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おはよう納豆の株式会社ヤマダフーズ(秋田県美郷町)を訪問。社長の山田伸祐さんと開発本部の高橋真理子さんに新商品を提案して…。ビックリはその後の山田社長の逆提案です。
一般社団法人・市民活動あきたの企業提案活動。県産素材の高次活用を進めようと、株式会社ヤマダフーズに納豆の新商品アイディアを提案しました。お忙しい中で山田社長や高橋係長には1時間もお付き合いをいただき、本当にありがとうございました。提案は社内で研究しますとのお返事、嬉しいです。さらに…、山田社長から「昨年導入したフリーズドライの機械を使ってみませんか」との逆提案で…。
山田社長、私たちの活動をSNSなどでご存知だったようで…。例えば田沢湖ジェラートの青系色素を抽出するバタフライピー、ジャム製造で使用する果実などがフリーズドライで保存できたら…、スタリが出ないので農家の皆さんに作付けをお願いできます。これは凄い安心感です。あぁ今日は素晴らしい一日です!。
袖野・小白川児童館のいきいきサロンに参加。この地区には、龍になる前のたつこがご奉公で通った長者屋敷があって…。
でも、その屋敷がどの辺りにあったか誰も知りませんでした。伝説では、たつこは五斗(約7kg)の小豆を背負って屋敷から出発し、山を越えて院内川で小豆研ぎをしたと伝わっています。地区ではその峠を五斗坂と呼び、もちろん場所も分かるとのこと。雪が消えたら皆さんと歩いてみることにしました。その他、サロンでは太郎ウォークや一日一◯のススメ、いま取り組んでいる農村のおやつ作りなどをプロジェクターで投影して、大笑いの賑やかな1時間になりました。
帰り道、この風景、この空気感…、あれ?、頭の中に夏川りみさんの涙そうそうが流れます。そうだ…、初めての選挙でパンフレットを車に積んで、地区周りをしている時によくラジオから流れていました。当時一緒だった煙山篤さんが大好きだった歌です。天国で聞いているかなあ…。
山形県金山町の栗田和則さんを訪ねました。栗田さんは国産メープルシロップの先駆者で、現在は日本メープル協会の代表です。つまり私にとっては神さまのような…。
お忙しい中でお会いいただきました。ありがとうございました。栗田さんは35年も前からメープルシロップづくりをしています。金山町と言えば金山杉で有名な林業の町。栗田さんは代々農林業を営んできたお家柄ですが、「山の全てを杉林にして良いのか…、山の価値は多様な方が良いのでは…」との思いから、新たな森林文化の創造に向けメープルシロップづくりに踏み出したとのこと。幾つも質問を準備して行った私に、全くよどみなく答えてくれた栗田さん。想像していた以上の神さまです。
「樹液は木の血だから。それを横取りするんだから、大事にしてな」…。はい。
朝早く摩利支天さまを訪ねました。大学や高校・入社・昇進…、全ての受験生を合格させてください、また一社で世間の役に立つ仕事ができるよう、さらに戦争が早く終わるよう…。
摩利支天さまは開運勝利の守護神で、祈願した人には気力・体力・財力が与えられます。私は今朝の参拝で、お米、お酒、お塩、刀(おもちゃ)をお供えし、全ての受験生の合格祈願をはじめ、私たち一社はもちろん、皆さまの商売・仕事の勝負どきにお力をお貸しください、さらにロシアとウクライナの戦争、各地の紛争を一日でも早く終わらせてください…、と、あれこれ欲張ってお願いをしました。
この摩利支天さま、本当にご利益があるんです!。
龍神・八郎太郎の足取りを辿り、八郎湖から田沢湖まで歩いた「太郎ウォーク」。その主な出来事や伝説を漫画で紹介するプロジェクトが立ち上がり、資金を募るクラウドファンディングがスタートしました。
