2012年7月31日火曜日

国交省にて


 東北ダム事業促進連絡協議会(東ダム連)の理事会・総会に参加。会場は都内の都市センター会館(千代田区平河町)。秋田県からは、鳥海ダムの長谷部誠由利本荘市長、雄物川水系成瀬ダムの佐々木哲男東成瀬村長、そして玉川ダムの自分です。

 理事会・総会は原案通り(写真:事業計画や予算は要望活動や広報発行など)で終了。その後、場所を国土交通省に移しました。国交省水管理・国土保全局の会議室には、東ダム連のメンバーに加え、東北直轄治水期成同盟会連合会の皆さんも集まって、小さな会議室はパンパンの状況です。

 国交省水管理・国土保全局は昨年7月、水関連行政を一元化しようと、「河川局」・「土地・水資源局水資源部」・「都市・地域整備局下水道部」が統合して誕生しました。会議には関克己局長はじめ、幹部の皆さんや東北整備局の工藤啓河川部長も出席。何を発言しても良いと言われたので、自分も思うところをストレートにお話しさせていただきました。以下はその概略です。

 「先日、玉川ダム交流会というイベントを行いました。毎年、仙北市内の小学生を中心に、大仙市や秋田市からも参加をいただき、300人ぐらいの子ども達が、水源地の役割やダムの機能などについて勉強しています。周囲は森林資源にも恵まれ、ニホンオオクワガタの生息地としても有名です。~玉川ダムに到着する途中に田沢湖がありますが、私たちは田沢湖を魚の住む森の湖に再生したいと考えています。水を守ることは国を守ることです。現在の最高レベルの技術で、一度、生命をなくした湖の再生に、どうかご理解とご協力をお願いしたいと思います。国交省・東北電力・秋田県と一緒に新たなテーブルを設置したいと考えていますので、よろしくお願いいたします」。

2012年7月26日木曜日

玉川ダム交流会で


 先日のクニマス・シンポジウム以後、複数の方々から「玉川導水について」どのように思っているかを尋ねられました。もちろん導水が田沢湖の生態を破壊したし、一方では発電や開田が進んだ事実があります。

 県は田沢湖再生について、現在のフレーム(玉川中和処理・導水・発電・灌漑用水)の中でどのように再生を成し遂げるかを検討しているように思えます(違っていたらゴメンナサイ)。田沢湖再生を考えるとき、「現在はこのフレームだけれど、例えば導水を止めた後の自然環境の変化や、例えば先達川からの導水量を増やしたり、或いは全く新規に桧木内川から導水すればどうなるか、さらには新たなダム湖の設置や水力発電所の建設…」、不可能だと最初から思わないで、実現に向けて動けば何に障害があるのか、事業量や予算はどのくらいとなるのか、そんな県が検討している条件の外にある対策だって、やっぱり考えなければいけないのではないか、そんな風に思っています。

 昨日は玉川ダム交流会でした(写真)。雨の中、300人近い小学生(市内全小学校4年生と大仙市四ツ屋小・秋田市中通小)の皆さんがダム機能と森林の役割を勉強していました。子ども達を見ていて、いろんなことを考えました。この子達が大きくなるまで、田沢湖は再生できるでしょうか。もっともっと多くの皆さんの覚悟が必要です。

2012年7月25日水曜日

台北市政府の調査終了


 台北市政府産業発展局視察訪問団の仙北市調査が終わりました。昨年8月に台北市役所ホールで交わした「北投温泉・玉川温泉姉妹温泉締結」を機に、交流の深化が進んでいます。今回の訪問団は温泉活用(主に医療分野)や温泉経営(主に指定管理者制度)が中心でしたが、市内の関係者には大変ご難儀とお手数をおかけしました。ありがとうございました。

