2017年3月31日金曜日

仙北市に宇宙港建設の打診!

  国際宇宙ステーションから先ほど連絡がありました。地球から100億光年離れた惑星クボンセからの信号を解析した結果、「日本の仙北市に宇宙港を建設したい」との打診だったそうです。美人担当官が「なぜ仙北市なのか」を尋ねると…。

 以下がその理由です。
1.国家戦略特区なので宇宙港建築の許認可が早い。
2.田沢湖でスキーや登山、温泉にも入りたい

3.武家屋敷やサクラ、御狩場焼きを楽しみたい
4.農家民宿に泊まったり桧木内川で釣りがしたい。

 とのこと。遥か宇宙の彼方にまで、仙北市の魅力が伝わっているようです。将来のまちの姿を、「小さな国際文化都市」としていましたが、担当者はクボンセ側の要望を叶えるために、「小さな宇宙都市」に改めてもらえないかと話していました。この案件については、市議会でご協議いただかなければなりません。

 …少し気が早い「エイプリル・フール」でした。

皆さんご苦労様でした!

  日本全国3月31日、平成28年度最後の日、それぞれ長く勤めた職場にお別れをする日です。市役所でも午前、対象職員に退職辞令を交付しました。旧田沢湖町・旧角館町・旧西木村時代で採用となり、市町村合併で誕生した仙北市で退職される方々は総勢47人。皆さんご苦労様でした!。

 辞令交付式で、私は「まちづくりにゴールはありません。皆さんは仙北市の黎明期、確実にこの作業に関わり、市民と一緒に課題の解決に努力をいただきました。皆さんがいたから今日があります。立場が変わっても、より良い仙北市の実現にご協力ください」とお願いをしました。

 辛いことが多かったと思います。でも皆さんの表情が晴れ晴れしています。第2の人生どころか、高校を巣立つ子ども達のような笑顔です。

2017年3月30日木曜日

初の「仙北市農業賞」受賞者が決定!

 平成28年度で新たに設けた「仙北市農業賞」。各種の農業団体や関係者の厳正な審査の結果、初の受賞者に鈴木八寿男さん(写真:左)、農事組合法人藤村農場代表の藤村紀章さん(写真:左から2人目)、佐藤一也さん(写真:右から2人目)を決定しました。おめでとうございます!。

 鈴木さんは、角館地区で稲作+園芸の農業を営んでいます。平成19年には農事組合法人サンマッシュを設立。市内外のシイタケ農家13戸に12万個の菌床ブロックを供給するなど、冬期農業の確立にも大きく貢献。水稲栽培は減農薬栽培や高品質米、多収穫米の栽培に取り組み、売れる米づくり・求められる米づくりを実践しています。
 藤村さんは、田沢湖地区で稲作+畜産の農業を営んでいます。水稲栽培では無農薬米や特別栽培米、秋田酒こまち、金のいぶきを栽培。まだ若い農業者ですが、JA秋田おばこの「第5回ゆめおばこ日本一コンテスト」入賞などその実力は周囲も認めています。畜産では人工授精師として活躍、農業委員も務めるなど、先導的な農業の実践者です。
 佐藤さんは、西木地区で稲作+園芸の農業を営んでいます。水稲栽培では革新的な技術を導入・確立し、経営規模の拡大に成功しました。また園芸はネギやニンニクを主体に葉物野菜を栽培。特にネギは秋田県種苗交換会で3年連続県知事賞を受賞しました。西明寺小学校の子ども達と体験農場を営み、収益を学校に寄付するなど地域活動にも積極的です。

  この他、真崎勇さん(田沢湖地区:稲作+園芸)、児玉均さん(角館:稲作+園芸)、高橋勉さん(田沢湖:園芸)に特別賞が決定しました。


 なお、農業賞を受賞した3人は、賞状と記念品が贈られましたが、農業夢プラン事業では補助率の嵩上げ支援を受けることができます。ますます仙北市農業を引っ張ってください!。

災害時の2次避難先で3社会福祉法人と協定締結

 仙北市は、平成23年の豪雨災害や平成25年の土石流災害などで、市民の皆さんの避難所を開設した経験があります。しかし避難された方々の中には、例えば障害を持った方や乳幼児、妊婦さん、病弱者など特別な対応が必要な場面もありました。そこで万が一に備え、福祉の視点から対応が必要な市民の2次避難先として、3つの社会福祉法人と福祉避難所について協定を締結しました。以下がその各施設です。

・社会福祉法人県南ふくし会(黒丸長雄理事長)
   特別養護老人ホームたざわこ清眺苑 
   特別養護老人ホーム清流苑
・社会福祉法人こまくさ苑(菅原陽三理事長)
   介護老人保健施設田沢の郷
・社会福祉法人仙北市社会福祉協議会(佐藤清雄理事長)
   養護老人ホーム角館寿楽荘
      特別養護老人ホームかくのだて桜苑
※にしき園は市の直営施設で協定締結の必要はなし。青柳議長には、立会人として出席をいただきました。


