元には大仙市・仙北市・美郷町の行政区がありますが、この2市1町を大仙郷と呼んで活動することを支持します」とお話をさせてもらいました。

 さらに式典では、向こう5年間の事業計画スローガンが発表されました。「NEXT大仙郷VISION」です。今後の同青年会議所の活動にご注目ください。

2017年5月19日金曜日

3D連携で函館市を表敬訪問


 北海道函館市と秋田県大館市・仙北市(角館)で、昨年10月から準備を進めてきた3D連携事業(3つの館の広域観光プロジェクト)。今日は秋田県側から大館市・小坂町・仙北市の関係者35人が函館市を表敬訪問し、工藤寿樹・函館市長と今後の事業展開を協議しました。

 福原淳嗣・大館市長は、「先ごろ大館市で開催した北海道・北東北グルメフェスタには、13万人に足を運んでいただきました。今後も北東北と北海道が連携して、新たな商品造成や周遊型観光の定着を図りたいと思います」と話しました。私からは、「この7月26日~27日、3Dワークショップを仙北市で開催したいと考えています。工藤市長の広域観光に対する熱い思いをご披露ください」とラブコールしました。工藤市長は「参加できるよう頑張って調整します」と答えてくれました。

 その後、JR北海道函館支社を訪ね、綿貫泰之・函館支社長や高梨潤・函館駅長、それにJR東日本から秋田支社や大館駅・角館駅長の皆さんも加わり、懇談会を開催しました。私はあいさつで、「3Dにはもう1つの意味合いがあります。立体型観光の3Dです。陸・海・空の交通手段をフル活用して交流を加速したいと思っています。陸はもちろんJR2社です。ご協力をお願いします」とお話させていただきました。
 皆さんありがとうございました。

2017年5月17日水曜日

国家戦略特区の評価と新たな事業提案


 昨日は仙台で東北市長会、移動して都内で国家戦略特区区域会議(主催:山本幸三・地方創生大臣)に出席。東北市長会では「高速道路の整備促進」などを要望し、特区会議では「旅行業法の規制緩和」を提案しました。この旅行業法の規制緩和は、同じく出席した仙北市農山村体験推進協議会(佐藤裕之会長)が、全国に先駆けて事業展開することになりそうです。

 全く画期的な規制改革です。市内33軒の農家民宿等で組織する同協議会は、これまで国内外から団体や個人の利用希望を受けてきましたが、協議会ができる業務は、旅行業法の規制で利用者の受付けと各農家民宿等の宿泊振り分けに限定されていました。今回の提案で「今後は協議会に参画する農家等は、自らが旅行プランを造成し、これを販売し、また料金受領が可能」となります。来週にも開催予定の国家戦略特区諮問会議(主催:安倍晋三・内閣総理大臣)で認定されると、制度が正式にスタートします。

 また昨日の国家戦略特区区域会議では、山本大臣から仙北市の特区に関して、次のような事業評価がありました。「ドローンや無人バスの公道走行実証など、近未来技開発に貢献し、また国有林野の利用拡大や農家民宿など、全国展開の議論につながる規制改革の提案を積極的に行ったことを評価」。ただし全10地域に共通する評価としては、「まだまだ既に認定した特区事業が実現していない」と厳しいものでした。

2017年5月15日月曜日

台湾から観光視察団をお迎えしました


 秋田・岩手の経済界やNPO団体のご協力で、台湾から観光視察団をお迎えしました。土曜から日曜にかけて仙北市内に滞在し、温泉や武家屋敷、日本食文化などを堪能いただきました。団長は写真の前列左から二人目の方で、台湾最大手のバス会社を経営する楊豐文(台湾ibus連盟)代表です。

 これまで仙北市は、単独あるいは秋田県との連携で、台湾からの誘客活動を推進してきました。台湾政府や航空各社に空路開設の要請も行っています。今回の視察団は高雄市に拠点を置く企業もあり、共通の話題が多くて終始和やかな雰囲気でした。仙北市の田沢湖マラソンが、高雄市国際マラソンと連携する作業中だとお話したら、とても喜んでくれました。またプログラムチャーター便(準定期便)も話題になりました。さらに取り組みを強化する必要を感じます。

 来月はいよいよ「アジア・太平洋温泉旅游会議」(日本・台湾温泉サミット)です。台湾からは温泉関係者と医師をお迎えします。

2017年5月13日土曜日

仙北市は眠れる資源の宝庫です



 東北大学大学院環境科学研究科の土屋範芳先生をお招きし、仙北市の地下資源について勉強会を開きました。ポイントは4つ。①温泉水素、②希少資源人工鉱床、③超臨界地熱資源、④出前授業…などです。これは面白い!。仙北市は眠れる資源の宝庫です。


