2023年6月30日金曜日

幸せの原石


 ABS秋田放送えび☆ステ「今週のひとこと」は、“あなたの探し物 幸せの原石は あなたの足元です”。皆さん、隣の芝生は青く見えるし、幸せの青い鳥を探して遠くに旅立ちますが…。

 幸せは原石ですから磨かないと輝きません。大切なものは日々の手入れが必要です。さて番組のAmazonおらほの逸品で、今日は鹿角市のユゼ黒砂糖石鹸を紹介しました。70年以上にわたり多くの皆さんに愛された超優良品です。ある友達から、「一時期は有名ブランドの石鹸に乗り換えたけれど、やっぱりユゼ黒砂糖石鹸に戻っちゃった」と言う話を聞いたことがあります。遠くの神様に助けを求めがちですが、実は大切なものは足元にあった…、メーテルリンクも言っています。そんな錯覚はよくある話しです。

 特別ではない日常、普通の日々を丁寧に暮らして、時々に喜びを感じることができたら素敵です。そんな毎日が豊かな人生になるんだと思います。

2023年6月29日木曜日

切ないルール


 強く降った雨のせいかな…。朝、小さな柿の実が幾つも歩道に落ちていました。気になって調べたら、どうやら生理落果と言う現象のようです。今日一日、悲しい気分です。

 6月から7月にかけて、柿の生理落果は普通にあるそうです。花が咲き過ぎ、そのままの結実数を維持すると木が栄養失調になったり、種なし果実では種の保存が叶わないので落果させる、つまり落果は柿の木が自身を守るための防衛手段で行っているものだと…。

 柿の木だって、こんなことしたくないだろうに…。切ないルールです。

2023年6月28日水曜日

たつこ像のお色直し


 自宅車庫をアトリエに改修、たつこ像のお色直しをしています。この夏、彼女は…。

 身長2メートル、体重200キロのたつこ像です。30年前に制作し、これまで各地に出張し田沢湖をピーアールしてきました。ある時は国道105号線沿いに出現して子ども達を驚かせ、ある時はたすきを掛けて交通安全を呼びかけ、ある時はホテルのロビーでお客様をお迎えして…。そんな大活躍を続けた彼女ですが、最近はひび割れや塗装の剥離、土台の破損などで正常な立ち姿が困難な状態になっていました。

 そこで今回、感謝の思いも込めてお色直しに着手しました。少しずつの作業で2、3週間はかかりそう。その後は田沢湖ジェラートの販売スタッフでお目見え予定です。今年は田沢湖畔で5体のたつこ像と会えるレアな夏になります。


2023年6月27日火曜日

キャンプ場にスイーツ店を…


 島澤ゼミ(関東学院大・経済学部)と「観光振興オンライン会議」。今回は市の観光課職員にも同席をいただき、活発な意見交換会になりました。例えばキャンプ場にスイーツ店を…。

 ゼミの皆さんは5チームに分かれ、仙北市の観光振興やまちづくりの手法を調査研究しています。ブランド戦略、情報発信力の強化、夜型観光の推進、お土産品の高付加価値化…、自由な視点からハッとする提案がゴロゴロ飛び出しました。例えばウーバー・タクシーやタイムズ・カー・シェアなど新たな交通手段の導入、キャンプ場にキャンプ専門スイーツ店のオープン(写真はスモアのイメージ)、遊休農地を活用した半農半Xの全市展開、他にも…。

 伝統工芸品とアニメやゲームソフトのコラボ、角館のお祭りや桜まつりでの観覧有料席の販売などなど、アイデアがアイデアを引き寄せて…。次回は7月25日を予定しています。

2023年6月26日月曜日

お花畑でウコンも嬉しそう


 マリーゴールドに囲まれて、ウコンも何だか嬉しそう(写真中央)…。

  ウコンはハウスと路地で比較栽培することにしました。先日、やっと発芽したと思ったらグングン伸びて、葉が展開している株もあります。そんな早熟種芋はこの2〜3日で露地植えして、遅出株のハウス定植は来週の作業になりそう。それにしても…、マリーゴールドのお花畑へウコンを混植するなんて、我ながらグットアイディアでした。だってマリーさん、コンパニオン・プランツなのですから…。

 え?、マリーさんはモグラとは戦わないの?。

2023年6月25日日曜日

恋人の新キャラ登場


 昨年、トライアル販売でご好評をいただいた田沢湖ジェラート。今年は7月8日(土)〜9日(日)のTAZAWAKO BLUE WEEK`23で再登場です。しかも恋人・太郎の新キャラが…。

