skip to main |
skip to sidebar
沖縄の方言で、サトウキビをウージと言います。春、じっけん農場の育苗ハウスに定植したウージは、今はハウスの屋根を突き破りそうな背丈に成長しました。この後は気温が下がり…。
いよいよ体内に糖分を蓄積する成熟期に入ります。沖縄では12月から4月ぐらいが刈入れ時期と聞きました。気温が下がる冬を畑で越させて、より多くの糖分を生成する栽培手法です。秋田ウージの優位性は…、沖縄に比べて冬の到来が早く、段違いの寒いにあります。ただハウスにビニールを張ったままの冬越しだと、除雪で大変な労力になります。でも雪が降る前に気温が下がり、十分な糖分を生成できたら問題はありません。
秋田ウージが単年栽培のサトウキビになれるかどうか…、もう少し実験を続けます。
AKT秋田テレビの土曜LIVE!あきた。昨日の放送で菅原咲子アナウンサーは番組を卒業し…。
特集は泰山堂(仙北市西木町)でのなべっこ会。きんきんかやぎとだまっこ鍋は本当に最高に美味しく、農家民宿の魅力・秋田の豊かさをお伝えできた企画でした。他にも菅原さんと一緒の県内ロケは5回、食べたり飲んだり遊んだり、毎回ただただ楽しいばかりで…。その菅原さん、昨日の番組ラストで、「土曜LIVE!あきたで4年半お世話になりましたが、9月で番組を卒業します。10月からはLiveNewsあきたで皆さんとお会いします」とごあいさつ。そうかあ、10月は番組の改編期でした。寂しいですが仕方ありません。活躍の場をずんずん広げる菅原さんを最大応援です。
本当にご苦労さまでした、頑張れー!。
この赤そば畑は、国道341号のメディカルファーム仙北横のほ場です。タカヤナギ田沢湖店の近くで、お買い物ついでに写真を撮る人も結構います。新そばシーズンはもうすぐ!。
市内各地でそばの栽培が行われています。たぶん秋田県内でも屈指の面積になっているかと…。そんな中でも写真の高嶺ルビーは貴重品種。原産はネパールのヒマラヤ山脈、チベット国境に近いムスタン地方ですが、信州大学などが熱心に改良を加え素晴らしい品種に仕立てました。
赤そばは実も赤いと思っている人…、赤いのは花だけです。でも食べるとやっぱり赤そばの風味、違います。遠いふるさとヒマラヤの風をお楽しみください。
ABS秋田放送「えび☆ステ」今週の一言。大谷翔平さんとECCの共同プロジェクト・SHOW YOUR DREAMS 2024は、世界に挑戦する子どもを応援する留学プログラム。秋田市内の小学生も…。
彼の名前は阿部かなえさん(小学校6年生)。大谷翔平さんと国際交流が大好きで、留学プログラムに応募し100人の中の1人に選ばれました。留学先のアメリカでは素晴らしい出会いがあったそうです。この事業の一切の経費を負担するのが大谷翔平さんです。メジャーリーグに在籍した当初、言葉の壁で本当に苦労した思いが、次代の若者に留学の機会を提供する事業を生み出しました。そんな彼は、今では世界最高のベースボールプレーヤーですが、これは彼が求めた姿の1つです。留学事業も、野球用具のプレゼントも、思わなければ実現はなかったのです。
人生の全ては思うことから始まります。思い一つです。例えばお金がなかったら…、無駄遣いしなくて済むから良かった良かった。夕飯のお料理が塩っぽくても…、これでご飯がたくさん食べられるから良かった良かった。歳を重ねて動けなくなったら…、これまで生きてこられたことを周囲に感謝できて良かった良かった。こんな風に思えば未来が開けます。やっぱり思い一つです。思い一つで必ず事態は好転します。
秋の交通安全週間(9月21日〜30日)で、朝の登校時間、自宅前の十字路に立ちました。通勤の皆さんとはあいさつができましたが、一人の登校児童・生徒とも会えなくて…。
