2018年10月31日水曜日

サイクル・ツーリズムが始まりました!




 準備を進めてきたサイクル・ツーリズムが始まりました。出発式(JR田沢湖駅)にはオーストラリアや台湾のサイクリスト、各国ブロガーや旅行代理店の皆さんにも参加をいただいて…。


 3市町(仙北市・大仙市・美郷町)が連携し、事業に取り組んだのが平成28年です。総合指導を岐阜県の株式会社美ら地球(ちゅらぼし:山田拓社長)にお願いし、地元ガイドの育成も進み、民間の皆さんの支援ネットワークは県内に広がっています。現在は10コース344.3㎞。でも秋田内陸縦貫鉄道に自転車を積載しての移動、また、東北の縦と横のラインでクロスする仙北の地の利を活用すれば、さらに広域のエリア設定も可能です。


 私は式典で、「官民連携では日本で初めての取り組みです。文化と歴史と美しい自然の中に、世界中のサイクリストをお迎えしましょう。そして地域の皆さんにはその交流を楽しんでもらいましょう。サイクル・ツーリズムの定着に皆さんのご協力をお願いします」とお話をしました。

2018年10月29日月曜日

露堂々と生きる



 生きる糧になる言葉です。先週の角館高校定時制課程創立70周年講演会・祝賀会(同校70周年記念事業実行委員会)で、河正雄さんの講演「露堂々と生きる」に心が動きました。


 河さんは79歳。東大阪生まれ田沢湖育ちの在日2世(韓国名は하정웅 / ハ・ジョンウン)で、世界的な美術品収集家・実業家として有名です。今でも田沢湖を故郷と愛し、仙北市となった以降も多くの美術品・書籍などを寄贈されています。でも幼い頃は本当に貧しく、それを先生や友人が救ってくれたと、今回の講演でも回想していました。演題の「露堂々と生きる」は、露堂々(ろどうどう)と読む禅語で、「それぞれの境涯で、正直にありのまま生きることの尊さ」です。さらに「一日一歩」「一日一善」の積み重ねが何より大切で、一生懸命に生きれば、人生は思ったよりも短いんだと…。


 実は先日、21世紀の日韓交流を担う青少年交流(JENESYS2018)で、韓国からお迎えした皆さんに河さんのお話しをしました。河さんをご存じの方が多くビックリしました。今後も日本と韓国の架け橋としてご活躍をお願いします。

2018年10月27日土曜日

片山さつき大臣と仙北市民の懇談で


 今日の午前、片山さつき・地方創生担当大臣をお迎えしました。10月10日に内閣府でご来市を約束いただきましたが、それを2週間少しで果たすスピード感はさすがです。

 雨の中、仙北市の地方創生特区・近未来技術特区・SDGs未来都市指定で、新ビジネスを展開する市民と3ヶ所で懇談をいただきました。
 (株)メディカルファーム仙北では、菊芋の飴づくりに必要なロボットの開発、(有)田沢湖自然体験センターでは、旅行業法のさらなる規制緩和対策、欧風食堂Kaedeでは内閣府と仙北市の連携に関する新組織の立ち上げ(特区共同事務局の開設)など、戦略的で積極的なお話しばかりでした。

 これは面白くなってきました。政府も大臣も本気です。

仙北市産業祭にお越しください


 今日と明日(27日~28日)、神代市民体育館と周辺施設を会場に仙北市産業祭です。春の冷温、夏の高温、そして毎週の台風到来と言う環境下だったにも関わらず、昨年を超える344点の作物を出展いただきました。

 今日は褒賞授与が行われ、平成30年度の仙北市農業賞も発表しました(以下の通り)。明日の日曜日は新米プレゼント、農林産物即売会、藤波舞踊団演芸会、神代芸能保存会藤原組踊りとお囃子、田沢湖龍神太鼓演奏会、西明寺小学校長ネギ即売会、各種出展即売会などなど、イベントも盛りだくさんです。皆さんでお越しください。

《平成30年度仙北市農業賞》
○門脇富士美…園芸+農家民宿「星雪館」の功績
○ドリームTAZAWAKOファーム…大規模菌床椎茸の功績
○菅原孝作…水稲+畜産+畑作の複合経営の功績