 ①の温泉水素は、温泉水とアルミニウムの化学反応で水素を取り出す技術確立を目指すもので、豊富な湧出量がある温泉地でなければできません。②の希少資源人工鉱床は、特に玉川温泉に着目した提案で、温泉水に溶け込んでいるレアメタルを取り出そうと言うもの。温泉水が流れる河川水系にも沈殿地層があり、それは田沢湖も同様とのこと。③の超臨界地熱資源は、現在の地熱発電所が利用する熱水(地下1000m~2000m)より、さらに深い場所(2500m~3000m)からエネルギーを取り出す構想です。④の出前授業は、例えば水素電池を児童生徒が手づくりして電球を灯したり、またはミニカーを走らせたり…。科学に関心を持ってもらえるような実験型授業を提供いただけるとのお話でした。


 水素社会が到来するかどうかはさておき、エネルギーの地産地活を標榜する仙北市(日本)にとって、経済活動になって、雇用が生まれて…。トライする価値は十二分にありそうです。

2017年5月11日木曜日

ようこそ秋田へ!コスタ・ビクトリア号


 今日の正午、秋田港へ入港予定のコスタ・ビクトリア号には、韓国を中心に世界中から1538人が乗船しています。手続きが終了次第、オフィシャル・プライベート合わせて39台の県内バスツアーが企画されていて、このうち仙北市ではバス28台、1068人の皆さんをお迎えします。

 コスタ・ビクトリア号は7万5千トンを誇るイタリアの豪華客船です。乗組員だけでも790人、乗船定員は2000人を超えると聞きます。先月もダイヤモンド・プリンセス号、ぱしふぃっく・びいなす号など大型クルーズ船が入港し、一昨日も飛鳥Ⅱが入港しています。今年は現段階で年間27回の客船寄港が予定されていて、そのほぼ全船に田沢湖や角館へのオプションツアーが組み込まれています。2年前、角館樺細工伝承館で行った米国クルーズ会社役員とのツアー誘致協議で、「仙北市へのオプションツアーは、どの船会社にとっても魅力商品になるだろう」と話していたことを思い出します。

 仙北市では、3年前から本格的にクルーズ船オプションツアーの招へい事業に着手しました。観光庁とJNTO(日本政府観光局)、あきたクルーズ振興協議会など、多くの機関が懸命な取り組みを継続し、これだけのクルーズ船入港が叶っています。その後のバスツアーは売り込みとおもてなしが重要です。現状に満足しないでピーアールを重ねます。

2017年5月10日水曜日

クニマスご苦労様!ありがとう!お帰りなさい!



 クニマス10尾が秋田に帰ってきました。後藤知事はじめ山梨県の皆さん、お骨折りをいただいた佐竹知事はじめ秋田県の皆さん、本当にありがとうございました。何より長旅に耐えて古里に到着したクニマスには、「ご苦労様!ありがとう!お帰りなさい!」です。


 山梨県水産技術センター忍野支所では、クニマスを水と酸素の入ったポリ袋に1尾ずつ入れ、このポリ袋と保冷剤を発泡スチロールに梱包し、3トンのパネルバンに乗せて送り出してくれました。昨夕17時09分、クニマスは生まれ育った忍野村を後にして、秋田を目指し出発。成魚(3歳魚で魚長は15㎝~25㎝)なので辛かったかな…。それでも12時間後の今朝7時30分、みんな元気で秋田県内水面試験池(北秋田市)に到着できました。


 この後クニマスは同試験池でしばらく養生し、6月中旬に田沢湖クニマス未来館に再移送されます。それまで未来館では水質の安定化作業が続きます。未来館のオープンは7月1日。クニマス里帰りプロジェクトはこれからが正念場です。クニマスや様々な魚類が自由に泳ぐ田沢湖を取り戻すまで、皆さんのご協力をよろしくお願いします。

2017年5月9日火曜日

楽しみです「たざわこクラフト市2017」



 いよいよ「たざわこクラフト市2017」が近づいてきました。5月20日(土)・21日(日)(両日とも10時~16時)、田沢湖畔思い出の潟分校で6回目の開催です。主催は同実行委員会。本当に楽しみです。皆さんお出かけの日程調整を怠りなく!。
 詳しい情報は… http://tc12.blog.fc2.com/  へ。