 この協定により、60人~70人程度の皆さんの2次避難が可能になります。また安全安心が一歩前進できたと思います。ご理解をいただいた各社会福祉法人の皆さんありがとうございました。この後も、市内で福祉避難所の指定要件を満たす福祉施設、短期入所生活介護所や有料老人ホームの皆さんと協定締結を進めます。

2017年3月29日水曜日

ドローン国際フォーラムで2つの新提案

 今日の午後、秋田市内で「ドローン国際フォーラムin秋田」(主催:秋田銀行)に出席。私は基調講演に登壇し、ドローン・ビジネスの2つの新提案をしました。その1は「ドローン・フォトショップ」、その2は「ドローン・展望タワー」です。どんなアイディアかと言うと…。

 ドローン・フォトショップは、例えば駒ヶ岳の山頂から、例えば田沢湖の遊覧船から、スマホでドローンを呼び寄せ上空にホバリングさせて、周囲の風景と自分が一緒に写ることができる撮影システム。ドローンとのデータ通信で確認して、気に入った写真は購入することができます。
 ドローン・展望タワーは、有人ドローンを鉄柱に沿って上下させる、いわば簡易展望台です。有人ですから相当な重量になります。ですからモーターの電源は地上にセットされ、ドローンには電源ケーブルが付帯しています。技術的には開発されていて、これまでのような展望台建設コストも必要ありません。


 講演の後、何社かの皆様から詳しく聞きたいとお声をかけていただきました。ありがとうございます。実現できるかどうか、これからが勝負です。

2017年3月28日火曜日

温泉プールが間もなくリニューアルオープン

 西木温泉ふれあいプラザクリオンの温泉プールです。大規模な改修工事が終わり、綺麗に生まれ変わりました。4月1日の午前にプール開きを行い、午後からリニューアルオープンします。またプールの改修工事に引き続き、エレベーター設置工事や更衣室のプール階移設工事も実施します。

 地元の皆さんには、クリオンプールと呼ばれ親しまれていました。でも施設の老朽化や採算性の課題があって、平成15年4月から臨時対応(夏休みの水泳教室など)以外は閉鎖していました。しかし健康維持や増進に水泳はバツグンの効果があります。また少子対策や高齢対策、さらには合宿誘致などの政策を実現するためにもプールが必要で、再開を望む市民の声も年々高まっていました。

 4月以降、子ども達の水泳教室はもちろん、各種の健康教室、リハビリ体操などが順次始まります。どんどん活用をいただきたいと思っています。

2017年3月26日日曜日

観光いちご園を訪ねました

 いちごを狙っているのではなく、その奥の「高次農業」に喰らい付こうとしている写真です。雄勝郡羽後町にある観光いちご園(事業主体は農事組合法人こまち野)を訪ね、“一人いちご狩り”を体験しました。なるほど、アイディアは現場で生まれます。

 この観光いちご園は6月まで楽しめます。奥行き100メートル、650坪のでっかいグラスハウスに20列のいちご棚、溶液循環や暖房施設なども含めて、農業夢プラン応援事業が導入されていました。いちごの品種は、やよいひめ・あきひめ・紅ほっぺの3種類。「さあて、どれからヤッツケようかな」。おっと、ただの食いしん坊になっている…。

 30分食べ放題です。スタート地点に練乳のセルフサービスがありまが、いちごは十分に甘いので、練乳を付けて食べることを忘れそうでした。日曜日などは200人以上の入園があるそうです。
 いいぞ、いいぞ!。

2017年3月25日土曜日

田沢湖クニマス未来館の建築が進んでいます

 写真は、田沢湖畔大沢に建築している「田沢湖クニマス未来館」です。本体はほぼ完成し、今は展示物の製作が進行中です。未来館は「田沢湖再生クニマス里帰りプロジェクト」のセンター機能を果たします。完成後は未来館をベースに活動を続け、田沢湖に多種の水生生物を復活させます。

 県の認証は今から2年前でした。県・市未来づくり協働プログラムでスタートし、クニマスの里帰りはもちろん、経済魚としての養殖も視野に入れています。そのためには、何としても田沢湖の水質改善を実現しなければなりません。未来館はこの科学的・各術的な知見を世界から蓄積し、研究と発信を行います。また人材の育成を進めるため、田沢湖やクニマスに関する歴史や文化など、環境をテーマとした新たなプログラムを提供します。地域に新たな賑わいを創出したり、交流人口の拡大にも貢献すると予測しています。
 
 間もなく、秋田県と山梨県で展示用クニマス生魚の借り受けなど、細部の調整が整います。オープン予定は7月1日、乞うご期待を!。

新・市立角館総合病院の内覧会がスタート

 先ほどから、新・市立角館総合病院の内覧会が始まりました。多くの皆様にお越しをいただき、開院時間を前倒ししてお迎えしました。今日と明日の開催です。時間は10時から15時まで。ご来院をお待ちします。

JR東日本と秋田と津軽で広域観光を考える

t
 「秋田と津軽の広域観光懇談会」に出席しました。場所は青森県弘前市文化センター。私の隣が葛西憲之・弘前市長、その隣が菊地正・JR東日本秋田支社長、その隣が福原淳嗣・大館市長、左端が石井周悦・秋田市副市長です。