2018年10月24日水曜日

嘆かない挫けない諦めない


 目前の仕事が忙しくて、あるいは財源不足を理由にして、まちづくりの理想や夢や政策を置き去りにして来なかったか…。昨晩の「東海地区企業懇談会」(名古屋市)は、振り返りと言うか反省と言うか、そんな機会だったかなあと…。

 名古屋という土地柄もあり、世界を相手に仕事をする企業の代表者とお話しができて刺激的でした。皆さんのお話しから、何度も何度も危機を乗り越えて、「いま私たちの仕事は世界に貢献している」と言う自信を感じました。徹底して目的実現に挑戦するしかないと、資金はかき集めるんだと、そんなアドバイスもいただきました。どれもまちづくりに共通する姿勢です。求め続けなければ実現などできません。

 「言い訳はやめて、嘆かない挫けない諦めない」。はい、そう自分に言い聞かせています。

2018年10月23日火曜日

従来型観光の課題とDMOの可能性


 田沢湖・角館観光協会(佐藤和志会長)は、国土交通省や青森県観光連盟等から講師を招請し、協会員・市議会・市と一緒に、Destination Management Organization(DMO)の意見交換会を開催しました。

 観光業界は凄いスピードで変化しています。人口減少による国内旅行者の掘り起こし対策、訪日外国人観光客(インバウンド)対策、それに老朽化した施設改修を同時進行している現状です。特にインバウンド対策は、これまで日本人が日本人相手に上に積み上げてきたノウハウが通用しません。そこで田沢湖・角館観光協会と、小さな国際文化都市を標榜する市は強く連携し、世界に開かれた観光地域づくりやマーケティング・マネジメントを行う官民一体の観光地経営体(=日本版DMO)の立ち上げに向かいたいと思います。これで課題を全て解決できるものではありませんが、突破策の一つとして有効なことは間違いないと考えています。

 この春に市内観光協会等が一本化し、また国では国際観光旅客税も来年本格スタートします。その財源活用を考えると、DMOの立ち上げは今だと関係者の判断があります。必要な取り組みをさらに進めます。

2018年10月22日月曜日

更生保護サポートセンターを開設


 仙北市内に、やっと角館地区更生保護サポートセンターの看板を掲げることができました。場所は仙北市福祉センターです。

 保護司は、犯罪や非行で保護観察を受ける人の生活を守るため、日常的に様々な相談にのったり指導をしたりしています。また犯罪を予防する地域活動にも取り組んでいます。仙北市は角館地区保護司会(桃園豊弘会長など24名)がその役割を担っています。これまでは、保護司の自宅で保護観察面接などを行っていましたが、お互いの気遣いやプライバシーを考えると、何としても活動拠点が必要でした。今回のサポートセンターの開設は、同保護司会の長い間の課題でした。これで秋田県内12エリア全てにサポートセンターが開設されたことになります。

 ご指導をいただいた秋田保護観察所の五島伸一所長、開設にご理解をいただいた仙北市社会福祉協議会の武藤次雄会長に、重ねて感謝を申し上げます。

郵便局の婚活「ポスコン」にご参加を!



 恋愛成就のパワースポット田沢湖畔で、郵便局の婚活イベント「ポスコン」~手紙が奏でるあったかな想い~が開催されます。是非ご参加ください。


 主催は秋田県東部地区郵便局長会で、仙北市が後援しています。参加資格は結婚に前向きな20歳以上の男女。婚姻歴・子どもがいる方も大歓迎です。募集人員は男女各20人で合計40人。11月16日(金)まで募集しています。会費は3千円です。当日集合先でいただきます。開催日や行程、お申し込み・お問合せ先は下記の通り。


○開催日・行程
 11月24日(土)
 角館駅集合→内陸線乗車で松葉駅→専用バスで田沢湖
 主会場は田沢湖ハーブガーデン「ハートハーブ」

○お申し込み・お問合せ先
 仙北市・大仙市・美郷町・横手市内の郵便局
 郵送の場合は、〒014-1299
        田沢湖郵便局内 ポスコン事務局 行


2018年10月20日土曜日

韓国青少年訪日団をお迎えしています



 21世紀の日韓交流を担う青少年交流(JENESYS2018)で、韓国から高校生を中心に49人をお迎えしています。そして今晩は市内ホストファミリー12軒に宿泊です。