 ところで医療分野での温泉活用は、むしろ台湾国内が一歩も二歩も進んでいます。人間ドックの際の温泉活用、医療ツーリズムや温泉療養保険の制度確立など、仙北市だからこそ実現性が高いわけで、仙北市が日本の制度改革の中心にならなければ…、みたいな気になってきます。先進地が台湾だったら“台湾に学べ”ば良いわけですから。

 写真は駒ヶ岳観光ホテルで開催した歓迎交流会のスナップです。台湾の歌、日本の歌、いっぱい歌いました。

2012年7月24日火曜日

薬師寺・山田法胤管主の法話会


 写真は昨日、ぶなの森玉川温泉で開催された「薬師寺・山田法胤管主の心の法話会」で、全国から集まった観客・湯治客に語りかける山田管主。本当にありがたい(楽しい)お話の数々でした。なぜ薬師寺の管主になったか…。

 「私は岐阜で生まれました。小さい頃に父を亡くし、母は7人の子ども達を育てていました。私が中学3年の頃、顔見知りの富山の薬売りの方のアドバイスで、誰か一人ぐらい寺に預けた方がよいと。それで私が薬師寺に入山しました。母はいつも私に手紙をくれて、ご飯は食べているか、仲良くやっているかと心配してくれて。ああ、こんなに心配してくれる母を悲しませては行けないと思い、母が生きているうちに薬師寺を出るのは止めようと。そしたら、母は死にません。しぶとく生き続けてくれまして。一方では薬師寺の先輩方が、上から順に死んでいって、だんだん抜けにくい状況になって、それで現在です。まあ人生こんなもんでしょう」。

 「仏陀さんは地球が瑠璃色だと最初から言っています。瑠璃色はガラス色。壊れやすいガラスと同じで、地球も壊れやすい。政治は何をやっているんですかね。起きたことに対処してばかりです。もっと根本的なことをしっかりやらないと…」。

 法話会の後、少し時間があるからと特別に対談をさせていただきました。宝物の時間でした。

内舘牧子さんと初接近


 7月22日、市民会館で「クニマス帰還と秋田・山梨両県の文化交流」シンポジウム。主催は日本野生環境学術振興会(会長:那波三郎右衛門)です。参加メンバーが豪華で、基調講演に西木正明さん(作家)、その後の第1部シンポジウムでコーディネーターに岩崎雅典さん(映画監督)、パネリストに高橋一孝さん(山梨県水産技術センター所長で秋田県能代市出身)、渋谷和治さん(秋田県水産振興センター資源部専門員)、田口達生さん(田沢湖に生命を育む会会長)、あゆかわのぼるさん(エッセイスト)と言うラインナップ。また第2部のシンポジウムでは、コーディネーターに橋本五郎さん(読売新聞特別編集委員)、パネラーで基調講演をした西木正明さん、内舘牧子さん(脚本家)、古屋征人さん(富士河口湖町教育長)、そして自分…。よく皆さんご参加いただけたと、本当に感心します。

 このうち、初接近の内舘牧子さん、厳しい人、怖い人のイメージがあったのですが…、いえいえ、とっても素敵なお姉さまでした。シンポジウム終了後、「お腹、空きましたね」と話しかけたら、「ホントよね」っと、笑顔でお応えいただいたり、また会食会場では、取れたての有機野菜を見て、「美味しそう」と喜んでくれたり。場を盛り上げるご配慮も感じ、何よりも飾らない方でした。

 ところで、今回のシンポジウム、相対的な意見の概要としては、「玉川からの導水を早く止めるべき」でした。自分は、「国交省・東北電力・秋田県の間で取り交わされている、現在の水利権の期限は平成28年3月31日。今後、市民や県民さらに国民が、田沢湖再生に向けた決意をどれだけ結集できるか、この4年間が田沢湖の“一生”を決めると思う」とお話しをさせてもらいました。

