2020年6月28日日曜日

クミンを育てた大山まさとさん


 オオヤマファーム(能代市)の大山まさとさんを訪ねました。インテリアコーディネーターから転身し、オーガニックな野菜栽培に取組んで8年。県内では不可能と言われたクミンの収穫に成功して…。秋田カレープロジェクトが動き出します。

 秋田カレープロジェクトは、秋田産のスパイス100パーセントでカレーをつくろうと言うもの。スパイスは漢方薬として使用されている植物が多く、集大成のカレーは究極の健康食です。ショウガ、唐辛子、山椒など、周辺には多数のスパイスが存在します。しかしスパイスカレーの3原則は、ターメリック(ウコン)、コリアンダー、そしてクミンです。ターメリックもコリアンダーも県内で栽培実績がありますが、クミンは無理だと聞いていました。大山さんとの出会いはプロジェクトの推進力です。

 大山さんは「クミンは2月に播種したものですが、栽培技術を確立したわけではないんです。試したいことが幾つもあります。」と話していました。お目にかかれて良かった!。
※木能実(能代市内:ナッツ&ドライフルーツのお店)の髙濱さん、ありがとうございました。

2020年6月26日金曜日

就職氷河期世代の112人


 仙北市議会6月定例会は、プレミアム商品券や宿泊応援、誕生祝い特別給付金、市内出身学生の応援事業など、多彩なコロナ経済対策の全議案を可決して閉会しました。さらに私からは就職氷河期世代の…。

 私から幾つかの現状報告を行いました。先ず就職氷河期世代の職員採用では、5月20日から6月17日の間の応募期間中、総数で112人の応募があったこと。市内46人、県内38人、県外28人です。現在は、皆さんから提出いただいた小論文やエントリーシート、これまでの職歴表などを審査中です。8月上旬には2次試験を行いたいと考えています。また、わらび座ミュージカルを仙北市民会館で上演することも報告しました。新作「松浦武四郎~カイ・大地~」を8月14日と15日の両日、仙北市民には無料でご覧いただけます。また、昨年度のふるさと納税が、寄付総額8億2,172万1,700円(4万5,670件)で全県トップが確定したことなども報告しました。

 6月定例会は、新型コロナ対策議会でした。世界でさらに感染者が増えています。国内でもクラスターの発生が疑われる事案など、全く安心できない状況が続いています。感染予防と経済対策…、市民の皆さんの理解と協力が一番の力です。

2020年6月25日木曜日

まちづくりの新拠点



 市議会の皆さんと、建設中の角館庁舎を視察しました。1階の市民スペースは、庁舎外部玄関ロビーから内部ロビー、会議室と空間を一体化できる構造です。様々な市民活用の可能性を感じます。

 1階・2階の事務フロアは全てオープンスペースです。また市民の皆さまの個人情報に配慮しお話をお伺いする相談室が3室、その背後に書庫エリアが続きます。1階の配置は総務部総合案内、市民福祉部、角館市民センターを予定しています。2階は同じくオープンスペースで、配置は農林商工部(組織再編で新設予定)、建設部、観光文化スポーツ部(組織再編で新設予定)、農業委員会を予定しています。これまで西木と角館の両庁舎に分散していた事業部機能を統合しました。これで庁舎をまたいで手続きに走る市民のご不便は解消されます。西木庁舎には教育委員会や中央公民館(組織再編で新設予定)、民間各機関が入居します。田沢湖庁舎はこれまで通り市議会と総務部です。政策議論と立案・調整にあたります。

 角館庁舎の建設進捗率は60%を超えました。まちづくりの新拠点完成まであと一歩です。屋上からの風景は、角館駅や秋田新幹線がすぐ目の前。引っ越しを年内に済ませ、新年には多くの方々を新庁舎でお迎えしたいと思います。

2020年6月24日水曜日

地域の経済循環にスイッチ


 仙北市議会は、予算常任委員会に続き全員協議会を開催。ここで26日(議会最終日)に提案予定の第3次コロナ経済支援対策を説明しました。さらに多彩な経済支援で、地域の経済循環にスイッチを入れたいと考えています。

