記者懇談会を開催。抱返り紅葉祭など10月の行事をご紹介しました。タイ王国の車イスバスケットボールチームの市内合宿が決まったこともお伝えしました。そして、生保内中学校で職員が亡くなった事案について、現状の報告を行いました。
7月22日、生保内中学校で職員が亡くなりました。余りに悲しい事案です。心からご冥福をお祈りします。市議会の質問でも答弁しましたが、「ご遺族の思いを裏切らない」決意で対応を続けてきました。そのご遺族のご意向もあり、本日午前、公務災害の認定請求を地方公務員災害補償基金秋田県支部(県庁人事課)に提出しました。請求者はご遺族です。市教育委員会の証明が必要だったことから、9月26日の市教育委員会で承認を得ています。この後も、ご遺族や学校・子ども達のケア、関係の方々との対応を続けます。
あわせてマスコミ各社に対して、この事案に関するご遺族への取材、学校での取材、生徒への聞き取りなど行わないよう要請しました。どうかご理解ご協力をお願いします。
2019年9月30日月曜日
2019年9月29日日曜日
筋肉美を競う!
仙北市で初のボディビル選手権大会。東北・北海道エリアからトップレベルの70人が勢揃いし、全日本大会出場を目指します。私は皆さんの前に立ってのごあいさつでしたが、ただただお見苦しい体で申し訳なくて…。
会場は仙北市民会館。実は7道県それぞれの中心都市で持ち回り開催するのが常なんだそうですが、今回は秋田県連盟の会長(西村隆作さん)在住の仙北市を選んでいただいたようです。ありがとうございます。大会はもちろん、温泉や武家屋敷などもお楽しみください。ところで、ステージ裏でゲストボーザーの木澤大祐さん(昨年の全日本で6位)とお話ししていて、「減量とトレーニング」が大事だと改めて感じました。木澤さんは高校生の頃から30年続けて現在があると…。
筋肉美のかげのストイックな毎日、ストイック(自分に厳しく欲望に流されない様)、それ、私もできるでしょうか…。
2019年9月28日土曜日
ひまわりの会
今日は第1回・仙北市かがやきフェスタ(主催:市社会福祉協議会)でした。写真はフェスタに参加していた「ひまわりの会」の皆さんです。もう20年も前のことですが…。
私が公民館に勤務していた頃、“小さな子ども達に絵本を読んでくれる人はいませんか”と各学習教室などでお声かけをしたら、お友達同士の情報網でぞくぞく集まってくれて、あれよあれよとメンバーが増え、ひまわりの会が誕生しました。皆さんは、絵本はもちろん、大きな紙芝居まで自作して、幼稚園や森の学校、福祉施設で読み聞かせの会を開いてくれました。女性の皆さんの行動力に驚きました。そして子ども達も私も公民館も、本当に助けてもらいました。楽しかったなあ。
以来、ずっと活動を続けています。活動バリエーションも、読み聞かせの技も円熟味を増していますす。皆さん、ますますのご活躍を!。
2019年9月27日金曜日
市議会最終日にイージス・アショアの議論
仙北市議会9月定例会が終了しました。市が提案した案件は全て可決認定をいただきましたが、イージス・アショアの秋田市配備に関する計画の撤廃について議論が行われ…。
議員が提出した意見書「秋田県秋田市新屋地区にイージス・アショア基地を建設し配備する計画の白紙撤回を求める意見書」(提出者は八栁良太郎議員ほか)は、本会議で賛成少数で否決、また6月議会で継続審査となっていた請願「イージス・アショア秋田市新屋地区配備計画の撤廃を国に求める請願書」(請願者は仙北市9条の会、紹介は平岡裕子議員)は、総務文教常任委員会で採択でしたが、本会議は賛成少数で不採択となりました。
私は閉会あいさつで、新角館庁舎建設工事の進捗率が現在は2.3%であること、株式会社渡辺佐文建築設計事務所との和解金請求訴訟の現状、遭難等事案報告、保育料算定誤りのお詫びと対策、角館のお祭りの入込み数(18.4万人)、田沢湖マラソン・100キロチャレンジマラソンのお礼、2021FISフリースタイルスキーW杯の県の動向、生保内節全国大会で吉田友音さん(西木町在住)が最優秀賞を受賞したことなどを報告しました。
※写真は美しい稲架がけ(美の国あきたネットから)
2019年9月26日木曜日
スポーツでまちを元気に!
