ラベル 2010台湾レポート の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 2010台湾レポート の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年9月26日月曜日

ありがとうございます!


 写真は、都内で紛失したお財布が届いています、のハガキです。私、かなり感動しています。

 以前、お迎えした外国の皆さんが、「日本は善意の国」と言っていました。本当でした。良質な国家だと改めて感じています。同時にホッとしたのは、私がお財布を紛失したことで、誰かが犯罪を犯すかも知れない、それは私のせいだ…、の心配が回避できたと言うこと。良かった。発見した方には感謝のしようがありません。

 でも…、どうやって受け取るんでしょうねぇ。明日、電話してみます。
 

2010年11月20日土曜日

台北プロジェクト~番外編②~


 番外編その②は食です。写真のように台北には多くの屋台があります。夜市と称した屋台街が市内に何ヶ所も点在します。市民の食生活はこの屋台に依存していて、外交部の洪さんによれば、朝ご飯、昼ご飯、夕ご飯の全部を屋台で済ませる家族も多いんだとか。洪さんの奥さんは熊本県出身で、台北の食事は「準備も必要なくて、しかもバリエーションが豊富で、まるで天国」と言っているそうです。

 観光客も、この夜市を徘徊するツアーが人気です。何より安くてお腹がイッパイになります。海鮮・肉・野菜・デザート…、全てそろっています。まるで上野のアメ横状態です。ただ気を付けなければいけないこともあります。通訳の李さん曰く、「外国の食事ですから、お腹に合わない人もいます。その一番は臭いのキツイ料理。例えば臭豆腐ですね」。で、試してみました。「美味い!」。体に合います。自分は何処ででも暮らせそうな気がします。

2010年11月19日金曜日

台北プロジェクト~番外編①~


 タクシーで夜の市内を移動中、余りのバイクの多さにビックリして撮影。これを起点に車内はバイク談義に。と言うことで市内の交通事情で感じたことを少々。

 もともと台北市内は交通渋滞が激しい場所だったそうです。モノレールの駅周辺にショッピングエリアやオフィス、また夜市が形成されて(市政府の政策だったらしい…)、それが各地に幾つもあるんだとか。結果的には5~10分程度の移動で、ほとんどの用が足りる便利な町に変身しています。だから自家用車での移動は無駄?と言うわけで、市民の多くは自家用車を持っていながら、月~金はバイクが普通というライフスタイルみたいです。
 公共交通を見ると、まずタクシーの初乗りは日本の半分以下、市バスも同様です。地下鉄は至る所で工事が進められていました。きっとますます便利になるんでしょう。

 ちなみに市内を走るバイクは50ccと125ccしかありません。50ccは緑ナンバー、125ccは白ナンバーです。これも市政府の政策でした。

2010年11月18日木曜日

台北プロジェクト⑦


 飛行機のチェックまで、あと2時間もありません。一方で福華大飯店に荷物を残して出てきてしまいました。ホテルに行って空港に行くと時間はギリギリです。焦っているこのタイミングで洪さんが言います。「小皿の美味しいお店が近くにあります。軽く麺などいかがですか。前祝いをしましょう」。えぇ~?!。間に合うんですか。食事は無理でしょ。すると洪さん、「大丈夫ですよ。門脇市長が乗らないと飛行機は飛びません」…。

 30分程度の食事会でしたが、市民が出入りする台湾料理の名店なんだそうで、確かに最高美味しかった。ヒョウタン炒、イカ団子天、牡蠣の揚げ物、豆腐の天ぷら…、短時間ながら紹興酒も1本いっちゃいました。洪さんご馳走様。多少もつれ気味になった足を意識的に前に進め、グラグラに酔いが回るころ空港に到着。
あれよあれよと出国ゲートを通過することができたのは、洪さんとANA台北支店の平島マネージャーのご尽力です。お陰様で無事羽田に向かう飛行機に乗れました。

 たくさんの皆さんのご協力で、目的に近づけたことを実感しています。重ねて皆さんに御礼を申し上げます。この後も一緒に台北プロジェクトを進めましょう。
 それにしても…、なぜか窓から見えるちぎれ雲が小籠包に見えました。

 写真は大急ぎで北投温泉を往復したメンバー(左から張さん、洪さん、自分、李さん)。

台北プロジェクト⑥


 処長室で張さんが提案しました。「時間があるんだったら、ぜひ北投温泉を見てください」。「実は昨日も行ってきました」と外交部の洪さんに伝えると、「張さんはぜひ見せたいところがあると話しています」とのこと。それじゃあと言うわけで、またまた北投温泉へ。

 飛行機の時間を気にしながら、北投温泉へ10時30に到着。張さんはここで、実際に温泉を担当している李峰杰さんを紹介してくれました。李さんの案内で、前回見ていなかった露天風呂や北投石記念館を訪ね説明もいただきました。記念館で李さんは「姉妹温泉の締結が済んだら、ここに玉川温泉コーナーをつくりましょう」。本当に嬉しい提案です。台湾の皆さんの温もりに感動、謝謝!。さらに「年が明けた1月、横浜で温泉会議があります。このとき、玉川温泉の関係者とお会いできたら良いですね」と言及。ただし姉妹温泉の交流締結は前例がなく、正直どのように進めたら最短なのか考えましょう、とも。

