2015年1月30日金曜日

エフエムあきたで

今朝、エフエムあきたの番組に生出演しました。「モーニングアップ・フライデー」と言うコーナーで、保泉久人さんがパーソナリティーです。保泉さんは仙北市の出身です。ちなみに同番組プロデューサーの石橋周さんも仙北市出身です。電波に乗らない会話は、仙北弁が飛び交います。

 ラジオではモーグルのワールドカップ杯の情報や、小正月行事についてお話をさせていただきました。仙北市内の小正月行事は実に多彩です。代表的なものをザッとあげただけでも、
・2月 7日(土) 白岩城址燈火祭
・2月10日(火) 上桧木内の紙風船上げ
・2月13日(金)~14日(土) 角館火振りかまくら
・2月15日(日) 松葉・相内裸参り
・2月21日(土)~22日(日) 田沢湖高原雪まつり
・3月 5日(金) 生保内のなろか
・3月 5日(金) 中里のカンデャッコあげ
 と続きます。この間に開催される角館の雛めぐり(2月21日~3月22日)も見逃せません。皆さん是非お出でください。

 特に今回は白岩城址燈火祭の盛況ぶりと、中里のカンデャッコあげに焦点を絞ってPRしました。白岩氏の栄華を偲び、県内最古の窯元と言われる白岩焼きなど、地域文化の再生に取り組むプロジェクトSが主催していること、カンデャッコあげは、しめ縄の両端に鍬(クワ=カンデャッコ:朴の木でつくったミニチュア)とオチンチン(男根:胡桃の木を彫り出したミニチュア)を、塞の神のご神木(桂の木)に投げかけて、良縁と子宝祈願を行う奇習だと…。こんな説明がしたかったのですが、上手くできませんでした。反省。
※写真は調整室の様子。佐々木俊彦放送部長の背中越しにスタジオが見えます。

2015年1月29日木曜日

東京スカイツリーで田沢湖の水深を「見える化」したい

423.4m?。そうです、日本一深い田沢湖の水深です。この水深を目視したい!。そんな思いで数年、東京スカイツリー(東武タワースカイツリー株式会社)とご相談をしています。たぶん多くの提案が個々に全国から寄せられていると思いますが、いつも丁寧に対応いただき、本当に素晴らしい社風です。現状では様々な課題があり困難とのお話でしたが、何か妙案がないものか、ご指導もお願いしています。

 スカイツリーは国内で最も高い建造物で、634mあります。このタワーに設置されている照明器具を、地上から423.4m分だけ点灯していただけたなら、田沢湖の水深が「見える化」できるはず、そんな発想です。建造物を活用して水深を表現するには、国内ではスカイツリーしかありません。例えば実行日も4月23日、点灯時間も4分23秒でみたいなコダワリも面白いと思います。

 ところで、この絵を描いてくれたのは三浦デザインの三浦陽一さん。今回はビジュアルで説明したほうが楽しいかなと考え、ボランティアで描いてもらいました。一目で分かる良い絵です。

 田沢湖再生には、多くの応援団が必要です。都民の皆さんにも、田沢湖再生に興味を持っていただければと思います。そして知見を集めて、科学的な対策を講じる必要があります。そのきっかけになれば、また仙北市誕生10周年のPRになれば、そんな思いです。

台湾スキー協会の皆さんが来市

昨日に開催した記者懇談会(定例記者会見)で、2015FISフリースタイルスキー・ワールドカップ秋田たざわ湖大会の情報が少ないと、各マスコミからご指摘を受けました。例えば現在製作中の樺細工を取り入れた金・銀・銅メダルのことや、有料観覧席の存在(ほとんどは無料席です)、コース整備状況、上村愛子さんと大会の関わり…。

 県と市が連携して事務局を構成していますが、仮にお互いが「対応しているだろう」と思っていたり、逆に「遠慮し合って」いたりでは、対応が後手に回ります。あと1ヶ月ですから、文字通り総力戦で臨む必要があります。

 その他、記者懇談会では小正月行事の数々、国家戦略特区の追加提案と今後の対応などについてお話ししました。

 写真は、昨夜に開催した台湾スキー協会の皆さんの歓迎会です。ごあいさつをいただいている方は、同スキー協会の簡添松副理事長。簡氏は台湾にスキー競技を移入するため、日本で研修をされた3人の中の1人。いわば台湾スキー界の草分け的存在です。今回の訪問団には残る2人も同行していました。そんな皆さんから「たざわ湖スキー場は本当に素晴らしい」と高い評価をいただきました。