正式なプロジェクト名は、「八郎太郎と辰子の恋物語を追う“八郎太郎ウォーク”を若者に伝えるプロジェクト」。プロジェクト代表はNPO法人はちろうプロジェクトの鎌田洋平さんで、約130キロを踏破した私も参加しています。漫画はこばやしたけしさんが描いてくれます。本はA5サイズ、表紙と裏表紙を含み40ページとなる予定。このプロジェクトは三井物産環境基金助成事業の対象事業ですが、自己資金を加えても制作費が足りず、皆さまにクラウドファンディングで資金の一部応援をお願いすることになりました。
詳しくはhttps://camp-fire.jp/projects/view/654899をご覧ください。皆さまのご支援をよろしくお願いします。
ABS秋田放送えび☆ステの「今週のひとこと」は、“壁をこえる”です。大好きないぶりがっこのタルタルソースは伊藤漬物本舗(湯沢市)の商品で…。
以前から私、現・社長の伊藤明美さんの行動力、まちづくりの手法に心酔していて…。火事を聞いた時はショックで体が震えました。でも伊藤社長は周囲の皆さんの心配をよそに益々パワーアップ。大ヒット商品となったタルタルソースの燻を世に出し、今はカリッキー(いぶりがっこのスナック)が人気です。漬物屋さんの枠を超えた発想と商品開発力、一方では人知れず心の中での葛藤もあったはず…。多くの壁を颯爽とこえて来た伊藤社長、昔以上に魅力的です。
秋田県の食品製造出荷額は全国47都道府県中44位ですが、これは将来に渡ってノビシロが大きいと言うこと。HACCPの壁、業種間の壁をこえ、手を携え、多彩な秋田食材をお金に変えるムーブメントを巻き起こそうではありませんか。
その美しさを永遠のものにしたいと願い、たつこは大蔵山の観音さまに百夜の祈願を行いました。伝説には、“毎夜深更、四隣間寂の時を計り…”とあります。これが何時だったか…。
直訳すると、“たつこは毎晩遅く、近所が寝静まった頃に…”となります。具体にいったい何時頃だったか、私はずっと疑問でした。それが今日、某古本屋さんで手にした「みちのくの女たち」(菊池敬一著・岩手出版)に、“五更の参詣百夜に及ぶ…”と書いてありました。五更は現在の午前3時から午前5時(または午前4時から午前6時)です。
たつこは山を超えたお屋敷に、毎日お手伝いで通っていたとの伝説もあります。龍神に化身する直前、朝早く起きて観音さまにお参りして、その後で仕事に通う百日があったことに…。また一歩、たつこの実像に近づけたような気がします。
1号試験木に続き、2号試験木に樹液の採取ボトルをセット。このイタヤカエデは2股木なので、ボトルも2本で何だかお得…。
ただ気温が上がらず、山の木々はまだ休眠状態です。春の陽光と気温に感応し、樹液を溢出するまでには数日が必要かも…。さらに林間ウォーキングで、活用できそうなカエデを探索します。あわせて…、メープルシロップづくりの定番、砂糖カエデの入手と植栽を検討しています。
皆さんの情報もお待ちします。
若い頃からお世話になった◯◯さんの葬儀に参列。その後、1人あれこれ思い出しながら林間を追悼ウォーク。あぁ、そう言えば…。
昔は庭からお宅に上がり込み、度々お酒をご馳走になりました。ギターのアンプをもらいましたが、実は私、エレキギターを持っていなかったんです。秋田市内で飲んでいて、お店の方からよく伝言も預かりました。楽しいお酒でカラオケも上手で、また来てくださいと…。クリスマス・イブの晩、2人で山梨に向かい、途中の都内でホテル泊。部屋飲みであんなに酔ったことはありません。
ありがとうございました。この後もご家族や皆さん、私を見ていて…。