 広域観光の必要性、可能性、人材育成などについて集中議論しました。私は「秋田と津軽は歴史的にも物理的にも共通点が多く、魅力は多彩です。この広域観光エリアは、JR線が山手線のように接続していて回遊性も高いことが特徴です。人材育成は小学校からのふるさと学習が重要だと感じています。さらに日常事業で市民協働の仕掛けが機能しているかどうか、そして実質的な観光連盟の一元化、これらの歯車がかみ合えば、間違いなく観光は一皮むけると思います」とお話ししました。

 今回の懇談会の様子は、秋田魁新聞と陸奥新報で後日紹介されるそうです。
※議論の冒頭で、唐糸伝説をご紹介しました。戦国時代、北条時頼に寵愛された女性「唐糸御前」の伝説は、秋田市・大館市・仙北市・弘前を結ぶキーワードです。

2017年3月24日金曜日

JR東日本「ほのBuono!桜の角館」

 JR東日本「ほのBuono(ぼーの)!桜の角館」キャンペーンポスター。都内各駅で必ず見ることができます。そして次の言葉が添えられています。

 ふだんは威風堂々と佇む武家屋敷が
 降り注ぐ可憐な花のシャワーを浴び
 はにかんだように薄紅色に染まる姿は
 心ほのぼの、そしてほっこり。
 それは、まさにBuono❗な風景です。


 角館の桜まつりは4月20日から5月5日まで。皆さんのご来市をお待ちします。

2017年3月23日木曜日

ジャパン・ドローン国際コンファレンス

 ジャパン・ドローン国際コンファレンスで、千葉の幕張メッセにいます。昨年に続きトークセッションに登壇しました。藤原豊・内閣府審議官(右)、牧浦土雅・仙北市近未来創造アドバイザー(左)と一緒です。今回もかなり刺激的な時間になりました。

 藤原審議官は、全国10ヶ所の特区指定自治体の中、仙北市が取り組む各種の近未来技術実証が、どのような意味合いを持つのか丁寧に説明してくれました。私は昨年開催したドローンの図書輸送、ドローンスクール、ドローン・アジアカップ国際大会の様子を伝えながら、「人口減少と高齢化が顕著な小自治体だからこそ、ドローンや無人走行、IOT技術の導入を進めて市民の生活課題を解決したいこと」、そのために「地元企業と市外企業、そして市民の共同作業が必要なこと」、また「企業の皆さんに仙北市にお出でいただき、仙北市の地方創生活動に参画して欲しいこと」などをお話ししました。牧浦アドバイザーは、仙北市の取り組みで見えた課題を改善するため、新たな規制改革案「サンドボックス構想」(近未来技術実証を加速する世界一自由度の高い環境づくりが目標)についてお話ししました。

 平成29年度は、さらに特区事業が動きます。そして歴史と文化・豊かな自然の恵みに加え、近未来技術が生活を支える街に変わっていく過程を、皆さんにお見せできると思います。

2017年3月21日火曜日

ヒカリゴケにしたこと

 30年ほど前の写真です。私が指さしている先は、岩が光っているように見えますが「ヒカリゴケ」の群生です。近所のお爺ちゃんから「山の中、真っ暗な洞窟の奥に緑色に光る岩があった」との話を聞き、仲間たちと山中を歩き回って、ある洞窟の中で発見しました。でも、この後が最悪でした。

 ヒカリゴケは気温や湿度などに敏感で、日本では環境省がレッドリストの準絶滅危惧に指定しています。実際は発光生物ではなく、コケの胞子が光を反射するレンズ構造で、それで光って見えるとのこと。こんなお話を秋田県立博物館の学芸員から教えてもらい、発見の話題は地元新聞にも掲載されました。テレビの取材も受けました。しかし私たちの思慮不足で、洞窟の場所が世間に知れ、10日も経たないうちに、ヒカリゴケは石ごと(岩もはぎ取られ)持ち出されてしまいました。先の学芸員からは、盗掘前の状況に戻るには30年はかかるだろうと言われました。その罪悪感を今も引きずっています。

 あの出来事から30年、本当だったら天然記念物に指定されなければいけない財産でした。どれだけ再生が進んだのか、まだ確認に向かう気持ちになれません。

2017年3月19日日曜日

「市民に寄り添う」市立角館総合病院が竣工

 市立角館総合病院の建築工事が終了し、午前に神事と竣工式、午後には祝賀会を開催しました。多くの皆様のご理解とご協力で本日を迎えることができました。ありがとうございます。ホスピタリティあふれる病院づくりを実現しようと、スタッフ一同、覚悟も新たにしています。

 多くの皆様がお祝いに駆け付けてくれました。秋田大学の山本文雄学長からは、「一分一秒が命を左右する救急医療にあって、本病院は非常に重要な役割を担う。まさに市民の命綱になるだろう」とのご挨拶をいただきました。