 さて、一行は18日に成田着で、19日は都内で秋田の魅力講座を受講、今日のお昼に秋田入りして、午後は角館で樺細工を体験しました。夕方になり田沢湖総合開発センターでホームスティ家族対面式を行い、それぞれ〝日本の家族〟に向かいました。明日は着物着付け体験や角館の歴史を学ぶ座学、明後日は角館高校生徒との交流会です。どうぞ皆さんに素晴らしい時間が流れますように…。


 私はあいさつで、「仙北市は韓国ととてもご縁の深いまちです。最近では、8月に田沢湖高原で韓国アーティストの作品展・森のギャラリーを開催しました。光州市立美術館の河・名誉館長は仙北市の出身です。何より、ここにいるホストファミリーは、皆さんにとって生涯の日本の家族です」と。
 滞在を楽しんで!。
 



2018年10月19日金曜日

新たに始めたい職業紹介サービス


 西馬音内の盆踊りで有名な羽後町を訪ねました。羽後町は農林業振興や移住定住事業など、多くの場面でまちづくりの先進的な取り組みがあります。いま私が着目しているのは無料職業紹介所ですが、これも実に9年前から開設していて…。

 無料紹介所の開設は、職業安定法の一部改正で実現したもの。それまでハローワークが専門に行ってきた業務を自治体でも可能にしました。この制度をうまく活用すれば、自治体として移住定住対策や雇用支援をさらにパワーアップすることだってできます。少子高齢化で地域内の就業率が低下傾向にある中、ハローワークと連携しながら、さらに細やかに企業等から求人情報を集積し、働きたいと思っている皆さんに日々提供したい…、私はそう考えています。

 今日は安藤豊町長にごあいさつをした後、担当の高山昌士さんから丁寧なご指導をいただきました。お忙しい中ありがとうございました。仙北市でも是非スタートさせたいサービスです。

2018年10月17日水曜日

SDGs未来都市の東松島市を訪ねて


 今日の午後は、宮城県石巻市で東北市長会でした。そこで朝に少し早く出発し、午前にお隣の東松島市を訪ねました。東松島市は政府が指定したSDGs未来都市です。その他、東北で指定されているまちは山形県飯豊町と仙北市の3市町しかありません。そこで…。

 この東松島市と飯豊町、そして仙北市で「東北SDGs未来都市連合(仮称)」の立ち上げを調整中です。今年末か年明け早々には実現したいと考えています。
 さて東松島市は、東日本大震災で甚大な被害を受けました。以降は持続可能なまちづくりに取り組む先進自治体です。今日は渥美巌市長にお出迎えをいただき、同市防災拠点備蓄基地やスマート防災エコタウンを見学しました。エコタウンは国内初の取り組みで、災害時には市営住宅85戸と近隣の病院に太陽光発電の電力を供給します。民間企業との連携事業も多様で、学びたい事例がたくさんありました。

 ところで、仙北市では来る11月24日、角館交流センターを会場に〝仙北市SDGs未来都市宣言〟を行います。同時開催のシンポジウムは、市民の皆さんに参加をいただいてのSDGs勉強会、また、会社全体でSDGsに取り組む吉本興業タレントのSDGsライブなどを準備しています。皆さん、ふるってご参加ください。

2018年10月16日火曜日

総合給食センター建設予算を可決


 今日は第6回仙北市議会臨時会でした。案件は総合給食センター建設事業費を盛り込んだ補正予算1件です。先の9月定例議会では減額修正となりましたが、今回は全員賛成で可決をいただきました。

 先回は、9月議会の会期中に実施設計が完成することから、これを見越して補正予算を計上しました。しかし、実施設計図書の内容精査を十分に行う必要があるとの指摘が多く、議会は建設費を盛り込んだ補正予算を減額修正しました。この判断を受け、事業を担う市教育委員会や設計業務を受託した民間事務所が精査を重ね、設計に間違いなどがないことを確認できたことから、臨時議会を開催し予算案を再度提案しました。事業費は全体で約12億6,600万円。このうち、今回は平成30年度の約1億2,600万円です。

 子ども達に、安全で美味しくて体も心も健康に育つ給食を届けたいと思います。その重要事業がやっと動き始めます。

東北大学と仙北市の連携プロジェクト


 玉川温泉水から水素を生成したり、レアメタルを抽出したり、人材育成プログラムの実施などなど…、東北大学大学院環境科学研究科と連携した「玉川温泉高度利用プロジェクト」が進んでいます。

