2023年3月31日金曜日

ここがあなたの帰る場所


 ABS秋田放送えび☆ステ「今週のひとこと」は、“ここがあなたの帰る場所”です。今日は3月31日、この春、県外へ出る皆さんの多くは既に旅立ったと思います。でも…。

 新入学、新採用、転勤や引っ越し、皆さんは希望に胸を弾ませて故郷を後にしました。良い結果が出るよう心からお祈りしています。でも…、世の中は思い通りになりません。どんなに頑張っても頑張っても上手く行かない時が、人生には一度や二度はあるんです。そんな時、あなたを想う家族、あなたを応援する友人を思い出してください。辛かったら会いに戻ってください。そんな場所が故郷です。あなたが育った秋田です。

 あなたは頑張って、きっと花を咲かせます。そして、自分がしてもらったように若い枝を支える人になります。どうか、あなたも誰かの故郷になってください。

2023年3月30日木曜日

ストロベリーファームで


 仙北市の夏いちご農園ストロベリーファームを訪問。1周間前に定植した夏いちごのハウスを見せてもらいました。昨年も全国300店舗を超えるお店に夏いちごを提供し…。

 さまざまなお菓子や生食用での活用のほか、一般家庭への通販は500件(Amazonいちごカテゴリー1位)を数えるなど、全国で高い評価をいただく小さな農園は成功のヒントでいっぱい。栽培から加工、そして流通も視野に入れて立ち上げた「あきた100%プロジェクト」を進める上で、お手本としたい大注目の企業です。

 夏いちご(品種はなつあかり)は反収あたりで米の80倍とのお話しを聞き…、改めて農業に大きな可能性を感じています。
※写真の一部は同社FBより。

2023年3月29日水曜日

里山の冬Cafeそろそろ閉店


 溶かした雪でコーヒーをいれる里山の冬Cafe。これまで県内のあちこちを訪ねて来ましたが、季節は巡り雪も消えて…。今シーズンはそろそろ閉店です。

 と言うことで、今日は地元の田沢湖畔で大好きなハンバーグレストラン/びっくりドンキーのドリップパック(グアテマラ・エルボスケ農園産)を楽しみました。優しくて甘みを感じます。あっ、雪国の皆さんは心配したと思いますが、確かに今ごろの雪は汚れが目立ってきます。木の葉やゴミを避けクッカーで雪をすくっても、沸騰したお湯の中にはゴミが見え隠れして…。でも大丈夫。コーヒーをいれる時にフィルターがちゃんと濾してくれます。

 30メートルぐらい前方には道路があって…。コーヒーを飲みながら行き交う車に手をふると、何台かが振り返してくれました。秋田はそんなところです。

2023年3月28日火曜日

失った30年


 ご親交いただく公益社団法人・経済同友会から、櫻田謙悟さん(代表幹事)の新刊が届きました。辛辣です。さらに日本再興は最後のチャンスだと…。

 著書“失った30年を越えて、挑戦の時”(中央公論新社)で、櫻田さんは次のように記しています。「長きにわたる日本経済の停滞は失われた30年ではなく、やるべきことをやらなかった、不作為による失った30年と表現することが正しい。その責めは誰が負うべきか…、それは政治や行政にもあるけれど、経済界、企業経営者も不作為だったのだ」と。続けて、「日本再興には個人の幸福と経済の成長が不可欠。キーワードは生活者。挑戦の総量を高めて生活者共創社会を実現し、世界から必要とされる国になろう」と結びます。

 この生活者のイメージ、一言でなかなかお伝えできません。日本の伝統や文化や精神を理解する個人、または個人・組織の枠を超えた積極的な国民…。私は挑戦の総量と言う考え方が気に入りました。皆さんも読んでみてください。

2023年3月27日月曜日

さあ根性みせてみろ!