 さて写真は、1部と2部の間のほんの僅かな時間、市民会館の玄関ホールを仮スタジオに、ABS秋田放送のテレビ番組「五郎が斬る」を収録している風景。橋本五郎さんと西木正明さんの対談、おまけで橋本五郎さんと自分の対談、この2本をビデオ撮りしました。流れるかなあ。

2012年7月22日日曜日

心の中の思い出

 今日は朝から「第7回仙北市長杯争奪野球選手権大会」です。本日(22日)と来週の日曜日(29日)、角館落合球場・雲然球場で熱戦が展開されます。参加は12チーム。昨年より参加チームが減少していて、主催をした仙北市野球連盟や仙北市体育協会では、誘い合わせての参加をお待ちしています。
 さてゲームが始まる前、本部で雑談をしていたら、この前に亡くなった野球が大好きな市役所の先輩のお話になりました。自分も以前からお世話になっていた方です(元気だったら今日もここにいて、あれこれ楽しいお話を聞けたのに…)。一緒にお酒を飲んだこと、遊んだこと、中には…、

 「角館町内の○○○で、イカ鍋とかキンキカヤギとか、やったなあ。きれいな店ではなかったけど、よく集まって安く酒を飲んだもんだ。猫もいっぱいいてなあ。ある時なんか、その猫の一匹がネズミを捕まえてきて、オラだ飲んでる飯台の下に来て、ネズミを喰われて、さすがにあの時は、気持ち悪くなって帰ったもんだ」などなど。

 皆さんの心の中に、本当にたくさんの思い出がありました。

たざわ湖・龍神まつり


 暗くて申し訳ありません。たざわ湖・龍神まつりで、八郎太郎(鶴田和也さん)とたつ子(草彅かほりさん)が二人そろって神事に向かう、直前写真です。

 龍神まつり(実行委員会主催:佐藤和志さん代表)は、田沢湖畔の特設会場で実施されました。天候は上々。多くの皆さんにお越しをいただくことができて、本当に良かった。毎年、龍の担ぎ手が不足していて、とても難儀をしています。今年は秋田大学の学生さんたちが大勢来てくれて助かりました。中には日本に留学中の子供たちが何人もいて、秋田の夏を楽しんでくれました。

 昨日から田沢湖でジェットスキーを運転中に若者が行方不明になっています。一刻も早く見つかって欲しいと思います。皆さんも、どうか水難事故には十分気をつけてください。

仙北市消防団のガンバリ


 昨日(21日)は、早朝から秋田県消防協会大仙・仙北・美郷支部消防訓練大会でした。団員の皆さん、本当にご苦労様でした。今年は4年に一度、小型ポンプ操法の全国大会が開催される年にあたっていて、どこの消防団も気合いが入っていました。
 ところが、会場の雄物川河川公園は“寒い”ほどの風が吹いていて、皆さんは本当に難儀をした大会でした。だって放水した水が真っ直ぐに標的に飛んでくれないのですから…。声も思うように届かない状況の中での実技、そして市の訓練大会から本大会まで連日の訓練、疲労感は極限だったと思います。

 それでも仙北市消防団、頑張りました。6位までの成績は次の通りです。
 
●小型ポンプ                 ●規律訓練
  優 勝  大仙市大曲支団    大仙市大曲支団
  準優勝  美郷町第3分団     大仙市太田支団
  3 位  仙北市第4分団      仙北市第4分
  4 位  仙北市第8分団      大仙市中仙支団
  5 位  大仙市協和支団      大仙市仙北支団
  6 位  大仙市太田支団      美郷町第10分団

 慰労会にも参加をさせていただきましたが、多くの団員の皆さんが口をそろえて「市長を全国大会に連れて行けなくて申し訳ない…」。申し訳ないなんて、とんでもありません。市の消防訓練大会で、志気を高めようと自分が発言したことで、皆さんに無用なプレッシャーを感じさせてしまったことを反省しています。でも、大丈夫。本当にあと一歩ですよ。

