2018年8月31日金曜日

仙北市議会が始まりました



 今日から仙北市議会が始まりました。会期は9月28日まで。提案案件は条例改正1件、予算案3件、平成29年度決算認定14件、その他1件です。


 市政報告や教育行政報告については、下記のURLからご覧ください(今議会は第5回です)。
http://www.city.semboku.akita.jp/government/mayor/siseihosin.html


 7月10日に採択候補に選定されていたスマートシティ推進事業は、除雪業務の可視化・高度化やSNS活用海外観光広告戦略を行うものでした。しかし除雪費が事業費に認められなかったことから、今年度は事業導入を諦めました。本当に残念です。特に除雪業務の在り方は、冬期の市民生活を左右する重要案件です。次の一手を急ぎます。

2018年8月29日水曜日

買い物支援で「出前まち懇」



 今日の午前は、「出前まち懇」(市長の出前まちづくり懇談会)でした。お声かけをいただいたのは、西木町桧木内の「サロンひだまり」の皆さん(会長は髙橋ナナさん)です。

 会場はまつば食道。さて、テーマがいくつかありました。1つは学校適正配置についてです。桧木内中学校と西明寺中学校の統合に関する意見交換会の内容についてお話ししました。「統合を前提にした意見交換会ではありません。市の教育委員会では、中学校が1学年1学級で続けて15人を下回って、全校生徒が45人を下回る予想が立つ学校は、統合の議論を始める計画を策定しています。桧木内中学校がこの対象になったので意見交換を始めました」と説明しました。

 テーマの2つ目は、買い物や病院など外出しやすい公共交通の在り方です。今日は移動スーパーの販売がある日で、その現状も見て欲しいと、一緒に買い物に行ってみました。皆さん本当に助かっている様子が分かりました。さらに病院だったり役所への用事だったり…。「デマンドタクシーや秋田内陸縦貫鉄道はありますが、角館や田沢湖のように循環バスを走らせてください」との要望をいただきました。
 とても重要な課題です。再度お集まりをいただく約束をしました。

※秋田内陸縦貫鉄道の松葉駅のトイレ改修もご要望がありました。最近は台湾からのお客様が増え、松葉駅は田沢湖へ移動するバス乗り換え駅になっています。

2018年8月25日土曜日

角館のお祭り全体会議


 角館のお祭り(9月7日~9日)全体会議が開催されました。関係者が一堂に会し、注意事項などを確認し合う重要な会議です。

 冒頭で、今野則夫・実行委員長が「皆さんのご協力で安全で楽しいお祭りにしましょう」とあいさつ。私も「安全を最優先に、伝統を守って、伝えて、楽しいお祭りを見せてください」とお願いをしました。

 今年のお祭りは、曳山が17丁内、置山は立町・神明社・薬師堂・駅前と安藤家の5ヶ所、佐竹北家上覧は8日、場所は旧石黒恵家で10時から17時30分まで。観光山ぶっつけも同日です。詳しくは市や観光協会などにお問い合せください。さあ、お祭りはもうすぐです!。

2018年8月22日水曜日

柯文哲・台北市長との約束


 今から9年前、当時の郝龍斌・台北市長と佐竹敬久・秋田知事に立ち会いをお願いし、仙北市の玉川温泉と台北市の北投温泉の姉妹温泉締結式を行いました。この締結式から来年で10年です。そこで仙北市の独自ミッション3は…。

 ミッション3は、現在の柯文哲・台北市長(写真)に直接お会いし、台北市内で開催を検討している10周年記念式典に参加をお願いをすることでした。柯文哲・台北市長は超多忙で困難な状況が続いていましたが、佐竹知事のご配慮があり、この件についてお話をする機会をつくっていただきました。すると柯文哲・台北市長は、「門脇市長の提案に私も賛成です。何も問題ありません」と明快なお返事です。
 世界中で、玉川と北投の2地区にしか存在が確認できていない北投石。この北投石をご縁に温泉交流が始まり、両市民の往来が活発化しました。さらに今回、北投温泉で打ち合わせをする中、台北市立北投中学校の関係者から仙北市内の中学校と姉妹校締結のご要望をいただきました。北投石の研究など科学学習、それに英語学習をテーマに国際交流がしたいとのご提案です。素晴らしいお話しです。