このところ「未来の地図帳」(河合雅司著・講談社現代新書)を読み続けています。人口減少が進んだ2045年の日本は、まず秋田県はその減少率でトップ(62.4%減)です。これが現実となる前に、各県の人口減少対策とシンクロした国の具体の対応策が必要です。本書では市区町村間の住民の綱引きに勝者はいないと、そう断言しています。同感です。
今朝、交通安全のタスキをかけて街頭に立ちましたが、そうか、その前にタスキをかけて立ったのは2017年の市長選挙の時です。
タスキ、似合うな…。
しその実の収穫適期は、茎に1〜2個ぐらい花が残っている状況だと言われています。私の見立てでは今日でした。でも母は明日だと言います。せっかちな私は待ちきれず…。
しその実の醤油漬けが大好きです。これさえあればご飯が食べられます。美味しい醤油漬けを作るには、まず実の適期収穫が基本です。でも…、以外に難しいんです。花がたくさんついている状態は未熟で、食べてプチプチした食感を楽しめません。反対に熟し過ぎてしまうと外皮が硬化し、食味が損なわれてしまいます。さらに天候、そして人さまのスケジュール…。今日だと思った私は、我慢できずに葉と実をとり、試食用の醤油漬けを作って食べてしまいました。最高に美味しかった!。
しその実に限らず、私のモットーは遅れるよりフライングですが、これで多くの皆さまにご迷惑をかけて来たこと…、はい、ちゃんと理解しています。
※しその葉の醤油漬けには、七味唐辛子が良く合いますよ(写真)。
今週28日のAKT秋田テレビ土曜LIVE!あきたは、仙北市西木町で収録した「きんきんかやぎとだまっこ鍋」。菅原咲子アナが畑でネギやナスを収穫し、炊きたての新米でだまっこを…。
かたまえ山展望台から真っ青な田沢湖を眺め、門脇じっけん農場でネギを掘り、泰山堂(農家民宿)でナスをとったり新米でだまっこを丸めたり…。藤井けい子さん・直市さんと一緒に鍋を作って食べて、おしゃべりを楽しむ異色のVTRになりそう。だまっこ鍋は最近人気の秋田鍋ですが、きんきんかやぎを知る人は少ないかも…。きんきん、一般的にはキンキとかキチジとか呼ばれる魚です。全国的にお祝いの魚は鯛ですが、秋田では…、たぶん正月やお祝い事にきんきんが主流ではないでしょうか。
藤井けい子さんが言うには、「大切な人が来た時など、西木は昔からきんきんかやぎが最高のおもてなし料理でした。私も懐かしいくらいです」と話していました。あぁ美味しかった!。
※生放送で9月28日(土)午後5時55分から。
友人のAさんからダンスの個人レッスンを受けています。先ずお手本の踊りと注意点をLINE動画で送ってもらい、それを見て私があちこちで練習し、成果を撮影した動画をLINEで返して…。
今は基本的な動き、基礎中の基礎みたいです。昨日のレッスン1は「エイトカウントを数えよう」、今日のレッスン2は「リズムにのろう(ダウン)」です。今日の動きはシングルダブルの組み合わせで、動画のようなダンスになりました。単調になりがちなウォーキングも、ダンス・レッスンをはさむと、また別の筋肉が刺激されて…、何だかいい感じです。
私の新しいソロ活です。街なかでウォーキング中に踊りだす人がいたら…。
※ブログの動画が動きません。フェイスブックでは踊ってます。
雨の中の100キロマラソン(仙北市角館〜北秋田市鷹巣)。50キロと100キロの部に合わせて1000人が挑戦しました。この写真は8時46分、最大の難所と言われる大覚野峠で…。
撮影した1枚。スタートから40キロ超のポイントで、もう少し進むと大覚野神社(有志が完走祈願に設置した神社)、さらにスノーシェットを300メートルほど走れば北秋田市です。国道105号線でつづら折りの大覚野峠、勾配はきつく今日は雨も降っています。どういう訳か…、応援していて涙が溢れます。すごいなあ、どうしてこんなに頑張れるのかなあ。
“頑張れー!”、と声をつまらせて応援していたら、ランナーから“あなたも頑張れ!”と声が返ってきました。あぁ100キロマラソンは素敵です。
