2018年11月30日金曜日

来年1月4日からコンビニで各証明書など発行



 第7回仙北市議会(12月議会)定例会がスタートしました。移行期間はありますが、今日からiPadを活用したペーパーレス議会です。また、来年1月4日からコンビニで各証明書の発行が始まる…など、市政報告でお伝えした事項は以下の通りです。


1.秋の叙勲に黒坂源助さんと鈴木重藏さん
2.7号補正予算は約400万円(伝建群保存事業)
3.8号補正予算は約2億7千万円(ゴミ処理管理ほか)
4.来年度予算は徹底した経費削減と収入確保で
5.受動喫煙防止対策で来年4月から公共施設は禁煙
6.組織再編は農林・観光・環境保全・文化財などで
7.新角館庁舎の工事費は年明け後の1月下旬に補正計上
8.秋田新幹線の防災対策トンネル要望の状況
9.内閣府と市の共同事務局設置で特区事業を推進
10.地域おこし協力隊任期終了で袴田誠さんへ感謝状
11.SDGs事業の報告
12.市税滞納繰越分収納率が昨年同月と比べ改善
13.旧角館総合病院の窃盗事件について
14.児童扶養手当の支給停止対象者について
15.仙北市遺族連合会の青年部結成について
16.にしき園の民営化の一時凍結と今後
17.来年1月4日からコンビニで各証明書の発行開始
18.抱返り紅葉祭への来場者が昨年比1万人の増加
19.秋彩こみちinかくのだてに1万2千人
20.ASEAN事業でタイとの相互交流を促進
21.米の作柄は96で収量減をとても心配
22.主食用米以外の作物に取り組んだ991農家に交付金
23.生保内南地区の基盤整備事業は面工事がほぼ完成
24.神代地区基盤整備事業は来年度に国館地区から面工事
25.JRと市が連携の五感楽農ツアーを通年旅行企画に
26.国道46号・国道105号の整備促進フォーラム開催



 もっと詳しい情報が必要な方は、お手数をおかけしますが市ホームページの市長室をのぞいてみてください。

2018年11月29日木曜日

秘密のケンミンSHOWで味噌たんぽ


 皆さんご覧になったでしょうか。先ほど放映の「秘密のケンミンSHOW」(読売テレビ系)。田沢湖をロケ地に、仙北市のファストフード〝味噌たんぽ〟を紹介いただきました。美味しいんだよなあ。

 特別な食べ物だと思っていませんでした。でも、出演者の皆さんのリアクションを観ると、どうも他県にはないようで…。秋、特に新米でつくった味噌たんぽは最高です。個人的には、余り甘くない味噌が好きですが、それだと「串刺し味噌おにぎり」になってしまうかなあ。
 テレビのお店のすぐ裏には、田沢湖クニマス未来館があります。ぜひお立ち寄りください。

「男鹿のナマハゲ」おめでとう!



 嬉しいニュースです。「男鹿のナマハゲ」が、ユネスコ無形文化遺産に登録決定しました。ナマハゲおめでとう!。


 「男鹿のナマハゲ」は、国指定重要無形民俗文化財。今回は、全国の8県10件の伝統行事「来訪神 仮面・仮装の神々」が一括で登録となりました。男鹿市民の皆さんはもちろん、多くの県民が待ち望んでいたニュースです。これからは、さらに伝承活動に力が入ると思います。そして、男鹿を秋田を世界に発信してくれると思います。ナマハゲ頑張れ~!。
 ところで、仙北市の「角館祭りのやま行事(通称:角館のお祭り)」は、明日11月30日でユネスコ遺産登録2周年です。今後もどうそ連携をよろしくお願いします。



○登録が決まった来訪神:仮面・仮装の神々
・吉浜のスネカ(岩手県大船渡市)
・米川の水かぶり(宮城県登米市)
・男鹿のナマハゲ(秋田県男鹿市)
・遊佐の小正月行事(山形県飽海郡遊佐町)
・能登のアマメハギ(石川県輪島市・鳳珠郡能登町)
・見島のカセドリ(佐賀県佐賀市)
・甑島のトシドン(鹿児島県薩摩川内市)
・薩摩硫黄島のメンドン(鹿児島県鹿児島郡三島村)
・悪石島のボゼ(鹿児島県鹿児島郡十島村)
・宮古島のパーントゥ(沖縄県宮古島市)


2018年11月28日水曜日

第2回仙北インパクトチャレンジ開催!


