写真は雨の赤平潟(秋田市下北手)。昔、この潟の辺に一軒の農家があって、夫婦と娘が暮らしていました。娘は年頃に近くの村へ嫁ぎますが、家人のいじめに堪えかねて生家に戻ります。しかし夫婦はこれを許さず、行き場を失った娘は…。
赤平潟に身を投げ、潟底に沈んで大蛇に化身し主となりました。この話しを聞いた八郎潟の龍神・八郎太郎は、深い悲しみで大蛇となった娘を不憫に思い、旅の僧に身を変えて毎年の夏に潟を訪ねるようになりました。その日が七夕だったそうで…、きっと今日も、八郎太郎は赤平潟に向かって歩いています。
さて、潟の畔には八郎太郎が定宿としていた山本孫四郎家があります。昨日は突然のお伺いでしたが、興味深いお話しを幾つもお聞きできました。山本さん、ありがとうございました。
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