大好きな人が16日に逝ってしまいました。モントリオール五輪金メダリスト・荒木田裕子さんです。仙北市田沢湖出身の先輩で、あれこれお願いして観光大使もお引き受けいただき…。
写真上と左下は、市民会館での講演会の様子。お話しは「世界一の練習をしたから、私みたいな普通の人もオリンピックでメダリストになれました。皆さんも大好きなことで一歩を踏み出してください。好きなことは頑張れるでしょ」と。講演が終わりトンボ返りで東京に帰る足を止め、会場で観光大使の任命式をさせてもらいました。写真中下は、東京五輪を決めた日本招致団の皆さんとガッツポーズの荒木田裕子さん(アルゼンチン・ブエノスアイレス)。写真右下は、仙北市政10周年記念のWalker紙面対談(都内・角川本社ビル)のワンショット。私の右隣が荒木田裕子さん、その右隣が西木正明さんです。
私がお願いした仙北市の観光大使は、この後でお引き受けをいただいた中尾彬さん、西木正明さん、そして荒木田裕子さんの3人が逝ってしまいました。本当にご苦労さまでした。ありがとうございました。そんな皆さん、あちらで顔を合わせて、仙北市の思い出話しなどに花を咲かせているでしょうか…。
ABS秋田放送「えび☆ステ」今週のひとこと。来月12日から始まる“金曜ロードショーとジブリ展”(秋田県立近代美術館)を特集。そうです、宮崎作品は主人公の少女にメッセージが…。
ナウシカ(風の谷のナウシカ)、シータ(天空の城ラピュタ)、さつき(となりのトトロ)、キキ(魔女の宅急便)、ちひろ(千と千尋の神隠し)…、以前の宮崎作品では、ハイジ(アルプスの少女ハイジ)、ラナ(未来少年コナン)、クラリス(ルパン三世カリオストロの城)…。どの主人公も頑張って頑張って生きていて、それでも、まだまだやれていない、できていないと自身を責めて、そんな少女に宮崎監督は「大丈夫だよ、ちゃんとやれてるから」と、そんなメッセージを込めて描いているような気がします。
そのメッセージは、映画を見る私たちにも向けられていて、だから何だか元気がわいてくるのかなあと思っています。今週のひとことは宮崎監督に代わって、勝手な解釈でお届けしました😁。
仙北合宿の最終日。朝は宿泊をお引き受けいただいたレストラン風雅で記念撮影。歩いて角館交流センターへ移動し、「仙北市の観光を考える意見交換会」がスタート。なるほど…。
意見交換会での情報提供は、仙北市観光文化スポーツ部の小田野直光部長。第3次仙北市観光振興計画「仙北市ブランドで共に創る幸せな未来」を説明し、仙北市の目指す観光の姿をお話しいただきました。ゼミの学生さんたちは、3日滞在した角館の印象、昨日の田沢湖でのフリータイムの感想など、若い旅人の立場から実直な言葉が次々に飛び出します。ここに住む私たちとは視点が違って、なるほどと指摘の多くは目からウロコでした。
この後、ゼミの学生さんたちは大学に戻り、現地調査の取りまとめをして改善手法をさらに磨きます。その1つでも2つでも、学生さんと一緒に実現できたらと思います。
※今回のゼミ合宿は、私たち一般社団法人・市民活動あきたにとって、初めてのゼミ合宿サポートでした。大学側の要望や学生さんの要望、私たちからの要望、それを日程に落としながら地元対応者との協議やお願い、移動手段の確保、経費の心配などなど…。でも楽しい仕事です。たくさんの発見や気づきに立ち会えます。ご興味ある方はどうそご一緒ください。
一社・市民活動あきたがサポートする関東学院大学経済学部(横浜市)島澤ゼミの仙北合宿も2日目。午前はかじか瀬(西木町)で地域のお母さんたちと意見交換会、午後は田沢湖で…。
かじか瀬は地域の皆さんの交流拠点。定期的にお楽しみ会こみっとカフェ(主催はNPOかじか瀬)を開催しています。今回は関東学院大・島澤ゼミの皆さんと意見交換会がメイン活動でした。ビックリしました。70代80代のお母さんたちが、首都圏の大学生から意見を引き出し、時に方言で煙に巻き、身の上相談にまでのっていて…。恐るべきコミュニケーション能力です。いえ、これはもしかしたら学生さんたちの気配りかも…。
