準備を進めてきたサイクル・ツーリズムが始まりました。出発式(JR田沢湖駅)にはオーストラリアや台湾のサイクリスト、各国ブロガーや旅行代理店の皆さんにも参加をいただいて…。
3市町(仙北市・大仙市・美郷町)が連携し、事業に取り組んだのが平成28年です。総合指導を岐阜県の株式会社美ら地球(ちゅらぼし:山田拓社長)にお願いし、地元ガイドの育成も進み、民間の皆さんの支援ネットワークは県内に広がっています。現在は10コース344.3㎞。でも秋田内陸縦貫鉄道に自転車を積載しての移動、また、東北の縦と横のラインでクロスする仙北の地の利を活用すれば、さらに広域のエリア設定も可能です。
私は式典で、「官民連携では日本で初めての取り組みです。文化と歴史と美しい自然の中に、世界中のサイクリストをお迎えしましょう。そして地域の皆さんにはその交流を楽しんでもらいましょう。サイクル・ツーリズムの定着に皆さんのご協力をお願いします」とお話をしました。