 第2回仙北インパクトチャレンジが始まりました。IoT/AIなど最新技術を活用した地域事業活性化、地域経済圏振興を目的とした近未来技術活用事業の見本市です。場所は「あきた芸術村」。明日は事業相談会も開催します。皆さんでご来場ください。

 主催は同実行委員会(伊嶋謙二・創生する未来代表)。見本市は時間は10時にオープンしました。この後、午後からは出展者・参加団体の事業説明会になります。13時30分からは特別プログラムで、京都大学の川上浩司・医学部教授から「検診情報の可視化と地域住民への医療サービスの未来」と題した講演が、また14時からはサイエンスカフェも開催します。
《出展者》
・株式会社秋田ケーブルテレビ
・東光鉄工株式会社UAV事業部
・株式会社田沢モータース
・秋田県IoT推進ラボ
・仙北市IoT推進ラボ
・秋田横連携IoT推進ラボ
・Kira Kira Display by Team AKITA
・わらび座×玉川大学小酒井研
・京都大学学祭融合教育研究推進センター
・秋田大学・東京工業大学・秋田県医師会・連携支援コンソーシアム
・日本電気株式会社
・株式会社アルファシステム
・株式会社両備システムズ
・ディサークル株式会社
・NPOTiny Fields
・一般社団法人国際医療福祉研究所
・北都銀行
・秋田銀行
・一般社団法人MAKOTO
・SFPパートナーズ
・Cafeモロビ
・株式会社ローズメイ
 他、国関係省庁、秋田県、仙北市などなど…。
 さあ、未来を拓く2日間にしましょう。

2018年11月26日月曜日

わらび座「俺はサムライ・ドラマー!」必見です!



 昨日初演を迎えた、わらび座ミュージカル「俺はサムライ・ドラマー!」。150年前、仙北地方で起きた戊辰戦争の史実、加えて栗城宏さん(脚本・演出)の想像力が、感動のステージを実現しました。これは必見です!。


 角館の町並みを守るために戦った大村藩士、その2番隊鼓手・浜田謹吾少年を主人公にストーリーは展開します。戦いの間に滞在した平福家の皆さんと、15歳の少年との心の通い合い…、戦死した後に手厚く葬られた理由…、そして戊辰戦争の意味…。幕前トークショー「石黒直次(石黒家12代当主)×栗城宏」でお聞きした当時の輪郭が、さらに明確に実体化した舞台でした。NHKの「チコちゃんに叱られる」ではありませんが、「ボーっと生きてんじゃねえよ!」って気持ちになります。そして、長崎県大村市からお迎えした吉野副市長や朝長市議会議員、遠藤教育長、地元戊辰会の皆さんと一緒に観劇できたことに、心から感謝です。


 命をかけて世の中を変えようとした人たちに、笑われない仕事をしないといけません。

2018年11月24日土曜日

仙北市がSDGs未来都市宣言


 今日の午後、角館交流センターを会場に開催した「SDGs未来都市・ミニシンポジウム」で、参加者の皆さんと一緒に〝SDGs未来都市宣言〟を行いました。

 会場には、国連が定めた17の改善目標ごとに、市が取り組む活動をパネルで展示。例えば目標1「貧困をなくそう」では、市のフードバンク事業や社会福祉協議会の活動が、例えば目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」では、全市の地域運営体活動が紹介されました。またステージ発表では、遠藤健太郎参事官(内閣府)、小田野直光統括監(仙北市)、明寺小学校児童、中田昌志部長(日本生命秋田支社)、加藤尊取締役執行役員(秋田銀行)、島田智教頭(清水小学校)、黒ラブ教授(吉本興業)などが、それぞれの立場から活動をお話しいただきました。多くの皆さんにご来場をいただきました。ありがとうございました。

