2018年12月28日金曜日

御用納めですが…



 写真は、市役所の各担当部署が財政課に提出した来年度の当初予算要求書です。今日は市役所も御用納め。でも、「どうやって財源不足を克服するか」…、知恵の出し合いが続きます。


 さて過日、女性セブンの特集「全国49開運寺社」で、仙北市西木町の大国主神社が紹介されていた話題をお伝えしました。このパワースポット系話題が連鎖し、“角館の神明社が行ってみたい神社で1位です”と教えてくれた方がいました。調べてみたら、「秋田県内の神社・神宮・寺院ベスト10」(じゃらん)で、1位が角館神明社、6位が西木町西明寺の八坂神社、第7位が田沢湖畔の浮木神社でした。実はベスト10以外にも、有り難い神仏は市内にたくさんあるんです~!。


 はい、仙北市はパワースポット密集地帯です。それに職員の頑張り(もちろん私も!)、市民の応援があれば、年明けには財源不足も改善できて、皆さまに喜んでもらえる予算案が必ずできます。

2018年12月27日木曜日

これ、いいと思います!


 FIS Freestyle Ski World Cup Akita Tazawako2019(FISフリースタイルスキーワールドカップ ・秋田たざわ湖大会2019)のポスターです。これ、いいと思います。

 秋田たざわ湖大会2019は、来年2月23(土)~24日(日)の開催です。新年が明けると、準備はいよいよ本格化します。あの感動まで2ヶ月をきりました。今年も多くの皆さんのご来場をお待ちします。

クニマスがやってくる



 昨年5月、山梨県から秋田県に貸与いただいたクニマス10尾は、寿命で残り3尾となっていました。私は、佐竹・秋田県知事を通じ、田沢湖クニマス未来館での展示を継続するため、山梨県側に追加貸与をお願いしていました。


 昨日、その対応について後藤・山梨県知事から発表がありました。山梨県は秋田県に貸与を決め、その貸与尾数や時期などについて調整を始める…、との内容です。これか可能になった背景には、昨年12月に西湖で採捕し、人工交配でふ化した914尾のうち、808尾が順調に生育したことがあります。佐竹知事・後藤知事の取り組みとご英断に感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。


 以前、後藤知事が言っていたことを思い出しています。「クニマスはご縁があって、西湖で生き続けて来ました。この歴史と信頼関係がとても大切です。私はそんなクニマスの生命力を信じています」と。私も本当にそう思います。
※写真の新聞記事は今朝の秋田魁新聞

2018年12月25日火曜日

今年の仙北市の一文字は「会」



 今年の仙北市を一文字で表すなら…。私は今日の記者懇談会で、「会」を選んだことをお話ししました。

 あと1週間で平成30年が幕を下ろします。そして来年は、平成の次の時代のスタートです。仙北市は平成17年の誕生以来、多くの皆さんのお支えがあって今日を迎えています。人間に例えたら13歳で中学生です。多感な時代の出会いが人生を豊かにするように、今年の仙北市も多くの皆さんのご縁に恵まれました。その感謝の思いを「会」の一文字に込めました。どうか今後もご指導をよろしくお願いします。そして、本当にありがとうございます。

※この他、年明け後の事業についてマスコミ各社と懇談。
①消防団出初め式(1月6日・仙北市民会館とその周辺)
②農山村体験推進協議会が一般社団法人に(今日)
③東北SDGs未来都市サミット(1月25日・宮城県東松島市)
④観光物産展「山の楽市」(1月12~14日・相鉄三ツ境駅)
⑤地域クラウド交流会(2月6日・角館交流センター)
⑥田沢湖駅WinterFes2019(1月19日・JR田沢湖駅)
⑦稼ぐ農業~経営を考える会~
 ・2月1日 神代就業改善センター
 ・2月15日 西木総合開発センター
 ・3月8日 角館交流センター
⑧観光と農泊セミナー(1月18日・角館交流センター)


2018年12月23日日曜日

サンタさんが一番に楽しそう


 「サンタが俺らほさやってくる!!」お昼の部の様子です。第2部は18時30分から角館樺細工伝承館で。本当に楽しいコンサートです。サンタさんが一番楽しそう…。

 実行委員会(ha-jさん・吹谷禎一さん)が、著名なミュージッシャンにお声かけをして、皆さん手弁当で駆けつけてくれました。子ども達は本当に楽しそうで、それを見ていたご家族の方々の笑顔も素敵でした。日本語が話せないサンタさんも登場し、「赤鼻のトナカイ」と、「あわてんぼうのサンタクロース」を歌ってくれました。少し訛ってたかなあ。でも一番に楽しそうでした。

 第2部は18時30分から。会場入口で入場券を販売しています。皆さんのご来場をお待ちします。

2018年12月22日土曜日

女性セブンに近所の大国主神社!



