2017年9月30日土曜日
3D連携フォーラムin角館・SEMBOKU CITY
昨日から角館温泉・花葉館を主会場に、3D連携フォーラムin角館・SEMBOKU CITYが開催されています。3Dは函館・大館・角館の館(ダテのD)をご縁に、北海道と東北の広域交流を進める構想の略称。昨日は函館市長・大館市長・小坂町長・仙北市長・JR各社の皆さんとのパネルディスカッション、その後は道南いさりび鉄道と秋田内陸縦貫鉄道の観光協定式を行いました。今日はまち歩きを行います。
フォーラム前半の、工藤壽樹・函館市長の講演が印象的でした。年間500万人の観光客を迎える函館市は、その数では仙北市とあまり変わりがありません。しかし宿泊者数には大きな違いがあります。函館市は年間360万人の宿泊者があり、仙北市の60万人とは比較にならない実数です。函館観光のトップは夜景で、楽しむには泊まらなければならない必然性があることが強みになっています。また有名な温泉も各地にありますが、旅館やホテルが、団体旅行者から個人旅行者に受入れ体制を変化させ、建設ラッシュが続いているそうです。
広域連携の必要性では、特に海外からの旅行日程(3泊~6泊)を考えると、1つの市や町、1つの道や県で囲い込んでも、満足いただける観光素材を提供できない時代になったと話していました。また北海道新幹線の効果で、道内からの修学旅行受入れに秋田はもっと力を注ぐべきとのアドバイスもありました。
パネルディスカッションの内容については、後日またお知らせします。
2017年9月29日金曜日
明日から「さきがけin仙北」
「さきがけin仙北」(共催:秋田魁新報社・仙北市)が始まります。会期は9月30日~10月1日の2日間。思い出の潟分校や生保内小学校、田沢湖クニマス未来館が主会場ですが、協賛事業は市内各地です。どんな催しがあるかというと…。
【9月30日】
10:00~12:30 地域活性化中学生選手権(潟分校)
10:00~15:30 田沢湖パネル展(潟分校)
10:30~15:00 記念日新聞発行
11:00~15:00 カヌー体験会(未来館前)
11:00~15:00 うまいもの祭り(潟分校)
12:00~15:30 ツーデーマーチ抽選会(湖畔レストハウス)
13:00~15:30 山の分校コンサート(潟分校)
【10月1日】
10:30~15:00 親子クニマス学習会(未来館・遊覧船内)
10:00~12:00 田沢湖クリーンナップ(湖畔白浜周辺)
10:00~15:30 田沢湖パネル展(潟分校)
10:30~15:00 エコバック制作教室(潟分校)
10:30~15:00 山の分校コンサート(潟分校)
11:00~15:00 丸木舟体験搭乗(未来館)
11:00~15:00 うまいもの祭り(潟分校)
13:00~17:00 日本陸水学会シンポ(生保内小学校)
【協賛イベント】
・農村で楽しむ仙北は❤あーと展(各農家民宿:2日間)
・山菜きのこ山の幸販売会(むらっこ物産館:終日)
・新そばフェスタ2017(石神会館:30日11:00~15:00)
湖畔イベント広場を起点に、潟分校と未来館をシャトルバスで周回します。ご利用ください。http://www.sakigake.jp/events/sk/info.jsp?year=2017&ev=e0830
2017年9月28日木曜日
女性活躍推進会議in仙北で
明るく充実した時を過ごしたい、それは皆さん共通の願いです。日本は男性社会と言われてきましたが、その結果が現在の閉塞感だとすれば、女性の活躍を応援することで、新たな突破口を見いだすことも可能です。そこで今回、各分野で活躍する皆さんにお集まりいただき、女性活躍推進会議を開催しました。
会議は3つの分野で分科会を開催し、業界特性を踏まえて意見交換を行いました。
【サービス・観光】
パネリスト 吉田 裕幸(秋田内陸縦貫鉄道社長)
安藤 雅子(安藤醸造取締役)
門脇富士美(農家民宿星雪館代表)
コーディネイター 坂本 佐穂(あきたF・F推進員)
【医療・福祉・保育】
パネリスト 糸井 ミエ(元医療従事者)
畠山 千春(デイサービス若杉)
赤上 マツ(元保育従事者)
コーディネイター 高橋みどり(あきたF・F推進員)
【建築・林業・消防】
パネリスト 寺澤 喬(寺澤工務店代表取締役)
菅岡佳奈子(ウッディさんない企画開発課)
