2019年3月29日金曜日

田沢湖・角館観光協会がDMO候補法人に


 観光庁は本日夕方、第5次日本版DMO候補法人の登録団体名を発表。昨年12月に申請していた(一社)田沢湖・角館観光協会が登録決定となりました。

 日本版DMOは、「観光地を経営する」視点でまちづくりを進める舵取り役です。多様な関係者が参加して戦略を策定し、マーケティングやマネジメントなどを行い、その戦略を着実に実施するために調整機能も発揮します。
 (一社)田沢湖・角館観光協会のDMO事業計画は、特にインバウンド対策では観光情報の多言語化、海外でのデジタルプロモーション、2次交通の整備、キャッシュレス決済化、外国人材の活用などを行います。国内外観光環境の改善がスピードアップすることは間違いありません。

 仙北市の素材の磨き上げが、ますます進みます。観光協会の皆さんありがとうございます。本格的なDMOの動きに大きな期待を寄せられています。

2019年3月28日木曜日

給食センターは未来づくりの拠点



 本日午前、総合給食センター新築工事の安全祈願祭でした。場所は仙北市西木町の西木工業団地内です。市内12小・中学校と大曲支援校せんぼく校の児童・生徒・教職員に、1日約2千食を提供します。


 これまで運用してきた各地区(田沢湖・角館・西木)給食センターに代わり、2020年4月からの運用を予定しています。新センターはできる限りシンプルな構造とし、ゾーニングを明確にした汚染防止・衛生環境の向上対策や、作業ストレスの軽減を目指しました。また食物アレルギーの子どもが多くなっていることから、アレルギー対応の調理室も完備します。これまで週4日が米飯、1日がパンや麺でしたが、その米飯も西木地区のみが自己炊飯で、田沢湖・角館は施設の不具合もあって、他市で炊飯したご飯を運び込んでいました。新センターが完成すれば、全市の子ども達に炊きたての温かいご飯を食べさせられます。


 構造は鉄骨造2階建て、延床面積は約1千9百㎡、工事費は本体が約9億円、厨房設備が約3億5千万円です。大きな事業ですが、新センターは子ども達の未来づくりの拠点です。さらに美味しい給食をたくさん食べて、元気に大きく成長して欲しいと思います。

2019年3月27日水曜日

JR東日本と仙北市がタッグを組んで



 JR東日本秋田支社と仙北市は、市内の滞在型観光を推進する「観光まちづくり事業」に取り組みます。市民を交えた3者で互いに協力し合い、キャンペーン事業や新商品の販売、古民家ホテルの運営も予定しています。


 昨年から始まった「五感楽農事業」は、秋田新幹線でお越しのお客さまを農家でお迎えし、農作業や収穫食材を食べる会、田舎暮らし塾などを行ってきました。行く行くは移住・定住にも繋げたいツアーです。これが人気で、市は31年度に専用農場を確保することにしました。また来年度には、首都圏などで行うキャンペーン事業の強化、市内で古民家ホテルの運営も予定しています。


 この取り組みの大きな特徴は、仙北市民の皆さんとJRと市の3者が連携して事業を進めようという姿勢です。市民と企業と市の連携は、まちづくりの基本になるカタチだと思います。

2019年3月25日月曜日

東ティモールからのお客さま



 外務省のJENESYS2018(対日理解促進交流プログラム)で来日した、東ティモール民主共和国の学生さん18人です。昨日まで市内の4農家に滞在し、偶然に降った雪に大喜びでした。


 ここ3年連続でプログラムを引き受けています。外務省の担当者によると、「日本文化を学ぶ場所として、また安心してゲストをお預けできるノウハウの蓄積度から言って、仙北市の農家民宿の評価は非常に高い。毎回お願いして恐縮している」とのこと。一方で農家の皆さんは、「特別な対応もなく、楽しみながらお迎えしている」と力みがありません。ますますスゴイと思うんです…。


