2018年12月11日火曜日

角館のお祭りのガバナンス


 昨日に続いて、市議会は本会議一般質問の2日目です。髙久昭二議員、武藤義彦議員、八栁良太郎議員の3人が質問台に立ちました。特徴的な質疑応答は以下の通りです。

《髙久昭二議員》
Q 市長が昨年も今年も数度にわたり海外出張をしている。その諸経費はどれほどか。また費用対効果をどう考えるか。
A 昨年度は7月の中国と今年1月の台湾で、経費は2回で約44万円だ。今年度は8月の台湾と11月のタイで、経費は2回で約49万円だ。秋田での外国人宿泊数は約10万人だが、仙北市には3万人以上が宿泊している。台湾~秋田の定期チャーター便も決まった。知事はじめ全県の行政・議会・経済団体が一体となって取り組んだ成果だ。

《武藤義彦議員(蒼生会)》
Q 空き家の軒数は昨年度末で477軒と聞く。所有者や管理者と連絡可能な状況か。新たな空き家の確認はどうやっているか。危険空き家の解体補助の増額は考えられないか。
A 477軒中でDランクとEランク(適正管理が必要・倒壊の可能性有りなど)の空き家は、全て連絡先を把握している。新たな空き家の確認は、適正管理の空き家は外見では分かりにくい。地元の情報が重要だ。また危険空き家の解体で上限50万円の補助制度、金融機関の低利融資の制度もあるが、今後はさらに上限額の見直しなど検討が必要だ。

《八栁良太郎議員(蒼生会)》
Q 角館のお祭りで、観光やまぶっつけが3ヶ所で行われなかった。お叱りを受けた話しが多い。ガバナンスがなくて良いか。また市議会が実行委員から外されたままで良いか。
A 既に実行委員会や曳山責任者会議、張番協議会などで再発防止の協議が行われている。市も二度と起こらないよう申し出る。ガバナンスがないとのことだが、お祭りに関わる組織・会議がお祭りのガバナンス。ただし事故など責任の所在については不透明感が残る。実行委員の構成については、実行委員会で協議し決定することが適切だと思う。

 明日は本会議で議案質疑、また予算常任委員会で補正予算の質疑が行われる予定です。

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