2018年12月28日金曜日

御用納めですが…



 写真は、市役所の各担当部署が財政課に提出した来年度の当初予算要求書です。今日は市役所も御用納め。でも、「どうやって財源不足を克服するか」…、知恵の出し合いが続きます。


 さて過日、女性セブンの特集「全国49開運寺社」で、仙北市西木町の大国主神社が紹介されていた話題をお伝えしました。このパワースポット系話題が連鎖し、“角館の神明社が行ってみたい神社で1位です”と教えてくれた方がいました。調べてみたら、「秋田県内の神社・神宮・寺院ベスト10」(じゃらん)で、1位が角館神明社、6位が西木町西明寺の八坂神社、第7位が田沢湖畔の浮木神社でした。実はベスト10以外にも、有り難い神仏は市内にたくさんあるんです~!。


 はい、仙北市はパワースポット密集地帯です。それに職員の頑張り(もちろん私も!)、市民の応援があれば、年明けには財源不足も改善できて、皆さまに喜んでもらえる予算案が必ずできます。

2018年12月27日木曜日

これ、いいと思います!


 FIS Freestyle Ski World Cup Akita Tazawako2019(FISフリースタイルスキーワールドカップ ・秋田たざわ湖大会2019)のポスターです。これ、いいと思います。

 秋田たざわ湖大会2019は、来年2月23(土)~24日(日)の開催です。新年が明けると、準備はいよいよ本格化します。あの感動まで2ヶ月をきりました。今年も多くの皆さんのご来場をお待ちします。

クニマスがやってくる



 昨年5月、山梨県から秋田県に貸与いただいたクニマス10尾は、寿命で残り3尾となっていました。私は、佐竹・秋田県知事を通じ、田沢湖クニマス未来館での展示を継続するため、山梨県側に追加貸与をお願いしていました。


 昨日、その対応について後藤・山梨県知事から発表がありました。山梨県は秋田県に貸与を決め、その貸与尾数や時期などについて調整を始める…、との内容です。これか可能になった背景には、昨年12月に西湖で採捕し、人工交配でふ化した914尾のうち、808尾が順調に生育したことがあります。佐竹知事・後藤知事の取り組みとご英断に感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。


 以前、後藤知事が言っていたことを思い出しています。「クニマスはご縁があって、西湖で生き続けて来ました。この歴史と信頼関係がとても大切です。私はそんなクニマスの生命力を信じています」と。私も本当にそう思います。
※写真の新聞記事は今朝の秋田魁新聞

2018年12月25日火曜日

今年の仙北市の一文字は「会」



 今年の仙北市を一文字で表すなら…。私は今日の記者懇談会で、「会」を選んだことをお話ししました。

 あと1週間で平成30年が幕を下ろします。そして来年は、平成の次の時代のスタートです。仙北市は平成17年の誕生以来、多くの皆さんのお支えがあって今日を迎えています。人間に例えたら13歳で中学生です。多感な時代の出会いが人生を豊かにするように、今年の仙北市も多くの皆さんのご縁に恵まれました。その感謝の思いを「会」の一文字に込めました。どうか今後もご指導をよろしくお願いします。そして、本当にありがとうございます。

※この他、年明け後の事業についてマスコミ各社と懇談。
①消防団出初め式(1月6日・仙北市民会館とその周辺)
②農山村体験推進協議会が一般社団法人に(今日)
③東北SDGs未来都市サミット(1月25日・宮城県東松島市)
④観光物産展「山の楽市」(1月12~14日・相鉄三ツ境駅)
⑤地域クラウド交流会(2月6日・角館交流センター)
⑥田沢湖駅WinterFes2019(1月19日・JR田沢湖駅)
⑦稼ぐ農業~経営を考える会~
 ・2月1日 神代就業改善センター
 ・2月15日 西木総合開発センター
 ・3月8日 角館交流センター
⑧観光と農泊セミナー(1月18日・角館交流センター)


2018年12月23日日曜日

サンタさんが一番に楽しそう


 「サンタが俺らほさやってくる!!」お昼の部の様子です。第2部は18時30分から角館樺細工伝承館で。本当に楽しいコンサートです。サンタさんが一番楽しそう…。

 実行委員会(ha-jさん・吹谷禎一さん)が、著名なミュージッシャンにお声かけをして、皆さん手弁当で駆けつけてくれました。子ども達は本当に楽しそうで、それを見ていたご家族の方々の笑顔も素敵でした。日本語が話せないサンタさんも登場し、「赤鼻のトナカイ」と、「あわてんぼうのサンタクロース」を歌ってくれました。少し訛ってたかなあ。でも一番に楽しそうでした。

 第2部は18時30分から。会場入口で入場券を販売しています。皆さんのご来場をお待ちします。

2018年12月22日土曜日

女性セブンに近所の大国主神社!



 すごいニュースです!。あの女性セブン(小学館:1月10日号)に仙北市西木町の大国主神社が登場しています。何と「2019開運寺社49全国版」で秋田県から唯一の掲載。初詣スポットで大賑わいになるかも…。


 最初に教えてくれたのは、いつもお世話になっている西明寺診療所の市川晋一先生。昨晩の会合で、「知ってるかぁ、大国主神社が県内一番の開運パワースポットだって出てるぞぉ」と。「あれっ市川先生、女性セブンも読んでるんだぁ」と…。それで、さっそく今朝コンビニで見つけて買ったら、出てる出てる。大国主神社をチョイスいただいたのは、占い師の流光七奈さん。彼女は占いアプリ(LINE占い・YouTube占い・Ameba占い)で三冠の女王に輝く人気占い師です。


 大国主神社は秋田県指定の有形文化財です。住所は仙北市西木町西明寺字堂村92。もともとは阿弥陀堂で明治初年に神仏分離令で大国主神社と改称しました。その阿弥陀堂、西明寺入道時頼(北条時頼)が建てたと伝えら、唐糸伝説などは地元で有名です。地名の西明寺も時頼に由来していると言われています。パワースポットに間違いない!。

子ども達の未来を閉ざさない



 昨日、第7回仙北市議会が閉会しました。初日の提案、最終日の追加提案、全てを可決いただきました。そんな中、仙北市育英奨学基金の継続について、多くの感動的な議論がありました。

 仙北市育英奨学基金は、進学したい子ども達にとって頼りになる存在でした。しかし、平成28年度制定の「ゲットバック育英奨学資金補助事業」(定住促進対策で市内居住などの条件を満たす方の償還金免除)以降は利用者が急増し、資金不足から必要な子ども達に奨学金を提供できなくなってしまう現状でした。この実態が判明したのが約2週間前だったこともあり、議会最終日(昨日)、新たに基金2,600万円を積み増ししたいと提案しました。議員からは「チェックが甘い」「どんぶり勘定だ」と多くの批判がありました。しかし、それにも増して、「改めることは至急改めてもらうが、何よりも大切なことは基金を継続し、進学したい子ども達の未来を閉ざさないことだ」との意見が大勢でした。

 関係者への状況説明、基金の運用や在り方の再検討、体制の見直しと強化、寄付金等の積み増し財源への活用、滞納者対策など、課題は多数ですが期間をおくことなく改善を急ぎます。その他、市内小中学校へのエアコン設置関係経費、総合給食センター契約案件なども可決をいただきました。

2018年12月21日金曜日

GaijinPotで乳頭温泉郷が4位に



 GaijinPot※が、「冬に訪れたい日本の温泉ベスト15」を発表。仙北市の乳頭温泉郷は4位です。3位に酸ヶ湯温泉、2位に登別温泉、1位は層雲峡温泉でした。


 乳頭温泉郷は、十和田・八幡平国立公園の乳頭山麓に点在する7湯を総称します。どの温泉宿も独自の源泉を持ち、泉質も多種多様です。温泉郷全体では10種類以上の源泉を楽しむことができます。サイトの英文には、「温泉では静寂と平和な時間を過ごすことができる」と紹介があります。本当に素晴らしい温泉郷です。日本の湯治文化がしっかり息づいています。


※GaijinPotは、国内の外国人コミュニティーや、日本で働きたいと望む世界中の人々に向けて、雇用やライフスタイルをサポートする英字情報ウェブサイトです。
※冬期間休業の温泉もあります。

2018年12月19日水曜日

サンタが俺らほさやってくる!!