荒木田俊一(仙北市消防団長)
コーディネイター 西宮 三春(あきたF・F推進員)
今の時代、商品もサービスも選び手は女性が多く、女性目線を欠いた経営はあり得ないというのが共通の認識です。また結婚・出産・育児・子育ては、まだまだ女性に負担が多く、男性の意識転換とあわせて制度充実も必要です。早急に検討します。また、子どもの職業観は、家庭環境と学校教育に左右されるとの意見もありました。これは若者定住を進めるヒントです。お忙しい中で参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
2017年9月26日火曜日
今を生きる。そして、明日へ
市長選挙の討議資料は、私はもちろん、後援会の皆さんにお手伝いをいただき、お届け作業が始まっています。表題を「今を生きる。そして、明日へ」としました。今・現在をしっかり支える政治が何より大切で、その積み重ねが明日を創るとの思いです。
この8年間、市民の皆さんには事故や事件、災害などで本当に辛い思いをさせてしまいました。討議資料では、先ず冒頭でこの現実をお詫びしました。次ページからは、仙北市の財政状況をグラフで説明しながら、合併当時と比べて借金を81億円減らせたこと、職員の削減で人件費を削減(約8億円)し、これで国保税の抑制や子育て支援、中学までの医療費無料化など政策予算を実現できたこと、しかしこれ以上の職員削減は行政サービスを低下させる心配をしていること、などなどを説明しています。
さらに次ページからは、今後4年間の政治姿勢を明記しました。決意は~抱えた課題と手がけた仕事に答えを出す4年間~です。
1.抱えた課題に答えを出す
2.頼れる市役所になる
3.新たな財源の確保を進める
4.次代の人材を育成する
に区分し、その思いを綴りました。
これを整理すれば、市政公約は次の10項目になります。
○財政健全化と政策予算の確保・頼れる市役所づくり
○公共施設の改廃と再利用の促進
○観光商工業と農林業の支援拡大・連携強化
○一人でも多くの雇用創出・地場産業の振興
○結婚と子育て・健康福祉・定住事業のさらなる充実
○買い物・病院などに便利な巡回バスの整備
○実現できていない市民要望・特区にチャレンジ
○同じ場所での災害(大雨被害)防止事業の立ち上げ
○女性の活躍支援と新たな地域社会づくり
○教育環境の再整備・人材育成事業への着手
公務優先で、後援会活動の時間を確保できない毎日です。それでも各地区の後援会の皆さんに助けられ、小さな集会を繰り返しています。お近くにお伺いの際は是非ご参加ください。
2017年9月25日月曜日
生保内節全国大会で髙橋真理香さんが最優秀賞
9月23日~24日の両日、第32回生保内節全国大会を開催しました。審査の結果、一般の部(119人)の最優秀賞には髙橋真理香さん(男鹿市)、年少の部(37人)の最優秀賞には田口亜澄さん(潟上市)が、それぞれ選ばれました。
一般の部は23日に予選会を行いました。このうち、24日の準決勝に進んだのは40人、さらに選考が行われて決勝戦に10人が進出。この10人の中に仙北市からの出場者が5人いました。さすが民謡の本場です。また年少の部でも、地元の子ども達が多数参加してくれて、関係者の後継者育成に対する情熱を強く感じました。素晴らしいことだと思います。
【入賞者】
★一般の部
最優秀賞 髙橋真理香(男鹿市)
優秀賞 田村 和子(仙北市)
〃 倉田 珠衣(大仙市)
〃 成田 義道(鹿角市)
〃 地主 和希(仙北市)
敢闘賞 中村 清治(美郷町)
〃 大川あけみ(秋田市)
〃 佐川 隆雄(仙北市)
〃 小松 博美(仙北市)
〃 髙橋 久吉(仙北市)
★一般の部
最優秀賞 髙橋真理香(男鹿市)
優秀賞 田村 和子(仙北市)
〃 倉田 珠衣(大仙市)
〃 成田 義道(鹿角市)
〃 地主 和希(仙北市)
敢闘賞 中村 清治(美郷町)
〃 大川あけみ(秋田市)
〃 佐川 隆雄(仙北市)
〃 小松 博美(仙北市)
〃 髙橋 久吉(仙北市)
★年少の部
最優秀賞 田口 亜澄(潟上市)
優秀賞 谷川 未采(八郎潟町)
〃 伊藤 泉美(男鹿市)
〃 藤井 彩花(男鹿市)
最優秀賞 田口 亜澄(潟上市)
優秀賞 谷川 未采(八郎潟町)
〃 伊藤 泉美(男鹿市)
〃 藤井 彩花(男鹿市)
100キロマラソンありがとうございました!