2015年1月27日火曜日

マレーシアから農家体験に3家族

写真左は非営利一般社団法人ハラル・ジャパン協会の佐久間朋宏・代表理事、右は同法人のモハメッド・シャーミン・バングラデシュ支局長です。先日(1月23日~25日)市内農家民宿でマレーシアの3家族に滞在をいただき、ムスリム(イスラム教)の皆さんを受け入れる条件調査を行いましたが、その最終日にお会いして、今後の課題などを話し合いました。

 佐久間事務局長は、「何より良いことは、仙北市の農家の皆さんが外国人を怖がらないこと。それに言葉以上のコミュニケーション能力があること。他ではなかなか見られません」と話していました。シャーミン支局長は、「仙北市の食べ物は本当に美味しくて、海外にも紹介したいと強く思っています」と話していました。またお2人の共通事項では、「ハラル(イスラム教で認められた食事)については、ほぼ安心できる状況ですが、お祈りの場所を事前に準備しておくことや、温泉の楽しみ方を工夫することなど」の課題があると指摘を受けました。

 国では、2020年の外国人観光客数2000万人が目標です。石破地方創生大臣は、16日に都内で開催された外食産業界の新年会で、「いかにしてイスラム圏の方々を日本に呼ぶか、ハラルがキーポイント」と言っていましたが、既に対応を始めた企業が横手市内にあって…。今回の仙北市の調査事業でも協力をいただいた林泉堂株式会社(林博樹代表取締役)は、ハラルラーメンを試作中です。マレーシアの皆さんにも試食をいただきましたが大好評でした。

あきた舞子

株式会社せん(代表取締役は水野千夏さん:写真左端)に所属する「あきた舞子」の皆さん(手前から千緒花さん・千代鈴さん・千乃葉さん)です。1月20日に開催された田沢湖北都経友会で、舞いをご披露いただきました。

 水野社長は前段で講話もいただきました。なぜ東京から秋田に帰ってきたのか、大好きな故郷をどうしたいのか、川反芸者ではなく、あきた舞子とした理由…。本当に興味深く魅力的なお話でした。

 あきた舞子の皆さん、お若い方々ですが、お話や立ち振る舞いがしっかりしています。水野社長が最も力を入れているのが舞子修業で、その成果はちゃんと表れています。同じ声を、先日の秋田県東部郵便局長会議でも耳にしました。けっして奇を衒った事業ではありません。

2015年1月19日月曜日

仙北市で景観シンポジウム

写真は仙北市景観シンポジウムの一コマ。一番左側に小さく写っている人は、今回のシンポジウムで講演をいただいた北原啓司先生(弘前大学教育学部教授)、そして少し間をおいてパネルディスカッションの3人がいて、左から石橋正則さん(市景観計画策定委員)、畠山聖子さん(かくのだて歴史案内人)、門脇トキヨさん(花のある街づくりコンクール審査員・市生涯学習奨励員)です。

 仙北市は昭和51年、旧角館町が重要伝統的建造物群保存地区に指定され、歴史的景観審議会を設置するなどしながら、景観の保存と利活用について取り組んできました。仙北市が誕生した後は、市が景観団体に指定されたこともあり、武家屋敷などの歴史的建造物だけではなく、山や河川、湖沼、田園風景や生活様式、習俗、祭りまでも範疇として、4年にわたって景観計画策定の準備を進めてきました。この後、市議会にもご相談をして、できるだけ早期に景観条例を制定したいと考えています。

 北原先生の言葉を借りると、「平成17年に成立した景観法は、日本では珍しく規制する法律ではなく、こんな景観にしたい、景観を楽しみたいという人々の気持ちをカタチにする法律」で、例えば「今、私たちが建物を造ったり、町並みを修景したりすることが、100年後には固有の景観になる」と言います。何だかワクワクします。

 ところで、シンポジウムの前段で、「花のある街づくりコンクール」の表彰を行いました。今年度が初回のコンクールでしたが、26個人・団体から応募をいただき、質的にも高い内容でした。北原先生は、「このような活動で、市民が地域の景観づくりに参画することが本当に大切」とお話をいただきました。
 受賞者は以下の通りです。