一般社団法人・仙北市農山村体験推進協議会が主催する講演会とパネルディスカッションです。スポーツのまちづくりをテーマに、白戸太朗さん(トライアスリート)からお話しをいただきます。第2部で私も少しお邪魔します。皆さんのご参加をお待ちします。
●日時と内容等
・日時 10月8日(火)
・会場 グランデールガーデン
・時間 以下の通り
15:00~ 白戸太朗さん講演会
「一流のビジネスパーソンは
なぜトライアスロンにハマるのか」
16:00~ パネルディスカッション
「スポーツを通じた仙北市の活性化」
コーディネーターは佐藤裕之さん(同会会長)
パネリストは、
・白戸太朗さん(講師:トライアスリート)
・庭田清美さん(オリンピック代表選手)
・門脇光浩
●お問合せ先は、一般社団法人・仙北市農山村体験推進協議会 東風平・伊藤まで。
電話0187-43-2277
fax0187-47-3234
メールinfo@semboku-gt.jp
※定員100名です。参加無料ですが事前にお申し込みをお願いします(締め切りは10月2日)。
2019年9月25日水曜日
カレーの食べ歩き③「秋田市カレー今昔」
昔、秋田市内には人気のカレー専門店がありました。例えば「かまくら」とか「みにまむ」とか…。どちらも閉店してから随分たちます。でも大丈夫、美味しいカレー遺伝子は今日にしっかり伝わっています。
「かまくら」は、金座街からイトーヨーカ堂のレストラン階に移転しました。「みにまむ」は農協ビルの道路向かいだったような…。どちらも秋田カレー専門店の草分け的存在です。でも、そんな昔を懐かしむ必要がないほど、リアルタイムで秋田市内はカレーが美味しいのです。最近よく行くお店はFRANK(私はスープカレー好き)。ラクスミ、華麗亭、ティーランカ、ナマステ…、他にもテレビ特番で紹介のあったお店の数々などで、しばらく通わなければ食べきれません。
タイ米もナンも大好きです。それ以上に秋田のお米が美味しいことも、カレー激戦区を育てた要因だと私は分析しています。
※写真はとんぴん舎のカツカレー、ひよこカレー、往時のカレーハウスかまくら店舗外見。
2019年9月24日火曜日
経済同友会の地方創生実態調査
公益社団法人・経済同友会(東京都千代田区)の皆さんと、地方創生やまちづくりなどで意見交換。私たちが欲しいのは民間企業の最新情報です。と言うのも…。
一行(代表は岡野貞彦・常務理事)は仙北市入りし、先ずIot農業に取組む農事組合法人・生保内南ほ場を視察。また田沢湖畔で県民の森やキャンプ場を回った後、市役所で意見交換を行いました。皆さんは同友会内で「地方創生に向けた実態調査ワーキンググループ(WG)」を立ち上げ、全国に出向いて実態調査を行っているそうです。誰でも知る大手企業の代表者が地方創生を研究し、自治体の代表者などと意見交換をしていることを初めて知りました。WGの1人は、「国内各地で行われている実証実験のほとんどが、すでに仙北市で行われていることに驚いている」と話していました。私は、福島県会津若松市や岩手県遠野市を事例に、「地方創生は民間企業の参入の有無が成果の分かれ目、民間企業の最新情報が欲しい」と、経済同友会のネットワークに期待を寄せました。
歯に衣を着せぬ意見交換を心がけました。美辞麗句のやりとりは何も生み出せません。
気候行動サミットと森林環境税
私が書き込む話題としては大き過ぎますが…。国連開催の「気候行動サミット」、自分たちには関係ないと思っていたら大間違いです。それは日本の森林環境税・譲与税が生まれた経緯を振り返ると良く分かります。
森林環境税・譲与税が、パリ協定(2015年)から生まれた国税制度と言って良いと思っています。パリ協定以前も京都議定書があります。日本の温室効果ガス排出削減目標の達成、また自然災害の防止を図るために、国内では森林整備が不可欠でした。その財源を安定的に確保するため森林環境税・譲与税が生まれました。既に森林環境譲与税は今年度から配分が始まっています(仙北市では約26百万円)。森林環境税は令和6年から1人1千円の徴収が始まります。今回、サミットを呼びかけた国連のグテーレス事務総長は、パリ協定時に約束した各国の目標達成が困難な現状と分析しています。何とか温暖化の進展を鈍化させたい、そのためにはパリ協定よりさらに高い目標設定が必要…。そんな認識でサミットを開催したことは明らかです。
環境保全で日本の役割はさらに増します。地球規模の課題を改善する一助になるためにも、仙北市が取り組む森林整備事業は重要です。
2019年9月23日月曜日
今日の自撮りツーショット