《仙北市SDGs未来都市宣言の全文》
 私たちは今、社会・経済・環境をめぐる様々な課題に直面しています。市民一人ひとりが、それぞれの立場から課題解決に向かって行動することは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に重なる取り組みとなり、市民が創る誇りあるまち「小さな国際文化都市」の推進につながります。仙北市はSDGs未来都市として、すべての人が尊厳をもって幸せに生きることができる社会の実現に向かい、全市民を挙げてSDGs達成に取り組むことを宣言します。

2018年11月22日木曜日

仙北市SDGs未来都市のミニシンポ開催



 今年6月、仙北市はSDGs未来都市に選定されました。多くの課題を抱える現代ですが、誰もが幸せに生きる社会の実現に向かい、一人ひとりが行動を起こすことが何より重要です。そこで今回、多彩なゲストをお迎えし、ミニシンポジウムを開催します。


○日 時 平成30年11月24日(土)
     13:30~16:30(12:00開場でパネル展)
○場 所 角館交流センター(仙北市角館町中菅沢77ー30)



 国連が定めた17の持続可能な開発目標SDGs(エス・ディー・ジーズ)を勉強します。内閣府の遠藤健太郎参事官の講演、仙北市の小田野直光統括監の説明、西明寺小学校の子ども達・日本生命保険相互会社の田中昌志さん・秋田銀行の加藤尊さんの発表、清水小学校の島田智先生の講演、吉本興業所属の黒ラブ教授のパフォーマンス・ライブ、ポスターセッション、市長のSDGs未来都市宣言などなど、盛りだくさんの内容です。


 入場無料です。多くの皆さんのご来場をお待ちします。

2018年11月21日水曜日

日本国に忠誠を尽くす…


 国道46号・国道105号の整備促進要望で、国土交通省と財務省を訪ねました。財務省では、太田充・主計局長と面談の機会に恵まれました。太田局長は、野党議員からも「一党一派に偏しない、日本国に忠誠を尽くす官僚」と評価のあった方です。

 そんな事前情報が頭にあったことを差し引いても、太田局長は本当に魅力的な方でした。私が、「秋田の冬は豪雪で雪崩の発生も多く、現在の道路環境では経済活動にも定時制に不安があります。この状況だと企業誘致も全く困難です」とお話しすると、太田局長は、「私は40代の数年、山形県で仕事をさせていただきました。東北の冬の厳しさを身をもって経験しています。市長のお話は本当に良く理解できます。私たちも頑張ります」と…。

 もちろん、すぐに予算が湧いて出ることはありません。でも、要望を理解いただける(それを言葉で伝えてくれる)主計局長に、初めて会った気がします。財務省を後にした道々、「日本国に忠誠を尽くす官僚」を、「仙北市に忠誠を尽くす市長」と置き換えてイメージしてみました。何だかドキドキしました。
※要望活動の合間に、ご無沙汰していた小泉進次郎・衆議院議員、黒田武一郎・消防庁長官を訪ねました。ご用足しのアポなし訪問でしたが、ありがとうございました。

2018年11月20日火曜日

「あきた寺子屋」でお会いしましょう



 首都圏で働く秋田ゆかりの皆さんと、秋田の産業振興や秋田で働く!を考える「あきた寺子屋」。今年は私も参加します。日時は12月1日(土)10時から、場所はスマートニュース(株)本社2階です。


