2017年8月31日木曜日

仙北市で国際合気道フェス・競技大会スタート



 仙北市で「2017秋田国際合気道フェス・第12回国際合気道競技大会」がスタートしました。会期は9月3日までの5日間、主会場は田沢湖スポーツセンターです。国内外から選手や関係者540人に参加をいただきました。どうして合気道の国際大会が仙北市開催されたのかと言うと…。


 合気道は世界に広かった日本武道の一つです。この合気道の近代化・競技化を進めたのが、仙北市角館に生まれた富木謙治師範と大庭英雄師範でした。世界合気道界の巨匠が二人とも角館出身で、仙北市はいわば合気道の聖地と言う位置づけです。何だか奇跡のような気がします。そんなご縁で数年前から国際大会の招致運動を行っていました。開催が決定後、地元の冨岡浩樹実行委員長はじめ実行委員会の皆さんは、本当に難儀しながら準備を進めてくれました。それが功を奏し、これだけ多くの皆さんにお出でをいただけたと、今日の開会式で強く感じました。本当にご苦労様です。終日まで気を引き締めて運営にあたりましょう。


 皆さんも応援をよろしくお願いします。



2017年8月29日火曜日

元気な女性がいっぱいのまち運動


 仙北市は元気な女性が多いと、皆さんからお話を聞く度に嬉しくなります。さらに家庭や地域や職場で女性が元気になって、仙北市がもっともっと元気になれるよう、「元気な女性がいっぱいのまち運動」をスタートしたいと考えています。

 「~いっぱいのまち運動」は、その他にも「働く場所がいっぱいのまち運動」とか、「花いっぱいのまち運動」とか複数パターンを考えています。いずれも市の総合発展計画や総合戦略に盛り込んだ内容です。でも例えば男女参画社会の実現も、やっぱり「元気な女性がいっぱいのまち運動」と言った方が楽しそうかなあ…と。
 皆さんお気軽にご参加ください。


日 時 9月3日(日)午前10時から
会 場 西木温泉クリオン多目的ホール
主 催 門脇みつひろ後援会事務所
※参加はもちろん無料です。

田沢湖一周駅伝まもなくスタート



 大仙・美郷・仙北地域から17校(男子24チーム、女子26チーム)が出場して、恒例の田沢湖一周駅伝がまもなくスタートです。男子は田沢湖郷土資料館前10時30分、女子は県民の森前10時40分です。


 今回はとても特徴的な大会です。先ず、リオデジャネイロオリンピックに出場した佐々木悟さん(南外中学校)から、男女の優勝カップを寄贈いただきました。寄贈には佐々木選手のお父様、佐々木薫さんが来てくれました。また7月の大雨災害を受け、コースも一部崩壊など被害がありましたが、県や関係者の皆さんのご協力で、他会場とすることなく開催にこぎ着けることができました。感謝感謝です。


 選手代表の宣誓は、大曲西中学校駅伝部主将・古屋颯汰さん。立派な宣誓でした。みんな頑張れ!

北朝鮮のミサイル発射対応で



 本日午前5時58分頃、北朝鮮西岸地よりミサイル発射があったことを受け、直後からその対応を行っています。関係職員に庁舎で情報収集を指示。先ほど市内への落下物や異変はないことを確認しています。


 第1報は、午前6時2分のJアラート(総務省消防庁の全国瞬時警報システム)でした。市内全域に防災無線で同時発信しました。現在の分析では、ミサイルは午前6時6分に北海道襟裳岬上空を通過し、午前6時12分、襟裳岬1180キロ地点の太平洋に落下とのことです。


 今後の情報にご留意ください。





2017年8月26日土曜日

角館のお祭り全体会議が開催されました



 昨夜、角館のお祭り全体会議が開催されました。昨年12月にユネスコ無形文化遺産に登録されてから、初めての開催です。9月7日~9日の開催に向け、町内では準備が進んでいます。既に外町交流広場へ曳山が展示されたり、大置山の建造も順調です。


 角館祭りの山行事は、神明社と薬師堂のお祭りです。今年は17台の曳山を大勢の若者が引いて町内を練り歩きます。350年以上の歴史を重ねていて、飾山(おやま)囃しや優雅な踊り、曳山に飾られた豪華な人形は見事の一言。また、曳山同士が出会った時は、どちらが先行するか交渉を行い、交渉が成立しないと曳山をぶつけ合います。美しさと勇壮さが同時に楽しめる希有な祭りです。皆様ぜひお出でください。