午後は田沢湖の観光ポテンシャル調査で、各種のアクティビティを体験する予定でした。が、持ち合わせが限られた学生さんには安価な遊びが欲しかった様子。また林業学習の中間報告会では、素晴らしい議論が交わされました。私たちにこそ気づきの多いゼミ活動です。
今日から19日まで、関東学院大学経済学部(横浜市)・島澤ゼミの仙北合宿をサポートしています。今回のテーマは「観光と林業」。どちらも仙北市の重要産業ですが、現状を改善し…。
新たなビジネスチャンスを創出するため、3日間で12人が各地をめぐり可能性調査を行います。私たち一般社団法人・市民活動あきたは、これまでゼミの皆さんとweb会議などで現状共有をしてきましたが、現地での活動は今回が初めて。滞在中のメニュー提案や宿泊先の調整、移動手段の確保などをお手伝いしました。今日は林業をテーマに門脇商店(森の駅、巨木の森、シェアスペース森の恵)から協力をいただき、代表の庄司菜穂子さんの講話と木工体験、私も林業の可能性についてお話しをしました。
森林視察で訪れた金峰神社に皆さんは感動した様子でした。参道の杉並木(樹齢350〜800年)県の天然記念物にも指定されています。この風景を忘れないでくださいね。
コンピュータの容量が不足しているようで、とりあえず不要な写真や動画を消去しています。その作業で面白い映像を見つけました。2018年に開催の高橋優さん野外フェスで…。
映像は「秋田CARAVAN MUSIC FES 2018」で、オープニングのかけ声をさせてもらったシーン。この直前、“明日はきっといい日になる”も少し歌っています(その映像はありません)。いくらご本人から了解をいただいているとは言っても、ステージでマイクを持って歌っていいのか…。迷いながら出て行ったことを覚えています。でも…、いっぱいのお客さまを見たら我慢できなかったんでしょう。気持ち良かった!。
今年はこの21日・22日に能代市で開催です。きっと素晴らしい2日間になりますよ。
一般社団法人・市民活動あきたのガリンペイロス砂金とり隊。松館プロジェクトリーダーの幼少の記憶をたどり、西木町相内の山中に分け入りました。治山ダムをこえ沢登りして…。
昔、この辺りには銅山がありました。と言うことは金脈が眠っているかもと、そんな予測で調査をしています。松館リーダーが小さい頃に遊んだ山は、樹木の成長や災害対策の堰堤事業などで、当時と比べて様相が変化しているようで…。他の山も同じ状況でした。遠目には相変わらずの姿ですが、歩くと全く別の山になっています。
ここは水が綺麗でビックリします。沢底が透けて見えるので、大きな金塊があったら絶対に見逃しません😁。
ABS秋田放送「えび☆ステ」今週のひとこと。この22日に迫った秋田内陸リゾートカップ・100キロチャレンジマラソン。初回は1989年で私も29歳でした。あの頃…。
秋田内陸縦貫鉄道は角館と鷹巣が結ばれて、これを機会に県南と県北の交流活動を活発化しようと多くのイベントが企画実施されました。私たちもスポーツ交流・文化交流を盛んに行い、頻繁に鷹巣でお酒をいただき踊って歌った記憶があります。そんな中、100キロチャレンジマラソンは、当初は田沢湖の水泳(スイム)も含め、秋田を縦断するトライアスロンを標榜していました。この夢は実現しませんでしたが、準備に奔走した皆さんの思いは熱く、内陸線沿線の資源を活用し、内陸線を応援しながらの地域振興事業として、100キロチャレンジマラソンを誕生させたのです。