午後にタイ王国スポーツ庁のゴンザック長官(47歳)と。本当は角館をご視察いただく予定でしたが荒天で中止に…。午前は百寿のお祝いで冨永愛さん(100歳)と。お元気で何より!。一緒に長者の山や生保内節を唄って楽しかったです。
さらに、昨日の自撮りツーショットを振り返ってみたら、生保内節全国大会でご一緒した最優秀賞の吉田友音さん(16歳・一般の部)と伊藤泉美さん(10歳・年少の部)と。それに白岩地区地域輝き表彰の藤原まりさん(66歳)…。あまり意識していませんでしたが、まだまだあります。たぶん、私は自撮りツーショットが好きです。自分が大好きと言うのとは違います。一緒に狭いフレームに写る距離感がいいのかも…。
自撮りで並ぶ対象は人だけではありません。今日はセブンイレブンの蒙古タンメンとツーショットです。美味しいと教えてくれた人にLINEで送信しました。
吉田友音さんが最優秀賞に
第34回生保内節全国大会を開催。全国各地から123人に出場をいただき、一般の部は吉田友音さん(仙北市・16歳)が、年少の部は伊藤泉美さん(男鹿市・10歳)がそれぞれ最優秀賞を受賞しました。
大会期間は土曜~日曜の2日間。場所は仙北市民会館です。一般の部に100人、年少の部に23人がステージに立ちました。生保内節全国大会は、県内に14ある民謡全国大会の中で、本荘追分全国大会(昭和58年スタート)に次ぎ、昭和60年から始まりました。最高位に内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞が授与される特別な大会です。毎年、審査委員長を務める小山幹朗さん(元ABS秋田放送代表取締役社長)は、「生保内節は東風の唄。技術だけではない、地唄特有の思いや表現が必要」と話します。このように難易度の高い大会ですが、若い2人がそれぞれ最優秀賞を受賞しました。秋田民謡の将来に光明を見た思いです
スタッフ・ボランティアの皆さん、本部伴奏の皆さん、審査員の皆さん、ゲストの皆さんなどなど、大会をお支えいただいた全ての皆さん、本当にありがとうございました。
2019年9月22日日曜日
2019年9月20日金曜日
特区の明日「未来カーナビ」
近未来のある日…。仙北市は特区を活用して様々な研究が進んでいます。ある民間企業は未来カーナビの開発に取り組んでいて、その目玉は「トラブル回避ルート選択機能」。既に市民モニタリングも始まっています。モニターさんの感想では…。
1.モニターさんAの報告
いやあ、このカーナビを疑ったらいけません。先日も妻が行きたがっていた秋田市のレストランに車を走らせていると、「警告!警告トラブルが迫っています」との音声ガイダンスが流れて、全く別のレストランに行くよう指示が出たんです。妻はこれを聞いて、「口うるさいナビね」と文句タラタラでした。ですから私もナビの指示を無視して予定のレストランに直行ですよ。だって目的はテレビCMで流れていた生ガキフェアですから。しかも予約していたし。でもね、最初は良かったんですが、妻は食事後半から激烈な腹痛に見舞われましてね。あたったか体調が悪かったか…。救急車で市立病院に担ぎ込まれました。どんな仕掛けになっているんですかね、このカーナビ。AIってやつですかね。
2.モニターさんBの報告
あの日は、子どもを乗せて大曲イオンで映画を観ようと。で、あと5分も直進すれば着きそうなバイパスを走っていて、急にカーナビから「警告!警告!トラブルが迫っています」の音声ガイダンスが流れたんです。そして遠回りの新ルートへ迂回するよう指示が出ました。上映時間も迫っていましたが、カーナビの言うことを信じて迂回ルートに入りました。おかげで何ごともなくイオンに到着できました。駐車場で車から降りると、救急車両のサイレンがバンバン聞こえて…。まさに直進で通過しようとしたバイパスで、タンクローリー車の爆発事件が発生していたんです。大惨事に巻き込まれるところでした。このカーナビ、すごいっすよ。
ぞくぞくとモニターさんから感想が寄せられているそうです。また機会があればお知らせします、…みたいな日が来るかも知れません(上記内容はもちろんfictionです)。
※特区は昨日までの課題が、今日は解決できる可能性を秘めた挑戦的な制度です。しかし民間の皆さんの参入がなければ、仙北市は免許証を持っているだけのペーパードライバーに過ぎません。使って初めて明日の地域再生が見えてくると…。
企業の皆さんとの協働活動提案、お待ちしています。
まちづくり日記157
広報せんぼくに掲載している〝まちづくり日記〟です。9月16日号には「過疎法と新たな地域価値」と題して、私の考えをまとめてみました。お時間のあるときにお読みください。
