2017年9月21日木曜日

移住者と移住を勧める側の覚悟



 昨晩、仙北市に移住した皆さんの交流会に参加しました。移住後の毎日の様子、楽しいことや難儀なこと、ずっとここに住む私たちには、気付いていないことが本当に多くて…。どこのまちでも移住事業を行っていますが、移住者も移住を勧める側も、その覚悟と準備が必要だと改めて感じました。


 この交流会は今回で3回目です。初めて仙北市に住んだ参加した皆さんからは、「こんなに住みよい場所はない。先ず人が良い」、「自然環境と水が素晴らしい」、「念願だった生き方ができた」など、嬉しいお話をいただきました。一方で、「生活費は安いが仕事がないと暮らせない」とか、「住み続けるつもりで来たが帰った人もいる」とか、厳しい話もありました。なぜ移住を継続できなかったか、その原因を探り対策を講じる必要があります。また、移住を勧める側(市役所等)として、情報を発信するだけではなく、民家の改修や家賃補助、就業あっせんなど、細やかな政策の拡充が必要です。


 終の棲家に仙北市を選んだ皆さんの思いに応えられるよう、そして今後も多くの移住希望者をお迎えできるよう、仙北市は次のステップに進みたいと思います。

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