 すごいニュースです!。あの女性セブン(小学館:1月10日号)に仙北市西木町の大国主神社が登場しています。何と「2019開運寺社49全国版」で秋田県から唯一の掲載。初詣スポットで大賑わいになるかも…。


 最初に教えてくれたのは、いつもお世話になっている西明寺診療所の市川晋一先生。昨晩の会合で、「知ってるかぁ、大国主神社が県内一番の開運パワースポットだって出てるぞぉ」と。「あれっ市川先生、女性セブンも読んでるんだぁ」と…。それで、さっそく今朝コンビニで見つけて買ったら、出てる出てる。大国主神社をチョイスいただいたのは、占い師の流光七奈さん。彼女は占いアプリ(LINE占い・YouTube占い・Ameba占い)で三冠の女王に輝く人気占い師です。


 大国主神社は秋田県指定の有形文化財です。住所は仙北市西木町西明寺字堂村92。もともとは阿弥陀堂で明治初年に神仏分離令で大国主神社と改称しました。その阿弥陀堂、西明寺入道時頼(北条時頼)が建てたと伝えら、唐糸伝説などは地元で有名です。地名の西明寺も時頼に由来していると言われています。パワースポットに間違いない!。

子ども達の未来を閉ざさない



 昨日、第7回仙北市議会が閉会しました。初日の提案、最終日の追加提案、全てを可決いただきました。そんな中、仙北市育英奨学基金の継続について、多くの感動的な議論がありました。

 仙北市育英奨学基金は、進学したい子ども達にとって頼りになる存在でした。しかし、平成28年度制定の「ゲットバック育英奨学資金補助事業」(定住促進対策で市内居住などの条件を満たす方の償還金免除)以降は利用者が急増し、資金不足から必要な子ども達に奨学金を提供できなくなってしまう現状でした。この実態が判明したのが約2週間前だったこともあり、議会最終日(昨日)、新たに基金2,600万円を積み増ししたいと提案しました。議員からは「チェックが甘い」「どんぶり勘定だ」と多くの批判がありました。しかし、それにも増して、「改めることは至急改めてもらうが、何よりも大切なことは基金を継続し、進学したい子ども達の未来を閉ざさないことだ」との意見が大勢でした。

 関係者への状況説明、基金の運用や在り方の再検討、体制の見直しと強化、寄付金等の積み増し財源への活用、滞納者対策など、課題は多数ですが期間をおくことなく改善を急ぎます。その他、市内小中学校へのエアコン設置関係経費、総合給食センター契約案件なども可決をいただきました。

2018年12月21日金曜日

GaijinPotで乳頭温泉郷が4位に



 GaijinPot※が、「冬に訪れたい日本の温泉ベスト15」を発表。仙北市の乳頭温泉郷は4位です。3位に酸ヶ湯温泉、2位に登別温泉、1位は層雲峡温泉でした。


 乳頭温泉郷は、十和田・八幡平国立公園の乳頭山麓に点在する7湯を総称します。どの温泉宿も独自の源泉を持ち、泉質も多種多様です。温泉郷全体では10種類以上の源泉を楽しむことができます。サイトの英文には、「温泉では静寂と平和な時間を過ごすことができる」と紹介があります。本当に素晴らしい温泉郷です。日本の湯治文化がしっかり息づいています。


※GaijinPotは、国内の外国人コミュニティーや、日本で働きたいと望む世界中の人々に向けて、雇用やライフスタイルをサポートする英字情報ウェブサイトです。
※冬期間休業の温泉もあります。

2018年12月19日水曜日

サンタが俺らほさやってくる!!