 9月8日には観光やまぶっつけもあります。激突予定時間は、
17:00 中央通り・川原町(五井酒造店付近)
18:00 西勝楽町・西部(市役所角館庁舎前)
19:00 横町・桜美町(藤八堂付近)
19:00 山根・北部(立町十字路付近)
19:15 七日町・駅通り(立町ポケットパーク)
20:30 横町・大塚(角大付近)
22:00 駅前・下岩瀬町(地酒のふじた前)

 です。

2017年8月25日金曜日

西木町松葉の2世帯に避難指示



 午前2時20分、仙北市西木町下桧木内松葉の2世帯7人に避難指示を出しました。周辺の山腹から土砂の流出があり、安全確保のため、避難所に誘導中です。


 同地域の相内から田沢湖畔の相内潟に抜ける県道・田沢湖~西木線でも、一部に土砂流出の情報があります。ご注意ください。

県道の一部が通行止めに



 午前1時30分、田沢湖・角館・西木の各地域センター、神代・田沢・桧木内・上桧木内の各出張所、各消防団、広域消防、県の情報を集約しました。

 人的被害の報告はありません。道路関係では、部分的に冠水のある地区は複数。田沢湖畔御座石神社~たつこ像前は、道路が冠水し通行止め。河川関係は、各河川の水位が上昇し、消防団が監視を強化しています。農地等については、夜が明けないと把握できません。各地の避難所も活用をいただいています。

 雨のピークは、午前3時~4時と見込んでいます。
※県道は既に通行可能です。

2017年8月24日木曜日

954世帯に避難勧告



 20時50分、仙北市内21町内集落(世帯数954世帯・2,157人)に避難勧告を出しました。昨日までの雨で地盤が緩んでいます。これから明日の明け方まで雨脚が強まる予報で、土砂災害が発生する危険が高いと判断しました。最寄りの避難所へ避難してください。


※避難勧告の町内集落名
○角館町 八割塩手沢・岩瀬・水の目沢・田町上丁・中菅沢・川原町・細越町・山根町
○田沢湖 田沢見付田・田沢坂下
○西木町 上桧木内比内沢・上桧木内戸沢・上桧木内堀内・桧木内松葉・桧木内高屋・桧木内畑中・桧木内山口・西明寺佐曽田・小山田鎌足・小山田小沢口・小山田高野上下



※避難所をさらに1ヶ所増設しました。
○田沢湖地区 田沢湖総合開発センター・神代就業改善センター
○角館地区 角館庁舎西側庁舎・西長野交流センター・八割コミュニティセンター
○西木地区 西木総合開発センター・桧木内小学校・山鳩館

不要不急の外出を控えてください



 8月24日15時20分のアップです。低気圧の北上と前線の影響で、また大雨となる気象状況です。これから雨脚が強くなり、夕方から強風と落雷も発生して、それが翌日3時ごろまで続きます。不要不急の外出は控えてください。また18時から各地区に自主避難所を開設します。
 自主避難所の場所は以下の通りです。

○田沢湖地区 田沢湖総合開発センター・神代就業改善センター
○角館地区 角館庁舎西側庁舎・西長野交流センター
○西木地区 西木総合開発センター・桧木内小学校・山鳩館

2017年8月23日水曜日

人生は苦楽半々



 大雨対策をする中、先週末にお伺いした故・宮川信先生(前仙北市病院事業管理者)の三回忌ご法要を思い出しました。お世話になった宮川先生はご実家の近く、長野県飯田市にある運松寺に眠っています。このご法要でご住職から聞いたお話です。


 私は初めて会ったご住職に話しかけました。「秋田は7月の豪雨で大災害が発生しました。災害に限らず、最近は辛いことばかりです。人生は苦楽半々と思っていましたが違いますね」と。するとご住職、「いえ、たぶん人生は苦楽半々ですよ。あなたがそう思わないのは、幸せを幸せと感じていないだけでしょう」と。「どう言うことですか」と私。「あなたは毎日、多くの幸せをいただいているはずです。周囲の人からだったり環境からだったり。あなたは川に行って水をくんで飲みますか?。ろうそくの灯火で夜を過ごしますか?。たぶん違うでしょう。蛇口をひねれば水が出て、スイッチを押せば電灯がついて…。毎日ご飯が食べられる。なんて幸せな生活でしょう」。


