2018年3月14日水曜日

イタリア人に学ぶ働き方



 先日、日経新聞「私見卓見」で掲載された記事を紹介します。著者は宮嶋勲さん(ワイン・ジャーナリスト)です。


 ~イタリア人は日本人と比べて一般にルーズに見える。怠け者で男性は女性を追いかけてばかり、歌を歌い気楽に暮らしているように思われがちだ。しかしイタリアは、欧州連合(EU)の中核を担う経済大国で、ファッションやデザイン、自動車、食品などで世界をリードしている。これは何に起因するのだろうか。イタリア人は公私混同が激しい。勤務中に家族や友人に電話をかけ、レストランでは店員がおしゃべりに熱中している。また、家族経営の中小企業が多く、ちょっとした会話が営業会議になり、しばしばビジネスに繋がるアイデアも生まれる。こんな緩さや寄り道などの「遊び」を通じ、楽しみながら仕事をすることで、企業は活躍する原動力を手にしている。日本は肩の力を抜いた働き方がもたらす効用について、見直す時期ではないだろうか~。


 国会で働き方改革が議論されています。また、昨日までの市議会では、「仙北市職員は有給休暇の取得率が低い」とのご指摘がありました。来る23日には、仙北市もイクボス宣言をします。働き方を改めることは、新たな可能性を拓く手法の一つだと感じます。
でも…、やはり真面目に働くことは美徳と感じます。勤勉な国民性や教育を力に、日本は経済力を高めてきましたが、時代は大きな転換期に入っているのでしょうか。

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