 平成24年3月、病院の建て替え準備を本格化してから5年が経っています。その間、東日本震災の発災、東京オリンピック・パラリンピックの招致決定などで建設事情は激変し、資材高騰や人員確保などで多くの局面がありました。建築する場所の選定診療科目、病院スタッフの対応力など、課題も山積でした。それでも事業を進めることができたのは、市民の命と健康を自治体として守らなけれないけないとの思い、そして市民の皆様の新病院に向けた期待感です。こんな経緯があって、必要とされる病院の在り方を次の言葉で定礎に刻みました。

 訪れる皆さんに
 長く支持され
 あつく信頼される
 そんな病院になりたい
 健康を守り
 日常に寄り添って
 生きる力になりたい


《新病院データ》
○所在地 仙北市角館町岩瀬3番地
○面 積 33,389㎡(敷地面積) 16,034㎡(延床面積)
○病床数 206床(一般病床170 精神病床36)
○診療科 15診療科(消化器内科 呼吸器内科 循環器内科 外科 整形外科 脳神経外科 産婦人科 小児科 泌尿器科 精神科 皮膚科 耳鼻咽喉科 眼科 リハビリテーション科 歯科

 前病院事業管理者 故 宮川信 様 に心からの感謝を申し上げます。

2017年3月18日土曜日

カラ吹き源泉事故の3回忌慰霊式

 平成27年3月18日、仙北市田沢湖のカラ吹き源泉で硫化水素事故が発生し、3名の市民が亡くなる作業事故がありました。坂本榮さん、羽根川次吉さん、柴田政文さんです。今日の午前、田沢湖国民休暇村横の広場をお借りして、3回忌慰霊式を執り行いました。
 慰霊式には、ご遺族、市議会、警察や消防関係者など多数が参列。私は現在の心境を、式辞で次のようにお話をしました。


 「~余りに悲しい事故でした。亡くなられた皆様を思うと、今も身体の震えが止まりません。改めて心よりお悔やみを申し上げます。あれから2年の歳月が過ぎようとしています。しかしご遺族の皆様、市民の深い悲しみは、生涯癒えることはありません。絶対に同じような事故を繰り返さない、そう決心し、事故調査委員会を立ち上げ、原因の究明、再発防止策の構築を行いました。安全作業マニュアルの徹底実施、緊急安全対策工事、そして昨年11月には、カラ吹き源泉から新水沢源泉への源泉切り替えも終わりました。さらに過日、ご遺族の皆様から防毒マスクもご寄贈いただきました。このマスクは、安全対策のみならず、自らの戒めとして、日々の作業で活用しています。事故以来、亡くなった3名の皆様、そしてご遺族の皆様に思いを寄せています。同様の事故で市民の命を失わない、そして日常が安全な仙北市となることでしか、亡くなった皆様に報いる術はないと、そう心に刻み、これまで職務にあたってきました。そしてこの春、雪解けを待って慰霊碑の建立を行います~」…。

 亡くなった皆様のご冥福を、心からお祈りします。ご家族の安寧と市民の幸福を、重ねてお祈りします。

2017年3月17日金曜日

市議会閉会~委員会判断を覆し本会議で原案可決~

 市議会定例会が閉会しました。平成29年度当初予算案は総合給食センターに関する事業費が減額修正で可決、条例関係では思い出の潟分校条例案が修正可決、高等学校入学準備金貸付条例の一部改正条例案が否決となりました。新・角館庁舎建設に向けた測量事業費、総合体育館の構想策定事業費などの予算案、また他の条例案は原案通り可決です。特徴的だった場面は、田沢湖クニマス未来館設置条例案の審議です。次の賛成・反対討論がありました。

 田沢湖クニマス未来館は、今年7月のオープンを目指し工事が進んでいます。設置条例は、名称や建物の位置、業務内容、開館と閉館の約束ごと、観覧料金などについて規定するものです。しかし先の総務文教常任委員会では、この条例を否決しました。田沢湖クニマス未来館という名称や、観覧料は適切かどうか疑問が残るなどの理由でした。今議会で決めなくても、6月の定例議会で可決すれば良いという思いもあったようです。しかし4月に入ってすぐ、オープンまでに進めなければいけない作業をスタートしないと間に合いません。その財源は平成29年度当初予算案に盛り込まれています。この予算は減額修正などなく可決しています。

 賛成討論で田口寿宜議員は、「この事業は県と市の協同プロジェクト。田沢湖クニマス未来館は、旧来の行政運営手法では生み出せなかった。不安要素はあるが、予算を認めて条例を認めないことは事業を止めること。田沢湖の新たな未来を手にするため前に進もう」と主張。一方、反対討論で高久昭二議員は、「クニマスを山梨県から借り入れて、仮にその後に死亡したら、代わりのクニマスはいただけるのか。未来館を造るより、孵化場や養殖場を造ることが先ではないか。それに設計の違算金問題も解決していない」と主張しました。