【個人の部】
最優秀賞 荒澤英子
優秀賞  佐々木ハマ子
〃    鈴木利男
【団体の部】
最優秀賞 大曲養護学校せんぼく分教室
優秀賞  武蔵野上3町内会
〃    北小山田常会
【企業の部】
優秀賞  ショートステイ田沢湖

2015年1月13日火曜日

仙北市の未来づくり事業認定

本日(1月13日)、秋田県市町村会館で「あきた未来づくり本部会議」が開催されました。本部長は佐竹知事です。この会議で、仙北市と秋田県が取り組んできたプログラム“田沢湖再生クニマス里帰りプロジェクト”が正式に認定され、事業スタートが決定しました(写真は県と市が認定書にサインをした後の祈念撮影)。

 田沢湖再生クニマス里帰りプロジェクトは、その事業期間を平成27~30年度とし、総事業費4億3千万円を見込んでいます。この後、市が事業主体となって取り組む事項は次の通りです。
【田沢湖の再生に向けた環境整備】
1.田沢湖再生に向けた環境保全意識の向上
①田沢湖クニマス未来館の整備事業
・田沢湖環境学習や研究機能の整備
・環境学習プログラムの発信
②鳴き砂復活など湖畔再生
・鳴き砂復活に向けた検討協議会の発足
・定期的な清掃活動やモニタリング調査の実施
③再生のシンボルモニュメント整備
2.田沢湖畔の賑わいづくり
①田沢湖歴史案内人の育成
②EV自転車の配備
③公道でのタンデムツーリングの実施
【田沢湖・角館・西木が連携した体験型ツーリズム推進】
1.各地域資源を活かした体験メニューの再構築
2.田沢湖とその周辺の情報交流の推進
 また県の事業として、または県と市が協働で取り組む事項は次の通りです。
1.県事業
・クニマスの飼育技術の確立に向けた試験研究
2.県と市の協働事業
・田沢湖の水質改善調査事業の拡充
・クニマス未来館への導入サインの整備や道路の安全確保
・仙台圏や首都圏等への情報発信

 平成22年12月、山梨県西湖でクニマスが発見され、以降は県と市が事業を展開してきましたが、本プロジェクトの正式スタートで、田沢湖再生・クニマス復活の取り組みは新たなステージに進みます。

2015年1月5日月曜日

新年・仕事始めのあいさつ

本日(1月5日)、市役所職員に向けて行った新年・仕事始めのあいさつ概要です。各庁舎や病院など5ケ所を回り、1日かけてお話した事項を公開します。

 おめでとうございます。初めに降雪状況ですが、これからが本番です。年末年始の苦情の対応も含め、また福祉対策の新制度の円滑な実施、災害防除の観点から、雪対策に誠心誠意の努力をお願いします。

 さて今年は、仙北市が誕生して10年を迎える特別な年になります。通年の仕事始めとは違う心持ちで、あいさつをさせていただきます。仙北市は皆さんご承知の通り、平成17年9月20日に誕生しました。仙北市が誕生してから職員となった方々には、当時の状況を先輩職員などから聞いてご存知かと思います。大変な難産の末に生まれたのが仙北市です。なぜ難産だったか、それは市町村合併が地域住民から沸き上がった思いと言うよりも、全く別の次元で合併議論がスタートしたことが、最後まで影響したのではないか、私はそんな風に総括しています。 当時、秋田県には69の市町村がありました。大多数が小規模市町村で、人件費や過去に建設した公共施設の借金の返済などに財源の多くを費やし、政策経費の捻出にはほとほと難儀をしていました。人口減少や高齢化は懸念材料でしたが、今日ほど深く問題視されていた課題ではなかったと記憶しています。国では国家財政を健全化するために、何とか地方への交付金を削減したいと考えていました。それには地方自治体の効率化が必要と、自治体再編を行う市町村合併に取り組んだのです。秋田県はこの考え方に基づいて全県の市町村に合併を推奨しました。ですから、当初から市町村には「やらされた感」がありました。これが難産となった要因の一つです。
 さらにもう一つの要因は、それまで独自のまちづくりを進めてきた各市町村のプライドです。このプライドが先行して、新市の名称や主たる行政機関・統合庁舎の場所と言った新自治体のカタチや、各分野で中核とする制度などで駆け引きを生み、精神的な一体感の醸成を阻害した可能性があります。
 合併後もギクシャク感が尾を引き、最近まで何か問題が起こる度に、「それは旧町村の行政体質が原因だ」とか、「そもそも町民性・村民性だ」とか、そんなレベルで現実を理解しようとする傾向がありました。「自身の本質的な未熟さを棚に上げて、何でも合併を引き出して物事を片付ける」、そんな風潮が市役所内にも、また市民にもあったのではないでしょうか。