 昨日は、大学構内の環境科学研究科本館で、土屋範芳・同研究科長と大学スタッフが一堂に集まり、これまでの成果の確認、そして平成32年度まで3ヶ年間の取り組みについて協議を行いました。水素生成はアルミニウムとの化学反応で生成されるもので、アルミ原料の調達と水酸化アルミニウムの2次利用が課題となりました。これらを乗り越え、プロジェクト期間内にパイロットプラントの建築を目指します。人材育成事業では、生成した水素を活用した出前科学実験、また温泉水に溶け込んでいるレアメタルの抽出実験にも取り組みます。

 豊富な温泉資源の高度利用を進め、これを経済活動につなげる実験が本格化します。

2018年10月11日木曜日

「秋彩こみちinかくのだて」にお出でください


 恒例の「秋彩こみちinかくのだて」が、13日(土)~14日(日)に開催されます。天気予報は“絶好の行楽日和になるでしょう”と言っていて、本当に嬉しいです!。

 もともと仙北市角館町は、昔から「手仕事」や「ものづくり」を大切に守ってきた歴史があります。時空を超えて作り手と日々の暮らしの使い手が、青空の下で出会うことができたなら…、そんな思いを叶えてくれるのが「秋彩こみち㏌かくのだて」です。地元はもちろん、東北・関東・関西・中部地方、そして海外からも作家の皆さんが集います。さらに大木彩乃さんライブ、地場産の野菜販売会、こだわり飲食店の出展などなど盛りだくさん。皆さんでお出でください。

☆場所:落合運動公園と周辺の桜並木
☆日程:10月13日(土)10:00~16:00
    10が14日(日)10:00~15:00
☆主催:秋彩こみち実行委員会
※お問い合わせ先は、秋彩こみち実行委員会事務局(仙北市観光情報センター「角館駅前蔵」内)0187-54-2700まで。

えっ?、わざわざ高橋優さんご本人が…



 今日は朝一番の面談で、9月1日~2日の『秋田CARAVAN MUSIC FES 2018』主催者の皆さんをお迎えすることになっていました。が…、まさか高橋優さんご本人がお出でになるとは思いませんでした。


 感謝したいのはこちらです。仙北市民はもちろん、多くの方々にお出でをいただき、感動のステージを間近で見ることができました。ありがとうございました。高橋優さんからも、「素晴らしい2日間でした。田沢湖は交通の便が良くて、お客さまはもちろん、出演をお願いしたアーティストの皆さんからも好評でした。仙北市は観光スポットも美味しいものもたくさんです。今度ゆっくりお伺いします」と話してくれました。


 高橋優さんのお人柄にふれた朝です。今日も一日ガンバルぞ!。

2018年10月10日水曜日

急きょ内閣府へ


 今日の午後に急きょ上京、内閣府へ。片山さつき大臣が招集した国家戦略特区の会議に出席しました。

 正式には「大臣と民間議員・特区自治体との意見交換会」です。政府からは片山さつき大臣、中根一幸副大臣など、民間議員は坂村健さん、竹中平蔵さん、八田達夫さん、原英史ワーキング委員など、首長は東京都の小池百合子都知事、兵庫県養父市の広瀬栄市長、そして私の3人です。
 私の発言趣旨は次の通り。「今日の会議で共有しなければならないのは、何より国民と国家戦略特区の信頼関係の復元に意を配することです。人口減少、高齢社会の最前線にいる仙北市で、今後も故郷に住み続けるとしたら、大都市圏とは全く別の多くの課題解決が必要です。特区はそれも可能にする、地方にとっても成長エンジンでなければなりません。諦めないで、歩みを止めないで、これまで以上に挑戦をするんです」と。

 片山さつき大臣は、マスコミのイメージとは全く違って、とてもフレンドリーな方でした(写真の通り)。規制緩和に対する情熱も相当強いと…。やりましょう!。

2018年10月8日月曜日

リスクを取って挑戦する


 ジョージア・グラン微糖のTVーCM…。新企画のプレゼンで、若手社員(山田孝之さん)が社長(でんでんさん)に、「リスクを恐れてやらない方が失敗です」と迫ります。同じ言葉を、3年前に小泉進次郎さんから聞きました。