 秋田の魅力を掘り出す、ワールドカフェ形式セッション3本勝負です。ブランド化した米のネット販売を手始めに、次々と町起こしをプロデュースする武田昌大さん(トラ男・株式会社KEDAMA代表取締役社長)、2017ミス日本酒秋田代表の戸嶋 一葉さん(プリズムテック合同会社 Founder)。こんな凄いメンバーに、私もお声かけをいただきました。申し込みは以下のサイトからお願いします!。https://www.kokuchpro.com/event/1010189a64e783a4649dd432f8fdc1dc/?fbclid=IwAR2TWQRPruGi5ZyyakLHawMpF41Lh725Qa9A7-tD9lw_vQlsWmD6Q9wL1wU


 お近くの方々へのご周知も、よろしくお願いします。

2018年11月17日土曜日

公共交通の在り方が定住の鍵に…



 桧木内「サロンひだまり」で、2回目の出前まちづくり懇談会。前回いただいた課題(買い物・通院のための公共交通の充実)を、一歩でも前進したいと思い担当者と一緒に伺いました。公共交通の確保政策は、今も未来も市の重要な仕事です。


 仙北市の公共交通手段は、スマイルバス・たっこちゃんバス(市営循環バス)、デマンド乗合いタクシー、羽後交通路線バス、秋田内陸縦貫鉄道、民間タクシーなど。交通政策上は空白地域はありませんが、どの交通手段にも強み弱みがあります。最近は免許証を返納する方々も増えていて、ますますきめ細やかなサービスが求められています。


 市が取り組む移住・定住対策でも、公共交通の手段があるかないかは大切な判断要素です。若い年代にも車を所有しないライフスタイルが広がっています。そう言えば、先週の都内出張は〝秋田新幹線の防災対策トンネル早期着工〟要望会でした。これも公共交通の確保対策です。財源が乏しい中で課題解決の試みを続けます。

2018年11月14日水曜日

仙北市が美肌県グランプリ2位に貢献!


 仙北市は株式会社ポーラ(東京都品川区:横手喜一社長)と、今年5月に「健康・美のためのヘルスケア連携協定」を締結しています。私は、これが功を奏して「POLA美肌県グランプリ2018」で、秋田県が全国2位になったと思っています。

 協定当時、株式会社ポーラ側から「秋田美人の里と言われる仙北市が、さらに健やかに美しく輝くまちづくりを進める姿に共感しての協定です」とお話しをいただきました。そして「実に仙北の女性は肌が美しい」とお褒めの言葉があり、「現状で秋田県は全国3位ですが、先ず2位を目指し、近い将来は1位になりましょう」と激励をいただきました。ところで美肌県グランプリは、ポーラが全国47都道府県で16歳以上の女性の肌データを蓄積したビックデータの分析結果です。つまり、美しい肌の持ち主が多く分析に参加すれば、当然その県の順位は上がるわけです。むふふ…、仙北市との連携協定が美肌県グランプリで秋田県順位を押し上げたのは確実でしょう。

 「仙北市には科学的に秋田美人のルーツがある」と、市立西明寺診療所の市川晋一先生。先生の言うことに間違いはありません。

生活者として迎えたい…


 昨日は、秋田県・市町村協働政策会議などに出席。県から「外国人活用による総合的な労働力の確保」について、新組織を立ち上げる考え方が示されました。

 同会議では、秋田県町村会から「労働力確保のため、外国人の活用については、県・市町村・事業主が一体となって進められるよう協働で取り組んで欲しい」との提案がありました。県はこの提案に対し、来年度に新組織を立ち上げる考えがあると答えました。これは素晴らしい一歩です。ただ、昨日の議論では「外国人を労働力の提供者」と位置づけた発言が多く、これには強い違和感がありました。私は2年前に参加した「イニシアチブNIPPONプロジェクト」の議論で、観光分野で外国からの人材活用を進めるべきと主張しています。その際にも「外国人の皆さんには、地域コミュニティの一員として、生活者となって暮らせるような法整備が何よりも重要」と発言した経緯があります。

 昨日の会議でも同様の発言をしました。「小さな国際文化都市」を目指している仙北市です。既に、来年度の関係予算に、予算計上を検討するよう指示を出しています。

2018年11月11日日曜日

タイ~秋田をひとっ飛び!


