2018年3月26日月曜日
JAL・百戦錬磨と市農山村体験協で新商品
日本航空株式会社(JAL)と株式会社百戦錬磨、仙北市農山村体験推進協議会が連携し、仙北市の交流人口拡大を目指した新商品を今日から発売します。午前の共同記者会見で発表しました。
商品名は「田舎体験型・農泊ダイナミックパッケージ」。仙北市内での農業体験や食事、宿泊などを、JALグループの航空券と組み合わせた商品で国内初の取組みです。市民が長く続けてきた農業体験・教育旅行の受入れが、民間企業の皆さんにも高く評価いただけた証で、とても嬉しい新展開です。百戦錬磨の上山康博社長は、「私どもが運営する予約サイト STAY JAPANで、仙北市の農泊に関わる情報発信や集客をサポートし、交流人口・関係人口をさらに拡大します」と。またJALの小桧山大介エリア販売推進室長は「仙北市は田沢湖や角館と言った観光地が有名です。さらに農家など民泊施設を活用し、新規需要の開拓と地方創生に貢献します」と話してくれました。市農山村体験推進協議会の佐藤裕之会長は、「何気ない市民の毎日が、実は本当に魅力的です。たくさんの皆さんに体験して欲しいと思います。先ずは受入れの現場として、しっかりと対応させていただきます」と力強いお話しでした。
同ダイナミックパッケージの滞在先は現在4施設で、今後も需要を見ながら増やしたいとのこと。国内対応に留まらないインバウンド対策も進めるとのことでした。以下はJALのHP発表
http://press.jal.co.jp/ja/release/201803/004669.html?_ga=2.214743058.421113259.1522042183-1675526505.1522042183
2018年3月24日土曜日
潟上市を訪ねて
今日は潟上市立羽城中学校を訪問。視聴覚ホールで五城目高校演劇部の「おくりもの~Homage to Ricky Ⅲ~」を観劇しました。聖農・石川理起之助翁が現代に甦り、若者に人生の意義を諭す物語です。本当に良かった!。その後、石川翁資料館に移動して…。
明治30年、秋田は大凶作でした。そこで石川理起之助翁は、食べられる植物やキノコの種類・調理方法を伝えるため、しばらく県内を巡ります。現在の仙北市にも足を伸ばしていて、神代村小学校や生保内村小学校で講話を行った記録があります。また、桧木内や西明寺、角館などで薬草を採取したと伝えられています。今回の潟上市訪問は、その記録を探す小さな調査研修会でした。そんなことがあって仙北市薬草生産組合の皆さんや、農福連携を進める秋田ふくしハートネットさんにご一緒いただきました。お忙しい中、ご参加をいただきありがとうございました。
たくさんの発見がありました。また、お世話をいただいた石川理起之助翁直系の石川紀行さん、秋田企業活性化センターの小林忠通さん、むつみ造園の佐々木吉和さん、五城目高校校長の伊藤剛さん…、多くの皆さんに御礼を申し上げます。
2018年3月23日金曜日
仙北市イクボス共同宣言
今日の午後、市役所や市内企業・事業所などの代表者40名に参加をいただき、「仙北市イクボス共同宣言」を行いました。仙北市女性の活躍推進交流会・女性活躍推進会議in仙北など、多くの関係者の皆さんの活動が結実しました。今後は実行あるのみ!。
共同宣言の前段、改めてイクボスの意味を確認し合う講演会を開催。講師はNPOファザーリング・ジャパン東北の本田正博理事です。同会員の奥真由美さんにも立ち会ってもらいました。宣言書の内容は以下の通り。
私は、時間外勤務の縮減や、休暇取得の促進などを通じて、職員の仕事と家庭の両立(ワークライフバランス)を応援しながら、自らも仕事と私生活を楽しむ「イクボス」となります。また、職業生活および地域社会における男女のさらなる活躍を推進するため、市内企業や事業所、団体等とともに、男性にも女性にも働きやすい環境づくりに務め、職場全体で仕事と家庭(子育てや介護等)の両立を支援する気運を高めることで、市民一人一人の健やかな暮らしの実現に向け、全力で取り組みます。
平成30年3月23日 仙北市長 門脇光浩
角館町内に遊々の森