 そうだとすれば、「市民協働」をモットーとするまちづくりを進めようがありません。従前の「やらされた感」も、「問題は自分ではなく他人」みたいなすり替えも、先ずは市役所内から完全に一掃し、前例踏襲はやめること、また過去の成功事例にすがったり、心の中に錆びた付いている時代錯誤のプライドも、今日から綺麗さっぱり捨て去ってください。
 ただ、だからと言って、これまでの10年を否定するものではありません。仙北市が誕生してからの10年は、次の一歩を踏み出すために不可欠な時間だったと思うのです。そもそも町と村の合併で、市政は特例法の措置です。経験のない市政に飛び込んで、すぐに長く経験やノウハウを蓄積してきた他市に肩を並べることは無理があります。その上、この10年の間に、市民も私たちも何度も何度も心が折れた出来事が起こりました。でも、困難に直面する度に多くのことを学び、市民と手を携え、何とか乗り越えてきたのです。辛い経験の数々は、次のステップに進むための試練だったし、次の10年の準備期間だったと、私はそんな風に受け止めています。
 どうか皆さん、仙北市のまちづくりは平成27年の1月5日から、まさに今から次のステージに入ったと思ってください。

 平成27年の特徴は、次に述べる内容ですが、どうかこれらを年頭に職務にあたっていただきたいと思います。
1.何よりも細やかな福祉政策を丁寧に立案し実践しながら、市民に気持ちよく役に立つ市役所づくりを目指す。まちづくりは市役所づくりから、チームワークづくりからを肝に銘ずる。
2.仙北市誕生10周年記念事業、また国民文化祭の事業継続について市民と共に取り組む。
3.統合庁舎実現に向け議論を喚起しながら、平成31年以降を見据えて組織再編を加速する。市民生活部と福祉保健部は統合し、子育て環境の改善や人口減少対 策など新セクションを設置する。防災機能の更なる充実や関係条例の検討、また行政システム全般の見直し、効率化が期待できる組織・制度の改廃に躊躇しない。
4.国家戦略特区に申請した各メニューの法制化、地方創生関連事業等にさらに努める。
5.税制改革を注視しながら、自治体としては自主財源の確保対策を進める。そのためにも雇用の場の創出と経済対策に最大取り組む。農林業では担い手確保や米価下落対策、新たな直売施設検討、商工業では先ずは既存企業の育成、そして外部からの企業誘致、観光業では基盤となる観光連盟の運営支援やスポーツ分野との融合、温泉事業については安定運営に向け根本課題の解決を図る。
6.次代の人材育成では、子ども達の地域言葉の伝承を目的とした基本条例の検討、また大学誘致活動と合わせ、専門学校等(特に看護系・介護系)の立地を検討する。
7.次期総合計画策定では、現有公共施設の改廃計画にも踏み込む。また新たな仙北市の医療計画を策定し、角館病院の移転改築に意を配しながら、田沢湖病院の機能改善や病病連携のあり方、病診連携について、将来ビジョンを明らかにする。
8.田沢湖再生を、市の課題から県の課題、国の課題にまで高め、県や国、東北電力と連携を強化する。
 などです。まだまだ取り組みが必要と思われる事案がありますが、予算編成作業で具体化したいと思います。

 今年も市内では多彩な行事が繰り広げられます。仙北市の資源を最大活用して、外貨獲得をする絶好の機会です。また地元の豊かさを再認識できる取り組みにもなります。市役所職員の積極的な参加をお願いします。職務としてご協力をいただく場面も増えそうです。どうかご理解ください。
 あれこれお話ししましたが、大切なことは市役所職員や皆さんの家族の健康です。ここが揺らいでしまうと、市民のために懸命に仕事をすることができなくなってしまいます。
 新年を健康に過ごし、市民に喜んでもらえる良い仕事をするようお願いします。

2015年1月4日日曜日

同期会で再認識したMICE(マイス)

