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ABSラジオ〝あさ採りワイド秋田便〟で、毎月最終水曜日に新コーナー「みっちゃん・ゆーちゃんのおはよう会」が始まります。県内のまか不思議な妖怪話しを中心に…。
みっちゃんは私、ゆーちゃんは藤田裕太郎アナ、おはよう会は「オハ・妖怪」の意味もあります。いよいよ妖怪話しが秋田のラジオ番組でレギュラー化しました。嬉しー!。今月28日(コーナーのオンエアは午前10時〜)から生放送です。第1話には天狗を選びました。妖怪とは何か、おばけとは違うのか、存在は神か邪神か、そして日常生活との関係性…。ああ、今からお話しするのが待ち遠しいです。
写真はタイトルコールの収録風景。皆さんお聞きください。
北秋田市阿仁の中村地区に伝わる〝まさかり石〟です。村一番の美しい娘に、多くの男たちが争うように言い寄りました。しかし娘はことごとく…。
その誘いを断り続けます。ある夜、荒くれ者が娘の家を訪ねると…、娘の寝床から怪しい男が飛び出してきました。カッとなった荒くれ者は、持っていたまさかりで男に斬りかかり…、手応えも充分で倒れた男の顔を見ようとしたら、なんとそれは石だったという伝説です。石には今も深いまさかりの傷跡が残っています。果たして娘の相手は石の精だったか、夜の闇の何かだったか、それは今も定かではありません。
写真上が〝まさかり石〟です。下左は案内をいただいた地元の柴田理容店のお母さん。中は七不思議の石の場所、右は阿仁マタギ駅前のカカシです。今は1体しかありませんが、カカシ祭りの時は賑やかです。
今年は武藤鉄城の生誕130年・没後70年にあたります。そこで武藤鉄城・企画展〜没後70年のスポーツマン民俗学者を偲んで〜と題し、2日間の企画展を開催します。
武藤鉄城は河辺郡豊岩村に生まれ、慶応義塾大学に進んでホッケーやラグビー、スキーに熱中、その間も文学的な執筆活動を行っていました。角館尋常高等小学校に代用教員として着任後は、考古・歴史・民俗学の研究者として県内外を歩き、多くの論文や研究成果を発表。後進の研究者に深い影響を残しました。いま武藤鉄城の仕事ぶりについて、各分野で改めて再評価の作業が始まっています。そんな中、私たち一般社団法人市民活動あきたのメンバーに武藤鉄城の孫がいて、地元での企画展が具体化しました。膨大な資料(執筆原稿・書籍・写真・小物・映像…)を手にとって見ることができる、本当に貴重な機会です。ぜひ皆さんにご覧いただきたいと思います。
・期日 11月21日(土)〜22日(日)
・時間 午前10時〜午後4時
・会場 仙北市角館樺細工伝承館
・主催 一般社団法人市民活動あきた
・後援 仙北市教育委員会
・協力 秋田県立博物館
・入場 無料
今シーズン初めてのサンマです。ついに我が家の食卓に登場しました。
不漁と聞いていたので我慢していましたが…。台所で見ると感動的に美しい姿です。ふり塩をして少しおいて、ワタ(内蔵)はとりません。この苦みも大好きです。お皿に大切にのせて、焼き上がったパリパリの皮と身に箸を入れ、そして辛味大根を添えて一口…。ああ完璧!。
もう1回ぐらい食べたいです。
昔、仙北市の田沢という集落に、身体が大きく力持ちの惣吉という若者がいました。酒と相撲が大好きで、時に暴れることもあったので評判は良くありません。そんなある日…。
羽根坂で野良仕事をしていた娘が悪戯にあったり、集落から酒や鶏が盗まれる事件が起きました。みんな惣吉の仕業だと決めつけます。そこで惣吉は盗人の正体を暴くため、先ずは羽根坂の森に向かいました。森に着いたとたん強い風が吹き、空から天狗がやってきます。惣吉は相撲で勝負を挑みますが、天狗はその前に酒の飲み比べを提案。さっそく呪文を唱え、大うちわで風を起こし集落に向かって飛び立ちました。少しして天狗は村にあった酒樽や鶏を持って帰りましたが、これを見た惣吉は犯人が大天狗だと確信。天狗も惣吉もたらふく酒を飲み酔いました。惣吉は人並外れの大酒飲みでした。この勝負は引き分けになりました。さて相撲の試合になった時、天狗は身体に力が入らず盗み食いで肥えたことも災いし、もうフラフラです。この隙に惣吉は天狗が持っていた大うちわを奪い、とっとと集落に帰ります。
飛ぶことができない天狗は歩いて惣吉の家に来て、何とか大うちわを返してくれと懇願しました。さらに返してくれたら悪戯も鶏や酒を盗んだことも村人に話すと約束。天狗がその通りにしたので、惣吉も大うちわを天狗に返しました。それ以来、天狗は心を入れ替え悪戯も盗みもしなくなりました。改心した天狗が棲み着いた森を、村人は天狗森と呼ぶようになりました。
ゴミ出しウォーキングで見つけました。カマキリの卵がこんな低い場所(地表から10cm)にあります。研究者の間では…。
カマキリが高い場所に卵を産むと、その冬は大雪になる(カマキリは降雪量を予測し、雪に埋もれない場所に卵を産む)…。この説に一定の信憑性があると話すのは研究者の酒井与喜夫さん。「40年以上にわたり裏付け調査をしてきたが、それなりの信憑性があることが認められた」と話します。これに異を唱えるのが昆虫学者の安藤喜一さん。「そもそも卵は雪に弱くない。雪に埋もれても問題なく孵化する」と主張しています。
昨年、私は卵探しで近所を歩き回り、結局見つけることができませんでした。皆さんも記憶に新しいと思いますが、屋根と軒下の雪がつながるほどの大雪で…。下ばかり見て歩いたことを反省しています。そんな体験があっての今年ですから、はい、酒井さんの説を支持します。
じっけん農場の育苗ハウスで、みかん(品種は興津早生)を栽培しています。たわわに実がついて…。
摘果が可哀想で、自然の成り行きに任せたらこんな風になりました。もともとは由利本荘市の熱帯果樹園(佐々木三知夫さん)で育てていた苗木です。じっけん農場では地球温暖化に対応した冷涼地の栽培実験をしていて、みかんは以前から取り組みたい果樹でした。これまでは一定の気温があったので、ビニールハウスでも何とかなりました。問題はこの後です。あとどれくらい収穫まで日数が必要か、そして冬越しはどうするのか…。課題山積です。
初期の構想では、食用とするよりも漢方薬の原料(陳皮)生産で栽培が可能か、でした。この生育状況で良ければ、秋田でも対応は可能だと…。