 仙北市出身のアーティストを中心に、豪華な顔ぶれが揃いました。実行委員会(ha-jさん・吹谷禎一郎さん)主催の、「サンタが俺らほさやってくる!!~Xmasファミリーコンサート」は間もなくです。12月23日(日)は角館樺細工伝承館に集まれ~!。


 実は、ずっと昔からha-jさんと「地元で一緒にXmasにコンサートやりたいね」とお話をしていて…。彼はその約束を吹谷さんと叶えてくれました。「よ~し、私もできる限りのお手伝いをしよう」って、そんな思いで今から興奮しています。昼の部は主に子ども達のために、夜の部は主にアダルトな皆さんを対象に、の2部構成です。お越しをお待ちします。


◆ha-j 嵐、SMAP、乃木坂46など、数々のヒットソングを世に送り出している音楽プロデューサー。角小・角中・角高出身の根っからの角館人。仙北市観光大使。
◆吹谷禎一郎 中学の頃からコントラバスに興味を持つ。 洗足学園音楽大学ジャズコース卒。現在はトラディショナルジャズバンド・新谷健介オノマトペ中心に活動。
※このコンサートは、クラウドファンディングFAN AKITA(ファンあきた)で資金を募るイベントです。応募締め切りは21日です。


2018年12月18日火曜日

生保内小学校6年生が旅企画のプレゼン


 生保内小学校(加藤勝則校長:児童数201人)の6年生47人が、総合的な学習時間を活用し「田沢湖・生保内1泊2日の旅」企画を立案。市役所でプレゼンテーションを行いました。

 会場は田沢湖市総合開発センター。議会審議を終えた市議会議員や市役所職員、地域の方々が見守る中、熱いプレゼンテーションが展開されました。ウィンタースポーツ、田舎体験、登山、歴史、健康…、様々な分野の資源を組合わせ、どれも魅力的な旅行商品だったそうです(実は私、お客さま対応が長引き、会場に入ったら終了という状況で…)。その完成度と同様に、子ども達のプレゼン力がすごかったと、参加した方々の感想です。子ども達やるなあ!。

 さて、特区で旅行業の資格試験を取得した市役所職員もいる仙北市です。子ども達の旅企画、ほんとに販売してみたらどうなんでしょう。

2018年12月17日月曜日

本日の国家戦略特区諮問会議で



 今日の午前、総理官邸で開催の第37回国家戦略特区域諮問会議で、仙北市から提案していた、1)地域限定旅行業における旅行業務取扱管理者要件の特例、2)仙北市×内閣府・特区推進共同事務局の開設、はいずれも了承されました。

 このうち、2)の共同事務局の開設は、年明けの1月中になる見込みです。事務局長には岸博幸氏(慶應義塾大学大学院教授・国家戦略特区WG委員・仙北市総合戦略アドバイザー)が着任します。この他のスタッフは内閣府で8人、仙北市で7人の予定です。開設場所は仙北市役所内となります。常時このスタッフが詰めているイメージではなく、テレビ会議システムなどを有効活用する予定です。

 特区の取り組みは、共同事務局の開設で新たな局面を迎えます。

パラリンピックのニック会長をお迎えしました



 左から2人目の方、タイ国パラリンピック競技会のチュティナント(通称・ニック)会長です。わざわざ角館の武家屋敷を訪ねてくれました。そして「雪があったら田沢湖でスキーもしたかったくらいです」と…。あれっ?、仙北市の情報に詳しいなあ。


 ご一行は、秋田県と大館市のボッチャ競技選手団の事前合宿地について、覚え書きを交わした後の訪問でした。お話しを聞くと、今回の仙北市視察はニック会長ご自身のご要望で、武家文化の色濃い角館をぜひ見たかったとのこと。ニック会長は、タイ国 S.M.Iトラベルの菊地久夫会長(秋田県出身)ともご友人で、それで秋田県や仙北市の情報が豊富だったようです。菊地会長の人脈には、いつも本当に助けられます。
 さて、仙北市は2020東京オリ・パラでタイのホスト・タウンですが、まだ事前合宿などを行う競技種目が決まっていません。そこでニック会長に複数の競技を提案しました。その会話中、ニック会長は、タイ国でシンハー・ビールを製造するブンロート・ブリュワリー社の大幹部と言うことが分かり、私も「仙北市には小さいけれど美味しいビール・ブリュワリーが2社あります」とお話しをすると、「今度来たときの楽しみですね」とお返事をいただきました。



 ぜひぜひ、また皆さまでお越しください。

2018年12月16日日曜日

政策cafeと四谷わかばのたい焼き


 都内平河町で政策cafeの勉強会。特区や外国人就労がテーマの意見交換に参加しました。そして…、念願の四谷わかばでたい焼きです!。

 勉強会は、岸博幸さん(慶應義塾大学教授)、足立康史さん(衆議院議員)、原英史さん(特区WG座長代理)など論客揃いです。特区については、課題解決の最終手段で地方創生の推進力だと確信していること、外国人就労は、地域の生活者として迎え入れる制度拡充が必要なこと、などをお話ししました。
 そして、わかばのたい焼きです。わかばは東京たい焼き御三家の一つ(他は麻布十番の浪花家総本店、人形町の柳家)。以前から食べたくて食べたくて、頭の中で妄想が膨らみっぱなしでした。念願のたい焼きは、パリッとした薄皮の中に、あんこがしっぽまでビッシリ。さすが天然物です。

 ああ、また体重が…。

2018年12月14日金曜日

市民がつくったCMみてください!