 田沢湖ブルーを天然青系色素(蝶豆から抽出)で再現した田沢湖ジェラートは、人気店・松ぼっくり(雫石町)と共同開発したミルクベースの逸品です。龍神たつこをモチーフに焼いたクッキースプーンが大変な話題となりました。さらに今年は…、たつこの恋人で八郎湖の龍神・八郎太郎がクッキースプーンでデビューします。彼のジェラートは、真冬の八郎湖を思わせる真っ白なヨーグルトテイスト(予定)。ご縁結び・恋愛成就のパワースポットで海外からのお客さまも多い田沢湖。愛を育む伝説のジェラートをこの機会に是非ご賞味ください。

 TAZAWAKO BLUE WEEK`23は自然を守り自然と遊ぶ体験イベント。会場は田沢湖キャンプ場です。アクティビティメニューや出店情報など、詳しくはhttps://www.instagram.com/akita_outdoor_base/でご確認ください。

2023年6月24日土曜日

稲の多年草化栽培


 市民活動あきたと友部コモンズ(茨城県)の第1回web会議。まちづくりや環境再生で興味深い意見交換になりました。中でも稲の多年草化栽培に心が揺さぶられて…。

 小さい頃から抱いた疑問でした。秋の稲刈り後、田んぼに残った稲株から青い葉が芽吹いて…、このまま大きく育てたら、また米が稔るんじゃないかと思っていました。今日の会議で既にそんな農法が研究されていることを知りました。簡単に説明すると、今年の米づくりが終わった後、耕起は行わないで稲株をそのまま残し、冬の間は水を張り、田んぼを生き物の循環場所に変え、農薬や化学肥料を使わず、自然の力で育った稲を再び刈り取りする…、です。

 大規模農業・機械化農業とは間逆です。放棄地を活用したい人、自給自足や半農半Xを考えている人、米づくりと都市生活の2地域居住希望者などなどが、過疎地を活躍の場にする可能性を感じます。面白いなあ。やりたーい!。
※写真は「稲の多年草化栽培〜小規模自給農への新たな道〜」より。


2023年6月23日金曜日

ゆっくりじっくり大きくなあれ


 ABS秋田放送えび☆ステ「今週のひとこと」は、“ゆっくりじっくり大きくなあれ”です。元プロレスラーの倉橋大亮さん(仙北市田沢湖)は異色の若き新人林業者。木が育つように…。

 都内で人力車の車夫をしながら、アニマル浜口さんの道場でプロレス修行をしていた倉橋さん。でも新型コロナの感染拡大でお客様が激減し、地元・秋田に帰って県の林業大学校に入学、2年間の研修を終えてこの春から現場に出ました。倉橋さんの決心に運命を感じます。コロナの感染拡大が外国木材の高騰に拍車をかけ、それが国産材の利活用を押し上げた一要因になりました。コロナはプロレスの夢を打ち砕き、故郷で新たな夢を追う分岐点です。

 倉橋さんのような若者が故郷に帰り、熱く生きる姿を見守る家族や周囲の皆さんはどんなに嬉しいでしょう。もちろん早く一人前になりたい(なって欲しい)気持ちは分かりますが、そこに居るだけで彼は希望です。木が育つように、ゆっくりじっくり成長して欲しいと思います。

2023年6月22日木曜日

甘柿いただきます!


 嬉しいです!。危険物安全協会(田村哲朗会長)総会で「あきた100%プロジェクト」をお話ししたら、柿ジャムの試作に使ってと甘柿の提供を約束いただきました。

 昨年まで自宅の渋柿を焼酎で渋抜きし、それを柿ジャムの原料に使っていました。これだとジャム加工の際の加熱で渋戻りして、とても商品化できる代物にはなりません。その後、きな粉(大豆タンパク質)で渋戻りは抑制できましたが、きな粉で柿の風味が飛んでしまって…。仕切り直して、今年は甘柿を原料にジャムづくりをしようと考えていました。そんなお話しをしたら、「家の甘柿を提供するよ」とのお話しをされる方が…。これは嬉しい!。

 抱えている課題は口にして伝えることですね。自分に欠けているパーツを持っている人、きっと周囲にいますから。

2023年6月21日水曜日

棺桶リスト


 大仙市の神岡中央公民館おもしろ講座。米映画「最高の人生の見つけ方」で話題になった棺桶リストがテーマです。あなたにとって何が最高の人生か、あなたの棺桶リストには何が…。

