2017年5月6日土曜日

2年ぶりに宮城県女川町を訪ねて


 平成23年3月11日の東日本大震災から6年が過ぎました。応急対策で最も早く多くの避難者を受入れた仙北市は、その後も被災地の皆さんと交流が続いています。宮城県女川町もその一つです。先日は町内竹浦地区の皆さんから、仮設住宅を出て高台の新居に引っ越しが済んだと言う風の便りが届き、今日こっそり様子見のロングドライブに出かけました。

 震災直後、竹浦の皆さんは地区の全世帯(62軒)丸ごと仙北市内のホテルに避難していました。仙北市への避難生活はたぶん十分なものではなかったと思います。それでも皆さんは、その半年の生活が「生きる力」になったと話してくれます。そしてご恩返しにと、仙北市産業祭で女川の物産展や竹浦の獅子振り(伝統芸能)を開催してくれます。私たちはそんな皆さんの姿を見て、「本当に大切なもの」に気付くことができています。感謝しなければいけないのは私たちの方です。

 2年ぶりの女川町でしたが、先ずJR女川駅周辺にショッピングモールができていてビックリ(話題のダンボルギーニもありました)。竹浦漁港を散策しているとご親交いただく阿部貞さんに偶然出会って2度目のビックリ。さらにさらに高台に建った阿部さんの新宅から見える海の眺望に3度目のビックリ。女川町も竹浦地区も素敵な場所です。

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