昨日早朝(4時30分)にスタートした、「2017北緯40度秋田内陸リゾートカップ・第27回100キロチャレンジマラソン」。今年も多くの皆さんのご協力で幕を閉じました。
大会関係者やボランティアの皆さん、本当にご苦労様でした。エイドステーションでランナーを励ましてくれた皆さん、沿道から声援をいただいた皆さん、多くの方々が100キロマラソンを支えてくれています。開会式前夜祭では、来年の開催も発表になりました。良かった!!。そして私は、今年も当日100キロのスターター役をさせてもらって…。重ねて重ねて感謝を申し上げます。
【男子】
★100キロ
優 勝 加山 幸治(埼玉県)
準優勝 尾崎 紀幸(鹿角市)
第3位 二方 克明(五城目町)
★50キロ
優 勝 目移 和行(岩手県)
準優勝 羽賀 隆義(山形県)
第3位 飯島 勝起(千葉県)
【女子】
★100キロ
優 勝 赤坂 玲子(岩手県)
準優勝 三橋 朋子(千葉県)
第3位 牧田 朋美(東京都)
★50キロ
優 勝 吉田 千暁(東京都)
準優勝 加藤 礼子(宮城県)
第3位 大場 美加(鹿角市)
2017年9月23日土曜日
仙北市に国産の生ハムが集結
日本全国の個性あふれる長期熟成生ハム14生産団体・者が集い、「生ハムフェスティバルin田沢湖」(主催:国産生ハム普及協会)を開催中です。時間は午後3時まで。場所は田沢湖生保内の欧風レストランKAEDEとその中庭。とにかく美味しいです。
仙北市内に生ハム工房を持つ、スペイン料理グランビア(都内赤坂)の金子裕二・オーナーが実行委員長で、フェスティバルの開催は初めてです。一口に生ハムと言っても、こんなに食味が多彩なんだと改めて認識しました。会場のムードも最高です。傍らで音楽の生演奏があり、ワインを片手に生ハムやチーズを頬張りながらおしゃべりに花が咲いて…。まるで森の中のホームパーティです。
仙北市では、地方創生特区事業で生ハム生産を支援しています。皆さんに仙北市産の生ハムをもっともっと食べてもらえたら嬉しいです。
2017年9月21日木曜日
移住者と移住を勧める側の覚悟
昨晩、仙北市に移住した皆さんの交流会に参加しました。移住後の毎日の様子、楽しいことや難儀なこと、ずっとここに住む私たちには、気付いていないことが本当に多くて…。どこのまちでも移住事業を行っていますが、移住者も移住を勧める側も、その覚悟と準備が必要だと改めて感じました。
この交流会は今回で3回目です。初めて仙北市に住んだ参加した皆さんからは、「こんなに住みよい場所はない。先ず人が良い」、「自然環境と水が素晴らしい」、「念願だった生き方ができた」など、嬉しいお話をいただきました。一方で、「生活費は安いが仕事がないと暮らせない」とか、「住み続けるつもりで来たが帰った人もいる」とか、厳しい話もありました。なぜ移住を継続できなかったか、その原因を探り対策を講じる必要があります。また、移住を勧める側(市役所等)として、情報を発信するだけではなく、民家の改修や家賃補助、就業あっせんなど、細やかな政策の拡充が必要です。
終の棲家に仙北市を選んだ皆さんの思いに応えられるよう、そして今後も多くの移住希望者をお迎えできるよう、仙北市は次のステップに進みたいと思います。
2017年9月20日水曜日
仙北市の誕生日おめでとう!