 その後、市議会は2度に渡る休憩をとって内容を精査。その上で採決を行い、総務文教常任委員会の判断(否決)を本会議で覆し、賛成多数で条例案を原案通り可決しました。

2017年3月16日木曜日

スノーボード・ワールドカップ競技大会の可能性

 以前からお話ししてきた、たざわ湖スキー場での「スノーボード・ワールドカップ競技大会」が、夢ではなくなりつつあるように感じています。過日(3月5日)、佐竹知事から「FISからスノーボードを含む大規模なワールドカップの開催を打診されている」の発言もあり、具体的に招致活動をイメージする時期に入ったかと…。


 実は、先月のFISフリースタイルスキー・モーグルワールドカップ秋田・たざわ湖大会ウエルカム・パーティ(2月17日)の夜、内々でしたが、関係の皆様にスノーボードW杯開催についてお話をしています。「たざわ湖スキー場に必要な施設整備が進めば、これ以上の場所はないだろう」との意見が多数でした。この反応の前提には、FISが主催するフリースタイルスキー・モーグルW杯を3回開催し、「たざわ湖スキー場と周辺環境、それに地元おもてなしの質は全て世界最高レベル」と高い評価をいただいていることが、大きな要因になっていることは確かです。


 モーグルW杯の成功が、次の国際競技会の呼び水になる…、そんな好循環が生まれようとしています。またスノーボードは若者にも人気のウィンタースポーツで、愛好者も多いことから、市の魅力づくりや移住・定住対策に繋がることも考えられます。
 今後もスノーボードW杯開催の可能性を探ります。

2017年3月15日水曜日

仙北市総合給食センターの設計予算が減額修正に

 今日の午後、仙北市議会予算常任委員会が開催されました。採決の結果、平成29年度当初予算案中「仙北市総合給食センター建設事業費(設計業務委託46,898千円)」が減額修正となりました。予算委員会は議員全員が委員になっていることから、明後日の本会議でも判断は変わりません。減額の理由は次の通りです。

 先ず荒木田俊一議員は、「総合給食センターの建設に反対というわけではない。委員会審議で教育委員会から十分(納得できる)な説明が聞かれなかった。学校再編の進捗と併せて考える必要がある。また候補地の選定理由も不明確。必要とする面積も疑問だ」との発言がありました。
 次に小林幸悦議員は、「市や教育委員会の考えが定まっていない感じを受ける。このままで基本計画に何を盛り込もうとしているか不透明。時期尚早だ」との発言がありました。

 採決の結果、修正案に対する賛成が多数でした。来年度当初予算が減額修正となりましたが、何としても早くの改築が必要です。現在使用している給食センターのうち、角館の給食センターは昭和62年の建設で、これまでも調理器具や洗浄器具をやっと修理して使用していました。他の2地区のセンターも不具合があります。3地区にある施設を整理統合し、1ヶ所で安全・安心な給食を子ども達に提供したいと思いますが、現3センターを使いながら、新たなセンターを建築しないといけません。新たな用地を購入する手法ではなく、市有地に建設したいと考え、西木町の工業団地を有力候補地として提案しました。財源には合併特例債を充当したいと考えていて、その期限も迫っています。議会からの指摘をしっかりと受け止め、再スタートを切ります。
 なお、この事業を除いた平成29年度当初予算案は可決となりました。

※写真はイメージです。

2017年3月13日月曜日

仙北市を経産省などがIoT推進ラボに選定

 経済産業省と(一社)日本情報経済社会推進協議会は、ビックデータや人工知能等を活用して、新たなIoTビジネスモデルの創出や人材の発掘・育成を進めています。この取り組みを加速するため、全国から先進的なIoTプロジェクトを公募していましたが、その中で仙北市の提案が認められ、今日の夕方、都内で認証式がありました。

 世耕弘成・経済産業省大臣も出席するなど、国の力の入れ様を強く感じました。選定された他の23団体は県や政令指定都市が多く、仙北市は異質の存在だったかも知れません。そんな理由でしょうか、代表で認定証を受理しました。光栄です。
 仙北市の提案は、IoTやIcT、AI、クラウドを活用し、地域の課題解決のために実証実験(観光・医療・産業・交通など各分野)を重ね、それを実運用する企業連携も提案している点が特色です。事実、認定となった団体には、国が企業連携や資金調達、規制緩和などを徹底して応援することを約束しています。今回の認定は本当に大きなチャンスです。

 このチャンスを活かせるかどうか、まさに仙北市の未来がかかっているような気がしています。やるぞ!。

2017年3月12日日曜日

青山学院大学の祝勝会で原監督と

 都内で青山学院大学の「3大駅伝報告会&箱根駅伝祝勝会」に出席。3大駅伝(出雲駅伝・全日本駅伝・箱根駅伝)の完全制覇、箱根駅伝の3連覇達成はまさに偉業です。写真は陸上競技部の原晋監督。仙北市での駅伝チーム合宿をご相談しました。

 祝勝会には、大学関係者のほか、全国から1300人が駆け付けて盛況でした。原監督はあいさつで、「新しい手法で選手育成を続け、多くの批判もいただきました。何より選手の誰もが、最大の努力を積み重ねて今日があります。努力は必ず人生を成功に導いてくれることを、彼らは証明して見せてくれました」とお話していました。フロアに渋谷区長の長谷部健さんを見つけて話しかけると、「実は先週、田沢湖や角館を巡ってきました。本当に良かったです」と言っていました。