現・過疎法が令和3年3月に失効します。そもそも過疎対策は、昭和30年代の高度成長期、地方から都市部に大規模な人口移動が起こったことで、人口が減少した自治体の救援策として法制化されました。当時の過疎は、人口減少で地域の生活水準が劣化したり、生産活動が減退するような状況を定義していました。
ところで、過疎法は10年間の時限立法として成立しています。最初の過疎法は昭和45年の過疎地域対策緊急措置法、次いで昭和55年の過疎地域振興特別措置法、次いで平成2年の過疎地域活性化特別措置法、そして現在運用する平成12年の過疎地域自立促進特別措置法です。改正の度に用件を新たに見直し現在にいたっています。さて、日本は10年ほど前から人口減少国に転じました。ひと昔前、過疎は農山漁村の問題と受け止められていましたが、現在は大都市部に過疎が拡大しています。総務省が発表の人口推計値では、今年3月と昨年3月の比較で24万5千人が減少しました。秋田県の数市が消滅するボリュームです。さらに河北新報は来年から仙台市が人口減少することを伝え、東京都も令和7年をピークに人口減少が始まると指摘する研究者がいます。この現状下で、国は過疎問題懇談会を中心に、新・過疎法の議論を進めています。先ごろ発表の同懇談会中間報告には、「~国全体が人口減少となる中、過疎地域は先進的な少数社会を目指す~」と、あります。これまでの過疎地域に求めていない、新たな価値、新たな目標です。
仙北市は、全域が過疎地域に指定されています。これまでも道路改良、温泉施設整備、病院建築などのハード系や、まちづくり活動、公共交通運営費負担金、医師確保対策などソフト系も合わせて過疎債をお借りし、その返済も地方交付税で国から7割程度を支援いただくなど、なくてはならない法律・制度です。令和3年以降の新・過疎法は何としても法制化いただきたいことを強く要望します。と同時に、地域が持つ価値を見逃さない、そんな視点を市民が磨くことも必要だと感じています。この夏、田沢湖刺巻集落が取り組んだ「とある村の夏休み」から、それを教わりました。
※写真は作家・西木正明さんのご生家。
2019年9月19日木曜日
フィットネスジムを考える
仙北市は健康増進に向け、本当に多くの活動があります。元気はつらつ隊、ヘルスケア産業推進協議会、クリオンプール講座、スポーツイベント、バスクリンやポーラなどの連携事業…。そんな中、最近はフィットネスジムの要望を多く耳にしています。
現在、仙北市内にフィットネスジムはありません。それでお隣の大仙市や横手市に足を伸ばしている方々も多いと…。経済産業省の定義では、「室内プール、トレーニングジムなどの室内運動施設を有し、指導者を配置し、会員にスポーツや体力向上のためのトレーニング方法などを教授する」のがフィットネスクラブなんだそうす。健康志向の高まり、健康寿命の延伸、医療保険の抑制などを考えると、ジムの実現は健康政策としても有効だと思います。それで、私もここ数ヶ月は先々でジムを視察して歩いています。
民間フィットネスクラブの誘致、市内企業の新展開、行政の運営などなど、様々な方法がありそうです。この後も市役所担当部課と一緒に検討を進めたいと考えています。
2019年9月17日火曜日
チリも積もれば…
いま体重は92.7㎏です。前回6月のご報告では94.2㎏でしたから、3ヶ月で1.5㎏しか減っていません。でも、チリも積もれば1年で6㎏の減量が実現します。
タバコを止めて10㎏以上太りました。果たして禁煙が自身の健康に良かったかどうかは疑問です。確実なのは受動喫煙の原因者でなくなったこと。タバコを吸わない周囲にご迷惑をかけることもなくなり、それだけで気持ちが軽くなりました(反比例で体が重くなった)。今の心配は、間もなく訪れる10月1日の衣替えです。昨年着ていた秋・冬スーツが入るかかどうか…。チリを積もらせるより、半月で10㎏ぐらい落とせないかなあ。
と思いながら、お風呂上がりにパピコをチュウチュウしたりしています。
2019年9月16日月曜日
ありがとう田沢湖マラソン
「ありがとう田沢湖マラソン」。ゴール直後のランナーの一言です。胸が熱くなりました。本当にそうです。路上からの市民の応援、エードステーションのボランティア、実行委員会自体も官民共同体で…。
何よりランナーの皆さんには、心から感謝です。毎回たくさんの参加をいただきありがとうございます。今34回大会は、3㎞(ペアマラソン)、10㎞、20㎞(ハーフマラソン)、42.195㎞(フルマラソン)に4,565人が挑戦しました。昨年からの課題解決も進みました。暑さ対策、フルマラソン時間延長(5h→6h)、メディァルランナー制度、主会場整備…。いえ、まだまだランナーの皆さんからご要望が多く、今後も改善は続きます。「田沢湖マラソンは、ランナーと市民が育てる希有なマラソン大会」(日本陸連の佐々木秀幸さん)の言葉通り、手づくり大会の良さを忘れないで磨き続けます。台湾・高雄国際マラソンから派遣の5人の皆さん、ゲストランナーの渋井陽子さん、ランナーやスタッフを元気づけてくれてありがとうございました。