《第3次経済支援対策分》
①プレミアム商品券事業
・総額3億9千万円で30%上乗せ。利用は8月~12月。
②プレミアム宿泊応援事業
・県事業1枚ごとに3千円を割引。利用は7月~9月。
・県事業落選の市民千人に市内泊で
3千円割引。期間同様。
③誕生祝い特別給付金事業
・国の給付金対象とならなかった新生児に10万円を支給。
④ひとり親世帯臨時特別給付金事業
・ひとり親世帯への臨時給付金(1世帯5万円など)
⑤タクシー事業者支援事業
・県事業と連係でタクシー1台5万円維持費を応援。
⑥市内出身学生応援事業
・郷里を離れた学生に特産品を3回宅配。
⑦中小企業資金利子補給金(マルセ)
⑧経済対策資金利子補給金(マルセコロナ枠)
⑨県経営安定化資金利子補給金(国資金)

《その他のコロナ対策分》
 秋田内陸線総合緊急支援事業では、北秋田市と連係して乗車促進事業を実施。市の負担は約6百万円。さらに健康増進と野外活動の促進で、生保内公園とかたまえ山森林公園にベンチやテーブルを約4百万円で設置…などです。


 総額2億円超の第3次対策です。財源は財政調整基金を充て、国の臨時交付金が決定後に財源振り替えを行う予定です。

2020年6月18日木曜日

モンベル(mont-bell)からの贈り物




 2016年12月、仙北市はモンベル(mont-bell:本社は大阪府)と「野外活動の推進」「防災協力」の連係協定を結びました。以降、様々なご支援をいただいています。昨日はモンベル製のフェイスガード100枚が届きました。

 仙北市はモンベルのフレンドタウンです。市内にはフレンドショップが多く、秋田駒ヶ岳や田沢湖、角館の武家屋敷など散策するモンベルクラブの方々も多数です。今年8月にはお隣の美郷町に直営店がオープンする予定で、ますますモンベルとのお付き合いが深まります。今から楽しみです。今回いただいたフェイスガードは、観光客と直接接する桜並木駐車場の料金係や、観光案内所などで活用をしたいと思います。

 辰野さん、ありがとうございました。また来てね。

第3回経済支援対策会議で



 第3回経済支援対策会議を開催。6月市議会でさらに提案を検討している「市民プレミアム商品券事業」「県+市プレミアム宿泊支援事業」「市誕生お祝い特別給付金事業」「ひとり親世帯特別給付金事業」「市タクシー維持事業」、他で…。

 出席をお願いしたのは、ハローワーク角館、市内各金融機関、JA、商工会、観光協会などの皆さん。検討中のプレミアム商品券は総額3億円、30%プレミアムと過去最高。プレミアム宿泊支援事業は、県の宿泊券1枚に3千円を上乗せし、県宿泊券が2枚だと6千円の上乗せになります。誕生お祝い給付金は、国の特別定額給付金10万円の基準日以降に生まれた赤ちゃんへの特別給付金、ひとり親世帯給付金は、1世帯あたり5万円で第2子以降1人につき3万円の支給、タクシー維持事業は、市内タクシー事業者への支援…などです。さらに精度を高め、議会にお諮りしたいと考えています。

 一方、現状では制度設計が未熟で、事業費が流動している幾つかのメニューもあります。「市出身学生応援事業(自宅以外から通学の学生・県内可)」「憩いの公園づくり推進事業(ベンチやテーブルの設置)」などは、議会の最終日までに何とか内容を固められるよう努力します。

 会議では、昨年12月では1.88倍あった求人倍率が、最近は1.0倍に下がっていること、雇用調整助成金はハローワーク角館でも受け付けていること、国の融資制度の利子補給は継続が望ましいこと、農業分野への支援はもう少し状況の見極めが必要など、貴重な意見をいただきました。ありがとうございました。

角館のお祭り中止




 角館のお祭りで有名な「角館祭りのやま行事(ユネスコ無形文化遺産)」は、昨日の夕方から実行委員会(実行委員長:今野則夫さん)を開催し、今年のお祭りの中止を決定しました。