 何とも思わない毎日が実は幸せで満ちている…。今回の大雨は被害なく済みそうです。皆さんのご協力に感謝申し上げます。

2017年8月22日火曜日

大雨に警戒中です



 仙北市は、本日20時に大雨警報、21時に洪水警報、22時に土砂災害警戒情報の発令を受け、22時5分に警戒部を設置しました。市内北部での累加雨量が多く、職員は第1次の動員招集、消防団は市内パトロールを行っています。ご注意ください。


※写真は~日本気象協会の雨雲の動き~から
※23日0時30分、土砂災害警戒情報が解除されました。市は0時40分に警戒部を連絡室に切り替え、情報収集体制を維持します。

2017年8月19日土曜日

市政報告で立候補の思いをお話しました


 昨日から仙北市議会定例会が始まりました。9月12日までの会期です。私は市政報告の場面で、10月の市長選挙に向けた思いなどお話ししました。以下はその概要です。

 ~ 先の議会最終日で、10月執行予定の仙北市長選挙に向け、少しずつ準備を始めたいとお話をしましたが、改めて10月の市長選への立候補を表明します。

 出馬の最大理由は、「やりかけた仕事を片付ける!」ことです。着手した者の責任で結果を出します。また、市民の皆様、議員の皆様と協働作業で策定した、第2次総合発展計画・総合戦略・人口ビジョンなどの実現を目指します。また、可能性を探って展開した取り組み、いわゆる広げた風呂敷の始末もあります。この8年で市の財政状況は改善が進みましたが、成果の見えない事業に財源投下する現状にはありません。職員不足も深刻です。これまでの「あれもこれも」を反省し、改め、市長職で蓄積した経験・市民の皆様の意見を力に、先ず私が、自らを変革します。
そして行政を変革します。

 まちづくりは市民が主役です。議会からもご指摘のあった市民融和、地域・旧町村を越えた心の輪づくりに最大意を配します。また、子ども達や若者の活動を支え、性別に関わりなく個性や能力を発揮できる地域社会の実現を目指します。地方創生は、もちろん市民のためのものです。特区も然りです。市民参加の在り方ひとつで、地方創生の速度も幅も違ってきます。人が最大の財産と言う基本に立ち返り、丁寧に関係事業を進めます。市職員の意識改革は、根本から対策を見直します。

 今後も、議会と議論したいテーマは幾つもあります。例えば、人口減少や少子高齢社会の具体的対策、縮小社会に連動した小さな行政体づくり、市民要望の新たな実現手法などです。仙北市が標榜する「小さな国際文化都市」は、人口減少や少子高齢化が進展しても、人も産業も文化も地域で活力を持続していなければ実現できません。

 公共施設等総合管理計画で示した建築系延べ床面積35%の削減は、財政力の維持や健全化に不可欠です。達成すれば、推計で年間4億円程度の財源を生み出すことができます。これを活用し、例えば防災のまちづくりを進め、市独自で堤防の嵩上げを行う財源に活用したり、生活環境の改善で、上下水道事業を推進したり、定住・子育てなどの政策財源にすることも可能です。財源の確保策を拡充し、この流れを確実なものにします。

 懸案となっている庁舎や総合給食センターの建設、企業誘致、医師確保と病院経営、市民課題の解決に向けた規制緩和、観光振興とインバウンド対策などのほか、今後は集中的に税等収納力の強化、業務の民間委託、市民の健康増進、若者や女性の活躍支援、地元商工業者・農林業者の経営対策、教育と人材育成などに全力で取り組みます。

 もつれた課題を解きほぐし、重い荷物はできる限り背中から降ろして、仙北市の未来を輝けるものとする、そんな作業を行い、次のリーダーが動きやすい環境づくりを進め、私にとって最後の任期とする思いで職務にあたります。~

2017年8月16日水曜日

今日は午後から戸沢氏祭



 仙北市内は、毎日毎晩あっちこっちで夏の伝統行事やお祭りが目白押しです。各地の神社の例大祭はもちろん、観光客の皆様に楽しんでいただけるイベントが盛りだくさん。昨日は田沢湖駅前夏祭り、ぼんでん、角館のささら舞行事などが行われました。良かったあ!。で、今日は午後から戸沢氏祭です。