平成17年9月20日、仙北市が誕生しました。田沢湖町・角館町・西木村が、それぞれの歴史や文化・特性を継承し、新たなまちづくりをスタートさせたのが12年前の今日です。仙北市、12歳の誕生日おめでとう!。
当時の合併協議は、まさに産みの苦しみだったとお聞きします。バラ色の未来を描くことは難しいかも知れないけれど、しっかり子ども達(さらにその子ども達…)に責任を果たそう、弱いところは補い合い助け合い、強みは互いに引き出し合い伸ばし合い、力を結集してまちを前に進めよう、そんな思いで仙北市は誕生したのです。
あれから12年…、人に例えれば小学校6年生です。この間、本当にいろんなことがありました。でも仙北市は、子ども達と同じように毎日成長を続けています。大丈夫、仙北市はきっと素晴らしいまちになります。
2017年9月19日火曜日
AZAPAとリコーが自動運転の共同実験
AZAPA株式会社(愛知県名古屋市:近藤康弘・代表取締役)と、株式会社リコー(東京都中央区:山下良則・代表取締役)は、仙北市内で自動運転の共同実証実験をスタートさせました。
実証実験は10月から本格化します。場所はあきた芸術村森林工芸館の駐車場、それに同駐車場を起点として市道を走行し、ホテルや劇場間などを周回する予定です。リコーのステレオカメラ技術とAZAPAの自動運転制御技術は世界最高峰ですが、この2社がタッグを組み、公道走行の技術的問題や雪国での実用化、必要な法整備の在り方など課題を洗い出します。使用車両はBMWのi3。自動走行はレベル3です。
今日は報道各社の皆さんが試験搭乗しました。この後、市民の皆さんにも試験搭乗の機会を設けたいと思っています。またお知らせします。
2017年9月18日月曜日
台風18号の被害状況と対応について②
台風18号について、仙北市内の状況(午後2時現在)をお知らせします。午前11時30分、市内の停電は全て解消しました。また、一般県道・市道に発生した8件の倒木事案は、いずれも撤去が完了し全面通行可能です。廃工場の屋根材飛散については、応急措置を講じました。
気象図(日本気象協会のHPから)は13時現在のものです。北海道札幌市の南南西約80kmを1時間におよそ50kmの速さで北北東へ進んでいます。海上に出た後で発達して暴風域が出現したことから、現在も暴風や強風には要注意です。またところによって、強い雨が降ることも予想されます。
台風は秋田を通過しましたが、今後も警戒を継続するようお願いします。
台風18号の被害状況と対応について①
仙北市災害連絡室から、台風18号被害状況(18日午前8時現在)をお知らせします。
市役所では昨日から警戒態勢をとっています。土砂災害警報が出ていますので、危険箇所には近づかないでください。また風が強く、各地で倒木や小屋の倒壊、停電などが起きています。
写真は西木町相内潟の倒木ですが、片側通行を確保しています。間もなく全面走行可能となる見込みです。その他、多くの市道で枝が落下しています。十分にご注意ください。家屋の屋根トタンが強風で剥離して、飛散することから不要不急の外出は控えてください。停電は東北電力が対応中です。
各地で市職員、消防団が巡回中です。ご心配なことがあったら、地域センターや巡回員にご相談ください。
2017年9月16日土曜日
秋田駒ヶ岳の火山性地震③
今日の午後、第1回秋田駒ヶ岳火山防災協議会コアグループ会議が開催されました。主催は秋田県、会場は仙北市田沢湖総合開発センターです。秋田大学・岩手大学・東北大学の研究者や国・気象庁・県・消防・警察・仙北市・雫石町などがメンバーです。
会議は、先ず秋田駒ヶ岳の火山性地震などについて情報を共有。そして今後の対応について意見交換を行いました。その結果、噴火警戒レベルはこれまで同様の1を継続し、気象庁はさらに観測態勢を強化すること、また状況の変化があった場合は情報伝達を速やかに行うなどを確認しました。仙北市と雫石町は、登山者に対する状況表示の徹底や、安全対策などを共同で行うこと、地元の皆さんには、仮に噴火警戒レベルが上がった場合の行動対応について、自主防災組織などを中心に訓練を強化すること、などを話し合いました。
秋田大学の林信太郎教授は、噴火が起こるか起こらないかは分かりません。今後1ヶ月は警戒態勢を継続する必要があると思っています」と話していました。