 第16回あきたふるさと手作りCM大賞で、市民の皆さんがつくったCMが奨励賞を受賞しました。今朝からオンエアーが始まっています。制作の中核は角館高校放送部(小林陽部長)で、地域の子ども達も大活躍しています。


 作品名は〝近未来地方創生特別会議〟。ストーリーは「できない理由を並べる頭の固い大人委員を横目に、子ども達が素晴らしい提案をして…」というもの。毎年CM大賞に応募して、最近は入賞が続く仙北市ですが、今回の作品はまたひと味違う出来です。インターネットでもご覧になれます。http://www.aab-tv.co.jp/cm/movie/senboku.php


 テレビ放映は40回あるそうです。不思議ですがテレビで見ると感動が増します。ぜひご覧ください

2018年12月11日火曜日

角館のお祭りのガバナンス


 昨日に続いて、市議会は本会議一般質問の2日目です。髙久昭二議員、武藤義彦議員、八栁良太郎議員の3人が質問台に立ちました。特徴的な質疑応答は以下の通りです。

《髙久昭二議員》
Q 市長が昨年も今年も数度にわたり海外出張をしている。その諸経費はどれほどか。また費用対効果をどう考えるか。
A 昨年度は7月の中国と今年1月の台湾で、経費は2回で約44万円だ。今年度は8月の台湾と11月のタイで、経費は2回で約49万円だ。秋田での外国人宿泊数は約10万人だが、仙北市には3万人以上が宿泊している。台湾~秋田の定期チャーター便も決まった。知事はじめ全県の行政・議会・経済団体が一体となって取り組んだ成果だ。

《武藤義彦議員(蒼生会)》
Q 空き家の軒数は昨年度末で477軒と聞く。所有者や管理者と連絡可能な状況か。新たな空き家の確認はどうやっているか。危険空き家の解体補助の増額は考えられないか。
A 477軒中でDランクとEランク(適正管理が必要・倒壊の可能性有りなど)の空き家は、全て連絡先を把握している。新たな空き家の確認は、適正管理の空き家は外見では分かりにくい。地元の情報が重要だ。また危険空き家の解体で上限50万円の補助制度、金融機関の低利融資の制度もあるが、今後はさらに上限額の見直しなど検討が必要だ。

《八栁良太郎議員(蒼生会)》
Q 角館のお祭りで、観光やまぶっつけが3ヶ所で行われなかった。お叱りを受けた話しが多い。ガバナンスがなくて良いか。また市議会が実行委員から外されたままで良いか。
A 既に実行委員会や曳山責任者会議、張番協議会などで再発防止の協議が行われている。市も二度と起こらないよう申し出る。ガバナンスがないとのことだが、お祭りに関わる組織・会議がお祭りのガバナンス。ただし事故など責任の所在については不透明感が残る。実行委員の構成については、実行委員会で協議し決定することが適切だと思う。

 明日は本会議で議案質疑、また予算常任委員会で補正予算の質疑が行われる予定です。

2018年12月10日月曜日

防災無線の検討委員会を立ち上げます


 今日から市議会は本会議一般質問です。小林幸悦議員、高橋輝彦議員、荒木田俊一議員、伊藤邦彦議員の4人が質問台に立ちました。特徴的な質疑応答は以下の通りです。

 《小林幸悦議員(蒼生会)》
Q 防災行政無線は、現在の屋外設置型では少し強い雨や風でも、室内ではほとんど聞こえない。今後は各世帯に設置する戸別対応型が良いのではないか。大規模な事業になると思われるが今後の取り組みはどうか。
A 現状は、田沢湖・西木地区はアナログ波、角館はデジタル波だ。全域をデジタル波にするには10億円程度の事業費となる。2022年のアナロク波の運用停止に対応するため、来年度は官民連携で検討委員会を立ち上げる。2020年には方向付けを固めたい。

 《高橋輝彦議員(蒼生会)》
Q 落合野球場の改修工事について、関係団体と調整を行うとしていたが、その後はどのような具合か。また予定では平成31年度に設計に入ると聞いているが、どうか。
A 仙北市野球連盟に、内野グラウンド・ウォーニングゾーン・バックネット支柱移設・スコアボード塗装の4事業を提示したが、スコアボードの電光掲示板化に強い要望があった。財源を見込むToTo助成金の導入を考えると、事業は平成33年以降になりそうだ。

 《荒木田俊一議員》
Q 市道の維持管理は適正に行われていると言えるか。また財政が厳しい中で、対応事業は計画的か。さらに幹線道路が観光産業に与える影響が大きいと思うが、十分か。
A 市道延長約885㎞、1728路線の全てに十分対応しているかと問われると、十分適正だと言えない現状だ。事業は計画的だが、市民ニーズに即応できるスピード感はない。申し訳ない。さらに観光産業に限らず、道路が果たす役割は大きいと感じている。

 《伊藤邦彦議員》
Q 企業誘致についての現状をお知らせ願いたい。また市の空き施設を活用する手法、また道の駅の誘致など、どうなっているか。
A 県内金融機関のご助力で、田沢湖黒沢工業団地での植物工場は、現地法人の核となり得る具体企業と交渉を進めている。市の空き施設はもっと活用できるはずだ。道の駅については、市内の民間経済団体が研究を始めた。とても嬉しい。新しい動きを支援したい。

大覚野峠でトンネルを要望しました


 国道105号の西木町上戸沢地内(通称:車回し)で。左から津谷永光・北秋田市長、池田豊人・国土交通省道路局長、そして私です。公務で秋田県を訪れた池田局長を待ち伏せ?して、現地で要望書を手渡しました。

 池田局長は、国土交通省が実用化を目指す自動運転サービスの実証実験で、上小阿仁村の式典に出席。その後は国道105号を通過して仙北市に入り、JR角館駅から新幹線で東京に帰る行程でした。何としても改良が必要な大覚野峠を走った後、屋外で、しかも雪の中で要望書を手渡しましたが…。「局長、こんな要望会は初めてではないですか?」とお聞きすると、「はい、初めてです」と池田局長。さらに続けて「ここは難所です。安全対策を考えるとトンネルを通すのが一番です。あっ、言っちゃいけなかったかな」と言うと、「先ほど、車の中でもお話しがありましたよ」と池田局長。にこやかで穏やかなお人柄を感じます。

 5分ほど、立ち話をさせていただきました。随行の皆さんは、新幹線に乗り遅れそうでハラハラだったと思います。申し訳ありませんでした。そして池田局長、ご苦労様でした。ありがとうございました。

2018年12月9日日曜日

国会に伝建にぎわい推進議員連盟が発足


 「伝建にぎわい推進議員連盟」が発足しました。全国の伝統的建造物群を保存・活用する活動に、多くの国会議員の皆さんが賛同し、国政の場から応援をいただく頼もしい議員連盟の誕生です。事務局長には地元の御法川信英(秋田3区)代議士が着任しました。

 伝統的建造物群の保存制度が制定されて40数年。現在では全国98市町村、118地区が選定になっています。その中で仙北市角館の武家町は第1回の選定と古く、そんなことがあって、私も同全国協議会の副会長を務めています。今回の議連発足は長年の課題でしたが、会長の國島芳明・岐阜県高山市長をはじめ、全国の役員の皆さんの頑張りが結実しました。

 設立総会では、国会議員の皆さんから多くの発言がありました。「保存と活用を進める財源の確保対策」、「電線の埋設事業の拡大」などなど…。これらを受け、進行役の御法川事務局長が、各省庁を代表して出席している事務方から積極的な答弁を引き出して…。良いムードです。新しいステージに入ったことを感じるに十分な会でした。

《議連役員》
顧  問  川崎 二郎(比例東海)
      中谷  元(高知1区)
      山口 俊一(徳島2区)
      山本 公一(愛媛4区)
      竹下  亘(島根2区)
会  長  河村 建夫(山口3区)
会長代理  林  幹雄(千葉10区)
副 会 長  後藤 茂之(長野4区)
      古川 禎久(宮崎3区)
幹事長   中川 正春(三重3区)
事務局長  御法川信英(秋田3区)
事務局次長  小熊 慎司(比例東北)
               金子 俊平(岐阜4区)

2018年12月7日金曜日

国家戦略特区会議で2つの提案


 本日午前、内閣府の国家戦略特区区域会議に出席。仙北市からの提案は、1)旅行業務取扱管理者のさらなる要件緩和、2)仙北市×内閣府で特区共同事務局の設置、です。提案は高い評価をいただきました。

