2020年9月20日日曜日

市民を誰一人とり残さない



 今日9月20日、仙北市は誕生15周年を迎えました。市民会館で行った式典で、私は「合併後の道のりは決して平坦ではありませんでした。辛く悲しい災害や悔しい事件など、市民の皆さまに本当に申し訳のない出来事が続きました。でも、」…。

 「市民はそんな一つひとつを教訓として乗り越えてくれました。感謝の思いしかありません。皆さまのおかげで東北屈指の国際観光都市に成長することができました。しかし、いま世界はコロナ禍のまっただ中です。価値観が大きく転換する歴史的な局面です。大切なことは、市民こそが自治体の守るべき第一の存在だと言うこと。仙北市は市民を誰一人とり残さない地域社会の実現を目指します。ここに生きる市民には満足感の高いまちづくりを、将来市民には夢が叶うまちづくりを、市民協働で進めます」とお話ししました。なお、今日の式典は新型コロナ感染防止対策を優先し、規模縮小・時間短縮(全行程で1時間)で進行しました。ご来賓の皆さま失礼がなかったでしょうか。不手際はどうかお許しください。

◎功労者表彰受賞者
【個人】市川晋一 門脇健郎 久米力 小林一雄 後藤薫 堺研太郎 佐々木英人 菅原陽三 戸澤一馬 【団体】角館ライオンズクラブ 角館ロータリークラブ 田沢湖ロータリークラブ(敬称省略)

2020年9月19日土曜日

武家屋敷の庭の野外劇



 角館田町武家屋敷通りにある「あきた角館・西宮家」。明治から大正時代の建物が魅力的で、物産販売やレストラン、JRホテル和のゐ角館があります。今晩はその西宮家の見事な庭で野外劇を観ました。

 この試みは、JR東日本秋田支社・DMO田沢湖角館観光協会・仙北市が連携し、来年の東北デスティネーションキャンペーンに向けたコンテンツづくりの一環です。あきた芸術村わらび座の協力で本格的な野外劇が実現しました。今日と来週26日(土)、夕方18時と18時30分の2回公演です。巨木・古木、草木の中にセッティングされたステージ、パイプ椅子、立ち見客、不思議な空間です。ぐいぐいと引込まれる物語は…。

 19時からの角館昔語り~夏の章~にもたくさんの皆さんに参加をいただきました。西宮家の可能性を強く感じます。なお、野外劇のお問い合せ先はわらび座予約センター、角館昔語りのお問い合せ先は角館観光情報センター、または仙北市観光課へ。

2020年9月18日金曜日

予防接種と店舗家賃に助成



 金融機関やハローワーク、JA、観光協会、商工会などの皆さんと経済支援対策会議を開催。9月議会のコロナ関連予算で、約2億7千万円は提案・一部可決済みですが、さらに最終日に約4千万円の予算案を追加提案したいと考え、これら対策事業についてご意見をいただきました。

 9月議会の初日で既に可決となった関係事業は、仙北市プレミアム宿泊支援事業(県宿泊事業の市上乗せ割引き)、GIGAスクール構想推進事業(市内児童生徒全員にタブレット端末を整備)です。通常審議中の案件は保育園免疫力アップ遊具整備事業(保育園やこども園の遊具整備)、学校保健特別対策事業(小・中学校のコロナ感染対策経費)、新しい旅のカタチ創造事業(アプリなどコミュニケーションツール
作成事業)などがあります。
 さらに議会最終日に、インフルエンザ予防接種助成事業(コロナとインフルの同時流行・負担軽減の予防接種助成)、仙北市テナント事業者等支援給付事業(売上げ減少の事業者へ家賃支援給付)を提案したいと考え、同会議に経済的な効果や仕組みなどをご相談しました。皆さんから複眼的な意見をいただき、最終調整を行った上で市議会に提案することにしました。

 毎回、多くのことに気付かされる会です。市立角館総合病院での無症状市民の感染検査には期待の声、またコロナ感染者等の誹謗中傷対策など、情報発信の在り方にも声が上がりました。
※仙北市プレミアム商品券は完売しました。

2020年9月17日木曜日

ニュービジネスプラン・コンテスト



 仙北市をステージに、コロナ禍でも支持をいただける事業創造を目指し、「コロナ時代の秋田県仙北市のニュービジネスプラン・コンテスト」の開催準備が進んでいます。

 主催・共催は、(株)ネットワークコミュニケーションズと(合)政策支援。コンテストに提案者で参加を予定する皆さんは、既に8月後半からZOOMでのワークショップが始まっています。今から参加も可能なんだそうで、仙北市民はもちろん、公共政策に興味がある方、自治体と連携したニュービジネスを考えている方など、全国から申込みをお受けするそうです(必要によっては補講あり)。詳しくは今回の企画をプロデュースする(合)政策支援の細川しげのり代表「未来をつくるゼミナール」をご覧ください。http://yeahgo.work/hosokawaまで。

 12月12日(土)~13日(日)は、プランを発表する現地コンテストです。こちらは参加自由です。私も参加します。会場はSemboku Complex(仙北市・あきた芸術村内)です。どんな人、どんな提案と出会えるか、今から楽しみです。

2020年9月16日水曜日

未来を描く共同作業


 仙北市が抱える課題は何か、10年後にはどうなっているのか、住みたいまちの姿は、実現に必要なアクションなど、スーパーシティの指定やSociety5.0がもたらす社会について、2回目の意見交換を行いました。市民の幸福度を高める政策検討は今後も続きます。

