2022年11月30日水曜日

欲張りな日本人


 大好きな益田ミリさんの「世界あちこち旅日記」を読んで…。あ〜っ、思い出した!。私もトレビの泉でコイン投げました。でも、実はガイドブックと現地の言い伝えは違っていて…。

 多くの日本のガイドブックには、「願い事を叶えるために泉にコインを投げ入れます。1枚ならまたローマに来られますように、2枚なら恋が実りますように、3枚なら別れたい人と別れられますように…」と書かれています。ところが、当時(36年前)、地元の若い衆とワインを飲みながら聞いた話しだと…、「1枚ならまたローマに来られるように(同じ)、2枚なら素敵な人と出会えますように、3枚ならその人と結婚できるように…」だと言っていました。

 酔っ払った彼は、「日本人のカップルはみんな2枚投げていくんだ。欲張りだよ」って…。
※同書は益田ミリさんが過去の世界旅行を思い出し、温かくて切ないエピソードを綴ったタイムスリップ・エッセイ集。
※写真は、トレビの泉に背中を向けてコインを投げ入れようとしている36年前のK青年。


2022年11月29日火曜日

サボってんじゃね〜よ💢


 最近で一番気に入ったワロック。ユメリア(西仙北ぬくもり温泉)で出会いました。

 さまざまな場所で拾われて、さまざまな場所に置かれて…。それが旅する石ころワロックの宿命ですが、これは気に入り過ぎて手放せません。私のゆるい行動を監視し、サボってんじゃね〜よ💢と、喝を入れてくれます。制作は2020年、作者はIWAKIの…。

 出会いに感謝、ありがとうございます!。

2022年11月28日月曜日

不思議な現象


 3度目の真山寺(仙北市西木町)イチョウ報告です。根雪が降る晩に全ての葉が一気に落ちる…、その瞬間を撮影するつもりでいましたが、近所のお母さんから連絡をもらって行ってみると、あれっ?…。

 上に幾らか葉が残っているだけで、下はほとんど落ちています。て言うか、「てっぺんの一葉がカサッと落ちて下の葉に乗り、下の葉はその重さにたえられずカサカサッと落葉して下の葉に乗り、さらに下の葉がその重さにたえられずカサカサカサッと落葉して、一晩で全てが落葉する」…、そんな言い伝えと違います。まだ根雪も降っていないし、最初にカサッと落ちるはずの上の葉が残っていて、逆に下の葉がほとんど落ちています。

 連絡をくれたお母さんも、見たことがないと戸惑っていました。いつもと違う冬が来る?。

2022年11月27日日曜日

ボルダリングしたい!


 岩手県営運動公園のスポーツクライミング競技場。これは楽しそうです。

 写真だと分かりにくいのですが、縦に長いタイプのウォールは見上げると首が苦しくなるくらいの高さがありました。しかもウォールが迫り出していたりで、これ、どうやって登るんでしょう。どこかで隠れて練習してからデビューした方が良いかも…。でも近場に練習場ってあったかなあ…。

 そんなアレコレ考をえながら、運動公園の野球場外周(600メートル)を10周ウォーキング、先ずは基礎体力づくりから。

2022年11月26日土曜日

3湖伝説の可能性


 鹿角市で「八郎太郎三湖伝説シンポジウム」。私は基調講演で「三湖伝説の可能性」についてお話しをしました。そうです。語り継がなければ物語は消えてしまいます。

 三湖伝説は、十和田湖(南祖坊)・八郎湖(八郎太郎)・田沢湖(たつこ)の3湖3龍神の物語で、その舞台は三北東北3県に及びます。これを広域観光の素材に活用できないか、それが関厚・鹿角市長の狙いでした。全く同感です。私も三湖伝説をはじめ、最明寺入道時頼の唐糸伝説、各地の道祖神巡り、水や色彩を求める小旅行…、さまざまなテーマで“新あきた旅”のコーズづくりを試していました。