★出展場所:体育館
   さんさん / 布小物 / 仙北市 
  12ka月 / 生花 / 横手市
  SILVER VINE / 帽子 / 南秋田郡
  建具や・いのうえ / 木工 / 愛知県 / 初出店
  K131 / 木工 / 長野県 
  瑠璃窯 / 陶器 / 秋田市 / 初出店
  otto otto / 金属アクセサリー / 山形県 / 初出店
  Sanctuary / 金属アクセサリー / 茨木県 / 初出店
  h.u.g / 木工、他 / 秋田市 
  そら豆ガラス商店 / ガラス /北海道 
  三つ豆 / こぎん刺し / 青森県 / 初出店
  ATELiER SiMASiMA / 陶磁器 / 山形県 
  夢積工房 / 漆工 / 大仙市
  工房北の仲間たち / 土鈴 / 仙北市


★出展場所:1階の教室、廊下
 FOG coffee / 珈琲 / 大仙市
  ジャム工房 otte / ジャム・お菓子 / 青森県
  星雪館 / もち菓子 / 仙北市(20日のみ)
  半十郎 / おやき / 仙北市



★出展場所:2階の教室、廊下
  petit a petit / 布物・雑貨 / 秋田市 
  針とシロバナ / ブローチ・雑貨 / 秋田市(20日のみ
  Sato Takamitsu / 紙 / 東京都(21日のみ) / 初出店
  2493 / 陶器 / 岩手県 / 初出店
  sasaki H fabric / 洋服 / 大仙市 / 初出店
  木工舎つきのわ / 木工 / 由利本荘市 
  ボタン屋:Bitter / 創作ボタン / 岩手県(21日のみ)
  tokomoko / 布小物 / 岩手県(20日のみ) / 初出店
  nu:um / 革小物 / 京都
  田舎labo / 雑貨 / 岩手県
  布和り / 布物・洋服 / 横手市
  Sheep Dog / フェルト / 仙北市
  shala / 子供服・洋服 / 秋田市 / 初出店
  ritro / 金属アクセサリー / 岩手県(20日のみ)
  a sa facon / 布小物・雑貨 / 秋田市(21日のみ)
  Natural+ / 布小物・雑貨 / 横手市



★出展場所:校庭
  樫食堂 / カレー / 大仙市
  空の木ガーデン / お菓子 / 秋田市(20日のみ)
  Dolce-vita♪ / お菓子 / 岩手県(20日のみ)
  スミレノ / お菓子 / 岩手県(21日のみ)
  CLASSICO / ベーグルサンド / 岩手県(21日のみ)
  お菓子なcoto / お菓子 / 秋田市 / 初出店
  和装はきもの小物・加藤 / 生活雑貨店 / 大仙市
  ミンカ / 生活雑貨店 / 大仙市
  里一 / 陶器 / 岩手県
  磁器工房タカハシ / 陶磁器 / 岩手県
  陶房マルヨウ / 陶器 / 岩手県
  ガラスアートつな / ガラス / 秋田市 / 初出店



 

2017年5月8日月曜日

「大根の柿漬け」1年中食べたい!



 仙北市農林部には総合産業研究所と言うセクションがあります。農林家の所得向上を実現するため、加工食品の開発や販売ネットワークづくり、生薬の生産振興(ツムラとの業務提携)、伝統野菜の栽培や新作物の試験栽培、それにグリーンツーリズムなどに取り組んでいます。今日は同研究所の運営会議で「大根の柿漬けを1年中食べられないか」が話題になりました。

 さてさて、皆さんは「大根の柿漬け」をご存じでしょうか。昔から仙北市角館周辺に伝わっていて、雲然柿などの渋柿を大量に利用した大根の漬け物です。柿の渋味が漬け込むうちに上品な甘みに変化し、それはもう美味。漬けるには良い大根と大量の柿と低気温が必要で、漬け上がった後の保存も難しく、美味しく食べられるのは冬の一時期に限られます。この柿漬けを1年中食べられるようにできないか…、そんなお話が今日の運営会議でした。そして「技術が進歩しているんだから不可能ではないはず。情報収集して研究しよう」と言うことになりました。

 農家の所得アップ対策に漬け物の製造販売は有効です。それに…、夏の暑い盛りにパリッと歯ごたえの良い柿漬けでビールをグイッと飲んだら最高でしょ。





2017年5月7日日曜日

岩手県紫波町の取り組みはPPP


 岩手県紫波町を訪問しました。JR紫波中央駅前に広がる町有地を含む21ヘクタールで、民間と公が協働して進める都市整備はどうなっているのか…。この取り組みはオガールプロジェクトと呼ばれ、全国で最も成功したPPP(公民連携)実例と言われています。