 国際交流が子ども達にもっと広がり、世界で活躍する人材が育つ仙北市になれたら嬉しいです。
※姉妹温泉の10周年記念は2021年の間違いでした。訂正しお詫び申し上げます。

田沢湖マラソンの国際化


 昨日は台湾・高雄市へ移動。仙北市の独自ミッション2はマラソン交流です。昨年度から始めた田沢湖マラソンと、台湾高雄国際マラソンの相互乗り入れを高雄市政府教育局と協議。もちろん今年もランナー交流をすることで合意し、さらに…。

 田沢湖マラソンは国内でもトップレベルの知名度を誇ります。毎年6千人の参加者を地元市民がおもてなしする、アットホームな公式競技会としても有名です。田沢湖畔を走る風光明媚なロケーションは皆さんに好評ですが、周辺からのアクセスや駐車場、安全対策に要する人員の確保、競技時間の制限延長なども課題になっていて、これらの解決がないと大会規模を拡大できません。一方、高雄国際マラソンはアジア圏域でも最大規模の大会で、3万人規模の大会を安全に管理運営する実績があります。このノウハウの提供についても高雄市政府から協力の快諾を得ました。

 田沢湖マラソンは、現状も海外からの参加者は増え続けていますが、さらに国際マラソン化を視野に入れ、今後の対応を進めます。

2018年8月20日月曜日

紙風船上げ行事の可能性


 昨日から台湾・台北市に滞在しています。明日からは県のトップセールスチームに合流しますが、その前に仙北市の独自ミッションで活動中です。その独自ミッションとは…。

 今日は、朝から(株)あきた食彩プロデュースや秋田銀行台北事務所、さらにお昼を挟み台湾政府外交部(外務省)の皆さんと打ち合わせでした。内容は仙北市内に伝わる伝統行事「上桧木内の紙風船上げ」と、台湾新北市の「平渓天燈祭(天燈節)」の連携の可能性についてです。どちらも紙風船に願い事を書いて夜空に打ち上げる伝統行事で、それぞれの国で最近特に人気が高まっています。特に台湾政府外交部からは、両国の文化交流に最適な事業との評価をいただきました。

 もう1つ、タイ国チェンマイのランタン祭り(コムローイ)も同様の行事です。今日の打ち合わせでは、この3つの行事を「世界3大紙風船上げ」と総称してはどうかとの提案もありました。

2018年8月16日木曜日

264の叶えたい夢・応援したい夢



 昨日は仙北市成人式でした。この式典は成人者が自ら企画・運営します。今年の成人者数は264人。代表で丹野ちひろさんに成人証書を授与。また新成人誓いの言葉は、斎藤千歳さん、浅利圭吾さん、門脇蓮さんの3人です。皆さん頼もしいお話しでした。


 私は冒頭で次の式辞を申し上げました。~ここに264の夢が集まりました。時間はかかるかも知れませんが、皆さんの夢は必ず叶います。皆さんは、自分がなりたい自分を目指してください。アメリカの作家でマイク・ハーナッキーという人が「成功の扉」という本を書きました。その中に〝あなたはその夢を叶えるために、必要なことは何でもやっていますか〟という記述があります。夢を叶えるには行動しかありません。自分を信じて毎日を精一杯生きてください。そして今は遠い街で暮らしている皆さんも、将来は故郷に帰り一緒にまちづくりに取り組んで欲しい、そんな風に強く思っています。最後に、今日は73回目の終戦記念日です。本当に多くの方々が命を亡くされました。その命の代償で今日の日本はあります。忘れないでください。~