 中でも三湖伝説はメチャクチャいいです。パネルディスカッションでは田口知明・仙北市長、鈴木雄大・潟上市長、それに潟船保存会の天野荘平さん、秋田県観光連盟の沢田石泰浩さんが、既に取り組んでいる事例も含め、その有益性をお話しました。私は①各地の芸文協や図書館・公民館が連携して伝説を文字化する、②それを教材に語り部を育成する、③民間企業とお土産品などの開発を進める、④移動は公共交通の活用やサイクリングを検討する、などを提案しました。何より太郎ウォークでお世話になった天野さんとの再会、嬉しかったなあ…。

2022年11月25日金曜日

お米になりたい!


 ABS秋田放送えび☆ステ「今週のひとことコーナー」は、“最強最幸日本米進”です。ご飯を食べてサッカーW杯は米進(邁進)、食べても食べても飽きないお米は最幸(最高)で…。

 竹本アナは、春に鹿角市で植えたお米「ゆきのこまち」の収穫作業。このお米、美味しくてスゴイ人気(お宿yuzakaでも食べられます)です。間もなくSNSで来年度分の先行販売がスタートするんだそうで…。また太田アナが紹介したお煎餅は、潟上市にある米菓専門店・鼎庵の金の鼎庵。これ美味しいです。私もお土産によく買っています。さらに多可さんが試食した日清食品の完全メシ(カレーメシ欧風カレー)。数多の即席カップ商品で間違いなしのイチオシです。さらにさらに、ドイツに逆転勝利した日本サッカーの原動力がご飯パワーだとの報道。コスタリカ戦に向け、ご飯をいっぱい食べて連勝するぞ!。

 お米の可能性は無限だと感じました。空気のように在って当たり前、出しゃばりもせず、いろんなオカズと仲良く和して、食べた人を幸せにしてくれる…。
 あぁ、私もお米になりたい!。


2022年11月24日木曜日

もう1週間ワクワク…


 柿の渋抜き作業を始めてから2週間が過ぎました。今日から順番に試食をする幸せな毎日が続きます。と言うことで、今日は藤井さん家の柿です。

 藤井さん家(農家民宿・泰山堂)の柿は11月10日に収穫し、その日のうちに渋抜き作業をしました。35度のホワイトリカーを柿のお尻に浸して、保存用のビニール袋に入れて…。本当のことを言うと、ちゃんとした数の作業は初めてでした。だから渋が抜けているのかどうか不安で…。

 試食の結果、美味しいですが口の中のどこかに渋が…。もう1週間ワクワク待ちます。

2022年11月23日水曜日

バージンロードを歩く


 娘の結婚式でバージンロードを歩きました。短い距離でも感動が一番のウォーキングでした。

 大学から都内で生活をしていた娘は頑張り屋さんで、彼女の弱音は一度も聞いたことがありません。無理をしていないか心配でしたが、それも理解してくれる優しく頼もしい旦那さまに巡り会えて…、あぁ本当に良かった!。旦那さまのお父さまもお母さまも、お祖父さまもお祖母さまも、笑顔いっぱいで楽しい方々、早くまた会いたいです。

 皆さま、どうぞ娘をよろしくお願いします。

2022年11月22日火曜日

無限の彼方へ…


 珍しく飛行機で上京。離陸と同時に「バズ・ライトイヤー」を観始めました。でも秋田〜羽田間の飛行時間が短く、実は最後まで手が届かなくて…。バズ、頑張れ!。

 ご存知、ディズニー&ピクサーの最新作です。途中ですが感動しています。現実的な方向づけをする制服組に、「挑戦しないと始まらない。未来は無限の彼方にあるんだ!」と。明日は帰りの飛行機でどんなドラマに展開するでしょうか…。