 仙北市出身のアーティストを中心に、豪華な顔ぶれが揃いました。実行委員会(ha-jさん・吹谷禎一郎さん)主催の、「サンタが俺らほさやってくる!!~Xmasファミリーコンサート」は間もなくです。12月23日(日)は角館樺細工伝承館に集まれ~!。


 実は、ずっと昔からha-jさんと「地元で一緒にXmasにコンサートやりたいね」とお話をしていて…。彼はその約束を吹谷さんと叶えてくれました。「よ~し、私もできる限りのお手伝いをしよう」って、そんな思いで今から興奮しています。昼の部は主に子ども達のために、夜の部は主にアダルトな皆さんを対象に、の2部構成です。お越しをお待ちします。


◆ha-j 嵐、SMAP、乃木坂46など、数々のヒットソングを世に送り出している音楽プロデューサー。角小・角中・角高出身の根っからの角館人。仙北市観光大使。
◆吹谷禎一郎 中学の頃からコントラバスに興味を持つ。 洗足学園音楽大学ジャズコース卒。現在はトラディショナルジャズバンド・新谷健介オノマトペ中心に活動。
※このコンサートは、クラウドファンディングFAN AKITA(ファンあきた)で資金を募るイベントです。応募締め切りは21日です。


2018年12月18日火曜日

生保内小学校6年生が旅企画のプレゼン


 生保内小学校(加藤勝則校長:児童数201人)の6年生47人が、総合的な学習時間を活用し「田沢湖・生保内1泊2日の旅」企画を立案。市役所でプレゼンテーションを行いました。

 会場は田沢湖市総合開発センター。議会審議を終えた市議会議員や市役所職員、地域の方々が見守る中、熱いプレゼンテーションが展開されました。ウィンタースポーツ、田舎体験、登山、歴史、健康…、様々な分野の資源を組合わせ、どれも魅力的な旅行商品だったそうです(実は私、お客さま対応が長引き、会場に入ったら終了という状況で…)。その完成度と同様に、子ども達のプレゼン力がすごかったと、参加した方々の感想です。子ども達やるなあ!。

 さて、特区で旅行業の資格試験を取得した市役所職員もいる仙北市です。子ども達の旅企画、ほんとに販売してみたらどうなんでしょう。

2018年12月17日月曜日

本日の国家戦略特区諮問会議で



 今日の午前、総理官邸で開催の第37回国家戦略特区域諮問会議で、仙北市から提案していた、1)地域限定旅行業における旅行業務取扱管理者要件の特例、2)仙北市×内閣府・特区推進共同事務局の開設、はいずれも了承されました。

 このうち、2)の共同事務局の開設は、年明けの1月中になる見込みです。事務局長には岸博幸氏(慶應義塾大学大学院教授・国家戦略特区WG委員・仙北市総合戦略アドバイザー)が着任します。この他のスタッフは内閣府で8人、仙北市で7人の予定です。開設場所は仙北市役所内となります。常時このスタッフが詰めているイメージではなく、テレビ会議システムなどを有効活用する予定です。

 特区の取り組みは、共同事務局の開設で新たな局面を迎えます。

パラリンピックのニック会長をお迎えしました



 左から2人目の方、タイ国パラリンピック競技会のチュティナント(通称・ニック)会長です。わざわざ角館の武家屋敷を訪ねてくれました。そして「雪があったら田沢湖でスキーもしたかったくらいです」と…。あれっ?、仙北市の情報に詳しいなあ。


 ご一行は、秋田県と大館市のボッチャ競技選手団の事前合宿地について、覚え書きを交わした後の訪問でした。お話しを聞くと、今回の仙北市視察はニック会長ご自身のご要望で、武家文化の色濃い角館をぜひ見たかったとのこと。ニック会長は、タイ国 S.M.Iトラベルの菊地久夫会長(秋田県出身)ともご友人で、それで秋田県や仙北市の情報が豊富だったようです。菊地会長の人脈には、いつも本当に助けられます。
 さて、仙北市は2020東京オリ・パラでタイのホスト・タウンですが、まだ事前合宿などを行う競技種目が決まっていません。そこでニック会長に複数の競技を提案しました。その会話中、ニック会長は、タイ国でシンハー・ビールを製造するブンロート・ブリュワリー社の大幹部と言うことが分かり、私も「仙北市には小さいけれど美味しいビール・ブリュワリーが2社あります」とお話しをすると、「今度来たときの楽しみですね」とお返事をいただきました。