 戸沢氏祭は、戦国時代の武家絵巻をお楽しみいただけます。お館様、それに家臣や領民に扮した総勢200人のお家行列が圧巻です。場所は仙北市西木町内で、祈願所として知られる真山寺を出発し、門屋城址を経由して主会場の河川公園まで練り歩きます。日中は伝統芸能(くりっこ太鼓・田沢湖龍神太鼓・佐渡ヶ島の潟上鬼太鼓・地元芸能団体多数出演)、子どもたちの魚のつかみ捕り、灯籠流しなど、夜は盆踊りや花火大会等でにぎわいます。


 美味しいご馳走も盛りだくさんです。皆様でお出でください。

2017年8月15日火曜日

成人式で「ありがとう」を大合唱



 今日は仙北市の成人式。230人の対象者中171人が参加してくれました。代表で成人証書を受理した田口翔太さん、誓いの言葉で登壇した赤倉匠さん・平鹿昇太さん・田口塁さんなど、本当に頼もしい顔ぶれがありました。さらに実行委員会の合唱「ありがとう(いきものがかり)」が感動的で…。

 式典の進行は、同じく新成人の鈴木知佳さんです。私は式辞で「今日は終戦記念日です。仙北市にも1,112人の戦没者がいて、そのご遺族がいて、家族を守り戦後の復興に汗を流して…。皆さんと今日お会いできたのも、皆さんのご両親、そのまたご両親が命のバトンをリレーしてくれたからです。若い皆さんには、皆さんが思い描く夢を叶えて欲しいと思います。そして出来れば、一人でも多く仙北市で夢を実現して、まちづくり活動にも加わって欲しいと思っています。これだけの資源に恵まれた仙北市ですが、一つひとつを活かしきれていません。連携もまだまだです。皆さんの想像力・発進力・突破力が必要です」とお話をしました。

 皆さんが、最良のパートナーと巡り会えることをお祈りします。そして命のバトンをリレーしてください。

2017年8月10日木曜日

たざわ湖・龍神まつりにお出でください



 第47回たざわ湖・龍神まつりが開会中です。午前10時から辰子の生地で神事を行い、正午からはおまつり屋台村がオープンしています。


 この後、午後6時からはメインの龍神まつりがスタートし、午後8時の湖上花火大会で、まつりはハイライトを迎えます。
 皆さんお誘い合わせの上お出でください。

〝男に甘えるな・女に甘えるな〟



 先日、畑楽(はたらく:若手異業種グループ) 主催の「語ろで~おらだの仙北市の今とこれから」に参加しました。今回のテーマは~女性の働き方~です。皆さんの意見から、〝男に甘えるな・女に甘えるな〟と言うメッセージを感じました。でもこれ、〝異性に甘えるな〟の意味ではありません。


 私からは「仙北市は女性管理職の比率が他市と比べて高い。でも市民の日常はどうだろう。男性・女性の違いから、何か発言や行動にブレーキがかかるとしたら、それは残念で本当にもったいない。そんな経験があったら教えて欲しい」とお願いしました。若い皆さんが中心の座談会だったこともあり、興味深い実話をストレートに口にしてくれました。「世間(家族?)は専業主婦を評価していない」とか、「PTAやスポ少活動には父親も参加する場面が多い」とか、「女性は何日も続けて夜の会合には出にくい」とか、「舅・小姑が出歩く家庭は、若夫婦も出歩きやすい」とか、「女のくせに何を言っているんだと言われた」とか…。


 そこで表題の〝男に甘えるな・女に甘えるな〟です。「男(女)なんだから○○する(しない)みたいな慣習に縛られたり、逆に甘えたりしていてはダメ。自分に甘えないこと!」と、そんな総括ができる座談会だったように思いました。

2017年8月9日水曜日

4年が過ぎた供養佛の土石流災害



 4年前の今日、仙北市田沢湖の供養佛地区で土石流災害が発生し、6人の市民が亡くなりました。その他、重軽傷者2人、被災住宅6棟と言う甚大な災害でした。本日午後1時、慰霊碑の前に立ち、花を手向け、そして心の中で…。

 亡くなった方々は、羽川喜一郎さん・ナツさん・一夫さん、龍子さん、羽根川稔さん、田口孝さんです。あの時、私たちはその甚だしく痛ましい状況を、すぐに把握できませんでした。それを今も悔いています。忘れることなどできません。心の中で、「あれから何度も仙北市は災害に見舞われています。7月の大雨で亡くなる方が出なかったのは、皆さんが土石流の恐ろしさを命がけで教えてくれたおかげです。ありがとうございました。どうかゆっくりとお休みください」とお話をさせてもらいました。