 猫型ロボットのソックス、バズを支えてくれてありがとう。

2022年11月21日月曜日

3人のふるさとを訪ねて


 八郎湖の八郎太郎、田沢湖のたつこ、そして十和田湖の南祖坊…。三湖伝説に登場する3人のふるさと(出生の地)を訪ねて、初めて分かったことがたくさんあります。

 今日は南祖坊のふるさと、現・青森県南部町斗賀を訪ねました。地元の方にお話を聞くと、南祖坊は修験僧集団の名称または集団の代表者で、今も信仰を集める実在した高僧だと…。そう言えば、以前に八郎太郎が生まれた鹿角市の草木を訪ねた時も、永住した八郎潟や太郎の宿を訪ねた時も、太郎が愛すべき実在の人物だったことを疑う人はいませんでした。

 たつこについて、興味深い資料を見つけました。たつこが女中奉公していた家のこと、どんなに働き者だったかが書かれています。えっ?、たつこも実在した人物?…。
※写真左は南祖坊の石像(八戸市普賢院)、右上は南祖坊出生の地に続く南部町斗賀の十和田神社鳥居。

2022年11月20日日曜日

笑うカッパの謎


 秋田市新屋で雄物川河口ウォーキング。歩道のカッパ看板が可愛いです!。でも…、なぜ3.4kmポイントのカッパだけ口を開けて笑っているんでしょう。

 雄物川にはカッパが住んでいるので、このキャラクター選択は大正解。カッパ看板は歩道に200メートルきざみで建っています。私は先週、日本海の手前8kmから河口を目指して歩きました。時間の都合で残り2km地点でウォーキングを中断しましたが、なぜか3.4kmポイントの看板だけ、カッパは真っ赤な口を開けて笑っているのです。

 今朝、残り2kmを歩いて日本海に出ました。口を開けて笑っているカッパ看板が、この2km区間にも存在するのか…。結果はノーです。先週見つけた、あの1枚だけが口を開けて笑っています。どちら様かこの謎に答えをいただけないでしょうか。

2022年11月19日土曜日

加瀬英明さま


 新聞で貴方さまの訃報を見つけ驚いています。先月は、田沢湖と澄清湖(台湾高雄市)の姉妹湖提携35周年記念行事でした。貴方さまの提案で台湾との交流事業が始まり…。

 交流事業のきっかけが、旧田沢湖町商工会(吉田淳二会長)が開いたシンポジウムだったこと、パネリストで参加した貴方さまが台湾との交流を提案したこと、しかも国家間・政府機構の交流ではない民間交流を標榜したこと、外交の専門家らしい中国への気配りが相当あったこと…など、随分と後になってから知りました。田沢湖と澄清湖の姉妹湖提携が、国内の台湾交流の成功事例になり、さまざまな地域で民間交流が進んだことも貴方さまの功績です。いえ、貴方さまは国際的に日本外交を支えたお一人でした。最近まで首相や外相の特別顧問も本当にご苦労さまでした。

 台北市で夜景を見ながら、都内の昼食時に、田沢湖でお茶を飲んだ時…、さまざまな場面で、私にも理解できるよう日本の歩むべき道、地方のチカラをお話しくださいました。ご指導ありがとうございました。どうぞ安らかにお休みください。
※写真は2017年10月28日に桃屋で。

2022年11月18日金曜日

愛ちゃんと秋田弁クイズ


 ABS秋田放送えび☆ステに、卓球の愛ちゃん(右写真の前列右)急きょ出演。それで秋田弁クイズをしちゃいました。“まなぐ、へなが、おどげ…”は?。

 私、カメラ越しに「へば愛ちゃん、まなぐ、へなが、おどげは体のどの部位でしょうか」と聞きました。すると愛ちゃん、「はい、まなぐは目です。へながは背中です、おどげはどこ?」との答え。さすがお父さん大曲出身です。おどげはスタジオの中でも知っている人ほとんどいませんでした。おどげは顎(アゴ)です。