宮城県大崎市内の道の駅で柿ジャムを見つけました。高額(851円)でしたが頑張って購入し、帰ってすぐトーストで…。
食べています。シナモン味です。渋みは全く感じません。柿の甘みも強く出ていて、しかも透明感があるジェルタイプ。原料を見ると次郎柿とあります。そうか、次郎柿か…。次郎柿は完全甘柿と呼ばれる品種。完全甘柿は温度をかけても渋戻りしない、と言うか、そもそも食味に渋を感じない品種ですから、きっとジャム加工に問題はないのでしょう。でも私の挑戦の目的は、地元にある渋柿の有効活用です。さて、どうしましょう…。もう少し、大豆タンパク質の使い方を研究します。
買った柿ジャムの製造元は、愛媛県宇和島市のシトラスラインと言う企業でした。ホームページを見ると、地元農産物を原料に食品添加物を一切使わない商品づくりをしていて…、気持ち良く分かります。
二十四節気では今日から雨水。空から降るものが雪から雨に変わり、積もった雪も溶け始める候です。昔から農耕の準備を始めると良い日と言われていて…。
そうか…、今日はそんな日なんだと思い立ち、大好きな佐藤種苗さんで買い時の野菜の種をご相談。この種の一部は、後日開催のお話し会でお母さん達のプレゼントになります。利明さんにアドバイスをいただいて、枝豆(おつな姫)、インゲン(サクサク王子)、かぼちゃ(ブラックのジョー・すずなりパンプティ)の4種類を購入しました。
美味しい野菜がとれたら収穫祭もできそうです。
AKT秋田テレビの土曜LIVE!あきた。4月の統一地方選挙に向け、秋田県庁市町村課では作業内容を記した大きな日程表が貼り出されました。選挙スイッチONです。同時に…。
以下は番組でお話した内容です。…秋田県、また県内各市町村の選挙事務は、その正確さや開票作業のスピードなど、47都道府県の最高峰にあります。この春に出馬を考えている皆さんは、全幅の信頼を寄せてもらって結構です。エネルギーを政治活動に集中し、政策の練り込みや住民の皆さんとの対話にあたってください。住民の皆さんは立候補予定者の皆さんが何に取り組むのか、人物や政策をしっかり吟味してください。投票率が年々低下しています。誰が当選しても同じ…は、絶対に違います。自身の思いを一票で投じることが重要です。投票率アップに向け県選管が行う予定のTVコマーシャルも有効ですが、それより主権者教育・政治教育の充実です。選挙権が18歳に引き下げられたこともあり、高校では模擬選挙などの学習も始まっています。これは素晴らしい取り組みです。でも、それでは遅いのです。現状は余りに貧弱です。小・中学時代から、社会課題の解決こそ自身の人生を豊かにする、そんな意識を培う機会をもっとつくらないと…。
スゥエーデンでは、18歳〜24歳の年齢層で60%の投票率があります(日本では30%程度)。ドイツは学校の先生が生徒を連れて選挙事務所を視察するそうです。正常な選挙が国民を守る最大の政策と言う人もいます。
ABS秋田放送えび☆ステの「今週のひとこと」は、“雪の町に優しさと笑顔の花が咲く”です。酒井アナが訪ねた湯沢市、美しくて寒くて雪も多くて、でも、皆さんが優しくて…。
美術部の佐々木さん、お母さんから才能を遺伝したのでしょうか。画風に未来を感じます。ポカラの高橋さん、ニコニコ食堂の斎藤さん、皆さん笑顔が本当に素敵です。順風満帆ではない時期もあったでしょうが、ただただ周囲に優しい湯沢人の気質を感じました。そう言えば、メープルシロップの現液(メープルウォーター)は、寒い時に採れたものほど甘いと聞きます。
人間も辛いことがあった分、他人に優しくなれる…、は本当のことみたいです。そんな生き方が美しい人生だと思います。