 もうすぐお盆です。懐かしい顔が地区に集まります。亡くなられた皆さんもその輪に入ってください。地区は頑張っていますよ。

本日午前9時に避難所を閉鎖しました



 台風5号対策で市内に開設した避難所(福祉避難所を含む6ヶ所)は、本日午前9時をもって閉鎖しました。5名の市民の皆さんに自主避難をいただきました。早朝の市内巡回でも大雨などによる被災はありません。皆さんのご協力に感謝いたします。
 なお今後とも気象台や市の情報には十分ご留意ください。

2017年8月8日火曜日

台風5号対策で避難所を開設



 台風5号の接近に伴い、前回の大雨被害地区を中心に自主避難所を開設します。角館地区は西長野交流センター、西木地区は山鳩館・桧木内小学校・西木総合開発センターです。この他、福祉避難所として清流苑・さくら苑も用意しました。自主避難所には職員2名が泊まり込みで対応を行います。


 市民の皆さんには、不要不急の外出を控え、河川や急傾斜など危険な場所には近づかないようにご注意ください。先の大雨で土砂内に水分が多い現状です。降雨量が少なくても土砂災害が発生することもあります。前回、大雨被害に遭われた方は、ぜひ積極的に自主避難をお願いします。今後、台風5号の動きによっては、さらに対策レベルを高める想定もしています。気象庁からの情報、市からの情報などご注視ください。

台風5号にご注意ください

    台風5号について、本日朝の分析と対応をお知らせします。移動速度が遅く勢力を維持したまま接近している5号は、仙北市への影響がお昼過ぎから徐々に現れ、10日ぐらいまで続くと見積っています。温帯低気圧に変わることを予測していますが、周囲の雨雲を刺激するので、降雨に対する注意が必要です。土砂崩落にも要注意です。

    仙北市では、本日の午後9時前後から雨脚が強まり、そのピークは明日の午前3時ごろから午前9時ぐらいと予測しています。この間は風も強く、暴風警報や大雨警報が発令されるかも知れません。

    今後の気象情報、市の注意喚起情報にご注意ください。

2017年8月7日月曜日

仙北市は先端技術の開発フィールド



 写真右は(株)リコーの松浦要蔵・専務執行役員。乗用車にリコーが開発中の特殊カメラを搭載し、道路を走りながら路盤画像を収録する「路面性状モニタリング調査」で、その成果と課題について報告書を提出いただきました。

 同調査は、仙北市が近未来技術実証特区に指定されたことから始まりました。実走撮影は昨年11月と今年4月の2回、国道や県道、市道など8ヶ所で実施。その映像を解析して、道路のひび割れやわだち掘れを数値化しました。さらに時間をおいて同じ場所を実走撮影すると、経年劣化の変化も数値化できることから、この技術が確立すれば数年後の道路の性状の予測が可能になり、いつ補修を行うことが最も効率的かを判断する有力な材料に成り得ます。
 このように、未だ世の中に出ていない先端技術の開発が、他にも各社との連携で進んでいます。

 リコーでは、今年度(降雪前後)も続けて実証実験を行うとのこと。将来の社会で有益な技術が仙北市を舞台に開発されていることに、正直ワクワクしています。

2017年8月4日金曜日

来年度からコンビニ・ゆうちょ収納サービス開始



 仙北市は、平成30年度からコンビニ・ゆうちょ収納を始める準備を進めています。税金などを市に納めていただく時、これまでは市役所や金融機関など18ヶ所だったものが、市内コンビニ15ヶ所(7月末現在)と郵便局11ヶ所をあわせ、44ヶ所で納付ができるようになります。


 コンビニ・ゆうちょ銀行ともに収納できるものとしては、市県民税(普通徴収)・固定資産税・軽自動車税・国保税(普通徴収)・後期高齢者医療保険料(普通徴収)・保育料・市営住宅使用料・公の施設使用料・上下水道料…などを予定しています。ゆうちょ銀行のみで収納できるようになるものもあります。できるだけ多くの収納を検討していて、現在作業を進めています。詳しくは今後発行する広報などで確認してください。


 このサービスが始まると、市役所や金融機関が開いている時間以外の収納も可能です。ご利用まであと少しお待ちください。

2017年8月3日木曜日

西木Jr.B.Cが全県優勝の報告に来てくれました!