 例えばエリア中央に建つオガールプラザは、オガール紫波(紫波町も出資する第三セクター)が事業の発注者となって建設を進め、情報交流館(図書館・地域交流センターなど)等の公共機能施設は完成後に町が買い取りました。建物の残り部分はオガールプラザ株式会社(施設運営会社)が所有し、運営・維持・管理にあたっていました。さらに民営の産直販売所・カフェ・居酒屋・医院・学習塾など民間施設も1つの棟に連なり、住民の上質な生活空間を提供していました。エリアを往来する皆さんが子ども連れの若い夫婦層だったことから、当初からこの年齢層をターゲットにしたまちづくりだったことが伺えます。

 プロジェクトが始まって10年になります。活動の中核にいる岡崎正信さん(オガールプラザ代表取締役)は、内閣官房地域活性化伝道師の肩書も…。ぜひお会いしたい人の一人です。
 今後もPPPのまちづくりを注目し続けます。

2017年5月6日土曜日

2年ぶりに宮城県女川町を訪ねて


 平成23年3月11日の東日本大震災から6年が過ぎました。応急対策で最も早く多くの避難者を受入れた仙北市は、その後も被災地の皆さんと交流が続いています。宮城県女川町もその一つです。先日は町内竹浦地区の皆さんから、仮設住宅を出て高台の新居に引っ越しが済んだと言う風の便りが届き、今日こっそり様子見のロングドライブに出かけました。

 震災直後、竹浦の皆さんは地区の全世帯(62軒)丸ごと仙北市内のホテルに避難していました。仙北市への避難生活はたぶん十分なものではなかったと思います。それでも皆さんは、その半年の生活が「生きる力」になったと話してくれます。そしてご恩返しにと、仙北市産業祭で女川の物産展や竹浦の獅子振り(伝統芸能)を開催してくれます。私たちはそんな皆さんの姿を見て、「本当に大切なもの」に気付くことができています。感謝しなければいけないのは私たちの方です。

 2年ぶりの女川町でしたが、先ずJR女川駅周辺にショッピングモールができていてビックリ(話題のダンボルギーニもありました)。竹浦漁港を散策しているとご親交いただく阿部貞さんに偶然出会って2度目のビックリ。さらにさらに高台に建った阿部さんの新宅から見える海の眺望に3度目のビックリ。女川町も竹浦地区も素敵な場所です。

北東北&北海道グルメフェスタ×肉博!


 福井から帰ってすぐ大館市へ走り、「北東北&北海道グルメフェスタ×肉博inおおだて」(ニプロハチ公ドーム)に参加しました。仙北市は大館市・小坂町・弘前市・函館市と3D連携事業に取り組んでいて、同グルメフェスタの共催自治体です。

 ドームでのイベントは明日まで。皆さんどうぞ足をお運びください。ところで「3D連携って何?」と疑問に思われた方々も多いかと…。北海道函館の館・大館の館・仙北市角館の館で、3つの館=Dです。北東北と北海道函館が連携し、海をはさみながらも古から関係が深かった両地方で、新たな経済文化交流を加速させようと言うもの。交通手段は陸路あり海路あり空路(函館空港~田沢湖湖上エアポート構想も含み)、また経済や文化やスポーツなど、まさに立体観光を標榜しています。

 今月19日には函館市長を表敬訪問します。今後の連携内容が整う場面です。また7月には函館市の工藤市長や大館市の福原市長などをお招きし、仙北市内で3D事業を開催予定です。こちらもご期待ください。

2017年5月4日木曜日

角館祭りのやま行事等にユネスコが認定書


 昨年末、ユネスコ無形文化遺産に登録された角館祭りのやま行事。今後は国際対応を急ぎながら、伝承やコミュニケーションの場となる曳山会館(仮称)議論が本格化します。そんな動きの中、今日は「山・鉾・屋台保存連合会総会」(会場:富山県南砺市)で、全国33の認定団体に文化遺産認定書の伝達が行われました。プレゼンターは文化庁の宮田亮平長官、角館祭りのやま行事は同保存会の今野則夫会長が代表受理しました。

 南砺市の総会は、ユネスコ無形文化遺産登録が決定後の初開催で、今日から明日にかけて市内城端地区に伝わる「城端曳山祭」にあわせて企画されたものです。素晴らしい曳山行事と聞いています。実際、町内では昼から曳山が展示されていて、これが芸術品で本当に絢爛でした。私は日程の都合で本番を見ることができません。でも仙北市から参加した保存会の今野会長や会員の皆さん、角館観光協会の安藤会長、市の担当職員などが、しっかりと総会後の交流会や祭り宵宮に参加してくれることになっています。皆さんよろしくお願いします。