角館まちづくり地域運営体(小林郁男会長)は、角館町内の公園整備や里山再生事業に取組んできました。この活動をさらに支援しようと、昨日、林野庁秋田森林管理署(二村信三署長)と仙北市、それに同運営体で「外ノ山遊々の森事業」協定締結を行いました。
遊々の森は、国有林を活用した野外活動拠点です。外ノ山国有林は角館高校に近接し、市民の住宅地もすぐで、以前は散策などで訪れる皆さんも多かった場所。しかし時の流れで、手入れが行き届かなくなっていました。ここを3者連携で整備を進め、再び子ども達の自然観察や環境学習の場として、また市民の憩いの場・健康増進の場として、さらには観光客の皆さんにも楽しんでいただけるよう、散策コースやトレッキングコースを周辺の里山にまで広げようというもの。
同運営体の小林会長は、「今後は、古城山・外ノ山・山根丁内へと散策路を延ばし、さらに太平山・小倉山などと繋げて、周遊トレッキングコースを実現したいと思います」と話していました。息の長い活動ですが、しっかりと連携させていただきます。
2018年3月20日火曜日
市民や旅人を幸せにします
4月1日、「一般社団法人 田沢湖・角館観光協会」が発足します。これまで旧町村ごとにあった3観光協会、その連携役を担った観光連盟の一本化です。新観光協会の定款(設置目的)には、“観光産業を通じ市民や旅人を幸せにします”の文字が…。感動です!。
3月に入り、一本化に向けた各組織の解散総会が続き、今日は観光連盟の臨時総会でした。報告事案では、新観光協会の組織図・専務理事など職員配置案、ロゴやポスターの図案も紹介されました。事務所は、秋田内陸縦貫鉄道角館駅と棟続きのスタシオンです。
私はあいさつで、「旧町村の観光協会は半世紀の間、先達の皆さまの努力は地域振興に大きく寄与してきました。観光は時代とともに変化します。目標を高く掲げ、理想を追い求めましょう。平成30年度は、新観光協会の発足、新観光振興計画のスタート、JRの重点販売地域指定、JRと連携した五感楽農事業の始動、新・秋田の行事の開催、ビックコンサートの誘致などが続きます。平成30年度は仙北市の観光元年です」とお話しをしました。
あと1ヶ月もすれば、仙北市の花紀行が始まります。その準備も既に本格化しています。多くの皆さまにご覧いただき、幸せになって欲しいと思います。
2018年3月19日月曜日
そばのタベクラーベ最高!
第6回「そばの郷・仙北市そばタベクラーベ」に参加。仙北市は県内で屈指のそば生産地ですが、タベクラーベは4種の異なるおそばを同時に楽しむことができます。噂を聞きつけ、首都圏からの参加者もいるほど。ほんと美味しかった!。
仙北市のそば生産は、田沢湖・角館・西木地区で、それぞれで違った種類のそばを栽培しています。これを仙北市遊楽3トピアそば会議会員の人気そば屋さんが、手打ちで皆さんに提供してくれます。今回は、常陸秋そば・鳥海富士1号・階上早生(秋田の伝統野菜・田沢ながいもを練り込んだそば)・高峯ルビー(赤そば)を食べることができました。そば前料理と地酒・秀よしもセットで、これは贅沢な会です。
首都圏から参加の方は、「ネット情報で見つけて参加しました。都内の名店はほとんど食べています。新幹線で来ましたが、これでマズかったら文句の一つでも言ってやろうと思っていました。でも文句の付けようがありません」と。
仙北市内では、おそば屋さんが増えています。良質のそば粉生産と職人気質のそば店主が、タックを組んで“そばのブランド化”に努力しています。主催の仙北市遊楽3トピアそば会議は、「稲庭うどん、横手やきそばに続いて、そばで県内3大麺どころを目指します」とのこと。そんなに遠い将来ではないかも…。
2018年3月17日土曜日
一人ひとりが未来です
今日の午前、仙北市立白岩小百合保育園の卒園式に出席。7人の卒園生は小さいのに一生懸命で、みんな泣いてしまいました。立派でした。おめでとう。そして柴田衛・白岩小学校長のごあいさつ、楽しくて良かったあ!。以下、柴田校長のお話しです。
白岩小学校では、皆さん7人の入学を首を長くして待っています。でも、本当に入学できるかどうか、ここで試験をします。
(園児:え~っ!)
ごあいさつがきちんとできない人は入学できません。
〇朝はスズメさんに会います。スズメは何と鳴くでしょうか?