2012年7月20日金曜日

やっと自分でいれること

 昨日の仙北市要保護児童対策地域協議会で、次のようなあいさつをしました。
「本屋さんの文庫コーナーで『辛うじて私である日々』と言う本を見つけました。著者は曾野綾子さんです。思わず手が伸びてしまいました。中身がどうだとかの話ではなく、この題名に吸い寄せられた感覚でした」。
「たぶん、ほとんどの皆さんは、毎日を何とか、やっと、辛うじて、自分を保ちながら生きているのだと思います。それは大人に限った話ではなく、子供たちも同様ではないでしょうか。勉強ができるとか、運動能力が高いとか、歌とか絵とか上手いとか、何か自分の存在に一握りでも意味のような光を感じることができたら、自分を保つことができる、そんな気がしています。人に優しいでも、元気で明るいでも、何でも良いのです。そんな“自分”なのに気がつかない子供たち、子供たちを理解しようとしない大人たち、虐待、いじめ…。家庭内のことや学校の中のことで、周囲の人間が口を挟みにくいと言う斟酌で、子供たちが発したシグナルを見落とすことのないよう、ご協力をお願いします」。

2012年7月18日水曜日

日経新聞に


 先日の大雨で、県内は北部・中央部で被害が多発しています。仙北市は一昨日の朝方から河川が増水して、警戒態勢を継続していました。西木町桧木内などで市道に土砂が流出したり、河川公園が冠水したり…。昨日は全国的には猛暑でしたが、気候が安定していません。ご注意を。

 写真は日本経済新聞7月15日版です。18面に“魂は流されない”との大きな見出しで、宮城県名川町竹浦の「獅子振り」(竹浦に伝わる獅子舞)が紹介されています。昨年3月11日の大震災で集落が壊滅し、仙北市に集団避難した竹浦集落の皆さんは約100人。ほぼ6ヶ月間に渡って避難生活が続きました。その間、コミュニティの維持や災害に負けない意気を維持しようと、避難先のホテルでも獅子振りが行われました。その獅子頭は避難してきた方々の知恵と工夫で自作したものです(ホテルにあった座布団やスリッパで作られています)。この獅子頭は、女川に帰った後、町内の二渡・五十鈴神社に奉納されて…。

 この記事を読んで、また竹浦の皆さんに会いたくなりました。仙北市のグリーンツーリズム協議会の皆さんが協力した畑も気になります。

2012年7月14日土曜日

クニマス公開講座


 2012年度日本魚類学会市民公開講座「クニマス:生物学的実体解明とその保全を考える」に参加。場所は山梨県総合教育センター大研修室。「田沢湖で絶滅したクニマスの生物学的特徴(秋田県立大学:杉山秀樹先生)」、「クニマスの生物学的特徴(京都大学:中坊徹次先生)」が、それぞれ基調講演などを行いました。

 会場内で、富士河口湖町の渡辺町長と立ち話し。「昨日はありがとうございました。ところで町長、この後の稚魚公開にどのような行程で望んだらよいでしょうか…」とお聞きすると、「私も、たぶん地元では期待感が高まるだろうから、しっかりと準備を進めなければいけないなと考えています。山梨の博物館で展示が既に決まっているので、技術的な心配はあまりないかと。山梨と秋田の連携ですね」とお話しをしてくださいました。

 さて公開講座です。杉山先生は「田沢湖での遺伝子学的な研究が必要だと考えています。湖底にウロコとか骨とか、残っていないか…。また西湖のクニマスの生態的研究を進める必要性、さらに言えば、クニマスが生息できる田沢湖を再生するための根本的な取り組みなど、これからのことばかりです」と述べました。

 また中坊先生は「なぜ、これまでクニマスが発見できなかったかと言えば、それは見ていて見ていなかったと言うことです。つまりクニマス伝説を信じ込みすぎて、目の前の魚に疑問を持たなかった。体が黒いとか、斑点があるとか、伝説を鵜呑みにしていたわけです。そんなことが、他の事例でもよくあるでしょう。西湖のクニマスは、人との関係や水脈の確保などが重要な要素です」と話していました。

