2017年11月30日木曜日

全県新人駅伝で角館中学校が大活躍



 写真の男子は、仙北市立角館中学校陸上部キャプテンの渡邊大成さんです。第7回全県中学校新人駅伝競走大会で初優勝した報告に来てくれました。スゴイ!。おめでとう!。


 大会は11月11日、県立中央公園内周回コース5区間(15.1㎞)で実施。男子部門に全県から47チームが参加する中、角館Aチーム(渡邊大成さん・伊藤廉さん・戸澤翔さん・古郡愛斗さん・高貝拳汰さん)が、50分33秒で見事優勝を果たしたもの。このうち、古郡さんと高貝さんは、それぞれ4区と5区で区間賞でした。また女子部門4区間(9.4㎞)でも角館中学校は大活躍で、角館Aチーム(戸村ふうかさん・青柳紅愛さん・伊澤遙佳さん・三浦葵さん)は第5位に入賞しています。


 実は角中陸上部は、大会シーズンに各運動部などから選手を集めて組織される部です。それでこの戦績は本当にスゴイ。
 子ども達は大活躍です。
 大人も負けないで頑張ろう!。

2017年11月26日日曜日

国境も年齢も身長も飛び越えて…


 JICA2017アフリカ青年研修団22人とのお別れ会で…。一行は約半月に渡る日本滞在で仙北市にお越しをいただき、昨晩は市内6軒でファームスティ体験でした。滞在先の子どもが彼のそばから離れません。友情は国境も年齢も身長も簡単に飛び越えます。

 アフリカのフランス語圏13国からの参加でした。皆さん各国の政府関係者で、次代の国家を背負う若者です。「来る前、秋田・仙北にはほとんど期待していなかった。しかし今は違う。日本に家族ができた。ありがとう」と、多くの方々からお話をいただきました。お別れ会で一緒に食事をとり、歌を歌い、そしてダンスを踊りました。「こんなシンプルな時間が人生の喜びかな」みたいな気持ちになれました。

 仙北市は小さな国際文化都市を目指しています。今日は同時進行で、別プログラムの外国人交流活動も行われています。こんな日常が当たり前になったら本物です。

2017年11月23日木曜日

抱返り紅葉祭に6万7千人



 今年で60回を数えた抱返り紅葉祭。10月中は天候不順でお客様も伸び悩みましたが、入込み数は11月に入って回復し、昨年と比べても1千人多い6万7千人で幕を閉じました。


 11月に入ってからの増加要因は、紅葉が見頃になったことや天候の回復のほか、ミシュランガイド(世界的な旅行ガイドブック)で星をいただき知名度がアップしたこと、インバウンド対策で進めていた台湾チャーターの便利用者が訪れてくれたこと、各旅行会社のバスツアーの増などが考えられます。


 今年は選挙期間中と重なり、初日のセレモニーや60周年記念事業に出席できませんでした。来年は神社横の遊歩道改修も終わり、障がいを持った方でも散策しやすい環境が整備されます。新緑の季節も魅力ですよ。皆さんでお越しください。
※写真はフリー写真からお借りしました。

2017年11月20日月曜日

首都圏やまばと会に参加して



 第12回・紙風船やまばと会(西木町上桧木内ふるさと会)に参加しました。首都圏に住む同郷の皆さんですが、なかなか集まることはないそうで…。懐かしい顔ぶれと門脇成英会長(親子)の大黒舞が、会を大いに盛り上げてくれました。

    場所は上野オーラム。地元からは松本秋男・集落会会長、阿部明雄・紙風船あげ保存会会長、鈴木英二・上桧木内郵便局長が出席しました。その他たくさんのゲストもお迎えし、お酒が進むほどに、まるで故郷を元気づける拡大作戦会議のようなムード。郷土愛は距離や時間を超越します。雪を活用したインバウンド観光戦略なども興味津々です。

    門脇会長の「会は高齢化していますが、参加したい人が一人でもいる限り、開催を続けようと思います」のごあいさつが耳を離れません。地域づくりも一緒です。

    

2017年11月16日木曜日

全国市長会で「子ども・子育てフォーラム」


 村木厚子さん(現・津田塾大客員教授で元・厚生労働省事務次官)を講師にお招きし、全国都市会館で全国市長会「子ども・子育てフォーラム」。パネルディスカッションを通じ、緊急アピールも採択しました。子育て政策の充実は日本の未来を左右する最重要課題です。

 村木さんは言います。「現在は3人に1人が高齢者を支えています。この後は2人で1人、そして1人で1人を支える時代がやってきます。第2次ベビーブームで生まれた子どもが、結婚しない・できない世の中になってしまいました。その原因は何か、結婚にあたっては経済基盤・雇用・キャリアの将来性や安定性の不安、出産については子育てしながら仕事を継続できるのか、子育てでは旦那が帰ってこない家庭での育児分担…。諸外国では人口を維持しながら、また増やしながら女性の就業率が高い国は幾つもあります。日本は子育て政策が遅れてしまいました。財源が問題となっています。しかし子育て政策にかかるお金は、将来への投資です」とのお話をいただきました。