写真は昨年採取したバタフライピーの莢(さや:種)です。田沢湖ジェラート製造では青系色素で使用し、これが皆さまから大好評でした。ところが今年は種が入荷待ちの状況で…。
びっくりしました。バタフライピーがそんなに人気だとは思ってもいませんでした。お世話になっている角館の佐藤種苗さんから、見本の一袋(40粒)をいただきましたが、メーカーさんも入荷は見通せないとのこと…。昨年は初めてバタフライピーを栽培し、天候にも恵まれて綺麗な花を収穫できました。その時、花は全部摘まないで結実させ、種を採取していました。自家採種の種で花が咲くかどうか実験してみたかったのです。
その予備の種が今年の主力になりそうです。見ての通り量は充分です。
お母さんが集まるお茶会に参加。ジャムの原料にしたい赤スグリやビックリグミ、桑の実スポットなど、欲しかった情報がボロボロ出てきます。凄い!。
山椒の実は神社のが立派だとか、ナツメの木、甘柿の木の所在、◯◯さんの家は誰もいないから勝手に採ってもいい…、みんなノドから手が出る情報でした。それでいて、「インターネットもスマホも使ったことがないから、私は何も知らないの」と。いえ、充分です。過ぎるほどです。
皆さん、お茶会に呼んでください。
1号試験木にセットしていた採取ボトル、写真のように樹液(メープルウォーター)が溜まり始めています。外気温が4〜5℃になると…。
「イタヤカエデの樹液溢出は気温変化に同調する」ことは、既に研究論文などで知られています。1号試験木のボトルに溜まった樹液は、たぶん先週の暖冬日(11日・12日・13日)に溢出したものです。この3日間、最高気温は4〜5℃以上になりました。最低気温も−3〜−4℃で、この温度環境が樹液溢出の要件だったかと…。さらに論文では気温と糖度についても記述があって、気温が低い日に採集した樹液は糖度が高い傾向が見られたそうです。
寒い日に採取した樹液が甘い…、何だか嬉しい傾向です。明日、2号試験木に樹液採取の用具をセットします。
※メイプルシロップ→メープルシロップとします。
※写真は野中秀人さん撮影。
ずっと探していたウスタビガの繭。角館に向かう林間ウォークで見つけました。本当に綺麗です。
葉を落とした木々、雪が積もった山には色が少なくて、ウスタビガの緑の繭は美しさが際立ちます。まるでエメラルドのネックレスを、誰か枝にかけて忘れていったような…。
この辺りには、幼虫がエサにするクヌギやコナラが残っています。大好きな自然です。
一晩かけて糖質分解を進めたお粥を、今朝はサラシで丁寧に漉しました。絞りかすはビスケットのタネです。絞り汁はアクを取りながら1時間ほど煮詰めましたが…。
実は煮詰めても煮詰めてもサラサラで、少し不安になりながらの作業でした。でも一定の糖分濃度になると一気にゲル化するようです。あまり硬くすると使い勝手が良くないので、夏のはちみつ程度の粘度を目指しました。
さて完成した水飴の味は…、懐かしくて優しくて、甘味が向こうからゆっくり歩いてくるような感じです。これは良い!。
モルトパウダー(大麦麦芽の粉末)を使って、もち米のデンプンを糖質分解し水飴をつくります。砂糖大根、メイプルシロップに次いで…。
あきた100%プロジェクトで第3の天然甘味料づくりです。以下、記録のため分量・調理方法等を書き記します。もち米2合、モルトパウダー20g、原材料はこれだけ。もち米で硬めのお粥を炊き、そこに200ccの冷水を加え温度を60℃前後に調整。モルトパウダーを入れ良くかき混ぜます。一昼夜保温しながら分解を進め、サラシで絞った汁を煮詰めて水飴にします。
明日の朝、絞って煮詰めます。楽しみ〜!。
ABS秋田放送えび☆ステの「今週のひとこと」は、“失敗も心配も幸せの種”。人生に無駄なことはありません。その全てが後年の幸せの種です。