 写真は露天風呂に来ていた近所のお父さん。玉川温泉を知っていました。

台北プロジェクト⑤


 朝の9時20分、滞在している福華大飯店に政府外交部の洪英傑さんが来られて、自来水事業処(市水道局)での姉妹温泉締結に向け、あれやこれやの細かな調整。どのように話を進めたら良いのか心配です。洪さん曰く、「もうここまで来ましたから、思い通りにお話しして結構です」。そんなものかしら…。悩んでいる内に車は大安の自来水事業処に到着。

出迎えてくれたのは総務科の張序周さん。通り一遍のあいさつの後、すぐに処長室へ。そこで郭瑞華さんとお会いすることができました。ビックリしたことに「私は昨年、秋田に行きました。ちょうど台風の直撃で新幹線が遅れて大変でした」とのこと。こりゃ話が早い。思い切って「郭処長、北投温泉と玉川温泉の姉妹温泉についてご協力をいただきたいのですが…」。「門脇市長のそのアイディアに、私も賛同します」。あっさりと交渉は成立です(写真は左から外交部の洪さん、郭処長、自分)。

台北プロジェクト④


昨日は政府外交部の配慮で、朝から市内の2施設を視察。一つは世界の宝物と言われる故宮博物院、そしてもう一つは全く新しい台湾の名所台北101(ビジネスビル)。101は高さ508メートルで世界第2位のノッポビルです。ちなみに現在1位はドバイタワーですが、来年になれば東京スカイツリーに追い越されてしまいます。

 通訳の李さんにお願いして、市内のスーパーや百貨店を一緒に訪ね歩いてもらいました。台湾以外では大陸の中国商品が目立ちます。特に農産物はその傾向が高く、例えば仙北の食材を陳列するには、今のところはイベントで知名度を上げ、あとは価格勝負なんだそうで…。これはかなり厳しい商談です。
 台北市民は舌が肥えています。それは食事で出かけた士林夜市でもはっきりと認識しました(写真)。四川料理・台湾料理・北京料理・広東料理…、あらゆる食材が町にあふれ、その隙間に入り込むのは難儀な作業になりそうです。

 さて時間になりました。これから台北市の自来水事業処(市水道局)の処長と姉妹温泉についての会議に出発します。どうなることか…。

2010年11月17日水曜日

台北プロジェクト③


台北市内は午後5時過ぎから仕事帰りの市民で渋滞が続きます。北投温泉からの帰りが遅れながらも、政府の交通部観光局を目指して爆走。午後6時過ぎに庁舎に到着し、さっそく面会となりました。相手は交通航空部国際局国際組福組長の頼麗幸さん。様々なアドバイスを受けました。

 例えば「北投温泉は組合に参加する各温泉などの共同運営体。まずここにお話をしておくことが大切」とのアドバイス、また台北市内への仙北市のディスク開設は、「やはり何と言っても、旅行エージェントの役割が大きい。連携は民間だったらエージェントだろう」との指摘をいただきました。

 この後、外交部からお声かけをいただき、歓迎会を開催いただきました。朝お会いした陳さんの上司、外交部亜東関係協会秘書長の黄明郎さんなど、情報交換に花が咲きました。

台北プロジェクト②


ホテルには通訳の李大文さんがいました。時間がもったいないので、今日のうちに北投温泉を下見したいと申し出。政府の交通部観光局との面談は6時なので、あと4時間以上あります。李さんから「OK」が出て、ホテルから北投温泉へ向かうことに。時間は渋滞に巻き込まれなければタクシーで40分くらいとか。

 予想通りの時間で北投温泉へ。ここは1905年、日本人学者の岡本要八郎氏により北投石が発見されて脚光を浴びた温泉街です。ラジウムを含む岩石があるのは、北投温泉と玉川温泉のみ。世界でただ2つの温泉郷です。何とか姉妹温泉に向けて、一歩でも前に進みたいと思っています。

台北プロジェクト①


 羽田発9時40分発のANA1185便で台北松山空港へ。訪台の目的は2つあります。1つは台北市内に仙北市・秋田県の観光物産ディスクを開きたいと考えていますが、その取り組みに協力をしてくれる組織探し、あと1つはラジウム系温泉として、世界で2ヶ所しかない台北市の北投温泉と、仙北市の玉川温泉の“姉妹温泉化”に道筋をつけること。

 現地時間で12時45分に台北着。空港には台湾政府の外交部から陳言楷さん、それにANAの小西さんがお出迎えくださいました。こんな状況になって入国審査は外交ゲートからスルーパス。並んで待っている皆さんに申し訳ありません。外に出ると結構寒くて…。小雨、気温20度でした。ここで時計の針を1時間もどします。お世話になる西南旅行社の王裕仙さんが車を回してくれて、福華大飯店(ホテル)へ。まずはチェックインです。