 ぜひぜひ、また皆さまでお越しください。

2018年12月16日日曜日

政策cafeと四谷わかばのたい焼き


 都内平河町で政策cafeの勉強会。特区や外国人就労がテーマの意見交換に参加しました。そして…、念願の四谷わかばでたい焼きです!。

 勉強会は、岸博幸さん(慶應義塾大学教授)、足立康史さん(衆議院議員)、原英史さん(特区WG座長代理)など論客揃いです。特区については、課題解決の最終手段で地方創生の推進力だと確信していること、外国人就労は、地域の生活者として迎え入れる制度拡充が必要なこと、などをお話ししました。
 そして、わかばのたい焼きです。わかばは東京たい焼き御三家の一つ(他は麻布十番の浪花家総本店、人形町の柳家)。以前から食べたくて食べたくて、頭の中で妄想が膨らみっぱなしでした。念願のたい焼きは、パリッとした薄皮の中に、あんこがしっぽまでビッシリ。さすが天然物です。

 ああ、また体重が…。

2018年12月14日金曜日

市民がつくったCMみてください!



 第16回あきたふるさと手作りCM大賞で、市民の皆さんがつくったCMが奨励賞を受賞しました。今朝からオンエアーが始まっています。制作の中核は角館高校放送部(小林陽部長)で、地域の子ども達も大活躍しています。


 作品名は〝近未来地方創生特別会議〟。ストーリーは「できない理由を並べる頭の固い大人委員を横目に、子ども達が素晴らしい提案をして…」というもの。毎年CM大賞に応募して、最近は入賞が続く仙北市ですが、今回の作品はまたひと味違う出来です。インターネットでもご覧になれます。http://www.aab-tv.co.jp/cm/movie/senboku.php


 テレビ放映は40回あるそうです。不思議ですがテレビで見ると感動が増します。ぜひご覧ください

2018年12月11日火曜日

角館のお祭りのガバナンス


 昨日に続いて、市議会は本会議一般質問の2日目です。髙久昭二議員、武藤義彦議員、八栁良太郎議員の3人が質問台に立ちました。特徴的な質疑応答は以下の通りです。

《髙久昭二議員》
Q 市長が昨年も今年も数度にわたり海外出張をしている。その諸経費はどれほどか。また費用対効果をどう考えるか。
A 昨年度は7月の中国と今年1月の台湾で、経費は2回で約44万円だ。今年度は8月の台湾と11月のタイで、経費は2回で約49万円だ。秋田での外国人宿泊数は約10万人だが、仙北市には3万人以上が宿泊している。台湾~秋田の定期チャーター便も決まった。知事はじめ全県の行政・議会・経済団体が一体となって取り組んだ成果だ。

《武藤義彦議員(蒼生会)》
Q 空き家の軒数は昨年度末で477軒と聞く。所有者や管理者と連絡可能な状況か。新たな空き家の確認はどうやっているか。危険空き家の解体補助の増額は考えられないか。
A 477軒中でDランクとEランク(適正管理が必要・倒壊の可能性有りなど)の空き家は、全て連絡先を把握している。新たな空き家の確認は、適正管理の空き家は外見では分かりにくい。地元の情報が重要だ。また危険空き家の解体で上限50万円の補助制度、金融機関の低利融資の制度もあるが、今後はさらに上限額の見直しなど検討が必要だ。

《八栁良太郎議員(蒼生会)》
Q 角館のお祭りで、観光やまぶっつけが3ヶ所で行われなかった。お叱りを受けた話しが多い。ガバナンスがなくて良いか。また市議会が実行委員から外されたままで良いか。
A 既に実行委員会や曳山責任者会議、張番協議会などで再発防止の協議が行われている。市も二度と起こらないよう申し出る。ガバナンスがないとのことだが、お祭りに関わる組織・会議がお祭りのガバナンス。ただし事故など責任の所在については不透明感が残る。実行委員の構成については、実行委員会で協議し決定することが適切だと思う。