 東ティモールは2002年に誕生した新しい国です。仙北市は2005年の誕生です。新しい国づくり・まちづくりにお互い頑張ろうね!。

2019年3月23日土曜日

市議会が閉会して



 昨日に仙北市議会が閉会し、今日は市役所でふり返りと事後作業です。市議会は予算案や企業誘致関係議案を可決しましたが、私や副市長、教育長の月額報酬を削減する提案は賛成少数で否決しました。


 市長ほか特別職の報酬削減は、私が市長に着任した当初から実施してきたことです。でも昨年、議会がこれを否決しました。理由は「報酬審議会の検討がない」「適正な月額報酬の在り方を議論すること」などでした。そこで、これらを整え昨年に続いて再度の提案でした。市内の経済情勢が好転した実感もなく、また市財政の健全化に向け、少しでも市民に活用いただく政策の財源になれば…、そんな思いでした。しかし議会は、「報酬は削減することなく、市政発展に向け不断の努力をすること」と言うもの。議会判断は絶対です。私は愚直に職務に取り組むのみです。


《以下は提案した減額案》
・市 長 月額170,000円の削減
・副市長 〃83,000円の削減
・教育長 〃47,000円の削減


2019年3月21日木曜日

仙北市でドローンの国際映像コンテスト


 昨年に続き、仙北インターナショナル・ドローンフィルムフェスティバル。主催は株式会社秋田ケーブルテレビ(CNA)です。国内99作品、海外17作品の合計116作品中、最高賞のCNA Awardに輝いたのは…。

 あきた芸術村はドローンのエンターテイメントでいっぱいでした。実機の展示やドローンレース、富田直美さんの基調講演、そしてフィルムフェスティバル…。富田さんはラジコン界の神様的存在で、長崎ハウステンボスの最高技術責任者も勤める方。300機のドローンライトショーは余りに有名です。その富田さんが、「ドローンは道具。この道具を使って、人を幸せにすることが大切です」と話しました。同感です。

 さて最高賞のCNA Awardには、伊藤広大さん(北海道)の「THE SNOWFIELD: A JOURNEY INTO THE WILD」が輝きました。素晴らしい作品でした。
※この様子は秋田ケーブルテレビで生放送され、YouTubeでも放映されました。改めて秋田ケーブルテレビに感謝を申し上げます。

とにかく行動です


 変身力研究会のフォーラムに参加。テーマは「秋田の人口減少を考える」です。たくさんの気付きをいただきました。ありがとうございました。さらに、懇談会で日銀の吉濱久悦・秋田支店長が、「もう、考えている余裕はありませんよ」と…。

 このフォーラムは、秋田人変身力会議(荒谷紘毅・会長)の主催です。仙北市も第7回で表彰をいただきました。そんなご縁でその後も何度か参加しています。特に今回は重要なテーマでした。フォーラム冒頭であった山崎宗雄さん(元朝日放送シニアプロデューサー)のプレゼンは、重要なメッセージだったと思います。「秋田は発信力が弱いと言うけれど、実は受信力が低いから」、「今の秋田の人口減少は、まるで高速道路を軽自動車で走って、ガソリンゲージが見る見る落ちていくかのよう」、「秋田市は人口流出のダムになれているか」、「地方で学び、地方で働く人材の循環をつくる必要がある」、「選挙が無投票になれば、危機が他人事になってしまいそう」…。どの発言もハッとします。

 あれこれ考えてばかりでは、何も変われませんから。とにかく行動です。

2019年3月19日火曜日

寄港をお待ちします


 米国ロサンジェルスの客船会社「クリスタル・クルーズ社」から、副社長のクラウディウス・ドセカルさんをお迎えしました。国内各地で寄港地を検討していて、秋田港も有力候補なんだそうです。

 クラウディウスさんは、とても気さくな方でした。まるで初めて会った気がしません。それで甘えて質問すると、寄港地を決定する条件が幾つかあって、周辺の町の魅力度は重要な要素なんだそうです。もちろん仙北市が素晴らしい文化に恵まれていることをお伝えしました。クラウディウスさんは、桜まつりやユネスコ登録の曳山行事、武家屋敷に強い興味を示してくれました。おそるおそる…、「秋田港へ寄港したら、ぜひお客さまをお迎えしたいですね」とお話しすると、「もちろんです」とガッツポーズで答えてくれました。