 棺桶リストは、死ぬまでに実現したいことを書きまとめたもの。映画はジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが主演し大ヒットしました。余命6ケ月を宣告された二人が、互いに協力し合って棺桶リストを実現し…。吉永小百合さんと天海祐希さんの主演で日本版も制作されました。さて私がお話したかったことは、人はそれぞれ違っていて人の数だけ生き方があるけれど、「日常に喜びを感じて生きる」、「周囲に喜びを分けて生きる」、そして「一日一日を大切に生きれば、その積み重ねが最高の人生になる」のではないか…、と言う内容です。

 ところで肝心の棺桶リスト、私は棺桶リストに何を書こうか…、あれ?、何だ?、結構やりたいこと、やってるなあ…。

2023年6月20日火曜日

草むしりの極意


 この数日、ずっと畑の草むしりです。取り残し(写真)が多くて雑に見えるかも知れませんが、実は草むしりの極意は「草は根から抜くな!」で…。

 私も今までは根こそぎの草むしりを心がけていました。でも、それだと土が閉まり土壌硬化が進むと聞いて…。草の根は土の中に伸びて隙間を作ったり、光合成で生成した糖分を根から出して微生物を集める等、作物を育てる良好な土作りに一役買っているんだそうです。雑草の根を残すことで土がフカフカになる…、これこそ草むしりの極意です(本当かなあ…)。

 ただの手抜き、ヒヤミコギ…、何とでも呼んでください。そんな気もしています。

2023年6月19日月曜日

ウコンの芽が出た!


 育苗から始めたウコン栽培。4月25日に種芋をポットに入れて、やっと芽が出てきました。秋田カレーの3大スパイス、ターメリックの原料生産に期待が膨らみますが…。

 もう少し育てて、路地に定植するかハウス栽培で進めるか等、ここは判断のシドコロです。ウコンはインド原産の植物で高温を好みます。これから畑で露地栽培すると11月までの栽培期間でどれだけ株が成長するか、秋田での栽培パターンを探るとなれば、ハウス栽培で収穫期を向こうにズラすことも検討します。

 門脇じっけん農場の腕の見せどころです。

2023年6月18日日曜日

正眼寺の龍


 由利本荘市道川の正眼寺を訪ねました。観音堂の天井に描かれた龍(写真)が天井から抜け出して…。

 境内に出没し村人たちを驚かせたり、水神として寺を火事から守ったり、いろいろ不思議なお話しが伝わっています。この龍を描いた人物が赤田の閑居様で知られる是山和尚。和尚は龍と親交があったので、この絵にも特別な法力が秘められているのでしょう。

 ご住職と一緒に観音堂へ。そして絵を仰がせていただきました。あれっ?、天井の龍が何か語りかけてきたような…。

2023年6月17日土曜日

いただきます


 今日はまるで梅雨の収穫祭。写真は左上が赤すぐり、右上が実山椒、左下が桑の実、右下が苺です。ブルーベリーもあと少しで食べられるし…。

 朝から門脇じっけん農場の草取りでした。この作業が嫌になって…、畑の間々にマリーゴールドを植えたり、苺摘みや木の実採取をしました。マリーゴールドはコンパニオンプランツです。鮮やかな色彩で楽しい農場風景になるのも素敵だし、何より防虫効果を期待しています。

 赤すぐりと桑の実と苺はジャムになります。実山椒はちりめんじゃこを買って…。

2023年6月16日金曜日

雨の日は町中に傘の花を…


 ABS秋田放送えび☆ステ「今週のひとこと」は、“雨の日は町中に傘の花を咲かせよう”です。梅雨の町は色とりどりの傘が開いて、まるで花畑のよう。人生に降る雨にもそっと傘を…。

 もちろん天気続きの人生だったら傘は必要ありません。でも…、誰にでも雨の日がやってきます。そんな時、その人が濡れて悲しみに沈まないよう、傍らにいる誰かがそっと傘をさしてあげましょう。それは町も同じこと。酒井アナが訪ねた大仙市の特集で、クレープ屋さんやケバブ屋さんのお店紹介がありました。町の美味しいお店は、日常を彩る幸せの傘です。

 皆さんも大切な人、大好きな町に傘をさしてください。

2023年6月15日木曜日

二刀流の男


 田沢湖に向かい、両手に虫あみを持って佇む男が一人。彼はいったい…。

 後ろ姿は完璧な二刀流です。はたして何を狙っているのか、なぜ虫あみなのか、しかも2本持つ必要があったのか、謎が謎を呼ぶシチュエーションです(ムフフ…)。水生生物を捕獲しようとしている…、訳ではないことだけは申し上げておきましょう。

 上手く行ったら後でお知らせします。あれっ、失敗談になるかも…。

2023年6月14日水曜日

スーパーフード食べ放題!