 古くなったビニールハウスの撤去作業をしています。でも土に打ち込んだパイプが抜けなくて…。負けるな、さあ根性みせてみろ!。

 路地の畑に再生して、新しい作物を植えてみようと思います。そのための作業と思えば頑張れるはず…。それにしても、これは力仕事です。日常的に歩き過ぎで腰が痛いのに、パイプを抜く作業でさらに負荷がかかります。ぎっくり腰にならないよう、体勢を工夫しながら頑張るしかありません。

 物事は考えようです。大好きな野外活動の新メニューぐらいに思って楽しみます。

2023年3月26日日曜日

発芽が始まりました


 この可愛い緑の双葉は、21日に種をまいた甜菜(砂糖大根)の芽です。4日で発芽が始まりました。手づくり砂糖の夢は…。

 今のところ順調な滑り出しです。でも…。ハチの巣ペーパートレイ(写真)にまいた種だけが発芽していて、他の2種類、プラグトレイとバラマキ育苗箱は知らんぷりです。培土もチャンピオンと言うネギ苗専用培土だけに芽が出て、他の2種類に変化はありません。

 実験農場の育苗ハウスは日中で15℃ぐらい、夜間だと一桁まで気温が下がります。観察を続けます。

2023年3月25日土曜日

素敵な一日


 コロナ禍で結婚式を見合わせていた息子夫婦が、友人の皆さまを招待し、挙式と披露パーティを開催しました。二人の思いが感じられた素敵な一日でした。

 この春から生活の拠点が都内になる二人。引っ越しやら挨拶回りやらで忙しい中、招待した皆さんに楽しんでもらおうと、手づくり感いっぱいの会場デコレート、サービスの準備は大変だったと思います。おかげで誰もが満面の笑顔でした。生涯忘れられない結婚式ですと、お話ししてくれた人もいました。

 友人の皆さま、この後もどうか二人をよろしくお願いします。

2023年3月24日金曜日

準備をした人に女神はほほえむ


 ABS秋田放送えび☆ステ「今週のひとこと」は、“準備をした人に女神はほほえむ”です。羽後町の皆さんの魅力的な仕事、そして2023WBCの侍ジャパン優勝で…。

 事を成そうと思った時、どれだけ時間をかけて準備を尽くすか…。その決意と行動があってこそ、勝利の女神はほほえむことを再認識しました。酒井さんが訪ねた羽後町では、杉宮精香堂の赤石さん、三輪缶詰加工所の信太さん、赤川呉服店の赤川さんが魅力的な仕事をしていました。日頃の準備が最高の仕事を支えているのだと思います。最高の仕事と言えば…、世界が歓喜したWBCワールド・ベースボール・クラシック。7戦全勝で3度目の優勝を果たした侍ジャパンは、監督・コーチ陣・各選手の試合にかけた準備量がものすごくて…。

 佐々木朗希投手や山本由伸投手は昨年12月にローンデポ・パークのマウンドに立っていた…、ダルビッシュ有投手が2月17日の宮崎キャンプから合流できたのは、パドレスとの信頼関係があってこそ…。そしてMVPに輝いた大谷翔平選手の準備と覚悟…。多くの感動的な逸話が今になって公になっています。準備の力は絶大です。

2023年3月23日木曜日

草に聞け


 ウコンの種芋(写真右)が届きました。あきたカレーのスパイス生産に着手します。心配だった土の適正は「草に聞け」と…。

 土壌分析を友人に相談したら、「どんな草が生えている?。分析も大事だけれど、先ず草を見ること。その草が土の状況を教えてくれるよ」と。なるほど、これは良いお話しです。そこで、候補地と考えていた圃場(写真左)で草を観察。繁茂する草はスズメノカタビラだと分かりました。酸性土の湿った場所を好み、寒さに強い最強の雑草とあります。一方、ウコンは有機質が多い水はけの良い土を好み、高温を好むインド原産の植物です。国内だと岩手県南部が栽培の北限と言われています。

 考えていた場所は、ウコンにとっては辛い環境だと分かりました。気温が高くなってから定植を予定しているので、別の圃場を探すことにします。友人から教わった「草に聞け」、ありがたいアドバイスでした。

2023年3月22日水曜日

宮本浩次の歌


 冬囲いを片付けていると、ずっと耳の奥に流れるメロディ。飾りじゃないのよ涙は…だと分かりましたが、この歌い方は井上陽水でも中森明菜でもありません。宮本浩次です。

 そう言えば、この前NHKの「The Covers」で歌っていました。その前は「SONES」でした。エレファントカシマシはほとんど聞きませんが、宮本浩次のカバーソングはすごくいい!。アルバム“ROMANCE”の赤いスイートピー(松田聖子)は、まるで少年が音楽室で歌っているような純真さが伝わってきます。

