2023年4月1日土曜日

3兎を追う


 AKT秋田テレビの土曜LIVE!あきた。仙北市が始めたメルカリとの連携は、2兎どころか3兎を同時に追う戦略だと…。

 番組では次のようにお話しました。「コロナ禍で人の移動が制限された当時、経済が回らず地域が見る見る疲弊しました。そこで全国の自治体は、人の代わりにモノを動かすことにします。ふるさと納税は地域の物語を消費者に届けてくれるツールでした。今回の仙北市の戦略は、もちろん不用品を必要な人に提供し、市の窮屈な財源を調達する手法として有効ですが、それだけではありません。循環型社会を構築しようと言う市の意思の明確化、また観光振興ではモノを触媒に物語を代弁してもらい、行く行くは実際に仙北市を訪ねてもらう戦略だったと思います」と…。3兎を同時に追う…、私の推察です。

 この後、全国の自治体はメルカリショップの活用を検討すると思います。

2023年3月31日金曜日

ここがあなたの帰る場所


 ABS秋田放送えび☆ステ「今週のひとこと」は、“ここがあなたの帰る場所”です。今日は3月31日、この春、県外へ出る皆さんの多くは既に旅立ったと思います。でも…。

 新入学、新採用、転勤や引っ越し、皆さんは希望に胸を弾ませて故郷を後にしました。良い結果が出るよう心からお祈りしています。でも…、世の中は思い通りになりません。どんなに頑張っても頑張っても上手く行かない時が、人生には一度や二度はあるんです。そんな時、あなたを想う家族、あなたを応援する友人を思い出してください。辛かったら会いに戻ってください。そんな場所が故郷です。あなたが育った秋田です。

 あなたは頑張って、きっと花を咲かせます。そして、自分がしてもらったように若い枝を支える人になります。どうか、あなたも誰かの故郷になってください。

2023年3月30日木曜日

ストロベリーファームで


 仙北市の夏いちご農園ストロベリーファームを訪問。1周間前に定植した夏いちごのハウスを見せてもらいました。昨年も全国300店舗を超えるお店に夏いちごを提供し…。

 さまざまなお菓子や生食用での活用のほか、一般家庭への通販は500件(Amazonいちごカテゴリー1位)を数えるなど、全国で高い評価をいただく小さな農園は成功のヒントでいっぱい。栽培から加工、そして流通も視野に入れて立ち上げた「あきた100%プロジェクト」を進める上で、お手本としたい大注目の企業です。

 夏いちご(品種はなつあかり)は反収あたりで米の80倍とのお話しを聞き…、改めて農業に大きな可能性を感じています。
※写真の一部は同社FBより。

2023年3月29日水曜日

里山の冬Cafeそろそろ閉店


 溶かした雪でコーヒーをいれる里山の冬Cafe。これまで県内のあちこちを訪ねて来ましたが、季節は巡り雪も消えて…。今シーズンはそろそろ閉店です。

 と言うことで、今日は地元の田沢湖畔で大好きなハンバーグレストラン/びっくりドンキーのドリップパック(グアテマラ・エルボスケ農園産)を楽しみました。優しくて甘みを感じます。あっ、雪国の皆さんは心配したと思いますが、確かに今ごろの雪は汚れが目立ってきます。木の葉やゴミを避けクッカーで雪をすくっても、沸騰したお湯の中にはゴミが見え隠れして…。でも大丈夫。コーヒーをいれる時にフィルターがちゃんと濾してくれます。

 30メートルぐらい前方には道路があって…。コーヒーを飲みながら行き交う車に手をふると、何台かが振り返してくれました。秋田はそんなところです。

2023年3月28日火曜日

失った30年


 ご親交いただく公益社団法人・経済同友会から、櫻田謙悟さん(代表幹事)の新刊が届きました。辛辣です。さらに日本再興は最後のチャンスだと…。

 著書“失った30年を越えて、挑戦の時”(中央公論新社)で、櫻田さんは次のように記しています。「長きにわたる日本経済の停滞は失われた30年ではなく、やるべきことをやらなかった、不作為による失った30年と表現することが正しい。その責めは誰が負うべきか…、それは政治や行政にもあるけれど、経済界、企業経営者も不作為だったのだ」と。続けて、「日本再興には個人の幸福と経済の成長が不可欠。キーワードは生活者。挑戦の総量を高めて生活者共創社会を実現し、世界から必要とされる国になろう」と結びます。

 この生活者のイメージ、一言でなかなかお伝えできません。日本の伝統や文化や精神を理解する個人、または個人・組織の枠を超えた積極的な国民…。私は挑戦の総量と言う考え方が気に入りました。皆さんも読んでみてください。

2023年3月27日月曜日

さあ根性みせてみろ!


 古くなったビニールハウスの撤去作業をしています。でも土に打ち込んだパイプが抜けなくて…。負けるな、さあ根性みせてみろ!。

 路地の畑に再生して、新しい作物を植えてみようと思います。そのための作業と思えば頑張れるはず…。それにしても、これは力仕事です。日常的に歩き過ぎで腰が痛いのに、パイプを抜く作業でさらに負荷がかかります。ぎっくり腰にならないよう、体勢を工夫しながら頑張るしかありません。

 物事は考えようです。大好きな野外活動の新メニューぐらいに思って楽しみます。

2023年3月26日日曜日

発芽が始まりました


 この可愛い緑の双葉は、21日に種をまいた甜菜(砂糖大根)の芽です。4日で発芽が始まりました。手づくり砂糖の夢は…。

 今のところ順調な滑り出しです。でも…。ハチの巣ペーパートレイ(写真)にまいた種だけが発芽していて、他の2種類、プラグトレイとバラマキ育苗箱は知らんぷりです。培土もチャンピオンと言うネギ苗専用培土だけに芽が出て、他の2種類に変化はありません。

 実験農場の育苗ハウスは日中で15℃ぐらい、夜間だと一桁まで気温が下がります。観察を続けます。