 さて、今週のひとことは“まち最前線、道の駅には愛がある”です。2週にわたり特集した道の駅は、来年で制度スタートから30年。いま駅は町の顔、玄関口で、魅力の発信基地です。国はさらに機能強化を考えていて、例えば防災の駅、健康の駅など…。どんな道の駅になっても愛がなきゃ、ね。

2022年11月17日木曜日

大根の柿漬け


 柿プロジェクト、今日は母と大根の柿漬け作業です。大好きな漬物の作り方を記録できました。

 大根は40キログラム。柿は大根の半分の20キログラムです。昔は大根と柿は同量だったそうですが、柿の収穫が難儀になってからは半減で漬けているとのこと。柿は杵で叩き潰し、そこに砂糖、塩、酢、焼酎を入れてかき混ぜます。それぞれ柿に馴染んだ頃合いで樽の底に一様に敷き、後は大根を入れたら次に柿を入れて…、を繰り返します。

 ああ、早く食べたいです。

2022年11月16日水曜日

昨日、世界人口80億人に…


 国連広報センターの発表。昨日11月15日で世界人口は80億人に達したとの予測です。この後も人口は増え続け…。

 2030年には85億人、2050年には97億人、2080年には104億人に到達、2100年まで同レベルが続くと見込んでいます。人口の増加は貧困と飢餓、栄養不良をもたらして、保健と教育の普及を阻害することにも言及しています。インドは2023年に中国の人口を追い抜きます。

 一方、日本の人口は2004年がピーク(約1億2800万人)でした。その後は世界に類を見ないスピードで減少が進み、予測では2050年には約9500万人、2100年には5000万人程度になると…。たぶん明治時代のレベルです。何が不要で何が必要か、ピンチもチャンスもきっと埋もれています。

2022年11月15日火曜日

あちらにいる鬼


 あちらにいる鬼(廣木隆一監督)を観ました。瀬戸内寂聴さん、作家・井上光晴さんと奥さんの笙子さんの特別な関係…。原作は夫妻の長女で直木賞作家の井上荒野さんです。

 小説・原作は実名で描かれてはいません。でもモデルは瀬戸内寂聴さんと井上夫妻です。取材で瀬戸内寂聴さんを訪ねた井上荒野さんに、寂聴さんは「書いてくれてありがとう。何でも聞いてね」と話したそうです。常識ではアウトですが、3人の間で認め合えた感情があったことを何かのカタチで残したかったのかも…。いえ、3人の関係は生きている間だけのものではなくて…。

 井上光晴さんと笙子さんのお墓は、寂聴さんが住職だった岩手の天台寺にあります。寂聴さんのお墓は、通路をはさみ二人のお墓の隣の隣に…。

ガストの働き者ロボット


 ガスト大曲店にて。友人がタッチパネルで注文したスパゲッティを、配膳ロボットが運んで来てくれました。

 すかいらーくグループは、人手不足の対策で積極的に自動化を進めているんだとか…。たまたまフロアにいた若い店員さんに訪ねたら、「ロボットは昨年から配属になっています。私より先輩で、文句一つ言わない働き者です」と笑って答えてくれました。

 近未来のレストランを見た思いです。

2022年11月14日月曜日

10日たって…


 前回の掲載から10日たちました。真山寺(仙北市西木町)のイチョウは幾らか黄色い葉が増えています。でも一晩で落葉する気配は未だありません。

 樹齢600年と伝わる県指定の天然記念物です。「てっぺんの一葉がカサッと落ちて下の葉に乗り、下の葉はその重さにたえられずカサカサッと落葉して下の葉に乗り、さらに下の葉がその重さにたえられずカサカサカサッと落葉して、一晩で全てが落葉する」と言われています。今年はその一晩に、何とか立ち会いたいと思っています。