今回で32回を数える100キロチャレンジマラソンですが、これまで何度も存続の危機がありました。でもランナーの皆さんからの評価は高く、このマラソンで秋田ファンになった人も相当います。今日番組に登場いただいた大沢桂さん(北秋田市)も高橋利男さん(美郷町)も、大会出場を目指し毎日トレーニングを欠かしません。1日が走ることから始まり…、それが日常です。前回完走できなかった悔しさをバネに、今年はそれ以上の距離に到達したい、もちろん完走が目標と話していました。22日は50キロ・100キロの全てのランナーが自身の目標を 達成できるよう、そして大会を運営する皆さん、ランナーを支える多くのボランティアの皆さんが、最高に幸せな1日になるよう、その喜びがまちづくりのエネルギーになるよう、沿道から最大応援をしたいと思います。
リベンリ秋田presentsのポットキャスト番組「ぬるっぽ」。前回配信の課題をクリアして番組らしくなってきました。スポティファイ、アップルポットキャスト、YouTubeで毎週水曜日に…。
出演は多可享子さん、リベンリ秋田の桜井誠さん、松澤俊和さん、私の4人。前回の#1は、テスト配信とは言え声が聴き取りにくいと言う意見が多数でした。これを100%クリアして#2の配信をスタート。またダラダラ話すのは良くない!と、15分タイマーをスタジオに持ち込み、ピーピー鳴ったら収録を止めることにしました。配信元は増えスポティファイ、アップルポットキャスト、それにYouTubeでお聴きいただけます。#2の内容は玉川温泉やお風呂の効用など。お話しのテンポはいつも通り快調です!。
来週の水曜日に#3、その次の水曜日に#4と、だんだん番組らしくなってきました。一度お聴きください。
能代市の市民おもしろ塾でお話し会。参加をいただいた皆さんが楽しそうで、私も面白くなってしまいました。この町にはたくさんの民話が伝わっています。その中でも私は特に…。
実はお声かけをいただいた町には事前に何度も足を運び、民話や昔話を聞き集めて歩きます。能代はたくさんのお話があって連日の取材も本当に楽しかった…。例えば加羅陀山様、木の葉天神物語、吹越の地蔵様、猿木、事故を予告した力士、三頭沼の虎子姫、天狗杉、ナゴメハギ、お伊勢参りした犬、観音様と閻魔大王、火事で焼けた絵掛図…、そんな中で大好きだったのが貧乏神と福の神のお話しです。昔々、能代の田舎に太郎左ェ門と作左ェ門の2軒があって、どちらにも同じ年のアンチャがいて、同じぐらいの田畑を持っていて、同じ頃に嫁っこをもらい、子どもも5人で一緒、じっちゃとばっちゃが亡くなったのも同じ頃でした。が…、その後は作左ェ門のアンチャは田畑を少しずつ売りに出して貧乏に、一方の太郎左ェ門のアンチャは周辺の農地を買って裕福になっていきます。この差は何だったか…。周辺の農民が噂をしていた話しでは、作左ェ門の家には貧乏神が住み着き、太郎左ェ門の家には福の神が住み着いているとのこと…。その原因は夫婦仲の違いだと言うのです。
興味深い民話です。今に伝わる民話には幸せのヒントが幾つも隠されているような気がします。
早朝ウォーキングで山栗を拾いました。小さいですが美味しそう。乾燥させて甘みを引き出し、栗ご飯を炊きましょうか…。それにしても、季節の移ろいが早くてビックリです。
子どもの頃は、夏休みが長くて早く学校が始まって欲しいと思ったくらいです。そしたら、時間の早さ(流れの感じ方)は、歳を重ねるにつれて早くなるそうで…。これをポール・ジャネーの法則といいます。この法則で計算すると、人生の折り返し年齢は19歳でした。皆さん時間感覚だと、19歳でもう人生は折り返ししているんですよ!。
少し説明すると…、若い時は全てが未経験で、自己防衛のために脳が最大パワーで思考を行うそうです。脳の言い分は、過重労働をこんなに長い時間させて…、です。歳を重ねると大抵が経験済みで、脳は休み休み働いても対応できるので時間の経緯に無頓着、結果、知らないうちに時間は経過して…、みたいな反応です。19歳、あれ?、オレ何やってたかな…。
県内に住む子どもたちに、畑で収穫した今シーズン最後の夏野菜を宅配サービス。ついでに旧道川海水浴場(由利本荘市岩城)で海気浴ウォーキング。汐風の中で砂に足をとられて…。