(園児:チュンチュン)。
では朝のごあいさつは何と言いますか?
(園児:おはようございまチュン)
はい、正解です!。
〇昼はイヌさんに会います。イヌは何と何と鳴くでしょうか?
(園児:ワンワン)。
では昼のごあいさつは何と言いますか?
(園児:こんにちワン)。
はい、正解です!。
〇夜はネコさんに会います。ネコは何と鳴くでしょうか?
(園児:ニャアニャア)。
では夜のごあいさつは何と言いますか?
(園児:こんばんニャア)。
はい、正解です!
皆さん合格~!!
平岡千寿子園長はじめ園の皆さん、家族の皆さん、地域の皆さん、これからも子どもたちの応援をよろしくお願いします。子どもたち一人ひとりが、私たちの未来です。
2018年3月15日木曜日
西明寺小学校の小さな科学者たち
第61回全国学芸サイエンスコンクールで、西明寺小学校くりっこサイエンスクラブが小学校部門で金賞、また同学校が学校特別奨励賞を受賞しました。金賞は理科研究1万5,422点の応募中でまさに快挙です。
同コンクールは、主催が旺文社し、内閣府・文部科学省・環境省が後援して毎年開催しています。くりっこサイエンスクラブの研究テーマは、「うずに関する研究・お風呂そうじの時間短縮大作戦」。代表の佐々木愛蕾さん(6年生)によると、「私の家での仕事はお風呂掃除。でも栓を抜いてからお湯がなくなるまで時間がかかってイライラします。時間をもっと好きなことに使えたら」と思っていたそうです。それで渦をつくれば早くお湯が抜けることを聞き、試してみると渦はいつも左回りに…、どうして?。こんな日常がクラブの研究に発展しました。
選評では多くの選者が、「生活の中で“もっと楽に”が科学を発展させる動機になります。その後、クラブ員が協力して様々な仮説を立て、これを実験し、結果として水抜き時間を2分も短縮させることに成功しました。これは本当に素晴らしいことです」と。
子どもたちの可能性は無限大です。そして一人ひとりが未来です。小さな科学者たち、これからも頑張って!。
《くりっこサイエンスクラブ》
佐々木愛蕾さん(6年生)
高橋諒真さん(5年生)
西宮百椛さん(5年生)
江橋希音さん(4年生)
菊田陽生さん(4年生)
木元ひなたさん(4年生)
佐々木棟旺さん(4年生)
千葉暁さん(4年生)
2018年3月14日水曜日
JR東日本と移住・定住事業をスタート
仙北市はJR東日本と連携し、市内農地の高度活用を進める「五感楽農」事業をスタートさせます。秋田新幹線を交通手段に、首都圏などの都市住民が通勤型農業を楽しみながら、ゆくゆくは移住・定住までをサポートします。
今日の午後、田沢湖庁舎で共同記者会見を開催しました。出席者はJR東日本秋田支社の菊地正支社長、実際に受入れや農業指導にあたる仙北市農山村体験推進協議会、田沢湖ふるさとふれあい協議会、そして私や行政関係者など。
本格実施に向け、取組みは3段階で進みます。先ず仙北市の観光や自然資源、歴史や文化、農業の現状を学ぶ座学(会場は都内:大人の休日倶楽部・趣味の会「自分でつくる田舎ぐらし講座)を3回、その後、仙北市内を舞台としたトライアルツアーを3回、また実際に畑づくりを行う会を3回、そして本格始動になります。その後も秋田新幹線+宿泊、それに農作業などオプションも加えた体験会は続きます。
菊地支社長は、「今回のように本格的な移住・定住サポート事業は、JRとしても経験がありません。さらに仙北市は観光地としての集積があります。きっと交流人口の拡大に貢献できると思います」と話していました。
イタリア人に学ぶ働き方
先日、日経新聞「私見卓見」で掲載された記事を紹介します。著者は宮嶋勲さん(ワイン・ジャーナリスト)です。
~イタリア人は日本人と比べて一般にルーズに見える。怠け者で男性は女性を追いかけてばかり、歌を歌い気楽に暮らしているように思われがちだ。しかしイタリアは、欧州連合(EU)の中核を担う経済大国で、ファッションやデザイン、自動車、食品などで世界をリードしている。これは何に起因するのだろうか。イタリア人は公私混同が激しい。勤務中に家族や友人に電話をかけ、レストランでは店員がおしゃべりに熱中している。また、家族経営の中小企業が多く、ちょっとした会話が営業会議になり、しばしばビジネスに繋がるアイデアも生まれる。こんな緩さや寄り道などの「遊び」を通じ、楽しみながら仕事をすることで、企業は活躍する原動力を手にしている。日本は肩の力を抜いた働き方がもたらす効用について、見直す時期ではないだろうか~。