 いよいよの夜にはテントを張りましょう。
※写真は2022年11月14日撮影。

2022年11月13日日曜日

人は得意なことで失敗する


 最近、特に注意している心構えです。秋田市イヤタカで開催の秋田林友会総会(木村大助会長)でも、そんなお話しをさせてもらいました。

 演題は「終わって始まった、あんなこと・こんなこと」。公職を返上して1年、毎日が新たな挑戦の連続ですが、在職中も現在も不得手な領域の活動は、細心の準備をして注意も怠らないので大きな失敗はありません。反対に得意な分野は変な自信があって、準備不足を勢いで押して結果が出なかった…、そんな経験が何度かあります。

 最近の国会のニュースでもあったような…。お話しが上手な人、車の運転に自信がある人、お酒が強い人、いい男・いい女…、過信はいけません。

2022年11月12日土曜日

初めてのスマホケース


 愛用するiPhoneSE(初代)の画面が割れて、それを修理して…。手をかけたら何だか愛おしくなって、初めてスマホケースを買いました。説明書にはケースがスタンドになると…。

 そう言えば、そんな使い方を見たことがあるな、やってみよう…。と言うわけで、今朝のウォーキングで試し撮りをしてみました。あら、いい!。自動シャッターにして、何回かカメラの横を行ったり来たり…。路面に置くので角度も新鮮です。

 今さらですが、これは楽しい!。

2022年11月11日金曜日

おらえのタンポ


 ABS秋田放送えび☆ステ「今週のひとことコーナー」は、“おらえのタンポ”です。県内各地の食材を使えば、きっと我が家だけのキリタンポが作れます。これは楽しそう!!。

 番組で道の駅なかせんを特集しました。お土産ランキング第2位がキリタンポ、あきたnowは大館で竹本さんがキリタンポづくりです。キリタンポの話題が多いなと思っていたら、今日11月11日はキリタンポの日なんだそうで、それを皆さん知っていてビックリ。と言うことで、比内地鶏出汁に、ごぼう、ねぎ、せりの定番キリタンポとはひと味もふた味も違う、例えば県内の道の駅(30箇所以上あります)で、特徴的な食材を使ったキリタンポを作りましょうって、そんな提案です。

 男鹿のしょっつるを隠し味に使うとか、三種だったら豆板醤風味に仕上げるとか、納豆汁も捨てがたいし、スープカレーや味噌仕立ても食べてみたい!。キリタンポはお米ですから、絶対に美味しいよ。

2022年11月10日木曜日

柿プロジェクト始まる!


 庭柿の消費と有効活用を目指し、今年も“柿プロジェクト”が始まっています。昨日は藤井家(農家民宿・泰山堂)で評判の平核無柿を枝ごと…。

 何とも大胆な収穫方法でした。けい子さんは実がたくさんついた枝を探し、枝ごとノコギリで切り落としてくれました。なるほど、これだと高所での作業は不要です。しかも「選定と収穫が同時にできる!」(けい子さん談)とのこと…。そして今日は、藤井さんの柿やご近所で集めた柿の渋抜きです。柿は清潔な布などで表面を拭き、35度のホワイトリカーにお尻(ヘタ)を浸し、保存用のビニール袋などに入れて封をするだけ。

 2週間ぐらいで食べられるようになります。私はその間、柿チップの試作実験です。

2022年11月9日水曜日

八郎太郎がやって来る


 11月9日、今晩は八郎湖の龍神・八郎太郎が田沢湖への旅路を終える日、たつこに再会する日です。田沢湖畔の潟尻集落では、浮木神社で間もなく神事が始まります。

 地元では、到着する太郎の姿を見たり足音を聞くことを禁じています。それを破ったら不幸に見舞われる…、この言い伝えを今も信じ全世帯の代表が神社に集まります。以前は旧暦で行われ、太郎の気配を感じないよう酒を酌み交わして朝を迎えたとか…。