夏野菜はナス、キュウリ、オクラ、白ゴーヤ、トマト…。美味しく食べてくれたら野菜たちもきっと喜びます。あんなに暑かった夏も少しずつ通り過ぎ、今は朝夕が寒く感じるほどです。角館のお祭りが過ぎれば稲刈りが本番を迎えます。秋の息遣いを感じたと思ったらすぐに深まって…。たぶん、こんなふうに時は巡っていくのでしょう。
今年は各地の浜辺を歩き、ビーチコーミングを楽しみました。海に遊ぶ夏もそろそろ終わりに…。
岩手県紫波町のかかしまつりに参加しました。大リーグで活躍する大谷翔平選手や、NHKの連続テレビ小説「虎に翼」など、話題のキャラクターが勢揃い。これは楽しい!。
会場は同町ファーマーズマーケット・紫波ふるさとセンター(佐比内馬場80−1)。この時期はぶどう農家さんがたくさんの品種を直売していて…、86体のかかしも農家さんの自作です。私のカブリモノは「ちいかわ」ヘッドキャップ。会場に常設されていて、即かかしの仲間入りができます。
係の方に聞くと、かかしまつりは収穫祭なんだそうです。毎回どんな作品を出品するか、農家さんは世の中の動きにも敏感で、ボケ防止に役立っていると笑っていました。いい!。
AKT秋田テレビの土曜LIVE!あきた。特集の1本はあきたこまち40周年です。あきたこまちは奇跡が重なり秋田で産声を上げました。始まりは昭和9年の東北大冷害。国は耐寒性の高い…。
私はコメントで、「あきたこまちは奇跡のお米です。様々なことが重なり合って、世界で栽培される超人気の良食味米ができたんです」と話しました。と言うのも…、その大冷害の後で国は、新品種の育成を狙って東北各県に1箇所ずつ試験地を開設しました。秋田県には例外的に2箇所(現大曲市と現仙北市)設置された記録があります。しかし昭和22年に同事業は廃止。他県は県が試験地を引き継ぎますが、秋田県だけは廃止のまま受け入れます。当時の秋田県は、水稲の育種に関して余り熱心ではなかったようです。しかし昭和30年代後半、米の消費量が頭打ちになり、国は銘柄米制度をスタートし食味米時代となります。この転換期に県農協中央会や県が連携し、やっと昭和50年に秋田県農業試験場内の組織として水稲品種課が整備されます。職員は2人、齋藤課長と畠山研究員です。この2人が北陸や東北地域の育種の現状調査を行い、昭和51年、たまたま福井県の農業試験場に赴いていた畠山研究員が、実験中の7株の中の1株を秋田に持って帰ったことから、あきたこまち物語が始まるのです。
この1株はコシヒカリをお母さんに、奥羽292をお父さんに持つF1でした。モミの数は384粒で、秋田県農業試験場ではこの1粒1粒を発芽させ、さらに交配を行い、出穂が早く倒伏しない、いもち病などの耐病性に優れ、何より美味しいお米の系統選抜を繰り返しました。最後に残った5504と5505の比較検討で5505が優れていると判断し、このお米に秋田31号と言う仮の名前をつけて…、これが後のあきたこまちです。ネーミング募集も行い、最後あきたこまちの名称を選んだ人は、当時の秋田県知事・佐々木喜久治さんでした。以上、ザッと書き出しましたが、どの場面の1つ欠けても、今日のあきたこまちは誕生しなかったと思います。
※左から菅原咲子アナ、私と重久愛コメンテーター
ABS秋田放送「えび☆ステ」今週のひとこと。世界選手権2連覇、東京五輪・パリ五輪連続出場のナガマツペア(バドミントン)はすごいアスリートです。2人はまるでコートの中で…。
踊るように躍動してきました。でも…、晴れの日ばかりではなく、きっと雨が降ったり時には嵐に襲われたりしたのだと思います。すごいな、本当にご苦労さまでした。ところで今朝、僕は路上の雨だまりを避けてウォーキングをしていて、その様子を畑から見ていた近所のお母さんが、「あれ、今日は踊りながらウォーキングかい」と声をかけてくれました。なるほど、足運びが踊りのステップに見えたようで…。