※南砺市に向かうJR城端線の車両に、「忍者ハットリくん」が描かれていて思い出しました。作者の藤子不二雄さんは富山県高岡市と氷見市の出身で、まさに城端線沿線が故郷です。藤子不二雄作品、大好きです。

2017年5月3日水曜日

移動中に角田光代さんとお会いしたような…


 「全国山・鉾・屋台保存連合総会」で、富山県南砺市に向かっています。北陸新幹線の中で〝復興の町を行く〟と題した角田光代さんの随筆(トランヴェール5月号)を読みました。まるで車内で角田光代さんとお会いしたようなものです。ここで『八日目の蝉』とか、『おまえじゃなきゃだめなんだ』とか、『ロック母』とか、『紙の月』とかを語らなければ、自称ファンクラブ東北ブロック代表の名折れになります。と言うことで、一押しの『キッドナップ・ツアー』について全く私的な所見をシルシマス。

 『キッドナップ・ツアー』は、NHKでもドラマ化していて、皆さんお馴染みの作品だと思います。ザックリ紹介すると〜夏休みに母と別居中の父に誘拐(キッドナップ)された小学生のハルと、だらしない父の珍道中物語〜です。この中で忘れられない場面があります。ハルが街の中で「私は知らないオジサンに誘拐されてま〜す。助けてくださ〜い」と叫ぶシーン。すぐ周りの大人たちは警察に通報し、数人の警官が駆け付け、父を取り押さえ、そして警察署に連行されそうになります。父は必死で訴えます。「私はこの子の父親です!。本当です!。DNA鑑定してください!。信じてくださいよ!」…。

 皆さん、自分の子どもと一緒にいて、「この人に誘拐されました」と言われたら、どんな方法で親を証明できるでしょうか。「似ているでしょ」は他人の空似もあります。「子どもが好きな食べ物、テレビ、遊び、全部が言えます」は説得力がありますが、特に父親の皆さん、言えますか?。たぶん私は無理です。子ども達との思い出は、抱えていた仕事のボリュームに反比例していました。「キッドナップ・ツアー」的事態になると、私は確実に2〜3日は拘留されます。申し訳ないことをしたとの反省が、読む度に強く湧き起こる作品です。これが一押しの理由です。

※移動中の雑事にお付き合いいただき、ありがとうございました。

2017年5月2日火曜日

「角館空中さんぽ」VR実証ショートビデオ①



 昨日、仙北市角館・桧木内堤の桜並木を上空から楽しむ「角館空中さんぽ」VR実証実験を行いました。連携協定を結ぶ秋田ドローンコミュニティ(ADC)の皆さん、ありがとうございました。


 使用ドローンはDJIのPhntom4です。同ドローンの空撮映像を、リアルタイムで4人のヘッドマウント・ディスプレイへ同時配信、交代しながら150人が実験に参加してくれました。「まるで満開の桜の上を飛んでいる気分」との感想です。


 空撮映像はショートビデオ②で後日ご紹介します。

2017年5月1日月曜日

奇跡のピアノコンサートにお越しください



 昭和29年、当時の神代村(現在は仙北市田沢湖神代)は小松小学校で学ぶ子ども達のために、PTAと協力して1台のピアノを購入しました。村の教育予算の7割に相当する高価な買い物だったそうです。


 その後、昭和と平成の町村合併で地域は大きく変わります。学校も田沢湖町立神代小学校に統合され、さらに仙北市立神代中学校となり、その校舎も老朽化したことから、平成20年に神代小学校改築工事がスタートしました。当初、ピアノは廃棄処分になる予定でした。しかし「先達の思いを何とか受け継がれないものか」と、有志がピアノ再生プロジェクトを立ち上げました。ただピアノの補修にはお金が必要です。そこで角館出身のテノール歌手・本田武久さんや、秋田市出身のピアニスト・鳥井俊之さん等が熱心にチャリティーコンサートを開催、また多くの皆さんのご協力があって、角館に伝わる樺細工を施した美しいピアノとして甦ることができました。これが奇跡のピアノです。以降、様々な場面で様々な演奏者による「奇跡のピアノコンサート」が開催されています。


 今回は、角館の桜まつり期間中のコンサート(会場:平福記念美術館)です。既に先月から始まっていますが、5月は2日、4日、5日と続きます。いずれも午前11時~11時30分、午後1時30分~2時の2回公演です。ご来場をお待ちします。
※写真にある奇跡のピアノの後方に、亡くなられた本田武久さんの肖像画が見えます。素晴らしい歌声が聞こえてきそうです。