 昨日は、タイ王国屈指のモールショップ・パセオパークで「秋田フェア2018」。終了後は深夜便でタイを出国し、羽田経由~秋田着が今日の朝9時でした。ギリギリで、イオンモール秋田で開催の「スポーツフェスタin秋田」に間に合いました。良かった!。

 パセオパークは、トヨタディーラーのTBNグループが手掛けた“日本がコンセプトのテーマパーク”です。ここに丸ごと秋田がやってきたイメージです。竿灯の演技も大好評でした。イオンモール秋田のスポーツフェスタin秋田は、オリンピック・パラリンピック東京2020で、諸外国のホストタウン指定を受けた8市町村が終結し、秋田からオリ・パラを盛り上げようと初めて開催されました。

 なるほど…、考えたら連続2日、タイと秋田のショッピングモールで、「秋田の魅力・仙北市の魅力」をお話しできたわけです。その気になれば、タイ~秋田なんてひとっ飛びです。

2018年11月10日土曜日

タイ王立学校と教育交流の業務提携


 タイ王国のワチュラウッド王立学校と仙北市は、同校が秋田県への教育旅行を行う際、教育効果の拡大と交流プログラムの実施にあたって業務提携を行うことで合意し、本日、趣意書を取り交わしました。

 男鹿市も同様の趣意書にサインしました。提携式にはワチュウラウッド王立学校からスラウッド・キックソン理事長が出席し、佐竹敬久・秋田県知事が立ち会いました。一昨年に同校を訪問以来、2年越しの業務提携です。私は「今日は仙北市と男鹿市が業務提携しましたが、この取り組みが秋田県全体に広がることを期待しています。タイから多くの子ども達が来たいと思ってもらえる、そんな教育交流プログラムを提供します」とごあいさつをしました。

 業務提携にお骨折りをいただいた、タイ王国秋田県人会会長の菊地久夫会長には心からの御礼を申し上げます。

2018年11月8日木曜日

タイ王国のコムローイ祭りと交流約束


 タイ王国滞在3日(機中2泊)の弾丸スケジュールで、トップセールスに来ています。今日は仙北市の独自ミッションでした。仙北市西木町上桧木内の紙風船上げと、タイ北部のコムローイ祭りとの交流では…。

 コムローイ祭りに関係する諸団体のうち、今日は「The Peaceful Light of Non-Violence Foundation」総裁のウイッチュラー氏、同じくスチャイ氏と面談が叶いました。両氏によれば、「この祭りはタイの北部で行われる仏教行事です。満月の夜、仏に稲作と必要な水を祈願し、感謝の風船を打ち上げます」とのこと。このお話を聞き、上桧木内の紙風船上げと共通する幾つかの点に気がつきました。紙風船上げも水上様をお祭りしていること、また紙風船の打ち上げは、五穀豊穣や安全祈願など生産への祈りが根源だったこと…などです。日本に伝わった仏教や稲作は、各地でお祭りも生み出しましたが、現在のお祭りの多くは、宗教的な側面を少しずつトーンダウンして継承されているような気がします。

 私はウイッチュラー氏とスチャイ氏に、「コムローイ祭りを訪ねたいと思います。皆さんも上桧木内の紙風船に来てください。そして、私たちが忘れかけている精神世界を教えてください。お互いに支え合えたら嬉しいです」とお話をしました。もちろん両氏とも賛成してくれました。ありがとうございました。

2018年11月7日水曜日

違いは力



 角館高校のキャリア学習で、ステージに上げてもらいました。演題は「違いは力」です。1時間ほどお話しをした後、たくさんの質問もいただいて…。ありがとうございました。


 「違いは力」は、「あなたは、あなた一人しかいませんから。どうか大切にしてくださいね。他人とは違う自分を磨くことが人生を拓く力になりますよ。国籍や肌の色の違いを超えて、新しい文化を産み出すエネルギーですよ」と、そんなメッセージだったのですが、上手く伝わったか不安です。さらに、仙北市のまちづくりの現状、少し将来のビジョン、なりたい自分を実現させるキーワードなどなど…、皆さんは最後まで聞いてくれて、たくさんの質問もいただだいて、嬉しかったです。上手くご返答ができなくてゴメンナサイ。