2012年7月13日金曜日

クニマスの稚魚→仙北市へ


 山梨県立博物館で開催される「クニマスは生きていた~山梨おさかな発見物語~」(7月14日から9月3日)オープニングセレモニーに出席。横内山梨県知事、渡辺富士河口湖町長、中坊京大博物館教授らとテープカットにも参加させていただきました。

 あいさつの機会もいただいたので「クニマスの存在が、今後の田沢湖再生にどれだけのエネルギーとなるか、言葉では言い表せません。富士河口湖町の皆さん、山梨県の皆さん、本当にありがとうございました。今後、仙北市はクニマスが泳ぐ田沢湖再生を目指し、地元はもちろん、国内外の皆さんにご協力をいただいて、誰も経験したことがない活動に挑戦します」とお話ししました。

 さて、写真はその後のサプライズです。ちなみに写真右から横内山梨県知事、中坊教授、渡辺富士河口湖町長、自分なのですが、この方々から、大事なお話があるので別室に来て欲しいとお誘いを受け、マスコミの皆さんと一緒に応接室へ(その状況が写真です)。そこで渡辺町長から、「クニマスの発見を契機に、仙北市の皆さんとの交流が進んでいます。ぜひクニマスの故郷、仙北市の皆さんにクニマスの稚魚を見て欲しいと考え、横内知事、中坊教授に相談をしたところ、ご快諾をいただきました」とのお話しが飛び出しました。様々な要因があって内々にお願いをしてきたことですが、こんなに早く稚魚公開のお許しが出るとは思っていませんでした。渡辺町長、中坊先生、横内知事に厚く、深く感謝を申し上げます。嬉しい!。ありがとうございました。

2012年7月11日水曜日

まちづくり懇談会始まる


 昨日から「まちづくり懇談会」が始まりました。今回も市内3ヶ所で議会報告(6月定例会)や、実施を予定している事業の説明、また市民の皆さんから要望をいただき、改善策をともに探る議論を行っています。

 昨日は雲沢地区で会を開きました。田邉副市長にとっては、初めての懇談会でした。集まっていただいた方々の質問に、田邉副市長が一生懸命答える姿が印象的でした。「農水省では農地の集約化を言うが、実際はかなり困難な状況だ」とか、「集落営農は会計作業を行う人物の存在がキーポイント」など、突っ込んだ話題も多数。田邉副市長が「簡単ではないけれど、農家の所得を増やすには、農地を集約化してコストを削減しながら、会計を“見える化”することが大切だと思う」との言葉が印象的でした。

 懇談会の以降の予定は、7月17日(火)桧木内地区公民館、7月19日(木)田沢交流センターで、時間はいずれも午後6時30分からです。皆さんでお越しください。

また、おいで


 3泊4日の行程で仙北市を訪れていた米国の中高生たち70人。昨日が最終日で、ホームスティ先となった農家の皆さんとのお別れ会が行われました。みんな、楽しんでくれたかな…。分かり合えるには、やっぱり言葉が大切なことを、強く感じた数日でした。

 この事業は、「ピープル・トゥ・ピープル ステューデントアンバサダープログラム」と言います。アメリカの第34代大統領アイゼンハワーが提唱して発足した財団が、毎年世界各国に子ども達を派遣しています。仙北市がこのプログラム受け入れを表明したのは昨年12月でした。その後、わらび座を中心に受け入れ農家を集い、県内初の取り組みが実現したものです。

 写真は、折り鶴を楽しんでいる様子(右奧からカルロス君、クリス君、エリオット君)。どういう訳か、胴体が大きくて羽の小さいペンギンになってしまい、大笑い。みんな、またおいで。

2012年7月10日火曜日

鈴木徳夫さん、良かった!