 たつこと八郎は久しぶりの再会です。どうぞ仲良く…。
※写真は昨年の神事風景。

2022年11月8日火曜日

生きることは愛すること


 大好きな瀬戸内寂聴さんが亡くなって、明日で1年になります。お墓のある天台寺(岩手県二戸市)には、今日も多くの皆さんが訪れているとのこと。2013年の説法では…。

 若い皆さんに次のようなお話しをしています。「皆さんは幸せになるために生まれてきたの。生きる時間の長短ではなく、どれだけ濃密な時間を過ごすかね。若い時にしたいことは全部してください。私は小説家ですが、1冊の本を読むより本気の恋愛を1回してください。お父さんやお母さんがアレコレ言っても聞かなくて良いの。自分の好きなことをすることが一番大事です。だって人生は1回よ。あなたの人生よ」と。

 岩手めんこいテレビのニュースには、「生きることは愛することです」と話す元気な寂聴さんの姿が…。今日は夜中までYou Tubeを観てしまいそう。
※写真はFREEDOMMUNE 0 ONE THOUSAND 2013

2022年11月7日月曜日

完歩!


 都内・JR山手線34.5km(路線距離)、30駅間を歩く山手線一周ウォーク。はい、やっと完歩できました!。

 9月14日、東京駅を外回りでスタート。この日は品川駅まで6.8km(路線距離)を歩きました。翌15日は品川駅から渋谷駅まで7.1キロを、さらに9月29日は渋谷駅から池袋駅まで8.2km、少し日をおいて11月4日、この日は池袋駅から日暮里駅まで7.6km、翌11月5日には日暮里駅から東京駅まで4.8kmを歩いて…、外回り踏破です。

 路線距離は34.5kmですが、あっちこっちに迷い込み、だいぶ遠回りして歩きました。でもウォーキングはそれが楽しいのです。路地裏で素敵なお店を何軒も発見したし…。
 さて次はどこを歩きましょう。


2022年11月6日日曜日

地域復活の秘策と行方


 都内・日本橋浜町のFタワープラザを会場に、全国地域おこし人サミット2022。主催は未来を創る財団(國松孝次会長・石坂芳男理事長)です。2日間にわたる地域復活の熱い議論は…。

 初日の分科会で、大館市の福原淳嗣市長と私が登壇。先日、フランスから帰ってきたばかりの福原市長から、同国の最新情勢をお聞きしました。私もフランスの移民や少子政策、国境地域の農業保護など、政策が国民を支える国の在り方で硬派な議論になりました。2日目のメインセッションは、さらに硬派な議論に…。登壇者は兵庫県養父市の広瀬栄市長、元内閣府・経産省審議官の藤原豊さん、私、ファシリテーターは千葉商科大学教授の磯山友幸さんです。2時間を超えるセッションでした。広瀬市長が農業分野の規制に風穴を開けている、自身がドリルの刃先になっていることを聞き、参加者は大いに勇気づけられたと思います。私がお話したことは、多数評価を脱皮して新たな成長戦略を描く必要性、そして地方創生の視点が欠落した政府に対する失望…、だったかな。

 公と民間が正面から課題を共有して連携したら、地域課題の改善はかなり進みます。その最前線が全国にいる地域おこし人ではないかと。先ず自らがやれることをやる、人育て・子ども育てをやる、どんな風が吹いても諦めない、地域復活はこれではないかと…。

2022年11月5日土曜日

山手線一周ウォーク④


 「地域おこし人サミット2022」の講演でお声かけをいただき都内です。ついでに山手線一周ウォークも進めて…。今日は池袋から日暮里まで7駅、7.6kmを歩きました。

 地域おこし人サミットは未来を創る財団の主催です。全国から約150人が参加して、今後の地域づくりを整理・議論中です(この様子は後ほどのブログで)。山手線ウォークは、前回の終着点JR池袋駅から出発し、大塚→巣鴨→駒込→田端→西日暮里→日暮里と歩きました。路線営業距離は7.6km。