 それにしても、強く感じました。皆さんが未来そのものです。

重要物流道路の指定に向けて



 盛岡秋田道路(国道46号)・大曲鷹巣道路(国道105号)の改良を加速するため、国や県、沿線自治体、住民の皆さんと一緒に「整備促進フォーラム」を開催しました。本当に多くの皆さんのご参加ありがとうございました。


 私は両路線期成同盟会の会長です。ごあいさつで「国土軸で言えば国道46号は横軸、国道105号は縦軸で、いずれも大変に重要な存在です。仙岩トンネルや大覚野峠などへの整備対応も含め、政府が新設した重要物流道路制度に何としても指定をいただき、整備を加速する活動にご支援をお願いします」とお話ししました。また、北秋田市長の津谷永光さんが、「この横軸と縦軸の連携で道路ネットワークを形成し、地域が持続的に発展していくため、重要物流道路に確実に指定をいただき予算確保を叶えましょう」と、大会決議を行いました。


 この後、フォーラムは講話と意見発表が行われました。講師でお招きした川瀧弘之さん(日本みち研究所専務理事)からは、「仙北市を取り巻く道路環境は、まさに日本海側(中国)と太平洋側(アメリカ)の貿易道路で、重要物流道路の指定にふさわしい位置づけです」とエールがありました。また意見発表では、(株)わらび座社長の山川龍巳さん、秋田内陸縦貫鉄道(株)社長の吉田裕幸さん、船川港通運(株)部長の佐藤敦さんが登壇し、教育旅行や観光・インバウンド、物流の面から、自社の現状や両路線の重要性についてお話しをいただきました。

2018年11月5日月曜日

仙北市上桧木内でウイスキーの樽材調査



 写真は、秋田市の「BARル・ヴェール」佐藤謙一オーナー、仙北市役所農林部の八柳司次長、そして株式会社ドリームリンクの原野正取締役です。秋田県産ウイスキーづくりに必要な樽材(ミズナラ)調査で、仙北市西木町上桧木内を歩いてくれました。


 上桧木内は広葉樹も多くナラの群生もあります。でも、この周辺のナラは未だ太さが足りないようでした。ミズナラは市内林地で一定の標高を越えると多数を目にすることができます。ウイスキー業界では、ジャパニーズオークと呼ばれていて、その味わいは白檀や伽羅を連想させる香味と評価も高く、世界が注目している現状です。


 何ごとも一足飛びには行きません。次の候補地を探します。

2018年11月4日日曜日

新潮社などに感謝状



 新潮社を創業した佐藤義亮さん(仙北市角館出身)の生誕140周年にあたり、樺細工伝承館で記念式典を開催しました。出席をいただいた同社代表取締役社長の佐藤隆信さん(佐藤義亮さんのひ孫)、本当にありがとうございます。


 記念式典では、1922年から旧角館町、そして仙北市に出版物を寄贈し続けている新潮社、読書活動の推進に取り組む角館図書館後援会、市の読書感想文コンクールで長く審査委員長を努めた故・西宮陽助さんに、それぞれ感謝状を贈呈しました。私は、「今日は、佐藤義亮の志を受け継ぎ、未来へと繋いで行くことを約束する日です」とお話しをしました。どうか今後もよろしくお願いします。


 仙北市は平成23年に市民読書条例を制定。読書推進環境の整備を進めてきました。そんなこともあって、昨年度からは新潮社のご厚意で市民読書感想文コンクールに新潮文庫賞も創設できました。これからも読書の輪をどんどん広げたいと思います。
 また式典終了後は、角館図書館後援会の主催で、第58回文化講演会が開催され、作家の梨木香歩さんが「内なる旅をいくこと」と題した講話を行いました。