30年以上かけて山ぶどう系の品種改良を続け、2017年から純日本ワインを醸造する小坂七滝ワイナリー。いま全国のファンが最も注目するワインづくりの秘密は…。当初はぶどう栽培に大変な苦労があったとのこと。その失敗の連続、心配の数々が高品質ワインを産んだのでしょう。酒井アナが試飲で飲み過ぎて、楽しくなってしまったのも無理ありません。本当に美味しかったんだそうです。
立春が過ぎた後の寒さを余寒と言います。今日も寒いですが、この寒さは余った寒さで怖くありません。でも寒いおかげで干し餅や凍み大根が美味しくなります。ねっ、どこにも無駄はありません。今日の失敗で大笑いできる日が来ますよ。
黒い影は羅刹鬼(らせつき)と言う鬼の手形痕、手は私です。場所は盛岡市の三ツ石神社。鬼の悪行を懲らしめた三ツ石の神さまと、ある約束を交わした鬼の手形が小さいのは…。
境内の巨岩に手形痕があって、それが岩手の名称の由来だと伝わっています。写真は神社の横に展示されたレプリカですが、スケールは原寸と聞きました。恥ずかしいくらい手が小さい私と比較しても、鬼の手形としては小ぶりです。実は平安時代末期の今昔物語集に、様々な姿の羅刹鬼が登場します。身の丈一丈(約3メートル)の大鬼だったり、妖艶な美女鬼だったり…。村人や旅人に悪行を重ね、三ツ石の神さまに懲らしめられた羅刹鬼。二度とこの地を訪れない約束を交わし、岩にその証の手形を刻んで去りました。これが不来方(こずかた:盛岡の古称)の語源になったと言います。
さて、手形痕の大きさを考えると、ここで成敗された羅刹鬼は大鬼ではないようです。もしかしたら今昔物語集に登場する美女鬼ではなかったかと…。ニューヨーク・タイムズが選んだ「今年行くべき世界の旅行先52ケ所」で第2位の盛岡です。毛むくじゃらの大鬼より、美女鬼伝説がお似合いかと思うのですが…。
仙北市西木町でメイプルシロップづくりに挑戦です。今日は私の山の先生・野中秀人さんからご協力をいただき、試験的にメイプルウォーターの採取用具を設置しました。
仕掛けは簡単です。カエデの樹幹にドリルで穴を開け、そこにスパイルと言う樹液採取ノズルを打ち込みます。このスパイルから樹液を溜めるペットボトルまでチューブで繋ぐと出来上がり。でも…、今日の作業でいろいろ分かりました。カエデは木が硬く、ホームセンターで購入した手動ドリルでは刃が立たないこと(野中さんの電動ドリルが強かった!)、スパイルからペットボトルまでのチューブが長いと、夜間など樹液がチューブ内で凍りそうなこと(そこでスパイルとペットボトルの間隔を短く!)など。
この時期は木の活動も穏やかですから、樹液の採取はもう少し先のことになりそう。それまでカエデを探して山を歩きます。
冬の林道ウォーク。今日もお米を持っての入山です。幻の緑の繭(ウスタビガ)を探して歩きましたが見つかりません。でも、沢のネコヤナギがもう膨らみ出して…。
緑の繭を探したり、メイプルシロップづくりのイタヤカエデを探したり…。歩き回ってお腹が空いて、今日も雪の中でご飯を炊いて食べました。おかずは味噌玉ですが、これが美味しくて美味しくて…。
昔、一度だけウスタビガの繭を見ました。宝石みたいに美しい繭でした。また見たいです。
童話「泣いた赤鬼」のお話しではありません。なぜ鬼には赤鬼と青鬼がいるのか…。男鹿の皆さんも笑ってお読みください。まったくの私見です。
各地の鬼伝説には様々な起源があって…。戦国時代には日本に招かれた南蛮人、江戸時代になると日本海で難破し漂着した欧米人など、日本に来た外国人を鬼と捉えた事例があったようです。でも私の推論は、外国人ではなく大和朝廷から見た蝦夷の人々ではなかったかと…。独自の文化を持った東北地方は、朝廷側から見れば鬼門、そこに住む人間も鬼で…。坂上田村麻呂は天皇から東北討伐を命ぜられ、県内では男鹿の鬼王丸、雄和の夜叉鬼、湯沢の阿黒王などが、鬼退治伝説として残っています。きっと中央国家と地方の戦いだったと思います。
