2018年10月16日火曜日

東北大学と仙北市の連携プロジェクト


 玉川温泉水から水素を生成したり、レアメタルを抽出したり、人材育成プログラムの実施などなど…、東北大学大学院環境科学研究科と連携した「玉川温泉高度利用プロジェクト」が進んでいます。

 昨日は、大学構内の環境科学研究科本館で、土屋範芳・同研究科長と大学スタッフが一堂に集まり、これまでの成果の確認、そして平成32年度まで3ヶ年間の取り組みについて協議を行いました。水素生成はアルミニウムとの化学反応で生成されるもので、アルミ原料の調達と水酸化アルミニウムの2次利用が課題となりました。これらを乗り越え、プロジェクト期間内にパイロットプラントの建築を目指します。人材育成事業では、生成した水素を活用した出前科学実験、また温泉水に溶け込んでいるレアメタルの抽出実験にも取り組みます。

 豊富な温泉資源の高度利用を進め、これを経済活動につなげる実験が本格化します。

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