2017年9月15日金曜日
秋田駒ヶ岳の火山性地震②
昨日227回の火山性地震が発生した秋田駒ヶ岳は、今日に入って地震回数が激減(午前まで3回)しました。また、仙台管区気象台は、昨日に続き「火山の状況に関する解説情報(臨時)第2号」を発表。噴火警戒レベルはこれまで同様1(活火山であることに留意)です。
※「火山の状況に関する解説情報(臨時)第2号」
1.秋田駒ヶ岳は、昨日(14日)火山性地震を227回観測しました。8時から15時にかけて火山性地震が増加しましたが、15時以降は少ない状況で経過しています。本日(15日)は、11時までに火山性地震を3回観測しました。~中略~ 火山性微動は確認されず、地殻変動にも変化は見られません。また東北地方整備局が設置している監視カメラによる観測では、本日、女岳(めだけ)からの噴気は観測されていません。現在、火山機動観測班による現地調査中です(写真)。調査結果については終了後にお知らせします。
2.防災上の警戒事項等
地震回数が増加したので、今後の火山活動の推移に注意してください。また、女岳周辺では噴気活動が見られるので注意してください。火山活動の状況に変化があった場合は随時お知らせします。
市では同行した危機管理監などから現状の報告を受け、情報の共有を図る会議を開催予定です。
クルーズ船とオプションツアーの誘致活動
世界三大クルーズ会社に数えられる、米国マイアミの「ノルウェー・ジャン・クルーズラインHD」から、アジア担当のジンタオ・サン氏(写真:左)をお迎えしました。会談の目的は、もちろん秋田への寄港と仙北市へのオプションツアーのお願いです。
同社所有のクルーズ船には、乗車定員が5千人の巨大客船もあります。入港した後の仙北市へのオプションツアーを実現できれば、一時的ではあっても地域に経済波及効果が期待できます。ツアーが好評な場合は、寄港の常態化も可能なんだとか…。そこでジンタオ氏には、仙北市の文化や歴史、自然、名所を強く売り込みました。ユネスコの世界文化遺産登録やミシュランガイドへの掲載は、この場面でも大いに役立ちました。同氏は旅程の開発・寄港地の選択にあたるディレクターポートオペレーションと言う役職です。彼の意見が新企画を左右するとの情報もあって、総力戦で魅力を伝える商談会でした。
秋田県もクルーズ船の寄港に力が入っています。これまでも同様の商談会で、オプションツアーが実現しています。今回も手応えは十分です。
火山とミサイルと台風対策
今朝の7時、火山性地震を調査する火山機動観測班(気象庁)が、赤外線カメラなどを装備し秋田駒ヶ岳へ出発しました。市の危機管理監も同行しています。この直前に北朝鮮のミサイル発射があり、国は7時過ぎにJアラート(全国瞬時警報システム)で、警戒を呼びかけました。
昨日から続く事案は、秋田駒ヶ岳の対応です。今朝、これにミサイル対応を追加し、さらに週末の襲来を予測する台風18号対策が重なっています。台風の前に低気圧の降雨も心配です。防災業務は市町村の生命線です。踏ん張りどころです。
ミサイルは、北海道襟裳岬の東約2000キロ海域に落下とのこと。仙北市への落下物や被害の報告はありません。でも、世の中の平穏に変化を感じています。
2017年9月14日木曜日
秋田駒ヶ岳の火山性地震①
今朝から秋田駒ヶ岳で火山性地震が発生しています。仙台管区気象台は「火山の状況に関する解説情報(臨時)第1号」を発表しました(以下が全文です)。噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)に変更はありません。現在も情報を収集中です。
※「火山の状況に関する解説情報(臨時)第1号」
1.火山活動の状況
秋田駒ヶ岳では、本日(14日)火山性地震が増加し、8時から12時までの4時間に129回の火山性地震を観測しました。震源は男女岳(おなめだけ)の北西約1km付近、深さは約1から2kmです。火山性地震の発生回数は以下のとおりです(速報値)。
14日 8時から09時 3回
9時から10時 42回
10時から11時 65回
11時から12時 19回
火山性微動は観測されず、地殻変動にも変化はみられません。また、東北地方整備局が設置している監視カメラによる観測では、本日(14日)、女岳(めだけ)で10mの高さの噴気を観測していますが、これまでと比較して特段の変化はみられません。気象庁では、明日(15日)火山機動観測班を現地に派遣し調査を行う予定です。