 角館総鎮守神明社、勝楽山成就院薬師堂、それに角館のお祭り保存会など、実行委員会を構成するそれぞれの皆さんも協議を重ねていました。昨晩の実行委員会は、5月29日の第1回実行委員会に続き2回目の開催です。各団体代表者の発言や、今野実行委員長などから、お祭りでコロナ感染者を出してはいけない、そんな強い決意を感じました。私も実行委員会の一員ですが、市のコロナ対策本部長としては、開催できる状況にはないと認識していることを話しました。
 本当に残念です。

2020年6月16日火曜日

仙北市議会6月定例会の一般質問②



 仙北市議会6月定例会は、今日は一般質問の2日目です。高久昭二議員、稲田修議員(市民クラブ)、高橋輝彦議員(蒼生会)、田口宣寿宜議員(〃)の4人です。特徴的な質疑を概要版でお知らせします。

 【高久昭二議員】
Q.角館下延の大瀬蔵野橋の架け替えは、さらに事業費を抑える工夫は出来ないか。また角館内川橋は、現橋を活かした工事として早期に着手すべきではないか。
A.大瀬蔵野橋の架け替えについては、令和元年度で用地買収、取り付け道路、水路設置、橋梁下部工などを行った。今年は約1億円で上部工製作などを行う。令和4年まで継続事業だが、コロナで工事計画が遅延しないか心配だ。もちろん事業費の削減に努力する。内川橋は国の新メニューにのれば、点検結果が判定区分Ⅱでも補強工事の補助対象になる。議員ご提案のように現橋を活かした改修の検討も行いたい。


 【稲田修議員(市民クラブ)】
Q.生保内公園の遊具が撤去されて寂しい。ステージは改修されたがお祭りの時に屋根がない状況では活動が制約される。公園だからベンチなども必要だ。今後の計画はどうなる。
A.生保内公園の遊具は法令定期点検の結果、人体に危険がある状況で使用不可と判定が出たことで撤去した。市では昨年12月に遊具担当部署検討会を立ち上げていて、まだ最終結論になっていないが、田沢湖地区(生保内公園)、角館地区(角館駅東公園)、西木地区(かたまえ山森林公園)、それに西木庁舎の改築でインドアタイプの子どもの遊び場の実現を目指している。今年度に検討を終え来年度当初で可能な対応を予算化したい。


 【高橋輝彦議員(蒼生会)】
Q.昨年6月に白岩地区全全域で断水となった。昨冬は少雪で水不足が心配されている中で、何らかの断水対策を講ずる必要があると思うがどうか。
A.昨年は6月18日~20日、また6月22日と、2度に渡って断水を発生させてしまい、本当に申し訳のないことをした。今年の新たな取り組みだが、先ず少雪であっても4月に一定の雨もあり、今のところ斎藤川の水量が保たれている。この取水口の管理を徹底する。さらに昨年度まで活用をしてこなかった砂防堰堤下流の導水路がある。今年はこの導水路を活用して地区の渇水を防ぎたい。


【田口宣寿宜議員(蒼生会)】
Q.コロナ常識が一気に覆された。これまでの概念を捨て去り原点に返る時だ。キーワードは「田舎」と「だれ一人とり残さない」だと思う。今後のまちづくりをどう進めるか。
A.これまで不利とされてきた過疎地は、「実は人口密度が低いことで安全性が高い、疎の優位性にあふれた地域」、この考え方が次代の本流だ。市の自然・歴史・文化…、全てが新たな価値感を産み出す温床になる。首都圏等からの移住希望者には、オンラインで定時的な対応をはじめる。ワーケーションは稼働率が落ちている宿泊施設などで新たな商品になり得る。SDGsも盛り込み、これらの思いを総合計画や総合戦略で明文化する。
※写真はインドネシアの写真家Penkdix Palmeさんが東ジャワのジェンバーで撮影したカエル。

2020年6月15日月曜日

仙北市議会6月定例会の一般質問①



 仙北市議会6月定例会は、今日から一般質問です。初日は武藤義彦議員(蒼生会)、髙橋豪議員(〃)、小木田隆議員(市民クラブ)、熊谷一夫議員の4人です。特徴的な質疑を概要版でお知らせします。