 明日の午前でサミットが終了した後、日暮里から出発し鶯谷→御徒町→秋葉原→神田、そして東京で一周が終わります。ガンバレ、あと4.8km。

2022年11月4日金曜日

おとなの仕事はこどもの応援


 ABS秋田放送えび☆ステ「今週のひとことコーナー」は、“おとなの仕事はこどもの応援”です。こどもの思いを受止めて、一緒に商品化に取組んだ八郎潟町のおとなの皆さん、素敵です。

 畠栄菓子舗のあんごま餅は、八郎潟のお土産では定番中の定番です。これをモチーフに八郎潟小学校の子ども達が新しいスィーツを考案しました。それが今日の番組で紹介させてもらった「あんごまプリン」です。このプリン、食べたら感動します。ゴマとあん、そしてプリンの調和・親和性が並大抵のレベルではありません。

 子ども達の商品開発が色々と話題になっています。たぶん周辺のおとなが子ども達の理想を尊重しながら、面白いだけでは済まされない、コストとか賞味期限とか…、辛い現実も教えてくれているんだろうと思います。秋田には25市町村あります。全ての市町村で子どもの活動を応援する県民(おとな)が増えたら、秋田はすぐに変われます。

2022年11月3日木曜日

今年こそっ!


 写真が噂のイチョウで、葉は未だ青々としています。毎年この時期、「真山寺のイチョウはどう?」と話題になりますが、今年こそ真相を探るため一晩ビデオカメラを持って…。

 だいぶ前のことです。真山寺の近くに住むお婆ちゃんから聞きました。「このイチョウは一夜で全ての葉を落とすと伝えられています。いよいよ根雪が降る寒い晩、イチョウのてっぺんの一葉がカサッと落ちて下の葉に乗り、下の葉はその重さに絶えられずカサカサッと落葉して下の葉に乗り、さらに下の葉がその重さに絶えられずガサガサガサッと落葉して…、その音が次第に大きくなって怖くて眠れないくらいです。次の朝、イチョウを見に出ると枝には一枚の葉もなく、木の下に一面の落葉でビックリしました」と。

 このイチョウ、真山寺(仙北市西木町小山田)の乳イチョウと呼ばれる県天然記念物です。さて…、しばらくテントでも張りましょうか。
※写真は2022年11月1日撮影。
 

2022年11月2日水曜日

スター誕生で歌ったのは…


 先週のえび☆ステ以降、お問い合わせが続くのでお答えします。柳葉敏郎さんがスター誕生秋田大会で歌った曲は、たしか長渕剛さんの純恋歌、私が歌ったのは…。

 町田義人さんが歌ったアニメ・宝島のテーマソングでした。伴奏は横森良造さんのアコーディオンです。でも…、柳葉さんの純恋歌は伴奏があって、私には伴奏がありませんでした。私が宝島の譜面を持って行けなかったからです。柳葉さんの歌声は切なくて大人びていて、“あっ、いいな”と思いました。私はアカペラで音が取れず…、よく覚えていません。

 審査結果が出る前、あれこれ話しながら二人は約束を交わします。「どっちが合格しても、お互いを引っ張り合って芸能界で生きていこう!」。あの約束は…、これから履行されるのだと思います。
※写真はアニメ・宝島より。

2022年11月1日火曜日

冬支度を始めました



 朝夕は石油ストーブに火を入れます。ウインドブレーカーを着てウォーキングに出かけますが、指先が凍えて自由になりません。11月になって…。

 気の早い父が冬支度を始めました。知らんぷりもできなくて、軒下に重い丸木を何本も立てかけ、それを柱に冬囲い用のコンパネを20枚ほど打ち付けました。私としては実験農場の後片付けが途中で、そっちの方が気がかりです。日の入りが早くて、冬囲いばかりに時間を費やせません。

 あと何日で初雪の朝を迎えるのでしょう。