2.防災上の警戒事項等
地震活動が継続していますので今後の火山活動の推移に注意してください。また、女岳周辺では噴気活動がみられますので注意してください。なお、火山活動の状況に変化があった場合には随時お知らせします。
仙北市では、上記の解説情報を登山者の目にとまる場所に表記したり、宿泊施設と情報共有などを行っています。また、明日の朝から市危機管理監などが登山を行い、現状の確認を行う予定です。
2017年9月13日水曜日
市議会が終わりました
昨日、仙北市議会が閉会しました。8月18日の初日に提案した議案、そして昨日の最終日に提案した議案など、全てについて可決・承認をいただきました。補正予算は、7月・8月の大雨災害復旧事業などの他、田沢湖クニマス未来館建築での設計業務に関する「訴えの提起」もあります。
災害復旧は、公共土木施設(道路・河川・橋りょう・公園・その他)で138ヶ所、農地・農業用施設(農地・農業用施設・林道など)で416ヶ所、その他公共施設等(観光施設・その他)で5ヶ所、金額は2億円超です。また、田沢湖クニマス未来館の案件は、田沢湖クニマス未来館の設計業務を請け負った設計事務所で、積算した工事費用に計上漏れや違算があったことから、約2千万円の賠償を求めたものです。既に設計事務所と市は覚書を取り交わし、賠償を約束していただいてましたが、納付期日になっても誠意ある対応がなかったことから、法の判断を仰ぐこととしました。
私にとって今任期最後の市議会でした。議員の皆様、市民の皆様、ありがとうございました。
2017年9月11日月曜日
思いを一枚のポスターに託す
今晩は、ポスターやパンフレットの写真撮影をしてもらいました。写真館に持ち込んだ背広は3着、ワイシャツは白1枚、ネクタイは10本です。
日常活動はチームプレーです。一生懸命に作業を進めてくれる後援会事務所スタッフ、応援いただく多くの皆さんに感謝しながら、まちづくりへの思いを一枚のポスターに託します。その一枚に出会えるまで、何度も何度も撮り直しが続きます。ライトの熱で汗が吹き出し、頬は緊張で引きつって、皆さんにはご迷惑をおかけしました。ごめんなさい。
私は、まちづくりの最初の一滴になりたいと思っています。
ねんりんピックでウォークラリー
昨日、ねんりんピック秋田2017で、仙北市はウォークラリー交流大会を開催しました。会場は角館町内、桜並木や武家屋敷を歩く魅力いっぱいのコースです。全国から参加の41チームの皆さんには、雨上がりの古都を堪能いただけたと思います。
選手が216人、役員や応援・関係者をあわせると700人以上の方々が参加してくれました。角館のお祭り最終日(9日)の翌日と言うこともあり、町内の皆さんには曳山展示にもご協力をいただきました。さて、式典は角館高校駒草キャンパス。開会式のアトラクションでは、龍神太鼓、また閉会式ではかくのだて保育園、白岩ささら、角館高校おやま囃子部の発表、それに物産や郷土料理の提供などなど、ラリー以外の催しも大好評でした。ある参加者は、「これほどのおもてなしを受けた県はなかった」と。角館高校の生徒の皆さん、ボランティアの皆さん、市民の皆さん、ありがとうございました。
★成績
・染井吉野コース
優 勝 瀬戸のめばる(岡山県)
準優勝 富士山っち(静岡県)
第3位 びわこ(滋賀県)
・枝垂桜コース
優 勝 南丹船井レクチーム(京都府)
準優勝 甲斐楽遊チーム(山梨県)
第3位 東三河産(愛知県)
・一般参加の部
優 勝 マロンバアズ(仙北市)
準優勝 ピコアップル(青森市)
第3位 浦城(南秋田郡)
※この他、最高齢者賞で関貞雄さん(福島県85歳)、古屋和子さん(千葉市84歳)他、男女別に高齢者賞を表彰しました。
2017年9月6日水曜日
障がいのある皆さんに優しいまちへ
障がいのある皆さんも、高齢の皆さんも、老若男女を問わず、誰もが安心してまち歩きができる環境整備を進めたいと考えています。言葉の壁を感じない仕組みづくりや、アレルギーに配慮した食事、ハラル対応食の提供、車道や歩道には段差も穴ボコもない…。そんな仙北市になりたいと思います。