 仙北市は、皆さんの夢の実現をずっと応援し続けたいと思っています。一緒に頑張りましょう。

2018年8月15日水曜日

大雨に備えて自主避難所を開設


 県内は不安定な気圧配置になっています。仙北市では今夜から明日昼にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みです。昨年の7月豪雨に匹敵する雨量も想定しています。そこで16時に災害連絡室を立ち上げ、市内8ヶ所に自主避難所を開設しました。

 現在は雷・濃霧注意報のみの状況です。しかし雨脚が深夜に強くなる予報で、事前事前の対策となっています。今後の気象情報に十分ご注意ください。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。なお、避難所は次の通りです。

《角館地区》
・角館庁舎西側庁舎
・西長野交流センター
《田沢湖地区》
・田沢湖総合開発センター
・田沢出張所
・神代出張所
《西木地区》
・西木総合開発センター
・桧木内出張所
・上桧木内出張所
※天気図は日本気象協会

2018年8月13日月曜日

~帰省された皆さんへ~



 ~帰省された皆さんへ~は、広報せんぼく8月16日号に掲載する〝まちづくり日記〟です。帰省先で読むことが、もしかしたら新たな決心や心持ちを抱くきっかけになるかも…、そんな思いで早出しとします。


 お盆で故郷に帰省された皆さん、お帰りなさい。久しぶりに家族や友人と一緒の時間を楽しんでいることと思います。また、目には見えませんが、ご先祖や亡くなった方々とも、心の中でお話しができたのではないでしょうか。存分にご供養できる数日となりますように…。ところで皆さんには、生まれ育った地域の今がどのように映っていますか?。人がいない、お店が少ない、仕事場がない、遊ぶ場所がない。確かに、ないものは本当にたくさんです。反対に、故郷にしかないものも、やはりたくさんです。家族や友人、田んぼや畑、新鮮な食物、山や川や湖、きれいな星空、時間の流れ方もずいぶん違うと感じませんか?。


 (中略)故郷も頑張ります。帰省した皆さんも、都会の情報とネットワークを活用して、故郷のまちづくりに参加してください。
 そして都会と故郷…、どこで暮らして何を一番に人生を歩くのか、自分自身とじっくり会話をしてみてください。それもお盆の過ごし方の一つだと思います。

2018年8月10日金曜日

秋田の総力で「県産車をつくろう」



 20年以上も前のこと、ある雑誌の懸賞論文に応募し、優秀賞1席となった「県産車でドライブできる日」の提案概要をご紹介します。私、この夢を諦めていません。以下をお目通しください。

 ~秋田県が全国でも数少ない人口減少県で、同時に高齢化比率が高いことは広く知られた事実である。県民所得も国内では下位に位置する。これらは複数の要因が絡み合ってのことで、各々を切り離して論ずるべきではない。そこで、県下の頭脳と技術力を集積し、国際市場に参入できる「県産車製造販売」プロジェクトを立ち上げを提案する。秋田県の工業技術は複合化が今ひとつだが決して低くはない。そこで技術の集積を促進し、ないものは補充して県産の自動車を製造販売したい。(中略)自動車は開発部門・製造部門など職種が多彩で、これらを県内69市町村(平成8年当時)に分散設立する。各自の個性にあった仕事を選び出す選択肢も広がる。自動車は先端技術の産物で、科学者・エンジニア等の人材確保や研究の場となり得ることも見逃せない。(中略)利益を追求する企業体ではない。秋田県民の公共企業体である。全ての利益は永続的に秋田県内に還元したい。(中略)この提言が多くの県民に支持され、世論となり、休日を県産車でドライブできる日の来ることを期待する。

 今だったらEV車、水素自動車、自動走行車などがすぐ思い浮かびます。部品工場の誘致ではなく、デザインから始まって組み立てまで丸々1台を秋田県内で仕上げちゃう、そして完成品を販売する構想です。どうでしょう。

※写真はイメージです(Googleカー)

防災は人の思いと人の手で



 昨日の仙北市防災訓練は、ちょっと今までとは違う内容で実施しました。秋田駒ヶ岳の噴火警戒レベルが1から3に引き上がると、どんな対応が必要になるのか…。つまり災害は未だ起きていない想定です。