 【武藤義彦議員(蒼生会)】
Q.コロナウイルスの世界的な感染拡大で、仙北市を訪れる多くのインバウンド(外国人の訪日)観光客が激減した。回復に要する時間や、今後の誘客施策をどう展開するか。
A.国際航空運輸協会の見立ては、航空旅客が2019年の水準に回復するには、国内線は2021年末、国際線は2023年末と見込んでいる。私はもっと必要と思っている。今は戦略的に事業を打ち出す新・観光ビジョンが必要で、既に「仙北ロードマップ(仮称)」立案に着手した。場当たりではない、様々に変化するフェーズや世論・世情に、時宜を間違わないで、しかも効果的にメニューを発動する準備を進める。


 【髙橋豪議員(蒼生会)】
Q.市は県のプレミアム宿泊券事業に、さらにインセンティブを付けた誘客事業を考えていたが、その内容について伺う。また市独自のプレミアム付き商品券はどうなっているか。
A.県のプレミアム宿泊券は40万枚を発行予定だ。市はこの県の宿泊券1枚につきさらに3千円の値引きを追加する予定だ。県宿泊券2枚使用だと6千円、3枚だと9千円になる。県宿泊券1万枚に対応する。事業期間は7月から9月を予定している。市プレミアム付き商品券は、過去最高のプレミアム30%で総額3億円を予定している。市商工会や関係機関と調整中だが、販売は8月上旬のお盆前、使用期限は今年の12月末日までとしたい。


 【小木田隆議員(市民クラブ)】
Q.市の財政状況は非情に厳しい。財産の売却などで歳入確保を図るべきだが進まない。その要因は何か。また観光協会に500万円の高額補助の必要性、今補助する理由は何か。
A.予算の財源調整に本当に難儀している。議員の指摘は私も同感だ。なかなか進まない理由としては、全体の公共施設の延床面積35%縮減目標はあるが、各施設の利活用計画が未定なこと。今年は市長・副市長が先頭に立って計画を作り上げる。また観光協会は約430事業所が結集した準公共団体。さらに規模が大きい市商工会と共に、経済団体としてコロナ対策に汗をかいている。現状では有効な観光政策を打ち出す財源が枯渇している。


【熊谷一夫議員】
Q.新型コロナ感染症に対応した医療体制の整備で、PCR検査態勢は万全か。また万が一の感染者の入院・受け入れ病床、医療スタッフ、患者移送体制はどうなっているか。
A.角館総合病院は自前でLANP法による検査態勢を導入済みだ。医療崩壊に繋がる院内感染にも大きな効果を発揮すると思う。また同病院の患者受け入れの現状は2床だが、先ごろ県の要請により、フェーズ5(蔓延期)では11床に増床することを報告した。現在は医療スタッフの人選などを大方終えた。必要な備品手配や通話対応型ナースコールの設置など施設改修を実施中だ。移送は患者搬送コーディネーターが調整の上、消防が行う。

2020年6月11日木曜日

私たちの新・水力発電所建設に着工



 市内初の民間発電会社・仙北水力発電株式会社(代表:佐藤育男さん)や、神戸市のシン・エナジー株式会社が進めてきた、新・水力発電所の安全祈願祭に参加しました。

 仙北市は秋田県の水瓶と呼ばれています。豊かな森林資源、特別豪雪地帯の降雪量などで、戦前から水力発電が盛んでした。今も発電出力比は全県45%でトップです。この地で産声を上げた仙北水力発電株式会社は、平成26年に立ち上がった完全民間の発電会社。設立メンバーの多くは、平成24年に大仙・美郷・仙北の産学官連携で組織した奥羽山系仙北平野水資源利用調査研究会の皆さんです。今日の安全祈願祭は、同社が計画する複数の水力発電所構想の中、田沢湖先達川の未利用水資源を活用した鶴の湯水力発電所の起工式です。鶴の湯温泉付近の砂防堰堤から毎秒約1トンの水を取水し、発電所(山の宿付近)までの約24メートルの落差で199キロワットの電力を発電します。その年間発電量は市民約490世帯分に相当するとのこと。