 少し詳しく説明すると、提案1)は、昨年度、仙北市の提案で規制緩和となった旅行業務取扱確保事業で、管理資格者が常に事務所にいることを緩和した、「構造改革特区特定事業1226」の運用とさらなる規制緩和をお願いするもの、提案2)は、地域の課題解決に向け、最先端技術の導入で第4次産業革命を地方から実現する「グローカル・イノベーション」の確実性を高めるために、市と国の共同事務局を仙北市に設立したいこと、この2点です。

 特に1)の提案について、中川雅之・特区ワーキンググループ委員からは、「外国人の人材活用が議論になっている中、その前に地域人材の活躍の場づくりにつながる重要な視点です」、また阿曽沼元博・ワーキンググループ委員からは、「地方での働き方改革を進めるには、農業と宿泊業など兼業が重要なキーワード。小さな一歩でも積み上げると大きな成果が期待できる提案です」と、高い評価をいただきました。提案は、近日中に開催予定の諮問会議(座長:安倍晋三総理大臣)で議題にすることが決定しました。

2018年12月5日水曜日

角館中学校が台湾の惠文高級中学と姉妹校に



 今日の午後、仙北市立角館中学校(田口和典校長:生徒数300人)と、台湾・台中市立惠文高級中学(王沛清校長:中高一貫校で生徒数2,400人)が、姉妹校提携の契りを交わしました。

 惠文高級中学とのお付き合いは、平成28年11月から始まります。2日間の教育旅行滞在で、武家屋敷の視察、武家文化の体験、農家民宿へのホームステイなどを行いました。この時の交流内容がとても良く、さらにお互いを知り合うために、双方から国際交流を提案。その結果、今日の姉妹校提携に結実しました。協定書には「両校の教育と文化の交流を推進し、お互いの生徒や教員を派遣し合う」と記述されています。私はあいさつで、「仙北市は小さな国際文化都市を目指しています。若い皆さんが海外に友人をつくることは、きっと皆さんの未来を拓く第一歩になります」とお祝いをしました。

 市内では、秋田県立角館高等学校が台湾国立師範大学付属高級中学と姉妹校を提携し、毎年多くの交流事業を行っています。また現在、生保内中学校と台北市立北投高級中学との間で、姉妹校提携の準備が進んでいます。

2018年12月1日土曜日

2018あきた寺子屋で「北北市?」


 朝から都内渋谷区のスマートニュース本社。2018あきた寺子屋に参加しています。様々なアイディアが飛び出しています。写真の「北北市」は、北秋田市と仙北市が一緒になってバーチャル自治体をつくる提案です。

 お話しのきっかけづくりは3人。武田昌大さん(株式会社Kedama)、戸嶋一葉さん(プリズムテック合同会社)、と、私(仙北市長)です。武田さんは北秋田市の出身。そんなわけで、勝手に「北北市」を立ち上げようと…。その他、五城目町のシェアハウスや、都内でのおにぎり店オープンのこと、戸嶋さんは日本酒の魅力やネットワークづくり、外貨獲得などのお話しがありました。私は「人材集め」について、参加の皆さんからアドバイスをいただきました。

 いやあ、面白い会でした。次回の開催をお見逃しなく。

2018年11月30日金曜日

来年1月4日からコンビニで各証明書など発行



 第7回仙北市議会(12月議会)定例会がスタートしました。移行期間はありますが、今日からiPadを活用したペーパーレス議会です。また、来年1月4日からコンビニで各証明書の発行が始まる…など、市政報告でお伝えした事項は以下の通りです。


1.秋の叙勲に黒坂源助さんと鈴木重藏さん
2.7号補正予算は約400万円(伝建群保存事業)
3.8号補正予算は約2億7千万円(ゴミ処理管理ほか)
4.来年度予算は徹底した経費削減と収入確保で
5.受動喫煙防止対策で来年4月から公共施設は禁煙
6.組織再編は農林・観光・環境保全・文化財などで
7.新角館庁舎の工事費は年明け後の1月下旬に補正計上
8.秋田新幹線の防災対策トンネル要望の状況
9.内閣府と市の共同事務局設置で特区事業を推進
10.地域おこし協力隊任期終了で袴田誠さんへ感謝状
11.SDGs事業の報告
12.市税滞納繰越分収納率が昨年同月と比べ改善
13.旧角館総合病院の窃盗事件について
14.児童扶養手当の支給停止対象者について
15.仙北市遺族連合会の青年部結成について
16.にしき園の民営化の一時凍結と今後
17.来年1月4日からコンビニで各証明書の発行開始
18.抱返り紅葉祭への来場者が昨年比1万人の増加
19.秋彩こみちinかくのだてに1万2千人
20.ASEAN事業でタイとの相互交流を促進
21.米の作柄は96で収量減をとても心配
22.主食用米以外の作物に取り組んだ991農家に交付金
23.生保内南地区の基盤整備事業は面工事がほぼ完成
24.神代地区基盤整備事業は来年度に国館地区から面工事
25.JRと市が連携の五感楽農ツアーを通年旅行企画に
26.国道46号・国道105号の整備促進フォーラム開催



 もっと詳しい情報が必要な方は、お手数をおかけしますが市ホームページの市長室をのぞいてみてください。

2018年11月29日木曜日

秘密のケンミンSHOWで味噌たんぽ


 皆さんご覧になったでしょうか。先ほど放映の「秘密のケンミンSHOW」(読売テレビ系)。田沢湖をロケ地に、仙北市のファストフード〝味噌たんぽ〟を紹介いただきました。美味しいんだよなあ。

 特別な食べ物だと思っていませんでした。でも、出演者の皆さんのリアクションを観ると、どうも他県にはないようで…。秋、特に新米でつくった味噌たんぽは最高です。個人的には、余り甘くない味噌が好きですが、それだと「串刺し味噌おにぎり」になってしまうかなあ。
 テレビのお店のすぐ裏には、田沢湖クニマス未来館があります。ぜひお立ち寄りください。

「男鹿のナマハゲ」おめでとう!



 嬉しいニュースです。「男鹿のナマハゲ」が、ユネスコ無形文化遺産に登録決定しました。ナマハゲおめでとう!。


 「男鹿のナマハゲ」は、国指定重要無形民俗文化財。今回は、全国の8県10件の伝統行事「来訪神 仮面・仮装の神々」が一括で登録となりました。男鹿市民の皆さんはもちろん、多くの県民が待ち望んでいたニュースです。これからは、さらに伝承活動に力が入ると思います。そして、男鹿を秋田を世界に発信してくれると思います。ナマハゲ頑張れ~!。
 ところで、仙北市の「角館祭りのやま行事(通称:角館のお祭り)」は、明日11月30日でユネスコ遺産登録2周年です。今後もどうそ連携をよろしくお願いします。



○登録が決まった来訪神:仮面・仮装の神々
・吉浜のスネカ(岩手県大船渡市)
・米川の水かぶり(宮城県登米市)
・男鹿のナマハゲ(秋田県男鹿市)
・遊佐の小正月行事(山形県飽海郡遊佐町)
・能登のアマメハギ(石川県輪島市・鳳珠郡能登町)
・見島のカセドリ(佐賀県佐賀市)
・甑島のトシドン(鹿児島県薩摩川内市)
・薩摩硫黄島のメンドン(鹿児島県鹿児島郡三島村)
・悪石島のボゼ(鹿児島県鹿児島郡十島村)
・宮古島のパーントゥ(沖縄県宮古島市)


2018年11月28日水曜日

第2回仙北インパクトチャレンジ開催!