 先ずはドローンを飛ばして、上空から駒ヶ岳登山の皆さんの状況を確認し、下山を促す警戒活動はドローンに装着したスピーカーで行ったり、連絡手段のない登山者には携帯電話を届けたり…。下山の障害となる倒木の撤去、ヘリでのけが人救助、また火山ハザードマップにある市民の避難行動、福祉施設入所者など要配慮者の避難行動などを体験し検証を行いました。不意にその時を迎えると、判断が難しい場面ばかりでした。


 強く感じたのは、どんなに最新の機材を導入しても、防災は人が人を助ける思い、そして必要な人の手の確保、これが基本で最重要だということ。
 改めて多くの皆さんのご参加に心から感謝を申し上げます。ご苦労様でした。ありがとうございました。


2018年8月8日水曜日

鎌田匠人さん(角中3年)柔道で全国大会へ



 写真は鎌田匠人さん(角館中学校3年)です。第67回秋田県中学校総合体育大会の柔道男子個人66㎏級で優勝し、広島県で開催の全国大会(8月17日~)に向かいます。頑張れ!。


 鎌田さんの柔道歴は小学校4年からスタート。角館柔人クラブスポーツ少年団に在籍し練習に汗を流してきました。約6年間で秋田県代表となった実力の持ち主ですが、実は冬期間はスキー・アルペン競技でも大活躍しています。周囲からは、柔道一辺倒ではない〝幅〟が、大切なバランス感覚や体幹を鍛えたとの評価も聞こえます。


 お話しを聞くと、「将来どんな競技に進みたいのか、どんな職業につきたいのか、何も決めていません。じっくり考えます」と、本当に穏やかに応えてくれました。それで良いと思います。ゆっくりじっくり一歩ずつ!。

2018年8月7日火曜日

台湾・高雄市政府代表団と未来を語る



 台湾・高雄市政府代表団の皆さんをお迎えしました。田沢湖と澄清湖(台湾・高雄市)が姉妹湖協定を締結してから30年。長く続く市民交流と友情に感謝し、そして未来を語り合う機会になりました。


 団長は府本部秘書長の趙建喬さんです。一行は一昨日、秋田市内で竿灯祭りに参加し、昨日は県庁で佐竹知事と懇談。その後、仙北市に入り角館や田沢湖を視察。田沢湖クニマス未来館では田沢湖再生とクニマス里帰りの手法を考え、大曲農業高校の生物工学部が行っている微生物調査を激励。湖畔のホテルで行った懇談会では、「高雄マラソンと田沢湖マラソンのスポーツ交流も始まっています。今後は次代を担う青少年交流、また木材・食材・AIなど経済交流に幅を広げ、共に未来を拓きましょう」とお話をしました。


 高雄市の人口は277万人で仙北市の100倍強です。そんな大都市との経済交流が何を生み出すか…。先週の台湾・台北医師会の皆さんは、介護事業所の開設に日本のノウハウが必要と言っていました。

2018年8月5日日曜日

天候の変化にご注意ください

 8時13分、県内各地に大雨・洪水の各警報と、大雨・洪水・雷・強風・濃霧の各注意報が発令されました。仙北市は大雨警報、雷・洪水・濃霧注意報です。また同時刻、仙北市では災害対策連絡室を立ち上げ、情報収集活動を行っています。

 今後も急激な天候の変化が予想されます。皆さん十分にご注意ください。

2018年8月4日土曜日

初の演劇体験講座と子ども達の達成感


 表現力・コミュニケーション力が重要な時代です。これら能力開発に演劇活動が有効と考え、「子ども演劇体験講座(演劇キャンプ)」を始めました。指導はわらび座の皆さんです。この活動を続けながら、将来的には演劇学校の設立を夢に描いています。