 7月29日~31日に開催の「第9回秋田県小学生野球大会」(会場:あきたスカイドーム)で、西木Jr.B.Cが初の全県優勝を果たしました。今日はその報告で、佐藤銀さん(キャプテン:西明寺小6年)と、武藤大翔さん(副キャプテン:桧木内小)が田沢湖庁舎に来てくれました。


 西木Jr.B.Cは、西木地区の2つの小学校の合同チームです。練習にも移動が必要だったり、大雨災害が発生したりで大変だったと思います。そんな色々に負けないで、本当によく頑張りました。さらに全試合(4試合)のスコアをお聞きすると、旭川(秋田市東代表)との試合では9:1、払戸(男鹿南秋代表)との試合では8:2、準決勝の西目(本荘由利代表)との試合では9:6、決勝であたった花館(大仙美郷代表)との試合では16:2と、攻撃力も高いチームだったことが分かります。すごい!。


 次は函館市を会場に北日本大会(10月7日~9日)です。仙北市民がみんなで応援しています。ケガしないように頑張れ!。

2017年8月2日水曜日

大雨災害後の対策状況⑥

 大雨災害の対応では、これまで緊急的な経費(避難所・がれき撤去・水防団出動・家屋消毒・土砂撤去・排水ポンプ費…)は予備費から支出していました。しかし即時対応がさらに必要な事案が多く、2億円超の専決予算(議会承認を省略する緊急予算)を編成することにしました。


 ここ数日間、職員はその専決予算の積算に大忙しでした。内容は災害見舞金、道路補修、重機借り上げ、建物補修、土砂除去などですが、農地復旧では、これまでの規則を見直して市の補助率をアップした対応、リフォーム事業は災害時の特別な対応を行います。西長野地区の被災者の住宅対策、一部不具合(お風呂破損などの対応)への対応も盛り込みたいと考えています。


 お盆が近づいています。できる限り日常を取り戻せるよう、努力を続けます。

東北大学と仙北市が連携協定、そしてシンポジウム


 8月1日、東北大学大学院環境科学研究科と仙北市が連携協定を締結し、記念のシンポジウム(会場は田沢湖総合開発センター)を開催しました。連携内容は仙北市に眠る希少資源や温泉水素の開発、森林の再活用、大学から市内教育現場への人材派遣などです。

 同大学院の吉岡敏明・環境科学研究科長は、「実は仙北市は中学時代の修学旅行で訪ねた場所。この素晴らしい環境の中に眠っている未利用資源が実に多い。地域貢献・社会貢献につながる研究で成果を上げたい」と話していました。私からは、「仙北市と言うフィールドは可能性の塊で、多くの民間企業も着目してくれる場所。市内には遊休施設もあるので、研究ラボラトリーの開設にも協力したい」とお伝えしました。
 記念シンポジウムでは、3人の教授陣がそれぞれの研究テーマを発表してくれました。土屋範芳・同大学院教授は「地域の資源と新未来~温泉水素と希少資源~」、川田達也・同大学院教授は「燃料電池によるエネルギーの新しい使い方」、香坂玲・同大学院教授は「人口減少社会での自然共生・里山の循環について」です。参加した100人の皆さんは、仙北市の潜在能力にビックリした様子で聞き入っていました。


 温泉から水素を取り出す実験は、既に一部で始まっています。この実験を市内中学校で公開授業とする準備も進んでいます。連携をベースとした展開は、この後ますます活発化します。

2017年8月1日火曜日

播磨靖之さん着任!



 播磨靖之(はりまやすゆき:37歳)さんです。本日、仙北市5人目の地域おこし協力隊員として着任をいただきました。生まれは兵庫県ですが、これからは角館に住んで、近未来技術の活用・普及などにあたり、新たなビジネス展開も模索します。


 播磨さんは、スポーツ用品の専門店(株)アルペンに入社し、地域おこし協力隊に応募する直前は秋田市の店舗に勤務していました。そんなこともあって、以前から近未来技術実証特区の活動が盛んな仙北市に着目していたそうです。「今回のような災害の対応、鳥獣被害対策、高齢者支援、遭難捜索、教育などなど、ドローンは既に多くの場面で役立つ技術になっています。さらに身近なものにするための講習会や大会の恒常化、ドローン飛行エリアの整備などに取り組みたいと思います」と話してくれました。


 趣味はドローンの製作、スノーボード、テニスなど多彩です。仕事以外でもお会いする場面が多くなりそうですので、皆さん見かけたら声をかけてくださいね。