2025年7月10日木曜日

田沢湖を生命あふれる湖に…


 西明寺小学校3年生のくりっこ探検隊で、「クニマス未来館はなぜ建てられた?」の質問に答えました。「それはね、クニマスとか他の多くの魚が住む生命あふれる湖を取り戻すためです」と…。

 「いまの田沢湖は病気にかかっていて、残念ですが魚を育てる力がありません。だからクニマスをいま湖にはなしても、クニマスは生き続けることができないんです。まず田沢湖の病気をなおすこと、そして将来的にはクニマスや他の魚が住める田沢湖に再生する、そのために市民や県民の皆さんがお金を出し合い、活動拠点となる施設を建設しました。未来館はそんな夢の実現に向かう玄関みたいな場所です」とお話しをしました。続けて「もしかしたら皆さんの中から、この夢を実現する人が出るかも知れません。もしかしたら皆さんの子どもが実現するかも知れません。その子どもの子どもかも知れません。大切なことは諦めないことです。現状を世界に知ってもらい、夢の実現に向けて協力者のネットワークを作ることです。そんな活動を諦めたり投げ出したりしないよう、未来館には生きたクニマスが、いまは水槽の中で泳いでいます。その姿を見ることで、きっと私たちは挑戦を続けることができると思うんです」と…。

 その他、地域に伝わる不思議なお話しも紹介しました。山の神さま、神隠し、カッパ、おばけ石、井戸の中の金、面箱石…、少し怖かったかな。


2025年7月9日水曜日

子どもたちを守って…


 もう3年になります。子どもたちが夏休みに入る前、欠かさずお参りしている四ツ小屋神明社。ここにカッパのお墓(河伯供養塔)があって、「どうか子どもたちを水難事故から守ってください」って…。

 お願いして、今年も自家製のキュウリをお供えしました。キュウリはカッパの大好物です。好きな食べ物は他にもたくさんあります。人間の肛門の内側にある尻子玉(現代の人間の臓器に該当部位はありません)や、スイカ、トマト、枝豆など季節を代表する野菜が大好きです。逆に苦手なものはヒョウタンです。小さい頃に水遊びで川に向かうと、すぐ川辺りでヒョウタンを栽培している農家がありました。今に思えば、あれはカッパから子どもたちを守るためだったかも…。

 みんな、元気に夏を楽しもうね!。


2025年7月8日火曜日

島酒場・大ちゃんをよろしく


 JR神田駅南口から徒歩3分、伊豆諸島・三宅島出身の浅沼大ちゃんです。彼は家内の友人の弟の後輩で、お店のオーナー兼料理長兼フロアマネージャー。次に訪ねる時は、秋田県民御用達、海の子・山の子交流酒場の看板を…。

 作って持って行こうと考えています。私は仙台の用事を済ませて東京へ移動し、酷暑の都内をフラフラになりながらウォーキング、我慢できず東京島酒場・大ちゃんに逃げ込んで、身体の渇きを島焼酎のロックで潤しました。それにしてもお魚が美味しいなあ(大ちゃんのお母さんが作ったコロッケも絶品)。千鳥足で新幹線に飛び乗り、また仙台へトンボ返りの強行軍でした。

 皆さま、東京島酒場・大ちゃんのご愛顧をよろしく!。

2025年7月7日月曜日

もう一つの七夕物語


 写真は雨の赤平潟(秋田市下北手)。昔、この潟の辺に一軒の農家があって、夫婦と娘が暮らしていました。娘は年頃に近くの村へ嫁ぎますが、家人のいじめに堪えかねて生家に戻ります。しかし夫婦はこれを許さず、行き場を失った娘は…。

 赤平潟に身を投げ、潟底に沈んで大蛇に化身し主となりました。この話しを聞いた八郎潟の龍神・八郎太郎は、深い悲しみで大蛇となった娘を不憫に思い、旅の僧に身を変えて毎年の夏に潟を訪ねるようになりました。その日が七夕だったそうで…、きっと今日も、八郎太郎は赤平潟に向かって歩いています。

 さて、潟の畔には八郎太郎が定宿としていた山本孫四郎家があります。昨日は突然のお伺いでしたが、興味深いお話しを幾つもお聞きできました。山本さん、ありがとうございました。


赤スグリのジャム


 大好きな赤スグリのジャムを作りました。これ、ジャムの女王様です。色は元気が出る真っ赤、味は寝ぼけ眼も醒める酸っぱさ、食感はプルンプルンのゼリー状で…。

 本当に美味しいジャムです。今年の収穫量は全部で450グラム、もっと株分けして原料の増産を図らないと…。作り方はイチゴなどと違い、実を煮た後にザルで裏ごしをします。皮や種を取り除き、ペクチン成分がプルンプルンのジャムに仕上げてくれます。今回はグラニュー糖を使って糖度30%のジャムにしました。もともと酸味が強い果実なので、レモン汁などは不要です。

 煮込みの段階で少し緩いくらいで火を止めます。過ぎると固くなるので要注意。さあ皆さまも…。

2025年7月6日日曜日

今回の参院選が重要な理由


 AKT秋田テレビ土曜LIVE!あきた。MCは竹島知郁さんと佐藤愛純さん、コメンテーターは毛利菜摘さんと私。冒頭で1周間を振り返り…、私は3日公示の参議院議員選挙が生活者にとって重要な理由をお話ししました。

 その要因はいくつかあります。一番は衆議院で自公連立政権が少数与党だと言うこと。今でも法案の成立では他党の協力が絶対必要です。改選前の参議院はまだ多数与党を形成していましたが、今回の選挙結果が政権の運命を左右することも考えられます。与党が多数を確保した場合でも、議席数次第で野党との関係は確実に変化します。選挙の焦点になっているのが物価高対策ですが、どの政党がどんな対策を主張しているか見極めることが必要です。与党提案は現金給付、野党は消費税等の減税(または廃止)、現金給付と減税の両方実施などに大別されます。この政策のどれを選ぶか…、私たち国民の1票が近い将来の物価高対策を決めることになるわけです。

 参議院議員は6年の任期があります。衆議院議員は4年ですが、直近の世論を国会に反映させる解散を度々行います。参議院にはこの解散はありません。じっくりと腰を据えて政策立案ができる248議席です。今回の改選は半数の124議席と、非改選の欠員補充1議席を合わせた125議席。私たちの1票が国の将来を左右します。

2025年7月5日土曜日

もうすぐ500歳野球


 ABS秋田放送えび☆ステ、特集は大仙市で開催(7月12日〜14日)の全国500歳野球大会です。秋銀クラブ(秋田市)の皆さま、花館クラブ(大仙市)の皆さま、取材対応ありがとうございました。

 さて500歳野球大会への参加資格は、選手が全員50歳以上でナインの合計年齢が500歳以上です。私より先輩の皆さまも多く、実に元気に賑やかに勝ったり負けたり(食べたり飲んだり)で、その様子を見ているだけでも楽しくなります。共通の目標に向かい、仲間と一緒に汗を流す時間はどんなに充実しているでしょう。少年のような笑顔を見ていて羨ましく思いました。

 野球に限らず…、です。歳を重ねることで自分に限界をつくってはいけません。ガンバレー!。