東日本大震災から12年。仙北市で避難生活を送った方々との親交は今も続きます。今年は宮城県女川町の竹浦漁港を訪ね、静かな海に白いガーベラを手向けました。
それより少し前、女川漁港で辛い光景を目にしました。海に向かって女性が男性の名前を2度呼び、海に花を投げ入れて…、その場に小さく蹲ってしまいました。一緒にいた年配の女性が抱き上げ、ゆっくり彼女を車に連れていきます。彼女は津波で大切な人を亡くしたのです。その悲しみは12年経っても癒えることはないのです。
あらためて女川駅の周辺を歩いてみました。高台に移転した住宅、商業施設や公共施設…、行く度に町が成長しています。私もちゃんと生きないと…。
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