 仙北市の可能性が、いろんなご縁でどんどん広がっています。

2017年3月10日金曜日

仙北市でIT経営研究部会秋田大会が始まりました

 あきた芸術村を会場に、全国情報学会・中小企業IT経営研究部会秋田大会が始まりました。ITを利活用して特徴ある経営を目指す皆さん70人が集い、熱い議論が進行中です。IT関連産業を仙北市に移入したいと考え、同学会にご相談して開催が決まりました。本当にありがとうございました。

 冒頭の講演で、私は「近未来技術で生まれ変わる攻める自治体・仙北市」と題し、1時間お話をしました。その中で「今は役所の窓口で申請書を書き、それで住民票など諸証明が発行されています。でも例えば自宅のインターネットでリクエストして、声紋証明で本人確認ができれば、すぐに卓上プリンターから証明書が出てくるサービス、また独り暮らし老人の皆さんにウエアラブル端末を付けてもらい、急激な体調変化もインターネットを介して保健師さんに連絡が入るサービス…、他にもいろんなサービスを市民に提供し、安心と便利さを高めたいと考えています。ぜひ仙北市に研究所・事業所の開設を検討してください」と、思いをお伝えしました。
 この後の懇親会で、今度は企業の皆さんからのお話をお聞きできます。楽しみです。

2017年3月9日木曜日

サッカー選手を目指す飯島くんの旅立ち

 角館小学校を卒業する飯島健斗くん。地元サッカーチーム「FC角館セレジェスタ」で大活躍をし、今年度の秋田県アンダー12ベストイレブンに選ばれました。スゴイ!。さらにスゴイのは、4月に仙台市内の中学校に進学して、「ベガルタ仙台ユースチーム」に所属が決定していること。目指すはサッカー選手、そして世界です。頑張れ!

 小学校1年生からサッカーを始め、FC角館セレジェスタではディフェンスで活躍しました。県内各種大会はもちろん、全国規模の大会でも注目される選手でした。仙台での中学校生活に不安はありませんかと聞くと、「少しの不安はありますが、でもチャレンジしたいんです」と…。12歳の少年から、プロ選手として歩み始める決意が伝わってきます。大丈夫、仙北市民がみんなで応援しているよ。

2017年3月7日火曜日

ドローン国際フォーラムin秋田のお知らせ

 「ドローン国際フォーラムin秋田~ドローン×アジア~」開催をお知らせします。日時は3月29日(水)13時30分から、会場は秋田市内の秋田ビューホテルです。パネリストは、中国・台湾・インドネシアの業界トップや国内最前線の皆さん。私は基調講演2で登壇します。

 世界の今、日本の今、そして仙北市の明日に触れる絶好の機会です。入場は無料ですが定員になり次第受付を終了(申込み〆切りは3月24日)。参加申込み・お問合せ先は、事業を主催する秋田銀行証券国際部・海外ビジネスサポート室(電話018-867-1221)、Email:intl-support@akita-bank.co.jp まで。
※後援団体:秋田県・仙北市・一般社団法人ドローンレース協会・秋田ドローンコミュニティ・株式会社フライヤー・株式会社販促

サクラ咲く!

 今日は、県立高校の一般選抜試験日です。合格発表は今月15日ですが、一足早く、市役所田沢湖庁舎内に活けたサクラが咲きました。
 みんな頑張れ!


2017年3月6日月曜日

ガンダムと仙北市の関係

 テレビや新聞で「お台場ガンダム撤去」が報じられています。2012年に設置されたガンダムですが、見ないうちに撤去かあと残念に思っていたら…。昨日、バンダイナムコ・ホールディングスや創通など4社が、新ガンダムの建立を発表しました。このバンダイナムコ・ホールディングスのトップが、角館高校出身の田口三昭さんです。ご存じだったでしょうか。

 田口三昭さんは私の2つ上で、出身は秋田県大仙市太田です。バンダイに入社後は数多くのヒット商品を手がけていて、確か妖怪ウォッチもそうだったと思います。そんな具合で、若い頃からの手腕が高く評価され、2年前からバンダイナムコ・ホールディングスの代表取締役社長をお務めです。お忙しい中、いろいろとご相談にものってくれる気さくな先輩で、前回お会いした時は、秋田内陸縦貫鉄道の乗車運動について、貴重なアドバイスをいただきました。