 明日は本会議で議案質疑、また予算常任委員会で補正予算の質疑が行われる予定です。

2018年12月10日月曜日

防災無線の検討委員会を立ち上げます


 今日から市議会は本会議一般質問です。小林幸悦議員、高橋輝彦議員、荒木田俊一議員、伊藤邦彦議員の4人が質問台に立ちました。特徴的な質疑応答は以下の通りです。

 《小林幸悦議員(蒼生会)》
Q 防災行政無線は、現在の屋外設置型では少し強い雨や風でも、室内ではほとんど聞こえない。今後は各世帯に設置する戸別対応型が良いのではないか。大規模な事業になると思われるが今後の取り組みはどうか。
A 現状は、田沢湖・西木地区はアナログ波、角館はデジタル波だ。全域をデジタル波にするには10億円程度の事業費となる。2022年のアナロク波の運用停止に対応するため、来年度は官民連携で検討委員会を立ち上げる。2020年には方向付けを固めたい。

 《高橋輝彦議員(蒼生会)》
Q 落合野球場の改修工事について、関係団体と調整を行うとしていたが、その後はどのような具合か。また予定では平成31年度に設計に入ると聞いているが、どうか。
A 仙北市野球連盟に、内野グラウンド・ウォーニングゾーン・バックネット支柱移設・スコアボード塗装の4事業を提示したが、スコアボードの電光掲示板化に強い要望があった。財源を見込むToTo助成金の導入を考えると、事業は平成33年以降になりそうだ。

 《荒木田俊一議員》
Q 市道の維持管理は適正に行われていると言えるか。また財政が厳しい中で、対応事業は計画的か。さらに幹線道路が観光産業に与える影響が大きいと思うが、十分か。
A 市道延長約885㎞、1728路線の全てに十分対応しているかと問われると、十分適正だと言えない現状だ。事業は計画的だが、市民ニーズに即応できるスピード感はない。申し訳ない。さらに観光産業に限らず、道路が果たす役割は大きいと感じている。

 《伊藤邦彦議員》
Q 企業誘致についての現状をお知らせ願いたい。また市の空き施設を活用する手法、また道の駅の誘致など、どうなっているか。
A 県内金融機関のご助力で、田沢湖黒沢工業団地での植物工場は、現地法人の核となり得る具体企業と交渉を進めている。市の空き施設はもっと活用できるはずだ。道の駅については、市内の民間経済団体が研究を始めた。とても嬉しい。新しい動きを支援したい。

大覚野峠でトンネルを要望しました


 国道105号の西木町上戸沢地内(通称:車回し)で。左から津谷永光・北秋田市長、池田豊人・国土交通省道路局長、そして私です。公務で秋田県を訪れた池田局長を待ち伏せ?して、現地で要望書を手渡しました。

 池田局長は、国土交通省が実用化を目指す自動運転サービスの実証実験で、上小阿仁村の式典に出席。その後は国道105号を通過して仙北市に入り、JR角館駅から新幹線で東京に帰る行程でした。何としても改良が必要な大覚野峠を走った後、屋外で、しかも雪の中で要望書を手渡しましたが…。「局長、こんな要望会は初めてではないですか?」とお聞きすると、「はい、初めてです」と池田局長。さらに続けて「ここは難所です。安全対策を考えるとトンネルを通すのが一番です。あっ、言っちゃいけなかったかな」と言うと、「先ほど、車の中でもお話しがありましたよ」と池田局長。にこやかで穏やかなお人柄を感じます。

 5分ほど、立ち話をさせていただきました。随行の皆さんは、新幹線に乗り遅れそうでハラハラだったと思います。申し訳ありませんでした。そして池田局長、ご苦労様でした。ありがとうございました。

2018年12月9日日曜日

国会に伝建にぎわい推進議員連盟が発足


 「伝建にぎわい推進議員連盟」が発足しました。全国の伝統的建造物群を保存・活用する活動に、多くの国会議員の皆さんが賛同し、国政の場から応援をいただく頼もしい議員連盟の誕生です。事務局長には地元の御法川信英(秋田3区)代議士が着任しました。

 伝統的建造物群の保存制度が制定されて40数年。現在では全国98市町村、118地区が選定になっています。その中で仙北市角館の武家町は第1回の選定と古く、そんなことがあって、私も同全国協議会の副会長を務めています。今回の議連発足は長年の課題でしたが、会長の國島芳明・岐阜県高山市長をはじめ、全国の役員の皆さんの頑張りが結実しました。