 パネルディスカッションでは、泉房穂・明石市長の事例が印象的でした。「明石は大阪・神戸・姫路に囲まれた街(30万人都市)です。18年前までは人口減少傾向だったのですが、一点突破で子ども政策にお金をつぎ込む政策を続けた結果、人口も増加、市内も活気が戻っています。納税者が増えたことで税収も増えました。全ての子ども達を全ての市民が応援する街です」…。多くのヒントをいただきました。

田沢湖・角館観光協会の誕生に向け調印


 田沢湖・角館観光協会の誕生に向け、合併契約調印が行われました。新体制のスタートは、法的な手続きを経た後の来年4月です。

 仙北市内には、昭和32年に発足の田沢湖町観光協会(平成7年に社団法人化)、昭和39年に発足の角館町観光協会(平成23年に一般社団法人化)、そして昭和31年に発足の西木村観光協会、さらに各観光協会の橋渡しを行うため、平成22年に発足した田沢湖・角館観光連盟がありました。これらを全て合併し、平成30年4月から、一般社団法人として田沢湖・角館観光協会を立ち上げようと言うものです。

 佐藤和志会長は、「これまでも、各地の観光環境の特異性を活かしながら、緩やかに連携して観光振興に取り組んできました。これからは一つになって、観光ブランド力を磨き上げていきたいと思います」とお話ししました。私は、「平成20年のリーマンショック、平成23年の東日本大震災、そして日本の人口減少国への変質、各国の自国優先政策、テロ事案など、これまでの組織では対応が困難でした。これらを乗り越え、県内はもちろん、国内で屈指の観光交流を推進するために、新たな田沢湖・角館観光協会に大きな期待を寄せています」とお話しをしました。
 さあ、進みましょう!
 

2017年11月11日土曜日

3市連携10周年記念で常陸太田市です


 佐竹氏のご縁をいただき、茨城県常陸太田市・秋田市・仙北市が3市連携交流を始めて10年が経ちました。今日はその記念式典で常陸太田市を訪ねています。朝5時30分、仙北市を出発して8時間弱のバスの旅も楽しかった!。

 5年前は仙北市で記念式典を開催しました。その時は「災害時における相互応援に関する協定書」を取り交わしました。以降、大雨や台風被害が発生する度に常陸太田市から多額の義援金をいただいています。今回の10周年記念では、「3市連携交流共同宣言書」にサインし、観光・文化・青少年・スポーツ等の広範な分野で、さらに交流を加速することを約束しました。

 今日と明日、同市内は「常陸秋そばフェスティバル」を開催しています。秋田市や仙北市の物販販売、竿燈やおやま囃子(秋月会)披露が大人気でした。

2017年11月8日水曜日

事業創造研修会にご参加ください



 仙北市内で起業や事業化を考える人、またIoT・ICT等の近未来技術の活用に取り組む人をサポートするため、研修会や個別相談会を開催します。講師陣等の詳細などはセミナーのホームページ http://www.semboku-seminar.jp/ をご覧ください。


◎事業創造研修会
・第1回 12月9日(土)~10日(日)

      会場はTAZAWAKOベース
・第2回 12月16日(土)~17日(日)

      会場は角館樺細工伝承館


◎個別相談会
・第1回 平成30年1月13日(土)
・第2回 平成30年1月20日(土)
・第3回 平成30年1月27日(土)
 ※日時と会場は後日セミナーのホームページに掲載



 皆さんのご参加をお待ちします。

2017年11月4日土曜日

仙北市文化祭(角館地区)がスタート



 昨日は西木地区の文化祭に参加し、多くの感動をいただきました。そして今日は仙北市文化祭(角館地区)がスタートしました。会期は明日まで。場所は角館交流センターです。


 オープニングでは、角館中学校オーケストラの皆さんが、見事な演奏を披露してくれました。作品は書道・陶芸・俳句・川柳・パッチワーク・樺染め・手芸・七宝焼き・日本画・生花・水墨画・俳画・押し花・ペーパークラフト・編み物…、他にもシルバー人材センターや角館地区4保育園・幼稚園児の作品など、センターいっぱいの展示です。また今日は呈茶で裏千家~小原宗博社中~(明日は表千家~佐藤宗説社中~)、それに食のコーナーもあって一日中センターで楽しむことができます。明日は芸術文化協会会員の芸能発表もあります。


 角館の武家屋敷通りは紅葉が見事です。角館を丸ごと堪能できる欲張りな文化祭に是非お越しください。

クニマス2尾目のへい死について



 一昨日、全国伝統的建造物群保存地区協議会で東京出張でした。会場の都道府県会館に向かう途中で、予想もしないクニマス2尾目のへい死(突然死)連絡を受けました。ショックでした。