 いま話題のガンダムと仙北市は、そんな関係があった(あったと言えるかな…)と言うお話でした。

仙北市議会の本会議一般質問②

 仙北市議会一般質問の2日目です。今日の登壇者は高久昭二議員、門脇民夫議員、伊藤邦彦議員です。各議員の市長に対する質問概要・答弁概要をお知らせします。


【高久昭二議員】
Q.市民ファーストの市政実現のため、大型プロジェクトではなく、子育て支援(給食費の無料化)や、高齢者の交通手段の確保などを充実するべきではないか。
A. 平成17年の合併当時は、仙北市として約280億円の借金がありました。これが今では200億円台ですから80億円の削減です。もし大型プロジェクトの市政であれば、このような現状にはなりませんでした。議員の思う市政と現在の市政は方向が同じです。子ども達の給食を無料化することについては、私も強い関心を持っています。しかしその前に、給食費の滞納を改善する努力も必要と考えています。高齢者の交通手段の確保は重要な課題です。新・角館総合病院の開院に向けては、民間バスや市の循環バスの利便性を向上したいと思います。その他、庁舎の再編に併せて、各庁舎・公共施設・医療機関・健康増進施設・お買い物エリアなどを結ぶ旬間無料バスも検討しています。



【門脇民夫議員】
Q.市議会は、昨年の9月議会で「道の駅」の請願を採択したが、市の動きが見えない。また大型クルーズ船の対応など、観光政策をどう考えているか。
A.昨年9月、議会が採択した請願の願意は、「道の駅」とありますが、内容は直売施設の実現に向けたものです。請願の採択後、特に予算を計上せずに検討してきたため、動きが見えないと捉えられたと感じています。農業の所得確保、観光振興にも大変有益ですが、通年営業ができる農産物や加工品の品揃えなど、どれだけ仙北市で条件ができているか、またその経営母体をどうするか、適地選定などの議論が必要です。平成29年度予算案に関係予算を計上したのでご審議をお願いします。クルーズ船の対応は、すでに様々な場面で始まっています。詳しくお話しできませんが、送客をお約束いただいた会社もあります。引き続き誘致活動を進めます。



【伊藤邦彦議員】
Q.落合球場の改修を急ぐべき。併せて県南で初のドーム型球場を実現できないか。またカヌー練習場は現在の場所で良いのか。水道事業のスピードアップができないか。
A.平成29年度予算に落合運動公園全体の調査事業費を計上しました。主に野球場の改修を進めたいと思っています。ドーム型球場については、これまでも県に要望してきました。今後も諦めず訴え続けます。議員の質問をお聞きすると、落合球場に屋根をかけたらどうかとのご提案ですが、今回の調査事業でその点についても検討をしてもらいます。カヌー練習場については、練習や観光を考えると現地(生保内コース)よりも下流域が適地だと、私も県に何度も提案しています。しかしこの提案は聞き届けていただけませんでした。河川占用の許認可事務を行う県の判断です。水道事業については、田沢湖卒田地区は平成29年度で水道認可申請と概算設計を行う予定です。


2017年3月5日日曜日

間もなく新・角館総合病院が開院します

 新・市立角館総合病院は、開院に向け急ピッチで作業が進んでいます。本体工事は既に完成し、現在は最先端の医療機器や新システムの導入、外構工事などが行われています。開院は4月1日(入院患者の引っ越し)、一般外来診療は4月3日からです。また3月25日・26日には市民の皆様の内覧会を予定しています。たくさんのご来院をお待ちします。

 角館病院の改築は合併前からの懸案でした。私は「市民の命と健康を守る責任」を実現できる拠点が必要と判断。その後、適地の選定、建設資材や人件費の高騰、病院職員のホスピタリティなど課題が多く、市民の皆様にはご心配をおかけしました。
 何とかハコ(建物)はできました。あとは建物に負けない、市民ニーズに寄り添った医療サービスの質的向上、そして病院の経営改善に、職員が“火の玉”となって取り組むだけです。


 なお、移転作業の関係で、3月29日から4月2日までの5日間(土・日含む)、外来診療を休診します。救急診療は、3月28日午後5時から4月4日午前8時30分まで、他の救急病院で対応をお願いしています。ご理解とご協力をよろしくお願いします。

2017年3月3日金曜日

仙北市議会の本会議一般質問①

 仙北市議会一般質問がスタートしました。今日の登壇者は荒木田俊一議員、熊谷一夫議員、田口寿宜議員、平岡裕子議員です。各議員の市長に対する質問概要・答弁概要をお知らせします。


【荒木田俊一議員】
Q.仙北市で取り組むユニバーサルツーリズムの課題は何か。
A. ユニバーサルツーリズムは、文化・言語・国籍・老若男女・障がい・能力の差違を問わず、誰もが安心して旅行できることを目的にしています。私はこれに加え、市民の生活環境の向上も含めて考えています。平成25年度からANA総合研究所と業務契約を締結し、課題の解決手法や進め方を研究してきました。課題はまだまだユニバーサルツーリズムへの理解が進んでいないこと、また市役所職員の意識転換が必要なことなど、いろいろあります。特に市役所は、せっかく入手した情報が部局を超えるとゼロになっている現状です。この改善は内部で対応します。また段差の解消や車イス対応トイレの設置など、物理的な改善も同時に進めます。



