2017年9月16日土曜日

秋田駒ヶ岳の火山性地震③



 今日の午後、第1回秋田駒ヶ岳火山防災協議会コアグループ会議が開催されました。主催は秋田県、会場は仙北市田沢湖総合開発センターです。秋田大学・岩手大学・東北大学の研究者や国・気象庁・県・消防・警察・仙北市・雫石町などがメンバーです。


 会議は、先ず秋田駒ヶ岳の火山性地震などについて情報を共有。そして今後の対応について意見交換を行いました。その結果、噴火警戒レベルはこれまで同様の1を継続し、気象庁はさらに観測態勢を強化すること、また状況の変化があった場合は情報伝達を速やかに行うなどを確認しました。仙北市と雫石町は、登山者に対する状況表示の徹底や、安全対策などを共同で行うこと、地元の皆さんには、仮に噴火警戒レベルが上がった場合の行動対応について、自主防災組織などを中心に訓練を強化すること、などを話し合いました。


 秋田大学の林信太郎教授は、噴火が起こるか起こらないかは分かりません。今後1ヶ月は警戒態勢を継続する必要があると思っています」と話していました。

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