 化粧(中島みゆき)、異邦人(久保田早紀)…、ストレートです。カラオケに行きたくなりました。
※飾りじゃないのよ〜は、アルバム“秋の日に”で収録。

2023年3月21日火曜日

一粒万倍日の種まき


 今日が来るのを待っていました。一粒が万粒になると言うご利益にあやかり、甜菜(砂糖大根・シュガービーツ)の種まきをしました。

 あきた100%プロジェクトでは、県産の果物を使ったジャムづくりを計画しています。でもジャムには果物の他に砂糖やレモンも必要で…。そこで砂糖やレモンは自家栽培することにしました。その第一弾で今日は甜菜の苗作りをスタート。種は北海道の友人から用意してもらいました。今日は一粒万倍日ですから、何だか豊作を約束してもらったような気分です。

 初めてのことで培土は3種類を用意。この培土ごとにペーパーポット、プラグトレイ、バラマキ育苗箱の3パターンで育苗を始めました。しばらく管理と観察を続けます。

2023年3月20日月曜日

キャラクター


 番組特番の収録でABS秋田放送。キャラクターが定まらずスタジオ内で悩む私をよそに、登場する皆さんは無二の存在、強烈な個性で他を圧倒します。あぁ羨ましい…。

 特番は「えび☆ステふるさとACTION!スペシャル」(3月26日16時〜)、道の駅ハンターの特別編です。さらに今年度放送した“茉耶が向かいまっさかい”の名シーンを振り返ります。オンエアまで秘密ですが、圧倒的に個性的・魅力的な各地の皆さんが、再びVTRで多数登場します。

 生出演の特別ゲストさん、可愛いです!!。 

2023年3月19日日曜日

メープルシロップづくり⑥


 3本のイタヤカエデから、40日間で8,750mlの樹液(メープルウォーター)を採取。これを12時間かけて煮詰め、170ml(糖度66%以上)のメープルシロップを作りました。

 煮詰め作業の前半は薪ストーブを使用しました。寸胴鍋をかけてボンボン火を焚いて…。野外活動で火遊びをしている気分です。楽しい!。樹液が半分程度に濃縮した後は室内に移動。反射式石油ストーブで時間をかけて煮詰めて、最後はガスコンロで一気に仕上げました。手作りメープルシロップ、最高に美味しいです。室内も甘い香りでいっぱいです。

 たくさんの皆さんのご協力をいただきました。県産食材100%の「米粉パンケーキを手作りメープルシロップで食べる会」でご恩返しは…。

2023年3月18日土曜日

8年の歳月が過ぎても…


 8年の歳月が過ぎても、昨日のことのように思い出されます。今はただ慰霊碑の前に立ち、花を手向け、手を合わせご冥福をお祈りするばかりです。

 2015年3月18日、源泉から温泉にお湯を引くパイプの点検作業中、高濃度の硫化水素ガスを吸って…、坂本榮さん、羽根川次吉さん、柴田政文さんの3人が殉職されました。全国有数の人気温泉地になれたのも、日頃から仕事熱心な皆さんのおかげでした。あまりに悲しい事故でした。

 榮さん、次吉さん、政文さん、重ねてご冥福をお祈りします。どうかご家族をお見守りください。

2023年3月17日金曜日

終わりは始まり


 ABS秋田放送えび☆ステの「今週のひとこと」は、“終わりは始まり”です。規格外の野菜も人の一生も、いったん終わることで新たな始まりが…。

 湯沢市の黒澤理沙さんは、市場に出せない規格外の野菜を農家から買ってお弁当を作っています。カタチが歪だったり大きさがバラバラの大根やニンジン…、でも味も栄養価も変わりはありません。野菜からすれば、出荷から外れた時点で「ああオレの野菜人生は終わった…」と思ったでしょう。ところが黒澤さんに買ってもらって「お弁当のおかず人生が始まった!」のです。農家にはお金が回り、フードロス対策で消費者にも好循環が始まっています。

 今週は、県内のあちこちで小学校や中学校の卒業式がありました。卒業生は友達とのお別れに涙したと思います。でも大丈夫。それまでの日常は終わりましたが、次の日常が始まります。人生は終わりから生まれた始まり、始まりから生まれた終わりで満ちています。だからこそ一瞬一瞬が尊いのです。皆さんの人生が花咲くよう、満開のサクラも添え書きしました。

2023年3月16日木曜日

あきた100%りんごジャム


 横手のりんご、仙北の水飴とレモンで、あきた県産100%の食べきり・ザクザクりんごジャムを作りました。ああ、明日の朝が待ち遠しい…。

 りんごは横手産のふじ、水飴はもち米をモルトパウダー(大麦麦芽の粉末)で糖質分解した自信作、レモンは小松創建さん(西木町小渕野)が栽培したものを分けてもらいました。完全に秋田県産100%のジャムです。りんご1個をいちょう切りにして、水飴とレモン汁を加え、電子レンジで9分加熱。ザクザクの食感も新鮮かと…。