 第2回仙北インパクトチャレンジが始まりました。IoT/AIなど最新技術を活用した地域事業活性化、地域経済圏振興を目的とした近未来技術活用事業の見本市です。場所は「あきた芸術村」。明日は事業相談会も開催します。皆さんでご来場ください。

 主催は同実行委員会(伊嶋謙二・創生する未来代表)。見本市は時間は10時にオープンしました。この後、午後からは出展者・参加団体の事業説明会になります。13時30分からは特別プログラムで、京都大学の川上浩司・医学部教授から「検診情報の可視化と地域住民への医療サービスの未来」と題した講演が、また14時からはサイエンスカフェも開催します。
《出展者》
・株式会社秋田ケーブルテレビ
・東光鉄工株式会社UAV事業部
・株式会社田沢モータース
・秋田県IoT推進ラボ
・仙北市IoT推進ラボ
・秋田横連携IoT推進ラボ
・Kira Kira Display by Team AKITA
・わらび座×玉川大学小酒井研
・京都大学学祭融合教育研究推進センター
・秋田大学・東京工業大学・秋田県医師会・連携支援コンソーシアム
・日本電気株式会社
・株式会社アルファシステム
・株式会社両備システムズ
・ディサークル株式会社
・NPOTiny Fields
・一般社団法人国際医療福祉研究所
・北都銀行
・秋田銀行
・一般社団法人MAKOTO
・SFPパートナーズ
・Cafeモロビ
・株式会社ローズメイ
 他、国関係省庁、秋田県、仙北市などなど…。
 さあ、未来を拓く2日間にしましょう。

2018年11月26日月曜日

わらび座「俺はサムライ・ドラマー!」必見です!



 昨日初演を迎えた、わらび座ミュージカル「俺はサムライ・ドラマー!」。150年前、仙北地方で起きた戊辰戦争の史実、加えて栗城宏さん(脚本・演出)の想像力が、感動のステージを実現しました。これは必見です!。


 角館の町並みを守るために戦った大村藩士、その2番隊鼓手・浜田謹吾少年を主人公にストーリーは展開します。戦いの間に滞在した平福家の皆さんと、15歳の少年との心の通い合い…、戦死した後に手厚く葬られた理由…、そして戊辰戦争の意味…。幕前トークショー「石黒直次(石黒家12代当主)×栗城宏」でお聞きした当時の輪郭が、さらに明確に実体化した舞台でした。NHKの「チコちゃんに叱られる」ではありませんが、「ボーっと生きてんじゃねえよ!」って気持ちになります。そして、長崎県大村市からお迎えした吉野副市長や朝長市議会議員、遠藤教育長、地元戊辰会の皆さんと一緒に観劇できたことに、心から感謝です。


 命をかけて世の中を変えようとした人たちに、笑われない仕事をしないといけません。

2018年11月24日土曜日

仙北市がSDGs未来都市宣言


 今日の午後、角館交流センターを会場に開催した「SDGs未来都市・ミニシンポジウム」で、参加者の皆さんと一緒に〝SDGs未来都市宣言〟を行いました。

 会場には、国連が定めた17の改善目標ごとに、市が取り組む活動をパネルで展示。例えば目標1「貧困をなくそう」では、市のフードバンク事業や社会福祉協議会の活動が、例えば目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」では、全市の地域運営体活動が紹介されました。またステージ発表では、遠藤健太郎参事官(内閣府)、小田野直光統括監(仙北市)、明寺小学校児童、中田昌志部長(日本生命秋田支社)、加藤尊取締役執行役員(秋田銀行)、島田智教頭(清水小学校)、黒ラブ教授(吉本興業)などが、それぞれの立場から活動をお話しいただきました。多くの皆さんにご来場をいただきました。ありがとうございました。

《仙北市SDGs未来都市宣言の全文》
 私たちは今、社会・経済・環境をめぐる様々な課題に直面しています。市民一人ひとりが、それぞれの立場から課題解決に向かって行動することは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に重なる取り組みとなり、市民が創る誇りあるまち「小さな国際文化都市」の推進につながります。仙北市はSDGs未来都市として、すべての人が尊厳をもって幸せに生きることができる社会の実現に向かい、全市民を挙げてSDGs達成に取り組むことを宣言します。

2018年11月22日木曜日

仙北市SDGs未来都市のミニシンポ開催



 今年6月、仙北市はSDGs未来都市に選定されました。多くの課題を抱える現代ですが、誰もが幸せに生きる社会の実現に向かい、一人ひとりが行動を起こすことが何より重要です。そこで今回、多彩なゲストをお迎えし、ミニシンポジウムを開催します。


○日 時 平成30年11月24日(土)
     13:30~16:30(12:00開場でパネル展)
○場 所 角館交流センター(仙北市角館町中菅沢77ー30)



 国連が定めた17の持続可能な開発目標SDGs(エス・ディー・ジーズ)を勉強します。内閣府の遠藤健太郎参事官の講演、仙北市の小田野直光統括監の説明、西明寺小学校の子ども達・日本生命保険相互会社の田中昌志さん・秋田銀行の加藤尊さんの発表、清水小学校の島田智先生の講演、吉本興業所属の黒ラブ教授のパフォーマンス・ライブ、ポスターセッション、市長のSDGs未来都市宣言などなど、盛りだくさんの内容です。


 入場無料です。多くの皆さんのご来場をお待ちします。

2018年11月21日水曜日

日本国に忠誠を尽くす…


 国道46号・国道105号の整備促進要望で、国土交通省と財務省を訪ねました。財務省では、太田充・主計局長と面談の機会に恵まれました。太田局長は、野党議員からも「一党一派に偏しない、日本国に忠誠を尽くす官僚」と評価のあった方です。

 そんな事前情報が頭にあったことを差し引いても、太田局長は本当に魅力的な方でした。私が、「秋田の冬は豪雪で雪崩の発生も多く、現在の道路環境では経済活動にも定時制に不安があります。この状況だと企業誘致も全く困難です」とお話しすると、太田局長は、「私は40代の数年、山形県で仕事をさせていただきました。東北の冬の厳しさを身をもって経験しています。市長のお話は本当に良く理解できます。私たちも頑張ります」と…。

 もちろん、すぐに予算が湧いて出ることはありません。でも、要望を理解いただける(それを言葉で伝えてくれる)主計局長に、初めて会った気がします。財務省を後にした道々、「日本国に忠誠を尽くす官僚」を、「仙北市に忠誠を尽くす市長」と置き換えてイメージしてみました。何だかドキドキしました。
※要望活動の合間に、ご無沙汰していた小泉進次郎・衆議院議員、黒田武一郎・消防庁長官を訪ねました。ご用足しのアポなし訪問でしたが、ありがとうございました。

2018年11月20日火曜日

「あきた寺子屋」でお会いしましょう



 首都圏で働く秋田ゆかりの皆さんと、秋田の産業振興や秋田で働く!を考える「あきた寺子屋」。今年は私も参加します。日時は12月1日(土)10時から、場所はスマートニュース(株)本社2階です。