 小泉さんは当時、内閣府政務官として国家戦略特区を担当し、仙北市の特区シンポジウム(平成27年7月)にもゲスト参加をいただきました。ここでは舞台裏で、また、これより1ヶ月前に都内で開催した「養父市×仙北市=特区を活用した地方創生モデルの構築」では、満場の来場者に向かって、次のように語りかけています。「~ステージにいる養父市の広瀬市長も、MIKAWAYA21の鯉渕美穂社長も、仙北市の門脇市長も、抱える課題と本気で向き合い、リスクを取って挑戦しています。国家は、こうした自治体や企業をしっかりサポートし、新たな成長エンジンをフル回転させて、経済の好循環を生み出していくべきです~」と。

 もちろん、リスクを好んではいけません。ただ、新たな成長エンジンを手にするためには、リスクを取って挑戦しなければ前進できないことだってあるんです。

2018年10月7日日曜日

皆さんありがとうございました!



 「新・秋田の行事」開催では、出演いただいた皆さん、ご覧いただいた皆さん、関係者の皆さん、本当にありがとうございました!。

 台風25号の影響を考慮し、安全を最優先して昨日限りの開催としたことで、2日間分を1日に凝縮したような時間を過ごしました。どの伝統芸能・行事も、まさに地域を支える背骨になっていることを感じました。しっかりと守り、次代に継承しなければならない文化です。また、開催期間を短縮したため、ご迷惑をおかけした皆さんも少なくありません。誠に申し訳ありませんでした。

 今後も「新・秋田の行事」など、地域文化を活用した伝統芸能・行事が各地で続きますように…。

仙北市災害連絡室より②



 気象庁は、暴風警報を午前10時49分に解除しました。今後も雨等で注意報を発令する予定はないとのこと。そこで午前8時に開設した災害連絡室を午前11時に閉鎖することにしました。現状で確認・対応済みの事案は次の4件です。


 なお、災害連絡室は解散しますが、関係職員については自宅待機としました。
《被害内容》
・倒木3件 休暇村~黒湯間間市道 処置済み
      白岩二本杉付近 処置済み
      鎧畑地区内林道 週明け対応
・皮膜剥離 桧木内地内ビニールハウス 剥離



 まだ突発的な風雨はあります。十分にご注意ください。
※写真は皮膜剥離のイメージ写真。


仙北市災害連絡室より①



 本日午前3時に台風25号は温帯低気圧になりました。しかし昨日より暴風警報が発令中です。市内では風による倒木事案も発生しています。そこで対応を強化するため、本日午前8時に災害連絡室を立ち上げました。


 午前6時の市内累加雨量は3~8mm程度、風速は7m/s程度です。この現状は正午頃まで続き、その後は徐々に風雨も落ち着きます。現状以上の悪化はないと見積もっています。ただ突発的的・短時間的に風雨が強くなることはあります。十分にご注意ください。


 今回の温帯低気圧は、災害要因が強風です。外出は最も危険な行為と考えることができます。不要不急の外出は控えてください。
※本日開催を予定していた市内各小・中学校の学習発表会は、明日に延期が決まりました。

2018年10月6日土曜日

「新・秋田の行事」は本日のみの開催です


 今日と明日の開催予定だった「新・秋田の行事」は、台風25号対策で本日のみの開催となりました。2日間分の内容を凝縮してご披露します。ぜひお越しください。関連事業に位置づけていた「東北山・鉾・屋台協議会」(写真)の発足は、昨日に叶いました。

 なお、「新・秋田の行事」は、例えば本日も天候が悪化した場合は、ささらや番楽などを角館交流センターに会場を移動する場合があります。ホームページなどでご確認ください。「東北山・鉾・屋台協議会」は、平成28年12月1日に、ユネスコ無形文化遺産に登録となった「全国山・鉾・屋台行事」33件のうち、東北からの登録5件について、さらに密接に連携しようと協議会を発足したものです。私は総会で「各地のお祭りはまちの背骨です。これからも保存・継承し、まちの形を守る力になってください」とあいさつしました。同協議会の役職は下記の通りです。

《東北山・鉾・屋台協議会》
・会 長 武田 一夫(新庄まつりの山車行事会長)
・副会長 戸澤 正英(花輪祭の屋台行事会長)
・理 事 小林 一彦(土崎神明社祭の曳山行事会長)
・理 事 小笠原 修(八戸三社大祭の山車行事会長)
・監 事 今野 則夫(角館祭りのやま行事会長)