《成績》
●フルマラソン
男子 優 勝 川内鮮輝(東京都)
女子 優 勝 鈴木絵里(能代市)
※詳しくは、https://www.sakigake.jp/sports/2019/tazawako-marathon/にて。
2019年9月14日土曜日
ドローンを活用した消火活動の実証実験
2015年の国家戦略特区(地方創生特区・近未来技術特区)指定以来、仙北市は最先端技術を活用した生活課題の改善に取り組んでいます。今日は、次世代の消火活動を目の当たりにしました。
仙北市西木町の吉田野球場で開催した、「次世代型消防の研修会」(主催:秋田県消防協会)でのデモンストレーション。国内最大級の大型ドローンを使い、特殊な放水ノズルと、これに地上からの送水ホースを連結し、空中から効果的な消火活動を可能とする実証実験です。日本ドローン協会の全面支援もあり、総重量50㎏超の機材を抱えた実証実験は、全く安定した飛行で不安がありません。このアイディアは、屋根の雪下ろし(融雪)技術への応用も利くとのこと。また、防災アナリストの金子富夫さんは、「ドローンの電源を地上に確保すれば、消火活動中にずっと上空からの対応が可能になる」と話していました。
この空中消火活動は、特に都市部で、また高層階の建物火災で、大きな成果が期待できる技術です。ドローンの飛行手続きが緩和されている仙北市をフィールドに、今後も安全安心のまちづくりに貢献する実証実験は続きます。
2019年9月12日木曜日
市議会一般質問②
仙北市議会は、2日目の一般質問です。今日は伊藤邦彦議員(市民クラブ)、稲田修議員(〃)、門脇晃幸議員(蒼生会)、八栁良太郎議員(〃)の4氏が登壇。特徴的な質疑は次の通りです。
【伊藤邦彦議員(市民クラブ)】
Q.防災無線について、故障して2ヶ月してやっと修理できたなど、これでは防災無線の任は果たせない。原因は何か。また防災無線で市民歌やラジオ体操は流されないか。
A.ご迷惑をおかけした。当該無線は西木地区のシステムで、設置から20年が経過し、故障が多発している。アナログ機器で修理部品は製造終了の状況で、調達に時間がかかった。このような状況では指摘のように機能を果たせない。いま市防災行政無線再構築検討委員会を設置して、2022年度に向け機器の更新も含めてシステム全体のあり方を検討している。なおラジオ体操の防災無線での放送には違和感を感じる。
【稲田修議員(〃)】
Q.政策の検証作業は行っているか。行っているとすれば反省点はないか。さらに今後も継続をするか。市道維持をどう進めるか。また生保内中学校の死亡事案について対応は。
A.政策検証作業がなければ、政策の廃止や拡大ができない。民間委員で構成する市総合政策審議会が評価している。活発な意見交換が行われ、実際にバス事業の存続や文化財以外の桜の保全活動が制度化された。今後も継続する。市道の維持については、窮屈な財政状況だが市民・団体のご協力をいただく新システムを検討したい。生保内中学校で亡くなられた市職員の死亡事案は、ご遺族の思いを裏切らない対応をする、それだけだ。
【門脇晃幸議員(蒼生会)】
Q.国の中央教育審議会の動きで、2020年に向けた大学入試制度改革、学習指導要領の改訂があるが、そのなか市の英語教育必修化の問題点(課題)は何か。
A.新学習指導要領の全面実施に伴い、授業時間が小学校は3・4年生で年間35時間(1週当たり1時間)、5・6年生で年間70時間(1週当たり2時間)に増加する。この対応が課題になっている。加えて5・6年生の場合は、教科化されることで数値による評定も必要で、担当教員の負担増加を心配している。3・4年生の外国語活動、5・6年生の教科英語ともに、学級担任が指導する原則。その支援が対策の一番だと考えている。
【八栁良太郎議員(〃)】
Q.仙北市の若い人たちは、子どもを連れて行く先がない。そこで空きスペースがある落合公園に、鉄棒・ブランコ・滑り台…など、市が独自財源で設置すべきだと思うがどうか。
A.街中に子ども達の声が響き渡る、そんなまちづくりがしたい。でも現実は出生者数が年間で100人を切るようになり、また市内の各公園は本当に少ししか遊具の設置がない。以前の法律改正で設置済みの遊具の安全性が担保できないとして、多くを撤去し後の設置がないことで現状の寂しさだ。現こども園への設置なども考え、公園も場所はともかく、来年度に向け、設置に向けた諸条件について検討を行うよう関係各課に指示を出す。