 電力は、発電所に近い場所から順次使用が始まり、また東北電力への売電収入の一部は、仙北市の地域振興基金としての活用も約束をいただきました。まさに、私たちの新・水力発電所です。今から完成・運用が楽しみです。

2020年6月10日水曜日

魅せる農業



 国道46号で角館から秋田市に向かう途中、花葉館の手前にある花壇の中のモニュメント。隣の「魅せる農業実践中」の看板も目をひきます。思わず車を寄せてしまいました。

 建てたのは角館・古米沢川下田資源保全組合(代表:伊藤隆一郎さん)の皆さん。農業をしている人もそうでない人も、地域全体で生活環境の保全や農地の維持活動、ちいきづくりに取り組んでいます。このモニュメントもその活動の一環でした。伊藤さんにお聞きすると、「手書きの文字は、この春この場所を離れて関東圏の高校に進学する子どもが書きました。ふる里を想う気持ちが生涯忘れることのない出来事の一つとして、きっと心に残ると思います」と話してくれました。

 モニュメントには「かじか やまめ 沢ガニ 蛍 イバラトミヨ だっているよ」書いてあります。素晴らしい自然環境と一緒に、地域の明るさや前向きな姿勢、郷土愛がバンバン伝わってきます。

2020年6月8日月曜日

ファイティング・スピリット



 一年前、ある会合でお隣になった(株)吉野家HDの安部修仁さん。安部さんは同社社長や会長を歴任し、「時代を、組織を変えるエネルギーは、トップのファイティング・スピリット以外にない」と…。

 吉野家は、「うまい」「やすい」「はやい」の牛丼で一世を風靡し、倍々で店舗を増やした時代があったそうです。しかし、この時期は商品もスタッフも「粗製乱造」で、その結果が会社の倒産だったと安部さん自身から聞きました。さらに、牛丼単品だから強いと思っていた戦略が、逆にウィークポイントになったとも。その後、熱烈な吉野家ファンや熱心な管財人に支えられ、見事に経営を再生。安部さんの存在が今日の吉野家を創ったことに間違いありません。その信念が、「時代を、組織を変えるエネルギーは、トップのファイティング・スピリット以外にない」です。

 新型コロナウイルスで、本当に大変な状況になっている皆さんに、この言葉をあらためて贈ります。

2020年6月5日金曜日

わらび座ミュージカル始まります!



 いよいいよ明日から、わらび座ミュージカル「空!空!!空!!!」が始まります。秋田を、日本を飛び回った女性飛行士・及位ヤエ物語です。さあ元気を出して!。

 これまで何度か公演が延期になっていました。ですから、お客さまも舞台関係者も待ちに待った幕開けです。もちろんコロナ感染拡大の防止を徹底し、入場時に検温を行ったり、3密にならないよう観劇者の人数を制限したりすると聞いています。6月は土曜日・日曜日のみの公演で、通常上演は7月以降を予定しているとのこと。

 私も近いうち、何とか都合をつけて…。
※写真はわらび座のホームページをPCで。

2020年6月4日木曜日

田沢湖に最先端の野菜工場



 仙北市議会6月定例会がスタート。私は市政報告で、国の10万円給付事業が98%以上の支給率になっていること、新法人(株)ハレタス田沢湖が野菜工場の建設に着手すること、第2次の経済支援や第3次の概要などについてお話ししました。

 10万円の特別定額給付金は、昨日で10,420件を受理。今日4日の振込みで98.3%の支給率です。また第1次経済支援対策で行った融資対策は、申請額で24億円を超えました。事業継続支援金は申請数で240件、額で約5千万円です。なお締切りは6月末日まで延長します。続く第2次経済支援対策のうち、子育て世帯応援(国とあわせ約8,300万円)、水道料と温泉供給料減免(4月~5月で約2,700万円)は、本日初日で可決をいただきました。会期内に議論をいただく支援対策も多数ありますが、同時進行で第3次対策も準備を進めています。