 伝統的で自然由来の甘味料を使い、現代に支持いただけそうな商品づくりは楽しいなぁ。

2023年3月15日水曜日

未来を育てる


 育苗ハウスにビニールをかけました。ここで甜菜やバタフライピー、ひよこ豆、トマト、ほおずき、各種スパイス等の苗を育てます。いえ…、苗と言うか、未来を育てる気分です。

 甜菜(砂糖大根)から甜菜糖を作ります。バタフライピーは田沢湖ジェラート用の青系色素です。ひよこ豆は秋田カレーの具材、トマトはソース原料、ほおずきはコンフィチュール…、スパイスやハーブは研究用です。この他にも、数種類の苗を育て実験農場に定植します。

 忙しくて楽しい作業が続きます。お手伝いも大歓迎です。

2023年3月14日火曜日

胡桃のバッキャ味噌


 雪の下から顔を出したバッキャと、カラスから横取りした胡桃の実を和えたバッキャ味噌です。ああ、美味しいなあ…。

 バッキャはまだ出始めで、福寿草と一緒に顔を出したりしています(写真)。可愛そうな気もしますが、食べたい欲求に抗えず摘んで帰りました。花を除き水洗いをしてから湯がき、摺鉢ですった胡桃と和えます。この胡桃、昨年カラスと先を争って拾いました。カラスは美味しい木の実を知っていると聞き、カラスが集まる木を探して横取りしましたが、正解です。

 調味料は自家製味噌と砂糖とみりん。春の香りが口から鼻にぬけて…、お酒が進みます。

2023年3月13日月曜日

夢の種


 なんて綺麗なんでしょう。まるで青く輝くビーズ玉です。これ、実は砂糖大根のコート種子。北海道に住む知人が地元の農協で購入し送ってくれました。

 あきた100%プロジェクトは、県産食材100%でまるごと秋田の商品開発を目指すもの。例えばジャムづくりも、使用する砂糖は秋田産でなければ…。そんな思いで様々な皆さんにご協力をいただき、今回は北海道から夢の種が届きました(ワーイ!)。もう少し経ったら播いて育苗作業に入ります。

 初めての作物に、今からドキドキ・ワクワク!。

2023年3月12日日曜日

不義理のリカバー


 大館市で友人のお見舞い。その後は市内の道祖神さまを訪ね歩きました。この辺りは県内でも道祖神の伝承数がトップクラスで、個性的な神々とお会いすることができます。

 特に米代川支流の白沢周辺は、「これから道祖神さまの集会でも始まるんだろうか」、と思うほどアチコチの集落境界で道祖神さまにお会いできます。私はその度に手を合わせ、我がままなお願いを声にして幾つもするのです。疫病退散、家運隆昌、千客万来、恋愛成就、安産祈願…。

 さらに若い頃からの不義理をお詫びします。すると…、道祖神さまが語りかけてきます。「リカバーはこれからですよ」。

2023年3月11日土曜日

静かな海に白いガーベラ


 東日本大震災から12年。仙北市で避難生活を送った方々との親交は今も続きます。今年は宮城県女川町の竹浦漁港を訪ね、静かな海に白いガーベラを手向けました。

 それより少し前、女川漁港で辛い光景を目にしました。海に向かって女性が男性の名前を2度呼び、海に花を投げ入れて…、その場に小さく蹲ってしまいました。一緒にいた年配の女性が抱き上げ、ゆっくり彼女を車に連れていきます。彼女は津波で大切な人を亡くしたのです。その悲しみは12年経っても癒えることはないのです。