 設立総会では、国会議員の皆さんから多くの発言がありました。「保存と活用を進める財源の確保対策」、「電線の埋設事業の拡大」などなど…。これらを受け、進行役の御法川事務局長が、各省庁を代表して出席している事務方から積極的な答弁を引き出して…。良いムードです。新しいステージに入ったことを感じるに十分な会でした。

《議連役員》
顧  問  川崎 二郎(比例東海)
      中谷  元(高知1区)
      山口 俊一(徳島2区)
      山本 公一(愛媛4区)
      竹下  亘(島根2区)
会  長  河村 建夫(山口3区)
会長代理  林  幹雄(千葉10区)
副 会 長  後藤 茂之(長野4区)
      古川 禎久(宮崎3区)
幹事長   中川 正春(三重3区)
事務局長  御法川信英(秋田3区)
事務局次長  小熊 慎司(比例東北)
               金子 俊平(岐阜4区)

2018年12月7日金曜日

国家戦略特区会議で2つの提案


 本日午前、内閣府の国家戦略特区区域会議に出席。仙北市からの提案は、1)旅行業務取扱管理者のさらなる要件緩和、2)仙北市×内閣府で特区共同事務局の設置、です。提案は高い評価をいただきました。

 少し詳しく説明すると、提案1)は、昨年度、仙北市の提案で規制緩和となった旅行業務取扱確保事業で、管理資格者が常に事務所にいることを緩和した、「構造改革特区特定事業1226」の運用とさらなる規制緩和をお願いするもの、提案2)は、地域の課題解決に向け、最先端技術の導入で第4次産業革命を地方から実現する「グローカル・イノベーション」の確実性を高めるために、市と国の共同事務局を仙北市に設立したいこと、この2点です。

 特に1)の提案について、中川雅之・特区ワーキンググループ委員からは、「外国人の人材活用が議論になっている中、その前に地域人材の活躍の場づくりにつながる重要な視点です」、また阿曽沼元博・ワーキンググループ委員からは、「地方での働き方改革を進めるには、農業と宿泊業など兼業が重要なキーワード。小さな一歩でも積み上げると大きな成果が期待できる提案です」と、高い評価をいただきました。提案は、近日中に開催予定の諮問会議(座長:安倍晋三総理大臣)で議題にすることが決定しました。

2018年12月5日水曜日

角館中学校が台湾の惠文高級中学と姉妹校に



 今日の午後、仙北市立角館中学校(田口和典校長:生徒数300人)と、台湾・台中市立惠文高級中学(王沛清校長:中高一貫校で生徒数2,400人)が、姉妹校提携の契りを交わしました。

 惠文高級中学とのお付き合いは、平成28年11月から始まります。2日間の教育旅行滞在で、武家屋敷の視察、武家文化の体験、農家民宿へのホームステイなどを行いました。この時の交流内容がとても良く、さらにお互いを知り合うために、双方から国際交流を提案。その結果、今日の姉妹校提携に結実しました。協定書には「両校の教育と文化の交流を推進し、お互いの生徒や教員を派遣し合う」と記述されています。私はあいさつで、「仙北市は小さな国際文化都市を目指しています。若い皆さんが海外に友人をつくることは、きっと皆さんの未来を拓く第一歩になります」とお祝いをしました。

 市内では、秋田県立角館高等学校が台湾国立師範大学付属高級中学と姉妹校を提携し、毎年多くの交流事業を行っています。また現在、生保内中学校と台北市立北投高級中学との間で、姉妹校提携の準備が進んでいます。

2018年12月1日土曜日

2018あきた寺子屋で「北北市?」


 朝から都内渋谷区のスマートニュース本社。2018あきた寺子屋に参加しています。様々なアイディアが飛び出しています。写真の「北北市」は、北秋田市と仙北市が一緒になってバーチャル自治体をつくる提案です。

 お話しのきっかけづくりは3人。武田昌大さん(株式会社Kedama)、戸嶋一葉さん(プリズムテック合同会社)、と、私(仙北市長)です。武田さんは北秋田市の出身。そんなわけで、勝手に「北北市」を立ち上げようと…。その他、五城目町のシェアハウスや、都内でのおにぎり店オープンのこと、戸嶋さんは日本酒の魅力やネットワークづくり、外貨獲得などのお話しがありました。私は「人材集め」について、参加の皆さんからアドバイスをいただきました。

 いやあ、面白い会でした。次回の開催をお見逃しなく。