2020年6月4日木曜日

田沢湖に最先端の野菜工場



 仙北市議会6月定例会がスタート。私は市政報告で、国の10万円給付事業が98%以上の支給率になっていること、新法人(株)ハレタス田沢湖が野菜工場の建設に着手すること、第2次の経済支援や第3次の概要などについてお話ししました。

 10万円の特別定額給付金は、昨日で10,420件を受理。今日4日の振込みで98.3%の支給率です。また第1次経済支援対策で行った融資対策は、申請額で24億円を超えました。事業継続支援金は申請数で240件、額で約5千万円です。なお締切りは6月末日まで延長します。続く第2次経済支援対策のうち、子育て世帯応援(国とあわせ約8,300万円)、水道料と温泉供給料減免(4月~5月で約2,700万円)は、本日初日で可決をいただきました。会期内に議論をいただく支援対策も多数ありますが、同時進行で第3次対策も準備を進めています。

 (株)ハレタス田沢湖(代表取締役:吉田裕幸さん)は、全国5ヶ所で植物工場を展開する(株)バイテックベジタブルファクトリーとこの後フランチャイズ契約を結び、年間約600tのリーフレタスなどを生産出荷の予定です。工場は田沢湖黒沢工業団地内で建設費は約25億円。最先端の技術を導入し30人前後を雇用する予定です。8月上旬に着工し来年4月の操業開始を目指します。

 また今日は、角館雲沢財産区管理会の委員選任にも同意をいただきました。再任、継続、新任あわせて7人の皆さんです。
・髙橋惣重郎十郎さん
・黒坂和夫さん
・藤原房雄さん
・菅原悠一さん
・伊藤隆一郎さん
・山形英一さん
・茂木唯男さん

2 件のコメント:

  1. 前も30人の雇用を目指すと言っておきながら実際は数名の雇用にとどまっていたケースもあって不安です。多額の税金を投入し、土地の無料貸付などの優遇措置を行うのであれば、計画どおりの経営が行われているか責任を持って関わってください。

    下は2012年11月8日のブログからの引用ですが、計画どおりの経営となっていますか。

    夏イチゴ生産で企業立地の覚書

     仙北市と株式会社ストロベリーファームは、西木町の工業団地を活用して夏イチゴの生産を行う「企業立地に関する覚書」を取り交わしました。写真右がストロベリーファームの家形一生社長。ストロベリーファームは現地法人で、今後は事業の進み具合を見ながら農業生産法人の立ち上げも視野に入れています。

     家形社長は、都内に拠点のあるEJビジネスパートナーズと言うコンサルティング会社の社長で企業経営のプロ。今回、夏イチゴの栽培は90パーセント以上が海外産の夏イチゴを国内産に切り替えるきっかけづくりと話しています。仙北市での事業は順調に進めば養液栽培の夏イチゴ団地としては県内随一の規模。年間40トンの生産量を目指し、その雇用も30人になると話していました。

    《今後のスケジュール》
    ○第1期:今年中にパイロット事業ハウスを建設し、来年はハウス内養液栽培施設を設置する。その後イチゴ苗の定植作業を行い、6月~12月までの栽培試験を実施。
    ○第2期:25年度中の事業展開。ハウスの増設とスタッフの確保。
    ○第3期:26年度中の事業展開。はすすの増設とスタッフの確保。観光農園、加工工房の併設も実施。

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  2. お問合せありがとうございます。夏イチゴは立ち上げ後の数年、養液栽培技術が安定しないこともあり大変に難儀しました。今では全国からご用命をいただく技術力と製品になったと聞いています。これからが展開系になると期待しています。

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