 秋田の魅力を掘り出す、ワールドカフェ形式セッション3本勝負です。ブランド化した米のネット販売を手始めに、次々と町起こしをプロデュースする武田昌大さん(トラ男・株式会社KEDAMA代表取締役社長)、2017ミス日本酒秋田代表の戸嶋 一葉さん(プリズムテック合同会社 Founder)。こんな凄いメンバーに、私もお声かけをいただきました。申し込みは以下のサイトからお願いします!。https://www.kokuchpro.com/event/1010189a64e783a4649dd432f8fdc1dc/?fbclid=IwAR2TWQRPruGi5ZyyakLHawMpF41Lh725Qa9A7-tD9lw_vQlsWmD6Q9wL1wU


 お近くの方々へのご周知も、よろしくお願いします。

2018年11月17日土曜日

公共交通の在り方が定住の鍵に…



 桧木内「サロンひだまり」で、2回目の出前まちづくり懇談会。前回いただいた課題(買い物・通院のための公共交通の充実)を、一歩でも前進したいと思い担当者と一緒に伺いました。公共交通の確保政策は、今も未来も市の重要な仕事です。


 仙北市の公共交通手段は、スマイルバス・たっこちゃんバス(市営循環バス)、デマンド乗合いタクシー、羽後交通路線バス、秋田内陸縦貫鉄道、民間タクシーなど。交通政策上は空白地域はありませんが、どの交通手段にも強み弱みがあります。最近は免許証を返納する方々も増えていて、ますますきめ細やかなサービスが求められています。


 市が取り組む移住・定住対策でも、公共交通の手段があるかないかは大切な判断要素です。若い年代にも車を所有しないライフスタイルが広がっています。そう言えば、先週の都内出張は〝秋田新幹線の防災対策トンネル早期着工〟要望会でした。これも公共交通の確保対策です。財源が乏しい中で課題解決の試みを続けます。

2018年11月14日水曜日

仙北市が美肌県グランプリ2位に貢献!


 仙北市は株式会社ポーラ(東京都品川区:横手喜一社長)と、今年5月に「健康・美のためのヘルスケア連携協定」を締結しています。私は、これが功を奏して「POLA美肌県グランプリ2018」で、秋田県が全国2位になったと思っています。

 協定当時、株式会社ポーラ側から「秋田美人の里と言われる仙北市が、さらに健やかに美しく輝くまちづくりを進める姿に共感しての協定です」とお話しをいただきました。そして「実に仙北の女性は肌が美しい」とお褒めの言葉があり、「現状で秋田県は全国3位ですが、先ず2位を目指し、近い将来は1位になりましょう」と激励をいただきました。ところで美肌県グランプリは、ポーラが全国47都道府県で16歳以上の女性の肌データを蓄積したビックデータの分析結果です。つまり、美しい肌の持ち主が多く分析に参加すれば、当然その県の順位は上がるわけです。むふふ…、仙北市との連携協定が美肌県グランプリで秋田県順位を押し上げたのは確実でしょう。

 「仙北市には科学的に秋田美人のルーツがある」と、市立西明寺診療所の市川晋一先生。先生の言うことに間違いはありません。

生活者として迎えたい…


 昨日は、秋田県・市町村協働政策会議などに出席。県から「外国人活用による総合的な労働力の確保」について、新組織を立ち上げる考え方が示されました。

 同会議では、秋田県町村会から「労働力確保のため、外国人の活用については、県・市町村・事業主が一体となって進められるよう協働で取り組んで欲しい」との提案がありました。県はこの提案に対し、来年度に新組織を立ち上げる考えがあると答えました。これは素晴らしい一歩です。ただ、昨日の議論では「外国人を労働力の提供者」と位置づけた発言が多く、これには強い違和感がありました。私は2年前に参加した「イニシアチブNIPPONプロジェクト」の議論で、観光分野で外国からの人材活用を進めるべきと主張しています。その際にも「外国人の皆さんには、地域コミュニティの一員として、生活者となって暮らせるような法整備が何よりも重要」と発言した経緯があります。

 昨日の会議でも同様の発言をしました。「小さな国際文化都市」を目指している仙北市です。既に、来年度の関係予算に、予算計上を検討するよう指示を出しています。

2018年11月11日日曜日

タイ~秋田をひとっ飛び!


 昨日は、タイ王国屈指のモールショップ・パセオパークで「秋田フェア2018」。終了後は深夜便でタイを出国し、羽田経由~秋田着が今日の朝9時でした。ギリギリで、イオンモール秋田で開催の「スポーツフェスタin秋田」に間に合いました。良かった!。

 パセオパークは、トヨタディーラーのTBNグループが手掛けた“日本がコンセプトのテーマパーク”です。ここに丸ごと秋田がやってきたイメージです。竿灯の演技も大好評でした。イオンモール秋田のスポーツフェスタin秋田は、オリンピック・パラリンピック東京2020で、諸外国のホストタウン指定を受けた8市町村が終結し、秋田からオリ・パラを盛り上げようと初めて開催されました。

 なるほど…、考えたら連続2日、タイと秋田のショッピングモールで、「秋田の魅力・仙北市の魅力」をお話しできたわけです。その気になれば、タイ~秋田なんてひとっ飛びです。

2018年11月10日土曜日

タイ王立学校と教育交流の業務提携


 タイ王国のワチュラウッド王立学校と仙北市は、同校が秋田県への教育旅行を行う際、教育効果の拡大と交流プログラムの実施にあたって業務提携を行うことで合意し、本日、趣意書を取り交わしました。

 男鹿市も同様の趣意書にサインしました。提携式にはワチュウラウッド王立学校からスラウッド・キックソン理事長が出席し、佐竹敬久・秋田県知事が立ち会いました。一昨年に同校を訪問以来、2年越しの業務提携です。私は「今日は仙北市と男鹿市が業務提携しましたが、この取り組みが秋田県全体に広がることを期待しています。タイから多くの子ども達が来たいと思ってもらえる、そんな教育交流プログラムを提供します」とごあいさつをしました。

 業務提携にお骨折りをいただいた、タイ王国秋田県人会会長の菊地久夫会長には心からの御礼を申し上げます。

2018年11月8日木曜日

タイ王国のコムローイ祭りと交流約束


 タイ王国滞在3日(機中2泊)の弾丸スケジュールで、トップセールスに来ています。今日は仙北市の独自ミッションでした。仙北市西木町上桧木内の紙風船上げと、タイ北部のコムローイ祭りとの交流では…。

 コムローイ祭りに関係する諸団体のうち、今日は「The Peaceful Light of Non-Violence Foundation」総裁のウイッチュラー氏、同じくスチャイ氏と面談が叶いました。両氏によれば、「この祭りはタイの北部で行われる仏教行事です。満月の夜、仏に稲作と必要な水を祈願し、感謝の風船を打ち上げます」とのこと。このお話を聞き、上桧木内の紙風船上げと共通する幾つかの点に気がつきました。紙風船上げも水上様をお祭りしていること、また紙風船の打ち上げは、五穀豊穣や安全祈願など生産への祈りが根源だったこと…などです。日本に伝わった仏教や稲作は、各地でお祭りも生み出しましたが、現在のお祭りの多くは、宗教的な側面を少しずつトーンダウンして継承されているような気がします。

 私はウイッチュラー氏とスチャイ氏に、「コムローイ祭りを訪ねたいと思います。皆さんも上桧木内の紙風船に来てください。そして、私たちが忘れかけている精神世界を教えてください。お互いに支え合えたら嬉しいです」とお話をしました。もちろん両氏とも賛成してくれました。ありがとうございました。