2019年9月11日水曜日
市議会一般質問①
仙北市議会は、今日から一般質問が始まりました。初日は黒沢龍己議員(蒼生会)、田口寿宜議員(〃)、荒木田俊一議員(市民クラブ)、高久昭二議員の4氏が登壇。特徴的な質疑は次の通りです。
【黒沢龍己議員(蒼生会)】
Q.中川小学校と角館小学校が来年4月から統合する。中川からの通学手段や放課後児童クラブ、学校施設の利活用はどうするのか。学校建築の際の起債などは返済が終わったのか。A.アンケート調査の集計分析を行っている。スクールバスの運行の長所短所、運行形態、経路など決定までの流れを準備委員会に説明した(以上は教育長答弁)。放課後児童クラブは現在地で運営を継続したい。学校施設の活用については、9月議会が終了後、また地域の皆さんと意見交換を行いたい。校舎建築の際の起債だが、平成6年の借入で小学校本体、体育館、クラブハウス、グラウンドなど全て償還は終了した。
【田口寿宜議員(蒼生会)】
Q.総合戦略は間もなく第1期が終了する。実現に至らなかった施策について、原因・反省を踏まえ、第2期の戦略を総合計画後期計画にあわせ、どう地方創生を実現するのか。
A.当初の総合戦略は、現状改善を狙い国や県の方針を考慮して策定した。しかし超高齢化と出生数の減少は止まらない。地方の自治体が国と同じ方向付けをしていて良い時代は終わったと感じる。耳に聞こえの良い施策は意味を成さない。これまでの事業検証を踏まえ、抜本的に大規模な方向転換を図る。全ての領域で多くの痛みを伴う作業が始まる。市議会の皆さまには特にご理解をいただきたい。
【荒木田俊一議員(市民クラブ)】
Q.新角館庁舎建築の工程はどうなっているか。冬期間もコンクリート工事が行われるが、寒さ厳しい冬期は避けるべきではないか。地中熱工事と庁舎工事が重なっていないか。
A.新角館庁舎建築は、現在は建物基礎工事の段階で、12月半ばからコンクリート打設が始まる。来年度に入り、5月末まで屋根・防水工事を終える。以降は建物内部工事を行い10月末の完成を見込んでいる。冬期のコンクリート工事は、品質に影響が出ないよう温度管理をすることが可能とのこと。また地中熱工事は確かに本体の庁舎工事と重なる部分がある。どちらにも支障の出ないよう工程管理を徹底するよう担当から指示を出している。
【高久昭二議員】
Q.消費税増税で厳しさを増す市民生活、また少子高齢化、人口減少の中で、市長は先月に台湾を訪問しているが、その意義と費用対効果、市長が行かなければいけない理由は何か。A.インバウンド対策が市の観光に不可欠なことは間違いない。その外国人の中でも台湾からのお客さまが最も多く、この流れを拡大する必要がある。今回の訪問は飛行機・ホテルも含めて3泊4日で18万円。議長など一行5名の総額で約91万円、費用対効果は極めて大きいと受け止める。自治体の代表者が赴く理由は即決ができるから。これを持ち帰ったり、起案したりしていてはダメで、県のトップセールスはこのスピード感が売りだ。
※写真は台湾のブロガーUmieさんが仙北市を紹介したブログからhttps://authentic-visit.jp/umie
2019年9月10日火曜日
原田環境大臣と田沢湖畔で
原田義昭・環境大臣と田沢湖畔で。先日、豊かな海づくり大会でご来県の際、田沢湖を訪問いただきました。この後、陛下ご出席のレセプション会場(秋田市)でも、田沢湖再生の話題で…。
原田大臣は、じっくりとお話しを聞いてくれました。田沢湖再生については、それが玉川温泉の強酸性泉に由来する問題と言うこともご存じでした。「環境省ができることは何か、皆で知恵を絞り検討してみましょう」と。同省担当官にも同様の指示を出されていました。
その翌日、秋田魁新聞に嬉しい記事を見つけました。天皇陛下が、レセプション会場に展示していた絵画・習字コンクールの優秀作品を鑑賞し、「田沢湖はきれいな所ですね」と、描いた子どもに話しかけたそうです。お人柄が伝わるエピソードです。
さて15日は田沢湖マラソン。また多くの皆さまをお迎えします。
2019年9月9日月曜日
「四季島(しきしま)」のお客さま
角館のお祭りに、JR東日本の新・豪華寝台列車「四季島(しきしま)」のお客さまをお迎えしました。お祭りの感想を伺うと、「美しくて躍動的」「興奮が今も消えない」と…。