 スーパーシティ・エリア指定の全国公募は年末から始まる予定です。移動と物流と支払い・行政・医療介護・教育・安全防災など、市民の日常を最先端技術で実装し、障害となる規制を大胆に緩和する…、この国家プロジェクトは、応募しても採択されるかどうかは分かりません。また、個人情報やデータ連携の安全性、住民合意の在り方、民間企業の参入の温度差など、問題点を指摘する声もあります。私は、スーパーシティやSociety5.0の先行実施が、人口減少や高齢化の著しい仙北市を支える力になればと期待しています。全市をエリアとして応募するか、地域を限定して課題解決を進めるのか、それとも他の対策がないかなど、考え方も手法も様々です。それでも若い方々を中心に未来を描く共同作業が続きます。毎回参加して感動しています。日々それぞれ現場で仕事をする皆さんが、疲れているのに手弁当で集まり、子ども達に受け渡すべき故郷について意見を交わすのですから…。このような場を共有できること自体まちづくりには有益です。

 ちなみに、昨晩のキーワードは共助、人口減少、災害対策、成功事例の確立、5G、除雪、農地保全、行政サービスの高度化・複合化などでした。お話をお聞きしているだけで、行政の在り方改善に活用できる提案が多数あります。本当にありがとうございます。

2020年9月15日火曜日

頑張れ!地域おこし協力隊💛


 仙北市・地域おこし協力隊の皆さんです。写真右から中山里沙(なかやまりさ)さん、東風平蒔人(こちひらまきと)さん、鐘偉倫(しょういりん)さん。さあ思う存分、縦横無尽にご活躍ください!。

 今月1日に着任した中山さんは埼玉県出身。DMO候補法人の田沢湖・角館観光協会で正式DMO昇格を目指しながら、ウイズコロナ時代の観光地づくりに取り組みます。早々お話を聞くと、「自然が豊かで美しい土地です。ここに住む市民になって、これから深く(まちを)理解していけるのが楽しみです」と。東風平さんは沖縄県出身で昨年9月に着任。グリーンツーリズムや農泊振興、田舎体験づくりに取り組んでいます。半年ほど前、コロナで外食が難しくなった時、仙北市テイクアウト(お持ち帰り)情報チラシを発行しました。「協力隊の仲間が増えてワクワクしています。それぞれの強みを掛け算し、さらに市民の皆さんと関係を築きたいです」と。8月1日に着任の鐘さんは台湾の出身です。多言語でアクティビティガイドをしながら、定期的な情報発信と次世代のガイド育成にあたります。「自転車であちこち行っています。四季折々の景色が楽しみです。自然に癒されています。仙北市に出会えて最高です」と。皆さんお話しをありがとうございました。

 これから収穫の秋、芸術・文化の秋、食欲の秋…です。秋の仙北市を体験して、もっともっと仙北市が好きになって、お仕事頑張って!。
※地域おこし協力隊の任期は最長3年です。
※仙北市には卒業隊員が5人います。

2020年9月13日日曜日

まちづくり日記「逃げるは恥だが…」


 広報せんぼくに連載中のまちづくり日記。9月16日号のタイトルは「逃げるは恥だが役に立つ」です。お時間のあるときにお読みください。

 変な題名ですが、漫画とテレビドラマの題名です。8年ほど前、漫画家の海野つなみさんが講談社の漫画本に連載を始め、5年前に同社の漫画賞・少女部門賞を受賞しました。その翌年には、TBSがドラマ化をしています。内容は契約結婚が題材の社会派ラブ・コメディで、出演者がエンディングで踊る恋ダンスは一世を風靡しました。

 ところで、この題名「逃げるは恥だが役に立つ」はハンガリーに伝わることわざです。〝問題と向き合わないで逃げることは恥ずかしいこと。でも逆にそれが最善の解決策になることがある〟と言う意味なんだそうです。ドラマの中で、主人公の新垣結衣さんに星野源さんが言いいます。「生き抜くためです。逃げたっていいじゃないですか。とにかく生きてさえいれば何とかなります」と。これ本当に大切な考え方です。
 新型コロナウイルスの感染拡大では、サービス不能や物販不振など、戦後最悪と言われる苦難が続いています。倒産件数は全国累計で400事業所を超え、そのうち8割が中小零細事業所です。さらに最近の傾向では、首都圏や関西圏などの大都会以上に、地方都市や観光地で施設閉鎖等が目立っています。

 仙北市では、現状(8月末)で倒産した企業はありません。コロナ禍の改善が見えるまで休業した宿泊施設、人員の移動で人件費を削減した事業所など、何とか耐え凌ぐ努力が続いているお話を聞きます。市も市内経済の再生や事業継続支援策として、開会中の9月議会に多彩な経済対策を提案し、さらに家賃助成制度などの設計も進めています。これらの対策が、ただの延命措置と言う人もいますが、でも、その間に何か反転のきっかけが見つかる可能性だってあります。

 格好つけずに、世間体も何も気にしないで、とにかく会社やお店を守る、従業員の生活を守る、そのための自身の暮らしを保つことです。不要と感じたり、気が滅入ることは遠ざけても良いのです。生きてさえいれば何とかなります。コロナに感染しないよう注意を払い、コロナを機会に辺りを見直して、この際は無駄を切り捨てる決意を固めることです。「逃げるは恥だが役に立つ」です。
※写真は「逃げるは恥だが役に立つ」イメージ。