2014年3月29日土曜日

日本機械工業株式会社を訪問

写真は、日本機械工業株式会社(本社工場:東京都八王子市)で行われていた、消防自動車の最終チェックの様子。日本機械工業株式会社(ニッキ)は国内トップレベルの消防自動車・防災機械メーカーです。2年ぶりの訪問でした。

 今回は、ニッキ社長の篠田佳英さんから重要なご提案(秘密!)があり、その対応なども含めての出張でした。仙北市から長年にわたって季節社員をお受けいただく篠田社長ならではのアイディアで、本当に良いお話です。何とか実現したいと、こちらの決意をお伝えしました。

 工場内を見学させてもらって、最先端の消防自動車づくりも見学できました。既成概念では思いつかない素材で、軽量化と強度化を実現し、国際競争力を生んでいます。ビックリしました。工場内では「忙しくて、3月いっぱいは帰られないかな」と、数人の市民の皆さんとも立ち話ができました。頑張って!。

仙北市薬草生産組合が発足

3月27日、仙北市薬草生産組合が正式に発足しました。仙北市を生薬の里にしよう、製薬会社が進める原料国産化をビジネスチャンスとして取り込もう、そんな熱意に溢れた組合の設立です。

 これまで岩手での先進団体の視察を行ったり、生薬栽培の会を立ち上げたりして準備を進めてきました。今回の設立総会には30名以上の個人や団体代表者が出席、また株式会社ツムラ生薬本部の大楽和正さんにもお出でをいただき、総会に華を添えてくれました。 大楽さんは、これまでも本当に親身に対応してくれた専門家です。この辺りのお話は、以前に社名をふせて広報せんぼくで紹介したことがあるので、ピンと来た方もいらっしゃるのでは…。なお役員は以下の通り。

《仙北市薬草生産組合》(敬称省略)
組 合 長 佐々木英政
副組合長 藺藤博行 田口正幸
事務局長 門脇晃幸
理  事 山館芳広 斉藤孝 安杖良子

2014年3月26日水曜日

珍しく風邪ひきました

マスクをした自撮り画像です。「こんな写真で何を伝えたいのか」。実は3日ほど前、とつぜん高熱を発するという体験をしました。珍しく風邪をひいた訳です。今は熱はありません。でも声もありません(声が出ないのです)。したがって会議でのごあいさつも進行役も、まったく務まりません。

 具合が悪いことを自覚できたのは部長退職者慰労会です。「風邪かなあ。それじゃ熱燗で消毒だあ」とオチョコをあおっておりましたら、何だかムカムマしてきまして…。声もロックシンガー並みの潰れ加減で、「カラオケで佐野元春でも歌えばカッコいいかも」などと思いながら、しかし吐き気もひどくなって…。結局は送別会を諦め、早引け帰宅しました。辺りに背広を脱ぎ散らかしたまま布団に潜り込み、病魔が通り過ぎるのをジッと耐えておりましたけれども、事態は改善するどころか寒気がひどくなって、38度オーバーの体温計を見てますます具合が悪くなる始末です。

 「お医者が恐い」、そんなこと言ってられないくらい辛かったのです。これはインフルエンザかも知れない。インフルエンザ、インフルエンザ、恐い、恐い。眠れない夜が明け、朝一番で迷わず西明寺診療所へ。抵抗むなしく市川先生の攻撃(綿棒で鼻の中の粘液を採取する行為)を避けることができなくて、自分がいかに弱体化しているかを再認識しました。採取された粘液はすぐ検査され、結果、幸いインフルエンザではありませんでした。なので職場に復帰はできたたものの、声が出なくて皆さんにご迷惑をおかけしいる、そんな現状です。

 昨日の観光と文化のまちづくり講演会であいさつをしましたが、ほとんど誰も聞き取れなかったようです。ゴメンナサイ。それで今日午前の県体スキーの会議は、熊谷教育長に最初からご挨拶と進行をお願いしました。早く回復しないと、迷惑をおかけする人たちが増えるばかりです。

2014年3月25日火曜日

秋田銀行と子育て・定住促進協定

3月19日に秋田銀行本店で行われた、「子育て支援並びに定住促進に関する協定」締結式での署名式の様子。写真左側が秋田銀行の湊屋隆夫頭取です。協定内容は、仙北市の子育て支援、地元の企業支援、雇用促進、移住・定住促進、観光振興など、多義にわたる包括協定です。

 この協定に関しては、昨年の夏から秋田銀行と内容精査を行っていました。私の市政公約の中で、重要案件と考えていたものに少子対策・定住対策に対し、民間企業の立場から支援の幅を拡大することができないか、そんな相談を何度も行いました。最初は、県内どこよりも安い利率で子育て世帯を応援する「地域特定3色ローンパック(住宅・教育・マイカー)」を考えました。今回の第1弾では、この住宅ローン金利が実現しています。

 さらにこの後、教育・マイカーなどの制度設計を進めたいと思います。また市内の民間企業で保育室の整備への融資や子育て行事での休業補償、大学などで県外に出た子ども達の“駆け込み寺”的役割を果たしてもらえる支店サービスなど、幾つものアイディアが検討されています。第2弾・第3弾をお楽しみに!。

2014年3月24日月曜日

卒園おめでとう!