四季島は全国から乗車希望者が殺到し、5倍の倍率だったと聞きました。全乗客数は40人足らずですが、ほぼ同数に近いJRスタッフが乗り込んでいるんだとか。私は角館のお祭りをご覧いただいた方々を、JR大曲駅で老松・大仙市長や佐々木・商工会議所会頭、木村・JR秋田支社長、奈良・JR大曲駅長などとお見送りする役割でした(軌道幅の関係で四季島は角館駅まで進めません)。構内には特別ホームが開設され、四季島に乗り込む直前、多くの皆さまから先ほどの感想をいただきました。嬉しかったです。この後も良い旅を。
さらに多くの方々に、角館のお祭りを見て欲しいと思います。そしてお祭りは今晩がクライマックスです。
※四季島全景はJR東日本のHPから。
※お祭りの写真は大村市の酒井辰郎さんから。
角館のお祭りと大村市姉妹都市40周年
角館のお祭りが山場を迎えました。ユネスコ無形文化遺産に登録の曳山行事です。美しい角館の町並み、しなやかな秋田おばこの踊り、しっとり、時に軽快なおやま囃子、優美で勇壮な曳山巡航。そして同時開催の長崎県大村市姉妹都市40周年事業…。
7日・8日ともに天候に恵まれ、熱中症を心配するほど気温が上がりました。皆さま体調管理には十分にご注意ください(私は一昨日、熱中症でした)。そして今日9日が最終日。各曳山が自丁(町)内に元気に帰れますように…。ところで佐竹北家御上覧は、全国豊かな海づくり大会の日程もあり、21第当主の佐竹敬久氏(秋田県知事)にかわり22第当主の佐竹敬文氏をお迎えして催行できました。ありがとうございました。
この角館のお祭りにあわせ、長崎県大村市と仙北市(旧角館町時代から)の姉妹都市40周年記念事業を開催しました。大村市からは園田裕史市長、伊川京子議長、遠藤雅己教育長、吾往会から川添勝征副会長、姉妹都市親善協会から中村人久会長など、80名に及ぶ皆さまの参加です。仙北市側も戊辰会の鈴木和雄会長のお声かけもあり、総勢で170名の記念事業になりました。角館交流センターでの式典で、私は「150年前に大村藩の皆さまが命がけて町を守ってくれた史実があって、今の角館、今の仙北市があります。さらに将来に希望をは馳せて、未来を拓くパートナーとしてお付き合いください」とお話ししました。花葉館での交流会は、野外パーティを演出し、カツルミさんの歌、スイングチェリーズの演奏など素晴らしい時間でした。
2019年9月6日金曜日
話会(WAKAI)第3夜は林弘樹さん
話会(WAKAI)~第3夜~を開催。ゲストは映画監督の林弘樹さん(さいたま市)です。ベネツィア大学で映画や日本文化を教え、家族と過ごした日々から見えたイタリアの魅力とは…。
「イタリアは衣類や食べ物、車など、ブランドを主張している国で、国民には経済以上に文化芸術が生活の必需品です。役所もお昼で仕事を終えて、それぞれの生活を楽しんでいます。家族との時間をとても大切にする日常があります。友人関係を築くと本当に良くしてくれるんです。人と人の関係性、これが生活の基本だと感じました。平均収入は日本の半分ぐらいかと思いますが、関係性がしっかりあればお金が不要になることを何回も経験しました」と。街も綺麗でイベントもたくさん、でも自治会とかはなくて、ほとんどボランティアで行われるんだとか。人生を楽しみながら時を重ねる、そんな国がイタリアだと…。う~ん、魅力的です。
さて林さん、今日は田沢湖畔のレストランORAEで、監督作品「ふるさとがえり」の上映会に登場します。素晴らしい作品です。
●日 時 9月6日(金)13時30分開場
●場 所 湖畔の杜レストランORAE
●内 容 「ふるさとがえり」の上映
林さんのトークショー、他
※主催「映画で人、こと繋がる」実行委員会
※入場は無料ですが先行予約制です。まだ数席あるお話しでしたのでご確認の上ご来場ください。℡0187-58-0608
2019年9月4日水曜日
カレーの食べ歩き②「思い出の花巻編」
さあ、そろそろお昼にしましょう。いま頭の中に浮かんでいるのは花巻市内のカレー屋さん2店。1店はスープカレーハウスしっぽ、もう1店はカレーバーダイヤモンドヘッドです。花巻は賢治に会って、温泉つかって、美味しいカレー…。
しっぽは矢巾店もあります。家から近いので何度もお伺いしています。花巻本店も矢巾店も、どちらも間違いなく美味しいです。大好きな一品はグリルドチキンカレーで、チキンのパリパリ感とスパイシーなスープカレーのマリアージュがたまりません。でもご注意ください、このカレーは数量限定です。
続いてはカレーバーダイヤモンドヘッド。と言うか、カレーだJと言うか。そうです、○○イベント開場で出会ったキッチンカーの、あのカレーだJです。ウワサではオーナーのジローさん(写真)は下北沢でカレーデビューし、激戦に疲れて花巻にたどり着いたとか…。そんな悲壮感など全く感じない賑やかなお店、そしてカレーはスパイシーでパワフル!。