 クラウディウスさん、またお会いしましょうね。奥様によろしく!。

2019年3月18日月曜日

カラ吹き源泉事故から4年



 4年前の今日、カラ吹き源泉事故が起こりました。坂本榮さん、羽根川次吉さん、市職員の柴田政文さんのご冥福を心よりお祈りします。昨日はご遺族の皆さまにも参加をいただき、慰霊の集いを開催しました。


 平成27年3月18日、源泉から温泉を送る配管の点検作業中、硫化水素ガスの吸引で3人は尊い命を失いました。思い起こすだけで身体が震えます。あまりに悲しい事故でした。その後、市は作業の安全対策に懸命に取り組み、ご遺族の皆さまからのご協力もあり、今日を迎えています。改めてご遺族様のご厚情に感謝を申し上げます。


 私は慰霊の集いで、「絶対に事故を風化させない、二度とこのような事故で市民の命を失わない、日常名が安全な仙北市となることが、亡くなった皆さまに報いる唯一の術と心に刻み、職務にあたることを誓います」と述べました。どうかお見守りください。

2019年3月14日木曜日

タイで仙北市エピソード①②が大好評



 タイの人気テレビ番組『SUGOI JAPAN』で、2月と3月の2週にわたって放映された仙北市エピソード①②が大好評です。ユーチューブでは既に30万アクセスを超えました。


 『SUGOI JAPAN』は、タイ在住の日本人俳優、佐野ひろさんがMCをつとめるタイ国内全国放送のテレビ番組。1月に仙北市内で取材が行われました。実は1本の予定で収録が始まりましたが、スポンサー(イオングループなど)のご協力もあって、2本(2週)にわたる特集番組になりました。農家民宿かまどでの滞在体験、料理や着付け、温泉やスノーモービル試乗など盛りだくさんです。皆さんも下記でご覧ください。


〇SUGOI JAPAN《仙北市エピソード①》https://youtu.be/rhDruRikcYQ
〇SUGOI JAPAN《仙北市エピソード②》https://m.youtube.com/watch?v=FSJSajjOWKY

2019年3月13日水曜日

(株)バスクリンと仙北市が包括連携協定



 (株)バスクリンと仙北市は、市民の健康寿命の延伸やスポーツ振興、温泉や入浴の研究に共同で取り組むことを目的に、先ほど包括連携協定を締結しました。


 仙北市がバスクリンとのご縁をいただいたのは、今から20年前、乳頭温泉組合とバスクリンの共同企画「日本の名湯~乳頭~」の開発がきっかけです。以降、平成21年からは湯めぐり号(温泉巡回バス)の運営支援、平成25年からは同社の古賀和則社長に仙北市観光大使をお引き受けいただき、さらに、田沢湖マラソンやワールドカップスキー大会への協賛依頼など、これまでも本当にお世話になってきました。ここ数年、仙北市が取り組むヘルスケア産業のサポートもいただき、関係はどんどん強まって今回の包括連携協定です。今後は、市民の健康維持と健康寿命の延伸事業、温泉や入浴の科学的な共同研究、スポーツイベントの開催、地方創生などで連携が深化します。


 本当にありがとうございます。どうかよろしくお願いします。
※写真は右から青柳市議会議長、古賀社長、私。

2019年3月12日火曜日

人生なんて思い描いた通りにならなくて…



 私の周囲にも、ガンを切除した人、ガンと共生している人、病気やケガで入院している人…、たくさんいます。皆さん生きることに一生懸命で、弱音や泣き言はありません。教えられることばかりです。


 そんなタイミングで、樹木希林さんの著書「一切なりゆき」を手にしました。書店には最近出版された「樹木希林120の遺言」もありましたが、こちらはハードカバーだったので(何となく遠慮しました)。で、「一切なりゆき」を読むと、いくつも共感できる言葉に出会えます。「人生なんて自分の思い描いた通りにならなくて当たり前」の言葉には大いに励まされます。また、「人は死ぬことを実感できればしっかり生きられる」は、大病をした人との会話で感じた心持ちです。