2018年10月4日木曜日

謝長廷・駐日代表のあいさつ


 都内で開催の台湾国慶節(たいわんこっけいせつ)に参加しました。謝長廷・台北経済文化代表処代表のあいさつは、これまでの歴代代表スピーチの中で、最もストレートで明快なものでした。

 謝代表は、「おごれる者は久しからずです。中国は台湾を力で押さえ込もうとしています。この中国の覇権主義は、台湾の人々の反感と怒りを買うことになるでしょう」とあいさつ。最近の中国と台湾の関係に憤りを隠そうとしませんでした。これを聞いた来場者からも多くの拍手が起こりました。

 謝代表には、つい先日でしたが仙北市を訪問いただき、経済交流についてご指導をいただきました。とても温和な紳士です。そんな謝代表の口から出た言葉です。私たちは、もっともっと国際情勢を、隣国のお家事情を理解しなければなりません。

いよいよ「新・秋田の行事in仙北2018」



 いよいよ今週末(10月6日~7日)、仙北市角館を舞台に「新・秋田の行事in仙北2018」が開催されます。国内外の伝統行事・芸能をお楽しみください。


 参加団体は20、出演者総数は800人を超え、今年度の県内行事で屈指の規模になりました。会場は、内町エリア(武家屋敷通り周辺)と外町エリア(街中商業地)です。いずれの伝統行事・芸能も鑑賞は無料です。混み合うことが予想されますので、お目当ての行事や踊りは、予め会場と時刻を確認して、早めにお出でください。食や体験など協賛イベントも盛りだくさんです。参加団体・会場など情報はhttps://shinakitanogyouji.jp/まで。


 仙北市内は秋の行楽シーズンが始まっています。秋田新幹線などでお越しのお客さまは、「田沢湖・角館周遊パス」(乗り放題の定額バス)がお得です。ご活用ください。

2018年10月2日火曜日

樺の名札に替えました



 樺細工の名札ができました。製作は県立大曲支援学校せんぼく校高等部樺木工班です。今朝は代表で大塚瑠那さん(2年)から名札を首にかけてもらって…。手触りも温かくてすごく良いです。今日から樺細工の名札で頑張ります!。


 樺細工の名札は、仙北市総合産業研究所(平成30年に改組)と、県立大曲支援学せんぼく校とのコラボ製品です。樺細工のアピールに名札を活用しようと市職員の提案でスタートしました。それが同校のご協力、材料や技術を提供する支援企業の皆さんなど、多くの連携で実現できました。皆さんありがとうございます。


 名刺の台木は秋田杉です。とても良い香りがします。磨かれた樺はサクラの花びら模様にカットされ、台木の上で舞ってます。

2018年10月1日月曜日

私、タバコやめました



 私、タバコやめました。成人してからずっとの煙歴だったので、38年間は吸い続けたことになります。ラッキー・ストライクを1~2日で1箱(20本)のペースでした。それが…。


 それが、7月の入・退院後はパッタリ吸わなくても良くなりました。ヒゲ剃り傷からバイ菌が入っての入院だったので、タバコをやめた理由が病気回復のためでもなく、一念発起して禁煙に取り組んだわけでもなく、何だか不思議な感じがしています(禁煙外来に通院している皆さんゴメンナサイ)。さらに不思議な巡り合わせがあって…。私が退院した7月18日は、参院本会議で受動喫煙対策を強化する改正健康増進法が可決した日でした。あらま~。


 最近、都内は街中もホテルも食堂も禁煙で、駅も空港も端っこに歩かないとタバコは吸えません。秋田県庁は今日から敷地内全面禁煙がスタートしました。タバコの呪縛から解き放たれた方が、何だかラクに生きられるような気がしています。

仙北市災害連絡室から③



 早朝から職員が被害確認に市内を巡回しています。これまでのところ甚大な被害報告はありません。各河川の水位も落ち着き、自主避難所は先ほど(午前7時)閉鎖しました。各地の累加雨量は以下の通りです。

 各地の累加雨量(午前7時)は次の通り
《角館》
・角館44.5mm
《田沢湖》
・生保内52mm ・田沢湖高原79mm ・鎧畑46mm ・玉川85mm
《西木》
・西明寺47mm 桧木内57.5mm ・上桧木内55mm


※雨は続きます。地盤も緩んでいます。台風の吹き返しにもご注意ください。
※秋田内陸縦貫鉄道は通常運転をしています。