2018年11月7日水曜日

違いは力



 角館高校のキャリア学習で、ステージに上げてもらいました。演題は「違いは力」です。1時間ほどお話しをした後、たくさんの質問もいただいて…。ありがとうございました。


 「違いは力」は、「あなたは、あなた一人しかいませんから。どうか大切にしてくださいね。他人とは違う自分を磨くことが人生を拓く力になりますよ。国籍や肌の色の違いを超えて、新しい文化を産み出すエネルギーですよ」と、そんなメッセージだったのですが、上手く伝わったか不安です。さらに、仙北市のまちづくりの現状、少し将来のビジョン、なりたい自分を実現させるキーワードなどなど…、皆さんは最後まで聞いてくれて、たくさんの質問もいただだいて、嬉しかったです。上手くご返答ができなくてゴメンナサイ。


 それにしても、強く感じました。皆さんが未来そのものです。

重要物流道路の指定に向けて



 盛岡秋田道路(国道46号)・大曲鷹巣道路(国道105号)の改良を加速するため、国や県、沿線自治体、住民の皆さんと一緒に「整備促進フォーラム」を開催しました。本当に多くの皆さんのご参加ありがとうございました。


 私は両路線期成同盟会の会長です。ごあいさつで「国土軸で言えば国道46号は横軸、国道105号は縦軸で、いずれも大変に重要な存在です。仙岩トンネルや大覚野峠などへの整備対応も含め、政府が新設した重要物流道路制度に何としても指定をいただき、整備を加速する活動にご支援をお願いします」とお話ししました。また、北秋田市長の津谷永光さんが、「この横軸と縦軸の連携で道路ネットワークを形成し、地域が持続的に発展していくため、重要物流道路に確実に指定をいただき予算確保を叶えましょう」と、大会決議を行いました。


 この後、フォーラムは講話と意見発表が行われました。講師でお招きした川瀧弘之さん(日本みち研究所専務理事)からは、「仙北市を取り巻く道路環境は、まさに日本海側(中国)と太平洋側(アメリカ)の貿易道路で、重要物流道路の指定にふさわしい位置づけです」とエールがありました。また意見発表では、(株)わらび座社長の山川龍巳さん、秋田内陸縦貫鉄道(株)社長の吉田裕幸さん、船川港通運(株)部長の佐藤敦さんが登壇し、教育旅行や観光・インバウンド、物流の面から、自社の現状や両路線の重要性についてお話しをいただきました。

2018年11月5日月曜日

仙北市上桧木内でウイスキーの樽材調査



 写真は、秋田市の「BARル・ヴェール」佐藤謙一オーナー、仙北市役所農林部の八柳司次長、そして株式会社ドリームリンクの原野正取締役です。秋田県産ウイスキーづくりに必要な樽材(ミズナラ)調査で、仙北市西木町上桧木内を歩いてくれました。


 上桧木内は広葉樹も多くナラの群生もあります。でも、この周辺のナラは未だ太さが足りないようでした。ミズナラは市内林地で一定の標高を越えると多数を目にすることができます。ウイスキー業界では、ジャパニーズオークと呼ばれていて、その味わいは白檀や伽羅を連想させる香味と評価も高く、世界が注目している現状です。


 何ごとも一足飛びには行きません。次の候補地を探します。

2018年11月4日日曜日

新潮社などに感謝状



 新潮社を創業した佐藤義亮さん(仙北市角館出身)の生誕140周年にあたり、樺細工伝承館で記念式典を開催しました。出席をいただいた同社代表取締役社長の佐藤隆信さん(佐藤義亮さんのひ孫)、本当にありがとうございます。


 記念式典では、1922年から旧角館町、そして仙北市に出版物を寄贈し続けている新潮社、読書活動の推進に取り組む角館図書館後援会、市の読書感想文コンクールで長く審査委員長を努めた故・西宮陽助さんに、それぞれ感謝状を贈呈しました。私は、「今日は、佐藤義亮の志を受け継ぎ、未来へと繋いで行くことを約束する日です」とお話しをしました。どうか今後もよろしくお願いします。


 仙北市は平成23年に市民読書条例を制定。読書推進環境の整備を進めてきました。そんなこともあって、昨年度からは新潮社のご厚意で市民読書感想文コンクールに新潮文庫賞も創設できました。これからも読書の輪をどんどん広げたいと思います。
 また式典終了後は、角館図書館後援会の主催で、第58回文化講演会が開催され、作家の梨木香歩さんが「内なる旅をいくこと」と題した講話を行いました。
 


2018年10月31日水曜日

サイクル・ツーリズムが始まりました!




 準備を進めてきたサイクル・ツーリズムが始まりました。出発式(JR田沢湖駅)にはオーストラリアや台湾のサイクリスト、各国ブロガーや旅行代理店の皆さんにも参加をいただいて…。


 3市町(仙北市・大仙市・美郷町)が連携し、事業に取り組んだのが平成28年です。総合指導を岐阜県の株式会社美ら地球(ちゅらぼし:山田拓社長)にお願いし、地元ガイドの育成も進み、民間の皆さんの支援ネットワークは県内に広がっています。現在は10コース344.3㎞。でも秋田内陸縦貫鉄道に自転車を積載しての移動、また、東北の縦と横のラインでクロスする仙北の地の利を活用すれば、さらに広域のエリア設定も可能です。


 私は式典で、「官民連携では日本で初めての取り組みです。文化と歴史と美しい自然の中に、世界中のサイクリストをお迎えしましょう。そして地域の皆さんにはその交流を楽しんでもらいましょう。サイクル・ツーリズムの定着に皆さんのご協力をお願いします」とお話をしました。

2018年10月29日月曜日

露堂々と生きる



 生きる糧になる言葉です。先週の角館高校定時制課程創立70周年講演会・祝賀会(同校70周年記念事業実行委員会)で、河正雄さんの講演「露堂々と生きる」に心が動きました。


 河さんは79歳。東大阪生まれ田沢湖育ちの在日2世(韓国名は하정웅 / ハ・ジョンウン)で、世界的な美術品収集家・実業家として有名です。今でも田沢湖を故郷と愛し、仙北市となった以降も多くの美術品・書籍などを寄贈されています。でも幼い頃は本当に貧しく、それを先生や友人が救ってくれたと、今回の講演でも回想していました。演題の「露堂々と生きる」は、露堂々(ろどうどう)と読む禅語で、「それぞれの境涯で、正直にありのまま生きることの尊さ」です。さらに「一日一歩」「一日一善」の積み重ねが何より大切で、一生懸命に生きれば、人生は思ったよりも短いんだと…。


 実は先日、21世紀の日韓交流を担う青少年交流(JENESYS2018)で、韓国からお迎えした皆さんに河さんのお話しをしました。河さんをご存じの方が多くビックリしました。今後も日本と韓国の架け橋としてご活躍をお願いします。

2018年10月27日土曜日

片山さつき大臣と仙北市民の懇談で


 今日の午前、片山さつき・地方創生担当大臣をお迎えしました。10月10日に内閣府でご来市を約束いただきましたが、それを2週間少しで果たすスピード感はさすがです。

 雨の中、仙北市の地方創生特区・近未来技術特区・SDGs未来都市指定で、新ビジネスを展開する市民と3ヶ所で懇談をいただきました。
 (株)メディカルファーム仙北では、菊芋の飴づくりに必要なロボットの開発、(有)田沢湖自然体験センターでは、旅行業法のさらなる規制緩和対策、欧風食堂Kaedeでは内閣府と仙北市の連携に関する新組織の立ち上げ(特区共同事務局の開設)など、戦略的で積極的なお話しばかりでした。