 あらためて女川駅の周辺を歩いてみました。高台に移転した住宅、商業施設や公共施設…、行く度に町が成長しています。私もちゃんと生きないと…。

2023年3月10日金曜日

春を迎えに


 ABS秋田放送えび☆ステの「今週のひとこと」は、“さあ窓をあけて春を迎えに”です。春を待つだけではなくて、春を迎えに窓から飛び出すくらいの気持ちで…。

 酒井茉耶さんが訪ねた三種町。じゅんさいもメロンも梅も釜谷浜も大好きです。昨年7月オープンした子育て交流施設みっしゅは、屋内大型遊具を完備した子ども天国。子ども達もご家族も良い笑顔でした。その近くにある石窯ピッツァのピエーノ・ディ・ソーレ。窯はご主人の三浦さんが3年かけて自作したそうです。人気の緑のマルゲリータ、美味しいに決まってます。さらに番組の先輩、渡辺博栄さん宅に上がり込んだ酒井さん。渡辺さんのおばさまが書いた絵手紙に感動して、「門脇さん、ひとことに絵を書いてください」との無茶ぶりで…。それにしても三種町の皆さん、積極的に毎日を楽しんでいる様子が伝わってきます。

 ところで、酒井さんのリクエストで小さなバッキャを書いてみました。最近は春を迎えに出歩くと道端でバッキャに会えます。出歩かなくても部屋の窓を開けて春風を入れてみたり…。多可さんが言う通り、心の扉も開けば素敵な春がお迎えできるかも…。

2023年3月9日木曜日

この映画は…


 久しぶりの映画。ポスターのカンフー臭に惹かれて入場しましたが、この映画タダモノではありません。

 観終わって、車にやっと帰りしばし茫然自失。誰かにどんな映画だったか伝えるとしたら、何をどう言ったら良いのか…。今ここで生きている私の他に、これまで通過してきた分岐点の別判断の人生があって、そんな全ての私が協力して全宇宙を救う…。ストーリーはこんな感じ。でも…、ストーリー以上に大切なメッセージが何本も埋もれています。

 米アカデミー賞の大本命と書いてありました。アカデミーが一番メタバースです。

2023年3月8日水曜日

メープルシロップづくり⑤


 3号試験木の準備が整い、今日は試験木に樹液の採取ボトル…、いえタンクをセットしました。樹齢40年ほどだと思いますが、このイタヤカエデはドリルで穴を開けた途端に…。

 待ってましたとばかり樹液が溢れ出ます。今までの1リットルボトルだと半日で満タンになりそうな勢いで…。1号試験木・2号試験木の樹液回収用タンクをそのままセットすることにしました。3号木はとにかく日当たりが良く、幹周りは今までで最大です。また幹の小さなキズ口からも樹液が滲み出すくらいですから、大地に深く根が張っていることが想像できます。

 採取した樹液は総量の50分の1まで煮詰めます。シロップは本当に少ししかできません。

堅雪わたりのリボンラン


 国際女性デーの今朝は、明け方の冷え込みで田んぼの雪もカリカリ。と言うことで…、堅雪わたりの一人ホワイトリボンランです。

 先日は30人で田沢湖畔を走りました。これも楽しかったですが、今日の堅雪わたりのホワイトリボンランも楽しかった!。朝焼けに堅雪がキラキラ光って…、何だか雲の上を走っているような感覚でした。

 堅雪わたり、今シーズンはもう何回できるかなあ…。

2023年3月7日火曜日

高校生から空き家活用の新提案


 角館高校の門脇結那さんと佐々木萌果さんから、空き家活用の新提案をいただきました。地域の空き家を開放し、学生が気軽に集まったり、飲食や勉強のスペースも確保して…。

 若者の情報発信拠点を実現しようと言うもの。素晴らしい提案です。そこで今日の意見交換では、空き家活用の法的知識を共有するため、石川司法書士事務所の石川智・所長(大仙市日の出町)にも同席をお願いしました。門脇さんと佐々木さんは、既に幾つか物件も候補として検討している様子。石川さんは、立地や所有者、賃貸の条件など、様々要因を判断して空き家活用を進めるようにと話していました。

 2人はさらに物件調査を行い、また利用対象者の把握やその交通手段、市内イベントとのカップリング開設なども考慮して判断したいとのこと。2人がご相談にお伺いした時は、皆さんもご協力をお願いします。
※私たち一般社団法人市民活動あきたは、移住・定住支援、空き家対策に取り組んでいます。


2023年3月6日月曜日

育苗ハウスの除雪作業


 今日は啓蟄(けいちつ)です。土の中で冬ごもりをしていた虫が動き出す日。私も雪どけが待てなくて、育苗ハウスの除雪作業を始めました。実は新導入の作物が数種類あって…。