国会で働き方改革が議論されています。また、昨日までの市議会では、「仙北市職員は有給休暇の取得率が低い」とのご指摘がありました。来る23日には、仙北市もイクボス宣言をします。働き方を改めることは、新たな可能性を拓く手法の一つだと感じます。
でも…、やはり真面目に働くことは美徳と感じます。勤勉な国民性や教育を力に、日本は経済力を高めてきましたが、時代は大きな転換期に入っているのでしょうか。
2018年3月13日火曜日
仙北市議会が閉会しました
本日午前、仙北市議会定例会が閉会しました。市から提案した条例案のうち、市長の給料月額を17万円削減、副市長を8万3千円削減、教育長を4万7千円削減したいとする条例案が、賛成少数で否決となりました。
この提案は、8年前に市長に着任以来、ずっと毎年可決をいただいてきたものです。でも今回は賛成少数でした。幾らかでも市財政の負担を軽減し、この分を政策予算に経済再生に役立てたい、そんな思いだったのですが…。その他は予算案も含め全案可決です。
なお、閉会前のあいさつで、次の事項について報告をしました。
〇秋田駒ヶ岳の火山状況
〇カラ吹き源泉事故の慰霊の集い
〇JR東日本との人事交流
〇髙橋優さんのコンサート誘致活動
〇田沢湖湖底調査報告
〇日本消防協会から表彰旗受賞
〇雪害対策部の対応
〇放課後児童クラブの申込み状況
〇田沢湖・角館観光協会の発足
〇農業と福祉の連携協定
〇JR東日本等と連携した新たな移住・定住事業
〇JAL・百戦錬磨等と連携した新たなプロジェクト
〇角館の山谷川崎地区の水道事業
〇高雄国際マラソン報告
〇FISフリースタイルスキー大会報告
〇森と遺跡の展示室オープン
です。
間もなく平成29年度が終わり、平成30年度が始まります。これまで蒔いた種に花を咲かせ、その実を市民に還元できるよう、ますます全力で業務に邁進します。
2018年3月12日月曜日
東日本大震災の被災地を訪ねて
7年前の3月11日、東日本大震災が発生しました。直後から仙北市は官民共同で被災地支援活動をスタート。同時に被災者の受入れを行い、これがご縁で、現在も交流を続ける方々が大勢います(写真は宮城県女川町竹浦地区での慰霊の集い)。
昨日は各地を訪ね、皆さんと再会することができました。皆さんから、仙北市民へ感謝の言葉をたくさんいただきました。不自由な避難生活だったと思います。むしろ元気をいただいたのは私たちの方だった気がします。ありがとうございました。
どうぞ身体を労ってください。そして再び地域コミュニティを再興してください。私たちは、いつも皆さんの傍らにいます。
2018年3月9日金曜日
田沢湖公民館が全国優良公民館表彰
3月8日開催の「第70回全国優良公民館表彰」(文部科学省)で、仙北市の田沢湖公民館(佐々木幸美館長)が同表彰を受賞しました。長く地道に市民の学習活動をサポートしてきた成果が認められたもの。嬉しいです!。
佐々木館長のお話はさらに興味深くて…。「公民館が旗を振って市民の先頭を走ると、市民の顔が見えなくなります。市民も公民館の背中を追うだけです。それではいけません。生涯学習もまちづくりも市民が主役ですから、私たち公民館はそれぞれの活動を陰から支える役どころです」と。仙北市は県内随一の観光地で外国からのお客さまも多く、外国語教室など地域ニーズに応じた多様な学習活動を展開しています。さらに、季節ごとのイベント(盆踊り大会・地区文化祭・公民館祭りなど)を市民と一緒に開催したり、最近ではドローンを活動に導入したり、そのウイングの広さは県内でも有名でした。
まちづくりの原点は人です。人育ては生涯学習の在り方に大きく左右されます。今後も仙北市の公民館活動にご注目ください。
2018年3月8日木曜日
薬草生産で県内初の農福連携協定