昨日(1月3日)開催の「角館高校第31期同窓会」に出席しました。鈴木達朗さんを中心に幹事会が組織され、同窓会の石黒直次会長、同校の青柳徹校長、また恩師の先生など70名を超える方々が出席しました。本当に楽しい会でした。昨年の南高校・角館高校の統合、さらに甲子園初出場など、絶好のタイミングでの開催だったと思います。

 旧友の近況報告が何よりのご馳走でしたが、中でも大阪で旅行業をしている佐々木幹男さんから興味深い話しを聞きました。余りに興味深かったので、今日も午後に時間をつくってもらい、聞き直しました。内容は「~海外からのビジネス団体客を狙え!~MICE(マイス)のビジネスチャンス」です。これは幹男くんが参加した大阪観光局のセミナーでの情報ですので、あらかじめ申し添えておきます。

 MICEは、次の単語の頭文字です。
  M=Meeting(企業会議)
  I=Incentive(報奨旅行)
  C=Convention(学会・協会会議)
  E=Exhibition(展示会)

 ザクッとまとめると、地方資源を活用して外貨獲得をする手法として、海外のビジネス団体客を戦略的に誘致して地域経済を牽引しようというもの。もちろん学会などでは、居ながらにして世界最先端の最新情報に触れることができることも、大きなメリットです。幹男さんは、「2015年にアセアン諸国10ヶ国は相互の国間で関税を撤廃することが決まっている。これを日本はビジネスチャンスととらえていない。しかし仙北市は台湾と交流が深く、アセアン諸国へのステップが既に構築できている。難点は台湾~秋田間の空路がチャーター便に留まっていること。北東北+山形で、それぞれの空港に日替わり定期便を就航し、広域連携でMICEに取り組んではどうか」と提案します。

 MICEの有益生は、第77回日本温泉気候物理医学会(2012年)、全国火山砂防フォーラム(2012年)、第136回秋田県種苗交換会(2013年)で立証済みです。2014年は国民文化祭で賑わいましたが、2015年以降も、この流れを停滞させてはいけないと考えています。スポーツ分野では2015年から3年連続でフリースタイルスキー・モーグル競技世界大会、また世界合気道フェスティバル(2017年)の市内開催が決定していますが、さらに学会・協会等の誘致対象として着目しているのは、世界湖沼会議です。2016年はインドネシア・バリで開催が決定しています。その次の2018年開催地は現在未定です。ちなみに、2014年の湖沼会議はイタリア・バルージャでした。この時には世界45ヶ国から800人が参加し、1週間にわたって国際会議が行われました。その経済効果は単純計算でも1億円を下りません。田沢湖再生の糸口に出会うかも…。
 本気でMICEに取り組む価値は充分にあります。
※写真は、同期会を盛り上げてくれた柳葉敏郎さん。

2015年1月2日金曜日

新年会で仕事始め

平成27年がスタートしました。気象庁からは元旦後の数日間、低気圧で大荒れとの予報が入っていたので、市では警戒部を立ち上げて大雪に備えています。このまま穏やかな天気が続いてくれることを祈っています。

 元日は、市内3ヶ所で新春会に参加しました。これが今年の仕事始めです。昨年のお礼や今年の抱負…、中でも角館病院の移転改築事業や仙北市の国家戦略特区の狙い、統合庁舎構想案などを丁寧にお伝えできました。熱心にお話しをお聞きいただき、皆さんありがとうございました。

 ところで写真は30年前の私です。本当です。テレビのクイズ番組「アイアイ・ゲーム」(知っている人がどれだけいるか…。亡くなった山城新伍さんが司会役の人気番組でした)に出演し、優勝して思わずバンザイしています。ご覧の通り、髪の毛はフサフサです。体重も今より20キロは軽かったと思います。

 24歳でした。西木村役場の総務課財務係で仕事をしていた頃です。出演のきっかけは、確かテレビで出場者募集の告知を見てハガキを出したような。それから少しして突然に電話をもらって、「電話でオーディションをします」と言われた記憶があります。何かしら(たぶん自分が出演できたら視聴率が上がるとか何とか)売り込みをしたと思いますが、この辺りのことは余り思い出せません。でも番組に出ているので、合格したんでしょうね。

 30年経って、見た目は随分と変化しましたが、中身は何も変わっていません。楽天思考も放浪癖も昔のままです。