 同協議会では、役員会終了後に財務省や文化庁、それに国会議員への要望活動を予定していました。しかし皆さんにクニマスが死んでしまったことをお伝えし、急きょの帰庁をお許しいただきました。何か人的な原因があっては大変と考え、状況確認の会を開催するよう市役所に電話で指示し、18時過ぎに田沢湖庁舎に着きました。既に田沢湖クニマス未来館の大竹敦館長や市担当職員、秋田県水産振興センターの皆さんなどが集まってくれていました。
 確認できたことは以下の通りです。
1.へい死したのは11月2日で性別は不明。全長30.1㎝、体重は336g
2.前日までは遊泳や餌の摂取に異常は見られず、体色の変化もなかった
3.すぐに県水産振興センター研究員が水質調査を行ったが異常はなかった
4.与える餌の量は適切だった
5.エラや皮膚への寄生虫の付着、外傷等もなかった
6.腹部も通常の膨らみで消化不良は考えられない
7.これらの状況から成熟の進行に伴う衰弱死と推定する

 まとめると、このような分析です。大竹館長は、「3歳魚と言うことを考えると、寿命のカウントダウンは既に始まっています。とても残念ですが…」と悲しそうでした。


 70年間、その生態がベールに包まれていたクニマスです。研究は始まったばかりで、今後も多くの困難に立ち向かわなければなりません。秋田県・山梨県、そして関係の皆さんの努力は今日も明日も続きます。

2017年11月3日金曜日

「山の楽市」にお出かけください



 昨日から、相模鉄道三ツ境駅・三ツ境ライフで「山の楽市」(仙北市観光物産展)が開催中です。会期は明日4日(土)まで。首都圏にお住まいの皆さんなど、お誘い合わせでお出かけください。


 出展の皆さんは、三吉(ふきのとう味噌・山菜加工品・ハタハタ加工品等)、ペンション孫兵衛(稲庭うどん・古代米・ピクルス等)、農家工房小田島(米・切り餅・いぶりがっこ等)、アロマ田沢湖(もろこし・つと納豆・きりたんぽ等)、百年や(和菓子等)、夢創倶楽部(米・野菜・小豆等)、スローフードこのみ(漬け物・山菜等)、川魚の茶屋(山菜・岩魚ずし・鯉の甘煮等)、さかい屋(りんご・ラフランス・栗等)、アルク(ラーメン・もろこし・地酒等)、忠右衛門ファーム(米・もち米等)、養蜂黒澤屋(はちみつ等)、漬け物久太郎(いぶりがっこ・漬け物等)、安藤醸造(味噌・醤油・漬け物等)、工房北の仲間たち(土人形・土鈴等)など。他にも観光PRコーナーや豪華賞品プレゼントなど催しも多数あります。


 毎年人気の「山の楽市」です。そして相模鉄道株式会社には大変にお世話になっています。今年は応援に駆けつけられませんが、出店の皆さん頑張って!。

生保内小学校「仙北市PR隊」ありがとう



  生保内小学校4年生が取り組んだ「仙北市PR隊」(※活動場所は秋田駅前広場)は、生保内地域運営体やペンション孫兵衛・川魚の茶屋・島川商店、友情出演の神代カレンジャーなどのご協力もいただき大成功でした。みんなありがとう!。


 学校で開発した“あんべいいなチャーハン”、B級グルメでお馴染みの神代カレー、今回が初お披露目のブルーベリークッキーなどを販売しながら、行き交う人に話しかけての仙北市PRは大変だったと思います。特に今回は角館地区・西木地区も一緒に紹介してくれたこと、本当に素晴らしいと思います。同時に行ったアンケートでは、「説明がわかりやすかった」、「台湾との交流がすごい」、「大人になっても仙北市に住み続けて欲しい」など、嬉しい反響がいっぱいだったことも大きな成果です。


 この後も、ふるさとをいっぱい勉強してください。知れば知るほど仙北市が大好きになりますよ。このまちはそんなまちですよ。

仙北市出身の柳家さん若さんを応援しよう!



 柳家さん若さんは仙北市田沢湖の出身で、真打ち昇進が確実な実力派の落語家です。お会いしたいなあと思っていたところ、先月開催のわらび劇場寄席「柳家さん若独演会」で、その軽妙洒脱な落語を楽しむことができました。面白い!。


 柳家さんは1969年生まれで、本名は山田耕一郎さんと言います。高校まで秋田で過ごし、現在は日本落語協会に所属して大活躍しています。お人柄を感じるお話にどんどん引き込まれる語り口調で、例えば「わらび座での独演会は来年10回記念になります。さてさて来年は特別企画となるんでしょうか、いつも通りの独演会なんでしょうか、これはどっちなんでしょうねえ」とか…。


 仙北市民・秋田県民みんなで、さん若さんを応援しましょう!。