 指先が染まるほど熟れた桑の実(マルベリー)。最近はアンチエイジング食材で注目されるスーパーフードですが…。なんもなんも、朝のウォーキングに出かければタダで食べ放題!。

 この季節のお楽しみです。昨年はジャムにして夏過ぎまで食べました。生の桑の実は痛みが早くまず市販されていません(一部で乾燥桑の実が流通)。でも抗酸化ビタミン群や鉄分、ポリフェノールが豊富なので、特に女性の皆さんから強い引き合いがあるそうです。真面目に採取して天日干しで乾燥させるとビジネスになりそう…。

 なんて考えながら、唇を染めて食べまくっていると…、まったく歩数が進みません。

2023年6月13日火曜日

トイレの初はしご


 先日、思いもよらないトラブルに遭遇し、人生で初めてトイレのはしごを経験しました。教訓は…、追い込まれても確認を怠ってはいけない、です!。

 あの日は…、朝から雨が降り止まず、近所で日課のウォーキングができなくて(カッパ着て歩くのも何だか気が乗りません)、買い物ついでにイオンの中を歩くことにしました。イオンは全店でウォーキングを応援していて、私たちウォーカーにとっては心強い味方です。で、あっちこっち歩き廻り目標歩数もクリアして、小さな達成感に浸っていると間もなく今度は強い便意を覚えて…。我慢は体に良くないのでトイレへ駆け込み、朝のお勤めもイオンで無事に済ませることができました。お楽しみのウォシュレットをしようとしたら…、アレッ?。

 便座にも壁にもウォシュレットの操作盤がありません。私、たぶんウォシュレット中毒ですから、これは皆さんが想像する以上に危機的な状況です。アレッ、アレッ、どういうことだ?、まず冷静になろうと自分に言い聞かせ、便座から少し腰を浮かし改めて周囲を見回しました。すると…、たぶん操作盤が設置されていたんだろうなあと推測できる痕跡(写真はイメージ)を発見。腰を浮かしたことで水が流れて助かりましたが、操作盤がないのでウォシュレットは使えません。それでロールペーパーで拭き取った後、すぐ2階のトイレに入ってウォシュレットしました。なぜ操作盤がなかったのかは不明です。

2023年6月12日月曜日

やっと始まる新観光戦略


 秋田魁新報の「表層深層」(写真)。政府がやっと新たな観光戦略に挑戦を始めている報道です。新型コロナ感染拡大後の観光戦略では、持続可能な観光を追求するとしていますが…。

 その反省視点は、コロナ以前に既に起きていた各地の観光公害。確かに地域住民がストレスに感じた迷惑行動、騒音、ごみ処理…、そんな問題がクローズアップされていました。一方で国連の持続可能な開発目標・SDGsの浸透で、環境負荷や無理な開発行為を避けたい意識が高まっていて…。訪れる側もお迎えする側も、オーバーツーリズムは正解ではないと気づいています。以前からお話していたように、入り込み客数の増加を目標とする観光戦略から、双方が豊かな時間を共有するで観光産業へ変質するチャンスです。

 何より観光産業は人の手産業です。県内でも今までとは違う新たな挑戦が始まっています

2023年6月11日日曜日

ケサランパサラン


 ご縁をいただき山形県鶴岡市。県内で38個体が確認された未確認生物ケサランパサランのうち、2個体(写真)が加茂水族館に展示されています。私はクラゲに脇目もくれず…。

 ケサランパサランの不思議な力は、江戸時代にはある程度の認知があったようです。東北地方、特に山形県庄内地方では“幸福をもたらす存在”として珍重されてきた記録があります。見つけたら家宝とし、家の繁栄を願って代々継承されたと…。長い間、生物なのかどうかもはっきりしませんでしたが、最近になり植物系と動物系の2タイプに分類される研究成果をお聞きしました。