本日午後、社会福祉法人秋田ふくしハートネット(久米力理事長)、仙北市薬草生産組合(佐々木英政組合長)、それに仙北市の3者で県内初の農福連携協定書を締結しました。来年度から生薬生産を核に農業と福祉の協働作業が始まります。
仙北市薬草生産組合は2014年に発足。国内最大の漢方薬品メーカー・株式会社ツムラから支援を受け、栽培技術の確立と面積拡大に取り組んできました。しかし、生産に関わるマンパワーの確保に苦労していたことも事実です。一方、秋田ふくしハートネットは、それぞれの障がいに応じた就業機会の拡大を進めたいと考えていました。今回の農福連携は、そんな両者の課題を解決できる可能性があります。また、仙北市の耕作放棄地の解消にも貢献いただけると期待しています。
お互いを補い合って、市民をまちを元気にしようと、そんな活動が様々な場面で生まれています。本当に嬉しいことです。
※写真は左から立会人の青柳宗五郎・市議会議長、久米力・秋田ふくしハートネット理事長、佐々木英政・薬草生産組合組合長、私。
2018年3月6日火曜日
高雄国際マラソンご苦労様でした
仙北市は、マラソンでも国際交流を推進しています。今回初めて「田沢湖マラソン」の上位入賞者を台湾高雄市の「高雄国際マラソン」(2月25日開催)に派遣しました。松本成年さん(フルマラソン)と友永千春さん(ウルトラハーフマラソン)です。
松本さんも友永さんも仙北市角館町内にお住まいです。お忙しい合間を縫って、帰国報告に角館庁舎を訪ねてくれました。お二人は、これまで何度も田沢湖マラソンに出場し、毎回上位成績を残しています。そんな実績が認められ、今回の高雄国際マラソン派遣選手となりました。そして今回も期待通りの素晴らしい走りで、メダルと完走証明書をいただいて帰国しました。でもお話を伺ったら海外レースの経験はなかったとのこと。すごい!。高雄国際マラソンは世界から3万人が参加するマンモスレースです。田沢湖マラソンの国際化を進める中、今後は30年のお付き合いで信頼関係がある台湾高雄市政府と連携し、選手の相互交流や国際マラソンのノウハウを提供いただきたいと考えています。
お二人とも、雪でトレーニングもままならなかったと思います。それに秋田と比べて気温差が40度もあった高雄市での大健闘、本当にご苦労様でした。
2018年3月5日月曜日
動画「期限なんてない」
3年前に開催された「国家戦略特区シンポジウム」(都内)で、スプツニ子!さんと初めてお会いしました。そのスプツニ子!さんやシシド・カフカさん等が応援する「期限なんてない」の動画https://youtu.be/F-3cPKA6_D0 を紹介します。
ところで、スプツニ子!さんは国際的に活躍するアーティストです。NHKの「TEDスーパープレゼンテーション」でご存じの方も多いかと…。私は特区シンポジウムでお会いして以来、秋田県ファンクラブ代表を自称しています。さて、動画「期限なんてない」は特に女性からの支持が多く、「誰かの目をいつも気にしなくちゃいけないの?」、「30歳までにちゃんとしないと私の価値は下がるの?」、「強い気持ちを持つことで運命は変えられるはず」 など、女性に限らず、霧の中を彷徨う若い世代に一歩踏み出す勇気を与えてくれる映像です。
先ずはご覧ください。
モーグルW杯たざわ湖大会に1万人
「2018FISフリースタイルスキー・ワールドカップ秋田たざわ湖大会」は、日本選手の活躍で盛り上がり、また2日間で1万人を越える観戦者のご来場もいただいて、無事に幕を閉じることができました。ありがとうございました。
昨日のデュアルモーグル競技も、男子は堀島行真選手(中京大)がゴールドメダルを獲得。また、藤木豪心選手(立命大)が6位、遠藤尚選手(忍建設)が7位に入賞。女子はテス・ジョンソン選手(米国)が初のゴールメダルに輝き、冨高日向子選手(白馬ク)が4位に入賞しました。すごい!。
それにしても、選手からはたざわ湖スキー場の立地条件やスタッフ対応で、本当に多くの賞賛をいただきました。観戦の皆さまからは「本気でモーグルの聖地を目指そう」と、力強いエールもありました。関係の皆さまに心から感謝を申し上げます。この後も頑張りましょう!。
2018年3月3日土曜日
初日モーグルは堀島選手がゴールドメダル!