 奇跡のような連絡が入ったのは、市の消防訓練大会(8日)も全ての競技が終了し、間もなく閉会式を始めようとした辺りです。広域消防の幹部から、「鈴木徳夫さんが見つかったようです。ヘリで病院へ搬送されるとの連絡です」と言う報告でした。

 言い方に生存のニュアンスがあって、思わず聞き返しました。「えっ?、生きているんですか?」「だいぶ憔悴の様子ですが、名前や自宅の電話番号を話したらしいです」。

 3週間も山の中で生きていられるのか…。奇跡だと思いました。一刻も消防団員にお伝えしたい思いに駆られましたが、グッと我慢をしました。確認しないと。
 その後、断片的な情報が線になっていきました。各地区では、夕方近くになって消防団を慰労する会が開催されましたが、その頃にやっと事実関係がかなりはっきりして、皆さんに生還をお伝えすることができました。どこの慰労会でも、どよめきや歓声、拍手が巻き起こりました。

 鈴木徳夫さん、良かった。本当に良かった。

2012年7月7日土曜日

ヘッチョムグレルなあ


 写真は「第3回秋田・岩手おとなの大運動会」(会場:思い出の潟分校)で“おらほの言葉っこ解るすか!”ゲームに参加した田辺副市長(写真中央)。秋田チームには岩手弁の方言が問題となりますが、秋田弁に四苦八苦する副市長、果敢に岩手弁の翻訳に挑戦です。結果は惜敗。

 さて副市長、大運動会中、スタッフ補助としても仕事をしていました。「体が大きいけれど、こまめに動けるね」が周囲の感想です。良し良し。ガンバレ!。

 お楽しみ、地元のお母さんたち手作りお昼ご飯では、大きな輪を作って皆さん舌鼓。「いやあ、こんたにゴッツォだば、ヘッチョムグレルなあ」。副市長、理解できません。 

副市長、走る


 某日の動きから。この日は朝から新任の田辺副市長とあいさつ回り。美郷町、大仙市、仙北地域振興局、農水省大仙地域センター、JA秋田おばこ、県庁などを走り回り訪問させていただきました。皆さんお忙しい中でお迎えいただきありがとうございました。

 写真は、仙北地域振興局前で購入した横手焼きそばを食べながら移動中の田辺副市長。さすが前職が農水省食糧産業局だけあって、食べ物に対する興味は人一倍の様子。「食べ物が本当に美味しいと聞いて来ました。自分で確かめないと…」。

 昨日も様々な会議で皆様にごあいさつ。この後も仙北市民、職員から「まずしっかりとお話を聞くことが大切」と話しています。
見かけたら、ご遠慮なく声をかけてやってください。

2012年7月1日日曜日

ガンバレ!駒草新入会員


 第55回駒草同窓会東京支部総会(能見京子会長)&新入生歓迎会に参加。場所は新橋の第一ホテル東京。橋本清会長ほか大勢の東京若杉会役員も参加。駒草同窓会本部からは鈴木昭子副会長、赤川和子同幹事長、泉谷大曲支部長、それに角館南高校からは菅原明雅校長、浅野綾子旧3年部担任と、豪華メンバーでした。

 この春の卒業で、首都圏に進学や就職した新入会員では、藤原希望さん、村山友里さん、秩父夏海さん、寺村悠希さん、富嶋恵理さんが参加していて、先輩の皆さんから激励を受けていました。皆さんとても元気そうで、都会の生活をエンジョイしている様子。若さは何者にも変えがたい武器ですよ。ガンバレ!

 写真は能見会長のあいさつ。手前が菅原校長、背中姿が浅野先生です。秋田美人100人キャンペーンのお話しをしたら、「もっと在京のOBを使いなさい。秋田美人ですよ」とお叱りをいただきました。お言葉に甘えることになるかと思います。どうぞ、よろしく。