 加茂水族館に展示のケサランパサランは、同水族館の館長だった村上龍男さんが発見したもの。当時の水族館は入場者が過去最低で存亡の危機に瀕していました。しかしケサランパサランを発見し、同時期にクラゲの飼育と展示アイディアが生まれ、それが現在の人気水族館づくりの始まりだったと話す人もいます。ケサランパサランが幸福を運んできてくれたのかも…。

2023年6月10日土曜日

福神漬のお話し


 AKT秋田テレビの土曜LIVE!あきた。福神漬けは江戸時代前期に活躍した秋田県出身の高僧が考案した漬物で…。ほか、県内でのSuicaカード利用や電動キックボードの可能性などを…。

 横手市の子ども達が、横手焼きそば用のキャベツを畑で栽培しているニュースを見て、私は横手焼きそばに欠かせない福神漬のお話し。福神漬を生み出した人は現・湯沢市八幡出身の了翁道覚禅師(1630年〜1707年)だと言われていること、了翁禅師は上野の寛永寺に僧侶の学問所・勧学講院や勧学寮を建て、寮生のご飯のおかずにダイコンやナス、キュウリなど野菜の切れ端で福神漬を作ったことを紹介しました。

 またSuicaカードの利用が始まった秋田県(奥羽本線・羽越本線・男鹿線で17駅)ですが、例えば田沢湖線は盛岡から雫石までの5駅では使用できても、秋田県内に入れば使えない不便さをお話しました。県内屈指の観光地・田沢湖駅や角館駅、花火で有名な大曲駅で使えない…、何とか早期に導入して欲しいと思います。さらに7月から道路交通法の改正で、運用の規制緩和が叶った電動キックボード。実は全国の自治体や民間企業が、2020年から安全性の裏付け実証実験を行っていました。これが功奏し国は法律改正を判断したようです。目標は自転車のように無免許で地域内移動ができる新モビリティーになること。高齢化スピードが全国一番の秋田県ですから、自動車免許の返納もさらに進みます。電動キックボードは観光地での活用よりも、むしろ生活者の足になるツールだと期待感をお話しました。

2023年6月9日金曜日

笑えば楽しくなってくる


 ABS秋田放送えび☆ステ「今週のひとこと」は、“笑えば楽しくなってくる”です。楽しかったら笑うのは当たり前?…。いえいえ順番が逆ですよ。笑うから楽しくなるんです!。

 もちろん大抵の場合は、楽しくて笑顔になります。これ素敵な現象です。でも毎日そんなに楽しいことがあるわけもなく…。だったら、先ず笑うんです。日常には笑っても大丈夫な種がそこらにあります。テレビを観て笑ってもいいし、散歩途中で路傍の花に語りかけてもいいし、クツシタに穴を見つけたら大笑いしてください。笑うだけで次に訪れる時間が楽しいものに変わっていますから。

 ところで、今日の番組で特集した北秋田市ですが…、出演の男性軍が皆さん男前だと(スタジオの複数女性スタッフ談)。言われたいなあ…。

2023年6月8日木曜日

花束を持つ手


 この数日、パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポムセーノ・マリーア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピアーノ…。

 デ・ラ・サンディシマ・トリニダート・ルイス・イ・ピカソが、1958年の平和会議ポスターに描いた『花束を持つ手』(写真)の購入を悩んでいます。もちろん本物ではありませんよ。インターネットの通販サイトを見ると、一番に欲しいポストカードは売切れ、アルミフレーム入りA4タイプ・A3タイプはお手ごろ価格でなのですが、これを購入しても飾る場所がないし…。

 それに、何だか私でも描けそうだし…。

2023年6月7日水曜日

もう少し…


 この数日、朝のウォーキングのお楽しみは畑の苺でした。よく熟れた粒を探して摘んで、ポッケに入れて食べながら歩きました。今は写真の木の実の食べ頃を待っていて…。

 これが何か皆さん分かりますか?。最初は白い実で、それが赤になって、今日は赤紫色に変化していました。黒みが深まるほど甘さが増します。でも気をつけて食べないと、白いシャツに着いたりしたら染みになります。私は葉を食べないし、口から糸もはかないし、繭もつくれません。実は昨年ジャムにしました。食材屋さんから高級品だと教えてもらいました。

 はい、その通り!。

2023年6月6日火曜日

子どもの職業観育て


 首都圏で活躍する企業代表とweb会議。子どもの職業観育てや、情報通信技術を活用した高齢者の日常支援などで意見交換。出生数が過去最低で…。

 全国47都道府県中、最速で人口減少が進む秋田県にとって、子どもの職業観育ては最重要課題の一つだと感じます。県内での現状が分からないこともあり、先ずは高校生にご協力をいただき、どんな職業観を抱いているか、また進路決定の要因分析なども検討したいと思います。高齢者の情報通信技術の活用では、日常で何を不便に感じていて、その改善手法にインターネットなどIT技術は有効かなど、お話を聞く会を開催してみることにしました。