 「人間でも1回ダメになった人が好き」も、樹木さんらしい言葉で大好きです。他人に叩かれた人ほど…、ですから。
※「あん」は大好きな映画です。

2019年3月11日月曜日

8年の時間



 東日本大震災の発災、東京電力福島第一原子力発電所の事故から、今日で8年が経過します。亡くなった皆さまに心から哀悼の意を表します。そして、被害に遭われた皆さまとまちの復興に向け、改めて思いを巡らせています。


 平成23年3月11日、時間は午後2時46分ごろでした。東北沖でマグニチュード9.0の大地震が発生し、東北や関東の太平洋沿岸に高さ10mを超える津波が押し寄せました。死亡が確認された方々は1万5,897人、行方不明者は2,533人です。そして、依然として全国で5万人以上が避難生活を続けています。
 仙北市では、発災直後から被災者の受け入れ、被災地支援(現地連絡所の開設、ボランティア派遣、職員長期派遣)、災害発生ゴミの処理など、多くの対応を行いました。今でも被災地の皆さまとの交流は続きます。仙北市民は、いつも皆さまの安否を気にかけています。被災したまちから、必ず毎年訪ねてくれる方もいます。そして私たちは逆に元気をいただきます。あれから毎年、そんな時間を過ごしています。



 私たちができること、まだまだあります。
※一斉サイレンで、職員や議員、来庁者などが黙祷。


2019年3月9日土曜日

挑戦は始まったばかり



 仙北市立神代中学校(小林高太朗校長)の卒業式に参列。38人がそれぞれの未来に向かって学舎を旅立ちました。頑張れ!。君たちの挑戦は始まったばかりです。


 私は祝辞で「夢や友情や信頼など、大切なものは目に見えません。自身が幸せになりたかったら、周囲の他人を幸せにするしかありません。ゆっくりと階段を上ってください」と、お話ししました。子ども達が卒業証書を手にし、真っ直ぐ前を見て体育館を後にする姿を見ていたら、何だか自分も視界が開けたような気がしてきました。


 新角館庁舎建設事業の入札不調、市財政や病院事業の財務改善、市民と協働のまちづくり…。困難な課題は山積みですが、子ども達に誇れる仕事をしないと!。

2019年3月8日金曜日

仙北市議会一般質問②



 市議会一般質問の2日目。登壇者は前日と同様の4人です。平岡裕子議員、阿部則比古議員、門脇晃幸議員(蒼生会)、髙橋豪議員(〃)です。各議員の特徴的な質問、それに対する答弁要旨をお伝えします。

【平岡裕子議員】
Q.30年度から健康ポイント事業を始めたが、スタート時点では保健課の事業が中心だった。2年目はどのような取り組みになるのか。
A.当初は行政主催の健康増進事業と介護予防事業に限定したポイント事業だった。しかし例えば公民館で行う「いのちの貯蓄体操」や「太極拳」、その他さまざまな健康増進活動が行われている。そこで、これまでの「参加型事業」に加え、来年度は公民館事業などを「努力型事業」と位置づけ、健康ポイント事業を拡大する。


【阿部則比古議員】
Q.以前から、ウィスキー樽用材の楢(ミズナラ)を市内で調達し、新しい産業にできないかと提案してきた。市民に協力を呼びかけ、ミズナラを〝指名手配〟してはどうか。
A.私も、「市内のミズナラ材を使用したウィスキー樽製造」に着目している。議員の提案で昨年11月から対応が始まった。先ず、県産ウィスキー製造を手がける(株)ドリームリンク社と市内での用材調査を行った。この時点で使えるミズナラ材は見つけられなかった。今後は入山の市民にも応援をお願いし、森林管理署や財産区とも連携したいと思う。