「2018FISフリースタイルスキー・ワールドカップ秋田たざわ湖大会」は、先ほどまで初日のモーグル競技が行われ、堀島行真選手(中京大)がゴールドメダルを獲得しました。
天候に恵まれた今日は、朝から男女モーグル競技を実施。このうち、堀島行真選手がカナダ・トレンブランでの第7戦に続き、今季ワールドカップで2勝目を飾りました。平昌オリンピック・ゴールドメダリストのミカエル・キングズベリー選手に競り勝っての優勝です。堀島選手、ダントツでスピード感あふれる滑りでした。以前、「田沢湖のコースが大好き」と言っていたことを思い出します。これは明日のデュアル・モーグル競技も楽しみですよ。
それにしても多くの皆さまからご来場をいただきました。フードコートも楽しくて美味しくて…。明日も応援・観戦の皆さまをお待ちします。
モーグルW杯・たざわ湖大会スタート
心配された天候も回復し、いよいよ「2018FISフリースタイルスキー・ワールドカップ秋田たざわ湖大会」がスタートします。世界13ヶ国から71人の選手が参加し、先の平昌オリンピック・メダリストたちも集結です。今日の日程は下記の通り。
昨日は歓迎レセプションで大賑わいでした。会場のスキーセンター・レラには地元の子供たちも駆け付け、プレゼント交換やアドレス交換をしながら、選手との会話を楽しんでいました。中には、「普通に隣にキングズベリーさん(平昌で金メダル)がいて、何だか不思議」と話す中学生も。また、先に開催した「モーグル・ジュニアキャンプ」に参加した小学生からは、「夏場のトレーニングにトランポリンが欲しい」との要望も受けました。なるほど…。
《今日の日程》
9時45分 モーグル女子予選
11時40分 モーグル男子予選
13時30分 女子・男子決勝戦
私的には、スキーセンター・レラに設置している「モーグル・スクリーン」が気に入っています。先ずは皆さまでお越しください。
2018年3月2日金曜日
仙北市雪害対策部から
仙北市内で雪害事故が多発しています。昨日と今日は強風被害も心配しています。対策部では連日その対応を行っています。現状をお知らせします。
〇事故件数 14件
・死亡事故は3件
・負傷事故は軽傷4件、重傷7件
〇雪害対応
・広報車や新聞折り込み等の注意喚起
・地域センターや各部課の見回り強化
・行政連絡員や民生委員の見守りと声かけ
・各郵便局の見守りと声かけ
・各消防団との連携
・排雪作業の促進
空き家等の危険情報、屋根のトタン剥離、水路の溢水などに順次対応中です。交通機関にも運休や遅延が出ています。情報収集をお願いします。なお、2018FISフリースタイルスキー・ワールドカップ秋田たざわ湖大会は、昨日は公式練習を中止しました。今日は遅れが出ているものの実施予定です。本番の3日~4日は天候も回復予想です。また、2日は生保内のなろか、桧木内中里のカンデッコ上げなど年中行事も予定されています。天候は回復基調ですが、気温の上昇で融雪や雪崩災害も心配しています。十分に気を付けてください。
旅立つ若者たちへ
昨日は角館高校の卒業証書授与式でした。若者たち243人の旅立ちに立ち会い、ただただ「頑張れ!頑張れ!」と…。そんな思いを祝辞で次のようにお話しさせていただきました。
「~皆さまお一人おひとりは他の誰でもなく、世界で唯一の存在です。他人との比較では何も生まれません。戦うべき相手は自身です。今は上手くいかなくても、決して自身を過小評価しないでください。己の可能性に勝手に限界をつくらないでください。家族や友人、社会への思いやりや感謝が、皆さまをさらに大きく成長させてくれるエネルギーになります。辛いときは、周囲と重荷を分け合ってください。それは決して恥ずかしいことではありません。強さは変化を恐れない心の持ちようです。夢を諦めない信念です。~」
今から40年ほど前、私も皆さまと同じように、この学舎から旅立ちました。不安や期待で身震いしていました。さあ思いっきり、自分の人生を歩んでください。そしてお一人おひとりの幸せを手にしてください。
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