 今年の実験農場はますます賑やかです。例えば砂糖大根。あきた100%プロジェクトのジャムづくりで、砂糖大根を収穫して甜菜糖を生成する予定です。今は北海道の皆さんに育て方を教えてもらっている最中ですが、先ずは種まきの準備を急いでいます。例えばトマト。これも数品種あって育苗準備に入ります。バタフライピーは田沢湖ジェラート用で、昨年よりも栽培面積を増やします。カレープロジェクトのウコンは、種ウコンの仮置き場の確保が必要で…。

 今日は朝から青空が広がり、除雪作業も本当に気持ち良かった!。実験農場レポートにもご期待を…。

2023年3月5日日曜日

トマトが好きな理由


 スーパーの野菜売り場を歩くたび、トマトの品数の多さを不思議に思っていました。それで調べてみたら、トマトは長く日本1の愛され野菜で、女性が男性よりも…。

 日経ウーマンによると、種苗会社が行ったアンケートでは、日本人は83.5%がトマト好きとの結果でした。さらに女性が男性よりも13ポイント高いと…。好きな理由は、美味しいから、健康に良いから、栄養があるから、などと続きます。もちろん男性も買い物に行きますが、女性の方がスーパーへの出入り頻度は高く、女性に人気の商品・食材を豊富に揃えることで売上増加を狙う…、これは店舗戦略の常道です。

 美味しい、健康に良い、栄養がある、そして女性に支持される、そんな目線であきた100%プロジェクトを見直します。私はトマトはそれほどでも…。

2023年3月4日土曜日

ホワイトリボンランに参加


 国際協力NGOジョイセフが、2016年に発足したホワイトリボンランに参加。エントリー費の収益全額は、世界の女性の健康と命を守る活動に使われます。

 秋田県内は、田沢湖畔を舞台に往復3.8キロメートルを走破。朝方の積雪にはビックリしましたが、スタートした午後には時おり日も差す気持ち良い天気に…。皆さん思い思いのスピードで湖畔のランニングを楽しむことができました。

 今日はジョイセフ本部から柚山訓さんをお迎えし、お話を聞いたり一緒に走ったり…。楽しかったです。ありがとうございました。

2023年3月3日金曜日

あなたの夢はあなたが叶える


 ABS秋田放送えび☆ステの「今週のひとこと」は、“あなたの夢はあなたが叶える”です。だって、あなたは世界中でたった一人で、あなたの描いた夢はあなた自身で…。

 番組の特集にご登場をいただいた浴衣作家の沼倉弥生さん(大仙市)、曲げわっぱ伝統工芸士の仲澤恵梨さん(大館市)、釣具店3代目店主の山田希望さん(潟上市)、皆さん素敵な方々でした。生き方に強い共鳴を覚えました。キラキラ光り輝いて見えたのは、その人にしか歩けない道を歩いているからでしょう。

 今日はお雛さまですが、秋田の女性も男性も、もっと正直になって、もっと我がままを言って良いと思います。

2023年3月2日木曜日

そのカッパは◯◯じっちゃ


 田沢湖の国館会館。お母さん達からお声かけをいただき、果樹や野菜づくりのお話しをしました。ついでに昔、近くの大沼でカッパを見たと言ったら、「それは◯◯じっちゃだ」と…。

 私、農業改良普及員と家畜人工授精師の資格だけは持っていて…。あきた100%プロジェクトで果樹育てと野菜づくりをしようと風呂敷を広げても、一応それらしい講習内容になります。今回は皆さんに美味しいと評判のインゲン、カボチャの種をプレゼントしました。とても喜んでくれたので気持ちが緩み…、ついカッパの話をしました。「昔、子ども達とそこの大沼でバス釣りをしていたら、沼の中からヌッと人影が出てきて…、あれはカッパですっ」。

 すると…、明らかに今までの和やかなムードが一変。「せっかくの雰囲気を壊してしまったかな」と悔やみかけた瞬間、あるお母さんが「それは沼のほとりの◯◯じっちゃだ」と。その一言で皆さん大爆笑。お母さんありがとう。でもね…、あの人影は◯◯じっちゃの半分くらい小さかったから…。

2023年3月1日水曜日

卒業のあなたへ


 卒業おめでとう。さあ、あなたが主人公の物語、いよいよ本格始動です。そこで4つのアドバイス…。

1.あなたはあなた。世界で唯一の自分を大切に。
2.可能性は無限。自分で限界を決めないで。
3.辛い時は周囲にヘルプ。それが成長スイッチ。
4.諦めない。あなたの夢はあなたが叶える。

 何よりも健康、そして笑顔と感謝を忘れずに。
頑張って!。