 これは面白くなってきました。政府も大臣も本気です。

仙北市産業祭にお越しください


 今日と明日(27日~28日)、神代市民体育館と周辺施設を会場に仙北市産業祭です。春の冷温、夏の高温、そして毎週の台風到来と言う環境下だったにも関わらず、昨年を超える344点の作物を出展いただきました。

 今日は褒賞授与が行われ、平成30年度の仙北市農業賞も発表しました(以下の通り)。明日の日曜日は新米プレゼント、農林産物即売会、藤波舞踊団演芸会、神代芸能保存会藤原組踊りとお囃子、田沢湖龍神太鼓演奏会、西明寺小学校長ネギ即売会、各種出展即売会などなど、イベントも盛りだくさんです。皆さんでお越しください。

《平成30年度仙北市農業賞》
○門脇富士美…園芸+農家民宿「星雪館」の功績
○ドリームTAZAWAKOファーム…大規模菌床椎茸の功績
○菅原孝作…水稲+畜産+畑作の複合経営の功績

2018年10月24日水曜日

嘆かない挫けない諦めない


 目前の仕事が忙しくて、あるいは財源不足を理由にして、まちづくりの理想や夢や政策を置き去りにして来なかったか…。昨晩の「東海地区企業懇談会」(名古屋市)は、振り返りと言うか反省と言うか、そんな機会だったかなあと…。

 名古屋という土地柄もあり、世界を相手に仕事をする企業の代表者とお話しができて刺激的でした。皆さんのお話しから、何度も何度も危機を乗り越えて、「いま私たちの仕事は世界に貢献している」と言う自信を感じました。徹底して目的実現に挑戦するしかないと、資金はかき集めるんだと、そんなアドバイスもいただきました。どれもまちづくりに共通する姿勢です。求め続けなければ実現などできません。

 「言い訳はやめて、嘆かない挫けない諦めない」。はい、そう自分に言い聞かせています。

2018年10月23日火曜日

従来型観光の課題とDMOの可能性


 田沢湖・角館観光協会(佐藤和志会長)は、国土交通省や青森県観光連盟等から講師を招請し、協会員・市議会・市と一緒に、Destination Management Organization(DMO)の意見交換会を開催しました。

 観光業界は凄いスピードで変化しています。人口減少による国内旅行者の掘り起こし対策、訪日外国人観光客(インバウンド)対策、それに老朽化した施設改修を同時進行している現状です。特にインバウンド対策は、これまで日本人が日本人相手に上に積み上げてきたノウハウが通用しません。そこで田沢湖・角館観光協会と、小さな国際文化都市を標榜する市は強く連携し、世界に開かれた観光地域づくりやマーケティング・マネジメントを行う官民一体の観光地経営体(=日本版DMO)の立ち上げに向かいたいと思います。これで課題を全て解決できるものではありませんが、突破策の一つとして有効なことは間違いないと考えています。

 この春に市内観光協会等が一本化し、また国では国際観光旅客税も来年本格スタートします。その財源活用を考えると、DMOの立ち上げは今だと関係者の判断があります。必要な取り組みをさらに進めます。

2018年10月22日月曜日

更生保護サポートセンターを開設


 仙北市内に、やっと角館地区更生保護サポートセンターの看板を掲げることができました。場所は仙北市福祉センターです。

 保護司は、犯罪や非行で保護観察を受ける人の生活を守るため、日常的に様々な相談にのったり指導をしたりしています。また犯罪を予防する地域活動にも取り組んでいます。仙北市は角館地区保護司会(桃園豊弘会長など24名)がその役割を担っています。これまでは、保護司の自宅で保護観察面接などを行っていましたが、お互いの気遣いやプライバシーを考えると、何としても活動拠点が必要でした。今回のサポートセンターの開設は、同保護司会の長い間の課題でした。これで秋田県内12エリア全てにサポートセンターが開設されたことになります。

 ご指導をいただいた秋田保護観察所の五島伸一所長、開設にご理解をいただいた仙北市社会福祉協議会の武藤次雄会長に、重ねて感謝を申し上げます。

郵便局の婚活「ポスコン」にご参加を!



 恋愛成就のパワースポット田沢湖畔で、郵便局の婚活イベント「ポスコン」~手紙が奏でるあったかな想い~が開催されます。是非ご参加ください。


 主催は秋田県東部地区郵便局長会で、仙北市が後援しています。参加資格は結婚に前向きな20歳以上の男女。婚姻歴・子どもがいる方も大歓迎です。募集人員は男女各20人で合計40人。11月16日(金)まで募集しています。会費は3千円です。当日集合先でいただきます。開催日や行程、お申し込み・お問合せ先は下記の通り。


○開催日・行程
 11月24日(土)
 角館駅集合→内陸線乗車で松葉駅→専用バスで田沢湖
 主会場は田沢湖ハーブガーデン「ハートハーブ」

○お申し込み・お問合せ先
 仙北市・大仙市・美郷町・横手市内の郵便局
 郵送の場合は、〒014-1299
        田沢湖郵便局内 ポスコン事務局 行


2018年10月20日土曜日

韓国青少年訪日団をお迎えしています



 21世紀の日韓交流を担う青少年交流(JENESYS2018)で、韓国から高校生を中心に49人をお迎えしています。そして今晩は市内ホストファミリー12軒に宿泊です。


 さて、一行は18日に成田着で、19日は都内で秋田の魅力講座を受講、今日のお昼に秋田入りして、午後は角館で樺細工を体験しました。夕方になり田沢湖総合開発センターでホームスティ家族対面式を行い、それぞれ〝日本の家族〟に向かいました。明日は着物着付け体験や角館の歴史を学ぶ座学、明後日は角館高校生徒との交流会です。どうぞ皆さんに素晴らしい時間が流れますように…。


 私はあいさつで、「仙北市は韓国ととてもご縁の深いまちです。最近では、8月に田沢湖高原で韓国アーティストの作品展・森のギャラリーを開催しました。光州市立美術館の河・名誉館長は仙北市の出身です。何より、ここにいるホストファミリーは、皆さんにとって生涯の日本の家族です」と。
 滞在を楽しんで!。
 



2018年10月19日金曜日

新たに始めたい職業紹介サービス


 西馬音内の盆踊りで有名な羽後町を訪ねました。羽後町は農林業振興や移住定住事業など、多くの場面でまちづくりの先進的な取り組みがあります。いま私が着目しているのは無料職業紹介所ですが、これも実に9年前から開設していて…。

 無料紹介所の開設は、職業安定法の一部改正で実現したもの。それまでハローワークが専門に行ってきた業務を自治体でも可能にしました。この制度をうまく活用すれば、自治体として移住定住対策や雇用支援をさらにパワーアップすることだってできます。少子高齢化で地域内の就業率が低下傾向にある中、ハローワークと連携しながら、さらに細やかに企業等から求人情報を集積し、働きたいと思っている皆さんに日々提供したい…、私はそう考えています。

 今日は安藤豊町長にごあいさつをした後、担当の高山昌士さんから丁寧なご指導をいただきました。お忙しい中ありがとうございました。仙北市でも是非スタートさせたいサービスです。