 気づきの多いweb会議でした。ありがとうございました。


2023年6月5日月曜日

緑ふる角館


 武家屋敷の庭木の緑、木立の向こうの空の青、奥まで続く板塀の黒、行き交う人力車の腰掛けは鮮やかな赤で…。美しいなあ。

 もちろん桜を愛でる角館も、紅葉に染まる角館も、雪の花がさく角館も好きです。でも個人的には今が一番です。通りは静かで木漏れ日が優しくて、何だか流れる時間の中を一人歩く感覚です。梅雨になれば古木と会話もできます(できそうな気がします)。実際、傘をさしたまま木の前から動かない人を毎年見かけます。きっと話し込んでいるんだと思います。

 どうぞ皆さまも…。

2023年6月4日日曜日

大好きな与五郎さん


 「夢が人生つくるのさ」が口癖の辻田与五郎さん(横手市雄物川)。今春、秋田魁新報で連載された「時代を語る」が一冊の本になり、漫談45周年も兼ねた出版記念公演会があって…。

 雄物川コミュニティセンターは満場の来場者で大賑わいです。すごいなあ…。私が初めて与五郎さんの血液型漫談をお聞きしたのは、もう20年以上も前のこと。その後も行く先々で選挙漫談を聞いて大笑いして…。熱心な農業者だと知ったのは、つい最近です。与五郎さんが美味しいスイカをつくっていると言うウワサを耳にして、最初は人違いだと思いました。今では毎年スイカ欲しさに与五郎さん宅に通い、何かとご迷惑をおかけしています。

 大好きな与五郎さん、今日はますます格好良かった。本当におめでとうございます。

2023年6月3日土曜日

私たちのエスケープ


 大好きな宇多田ヒカルさんから『二時間だけのバカンス』(2016年Fantome featuring椎名林檎)。♪忙しいからこそ たまに息抜きしましょうよ…。

 例えば学生さんに、
  ♪今日は授業サボって二人きりで公園歩こう
 例えば働き者の奥さまに、
  ♪家族のために頑張る君を盗んでドライブ
 例えばサラリーマンに、
  ♪ほら車飛ばして一度きりの人生ですもの

 そして、
  ♪欲張りは身を滅ぼす
  ♪足りないくらいでいいんです
  ♪楽しみは少しずつ
 です。さ〜て…。


2023年6月2日金曜日

巻きこみ力と巻きこまれ力


 ABS秋田放送えび☆ステ「今週のひとこと」は、“巻きこみ力と巻きこまれ力”です。男鹿を拠点に事業展開が進む『稲とアガベ』(クラフトサケ醸造所 岡住修兵代表)を特集し…。

 改めて同社の存在、目指す到達点の意味を考える機会になりました。1年前、私が岡住代表から聞いた近未来ビジョン(食品加工所やラーメン店)はカタチが見えて、いま県民衆目の的になっています。さらに中・長期ビジョンの姿はと言うと…。岡住代表が言う「酒づくりがしたい若者が酒づくりできる国」への法律改正に、稲とアガベはしっかり影響力を持った活動になっていると感じます。

 岡住さんやスタッフ、男鹿市民、応援する多数の方々…、そんな皆さんが巻きこみ力なのか巻きこまれ力なのか…、立ち位置や関係性の主従は絶えず変化しますが、それがまちづくりです。私たちは変容する男鹿のいまに立ち会っているのです。

2023年6月1日木曜日

最後の給油と久々の洗車機


 地球を6周分走ってくれた初代ハスラー。最後の一日は給油して洗車して…。私、洗車機が久々で戸惑ってゴメンなさい。バトンタッチしたマーチは既に地球3周していますが…。

 洗車はスタンドの人に教えてもらい、恐る恐る愛車を進めて…。あぁスゴイ!、洗車機が前後に動く度に、車が自動走行しているような不思議な感じ。最後にハスラーからドキドキの思い出をもらった気分です。さて新車の中古マーチは、前に乗っていた方が几帳面な人だったようで、エンジンも足回りもまったく古さを感じません。しかも黒塗りで…。

 仕事もプライベートもどうぞよろしく。