【門脇晃幸議員(蒼生会)】
Q.仙北市を走るV字型の動脈路線(国道46号と105号)に、田沢湖の北部を通る幹線道路を整備すれば、物流・観光・生活の安心安全などがさらに増す。どうか。
A全地区を結ぶ幹線が整備され、トライアングル・ネットワークが構築できれば、地域の活性化に大きく寄与するイメージは共有できる。いま国道46号も105号も線形改良事業が行われている。これが完成すれば残るのは田沢湖~西木の間だ。田沢湖畔の北側を走る県道(田沢湖・西木線)の幹線道路改良が現実的だ。この方向付けで県に要望する。


【髙橋豪議員(〃)】
Q.(答弁は教育長)生涯スポーツへの取り組みと、総合型地域スポーツクラブの活性化について、その財政的課題をどのように捉えているか、どのような方策で課題解決に望むか。
A.財政的に運営上の課題は山積みで、全国的な課題となっている。教育委員会では、クラブ会員がしっかり活動できるよう、協力・支援したいと考えている。市の策定目標に拘らず、健康づくりや体力づくりを支援する。場所の提供などはできるが、totoの考え方で、自立をするための補助だ出ている。市からの費用応援がこの制度的に矛盾して難しい。

※写真は市内の総合型地域スポーツクラブ活動から

2019年3月7日木曜日

仙北市議会一般質問①



 昨日から市議会は本会議一般質問。初日は黒沢龍己議員(蒼生会)、田口寿宜議員(〃)、小木田隆議員、熊谷一夫議員の4人が質問を行いました。それぞれの議員の特徴的な質問、私の答弁要旨をお伝えします。


【黒沢龍己議員(蒼生会)】
Q.市内全域に組織された9つの地域運営体は、地域にとって有り難い存在に成長したが、運営体補助金は、市の別の補助金や県の補助金と重複した使い方にはなっていないか。
A.運営体補助金は、これまで何度も交付要綱を見直ししながら、運営体が行いたいと考えた事業のうち、ハード事業については行政が担うことが適切と考え、ソフト事業を中心に計画実施いただいている。その中で、例えば備品購入などは、市農林部との重複があるかも知れない。地域運営体の事業は地域にとって有益かどうかの判断が優先される。



【田口寿宜議員(〃)】
Q.市の病院事業が大変厳しい状況にあり、市長は「次年度を抜本的な病院事業会計の改革元年」としたが、その意気込みは。
A.資金不足比率が30年度決算で20%を超えないよう、議会には3億円を超える補正予算をお願いした。しかし実質的に超える超えないを問わず、20%を超えた心持ちで、待ったなしの水際で対応を強化する。私の思い描く病院は、市民の傍らに寄り添って、いつでも市民を守れる病院だ。内部改革を進藤病院事業管理者と一緒に最大努力する。



【小木田隆議員】
Q.最近は、クマの他にもイノシシやニホンジカの目撃情報が多く、危険性が増してきた。しかしハンターは少ない。市職員に狩猟免許を取得させて人手不足解消を図れないか。
A.確かに目撃情報が多い。来年度からイノシシ・ニホンジカを含めた鳥獣被害防止計画を策定する。市職員は市業務の人手不足もあり厳しい。猟友会会員(鳥獣被害対策実施隊)の地域偏在も安全安心を偏ったものにしている。田沢湖33人、角館16人、西木48人の現状だが、まずこの地域の壁を乗り越える相談を、猟友会の皆さんにしたいと思う。



【熊谷一夫議員】
Q.平成31年度の当初予算を見て、財政運営が非常に厳しいことを心配している。その中で、人口減少対策と出生数の改善に向けた取り組みは。
A.平成31年度の新規事業で言うと、教育・保育アドバイザーのの配置、また乳幼児からの対象とした健康格差解消事業、移住支援事業費補助金の新設などがある。しかし、これで十分だとはもちろん思わない。一方で、この人口減少が当面続くという統計予測に対応し、縮小する地域でも幸福感の高い社会の在り方を模索する考えも必要ではないか。
※写真は地域運営体の各故配布広報紙