この考え方は、ユニバーサルツーリズムと総称されています。これまで仙北市はその基礎的調査をしてきました。4月には小林裕高さん(地域おこし協力隊)に着任いただき、この後、さまざまな取り組みが始まろうとしています。小林さんは、桜並木を散策する時の車イス補助器具導入や、スポーツ弱者でも気軽に参加できる競技会(例えばセンボクピック)の開催、市民のユニバーサルマナー意識を高める活動など検討中です。
もちろん、観光客の皆さんの集客力を高める取り組みになりますが、何より市民の皆さんの生活改善に繋がる活動です。市民の皆さんのご協力をよろしくお願いします。
※車イスの青年は寺田ユースケさん。車イスのヒッチハイクで都内を出発後、昨日は仙北市を訪ねてくれました。
2017年9月5日火曜日
始まるぞ!角館のお祭り
明後日から角館のお祭り(角館祭りのやま行事:9月7日~9日)です。いよいよ始まります。ユネスコ無形文化遺産に登録されてから初の開催で、曜日めぐりも良く、多くの皆様にご覧いただきたいと思います。
神明社さんとお薬師さんのお祭りが一緒になって、現在の形になりました。五穀豊穣・商売繁盛・無病息災などを祈願します。曳山は7日には神明社さんへ参拝に向かい、8日は武家屋敷通りを抜け、御座所で待つ佐竹北家ご当主様へのご上覧、8日と9日はお薬師さんに上がります。17台の曳山を大勢の若者が引いて丁内を練り歩き、勇壮さと幽玄さ、そして激しさ(特にやまぶっつけ)で他の祭りを圧倒します。
それぞれの曳山には、笛・大太鼓・小太鼓・鼓・摺り鉦・三味線など奏者が乗り込み、お山囃子を奏で、秋田おばこたちが艶やかに手踊りを披露します。この情景はまさに優美の一言。ぜひお出でください。
2017年9月4日月曜日
仙北市内でリモートワーク実験
インフォテリア株式会社(東京都:平野洋一郎・代表取締役社長)は、仙北市内でリモートワーク実証実験を行うことを発表しました。期日は9月7日~8日の2日間。場所は西木町の農家民宿「星雪館」です。
リモートワークは文字通り「遠隔で働く」こと。都内企業にお勤めの会社員など、本社に出勤することなく、環境の良い田舎町などでインターネットを活用して業務を行う仕事スタイルを総称します。仙北市は豊かな自然や文化資源に恵まれていて、複数の企業からリモートワークの適地と言われています。市では交流人口・定住人口の増加、また市内各施設の有効活用に繋がる取り組みと期待しています。
インフォテリア株式会社は、「企業版ふるさと納税」でもお世話になっているIT企業です。いただいたご縁が、新たな事業展開になりそうです。
「元気な女性がいっぱいのまち」になるために
昨日、「元気な女性がいっぱいのまち運動」立ち上げに向け、意見交換会を開催しました。たくさんの皆さんに参加をいただき感謝感謝です。そして、その意見は多彩で、自分自身の考え方も整理できました。
例えば活動を起こそうと会議を開催する際、または実際の活動拠点になる公共施設の許可手続きの簡素化(窓口の一元化)、例えば行政へ相談した後の反応の鈍さの改善、例えば子育て・福祉・介護サービスの再拡充、例えば買い物が困難な高齢者の生活支援制度…。どれも市全体の課題です。先ず足下の行政力を高めること、これらが、さらに元気な女性が活躍できる仙北市への道程だと、強く感じた会でした。
良い意見交換会でした。また開催します。皆さんご参加ください。
2017年9月1日金曜日
ドローンの農薬散布が本格始動!
仙北市田沢湖の農事組合法人ビレッジ神代(藤川英悦・代表理事)が、農業用ドローンで水稲の農薬散布を行っています。実験ではありません。日常業務です。すごく感動しました。
操縦していたのは鈴木裕さん。昨年開催のドローン体験プログラムに参加し、今年に入ってドローンを購入。農業用ヘリの経験もあって、操縦技術は見事でした。ドローンの優位性と課題を聞くと、「初期投資額(ドローン)が桁違いに安いし、ヘリ防除と比べても効果に変わりはありません。課題はバッテリーの性能かな」と話していました。
視察していた市議会の皆さんからは、「市でドローンを購入し、農業者に貸与するなどで利便性を体験してもらうことを考えてはどうか」との提案もいただきました。
未来の扉は、もう開いていることを実感しました。挑戦者を応援する仙北市農業でありたいと思います。
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