田沢幼稚園の卒園式の様子。お友だちの皆さん卒園おめでとう!。今年は3人が小学校に上がり、在園もやっぱり3人。みんなガンバレ!。同い年の子がいないことで、遊びや社会性をどんな風にして体験してもらおうか…。平岡園長先生はじめ、皆さんが工夫を凝らします。

 「田沢湖幼稚園を忘れないで、また遊びに来てくださいね」と、卒園・在園の子ども達の倍以上の来賓者から、お祝いの言葉。本当に素敵な環境です。でも、ある先生いわく。「少し前まではお散歩に出ても車とすれ違ったり、お家の前で作業をするお爺ちゃん・お婆ちゃんに会うことができたり、子ども達も刺激になっていたんです。それが最近は、お散歩に出ても誰とも会わないこともあったりで…。高齢化と人口減少ですね」。

 地域が家族として子ども達と接することが好ましい年齢層(幼稚園や保育園、小・中学校など)では、その場所に何とか教育・保育施設を残したい…。でもスポ小や部活動に大変な不自由さがあることも事実です。大人のエゴでしょうか。

たざわ湖モーグル競技会で感じたこと

先日、2日間にわたって開催された「2014フリースタイイル秋田・たざわ湖モーグル競技会(会場:たざわ湖スキー場)」ですが、様々な成果や改善を必要とする点があったようです。

 競技種目が若い分、会場周辺では選手や応援者の年齢が若く、とても華やかな雰囲気でした。ソチオリンピックの影響からか、競技自体に興味を持った中学生なども応援に来ていました。夏場のトレーニングが課題とのお話もありましたが、田沢湖に向かってエアの練習台を整備したり、空中制御イメージを体に教え込むトランポリンセンターなど、モーグルのメッカとしての“必需品”を構想する関係者もいました。そんな設備ができあがって、地元の中学生や高校生が、ワールドカップやオリンピックに出場したら、どんなに楽しいでしょう。

 黒森山ゲレンデは、長さは充分、若干左に傾きがあるようですが競技には支障がないとのこと(でも補正できるんだったらやった方が良い…)。選手が滑り降りてくる場所の周辺をもう少し広く確保して、観客と混雑しないような配慮、そもそもお客様をどのスペースで観戦いただくか、それは無料席か有料席か、実行委員会の構成や事務局体制の在り方はもちろん、何よりもコース整備に必要な人材の確保対策(これが本当に大変だったお話です。競技会直前に降ったドカ雪で、整備は2度手間・3度手間になったとか)…。

 6月には大会開催が本決定されるとのことでしたから、そうなってからだと「いいとこ半年」です。今から手がけておかなければ間に合わない準備作業もありそうです。いろんなことを感じた2日間でした。

2014年3月14日金曜日

モニターツアーの辛口スピーチ

しばらくブログのアップができずにいました。コンピュータの不具合も改善できて、何とか情報発信ができる状況になりました。

 さて写真は、仙北市食からはじまる地域づくり推進協議会(高田肇会長)が主催した〝秋田・仙北「冬の旬」でもてなすモニターツアー〟の幕開けスピーチ場面。そもそも同協議会では、仙北の食や全ての資源を、世界基準で売り出そうと言う目的があって、今回はその基盤づくり・勉強会と言った位置付けです。

 と言うことで、国外からも10名の皆さんに参加をいただいて、会はスタートしました。ちなみに写真右は大久保公人さん(One Young World Japan Committee代表)と左はロバート・ランさん(GRAPE OFF取締役)。

 大久保さんには、「仙北市は本当に美しいけれど、それをきちんと伝えているのかは疑問です。仙北市のアイディンティティは何か、皆さんは心の中に価値観をしっかりと抱いているでしょうか」と問いかけられました。またロバートさんには、「仙北市の日常は、きっと外国人から見れば大きな魅力に映るでしょう。一度訪れたら理解できますが、それは伝わってきません」と、これまた辛口スピーチです。

 夜の懇親会に出席できなくて、本当に残念!!。