 (株)ハレタス田沢湖(代表取締役:吉田裕幸さん)は、全国5ヶ所で植物工場を展開する(株)バイテックベジタブルファクトリーとこの後フランチャイズ契約を結び、年間約600tのリーフレタスなどを生産出荷の予定です。工場は田沢湖黒沢工業団地内で建設費は約25億円。最先端の技術を導入し30人前後を雇用する予定です。8月上旬に着工し来年4月の操業開始を目指します。

 また今日は、角館雲沢財産区管理会の委員選任にも同意をいただきました。再任、継続、新任あわせて7人の皆さんです。
・髙橋惣重郎十郎さん
・黒坂和夫さん
・藤原房雄さん
・菅原悠一さん
・伊藤隆一郎さん
・山形英一さん
・茂木唯男さん

2020年6月3日水曜日

台湾から友情のマスク



 海を越え、台湾から友情のマスクが届きました。玉川温泉と姉妹温泉で交流が続く台北市北投温泉の皆さんから、一便で400枚が到着し、さらに1,600枚を準備中との連絡です。

 送り主は、台湾アジア太平洋国際温泉旅遊協会と台北市温泉発展協会。両協会の理事長を務める周水美さんには、2011年8月の玉川温泉・北投温泉姉妹温泉協定で大変お世話になりました。以降、今日まで台湾と仙北市の国際交流を支えてくれる存在です。さらに、これより以前の1987年11月、仙北市(旧田沢湖町)は田沢湖と台湾高雄市の澄清湖の姉妹湖協定を締結し、様々な交流を重ねてきました。台湾と仙北市には長くて深いご縁があります。最近はSNSなどで情報共有も日常的。マスク寄贈は本当にありがたく、私たちを心配してくれる〝家族〟が海の向こうにもいることを、改めて実感できた出来事でした。


 台湾はコロナ対策の優等生です。最新の情報技術を駆使して感染源を突き止めたり、感染拡大を抑止したり…。私たちもできるはずです。

2020年6月2日火曜日

例えば田沢湖おしゃべりマラソン




 たま~に静かにしていると、人の話しが良く聞こえたり、気になっていた課題の解決策がぼんやり見えたりします。例えば田沢湖おしゃべりマラソンは…。

 今年の田沢湖マラソンは、コロナ対策で大会自体は中止が決定しています。でも来年につながる〝何か〟をずっと考え続けています。先週、ZOOM会議をしていて、フッと「ZOOMでマラソンはできないだろうか」と。でもスマホ持って外に出て、どうしたらいいんだろう…、例えば田沢湖マラソンに思いのある方々が参加して、ライブ配信42.195分おしゃべりマラソンだったら盛り上がりそう…とか。

 皆さんも、時間のあるときに考えてみてください。辛いとき楽しいことを考えると元気が出ますよ。

2020年6月1日月曜日

さらなる対策方針など決定



 第11回のコロナ対策本部。感染対策は第2波対応に重点を移すこと、経済対策では事業継続支援金の延長、新プレミアム商品券事業などの着手を決め、小中学校の夏休み短縮の報告、医療の安定確保に向けた要請活動などを方針づけました。

 特別定額給付金の給付率は現状で96%です。5月中の全世帯給付が目標でしたが、ほぼ達成できたと受け止めています。皆さんのご協力に心から感謝を申し上げます。事業継続給付金は、5月いっぱいの営業実態を反映させたい事業所が多く、締め切りを6月30日まで延長しました。また、県の「秋田のお宿県民応援事業」のあいのり事業、仙北市商工会と連携する新たなプレミアム商品券事業、タクシー応援事業などは、6月市議会の最終日の追加提案に向け、準備に着手することを決めました。

 また、小中学校については、夏休みの前半(7月27日~30日)と後半(8月19日~21日)の7日間は通常通りの出校で給食の対応も行います。


 また、感染症対策で2床を用意した市立角館総合病院は、県の要請でさらに病床数を増やす方針です。第2波対策でも医療の確保は最重要課題ですが、現状は外出自粛などで入院・外来患者ともに減少していています。そこで、感染者の有無にかかわらず収益減少の支援を講じるよう、様々な場面で要請活動を行うことにしました。