忙しいとき、挫けそうになったとき、カレーを食べて元気を出して!。
2019年9月3日火曜日
9月議会が始まりました
9月議会が始まりました。会期は27日までの25日間。今日は会期の決定や諸般の報告、議案の上程(報告1件、条例7件、予算3件、決算認定14件、その他3件、諮問3件の31件)と説明を行いました。
私の議員説明を通じ、市民の皆さまにお伝えした市政報告は次の通り。
①昨年度の一般会計決算は約7億8千万円の黒字。
②今回の補正額は約8億円。内容はふるさと納税事業と基金積み立て、子育て関係経費生活保護関係経費、道路補修と冬季交通の確保経費など。
③総合教育会議を開催し、生保内小学校の長寿命化を再検討。
④市債権管理適正検討委員会を設置し債権管理条例の検討を始めた。
⑤市税の収納率は概ね向上。
⑥台湾トップセールスで経済交流の道筋を探った。
⑦少子化と高齢化が更に進むことを考えると、政策の大規模な方向転換が必要。総合戦略の改定はこれを方針として今年度は準備期間と位置づけた。
⑧東風平蒔人さんが地域おこし協力隊員として着任。
⑨ふるさと納税が好調。目標額を2億円から4億円に倍増する。
⑩防災の集い、防災フェアともに市民や関係団体のご協力で開催できた。
⑪2ヶ月たらずの間に火災が4件発生している。十分な注意を。
⑫山岳遭難は3件発生し、お1人が亡くなっている。ご冥福をお祈りする。
⑬市防犯協会角館支部が東北地区で優良防犯団体表彰を受賞。
⑭お2人について、障がい者自立支援医療制度の自己負担上限額の認定に誤りがあった。誠に申し訳ない事案だ。お詫び申し上げ差額のご負担をご理解いただいた。
⑮プレミアム付き商品券の対象者は6,650人。現在皆さまから申請を受付中。10月1日~翌年3月末日まで活用できる。
⑯西木地区の幼保連携認定こども園の法人委譲で、現市社会福祉協議会の全ての職員がはなさき仙北の任用試験を受験し、全員合格した。
⑰10月1日から幼児教育・保育の無料化(条件付)を実施する。国で副食費及び行事費を保護者負担としたが、これも市が負担する。
⑱にしき園の経営の方針付けを協議するにしき園運営検討委員会を設置する。
⑲国保会計の広域化や収納推進課の努力、特別交付金の増額などで基金が安定した。国保税の税率引き下げを検討する。
⑳相模鉄道との協議が整わないことから、沿線での山の楽市を休止する。今年は都内町田市で山の楽市in町田(仮称)を開催する準備を進めている。
㉑前田製管株式会社角館工場が、県の誘致認定企業として50年を迎えた。明日永年立地企業表彰を受賞する。
㉒黄敏さんが国際交流員として着任した。
㉓秋田県の今年産米は102の「やや良」。今後も管理や病害虫防除に努める。
㉔第97回秋田県畜産共進会で、小原洋一さん(田沢湖小松)のかなこ号が農林水産大臣賞及び秋田県知事賞を受賞した。本当に嬉しい。
また教育行政報告では、熊谷徹教育長が生保内中学校で職員が亡くなったことについて、その後の様々な取組みを報告しました。重ねてご冥福をお祈りします。
2019年9月2日月曜日
昨日と今日と明日
辛かったり難しかったりの毎日ですが、子ども達から笑顔をもらったり、大切な人と盃を交わしたり、若い職員を迎えたり…。そんな昨日と今日に恵まれました。明日からは市議会9月定例会がスタートします。
昨日は、初めての桧木内小学校・中学校合同運動会でした。私は玉川温泉で所用があって欠席しましたが、地域も加わった3者運動会は大変な盛り上がりだったそうです。素晴らしい取組みです。田沢湖畔では、台北駐日経済文化代表処の蔡副代表をお迎えし、国際交流協会主催の歓迎会に参加しました。本当に楽しい一時でした。今朝は、若い東風平蒔人さんと黄敏さんに辞令を交付しました。東風平さんは新たな地域おこし協力隊員で沖縄県那覇市の出身。国際教養大学グローバルスタディ課程を先月に卒業した若者です。黄敏さんは初めて採用した国際交流員です。台湾桃園市出身で台湾芸術大学映画学科を6月に卒業しました。二人とも高い語学力の持ち主で、任期を終えても仙北市で暮らしたい張り切っています。皆さんも応援をお願いします。
お昼に生保内小学校を訪問しました。子ども達から声をかけてもらい元気になれました。学校の畑でとったエダマメはどうするの?。また午後には西木Jr.B.Cの皆さんが、読売全県さわやか選抜野球大会の優勝報告に来てくれました。藤村壮汰キャプテン(西明寺小6年)、菅原颯空副キャプテン(桧木内小6年)が爽やか。北東北大会(大館樹海ドーム:9月7~8日)も頑張れ!。みんな頑張れ!。
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