家族を守り土地を守ろうと、蝦夷の人々は鬼の形相で戦いに挑みました。はい、お酒を飲むと赤くなる人と青くなる人がいるように、興奮すると赤くなる人と青くなる人がいるんです。これが赤鬼・青鬼の誕生秘話です。この私見、秋田市・相川保全会の研修会でお話しましたが、なるほど!の一声もなくて…。
先日の柿ジャム、やっぱり渋くてスプーンが進みませんでした。それを見越した皆さんから多数のアドバイス。渋戻りを封じ込めるヒーローの1人は大豆タンパク質でした。
幾つかの方法を教えてもらいました。料理は科学だと改めて感じました。今日試したのは豆乳ときな粉です。先日つくった柿ジャムを鍋に入れ、豆乳ときな粉の溶液で煮込み直しました。ジャムの色が少し白くなったのはそのためです。渋みは感じません。でも柿の風味が弱くなってしまって…。これはこれで美味しいのですが、やはり柿ジャムの透明感も欲しいし…。
この後は豆乳ときな粉の引き算です。また有望な別の方法も試します。
さて、これは何でしょう。ヒントは…、春先の山でカエデの樹幹に打ち込んで。
はい、メイプルシロップを作る最初の工程、メイプルウォーター(カエデの樹液)を採取するスパイルと言う道具です。樹液は昼夜の寒暖さが大きい春先が最適で、その樹液を煮詰めればメイプルシロップができます。メイプルシロップはカナダ産がほとんどですが、日本でも古くから楓糖として親しまれてきました。今は樹液を採取できる木を調査中です。情報があったらお知らせください。
皆さまも一緒に春の山を歩きましょう。
ABS秋田放送えび☆ステの「今週のひとこと」は、“生きてこそ 凍れる冬のあとの 春うらら”です。この一週間、凍えるくらい寒くて、朝から晩まで雪かきばっかり。でもね…。
私が暮らす集落では、62歳の私でも若手です。毎朝の散歩で、雪かき中のおじいちゃん・おばあちゃんに会う度に、「もう雪はいらない。生きているのも辛い」と。でもね…、今日の放送は、節分、バレンタインデー、お雛さまと、みんな春を待つ行事が話題で、すぐ近くまで春が来ている感じがして…。「大丈夫、元気に冬を越せば、必ず春が来るからね」と、そんな気持ちになれた放送です。
春になったら、花を見たり畑を耕したり、山菜だって食べられるからね。もう少し頑張ろうね。
柿ジャムづくり、3度目のトライです。この季節まで木についている実を使うと、煮詰めても渋戻りしないと教えてもらい試しています。でも…、やっぱり渋いんです。
柿の実はもうゼリー状になっています。漉し器を通して種と皮を取り除き、これを鍋で煮詰めてジャムを作ります。砂糖は30%、調理の途中(高温状態)で味見をしましたが、以前ほどではないものの渋みが残っていて…。もしかして、冷めれば渋みが消えるかもと、そんな期待をしながら瓶詰めを終えました。
明日の朝は、柿ジャムでパンにしようと思っていますが、食べられるかどうか、自信ありません…。
子ども達はスゴイなあ。コロナで途絶えたままの地域行事、例えば戸沢氏祭りやフラワーロードの復活に意欲的です。今日の西明寺小学校・中学校合同学校運営協議会では…。
来年度の地域と学校の協働活動に、戸沢氏祭り、運動会、フラワーロードなどの事業復活に向けたアクションが盛り込まれていました。これらは数年、コロナウイルスの感染拡大や地域リーダーの高齢化、人手不足などで実施を見送ってきた経緯があります。
子ども達の思いを支えながら、子ども達と一緒に汗を流せる…、あぁ来年度が楽しみです。