もちろん人生は過酷ですから、苦虫を噛んだような顔になるのも分かります。その現実をひょいと踏み越えて、苦しみを踊ってやり過ごせたら格好いいなあ。と言うことで、雨の中で踊るその人は、ナガマツペアであり、私であり、皆さんであったりするのです。
7日から角館のお祭りが始まります。魂が爆発する3日間です。この時期になると思い出すことがあって…。お祭りが国の重要無形民俗文化財に指定された1991年、高橋雄七町長が…。
私はあの頃、西木村役場の総務課で広報にしきを書いていました。カウンターごしに「すみません」と声をかけてきた人がいて、頭を上げると隣町の高橋雄姿七町長でした。どうされましたかと聞くと、「角館祭りのやま行事が国指定の文化財に指定されました。このお祭りは角館だけで開催できるものではなく、周辺の町村の皆さんの参加や応援があって受け継ぐことができています。西木の皆さんにも感謝の思いをお伝えしたいし、この後のこともお願いしたいので、どうか西木の広報でこのことを記事掲載してください」とのことでした。
高橋雄七さんは手書きの原稿を持参していて、私はこれを受け取り最近号で掲載しました。それから25年後(2017年)、角館のお祭りは全国の山・鉾・屋台行事と一緒にユネスコ無形文化遺産に登録をいただいて…。高橋雄七さんが亡くなって1年後のことです。
大好きな遠野市立博物館の企画展。天狗の牙や下駄、おしら様などが展示されています。着目したのは人魚のミイラ(写真)ですが、国立科学博物館が行ったX線撮影等の調査で…。
人魚のミイラは双頭で、八戸市立博物館が所蔵しています。今回の企画展では写真展示でしたが、人魚の牙や爪は実物展示されていて、角度を変えて観察できます。その人魚のミイラを調査した国立科学博物館の報告書では、頭は紙製の張子に魚の口がはめ込まれ、腕や手指には軸が通っていて、下半身は棕櫚(しゅろ)の木でできていることが分かっています。ウロコはコイ類のものではないかと。いずれ作り物と判明していますが、何のために作ったかは不明です。
昔も異界の魔物は人々の関心を集めていました。天狗やカッパもミイラで海外に輸出された記録が残っています。見世物、または信仰の対象と考えることもできますが、果たして…。
※写真右上は天狗の牙、中は下駄、下は人魚のミイラ
しばらく見えなかった片方を、けさ縁側の物陰で見つけました。履き心地が良くて、毛玉が付いても捨てることができなかったお気に入りです。再会した二人(二足)もきっと喜んで…。
運みがきは足元からと言うお話しがあります。幸運を引き寄せるには、日常から自分を大切にすることがキーポイントですが、私はペアではない靴下を履いて出て、仕事が丸一日かみ合わない経験をしました。靴下のせいではないと分かっていますが、これは…、しちゃ駄目なことだと思いました。
たぶん固い絆で結ばれた二人(二足)なのでしょう。これからは、ここぞと言う時の勝負靴下になりそうです。
雨の晴れ間を見計らい、じっけん農場にジューンベリーを植えました。初夏に赤い実をつけるバラ科の低木です。実は生食でも楽しめますが、ジャムが最高に美味しいと聞き…。
苗木(1.5メートルの成長木)を友人から分けてもらいました。うまく根づけば来年の夏には収穫できます。ジャムは赤色で酸味があり、バラの香りが楽しめる逸品なんだそうで…。今から作るのも食べるのも楽しみにしています。
手づくりジャムも、だいぶバリエーションが増えてきました。
あれっ?、角館のお祭りに帰るために、誰かを殺して(死んだことにして)忌引き休暇をとる10の事例が本になったのかな、と思ったら…、綾辻行人さんの長編推理小説でした。
「じゅっかくかんのさつじん」と読みます。「角館のお祭りに帰る10の言い分け事例集」ではありません。でも昔から、家族や親類、友人などを殺しまくって、お祭りに返ってくる若者がいる話しを聞きます。それ、たぶん本当です。
大曲の花火が終わって、角館町内はもうお祭り前夜です。