2019年9月20日金曜日

特区の明日「未来カーナビ」



 近未来のある日…。仙北市は特区を活用して様々な研究が進んでいます。ある民間企業は未来カーナビの開発に取り組んでいて、その目玉は「トラブル回避ルート選択機能」。既に市民モニタリングも始まっています。モニターさんの感想では…。


1.モニターさんAの報告
 いやあ、このカーナビを疑ったらいけません。先日も妻が行きたがっていた秋田市のレストランに車を走らせていると、「警告!警告トラブルが迫っています」との音声ガイダンスが流れて、全く別のレストランに行くよう指示が出たんです。妻はこれを聞いて、「口うるさいナビね」と文句タラタラでした。ですから私もナビの指示を無視して予定のレストランに直行ですよ。だって目的はテレビCMで流れていた生ガキフェアですから。しかも予約していたし。でもね、最初は良かったんですが、妻は食事後半から激烈な腹痛に見舞われましてね。あたったか体調が悪かったか…。救急車で市立病院に担ぎ込まれました。どんな仕掛けになっているんですかね、このカーナビ。AIってやつですかね。



2.モニターさんBの報告
 あの日は、子どもを乗せて大曲イオンで映画を観ようと。で、あと5分も直進すれば着きそうなバイパスを走っていて、急にカーナビから「警告!警告!トラブルが迫っています」の音声ガイダンスが流れたんです。そして遠回りの新ルートへ迂回するよう指示が出ました。上映時間も迫っていましたが、カーナビの言うことを信じて迂回ルートに入りました。おかげで何ごともなくイオンに到着できました。駐車場で車から降りると、救急車両のサイレンがバンバン聞こえて…。まさに直進で通過しようとしたバイパスで、タンクローリー車の爆発事件が発生していたんです。大惨事に巻き込まれるところでした。このカーナビ、すごいっすよ。



 ぞくぞくとモニターさんから感想が寄せられているそうです。また機会があればお知らせします、…みたいな日が来るかも知れません(上記内容はもちろんfictionです)。
※特区は昨日までの課題が、今日は解決できる可能性を秘めた挑戦的な制度です。しかし民間の皆さんの参入がなければ、仙北市は免許証を持っているだけのペーパードライバーに過ぎません。使って初めて明日の地域再生が見えてくると…。

 企業の皆さんとの協働活動提案、お待ちしています。

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