2019年3月5日火曜日

今年の田沢湖マラソンは+1H



 9月15日に開催予定の第34回田沢湖マラソン。これまで多くのランナーから要望があったフルマラソンの制限時間を、1時間延長して6時間とします。さあ、完走目指してご準備ください。


 田沢湖マラソンは、ペアマラソン(3㎞)、10㎞マラソン、20㎞マラソン、フルマラソンと(42.195㎞)と複数種目を用意し、さまざまな皆さんに走る楽しみを提供してきました。田沢湖畔を駆け抜ける爽快感、市民ボランティアやゲストランナーとの交流など、東北を代表する一大マラソン大会です。ただ、フルマラソンはコース上の特性もあって、多くのランナーから制限時間の延長を望む声が…。そこで、先の実行委員会で協議の結果、制限時間を5時間から6時間に延長することを決定しました。


 より多くの皆さんが参加しやすい、そして達成感の高い大会になるよう、これからも改善を進めます。お申し込みは後になりますが、先ず皆さん走り始めてください。

2019年3月4日月曜日

今年は特別な角館の桜まつりです


 角館の桜まつり(4月20日~)まで、あと1ヶ月少しです。今年は例年に増して桧木内川堤を歩く方が多くなると考えています。あの美しいソメイヨシノは、天皇陛下のご誕生を記念して植えられた桜ですから…。

 桧木内堤の桜は、1934年に陛下誕生をお祝いして植樹が始まりました。全長2キロの桜のトンネルは、1975年に国の名勝指定を受けています。ちなみに、すぐ横の武家屋敷通りのシダレザクラは、162本が国の天然記念物に指定されています。仙北市角館は国内でも屈指のの桜の名所で、毎年100万人以上の皆さんが訪ねてくれます。昨年始まったライトアップ事業は、皆さんに好評をいただき距離を倍増する計画です。どうぞ夜桜の角館をお楽しみください。

 現天皇のご退位、そして新天皇のご即位にあわせ、美しい桜が春を告げます。10連休で旅行を計画の皆さん、特別な思いで桧木内堤を歩こうと思っている皆さん、多くの方々のご来市をお待ちします。

2019年3月2日土曜日

田沢湖畔でホワイトリボンラン2019



 ホワイトリボンは、世界中の妊産婦の命と健康を守るシンボルです。仙北市はSDGs未来都市として、初めてチャリティファンランに参加しました。市内はもちろん、大仙市からもたくさんの皆さんが参加してくれました。


 主催はJOICFP(ジョイセフ)。東北では仙台市と仙北市のみの開催です。国際女性デー(3月8日)に先駆け、公式Tシャツを着て湖畔を走りました。コースは共栄パレスからハートハーブまでの1.7㎞。「まあ、それくらいだったら楽勝」と思ったのが身の程知らずで…。タバコをやめて食欲に任せた日常、仕事を言い訳に重ねた不摂生な暮らし、心から反省しています。


 ホワイトリボンランは、「走ろう。自分のために。誰かのために」がスローガン。先ずは自身のダイエットに挑戦です(走り終わった後、パレスさんが用意してくれた豚汁が美味しかったです~!)。

2019年3月1日金曜日

幸せな未来を手にできますように



 今日の午前、県立角館高等学校の卒業式に参列。全日制204人、定時制14人が学舎を巣立ちました。どうか幸せな未来を手にできますように。


 今年度は定時制70周年記念事業、各種大会での大活躍など、生徒の頑張りが本当に素晴らしい1年度でした。私はそんな皆さんに、「高校生活がどのような意味を持つ時間だったか、私の場合はその後の人生で初めて気付くことが多かったように思います。私の友人は、高校生活はただそこにいるだけで素晴らしいことだと言います。物事の答えは1つではありません。皆さん1人ひとりも違います。その違いがとても大切です。自身を磨いてください。夢を諦めないでください。そして皆さんの人生のステージに、ぜひ仙北市を選んでください。待っています」と、お祝いの言葉を贈りました。


 卒業生を代表し、相馬啓人さん(全日制)、進藤亮希さん(定時制)の2人の答辞には感激しました。ガンバレガンバレ!。