 さて、参加してくれた子ども達は、佐藤琴心さん(生保内小5年)、三上新太さん(同)、浅利菜月さん(角館小6年)、佐藤美羽さん(西明寺小6年)、押久保信さん(神代小6年)、北條雄太さん(生保内小6年)の6人。わらび座の栗城宏さんが書き下ろした脚本(大村藩士・浜田謹吾少年の子孫が角館中学校に転校してきて…)を、4日間の練習で見事に演じ切りました。演技指導陣も豪華で、わらび座のトップスターが勢揃いです。椿千代さん、瀬川舞巴さん、三重野葵さん…、三重野さんは今日の発表会のサポートまでしてくれました。皆さん本当にありがとうございました。
 厳しい練習の末、舞台を成功させた子ども達は、さらに大きな達成感を得たようです。舞台を終えた後、皆さんから「またやりたい。絶対に続けて!」と強い要望までいただきました。大丈夫、続けますよ。

 わらび座は日本3大劇団の1つです。仙北市を拠点に長く活動を続け、今では世界中に日本文化を発信しています。そんなわらび座と仙北市は、2年前に包括連携協定を結びました。今回の演劇キャンプも連携があって実現したもの。さらに新企画は続きます…。

2018年8月3日金曜日

台湾・台北市医師会の皆さんをお迎えして



 台湾・台北市医師会の皆さん34人が、仙北市内に滞在中です。昨日の午後は、市の医療・介護事業、健康増進の取り組みなどをテーマに、意見交換会と施設視察を行いました。


 田沢湖開発センターで開催した意見交換会では、「仙北市の長期介護と老人医療に関する政策」の現状、また「必要な補助金の獲得方法や市の負担割合」などに、多くの質問がありました。地方創生と介護の関係についても質疑があり、私は「健康寿命の延伸を図るために、若年時代からスポーツや食育、保健活動の充実、健康運動やウォーキングなどに取り組んでいます。病気にならない、介護の必要がない、健康な高齢者になりたいと誰もが望んでいます。これを実現することが、仙北市の地方創生の根幹です」とお答えしました。


 また、一行は、県南ふくし会が運営する「特別養護老人ホーム・たざわこ清眺苑」を視察し、最高水準の介護サービスなどにとても興味を持った様子でした。
 本当にご来市ありがとうございます。これからもご指導をよろしくお願いします。


2018年8月2日木曜日

ついに新潟バスセンターのカレー!



 カレーが大好きです。ずっと昔、秋田市内にあった「かまくら」や「ミニマム」のカレー、また食べられないかなあ…。ところで、写真は話題の「新潟バスセンターのカレー」です。ついに手にすることができました。


 職場の友人の友人が、「仙北市長はカレー好きなんだそうで」と分けてくれたそうです。ありがとうございます。テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」で放映以降、ますます入手困難になっていると聞きました。友人と友人の友人に感謝しながら、自宅で一口一口しっかり味わいます。ああ贅沢な夕食だあ。


 カレーで暑さを乗り切るぞ!。

山形県飯豊町を視察調査


 仙北市と一緒にSDGs未来都市となった山形県飯豊町を、青柳宗五郎・市議会議長、地方創生総合戦略室の職員等と訪問。まちづくりの今、そして思い描く未来都市の姿について、後藤幸平・町長、後藤惠一郎・町議会議長からお伺いしました。

 飯豊町は山形県の西南部に位置する人口約7,300人の美しいまち。稲作や米沢牛生産が盛んで、以前からデバイス関連産業も盛んだったとのこと。近年になり、山形大学との連携で、新産業集積事業事業の取り組みが加速しました。特に飯豊拠点と呼ばれる各施設は、研究機関を山形大学や山形銀行と連携して飯豊町が整備し、人材・素材・資金・情報が集まる仕組みづくりに成功。ここでリチウムイオン電池、有機エレクトロニクス、ベンチャー企業育成などを集中的に進めています。

 「変革は辺境から」を合い言葉に、小さな町の挑戦が山形で始まっていました。ご指導をいただいた皆さんに心から感謝を申し上げます。