【熊谷一夫議員】
Q.妊娠から子育ての一元的な窓口「ネウボラ」を開設できないか。またコンビニを活用した住民票の発行や納税サービスの検討は進んだか。
A.現状では保健課・市民課・子育て推進課などが分散してサービスを提供しています。これは好ましい姿ではありません。先ず妊婦さんの不安に対する支援を強化し、平成29年度にネウボラの看板を掲げ、その後、集約型庁舎の実現と組織再編で物理的な課題を解決し、本格サービスに移行したいと思います。
 コンビニを活用した行政サービスは、マイナンバーカードの交付が本格化し、そのために必要だった地方公共団体情報システムの稼働も始まり、いよいよ環境が整いました。住民票や印鑑証明の発行、またコンビニ納税を、国の支援のあるうちに、つまり平成30年度までにスタートさせる準備に入ります。



【田口寿宜議員】
Q.地方創生・近未来技術実証特区は、何のための事業か明確なビジョンが必要。また4月から始まるJR東日本の重点販売地域指定に向けた本気度は。
A.特区事業は、市民の税金を活用して行っているものもあります。これらが将来的に市民の皆様に利益をもたらすものでなければ意味がありません。その思いを貫いて事業にあたります。またJR東日本と秋田県のキャンペーンは千載一遇の機会ですが、待っていて降ってきたものではありません。6月末までの3ヶ月間、仙北市は北海道キャンペーン、東京キャンペーン、県内キャンペーンを繰り返し実施します。市内でも春の花紀行、アジア太平洋温泉会議、ヘルスケア事業など多彩です。その場面でも周遊バスを運行します。観光連盟の一元化、文化力の広域連携事業、田沢湖遊覧飛行プラン、国際交流専門員の配置、組織再編への取り組みなどから、本気度を感じ取っていただければと思います。



【平岡裕子議員】
Q.「こどものえき」の設置を拡大すべき。また介護保険と高齢者の暮らしでは、新たな制度でどのような変化があるか。
A.「こどものえき」は、市内に13ヶ所あります。しかし観光パンフレット等に記載がなく、ご存知ない皆様が多いと思います。これはパンフレットを作成する担当部署に、「こどものえき」が必要だという認識が低かったこと、また掲載するようにと指示をしていなかったことが原因で、行政の縦割りの弊害が現れてしまいました。反省しています。今後作成する刊行物にはしっかりと表記します。電子データも早期に更新します。介護サービスですが、現行の介護予防サービスは「みなしサービス」という形でこれまで受けていたサービスは継続できます。負担額ですが、サービスを継続する方の場合は利用料に変化はありません。


2017年3月2日木曜日

大人気のローズメイが仙北市に初の直営店舗を出店

 株式会社ローズメイの原田青・代表取締役が、田沢湖庁舎を訪ねてくれました。ローズメイはお隣の大仙市太田に工場があります。「オレンジスライスジャム」などに代表されるミツバチ産品の健康食品は、全国で爆発的大人気。そのローズメイが、初の直営店舗を仙北市角館に出店します。

 店舗名は「ローズメイカフェ・ファクトリーショップ」。場所はJR角館の駅前交番横です。プレ・オープンは4月15日、グランド・オープンは4月24日の予定なんだそうです。名前の通り、コーヒーも飲むことができます。また、ここでなければ食べられない“オレスラ・ソフト”もホント楽しみです。私は原田さんに、「また一つ、仙北市に名所ができるんですね。ありがとうございます。でも人気商品が引く手あまたで、増産体制の拡大が必要でしょ。仙北市には有休施設が幾つかありますから、ぜひ使って欲しいなあ」と…。原さん「そうですね。ローズメイは昔から仙北地方の皆さんに育ててもらった会社ですから、しっかりと考えます!」とお返事をいただきました。

 また原田さんに、「仙北市産ブルーベリーやラズベリー、夏イチゴなどを原料に新商品の開発はどうですか」とお聞きしました。「とても興味があります」とお答えいただきました。これはローズメイさんと市内生産者と、早く顔合わせをする必要がありそうです。

朝日新聞「みちのく経済」で

 今日の朝日新聞「みちのく経済」の紙面です。仙北市が平成29年度から始める温泉と医療の連携事業が紹介されました。

2017年3月1日水曜日

角館高校の卒業式祝辞で「幸せを手にする人生となりますように…」

 角館高校(今井智幸校長)の卒業式に参列しました。厳粛な式典でした。全日制課程の卒業生235名の代表は熊谷ほのかさん、定時制課程5名の卒業生代表は千葉瑞樹さん、在校生送辞は2年の佐藤ともきさん、卒業生答辞は全日制が江橋竜史さん、定時制が進藤彩香さんです。答辞を聞いていて、こみ上げる涙を我慢できませんでした。


 私は祝辞で、「皆様は新制・角館高校の第3期生です。駒草キャンパスで入学式を行い、翌年には全日制が若杉キャンパスに移転、定時制は駒草キャンパスで新たなカリキュラムがスタートしました。環境の変化が多くてご難儀だったと思います~。仙北市は秋田県下で最も世界に開かれた国際色豊かな街です。今後は、ますます皆様からお力をお借りしたい場面が増えます。皆様の未来のステージに、是非とも仙北市を選んでください」とお話ししました。


 そして最後に、「学舎を旅立つお一人おひとりが、幸せを手にする人生となりますように…」と結ばせてもらいました。頑張れ!